JPS595970Y2 - 電解コンデンサ含浸装置 - Google Patents

電解コンデンサ含浸装置

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JPS595970Y2
JPS595970Y2 JP1978141698U JP14169878U JPS595970Y2 JP S595970 Y2 JPS595970 Y2 JP S595970Y2 JP 1978141698 U JP1978141698 U JP 1978141698U JP 14169878 U JP14169878 U JP 14169878U JP S595970 Y2 JPS595970 Y2 JP S595970Y2
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JP
Japan
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small hole
electrolytic capacitor
capacitor element
electrolytic
electrolyte
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JP1978141698U
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English (en)
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JPS5558039U (ja
Inventor
勝森 小俣
Original Assignee
フア−イ−ストエンジニアリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電解コンデンサ含浸装置に係り、特にアルミ
ニウム電解コンデンサの電解液含浸装置であって、前後
の工程と共に自動化できるようにした含浸装置に関する
従来、電解コンデンサの含浸工程は、大量のコンデンサ
素子をバラ積み状態で含浸槽に収納して、真空引き→給
液というサイクルで含浸処理をしているのが一般的であ
る。
この大量処理方式では、該工程の前後を接続して一体化
(自動化)する設備の開発が困難であるために、製造コ
ストの低減を図るのに大きな障害となっている。
更に該処理方式ではリード線に電解液が付着し、回路基
板に組み込んだ際の半田付け性能が低下する欠点があり
、これに対する改善の要望が高かった。
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たもので゛あって、その目白勺とするところは、吸引ポ
ンプによって電解液を電解コンデンサ素子中を通過させ
ながら吸引することによって、該電解コンデンサ素子に
含浸される電解液の量を均一なものとし、特性的にも均
質な電解コンテ゛ンサを得ることが出来るようにするこ
とである。
また他の目的は、電解コンテ゛ンサ含浸工程を自動化す
ることであり、またこれによって該工程と前後の工程を
一体化して自動化できるようにすることである。
更に他の目的は、電解液の液面レベルを管理することに
よってリード線に電解液が付着しないようにすることで
あり、またこれによって該電解コンデンサを回路部品と
して使用した場合の半田付け性能を良好に保つことであ
る。
また他の目的は、均質なコンテ゛ンサが低コストで製造
できるろうにすることである。
要するに本考案は、電解液を一定のレベルに保持するこ
とができその底面に小穴を設けた含浸槽と、該含浸槽の
小穴に連通接続され該小穴から前記電解液を吸引できる
ようにした吸引ポンプとを備え、前記含浸槽の小穴上に
電解コンデンサ素子の端面を密着させて前記吸引ポンプ
の吸引力によって前記電解液を吸引して該電解液を該電
解コンデンサ素子に含浸させるように構威したことを特
徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
本考案に係る電解コンデンサ含浸装置1は、含浸槽2と
吸引ポンプ3とを備えており、含浸槽2は、電解液4の
液面4aを一定のレベルに保持することができるように
、パイプ5によって補.助槽6に連通接続されている。
そして含浸槽2の底面2aには、小穴2bが設けられて
いる。
吸引ポンプ3は、含浸槽2の小穴2bに電磁弁8を介し
てパイプ9及び接続具10によって小穴2bに連通接続
されており、該小穴から電解液4を吸引できるようにな
っている。
また吸引パイプ3の吐出側はパイプ11によって補助槽
6の上部に連通接続されている。
該補助槽の内部には図示はしないがオーバフロ一方式に
より電解液4のレベルの液面4aを一定に保つための装
置が配設されている。
なおこの装置は、電気的に電解液4の液面レベル4aを
検出してこれを自動的に制御するようにしたものとして
もよい。
クランプ治具12は、電解コンデンサ(以下コンデンサ
という)素子13を1個ずつそのリード線13 aを把
持して横方向及び上下方向に間欠的に移動してコンデン
サ素子13を搬送するようになっている。
そして含浸槽2の小穴2b上にコンデンサ素子13の端
面13bを密着させて吸引ポンプ3の吸引力によって電
解液4を吸引して該電解液をコンテ゛ンサ素子13に含
浸させるように構或されている。
本考案は、上記のように構或されており、以下その作用
について説明する。
クランプ治具12によってリード線13aを把持された
コンデンサ素子13が、含浸槽2の電解液4に浸漬され
ながら間欠的に搬送され、1つのコンデンサ素子13が
小穴2bの上方に到達すると、クランプ治具12が下降
してコンデンサ素子13の端面13bが該小穴2b上に
密着する。
すると図示しない検出装置がこの密着状態を検出して電
磁弁8を開く。
吸引ポンプ3は常時作動しているので、電磁弁8の下流
側のパイプ9内は負圧になっているので、電磁弁8が開
くことによって、電解液4はコンテ゛ンサ素子13の内
部に吸い込まれて急速にこれを通過して行き、接続具1
0、パイプ9、電磁弁8及びパイプ11を通って補助槽
6に送られる。
この吸引ポンプ3の吸引力によってコンテ゛ンサ素子1
3の内部に吸入された電解液4の一部が該コンテ゛ンサ
素子13に含浸されることになる。
この場合電解液4の液面4aをコンデンサ素子13のタ
ブ13Cの上面に一致するように設定すれば、リード線
13aに電解液4が付着することがない。
このようにして1個のコンデンサ素子13の含浸が終了
すると、電磁弁8が閉じて、クランプ治具13が上昇し
て、図中左側に移動して1ステップ歩進して停止し、こ
のとき左端に位置していたコンデンサ素子13はクラン
プ治具12が上昇することで含浸槽2から引き揚げられ
て次工程に搬送され、一方図中右側からは新しいコンデ
ンサ素子13が含浸槽2内に搬入されて浸漬される。
以上の一連の動作によって、コンデンサ素子13には電
解液が含浸され、しかもこの含浸工程が自動的に行われ
る。
従って、前工程であるリード線13 aの矯正やコンデ
ンサ素子13の整列工程と接続でき、また後工程である
ゴム入れ工程やケース挿入工程等とも接続でき、これら
の各工程を完全自動化することが可能となる。
なお、図示の実施例ではクランプ治具12を上下させて
コンデンサ素子13を上下させるようになっているが、
これは含浸槽2を上下させるようにしてもよいことは明
らかである。
この場合には、小穴13bのあけられている底面2aの
部分のみを若干隆起させて高く形威しておけばよい。
このようにすれば小穴13b上に到達したコンデンサ素
子13の端面13bのみが小穴2b上に密着し、他のコ
ンデンサ素子13は浮遊した状態に保たれる。
また、1個のコンデンサ素子13のみを収容し得る小型
の含浸槽(図示せず)を設けてその底面に吸引ポンプが
連通接続される小穴を設け、該含浸槽を上下させて同様
にコンテ゛ンサ素子13の含浸を行わせることも可能で
ある。
本考案は、上記のように構或され、作用するものである
から、吸引ポンプによって電解液をコンテ゛ンサ素子中
を通過させながら吸引するようにしたので、該コンテ゛
ンサ素子に含浸させる電解液の量を均一なものとするこ
とができ、特性的にも均質なコンデンサを得ることがで
きる効果が得られる。
また電解コンテ゛ンサ含浸工程を自動化することができ
ると共に、該工程と前後の工程を一体化して自動化でき
るという効果が得られる。
更には電解液の液面レベルを管理することが容易にでき
るからリード線に電解液が付着しなくなり、この結果該
コンデンサを回路部品として使用した場合の半田付け性
能を良好に保つことができる効果がある。
また均質なコンデンサが低コストで製造できる利点もあ
り、その効果の極めて大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の部分断面正面図である。 1は電解コンデンサ含浸装置、2は含浸槽、2aは底面
、2bは小穴、3は吸引ポンプ、4は電解液、13は電
解コンデンサ素子、13bは端面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電解液を一定のレベルに保持することができその底面に
    小穴を設けた含浸槽と、該含浸槽の小穴に連通接続され
    該小穴から前記電解液を吸引できるようにした吸引ポン
    プとを備え、前記含浸槽の小穴上に電解コンデンサ素子
    の端面を密着させて前記吸引ポンプの吸引力によって前
    記電解液を吸引して該電解液を該電解コンデンサ素子に
    含浸させるように構威したことを特徴とする電解コンデ
    ンサ含浸装置。
JP1978141698U 1978-10-16 1978-10-16 電解コンデンサ含浸装置 Expired JPS595970Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5558039U JPS5558039U (ja) 1980-04-19
JPS595970Y2 true JPS595970Y2 (ja) 1984-02-23

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