JPS59595Y2 - 紫外線インジケ−タ - Google Patents

紫外線インジケ−タ

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Publication number
JPS59595Y2
JPS59595Y2 JP2256376U JP2256376U JPS59595Y2 JP S59595 Y2 JPS59595 Y2 JP S59595Y2 JP 2256376 U JP2256376 U JP 2256376U JP 2256376 U JP2256376 U JP 2256376U JP S59595 Y2 JPS59595 Y2 JP S59595Y2
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JP
Japan
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ultraviolet
shutter
housing
fluorescent film
ultraviolet light
Prior art date
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Expired
Application number
JP2256376U
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English (en)
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JPS52114776U (ja
Inventor
秀雄 石崎
Original Assignee
東芝医療用品株式会社
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Publication date
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Priority to JP2256376U priority Critical patent/JPS59595Y2/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紫外線の線量を検出する紫外線インジケータに
関するものである。
近時、紫外線は2537人のスペクトルの線の有する殺
菌作用を利用して治療、或いは消毒用として、また、そ
の他の紫外線スペクトルの領域の線は被照射体の有する
発光作用等の性質を利用して科学分析や皮膚病等の診断
等に広く利用されている。
紫外線の光源としては一般に紫外線ランプを用いるが、
紫外線ランプは紫外線の外に可視光線も出す。
また、紫外線ランプは、紫外線を透過する性質を有する
石英、或いは紫外線ガラスによる管に封入されて構成さ
れるが、石英は非常に高価であるため、通常は紫外線ガ
ラスによるものが大部分である。
ところが、紫外線ガラスは石英と違い、紫外線により材
質が劣化して長期間使用しているうちに紫外線を透過し
なくなる性質を持っている。
前述したように紫外線ランプは可視光を発光し、また、
紫外線自身は肉眼で感じることはできないから、紫外線
ランプの光を見ただけでは紫外線が出ているか否かを知
ることができない。
特に紫外線の2537人(これを殺菌線と称する)のス
ペクトルのものを用いて手術用器具、或いは理髪用具、
或いは水等の殺菌を行う場合、紫外線ランプから殺菌線
が出ているか否かは衛生上極めて重大な問題となる。
そこで、紫外線ランプを使用する装置に於いては、紫外
線ガラスの劣化の進行状況を統計的に捉え、使用可能な
平均的時間を定めて、時間計等により使用時間を計数さ
せ、所定の使用時間に達した時点で紫外線ランプの交換
を行う方式に頼っているが、交換時点まで、そのランプ
の出力紫外線量が、所定線量以上にあれば使用目的上、
まだ問題はないものの紫外線ランプによっては、すでに
所定線量を割っているものもあり、この場合は所定の殺
菌効果を失っていることになるので、大きな問題となる
また、反対に交換時点で、まだ十分使用に供することが
できるランプもあり、時間計によって所定の使用積算時
間毎にランプの交換を行うことは良い方法であるとは云
えない。
本考案は上記事情に鑑みて威されたもので、筒状の筐体
と、紫外線透過材と紫外線吸収材により紫外線透過域と
非透過域を区分して形成した透光性の板体に紫外線励起
性の蛍光膜を形成してなり、前記板体側を紫外線入射面
側として前記筐体内に設置される紫外線検出部と、前記
筐体の紫外線入射側に設けられた開閉操作可能なシャッ
タとを用いて構威し、紫外線を受けた際に呈する前記紫
外線検出部における蛍光膜の前記区分した領域間での色
あいの対比により紫外線量を知ることができるようにし
、これにより紫外線ランプの寿命を容易に知ることがで
きるようにした紫外線インジケータを提供することを目
的とする。
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図a、 l)は本考案による装置の紫外線検出部
1を示す側面図及び正面図であり、図に示す如く、IA
は半円板状の紫外線を透過する材料による例えば石英板
1aと半円状のガラス板1bとを突き合わせて接続し円
板状に形成したフェースプレートでこのフェースプレー
トIAの裏面には紫外線により励起されて発光する蛍光
材を塗布し蛍光膜1Cを形成すると共にこの螢光[IC
の保護と検出部1の全体的な補強のために、この螢光膜
1Cを挾んで円板状のガラス板1dを裏打ちしである。
第2図a、 l)は本装置の構成を示す正面図及び側
断面図であり、21は円板状の筐体で、この筐体21の
一端側には内方に突出する鍔部21 aが形威され、ま
た、筐体21の他端側には外方に突出する鍔部21 b
が形威しである。
また、この鍔部21 a及び21 b近傍の筐体21外
周には後述する止輪を嵌合するための嵌合溝21 C,
21dを形成しである。
筐体21の一端側内方には前述した紫外線インジケータ
1をそのフェースプレート側を外方に向けて筺体21の
開口面を塞ぐように装着する。
更にこの筐体21の内側からこの紫外線検出部1を固定
するためにバネ輪22を紫外線検出部1に接触させて筐
体21内に装着する。
23.23’はその一部に軸を通すための孔23a、2
3a’を穿設したC字状の止輪であり、この止輪23,
23’は前記筐体21の嵌合溝21 c、 21 dに
嵌合する。
そして、止輪23゜23′の孔23a、23a’を用い
て、この孔内に筐体21よりやや長めの軸24を通し、
更にこの軸24の一端には円板状に形成されたシャッタ
25をその縁端部を用いて垂直に固定し、このシャッタ
25により筐体21の一端側の面を開閉できるようにし
である。
更に軸24の他端には円板状に形成されたキャップ26
がその縁端部を用いて軸24と垂直に且つ前記シャッタ
25と同位置に対峙するようにして固定して取り付けで
ある。
このような構成の本装置は紫外線ランプの設置しである
装置の筐体壁面等に例えば孔を穿設し、ここにシャッタ
側を紫外線ランプに向けて挿入した上で鍔部21 bと
止輪23′間で壁部を挾持させる等適宜なる方法で国定
する。
そして、紫外線ランプからの紫外線量を調べる場合には
キャップ26を回動させる。
このキャップ26は軸24を介してシャッタ25につな
がっているから、キャップ26の回動によりシャッタ2
5も回動され、筐体21の紫外線ランプ対向側即ち、紫
外線検出部1が紫外線ランプの光にさらされる。
前述したように、紫外線検出部1は紫外線の入射側であ
るフェースプレートlAが、紫外線透過性の石英板1a
と紫外線吸収性のガラス板1bを半分ずつつぎ合わせて
作ったものであるから、その裏面の蛍光膜1Cのうち石
英板1a側の蛍光膜は紫外線を受けて蛍光を発し、ガラ
ス板1b11!Iの蛍光膜は可視光のみを受けて可視光
の光のみを映し出す。
一般に紫外線ランプの可視光は赤系統のスペクトルをほ
とんど含んでおらず、特に殺菌消毒用として用いる紫外
線ランプ(殺菌灯;発光時のランプ内圧が低い低圧水銀
灯を用いる)は下表に示すように赤の成分は見られない
従って、殺菌灯を用いているものである場合にはその可
視光は薄青縁糸の光線となる。
そこで、蛍光膜ICとして赤色に発光する蛍光材を用い
れば、殺菌灯が劣化していないとして考えると、蛍光膜
1Cは石英板1a部分が赤、ガラス板1b部分が薄青線
系の色を呈する。
実際上は石英板1a側の蛍光膜にも可視光は入射するわ
けであり、この可視光と赤の蛍光との混合色が石英板1
a側の蛍光膜の色となるわけであるが紫外線の量は前記
表で見る限り、圧倒的に可視光より多いので、ランプの
劣化がないうちは可視光による影響は問題にならず、は
ぼ純粋な蛍光色のみが現われていると見て良い。
そのため、赤の蛍光体を用いると可視光の色とは全く異
なる色あいとなるから比較がしやすい。
ランプが劣化して、紫外線量が少なくなって来ると、石
英板1a側の蛍光膜ICの色は蛍光体の発光量の減少と
同時に相対的な可視光の量の増加で青味を帯びた赤とな
る。
更に紫外線の量が減少すると可視光の薄青線系の割合の
大きい色調となり、紫外線が無くなるとガラス板1b側
の蛍光膜と同様、ランプの可視光のみの色となる。
従って、筐体21のキャップ26側から検出部1を覗き
、蛍光膜1Cの両半分の色の差を比較することにより紫
外線ランプの出力紫外線割合を知ることができる。
また、人間の目の機能から考えると、長時間見たときと
短時間見て色の比較をする場合とでは短時間の印象の方
が遥かに鮮明である。
本装置ではシャッタ25を設けこれをキャップ26にて
開閉操作することができるから、検査のときのみシャッ
タ25を開くようにすればより客観的な検査が可能であ
り、また、蛍光体は紫外線にさらされていると劣化する
傾向があるから検査のときのみシャッタ25を開いて紫
外線をあてるようにすることは蛍光体の劣化をも防止で
きることになり、長寿命化と測定の信頼性の維持が図れ
る。
更に、石英以外の紫外線透過材は紫外線にさらされるこ
とにより劣化して紫外線の透過が悪くなるが、シャッタ
を設けて必要時のみ紫外線が入射されるようにしたこと
により、その劣化の進行度を大幅に遅らせることができ
るので、高価な石英を用いずとも安価な他の紫外線透過
性材料で代用させることができる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実
施し得ることは勿論であり、例えば上記実施例では蛍光
膜を形成する蛍光体として紫外線の刺激により赤系の蛍
光を発するものについて説明して来たが、要は紫外線ラ
ンプの可視光と紫外線による発光との識別ができれば良
いのであるから、その要件だけを満たすことができれば
、他の系統の螢光体を用いても良い。
更にシャッタの開閉操作機構としてはシャッタを固定し
た軸を手で回動させるものの他に第3図に示す如く帯板
をゆるい螺旋状にねじった回転変換軸41の両軸端中心
に円柱状の軸42.43を固定し、この軸43には円板
状の受金44を通すと共に、この軸43に圧縮ばね45
を通し、更にこの軸43を軸受46の孔46 aに通し
て支持させた上で軸43の先端側にシャッタ47を固着
する。
そして、回転変換軸41の断面とほぼ同形状の案内孔4
8 aを有する軸受48を用い、こお軸受48の孔48
1部分にて回転変換軸41を支持させるようにすること
により、軸42をその軸方向に押せば軸受4Bの案内h
L4aaに案内されて、螺旋状の回転変換軸41は回転
し、軸43の先端のシャッタ47を回転させる。
これによりシャッタ47は開く。
このようにすることにより軸42を押すだけでシャッタ
を開くことができ、また圧縮ばね45により軸42から
手を離せば自動的に戻ってシャッタ47を閉じることが
できるワンタッチ開閉操作機構とすることができる。
また、第2図に於いて、キャップを設ける構成としたが
これはホコリ等の侵入を防ぐことを目的としたものであ
るから筐体の観察側開口部にガラス板等を取り付ければ
キャップは不用である。
以上詳述したように本考案によれば紫外線ランプ等の紫
外線量が一目でわかり、しかも、シャッタを設けたこと
により紫外線検出部の紫外線による性能劣化を防止する
ことができることから当初の性能を長期間維持でき、ま
た、石英などのように高価な紫外線透過材を用いなくと
も他の安価な紫外線透過材で充分代用できる等優れた特
徴を有する紫外線インジケータを提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは本考案に用いる紫外線検出部の構成を
示す側面図及び正面図、第2図a及びbは本考案による
装置の正面図及び側断面図、第3図はシャツタ開閉操作
機構の他の例を示す斜視図である。 1.34・・・紫外線検出部、1A・・・フェスプレー
ト、1a・・・石英板、1b・・・ガラス板、21・・
・筐体、25・・・シャッタ。 C・・・蛍光膜、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形の筐体と、紫外線透過材と紫外線吸収材により紫外
    線透過域と非透過域を区分して形成した透光性の板体に
    紫外線励起性の蛍光膜を形成してなり、前記板体側を紫
    外線入射面側として前記筐体内に設置される紫外線検出
    部と、前記筐体の紫外線入射側に設けられた開閉操作可
    能なシャッタとを具備し、紫外線を受けた際に呈する前
    記紫外線検出部における蛍光膜の前記区分した領域間で
    の色あいにより紫外線量を検知するようにしたことを算
    機とする紫外線インジケータ。
JP2256376U 1976-02-27 1976-02-27 紫外線インジケ−タ Expired JPS59595Y2 (ja)

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JP2256376U JPS59595Y2 (ja) 1976-02-27 1976-02-27 紫外線インジケ−タ

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JPS52114776U JPS52114776U (ja) 1977-08-31
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EP3872576B1 (fr) * 2020-02-25 2024-02-21 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Barillet d'horlogerie a arbre vrille

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JPS52114776U (ja) 1977-08-31

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