JPS5959582A - 自動二輪車の車体フレ−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にダウンパイプをオイルタンクとしても活用
するようにした自動二輪車の車体フレームに関する。

オイルタンクをｆ＋ｉＮえ、エンシン各部を潤’Ｉｎ　
してクランクケース下部に落−トするオイルを該オイル
タンクに蓄える式の４’、’ｌ滑装置６を有する自動二
輪車し１．知られている。

ととるで、自動−二−輪中にお・いては、各矛中機器の
設［ｌ′ｑスペースに制約を受けろ関係上、オイルタン
クを別に史にイーｊ加することは望オしいことではない
。

本発明は斯る事情に鑑み成されたもので、その目的とす
る処は、車体フレームを構成するダウンパイプを他のパ
イプより太い角パイプで構成し、該ダウンパイプ内部を
オイルタンクとして活用することにより、設置スペース
の有効利用が図れるようにした自動二輪車の車体フレー
ムを提供するにある。

以下に本発明の好適−実施例を添付図面に基づいて詳述
する。

第１図は本発明に係る車体フレームを有して成る自動二
輪車の全体側面図、第２図は車体フレームの側面図であ
る。

第１図に示す自動二輪車１０車体フレーム２の前端には
ヘットパイプ３が固着されており、該ヘットパイプ３に
はステムシャフトが回動自在に挿通シ、ステムシャフト
上端には図示の如く）ｈントル４が固設されている。又
ステムシャフトにはトップ、ボトム両ブリッジ５，６を
介してフロントフォータフの上端が固定され、該フロン
トフォーク７の下端には操向輪を成す前輪８が回転自在
に支承されている。

一方、前記ヘッドパイプ３の後方には燃刺クンり９及び
シート１０が配設され、燃料タンク９の下方にＩｒＪ、
　ｆｉｆＪ方シリフシリンダ１１ａシリンダ１’１ｂと
がＶ形を成す■型エンジン１１が搭載されている。そし
て、前方シリンダ１１ａには、排気管２３が、後方シリ
ンダ１１ｂには排気管２５が夫々接続され、各排気管２
３，２５０後端には排気マフラー２４．２６が夫々接続
されている。

又車体フレーム２を構成するダウンパイプロア１８の屈
曲部基部にはリヤフォーク１２の前端がピボットシャフ
ト１３にて上下揺動自在に枢着されており、該リヤフォ
ーク１２の後端には、駆動輪を成す後輪１４が回転自在
に支承されている。尚このりヤスォーク１２は不図示の
リンク機構を介して車体側に懸架されている。

第２図に車体フレームの詳細を示すが、同図中１５ｄ：
その前端に前記ヘノトパイゾ１５を固着して成るメイン
パイプであり、該メインパイプ１５の前方下部からはダ
ウンパイプ１６が垂下している。そして、このダウンパ
イプ１６は他のパイプよりも太い角パイプで構成され、
これはオイルタンクを兼ねている。尚第２図中１７はオ
イル配管である。

上記ダウンパイプ１６の下端からは細い角ツクイブで構
成される前記ダウンパイブロア１８が後方へ延設され、
これの後端′は図示の如く上方へ折曲され、この折曲端
部には前記ピボットシャフト１３を挿通支持するブラケ
ット１９が連結されている０そして、このブラケット１
９の」一方にはセンターパイプ２０が配され、該センタ
ー・２イブ２０の上端は前記メインパイプ１５の後端部
に連結されている。

而して前記エンジン１１ばそのミッションケース１１ｃ
を前記各パイプ１６，１８．２０に突設される支持ブラ
ケット１６ａ、１８ａ、２０ａに支持せしめることで、
車体フレーノ・２上に搭載されている。

一方、前記センターパイプ２０の」二部からは７−トレ
ール２１が後方に延出されており、又該シートレール２
１の下方、前記ブラケット１９の」エフ位置からはりヤ
スチー２２が後方に向かって−１ニ向きにｆ頃斜して固
設されている。

尚上記センターパイプ２０、シートレール２’１及びリ
ヤステー２２も全て角パイプで構成されている。

而してエンジン各部を潤滑してクランクケース下部に落
下するオイルはポンプにて前記ダウンパイプ１６が構成
するオイルタンクに蓄わえられる。

そして、このオイルタンクに蓄わえられるオイルは走行
中車体前方からオイルタンクに吹き伺ける冷風によって
強制冷却され、その後部のオイルポンプに吸引され、該
ポンプにて昇圧される。この層圧されたオイルはオイル
フィルタを通過してａＩ化された後エンジン各部に圧送
され、各部を潤滑した後クランク室下部に落下し、再ひ
ポンプにてオイルク／りに圧送され、以後同様のザイク
ルを繰り返す。

以上において、ダウンパイプ１６を太い角パイプで構成
し、これを車体フレームの強度メンバとしてのみではな
く、オイルタンクとしてもン占用し／ζため、特に各種
機器の設置スペースに制約を受ける自動二輪車の機器レ
イアウトを有利に展開することができる。

父上記の如くダウンパイプ１６にオイルタンクを兼ねさ
ぜだため、二輪車走内申前方より該ダウンパイプ１６に
吹き伺ける冷風によって該バイブ１６内部、即ちオイル
タンク内のオイルを効果的に強制冷却することができ、
従ってオイルクーラーをも別に設ける必要がなく、機器
レイアウトが更に有利となる。

ところでメインフレームを成すメインパイプ１５の左右
両側面の若干前部寄り中間部には、断面コ字形の導風プ
レート３１がそのコ字形の上下片３２．３３を外側方に
臨ませ、且つ後下傾して溶着されており、との導風プレ
ート３１により後方シリンダ１１ｂを冷却するだめのエ
アが導風される。

又左側のダウンパイプ１６とダウンパイプロア１８とは
溶接接合され、左側ダウンパイプロア１８の後部にはサ
イドスタンド３４が設けられているが、反対側の右側ダ
ウンパイプ１６とダウンノくイプロア１８部分には分割
フレーム３５が構成されている。分割フレーム３５は右
側ダウンパイプロア１８の前部から後部寄りにかけて構
成され、第３図及び第４図に示される如く段部３６をも
って外側力から右側タウンパイプロア１８後部寄シに後
端を合致さぜ、２本のビス３７．３７にょシ合体される
。一方分割フレーム３５の前端と右側ダウンパイプ１６
−ド端とは２板のジヨイントプレー１−１３５，１３５
にて連結される。ジヨイントプレー１−１３５，１３５
は左右２枚あり、分割フレーム３５前端とダウンパイプ
１６下端とを左右から挾み、夫々２本のビス１３７・・
にょシ結着される。との分割フレーム３５を合体せる前
部の４本のヒス１３７・は、左右のダウンパイプ１６．
１６下部からダウンパイプロア１８．１８にかけて前方
乃至下方から取イ」けられたアンダーカバー３８の右１
１１］起立部３９により覆われており、これにより前部
のビス１３７　と外すととが防止される。

更ニセンターパイプ２０、シートレール２１及びリャス
デ−２２により形成された逆三角形部分にはサイドカバ
ー４１が取付けられる。サイドカバ−４１は逆台形を成
し外方に日出成形され、下部の内方には２個の係止片４
２．４２が突設され、係止片４２はコ字形の大部４３を
有し、上部中央部には嵌着ピン４４を形成している。一
方上記逆三角形を形成するフレームの下部には２個の山
形状の係止突片４５，４５が上方に向けて突設され、一
方」二部中央部にはグロメット孔４７を形成しだ突片４
６が垂下されている。これを第５図及び第６図に示しだ
。サイドカバー４１の装着は、フレーム側の係止突片４
５，４５にサイドカバー４１の係止片４２．４２の大部
４３，４３を夫々係合させ、更にフレーム側のグロメッ
ト孔４７にサイドカバー４１の嵌着ピン４４を嵌着する
ことによりなされる０而してサイドカバ−４１はフレー
ムの逆三角部分に略々面一に外方より装着される。

チェンジペダル５１はエンジン１１のミッションケ・−
ス１１Ｃ前部左側から後方へ向けて配設され、そのペダ
ル部５２は通常は外方に臨んでいるが、前方から外力が
加えられた場合は後方に後退回動するように適宜の弾発
力を伺勢されて枢支５３されている。これを第７図及び
第８図に示した。

従ってオフロードタイプの自動二輪車１に装備するチェ
ンジペダルとして好適である。

又乗員用ステップ６１は左右のダウンパイプロア１８．
１８を連結するクロスパイプ６２とトモに組伺けられる
。即ち第９図に示す如くクロスバイブ６２端部内にはキ
ャップ６３が埋設され、キャップ６３にＵ：ナツト６４
が固着されている。このツーソト６４にダウンパイプロ
ア１８の外側方から貫通してボルト６５を螺着する際に
、ステップ６１のホルダ６６をボルト６５頭部とダウン
パイプロア１８間に介在させて共通的に糾伺けている。

他方リヤフェンダ７１の後端内方にビス結合７２される
ライセンスプレートホルダ７３の」二部ビス結合７２部
の上部にはテイルライト１４が第１０図の通り組着され
ているため、ビス結合７２部は覆われている。図中７９
はライセンスライトである。

そしてリヤフェンダ７１の左右側方に配設されるリヤウ
ィンカ−７５はリヤギヤリヤ８１とともに第１１図の通
りリヤフェンダ７１の側片に結着されている。即ちリヤ
ウィンカ−７５のホルダ７６内端部にはボルト部７７が
構成され、リヤフェンダ７ｚの側片を外側方から貫通し
てボルト部７７にナツト７８を螺着する際に、リヤキャ
リヤ８１の側片をボルト部７７の頭部とりャノエング７
１間に介在させて共線めしている。

リヤキャリヤ８１は左右のメンバ８２，８２を第１２図
に示す構造でもってキャリヤ部を構成するクロスメンバ
８３・・により連結されている。左右夫々のメンバ８２
，８２はりヤスチー２２．２２の後端に２個所ずつボル
ト結合８４．８４して支持されており、左右のメンバ８
２，８２の内方には適宜同数の取付座８５・・・が突設
されている。取イ寸座８５は上面に凹段部８６を形成し
た突片状を成し、一方クロスメンバ８３の左右端部の下
面にも四段部８７．８７が形成されている。而して左右
のメンバ８２の取付座８５に夫々クロスメンバ８３の凹
段部８７を合致させ、２個のビス８８゜８８を下方より
クロスメンバ８３まて螺締する。

この時ビス８８．８８の螺合穴はクロスメンバ８３の上
面捷では形成されていないため、斯るリヤキャリヤ８１
を上方から見てもビス８８・は全く見えず、従って外観
性が良い。又ビス８８の頭部は坪２　（’１’　＋４’
：　８５内に埋設される。図中８９はグリップである。

尚オイル配管１７の接Ｍ、は第１；３図に示す如くなさ
れている。即ちオイルタンクを兼ねるダウンパイプ１６
内への入口９１周にｈ　８８ネジ部９２か形成ぜられ、
オイル配管１７の端部に設けたフレアーナツト９３を十
記雄ネジ部９２に螺着することによりオイル通路が連通
されている。

以」二種々の構成に及んで説明したか、本発明の要旨と
する処は、既述した通り中休フレームを構成するタウン
パイプを他のパイプより太い角／々イブで構成して該タ
ウンパイプの内部をオイルタンクとして活用することに
あるため、その他の構成については任意に実施されるも
のである。

以上の説明で明らかな如く本発明によれば、車より太い
角パイプで構成し、該ダウンパイプ内部をオイルタンク
として活用するようにしたため、改めてオイルタンクを
別に椙］加する必要がなく、自動二輪車の設置スペース
の有効利用を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであり、第１図は自
動二輪車の全体側面図、第２図は車体フレームの側面図
、第３図（ａ）は分割フレームの側面図、第３図（ｂ）
は同平面図、第４図は同部分平面図、第５図はサイドカ
バーを内方より見た側面図、第６図はザイドカバー数句
状態の背面図、第７図はチェンジペダルの側面図、第８
図は同平面図、第９図は乗員用ステップ数句部分の説明
的な平面図、第１０図はりャフエンダ部の縦断側面図、
第１１図は第１０図中１１−１１線断面図、第１２図は
キャリヤの部分背面図、第１３図はオイル配管の接続部
分の斜視図である。 尚図面中１は自動二輪車、２は車体フレーム、７はフロ
ントフォーク、１１は■型エン・ジン、１５はメインパ
イプ、１６はダウソノζイブ、１８はダウンパイプロア
、２０はセンターノくイブ、２１；ｊ：シートレール、
２２（はりヤスチーである。 特許　出願人　本田技研工業株式会社 代胛人　弁理士　下　　１）容一部 間　　弁理士　大　　橋　　邦　　部 同　　　弁理士　　小　　　山　　　　　　　有第５図 ５２ 第９図 ；： ＩＪ７′６５ ：； 手続補正書（自発） 昭和５７年１１　月　９　［コ 特許庁長′ビ若杉和夫殿 ■、小事件表示　　特願昭５７−１７０２１’９号２、
発１す］の名称　　自動二輪車の車体フレーム３、　補
正をする者 事件との関係　　特３′１出願人 （５３２）　　本田技研工業株式会社 ４、代理人 ５　補正命令のロイ・］　　自発

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体フレームを構成するダウンパイプを他のパイプより
   太い角パイプで構成し、該ダウンパイプ内部をオイルタ
   ンクとして活用するようにしたことを特徴とする自動二
   輪車の車体フレーム０