JPS595957Y2 - 雑音防止型点火コイル - Google Patents
雑音防止型点火コイルInfo
- Publication number
- JPS595957Y2 JPS595957Y2 JP12302782U JP12302782U JPS595957Y2 JP S595957 Y2 JPS595957 Y2 JP S595957Y2 JP 12302782 U JP12302782 U JP 12302782U JP 12302782 U JP12302782 U JP 12302782U JP S595957 Y2 JPS595957 Y2 JP S595957Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition coil
- winding
- capacitor
- noise
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関点火回路に用いる電波雑音防止用イン
ダクター付点火コイルに関する。
ダクター付点火コイルに関する。
点火回路で発生する電波雑音は点火プラグの火花放電時
に生ずる容量放電電流が主因であるが、従来この容量放
電電流は主に点火回路の二次側(高圧側)回路を流れる
ものと考えられ、高圧側回路だけに電波雑音防止対策が
行なわれていた。
に生ずる容量放電電流が主因であるが、従来この容量放
電電流は主に点火回路の二次側(高圧側)回路を流れる
ものと考えられ、高圧側回路だけに電波雑音防止対策が
行なわれていた。
しかるに高圧側回路に電波雑音防止対策を施した場合、
一次側(低圧側)回路に生ずる容量放電電流が高圧側回
路に生ずる容量放電電流より大きくなる場合がある。
一次側(低圧側)回路に生ずる容量放電電流が高圧側回
路に生ずる容量放電電流より大きくなる場合がある。
本考案の目的は、低圧側回路を構或する点火コイル内に
電波雑音防止器に取付け電波雑音防止効果を向上できし
かも点火回路装置が複雑化せず実用的な点火コイルを提
供することにある。
電波雑音防止器に取付け電波雑音防止効果を向上できし
かも点火回路装置が複雑化せず実用的な点火コイルを提
供することにある。
本考案を図に基づき説明する。
本考案にかかる点火コイル3は、一次巻線31を延長し
た巻線33に設け、該延長巻線33と一次巻線31との
中間点Aに二次巻線32の端末を接続し、さらに延長巻
線33と並列して、0.001〜0.2μFの容量を有
するコンデンサC1を接続するがまたは第2図に示す如
くコンデンサC2を接続し、第4図に示す如く延長巻線
33およびコンデンサCI(またはC2)を点火コイル
のケース34内に配設して戊る。
た巻線33に設け、該延長巻線33と一次巻線31との
中間点Aに二次巻線32の端末を接続し、さらに延長巻
線33と並列して、0.001〜0.2μFの容量を有
するコンデンサC1を接続するがまたは第2図に示す如
くコンデンサC2を接続し、第4図に示す如く延長巻線
33およびコンデンサCI(またはC2)を点火コイル
のケース34内に配設して戊る。
この点火コイル3は、バッテリー2、断続器4および点
火プラグ5を備えた点火回路1で使用され、延長巻線3
3のインダクタンスにより低圧側回路および高圧側回路
に生ずる容量放電電流が抑制される。
火プラグ5を備えた点火回路1で使用され、延長巻線3
3のインダクタンスにより低圧側回路および高圧側回路
に生ずる容量放電電流が抑制される。
延長巻線33のインダクタンスは0.5〜500μHで
あることが望ましく、5〜500μHの場合が最も雑音
防止効果が大となる。
あることが望ましく、5〜500μHの場合が最も雑音
防止効果が大となる。
実施例
180 cc単気筒4サイクル汎用エンジンを用いて、
(a)点火回路に電波雑音防止対策をしない場合、(b
)5KJ7抵抗人プラグを用いた場合、(C)5KΩ抵
抗人プラグと本考案の5μHの延長巻線内蔵点火コイル
を取付けた場合、(d)5KQ抵抗人プラグと5μHの
延長巻線および10 PFのコンデンサを内蔵した点火
コイルを用いた場合についてJRTC規格に基づき電波
雑音レベルを測定した結果を第4図のグラフに示す。
)5KJ7抵抗人プラグを用いた場合、(C)5KΩ抵
抗人プラグと本考案の5μHの延長巻線内蔵点火コイル
を取付けた場合、(d)5KQ抵抗人プラグと5μHの
延長巻線および10 PFのコンデンサを内蔵した点火
コイルを用いた場合についてJRTC規格に基づき電波
雑音レベルを測定した結果を第4図のグラフに示す。
グラフに示す如く延長巻線を有する点火コイルを用いた
場合は電波雑音防止効果が高く、延長巻線とコンデンサ
を点火プラグケースに内蔵した点火コイルは電波雑音防
止効果が一層向上する。
場合は電波雑音防止効果が高く、延長巻線とコンデンサ
を点火プラグケースに内蔵した点火コイルは電波雑音防
止効果が一層向上する。
以上の如く本考案の雑音防止型点火コイルは点火コイル
ー次巻線を延長して容量放電電流抑制用のインダクタン
スとし、該延長巻線と並列してコンデンサを接続し、こ
れら延長巻線およびコンデンサを点火コイルケース内へ
設置しているので点火回路装置が複雑とならず、優れた
電波雑音防止効果が得られる。
ー次巻線を延長して容量放電電流抑制用のインダクタン
スとし、該延長巻線と並列してコンデンサを接続し、こ
れら延長巻線およびコンデンサを点火コイルケース内へ
設置しているので点火回路装置が複雑とならず、優れた
電波雑音防止効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例にかかる点火コイルを備えた
点火回路図、第2図は他の実施例の点火コイルを備えた
点火回路図、第3図は本考案の点火コイルの概略断面図
、第4図は電波雑音の測定値を示すグラフである。 図中 1・・・・・・点火回路、3・・・・・・点火コ
イル、31・・・・・・一次巻線、32・・・・・・二
次巻線、33・・・・・・延長巻線、34・・・・・・
点火コイルケース、CI,C2・・・・・・コンテ゛ン
サ。
点火回路図、第2図は他の実施例の点火コイルを備えた
点火回路図、第3図は本考案の点火コイルの概略断面図
、第4図は電波雑音の測定値を示すグラフである。 図中 1・・・・・・点火回路、3・・・・・・点火コ
イル、31・・・・・・一次巻線、32・・・・・・二
次巻線、33・・・・・・延長巻線、34・・・・・・
点火コイルケース、CI,C2・・・・・・コンテ゛ン
サ。
Claims (1)
- 点火コイルー次巻線と該一次巻線延長して形威した延長
巻線との間に二次巻線端末を接続し、該延長巻線と並列
してコンテ゛ンサを接続するとともに、該延長巻線およ
びコンデンサを点火コイルケース内に装着したことを特
徴とする雑音防止型点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12302782U JPS595957Y2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 雑音防止型点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12302782U JPS595957Y2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 雑音防止型点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5858320U JPS5858320U (ja) | 1983-04-20 |
JPS595957Y2 true JPS595957Y2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=29916935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12302782U Expired JPS595957Y2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 雑音防止型点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595957Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP12302782U patent/JPS595957Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5858320U (ja) | 1983-04-20 |
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