JPS595937B2 - 電子計算装置 - Google Patents
電子計算装置Info
- Publication number
- JPS595937B2 JPS595937B2 JP55170788A JP17078880A JPS595937B2 JP S595937 B2 JPS595937 B2 JP S595937B2 JP 55170788 A JP55170788 A JP 55170788A JP 17078880 A JP17078880 A JP 17078880A JP S595937 B2 JPS595937 B2 JP S595937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- register
- group
- keyboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F15/00—Digital computers in general; Data processing equipment in general
- G06F15/02—Digital computers in general; Data processing equipment in general manually operated with input through keyboard and computation using a built-in program, e.g. pocket calculators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
Description
本発明は、モノリシック集積回路の電子装置、キーボー
ドおよび表示装置を含む電子計算装置であつて、特に電
子装置の出力端子をキーボードと表示装置とに共通に利
用する小型電子計算装置に関するものである。 半導体集積回路技術の発展にともない、電子式卓上計算
器の小型化および回路設計の多様化が進んできているが
これに関し次の様な困難な問題がある。 即ち半導体集積回路チップを生産する側は、そのチップ
価格を下げ、製造サイクルを短くする為、できるだけ画
一的な画一性のある集積回路を設計者側に要求し、一方
電卓を設計し生産する側は、次々と新しいモデルを販売
する為に、多種多様な計算(四則計算、定数計算、メモ
リー、開平計算等)のできるいろいろな種類の集積回路
を半導体チツプ生産者の側に要求し、そこに二律背反の
問題が生ずるのである。計算機能の多様性の要求に応え
るには、集積回路の内部にその都度変更を加えることに
なり、それぞれの電卓モデルに対応するフオトマスク製
造マスクからやり直す必要が出てくるので、集積回路チ
ツプの製造に時間と費用がかかり、集積回路の持つ本質
的利益を損つてしまうおそれもある。この問題の解決法
のひとつとして、多数の集積回路チツプの夫々を規格化
し、複数チツプの組合せにより各種の電卓モデルを揃え
るという試みがなされたが、複数チツプ間のリード線接
続の信頼性の問題、チツプの組合せ上の制限もあり、ま
た依然として卓上計算器の概念を越えられない等の問題
がある。一方コンピユータ一は、汎用性があるものの、
サイズの大型であること、高価格であること、高電力消
費であること、記憶装置がコアメモリあるいは磁気テー
プ等半導体以外の部分を通常含むことなどの理由から、
その応用範囲が限定されている。 またそのCPU(中央処理ユニツト)は半導体集積回路
を使用しているが、演算スピードを高くする為にMOS
型に比べ集積度の低いバイポーラ型の集積回路を多数使
用し、極めて複雑な接続が必要であり、その結果システ
ムの小型化は困難である。「本発明の目的は従来技術に
おける上述の問題を解決するものであつて、モノリシツ
ク半導体集積回路に構成され、電子計算装置の基本的機
能を組み込んだ電子装置を用いた、加減算等の簡単な演
算のみならず複雑なプログラム制御を必要とする演算を
も行い得る可変機能固定プログラム電子計算装置を提供
することである。 』本発明の他の目的は基本的な卓上計算器として作用す
る装置を提供することである。 特にこれは、多桁演算数を浮動小数点で入れ、浮動ある
いは固定小数点で取出す、加算、減算、乗算、除算のよ
うな基本10進演算を含む計算機能を提供することであ
る。この目的は本発明に従つて、例えば、数字及び制御
データの記録用のダィナミツク電荷記憶ランダム・アク
セス・メモリ・シフト・アレイを設けることによりなさ
れる。計算器はプログラム可能な論理アレイ(PLA)
のような制御メモl八読取り専用メモリ(ROM)のよ
うなプログラム・メモ1ハ及び2進化10進法(BCD
)、ビツト直列数字並列の10進算術、セツトーリセツ
トートグル(SRT)フラグ(FLAG)データ修正を
含む記録されたデータの算術及び論理修正を行なう装置
を含む。本発明の他の目的はモノリシツク半導体装置と
して製造可能な計算器装置を提供することである。 特に、現在の金属一絶縁体一半導体技術を用いたモノリ
シツク集積金属一絶縁体一半導体装置として製造可能な
計算器装置を提供することが本発明の目的である。この
目的は本発明に従つて、従来のシフト・レジスタ装置の
約%の領域しか必要としないランダム・アクセス・メモ
リ・シフト・レジスタ装置を設け、計算器には含まれて
いるがモノリシツク構造体にとつては外部の単位相入カ
クロツクから多位相クロツクを内部発生し、モノリシツ
ク構造体とキーボード及び表示部との間を最小の外部接
続でキーボード・エンコードと表示デイコードの両方を
行なうためモノリシツク構造体中に共通プログラムの走
査装置を設けることによりなされる。モノリシツク構造
体からキーボード、表示及び電源供給部のような他のサ
ブシステムへの接続総数は従つて最小となり、モノリシ
ツク構造体は従来の28又は40ピン・パツケージに収
めることが可能である。本発明の別な目的は、基本とな
る計算器構造を変えることなく、特に集積半導体装置の
ような基本計算器構造を変えることなく計算器の機能、
入出力インターフエースを変更可能な融通性のある計算
器装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、計算器装置の所望機能によ
り計算器装置の固定されたプログラムを与えるプログラ
ム可能な読取り専用メモリを設け、入出力及び操作デー
タを所望形式にマスクすることにより前記データをデコ
ード及びエンコードするプログラム可能な論理アレイを
設けることによりなされる。プログラム可能な読取り専
用メモリとプログラム可能な論理アレイは製造過程中に
金属一絶縁体半導体集積装置のゲート絶縁体マスクを変
えることにより容易に修正可能である。本発明のさらに
他の目的は、キーボード指令や状態情報をエンコードし
、表示デコーダとセグメント表示そして又は個々の10
進数表示間の直接インターフエース装置として作動する
改良された装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、キーボード入力と表示出力
の両方に作動してキー入力装置のハードウエア必要物を
最小にするプログラムされた走査装置を設けることによ
つてなされる。4個のキーボード入力ピンは11本の走
査出力ピンと結びついて全体で44個の異なるキーそし
て又はスイツチを可能にする。 読取り専用メモリ中にあるプログラムされたルーチンは
キーボード・アレイからの入力をプログラム制御の下で
コード化する。走査装置は外部キーボード・ドライブ回
路を不要にする十分低い速度で動作し、走査速度と矛盾
しない応答の大容量負荷の直接駆動を可能にする。走査
プログラムは実質的に過渡雑音やキーボードからのキー
振動型外乱を打消すエンコード・ルーチンを含む。キー
ボード走査装置の別な利点は、ダイオードを殆んど必要
とせず、アンプは不要であり、スイツチは簡単なスイツ
チで低抵抗又は低振動時間スイツチである必要はないこ
とである。表示出力は内部セグメント、又は数字デイコ
ード、数字ブランキング及びゼロサプレス論理部を含み
、キーポードと同じ走査装置を用いる。表示部自体は発
光ダイオード、液晶、冷カソード気体放電表示素子、螢
光表示素子、多数字単エンベロプ冷カソード気体放電管
、白熱表示素子等を含む。多重表示能力は、一般的に形
成された数字走査及びセグメント又は数字デコード装置
により、また先縁及び後縁ブランキング間隔とセグメン
ト・ドライバ又は数字ドライバ又は両者の内どれかへの
適用により可変である内部数ブランキング信号を与える
ことにより与えられる。出力デコーダは、任意の7、8
、9、10セグメント表示又は10進数表示加えること
の小数点の左右シフトに適用するためプログラム可能な
論理アレイ・セグメント・デコーダ回路を含む。このよ
うに、本発明の計算器装置は用いる表示素子の選択に基
本的には無関係である。本発明のさらに別な目的は計算
器表示部の無効先頭0を消去する内部装置を設けること
である。 この目的は、最初に最有効出力数字を走査し先頭Oを探
知し消去する・・−トウエア装置を最小にするプログラ
ムされた走査装置により成される。本発明の他の目的は
、定数演算数及び連鎖中間結果形式の計算の両方を完全
に代数的な方法で可能にすることである。この目的は定
数演算数モードを連鎖中間結果モードの演算から区別す
るため演算子選択制御、すなわちモード・スイツチを設
けることにより、また所望のモードを探知しそれを実行
するために読取り専用メモリに固定プログラム決定ルー
チンを設けることによりなされる。本発明のさらに別な
目的は、計算を高精度にするために自動4捨5入解を与
える装置を含む計算器装置を提供することである。この
目的は本発明に従つて、失われる最小有効桁数字に数字
の5を加える読取り専用メモリに記憶された固定プログ
ラム・ルーチンを用いることによりなされる。このよう
に、失われる最小桁数字が5以上の時には保持される第
2桁数字に1が加算される。本発明の他の目的は、電池
をあまり消費しない携帯卓上計算器を提供するために最
小電力消失の計算装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、機能素子が実際に用いられ
ている時を除いて機能素子をオフにする特殊な制御回路
を設け、読取り専用メモリ、プログラム可能な論理アレ
イ、算術論理装置機能サブシステムの金属一絶縁体一半
導体実施例内に特殊な予充電レシオレス(RatiOl
ess)回路を設けることによりなされる。例えば、読
取り専用メモリからの命令出力は命令サイクル当り1回
のみ探知すれば十分であり、DC電流を除くために名目
静止電力消失の2/13のデユーテイ・サイクルを実行
する読取り専用メモリデコーダに電力制御を加えて、過
渡的なCV2fの電力のみが消失する。本発明のさらに
別な目的と利点は本発明を説明する以下の詳細な説明と
特許請求の範囲から、また添附した図面から明らかであ
る。 本発明によると、読取り専用メモリに記憶された固定プ
ログラムを含む可変機能プログラム化計算器はモノリシ
ツク集積半導体装置として製造可能である。 特に、記述した実施例は現在の金属絶縁体一半導体(M
IS)技術を用いたモノリシツク集積MIS装置として
製造可能である。計算器装置は浮動小数点演算を含む卓
上計算器機能又は他の有用な演算を実行するようにプロ
グラムされる。計算器装置のモノリシツク構造体は、製
造過程中に5個又は7個のマスク(ゲート絶縁体マスク
)の内の1個を修正することによりプログラム可能な読
取り専用メモリにプログラムされる固定プログラムを含
む。さらに、計算器装置内のデータの入力、出力及び演
算形式も同じマスクを変えることによりプログラム可能
な論理アレイにプログラムすることが可能である。以下
の節ではまず様々なサブシステム間の機能関連性につい
て記述され、次いで特定の回路について、最後に読取り
専用メモリに記憶された固定プログラムについて記述さ
れる。計算器装置の機能説明 第1図及び第2図に、本発明計算器装置における5個の
内部機能サブシステム間の機能依存性、及び内部サブシ
ステムと外部機能素子との間の関係を示す。 この実施例で5個の内部機能サブシステムは、モノリシ
ツク集積回路として組込まれており、外部機能素子は集
積回路の外に構成されている。プログラム・プロツク2
01は計算器を所望の方法で操作するための固定プログ
ラムを記憶する読取り専用メモリ(ROM)208とプ
ログラム・カウンタ(PC)209とを含む。制御プロ
ツク202は、制御命令を記憶する命令レジスタ(IR
)190、制御命令をデコードする制御デコーダ191
、及びジアップ条件回路192を含む。タイミング・プ
ロツク203はクロツク発生器193、タイミング発生
器194、数字及びFLAGマスク・デコーダ195、
及びキー入力論理部196を含む。データ・プロツク2
04はランダム・アクセス・メモリ・シフト・レジスタ
装置及びFLAGデータ記憶アレイ206、10進のデ
ータ算術論理装置207、FLAG論理装置229を含
む。出力プロツク205はセグメント・出力デコーダ1
98と数字出力走査器197とを含む。データ・フロツ
ク204 第3図を参照すると、データ・プロツク204の機能的
説明が詳細に記述されている。 データ・プロツク204は10進又は16進データ記憶
用装置と基本演算用装置とを含む。本実施例の記憶構成
は10進又は16進数字に対して並列であるため、種々
の機能素子と結合する各相互接続部210は実際には4
本の相互接続を記号化したものである。メモリ・アレイ
・シフト・レジスタ装置206のAレジスタ211、B
レジスタ212及びCレジスタ313は計算器論理装置
の基本的な10進又は16進記憶装置を含む。1ビット
.ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214が主
レジスタ211,212,213の再循環更新を行なう
ために用いられる。 Aレジスタ211とCレジスタ213の出力はUデータ
・セレクタ・ゲート215に入力される。Bレジスタ2
12の出力と装置223により与えられる定数NはVデ
ータ・セレクタ・ゲート216に人力される。2進法又
は2進化10進法(BCD)加算器217はUとVとの
間の和又は差、すなわちU+V又はU−を計算する。 Uは加算器のプラス側に、Vは加算器のマイナス側にあ
る。Σデータ・セレクタ・ゲート218は短又は長路シ
フト演算用の装置を与える。Σデータ・セレクタ・ゲー
ト218へ入る加算器217からの出力はシフトが行な
われない通常路に相当する。Σデータ・セレクタ・ゲー
ト218への遅延された加算器入力における1ビツト遅
延回路225は左シフトが行なわれる長路に相当する。
Σデータ・セレクタ・ゲート218への入力におけるU
V論理0Rゲート224は右シフトを行なう短路に相当
する。データ・セレクタ・ゲート219はAレジスタ2
11への入力を、Σデータ・セレクタ・ゲート218の
Σ出力、遅延Bレジスタ212出力、遅延Aレジスタ出
力の内のどれかから選択する。データ・セレクタ・ゲー
ト220はBレジスタへの入力を、Σデータ・セレクタ
・ゲート218のΣ出力、遅延Aレジスタ211出力、
遅延Bレジスタ212出力の内のどれかから選択する。
データ・セレクタ・ゲート221はCレジスタへの入力
を、Σデータ・セレクタ・ゲート218のΣ出力、又は
遅延Cレジスタ213出力の内のどちらかから選択する
。ジアップ条件をラツチするラツチ条件回路192は加
算器217の桁上げ借入れによりロードされる。本実施
例ではAレジスタ211、Bレジスタ212、Cレジス
タ213の各々が13個の10進又は16進数字のダイ
ナミツク再循環記憶装置を与える。 加算器217、Uデータ・セレクタ・ゲート215、V
データ・セレクタ・ゲート216、Σデータ・セレクタ
・ゲート218、Aデータ・セレクタ・ゲート219、
Bデータ・セレクタ・ゲート220、及びCデータ・セ
レクタ・ゲート221は、制御プロツクを説明する節で
これから詳細に記述されるセレクタ及び加算器制御の同
期操作によりレジスタ211,212,213の内容の
算術及び論理修正を行なう装置を与える。第4図を参照
すると、データプロツク204の内容は1ビツト状態又
はFLAG素子記憶及び操作に関して図示されている。 機能素子の結合は相互接続230により示される。2つ
の12ビツトレジスタ、FAレジスタ226とFBレジ
スタ227は状態、すなわちFLAG情報の記憶装置を
与える。 FAレジスタ226とFBレジスタ227の出力はFL
AG演算論理装置229に入力される前にダイナミツク
・シフト・レジスタ素子228によつて1ビツト遅延さ
れる。FLAG演算論理装置229のA及びB出力はF
LAGレジスタ226,227に結合される。FLAG
演算論理装置の演算は個々にアドレスされたFLAGの
再循環、セツト、りセツト及びトグルと、FA及びFB
対のFLAGの交換と比較を含む。制御SUB,FFL
G,RFLG,FLAGl及びXFLAGは特定のアド
レスされたFLAG又はFLAG対に所望の演算を行な
うために発生される。演算比較FLAGと演算テストF
LAGはFLAG演算装置からジアップ条件回路192
への出力を発生する。これらのFLAG演算の制御機構
は以下の制御プロツク202を詳細に説明する節で記述
される。制御プロツク202 制御プロック202の機能は、プログラム制御プロツク
201から命令語を受取り、命令語と条件フリツプ・フ
ロツプを以後の命令サイクルの指令語として解釈し、デ
ータ・プロツク204、プログラム・プロツク201、
及び出力プロツク205のデータ・セレクタと論理装置
を操作する特定の制御をデコードすることである。 基本的な指命語形式と命令地図は第5図に図示されてい
る。 第5図を参照すると、Iビツト230は非ジアップ命令
からジアップを区別する。Iビツト230が論理0の時
には、命令はジアップ命令であり、Mビツト231は真
及び偽条件ジアップを区別する一方、Mフイールド23
2、Sフイールド233、Rフイールド234及びΣフ
イールド235の残りのビツトはジアップに関連する絶
対アドレスを含む。命令がジアップ命令(Iビツトの論
理0により示される)であるが、ジアップ条件が満足さ
れない場合は、通常のプログラム・カウンタの増加が行
なわれる。Iビツトが論理1の場合には、レジスタ又は
FLAG演算がデコードされる。Mフィールド232全
体は以下の第1表に詳細に示すようにFLAG演算から
レジスタを区別するために用いられる。Mフイールド2
32に含まれる2進コードがOと9の間の場合にはレジ
スタ演算がデコードされ、Mフイールド232に含まれ
る2進コードが10と15の間ならFLAG演算がデコ
ードされる。レジスタ演算の場合、M=0からM=9の
10コードは3つの定数値(N)の内の1個と組合せた
6個数字マスクの内の1つを選択するために用いられる
。 第1表に示した選択は本発明による浮動小数点計算器機
能のプログラミングの際に用いられる。FLAG演算の
場合、M−10からM−15の6コードが6種のFLA
Gコード、すなわち比較、交換、セツト、りセツト、ト
グル及びテストを区別するために用いられる。 指令語のSビツト233はデータ・プロツク204の3
個の機能素子を制御する。 Sビツト233は2進又はBCD加算器217の減算か
ら加算を区別し、Σシフト論理部の右シフトから左シフ
トを区別し、FLAG演算論理部のBからAを区別する
。加算、シフト及びFLAG演算は例外的な演算であり
、これ以上のデコードは必要しない。Rフイールド23
4は以下の第表に関して記述する算術、交換及びキーボ
ード入力命令を区別する。Rフイールド234に含まれ
る2進数値が1と5の間の時には、算術演算が指示され
、Uデータ・セレクタ・ゲート215とVデータ・セレ
クタ・ゲート216が加算器217への人力として第表
に示す変数を付勢するために制御される。Rフイールド
234に含まれる2進数値が6に等しいと、加算器21
7とΣゲート218をバイパスし、数字マスクを用いる
ことなくAとBの交換が付勢される。Rフイールド23
4に含まれる2進数値が0又は7の時には、算術非操作
が指示され、キーボード同期とエンコード用の特殊命令
を実施する装置を与える。Σフイールド235はAレジ
スタ211、Bレジスタ212、Cレジスタ213への
Σデータ・セレクタ・ゲート218からの出力の選択又
はΣデータ・セレクタ出力をこれらのどれにも送らない
ことを決定する。 第表に示すように、3種のコードがデコードされてΣデ
ータ・セレクタ・ゲート218の出力をAレジスタ21
1.Bレジスタ212及びCレジスタ213に入力可能
であり、第4コードはキーボード同期とエンコード命令
を付勢する非操作コード用装置を与える。ジアップ条件
回路192は固定プログラムの実行中の任意の点におけ
る計算器の状態を反映する。 これはMaビツト231と組合されてジアップ命令が実
行されたか又はスキツプされたかを決定する。ジアップ
条件回路192には、算術演算の桁上げ−借入れ(C/
B)の結果、共通の(FMSK)アドレスを有するFL
AG対のFLAGテスト又は比較(FA:FB)の内容
、通常走査順序におけるキーボード・スイツチのキー・
マトリクス・交点の走査された導通(閉止は1に等しい
)状態、又は特定の数字走査器状態、例えばDllがロ
ードされる。ジアップ条件回路192への桁上げ一借入
れ及びFLAG入力は都合のよいブランチ動作用の手段
を与え、これにより連続的なプログラム実行は、データ
の結果、算術レジスタ演算、及び例えば26のFLAG
が利用可能な図示した実施例のように複数個の状態メモ
リ(FLAG)の何れかにより示される計算器装置の現
在の状態の夫々に依存してなされ得る。 ジアップ条件回路192へのキーマトリクス及び数字走
査器入力はプログラム制御の下で複数個のキーボード入
力、例えば図示した実施例では44入力を都合よく、有
効に同期しエンコードする装置を与える。 第表はこれらの命令のコーディングと操作を示す。WA
IT操作は、WAIT条件(Dll、KNl又はKP)
が満足されるまでプログラム・カウンタ(PC)209
をその現在の値(増加せず)に再循環させる制御装置を
与える。さらに、Aレジスタ211の仮数から数字1を
減算するレジスタ演算はDllWAIT条件と関連し、
KN及びKP.WAIT条件命令と関連する。論理シフ
トとFLAG初期化命令も第表に示されている。タイミ
ング・プロツク203 タイミング・プロツク203内のサブシステムの機能は
外部単位相発信器電圧から3位相内部クロツク(望まし
いMOS実施例のモノリシツク構造に関して内部)を発
生し、クロツク入力を基にして内部状態及びデジタル・
タイミングを発生し、数字及びFLAGマスク・デコー
ダを与えることである。 計算器の基本命令サイクル・タイミングは第6図に図示
されている。φシステム・タイミング入力240は約5
0%のデユーテイ・サイクルの発信器により与えられる
方形波である。3つの内部クロックφ1,φ2,φ3は
各々信号241,242,243を与え、これは循環リ
ング・カウンタによりφシステム・クロツクから派生さ
れる。 本発明に従つて用いられる2進化10進法並列算術によ
り、加算又は減算の各数字はクロツク・パルスφ1,φ
2,φ3の完全な一組を用いる。クロツク・パルスの完
全な一組はある状態とみなされる、例えば、対応する信
号244の第1状態S,を考えればよい。データ・プロ
ツク204のレジスタ211−213の13個の数字循
環に対応する13個の前記状態S1−S,3がある。1
3個の状態はフイードバツク・シフト・カウンタ(第1
7Y図の状態カウンタ589及びそのフィードバツクル
ーフリにより発生される。 13個の状態及び13個の数字レジスタは第6図に実線
で示されたタイミングにおいて13個の数字よりなる数
の記憶を可能にするが、プログラム記憶及びデータ処理
の観点からより便利な一般化された浮動小数点記法が本
発明に従つて用いられる。 これは、以下の6個の特定なフイールド・マスクをマス
ク又は分離するためにレジスタ211−213のマスク
又はサブアドレシングによりなされる、すなわちN個の
数字を有する仮数フイールド245であり、その最初の
ものは最小桁有効数字(LSD)であり、その最後のも
のはオーバ・フロー数字(0VF)でありその(N−1
)番目の数字は最大桁有効数字(MSD)である、従つ
てこの様に仮数、LSD,.MSD及び0VFに対して
マスクが用いられる。また指数(EXP)マスク及び小
数点(DPT)マスクに対する用意もある。これらの6
個のマスクは命令語のMマスク・フイールド232によ
り指令される様に数字マスク・デコーダ内に発生される
。本発明によると、マスクは別々に調節可能であるので
、可変機能装置を計算器装置内に収容することが可能で
ある。MOS実施例では、マスクの変更は計算器操作を
変更するための製造過程中にゲート酸化マスクを変化さ
せることによりなされる。例えば、1変化例は2個の数
字をカバーするため6個のマスクのうち1個以上を設定
して、2進化10進法の代りに16進法で演算するため
にデータ・プロツクの加算回路を制御して計算器装置に
よる8ビツト2進数文字の処理を可能にする。数字マス
ク装置に加えて、タイミング・プロツク203のサブシ
ステムはFLAGのアドレシングを制御する。 FLAGのアドレシングは基本的には13個の内の1個
の選択であり、FLAGマスク・デコーダによりなされ
る。第7図はキーボード及び表示走査部の走査サイクル
・タイミングを図示し、走査サイクルを命令サイクル・
タイミング時間に関係づける。 本発明の本実施例によると、キーボード入力と表示出力
は同じ走査信号により走査される。この様にして、モノ
リシツク集積半導体構造として装置を収容するために要
するピンの数は最小にまで減少され内部装置論理部は簡
単化される。ネオン管表示部の様な従来の表示部に加え
て例えば、液晶表示部と矛盾しない十分遅い速度で走査
し、同時に非常な高速度で計算することが望ましい。そ
れゆえ本発明の走査装置は1走査サイクル内で多重命令
サイクルを包含することにより動作する。図示した実施
例では、10数字の数字表示加えることのエラー(E)
信号又はマイナス(−)符号の様な1数字制御表示には
十分な11個の走査信号がある。これは又キーボード入
力ルーチンの有効なコード化を可能にする。各数字時間
の間に、例えば、論理1信号251を有するDllのよ
うな特定のレジスタの1数字が同期してデコードされる
。特定のレジスタの様々な数字を順番に再生するために
は、出力デコーダは2重にバツフアされる。バツフアの
入力は(等価:Si◎Di)に対応する状態252と時
間を合わせている。出力は固定状態、例えば、数字走査
サイクルと同期した状態Sl3の信号253と時間を合
わせている。この方法で、数字走査サイクルの間にレジ
スタからの各数字は順番に再生され同期して表示される
。数字カウンタ自体は特定の状態、例えば、状態Sl3
により時間を合わせられ、状態フイード・バツク・シフ
トカウンタと同様のフイード・バツク・シフト・カウン
タにより操作される。即ち第7図に示すDllからD1
の各走査タイミングにおいてこれらを夫夫状態走査タイ
ミングSllからS1の各々に対応させ(D,lはSl
lに対応、DlOはSlOに対応・・・・・・・・・・
・・D1はS,に対応)各レジスタの様々な数字を再生
する。本実施例では、数字フイード・バツク・シフト・
カウンタはモジユーロ11でカウント・ダウンし、一方
状態カウンタはモジユーロ13でカウント・アツプして
いく、この方法で生成する実時間最大桁第1走査は表示
部のO消去論理部を実施する装置を与える。第6図に関
して説明された例示された数字マスクは第8図でさらに
明瞭となる。 第8図はAレジスタ211、Bレジスタ212、Cレジ
スタ213、FAFLAG記憶素子226、FBFLA
G記憶素子227及び表示部のデータ形式を図示する。
数字マスクの操作を明瞭にするため数字の例がレジスタ
形式260に示されている。図示した例では、小数点(
DPT)は2に等しいものとして示されている。それゆ
え、表示形式261では小数点はD3位置に現われる。
上例では仮数フイールドは8数字計算器装置に対して示
されていてS,lからSl3の間に存在する。FLAG
形式262に対しては一般的な必要条件が無いが、本実
施例ではSl,マスク又は時間アドレスのFAFLAG
記憶素子226及びFBFLAG記憶素子227を表示
用のマイナス(一)及びエラー(E)ELAGSの記憶
部に割当てることが便利である。この方法でセグメント
・デコーダ198及び出力プロツク205の論理部は非
常に簡単化される。最後にタイミング・プロツク203
のサブシステムはキー入力論理部を含む。 この論理部により行なわれる機能は内部命令サイクルの
バツフアリングとの同期である。本計算器装置によると
過渡雑音、機械的キー振動又は二重キー入力を打ち消す
ためにハード・ウエアに装置を設ける必要はない、これ
らの機能の各々は固定プログラム・ルーチンに含まれて
いる。プログラム・プロツク201 第2図に図示する様に、プログラム・プロツク201の
サブシステムは読取り専用メモリ(ROM)208とプ
ログラム・カウンタ(PC)209を含む。 読取り専用メモリ208は特定の計算器機能を実行する
固定プログラムを与えるために本実施例では320個の
11ビツト命令語を含むリニア・プログラム・リストの
記憶装置として作用する。それ故計算器装置の様々な実
施例は読取り専用メモリ208のプログラムの様な組合
せを与えることによりうることが出来る。読取り専用メ
モリ208は2進デコーダと云う名称のアール・エッチ
・グローブオート等の米国特許第3541343号に記
述されている技術に従つてプログラムされる。プログラ
ムはキーボード入力ルーチン、内部形式ルーチン、内部
計算ルーチン及び表示形式ルーチンを含む。本発明の計
算器装置の卓上計算器機能と関連して用いられる特定の
プログラム及び他の機能を実行する計算器装置のプログ
ラムは以後の節には記述する。本願ではプログラム・カ
ウンタ209は各命令サイクルの間に新たな入力を受け
とる9ビツト・ダイナミツク記憶レジスタである。 新たな入力はプログラム・カウント自体、1だけ増され
たプログラムカウント又は前の命令語からの9ビツトの
うちのどれかである。これらの3人力はWAIT命令、
普通の演算命令及びジアップ命令の各々を与える。プロ
グラム・プロツク201の1つの機能はキーボードコー
ド化処理の誤動作を防止する打消し機構を設けることで
ある。 入力感知プログラムは第9図に示すように過渡雑音、二
重入力、先縁振動、後縁振動に対する防御を与える。
″IDLE″ルーチンは非静止入力を探知するまで〔K
O〕、〔MN]及び〔KQ〕入力を連続的に走査する。
入力は2.5ミリセカンドの後に再び「TPOS」ルー
チンによりサンプルされて過渡雑音から正しいキー押下
を区別する。テスト結果が正の場合は、ついで(最初の
探知から5ミリセカンド後)プログラム′NBR′又は
!0PNI入カルーチンヘジャンプし、さもなければ′
IDLE′ルーチンへ復帰する。′NBR7ルーチンは
キー入力された数を表示レジスタに入れる、′0PN′
はキー入力操作を実行する。両ルーチンとも、′TNE
G′ルーチンへのジアップで終結する。′TNEG7は
全キーボードが静止状態にあることを決めるために〔K
N〕、〔KO〕及び〔KQ〕入力の走査を実行する。テ
ストがうまくいくと(負の場合)プログラムはIIDL
EIルーチンヘジヤンプする。計算器装置に計算又は論
理機能を実行するため以下の5種類のキーボード入力及
び結果のプログラム・ルーチンが用いられる。 すなわち数字キーモード・スイツチ、小数点スイツチ、
演算キー、インター・ロツク・キーである。「キー」と
「スイツチ」との間の相違は、キーは瞬間的にかつ例外
的に操作されるのに対し、スイツチは一般に静止的なも
のであり通常閉位置を有する。プログラムの種類は例に
より説明される、例えばこれらのキーを用いる計算器キ
ーボードは第10及び11図に示されている。数字キー
:10個のキーと小数点キーがある。
ドおよび表示装置を含む電子計算装置であつて、特に電
子装置の出力端子をキーボードと表示装置とに共通に利
用する小型電子計算装置に関するものである。 半導体集積回路技術の発展にともない、電子式卓上計算
器の小型化および回路設計の多様化が進んできているが
これに関し次の様な困難な問題がある。 即ち半導体集積回路チップを生産する側は、そのチップ
価格を下げ、製造サイクルを短くする為、できるだけ画
一的な画一性のある集積回路を設計者側に要求し、一方
電卓を設計し生産する側は、次々と新しいモデルを販売
する為に、多種多様な計算(四則計算、定数計算、メモ
リー、開平計算等)のできるいろいろな種類の集積回路
を半導体チツプ生産者の側に要求し、そこに二律背反の
問題が生ずるのである。計算機能の多様性の要求に応え
るには、集積回路の内部にその都度変更を加えることに
なり、それぞれの電卓モデルに対応するフオトマスク製
造マスクからやり直す必要が出てくるので、集積回路チ
ツプの製造に時間と費用がかかり、集積回路の持つ本質
的利益を損つてしまうおそれもある。この問題の解決法
のひとつとして、多数の集積回路チツプの夫々を規格化
し、複数チツプの組合せにより各種の電卓モデルを揃え
るという試みがなされたが、複数チツプ間のリード線接
続の信頼性の問題、チツプの組合せ上の制限もあり、ま
た依然として卓上計算器の概念を越えられない等の問題
がある。一方コンピユータ一は、汎用性があるものの、
サイズの大型であること、高価格であること、高電力消
費であること、記憶装置がコアメモリあるいは磁気テー
プ等半導体以外の部分を通常含むことなどの理由から、
その応用範囲が限定されている。 またそのCPU(中央処理ユニツト)は半導体集積回路
を使用しているが、演算スピードを高くする為にMOS
型に比べ集積度の低いバイポーラ型の集積回路を多数使
用し、極めて複雑な接続が必要であり、その結果システ
ムの小型化は困難である。「本発明の目的は従来技術に
おける上述の問題を解決するものであつて、モノリシツ
ク半導体集積回路に構成され、電子計算装置の基本的機
能を組み込んだ電子装置を用いた、加減算等の簡単な演
算のみならず複雑なプログラム制御を必要とする演算を
も行い得る可変機能固定プログラム電子計算装置を提供
することである。 』本発明の他の目的は基本的な卓上計算器として作用す
る装置を提供することである。 特にこれは、多桁演算数を浮動小数点で入れ、浮動ある
いは固定小数点で取出す、加算、減算、乗算、除算のよ
うな基本10進演算を含む計算機能を提供することであ
る。この目的は本発明に従つて、例えば、数字及び制御
データの記録用のダィナミツク電荷記憶ランダム・アク
セス・メモリ・シフト・アレイを設けることによりなさ
れる。計算器はプログラム可能な論理アレイ(PLA)
のような制御メモl八読取り専用メモリ(ROM)のよ
うなプログラム・メモ1ハ及び2進化10進法(BCD
)、ビツト直列数字並列の10進算術、セツトーリセツ
トートグル(SRT)フラグ(FLAG)データ修正を
含む記録されたデータの算術及び論理修正を行なう装置
を含む。本発明の他の目的はモノリシツク半導体装置と
して製造可能な計算器装置を提供することである。 特に、現在の金属一絶縁体一半導体技術を用いたモノリ
シツク集積金属一絶縁体一半導体装置として製造可能な
計算器装置を提供することが本発明の目的である。この
目的は本発明に従つて、従来のシフト・レジスタ装置の
約%の領域しか必要としないランダム・アクセス・メモ
リ・シフト・レジスタ装置を設け、計算器には含まれて
いるがモノリシツク構造体にとつては外部の単位相入カ
クロツクから多位相クロツクを内部発生し、モノリシツ
ク構造体とキーボード及び表示部との間を最小の外部接
続でキーボード・エンコードと表示デイコードの両方を
行なうためモノリシツク構造体中に共通プログラムの走
査装置を設けることによりなされる。モノリシツク構造
体からキーボード、表示及び電源供給部のような他のサ
ブシステムへの接続総数は従つて最小となり、モノリシ
ツク構造体は従来の28又は40ピン・パツケージに収
めることが可能である。本発明の別な目的は、基本とな
る計算器構造を変えることなく、特に集積半導体装置の
ような基本計算器構造を変えることなく計算器の機能、
入出力インターフエースを変更可能な融通性のある計算
器装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、計算器装置の所望機能によ
り計算器装置の固定されたプログラムを与えるプログラ
ム可能な読取り専用メモリを設け、入出力及び操作デー
タを所望形式にマスクすることにより前記データをデコ
ード及びエンコードするプログラム可能な論理アレイを
設けることによりなされる。プログラム可能な読取り専
用メモリとプログラム可能な論理アレイは製造過程中に
金属一絶縁体半導体集積装置のゲート絶縁体マスクを変
えることにより容易に修正可能である。本発明のさらに
他の目的は、キーボード指令や状態情報をエンコードし
、表示デコーダとセグメント表示そして又は個々の10
進数表示間の直接インターフエース装置として作動する
改良された装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、キーボード入力と表示出力
の両方に作動してキー入力装置のハードウエア必要物を
最小にするプログラムされた走査装置を設けることによ
つてなされる。4個のキーボード入力ピンは11本の走
査出力ピンと結びついて全体で44個の異なるキーそし
て又はスイツチを可能にする。 読取り専用メモリ中にあるプログラムされたルーチンは
キーボード・アレイからの入力をプログラム制御の下で
コード化する。走査装置は外部キーボード・ドライブ回
路を不要にする十分低い速度で動作し、走査速度と矛盾
しない応答の大容量負荷の直接駆動を可能にする。走査
プログラムは実質的に過渡雑音やキーボードからのキー
振動型外乱を打消すエンコード・ルーチンを含む。キー
ボード走査装置の別な利点は、ダイオードを殆んど必要
とせず、アンプは不要であり、スイツチは簡単なスイツ
チで低抵抗又は低振動時間スイツチである必要はないこ
とである。表示出力は内部セグメント、又は数字デイコ
ード、数字ブランキング及びゼロサプレス論理部を含み
、キーポードと同じ走査装置を用いる。表示部自体は発
光ダイオード、液晶、冷カソード気体放電表示素子、螢
光表示素子、多数字単エンベロプ冷カソード気体放電管
、白熱表示素子等を含む。多重表示能力は、一般的に形
成された数字走査及びセグメント又は数字デコード装置
により、また先縁及び後縁ブランキング間隔とセグメン
ト・ドライバ又は数字ドライバ又は両者の内どれかへの
適用により可変である内部数ブランキング信号を与える
ことにより与えられる。出力デコーダは、任意の7、8
、9、10セグメント表示又は10進数表示加えること
の小数点の左右シフトに適用するためプログラム可能な
論理アレイ・セグメント・デコーダ回路を含む。このよ
うに、本発明の計算器装置は用いる表示素子の選択に基
本的には無関係である。本発明のさらに別な目的は計算
器表示部の無効先頭0を消去する内部装置を設けること
である。 この目的は、最初に最有効出力数字を走査し先頭Oを探
知し消去する・・−トウエア装置を最小にするプログラ
ムされた走査装置により成される。本発明の他の目的は
、定数演算数及び連鎖中間結果形式の計算の両方を完全
に代数的な方法で可能にすることである。この目的は定
数演算数モードを連鎖中間結果モードの演算から区別す
るため演算子選択制御、すなわちモード・スイツチを設
けることにより、また所望のモードを探知しそれを実行
するために読取り専用メモリに固定プログラム決定ルー
チンを設けることによりなされる。本発明のさらに別な
目的は、計算を高精度にするために自動4捨5入解を与
える装置を含む計算器装置を提供することである。この
目的は本発明に従つて、失われる最小有効桁数字に数字
の5を加える読取り専用メモリに記憶された固定プログ
ラム・ルーチンを用いることによりなされる。このよう
に、失われる最小桁数字が5以上の時には保持される第
2桁数字に1が加算される。本発明の他の目的は、電池
をあまり消費しない携帯卓上計算器を提供するために最
小電力消失の計算装置を提供することである。 この目的は本発明に従つて、機能素子が実際に用いられ
ている時を除いて機能素子をオフにする特殊な制御回路
を設け、読取り専用メモリ、プログラム可能な論理アレ
イ、算術論理装置機能サブシステムの金属一絶縁体一半
導体実施例内に特殊な予充電レシオレス(RatiOl
ess)回路を設けることによりなされる。例えば、読
取り専用メモリからの命令出力は命令サイクル当り1回
のみ探知すれば十分であり、DC電流を除くために名目
静止電力消失の2/13のデユーテイ・サイクルを実行
する読取り専用メモリデコーダに電力制御を加えて、過
渡的なCV2fの電力のみが消失する。本発明のさらに
別な目的と利点は本発明を説明する以下の詳細な説明と
特許請求の範囲から、また添附した図面から明らかであ
る。 本発明によると、読取り専用メモリに記憶された固定プ
ログラムを含む可変機能プログラム化計算器はモノリシ
ツク集積半導体装置として製造可能である。 特に、記述した実施例は現在の金属絶縁体一半導体(M
IS)技術を用いたモノリシツク集積MIS装置として
製造可能である。計算器装置は浮動小数点演算を含む卓
上計算器機能又は他の有用な演算を実行するようにプロ
グラムされる。計算器装置のモノリシツク構造体は、製
造過程中に5個又は7個のマスク(ゲート絶縁体マスク
)の内の1個を修正することによりプログラム可能な読
取り専用メモリにプログラムされる固定プログラムを含
む。さらに、計算器装置内のデータの入力、出力及び演
算形式も同じマスクを変えることによりプログラム可能
な論理アレイにプログラムすることが可能である。以下
の節ではまず様々なサブシステム間の機能関連性につい
て記述され、次いで特定の回路について、最後に読取り
専用メモリに記憶された固定プログラムについて記述さ
れる。計算器装置の機能説明 第1図及び第2図に、本発明計算器装置における5個の
内部機能サブシステム間の機能依存性、及び内部サブシ
ステムと外部機能素子との間の関係を示す。 この実施例で5個の内部機能サブシステムは、モノリシ
ツク集積回路として組込まれており、外部機能素子は集
積回路の外に構成されている。プログラム・プロツク2
01は計算器を所望の方法で操作するための固定プログ
ラムを記憶する読取り専用メモリ(ROM)208とプ
ログラム・カウンタ(PC)209とを含む。制御プロ
ツク202は、制御命令を記憶する命令レジスタ(IR
)190、制御命令をデコードする制御デコーダ191
、及びジアップ条件回路192を含む。タイミング・プ
ロツク203はクロツク発生器193、タイミング発生
器194、数字及びFLAGマスク・デコーダ195、
及びキー入力論理部196を含む。データ・プロツク2
04はランダム・アクセス・メモリ・シフト・レジスタ
装置及びFLAGデータ記憶アレイ206、10進のデ
ータ算術論理装置207、FLAG論理装置229を含
む。出力プロツク205はセグメント・出力デコーダ1
98と数字出力走査器197とを含む。データ・フロツ
ク204 第3図を参照すると、データ・プロツク204の機能的
説明が詳細に記述されている。 データ・プロツク204は10進又は16進データ記憶
用装置と基本演算用装置とを含む。本実施例の記憶構成
は10進又は16進数字に対して並列であるため、種々
の機能素子と結合する各相互接続部210は実際には4
本の相互接続を記号化したものである。メモリ・アレイ
・シフト・レジスタ装置206のAレジスタ211、B
レジスタ212及びCレジスタ313は計算器論理装置
の基本的な10進又は16進記憶装置を含む。1ビット
.ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214が主
レジスタ211,212,213の再循環更新を行なう
ために用いられる。 Aレジスタ211とCレジスタ213の出力はUデータ
・セレクタ・ゲート215に入力される。Bレジスタ2
12の出力と装置223により与えられる定数NはVデ
ータ・セレクタ・ゲート216に人力される。2進法又
は2進化10進法(BCD)加算器217はUとVとの
間の和又は差、すなわちU+V又はU−を計算する。 Uは加算器のプラス側に、Vは加算器のマイナス側にあ
る。Σデータ・セレクタ・ゲート218は短又は長路シ
フト演算用の装置を与える。Σデータ・セレクタ・ゲー
ト218へ入る加算器217からの出力はシフトが行な
われない通常路に相当する。Σデータ・セレクタ・ゲー
ト218への遅延された加算器入力における1ビツト遅
延回路225は左シフトが行なわれる長路に相当する。
Σデータ・セレクタ・ゲート218への入力におけるU
V論理0Rゲート224は右シフトを行なう短路に相当
する。データ・セレクタ・ゲート219はAレジスタ2
11への入力を、Σデータ・セレクタ・ゲート218の
Σ出力、遅延Bレジスタ212出力、遅延Aレジスタ出
力の内のどれかから選択する。データ・セレクタ・ゲー
ト220はBレジスタへの入力を、Σデータ・セレクタ
・ゲート218のΣ出力、遅延Aレジスタ211出力、
遅延Bレジスタ212出力の内のどれかから選択する。
データ・セレクタ・ゲート221はCレジスタへの入力
を、Σデータ・セレクタ・ゲート218のΣ出力、又は
遅延Cレジスタ213出力の内のどちらかから選択する
。ジアップ条件をラツチするラツチ条件回路192は加
算器217の桁上げ借入れによりロードされる。本実施
例ではAレジスタ211、Bレジスタ212、Cレジス
タ213の各々が13個の10進又は16進数字のダイ
ナミツク再循環記憶装置を与える。 加算器217、Uデータ・セレクタ・ゲート215、V
データ・セレクタ・ゲート216、Σデータ・セレクタ
・ゲート218、Aデータ・セレクタ・ゲート219、
Bデータ・セレクタ・ゲート220、及びCデータ・セ
レクタ・ゲート221は、制御プロツクを説明する節で
これから詳細に記述されるセレクタ及び加算器制御の同
期操作によりレジスタ211,212,213の内容の
算術及び論理修正を行なう装置を与える。第4図を参照
すると、データプロツク204の内容は1ビツト状態又
はFLAG素子記憶及び操作に関して図示されている。 機能素子の結合は相互接続230により示される。2つ
の12ビツトレジスタ、FAレジスタ226とFBレジ
スタ227は状態、すなわちFLAG情報の記憶装置を
与える。 FAレジスタ226とFBレジスタ227の出力はFL
AG演算論理装置229に入力される前にダイナミツク
・シフト・レジスタ素子228によつて1ビツト遅延さ
れる。FLAG演算論理装置229のA及びB出力はF
LAGレジスタ226,227に結合される。FLAG
演算論理装置の演算は個々にアドレスされたFLAGの
再循環、セツト、りセツト及びトグルと、FA及びFB
対のFLAGの交換と比較を含む。制御SUB,FFL
G,RFLG,FLAGl及びXFLAGは特定のアド
レスされたFLAG又はFLAG対に所望の演算を行な
うために発生される。演算比較FLAGと演算テストF
LAGはFLAG演算装置からジアップ条件回路192
への出力を発生する。これらのFLAG演算の制御機構
は以下の制御プロツク202を詳細に説明する節で記述
される。制御プロツク202 制御プロック202の機能は、プログラム制御プロツク
201から命令語を受取り、命令語と条件フリツプ・フ
ロツプを以後の命令サイクルの指令語として解釈し、デ
ータ・プロツク204、プログラム・プロツク201、
及び出力プロツク205のデータ・セレクタと論理装置
を操作する特定の制御をデコードすることである。 基本的な指命語形式と命令地図は第5図に図示されてい
る。 第5図を参照すると、Iビツト230は非ジアップ命令
からジアップを区別する。Iビツト230が論理0の時
には、命令はジアップ命令であり、Mビツト231は真
及び偽条件ジアップを区別する一方、Mフイールド23
2、Sフイールド233、Rフイールド234及びΣフ
イールド235の残りのビツトはジアップに関連する絶
対アドレスを含む。命令がジアップ命令(Iビツトの論
理0により示される)であるが、ジアップ条件が満足さ
れない場合は、通常のプログラム・カウンタの増加が行
なわれる。Iビツトが論理1の場合には、レジスタ又は
FLAG演算がデコードされる。Mフィールド232全
体は以下の第1表に詳細に示すようにFLAG演算から
レジスタを区別するために用いられる。Mフイールド2
32に含まれる2進コードがOと9の間の場合にはレジ
スタ演算がデコードされ、Mフイールド232に含まれ
る2進コードが10と15の間ならFLAG演算がデコ
ードされる。レジスタ演算の場合、M=0からM=9の
10コードは3つの定数値(N)の内の1個と組合せた
6個数字マスクの内の1つを選択するために用いられる
。 第1表に示した選択は本発明による浮動小数点計算器機
能のプログラミングの際に用いられる。FLAG演算の
場合、M−10からM−15の6コードが6種のFLA
Gコード、すなわち比較、交換、セツト、りセツト、ト
グル及びテストを区別するために用いられる。 指令語のSビツト233はデータ・プロツク204の3
個の機能素子を制御する。 Sビツト233は2進又はBCD加算器217の減算か
ら加算を区別し、Σシフト論理部の右シフトから左シフ
トを区別し、FLAG演算論理部のBからAを区別する
。加算、シフト及びFLAG演算は例外的な演算であり
、これ以上のデコードは必要しない。Rフイールド23
4は以下の第表に関して記述する算術、交換及びキーボ
ード入力命令を区別する。Rフイールド234に含まれ
る2進数値が1と5の間の時には、算術演算が指示され
、Uデータ・セレクタ・ゲート215とVデータ・セレ
クタ・ゲート216が加算器217への人力として第表
に示す変数を付勢するために制御される。Rフイールド
234に含まれる2進数値が6に等しいと、加算器21
7とΣゲート218をバイパスし、数字マスクを用いる
ことなくAとBの交換が付勢される。Rフイールド23
4に含まれる2進数値が0又は7の時には、算術非操作
が指示され、キーボード同期とエンコード用の特殊命令
を実施する装置を与える。Σフイールド235はAレジ
スタ211、Bレジスタ212、Cレジスタ213への
Σデータ・セレクタ・ゲート218からの出力の選択又
はΣデータ・セレクタ出力をこれらのどれにも送らない
ことを決定する。 第表に示すように、3種のコードがデコードされてΣデ
ータ・セレクタ・ゲート218の出力をAレジスタ21
1.Bレジスタ212及びCレジスタ213に入力可能
であり、第4コードはキーボード同期とエンコード命令
を付勢する非操作コード用装置を与える。ジアップ条件
回路192は固定プログラムの実行中の任意の点におけ
る計算器の状態を反映する。 これはMaビツト231と組合されてジアップ命令が実
行されたか又はスキツプされたかを決定する。ジアップ
条件回路192には、算術演算の桁上げ−借入れ(C/
B)の結果、共通の(FMSK)アドレスを有するFL
AG対のFLAGテスト又は比較(FA:FB)の内容
、通常走査順序におけるキーボード・スイツチのキー・
マトリクス・交点の走査された導通(閉止は1に等しい
)状態、又は特定の数字走査器状態、例えばDllがロ
ードされる。ジアップ条件回路192への桁上げ一借入
れ及びFLAG入力は都合のよいブランチ動作用の手段
を与え、これにより連続的なプログラム実行は、データ
の結果、算術レジスタ演算、及び例えば26のFLAG
が利用可能な図示した実施例のように複数個の状態メモ
リ(FLAG)の何れかにより示される計算器装置の現
在の状態の夫々に依存してなされ得る。 ジアップ条件回路192へのキーマトリクス及び数字走
査器入力はプログラム制御の下で複数個のキーボード入
力、例えば図示した実施例では44入力を都合よく、有
効に同期しエンコードする装置を与える。 第表はこれらの命令のコーディングと操作を示す。WA
IT操作は、WAIT条件(Dll、KNl又はKP)
が満足されるまでプログラム・カウンタ(PC)209
をその現在の値(増加せず)に再循環させる制御装置を
与える。さらに、Aレジスタ211の仮数から数字1を
減算するレジスタ演算はDllWAIT条件と関連し、
KN及びKP.WAIT条件命令と関連する。論理シフ
トとFLAG初期化命令も第表に示されている。タイミ
ング・プロツク203 タイミング・プロツク203内のサブシステムの機能は
外部単位相発信器電圧から3位相内部クロツク(望まし
いMOS実施例のモノリシツク構造に関して内部)を発
生し、クロツク入力を基にして内部状態及びデジタル・
タイミングを発生し、数字及びFLAGマスク・デコー
ダを与えることである。 計算器の基本命令サイクル・タイミングは第6図に図示
されている。φシステム・タイミング入力240は約5
0%のデユーテイ・サイクルの発信器により与えられる
方形波である。3つの内部クロックφ1,φ2,φ3は
各々信号241,242,243を与え、これは循環リ
ング・カウンタによりφシステム・クロツクから派生さ
れる。 本発明に従つて用いられる2進化10進法並列算術によ
り、加算又は減算の各数字はクロツク・パルスφ1,φ
2,φ3の完全な一組を用いる。クロツク・パルスの完
全な一組はある状態とみなされる、例えば、対応する信
号244の第1状態S,を考えればよい。データ・プロ
ツク204のレジスタ211−213の13個の数字循
環に対応する13個の前記状態S1−S,3がある。1
3個の状態はフイードバツク・シフト・カウンタ(第1
7Y図の状態カウンタ589及びそのフィードバツクル
ーフリにより発生される。 13個の状態及び13個の数字レジスタは第6図に実線
で示されたタイミングにおいて13個の数字よりなる数
の記憶を可能にするが、プログラム記憶及びデータ処理
の観点からより便利な一般化された浮動小数点記法が本
発明に従つて用いられる。 これは、以下の6個の特定なフイールド・マスクをマス
ク又は分離するためにレジスタ211−213のマスク
又はサブアドレシングによりなされる、すなわちN個の
数字を有する仮数フイールド245であり、その最初の
ものは最小桁有効数字(LSD)であり、その最後のも
のはオーバ・フロー数字(0VF)でありその(N−1
)番目の数字は最大桁有効数字(MSD)である、従つ
てこの様に仮数、LSD,.MSD及び0VFに対して
マスクが用いられる。また指数(EXP)マスク及び小
数点(DPT)マスクに対する用意もある。これらの6
個のマスクは命令語のMマスク・フイールド232によ
り指令される様に数字マスク・デコーダ内に発生される
。本発明によると、マスクは別々に調節可能であるので
、可変機能装置を計算器装置内に収容することが可能で
ある。MOS実施例では、マスクの変更は計算器操作を
変更するための製造過程中にゲート酸化マスクを変化さ
せることによりなされる。例えば、1変化例は2個の数
字をカバーするため6個のマスクのうち1個以上を設定
して、2進化10進法の代りに16進法で演算するため
にデータ・プロツクの加算回路を制御して計算器装置に
よる8ビツト2進数文字の処理を可能にする。数字マス
ク装置に加えて、タイミング・プロツク203のサブシ
ステムはFLAGのアドレシングを制御する。 FLAGのアドレシングは基本的には13個の内の1個
の選択であり、FLAGマスク・デコーダによりなされ
る。第7図はキーボード及び表示走査部の走査サイクル
・タイミングを図示し、走査サイクルを命令サイクル・
タイミング時間に関係づける。 本発明の本実施例によると、キーボード入力と表示出力
は同じ走査信号により走査される。この様にして、モノ
リシツク集積半導体構造として装置を収容するために要
するピンの数は最小にまで減少され内部装置論理部は簡
単化される。ネオン管表示部の様な従来の表示部に加え
て例えば、液晶表示部と矛盾しない十分遅い速度で走査
し、同時に非常な高速度で計算することが望ましい。そ
れゆえ本発明の走査装置は1走査サイクル内で多重命令
サイクルを包含することにより動作する。図示した実施
例では、10数字の数字表示加えることのエラー(E)
信号又はマイナス(−)符号の様な1数字制御表示には
十分な11個の走査信号がある。これは又キーボード入
力ルーチンの有効なコード化を可能にする。各数字時間
の間に、例えば、論理1信号251を有するDllのよ
うな特定のレジスタの1数字が同期してデコードされる
。特定のレジスタの様々な数字を順番に再生するために
は、出力デコーダは2重にバツフアされる。バツフアの
入力は(等価:Si◎Di)に対応する状態252と時
間を合わせている。出力は固定状態、例えば、数字走査
サイクルと同期した状態Sl3の信号253と時間を合
わせている。この方法で、数字走査サイクルの間にレジ
スタからの各数字は順番に再生され同期して表示される
。数字カウンタ自体は特定の状態、例えば、状態Sl3
により時間を合わせられ、状態フイード・バツク・シフ
トカウンタと同様のフイード・バツク・シフト・カウン
タにより操作される。即ち第7図に示すDllからD1
の各走査タイミングにおいてこれらを夫夫状態走査タイ
ミングSllからS1の各々に対応させ(D,lはSl
lに対応、DlOはSlOに対応・・・・・・・・・・
・・D1はS,に対応)各レジスタの様々な数字を再生
する。本実施例では、数字フイード・バツク・シフト・
カウンタはモジユーロ11でカウント・ダウンし、一方
状態カウンタはモジユーロ13でカウント・アツプして
いく、この方法で生成する実時間最大桁第1走査は表示
部のO消去論理部を実施する装置を与える。第6図に関
して説明された例示された数字マスクは第8図でさらに
明瞭となる。 第8図はAレジスタ211、Bレジスタ212、Cレジ
スタ213、FAFLAG記憶素子226、FBFLA
G記憶素子227及び表示部のデータ形式を図示する。
数字マスクの操作を明瞭にするため数字の例がレジスタ
形式260に示されている。図示した例では、小数点(
DPT)は2に等しいものとして示されている。それゆ
え、表示形式261では小数点はD3位置に現われる。
上例では仮数フイールドは8数字計算器装置に対して示
されていてS,lからSl3の間に存在する。FLAG
形式262に対しては一般的な必要条件が無いが、本実
施例ではSl,マスク又は時間アドレスのFAFLAG
記憶素子226及びFBFLAG記憶素子227を表示
用のマイナス(一)及びエラー(E)ELAGSの記憶
部に割当てることが便利である。この方法でセグメント
・デコーダ198及び出力プロツク205の論理部は非
常に簡単化される。最後にタイミング・プロツク203
のサブシステムはキー入力論理部を含む。 この論理部により行なわれる機能は内部命令サイクルの
バツフアリングとの同期である。本計算器装置によると
過渡雑音、機械的キー振動又は二重キー入力を打ち消す
ためにハード・ウエアに装置を設ける必要はない、これ
らの機能の各々は固定プログラム・ルーチンに含まれて
いる。プログラム・プロツク201 第2図に図示する様に、プログラム・プロツク201の
サブシステムは読取り専用メモリ(ROM)208とプ
ログラム・カウンタ(PC)209を含む。 読取り専用メモリ208は特定の計算器機能を実行する
固定プログラムを与えるために本実施例では320個の
11ビツト命令語を含むリニア・プログラム・リストの
記憶装置として作用する。それ故計算器装置の様々な実
施例は読取り専用メモリ208のプログラムの様な組合
せを与えることによりうることが出来る。読取り専用メ
モリ208は2進デコーダと云う名称のアール・エッチ
・グローブオート等の米国特許第3541343号に記
述されている技術に従つてプログラムされる。プログラ
ムはキーボード入力ルーチン、内部形式ルーチン、内部
計算ルーチン及び表示形式ルーチンを含む。本発明の計
算器装置の卓上計算器機能と関連して用いられる特定の
プログラム及び他の機能を実行する計算器装置のプログ
ラムは以後の節には記述する。本願ではプログラム・カ
ウンタ209は各命令サイクルの間に新たな入力を受け
とる9ビツト・ダイナミツク記憶レジスタである。 新たな入力はプログラム・カウント自体、1だけ増され
たプログラムカウント又は前の命令語からの9ビツトの
うちのどれかである。これらの3人力はWAIT命令、
普通の演算命令及びジアップ命令の各々を与える。プロ
グラム・プロツク201の1つの機能はキーボードコー
ド化処理の誤動作を防止する打消し機構を設けることで
ある。 入力感知プログラムは第9図に示すように過渡雑音、二
重入力、先縁振動、後縁振動に対する防御を与える。
″IDLE″ルーチンは非静止入力を探知するまで〔K
O〕、〔MN]及び〔KQ〕入力を連続的に走査する。
入力は2.5ミリセカンドの後に再び「TPOS」ルー
チンによりサンプルされて過渡雑音から正しいキー押下
を区別する。テスト結果が正の場合は、ついで(最初の
探知から5ミリセカンド後)プログラム′NBR′又は
!0PNI入カルーチンヘジャンプし、さもなければ′
IDLE′ルーチンへ復帰する。′NBR7ルーチンは
キー入力された数を表示レジスタに入れる、′0PN′
はキー入力操作を実行する。両ルーチンとも、′TNE
G′ルーチンへのジアップで終結する。′TNEG7は
全キーボードが静止状態にあることを決めるために〔K
N〕、〔KO〕及び〔KQ〕入力の走査を実行する。テ
ストがうまくいくと(負の場合)プログラムはIIDL
EIルーチンヘジヤンプする。計算器装置に計算又は論
理機能を実行するため以下の5種類のキーボード入力及
び結果のプログラム・ルーチンが用いられる。 すなわち数字キーモード・スイツチ、小数点スイツチ、
演算キー、インター・ロツク・キーである。「キー」と
「スイツチ」との間の相違は、キーは瞬間的にかつ例外
的に操作されるのに対し、スイツチは一般に静止的なも
のであり通常閉位置を有する。プログラムの種類は例に
より説明される、例えばこれらのキーを用いる計算器キ
ーボードは第10及び11図に示されている。数字キー
:10個のキーと小数点キーがある。
〔0〕、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕、〔
6〕、〔7〕、〔8〕、及び
6〕、〔7〕、〔8〕、及び
〔9〕キーの操作は表示レ
ジスタを1数字左にシフトし対応する数を最小桁数字に
入れる。〔・〕キーは数字入力の普通の順序で操作され
る。もしこれが用いられないと、小数点は最後に人れら
れた数字の後につくものとされる。入力モードは常に浮
動形式である。モード・スイツチ:常数スイツチ〔K〕
は連鎖操作と常数演算を選択する。 常数キー〔K]をアツプ(開放)にした計算器の普通の
演算では中間結果を失うことなく、連鎖計算を可能にす
る。〔K〕をダウンした(閉じた)代りの演算は常数演
算数演算を可能にする。小数点スイツチ:浮動又は固定
モードの演算は11一位置スイツチ〔F〕一
ジスタを1数字左にシフトし対応する数を最小桁数字に
入れる。〔・〕キーは数字入力の普通の順序で操作され
る。もしこれが用いられないと、小数点は最後に人れら
れた数字の後につくものとされる。入力モードは常に浮
動形式である。モード・スイツチ:常数スイツチ〔K〕
は連鎖操作と常数演算を選択する。 常数キー〔K]をアツプ(開放)にした計算器の普通の
演算では中間結果を失うことなく、連鎖計算を可能にす
る。〔K〕をダウンした(閉じた)代りの演算は常数演
算数演算を可能にする。小数点スイツチ:浮動又は固定
モードの演算は11一位置スイツチ〔F〕一
〔9〕−〔
8〕〔7〕−〔6〕−〔5〕一〔4]−〔3〕〔2〕一
〔1〕−
8〕〔7〕−〔6〕−〔5〕一〔4]−〔3〕〔2〕一
〔1〕−
〔0〕により選択される。
〔0]から
〔9〕までの位置は固定小数点計算結果に用
いられ、〔F〕位置は浮動演算を選択する。演算キー:
10個の数字キー、2個のモード・スイツチ、11一位
置小数点スイツチ、及び44個のマトリクス交叉点によ
り、全体で21個の可能なキーのスペースが残る。 これらのキー位置は第10及び11図に図示した2つの
主キーボード形体を含むのに十分である。〔+〕は加算
指令を記憶し先行する可能な演算を実行し、〔一〕は減
算指令を記憶し先行する可能な演算を実行し、〔×〕は
乗算指令を記憶し可能な先行演算を実行し、〔÷]は除
算指令を記憶し可能な先行演算を実行し、〔+/−〕は
表示レジスタの符号を変更し、〔一〕は先行する演算を
実行し次に入る数に対しクリアする指令を記憶し、〔±
〕は計算器に最後にキー入力された数を入れて可能な先
行する演算を実行し、〔;〕は計算器に最後にキーイン
された数を人れて負数として入力し、〔C〕は3個のレ
ジスタと先行する演算の全てをクリアし、〔CI〕は表
示レジスタをクリアする。インターロツク・キーリルー
チンは(瞬間的)な演算キーと(静止)モード・スイツ
チの機能合成である。 これらは計算器装置の操作を他の装置の演算にインター
ロツクする機構を与える。特に、計算器装置はインター
ロツク・キー・ルーチンの操作により以下の少くとも3
つの別な形式の使用例に対してプログラムされている。
すなわちスレーブ装置(例えば印刷機構又は印刷制御回
路)の制御をする計算器装置(マスター)、マスター装
置(例えば実時間連絡媒体による遠隔制御)による計算
器装置のスレーブ操作、優先度の決定及び相互連絡を行
うためあらかじめプログラムされたインターロツク・ル
ーチンに従つて複数個の本発明の計算器装置によるマル
チ・プロセシング、の3つである。出力プロツク205 計算器装置の既述した実施例では、表示及びキーボード
走査を行うためかつ表示レジスタの内容と同期してデコ
ードするために22個の出力が与えられる。 第12図を参照すると、数字出力走査器197の数字ド
ライバ(D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、
D8、D9、DlO、Dll)出力はキーボードを走査
コード化し表示を走査するために用いられる。 内部数字ブランキング信号はゲつ1r ノ ート・マスク・プログラムされていで特定の表示装置の
インターフエースの数字ドライバを消勢する。 数字信号の極性は正である、すなわちDiの間はDiは
SSに導通している。これはキーボード・マトリクスを
有効に走査するために説明したMOS計算器装置実施例
に与えられている。セグメント・デコーダ198のセグ
メント・ドライバ(SA,.SB.SC.SD.SE.
SF、SG.SH.SI.SJ.SP)出力は7ー及び
8−セグメント(加えることの小数点)表示部と直接両
立させるためにゲート・マスク・プログラムされている
。セグメント・コードに加えて、内部数字ブランキング
及びセグメント極性の両者を選択することが可能である
。従つて内部数字ブランキング信号は12マイクロセカ
ンド(名目上)の増分でプログラム可能でありこれは数
字ドライバ又はセグメント・ドライバ又はその両者に印
加可能である。先頭0(小数点前の高位0又は非0数字
)は全てのセグメント・ドライバを消勢することにより
消去される。記述した計算器実施例数字及びセグメント
・デコーダは、正のセグメント・デコード(セグメント
A「オン]はSAがVSSに導通しているものとデコー
ドされる)を有する7バ一数字ブランク特性に対してプ
ログラムされている。 表示文字は第13図に図示されている。数字、エラー(
E)及びマイナス(−)指示の完全なコーデイングが示
されている。SHは表示には用いられないが試験用の出
力情報には有用である。SI.!:.SJは数字当り1
端子(すなわちカソード)を有する数字表示に用いるた
めに・・−ド・ウエアで利用可能である。しかしながら
、これらの出力は、計算器装置のモノリシツク集積半導
体実施例を28ピンパツケージに収めるためにはセグメ
ント表示には用いられない。例えばクロツク時間が4マ
イクロセカンドならば、走査速度は数字当り156マイ
クロセカンドである。例えば本実施例は数字ドライバの
みに12マイクロセカンド先縁ブランキング及び12マ
イクロセカンド後縁ブランキングであるものとしてプロ
グラムされている。それ故第14図に示すようにセグメ
ント・ドライブは数字ドライブをカバーする。共通カソ
ード・7バ一LED表示のバイポーラ・トランジスタ1
5を含むインターフエース回路は第15図に図示されて
いる。本実施例のインターフエース回路は別の半導体サ
ブストレートに加工される。第16図は記述した計算器
実施例のキー割当てを図示する。 各キー、例えば340は通常開単極形式単投入スイツチ
であり、ROM2O8にプログラムされた特定の入力ル
ーチンを意味する。プログラムプロツクの節で前に述べ
た「モード・スィッチ」のあるものは、ある実施例では
ジアッパ線形式でもよく、特定のモデル又は機器族に対
し特定のモードを永久的に選択することが出来ると考え
られる。この方法で、本発明の一実施例を含む「マスタ
ー・プログラム」は異なる演算特性の全ての場合を経済
的にかつ容易にカバーすることが可能である。MOS計
算器装置実施例の論理及び回路説明本発明による計算器
装置は、第1及び2図各プロツク内の機能について説明
してきた。 以下の節では計算器装置は前述したように、現在のMO
S又はMIS加工技術を用いたモノリシツク集積半導体
装置として加工可能な本計算器装置実施例を含む論理装
置及び回路素子に関して説明される。第16図に別に図
示したキーボード、第12から14図に別に示した表示
素子及び第15図に別個に図示した表示ドライバを除い
て本実施例の完全な計算器装置を以下に説明する。第1
7図の論理/回路線図は26枚の図面、第17図に図示
するように一緒にされる第17Aから17Z図を含む。
前の章で記述した機能素子は第17図では同じ番号で識
別される。プログラム・フロツク201では、プログラ
ム・カウンタ209がROM2O8に9ビツト・アドレ
ス501を与える。ROM2O8からのデータ出力50
2は命令レジスタ190に送られる。制御プロック20
2では、命令レジスタ190の出力503はジアップ制
御回路192、制御部202の制御デコーダ191のR
デコーダ191A、制御デコーダ191B、Σデコーダ
191C、及びタイミング・プロツク203のマスク・
デコーダ回路195のFLAGマスク・デコーダ回路1
95A及び数字マスク・デコーダ回路195Bに分配さ
れる。 Rデコーダ出力504はデータ算術論理装置207のU
データセレクタ.ゲート215及びVデータ・セレクタ
・ゲート216を制御する。ジアップ条件回路192の
条件出力507はプログラムカウンタ機能素子209中
のジアップ・ゲート508を制御する。Σデコーダ19
1Cの出力509はデータ算術論理装置207中のAデ
ータ・セレクタ・ゲート219、Bデータ・セレクタ・
ゲート220及びCデータ・セレクタ・ゲート221を
制御する。制御デコーダ191Bの出力513はジアッ
プ条件回路192中の条件セレクタ・ゲート514を操
作する。制御デコーダ191Bの出力515はキーボー
ド入力回路196のWAIT−KN−KPセレクタ・ゲ
ート516を操作する。制御デコーダ191Bの出力5
17は算術論理装置207中のΣゲート218を操作す
る。タイミング・プロック203では、FLAGマスク
・デコーダ195の出力518はFAFLAG演算論理
ゲート519及びFBFLAG演算論理ゲート520を
駆動する。 FLAGマスク・デコーダ195Aの出力521はキー
ボード入力論理部196中のキーボード同期バツフア制
御回路522を操作する。FLAGマスク・デコーダ1
95Aの出力523はジアップ条件回路192へ同期時
間パルスを与える。数字マスクデコーダ195Bの出力
524はRデコーダ191Aに入力され、又データ演算
指令からFLAG指令を分別するためFLAGマスク・
デコーダ195Aに入力される。数字マスク・デコーダ
195Bからの出力526はサブ・アドレシング・タイ
ミング・マスクをΣゲート制御回路527に与え、Σデ
コーダ出力509を通して算術論理装置207中のAデ
ータ.セレクタ・ゲート510、Bデータ・セレクタ・
ゲート511及びCデータ・セレクタ・ゲート512に
与え、さらにジアップ条件回路192の桁上げ借入れ探
知ゲート528に与えられる。数字マスク・デコーダ1
95Bの出力529は算術論理装置207中のΣゲート
制御回路527に右シフト指令を与える。FLAG及び
データ記憶アレイ206のAレジスタ211の出力信号
536はセグメント・デコーダ198中のAAバツフア
回路542に伝送される。以下の節ではブロツク201
−205の回路説明を詳細に記述する。 計算器装置をよりよく理解するためには、論理記法とそ
のMOS回路等価物を第18A−D図を参照してここで
説明する。第17図は正論理を用いた従来の論理記法に
より記述されている。しかしながら、装置の過渡、電圧
レベル及びタイミング必要条件を満すために選択された
特定のMOS回路実施例を明瞭にするため別の記法が含
まれている。第18A図は第17図に現われる5個の異
なるインバータとその各々の等価MOS回路を図示する
。同様に第18B図は、5個の対応するNANDゲート
形式と関連する等価MOS回路を図示し、第18C図は
5個の対応するNORゲート形式とその等価MOS回路
を図示する。第18A−C図の各々に示されている個個
の異なる形式のMOS回路は以下の通りである。内部記
号のない論理記号552は従来の負荷比回路である。1
個の数字記号1、2又は3を有する論理記号553はク
ロツク付負荷φIを有する論理機能のダイナミツクな実
施を示しここでIは記号である。 この形式の回路は低電力消費及びゲートバイアス電圧V
GGを必要としないアレイに用いる供給線路(DC電圧
及びクロツク)の数を減らすために用いられる。2個の
数字記号1Jを有する論理記号554はφの余充電と条
件放電φJを有する特殊なレシオレス形式回路を用いた
論理機能の実施を示しここでI及びJは集合(1、2、
3)のうちの要素であり条件は導通の論理条件である。 この形式の回路は電力を減らすため、セル寸法を小さく
するためそして又は回路速度を増加するために用いられ
る。記号Gを有する論理記号555は以後詳細に説明す
るブート・ストラツプ負荷回路を用いた論理機能を実行
するものとして参照される。最後に記号0Dを有する論
理記号556はドレイン開放回路を用いた論理機能の実
施を意味する。この形式の回路はワイヤ0R論理に用い
られ、ここでいくつかの結合された論理ゲートのうち1
個のみが負荷を必要とする。データ・プロツク204の
論理及び回路説明データ・プロツク204はAレジスタ
211、Bレジスタ212、Cレジスタ213、FAF
LAGデータ記憶レジスタ226、及びFBFLAGデ
ータ記憶レジスタ227を含むランダム・アクセス形式
のメモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置206と10
進のデータ算術論理装置207及びFLAG論理装置2
29を含む。メモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置2
06は、12×14のアレイすなわち電荷記憶セル10
の12×14のアレイ、すなわちマトリクス546とダ
イナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214を操作す
るコミュテータ装置545を含む。電荷記憶セル10及
びダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214のマ
トリクス546は3つの13数字の数及び26個の2進
数FLAGに対する並列シフト記憶装置を与える。コミ
ユテータ装置545は、各中間シフト・レジスタ・セル
541の出力を次のシフト・レジスタ・セル541の入
力に直列に結合することにより直列に配置された12個
のシフト・レジスタ・セル541(第19図に詳細に図
示されている)を含む。この様にしてシフト・レジスタ
・セル541は共通の読取り書込み制御信号を連続的に
マトリクス(記憶アレイ)546の隣接する行へ分配す
ることが出来る。アレイの14列の各々に対し1個の入
力と1個の出力を有する13ビツト長の14個の並列に
シフトするシフト・レジスタの所望の特性に対応する回
転の安定な像の交換を行うためには、交換回路に別の装
置547,544を設ける。NAND回路547及び遅
延素子544は回転に対する1個以上の読取り書込み制
御の循環に対応する多重モード振動を取り除く。シフト
レジスタ・セル541の等価MOS回路は第19図に図
示されている。各シフト・レジスタ・セル541は通常
の6個のMOSトランジスタ・シフト・レジスタ・ビツ
ト部を含みさらに従来の負荷回路と比較してすぐれた過
渡応答を与えるために容量性ブート・ストラツプ効果を
用いた負荷回路548を含み、読取り書込み制御パルス
の時間間隔をクロツクφ2の時間間隔に制限するセル5
43及びキル回路551からのRPパルス付勢550を
含む。セル543の回路は第20図に詳細に示され、セ
ル543の回路はクロツクφ2からの入力を有する二重
反転増幅器回路によりタイミング・パルスRPを発生す
る。再び第17図を参照すると、Aデータ・セレクタ・
ゲート219、Bデータ・セレクタ・ゲート220及び
Cデータ・セレクタ・ゲート221は各々Aレジスタ2
11(列Al,A2,A4及びA8)、Bレジスタ21
2(列Bl,B2,B4及びB8)及びCレジスタ21
3(列Cl,C2,C4及びC8)の駆動人力装置であ
る各セレクタ・ゲート510,511,512に結合さ
れる。 Aレジスタ211.Bレジスタ212及びCレジス夕2
13の出力装置536,537,538の各各は1ビツ
トダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214を通
してデータ・セレクタ・ゲート219の通常人力NA、
データ・セレクタ・ゲート220のNB及びデータ・セ
レクタ・ゲート221のNCに戻つて循環路を完成する
。通常路に加えて、Σデータ・セレクタ・ゲート218
はAデータ・セレクタ・ゲート219のΣA制御又はB
データ・セレクタ・ゲート220のΣB制御又はCデー
タ・セレクタ・ゲート221のΣC制御により選択可能
である。これらの路に加えて、遅延セル214を通して
伝送されるAレジスタ211及びBレジスタ212の出
力装置536,537は第3図に関して前述した様にΣ
A及びΣB制御と組合せた交換制御部により各々Bデー
タ・セレクタ・ゲート220及びAデータ・セレクタ・
ゲート219を付勢するごとが可能である。通常のΣの
全て及び交換制御部はΣデコーダ191Cによりデータ
・セレクタ・ゲート219,220,221に与えられ
る。ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214の
最初の半分により遅延されたAレジスタ211の出力装
置536とCレジスタ213の出力装置538はUデー
タ・セレクタ・ゲート215により加算器217のプラ
ス側に選択される(通常ここのみに)。 同様に、ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路21
4の最初の半分により遅延されたBレジスタ212の出
力装置537と装置524により発生された定数NはV
データ・セレクタ・ゲート216により加算器217の
マイナス側に選択される(通常ここのみに)。排他0R
回路554は、ノード55におけるその通常(加算)極
性に関して、加算器217へのV入力の補数の条件的に
取るため又前記補数条件が命令レジスタ190の出力5
03からの減算指令である場合に利用される。Uデータ
・セレクタ・ゲート215からのU出力552と排他0
R回路554からの条件的に補数を取られた出力555
は、2進和Uに加えることのノード558における条件
的に補数を取られたVとノード559における2進桁上
げ信号を発生するために桁上げ入力557と共にリプル
桁上げ加算セル556により加算される。ノード558
で発生した2進数和とノード559で発生した桁上げは
論ノ理装置563によりCK制御部564とCBRS制
御565の状態に応じて、10進数和及びT加算器ノー
ド560と内部数字桁上げノード561における桁土げ
に補正される。 制御部564,565は2進化10進法(BCD)演算
ではなく2進法コードを選択するためかつレジスタ・デ
ータ循環の選択されたフイールドにおける内部数字桁上
げをプロツクするために用いられる。T加算器563の
出力560はノーシフト(NS)又はリプル桁上げ加算
セル(遅延素子)556と左シフト(LS)Σ路のどち
らかを通してΣデータ・セレクタ・ゲート218により
選択可能である。 Σデータ・セレクタ・ゲート218はまた入力552に
おいて反転されたUと反転されたv入力553を用いる
ことにより右シフト路も可能にする。Σゲート制御回路
527は左又は右シフト指令をΣデータ・セレクタ・ゲ
ート218の左又は右チャネルに伝送し、左シフト又は
右シフト指令の両方が存在しない場合には、ノ一・シフ
ト路を付勢する。さらに、左シフト指令が存在する場合
は、Σゲート制御回路527は、最初の数字をプロツク
してマスクされた最小桁数字におけるOの挿入を保証す
るために、左シフト遅延素子566により用いられる数
字マスク制御用の出力526の先縁探知を発生する。算
術論理装置207のレジスタ操作論理部と大体同じFL
AG論理装置229はデータ記憶アレイ206により発
生された循環路を完成する・FA記憶セル568とFB
記憶セル569の出力装置はFLAG論理装置229の
FAFLAG演算論理ゲート519とFBFLAG演算
論理ゲート520への通常循環入力であり、かつジアッ
プ条件回路192中のFLAC選択ゲート570へ伝送
される。 数字マスク・デコーダ195Bからの出力であるFLA
G指令入力518は、命令レジスタ503、(FA又は
FB)のSUBビツトによりかつFLAGマスク・デコ
ーダ195AからのFMSK制御信号519′により(
13のタイム・スロツト又は状態のうちから1個を選択
する)特定のFLAGがアドレスされた場合にセツト・
りセツト又はトグルされることが可能である。さらに、
同じタイム・スロツト(FMSK)のFLAG(7)F
A及びFB対は数字マスク・デコーダ195Bからの出
力であるFLG指令518により交換される。FA及び
FBFLAG演算論理ゲート519,520はFLAG
に対する中間ゲートを完成するため各々FLAGデータ
記憶アレイ入力装置505,506にFLAGゼータを
与える。制御プロツク202の論理及び回路説明 制御プロツク202は命令レジスタ190.Rテコーダ
191A、制御デコーダ191B、Σデコーダ191C
及びジアップ条件回路192を含む。 命令レジスタ190は11個のコンバータ575の組を
含み、その入力はブート・ストラツプNANDゲート5
71により命令サイクル当り1回プログラム・フロツク
ROM2O8のデータ出力502からサンプルされる。 他のデコーダと共に第17図に図示されて(・るR、制
御及びΣデコーダ191は、デコーダは完全には発生さ
れないことを除けば構造的に読取り専用(ROM)デコ
ーダ/エンコーダ回路と同じであるプログラム可能な論
理アレイに実施される。すなわち、Nビツト・アドレス
ROMでは2N個の位置がデコードされるが、PLAで
は所望の状態のみがデコードされる。例えば、第21図
に図示されて(・るPLAを考える。真及び補数の両極
性のA及びB入力571″は両方ともPLAの最初の半
分(デコーダ)に与えられる。この例では、4個の積項
(デ゛コータ出力)572は第2(エンコーダ)アレイ
への入力として与えられる。デコーダ・ゲート572″
とエンコーダ・ゲート573の回路は同様の分岐ゲート
である。すなわち論理NANDゲートである。しかしな
がら、NAND−NAND論理はAND−0R論理に還
元されるため、特定の入力に対する特定の積項の依存性
が例えば574に示す様に接合部における丸であられさ
れる場合にはPLA回路実施を記述するため積和記法を
用いるのが便利である。MOS実施例の加工中に用いら
れるプログラム可能なゲート・マスクにより、丸は又M
OSゲートの物理的配置に対応する。デコーダ(PLA
)に対する上述の記法に従つてΣデコーダ191Cは、
命令レジスタ190の出力503からのΣA及びΣB入
力から得られる出力509の制御と及びRデコーダ19
1AからのEX交換指令用の出力504と数字マスク・
デコーダ195Bからの数字マスク用の出力526をデ
コードするために4項デコーダ回路578と4線路出力
エンコーダ部579を有する。 同様にRデコーダ191Aは命令190のRフイールド
234の出力503を7項デ゛コード・アレイ581と
5線路出力エンコーダ・アレイ582を用いてUV指令
CU,AU,BV及びEX用の出力504とR7WAI
T条件コード580に変換する。Rデコード・マトリク
ス581の全ての項は出力503における命令レジスタ
190のIビツト230の真状態によりかつ反転された
状態のFLAG信号525により条件づけられる。制御
デコーダ191Bはキーボード条件を示す出力513、
キーボードWAITを示す出力515及び左シフト右シ
フトを示す出力517の特定のキーボード命令に対する
命令の制御をデコードする。制御デコーダ191Bは1
2項デコーダ583と9線路出力エンコーダ・アレイ5
84を用いる。ジアップ条件回路192は、キーボード
条件セレクタ・ゲート514、桁上げ借入れセレクタ・
ゲート528及びFLAGテスト及び比較ゲート570
からの入力をラツチのSET側に交叉結合をしたラツチ
回路584と、ラツチのりセツト側へのタイミング入力
585と、ジアップ指令をデコードしジアップ条件が真
の場合にジアップ条件制御用の条件出力507をジアッ
プゲート508に付勢するゲート回路586とを含む。
タイミング・プロツク203の論理及び回路説明タイミ
ング・プロツク203はクロツク発生器193、状態及
び数字タイミング発生器194、数字及びFLAGマス
ク・デコーダ・アレイ195及びキー入力論理部196
を含む。 計算器装置の全てのタイミング情報は約250KHzの
方形波発生器又は発信器(第17図に図示したモノリシ
ツク半導体装置にとつては外部)により与えられる。 第17X図のφ端子530により示すように入カクロツ
ク・リードCは外部クロツク信号をモノリシツク計算器
装置に印加する装置を与える。第17X図に示した基本
クロツクと第17Z図に示した3位相クロツクは両方と
もモノリシツク半導体装置に組込まれる。方形波φは第
17X図の基本クロツク回路により直ちに各各531,
532で反対極性の半分の周波数の方形波φB1とφB
2に分割される。2位相クロツク出力φB1とφB2は
また3ビツト・リング・カウンタ588により分割され
て、第17図の計算器装置実施例の全ての論理及び回路
素子の基本クロツク・システムとしての3位相クロツク
φ1L,φ2L,φ3Lを533,534,535で与
える。 状態及び数字のタイミング信号を発生するタイミング発
生器194は状態カウンタ589、数字カウンタ590
、状態数字比較器591、状態デコーダ592及び数字
デコーダ593を与えるためにダイナミツク・シフト・
レジスタ素子とPLA論理部を用いている。 再びコード化された状態デコーダ出力594は他の機能
素子に分配されて6つの独立なタイミング母線の各々の
状態タイミングの任意な選択を行う装置を与える。状態
デコーダ出力595は又第17図の他の回路素子により
必要とされるように分配される。数字フイード・バツク
・シフト・レジスタの正しいフイード・バツクを得るた
めの装置を設けることに加えて、数字デコーダ593の
出力は数字出力走査器197を駆動する。ここで第17
1図のPLAが、数字表示を行うにあたつて小数点の桁
を探しそれを表示するための情報を第17E図に示すセ
グメント出力デコーダ198に送るためのアレーとして
用いられる。FLAGマスク・デコーダ195の13の
積項は、出力503における命令レジスタ190のR及
びΣフイールド234,235の各々からのFLAGア
ドレスを、状態カウンタSのSAlSB.SC及びSD
入力からデコードされた1から13までの状態に対応さ
せるために用いられ、FLAG演算のタイミング・アド
レスのようにFLAG演算論理ゲート519,520に
ゲートされるFLAGアドレシング信号FMSKを59
6に発生させる。 同様に、数字マスク・デコーダ195Bは出力503に
おける命令レジスタ190のMフイールド232に関連
してかつ状態カウンタ589から数字マスク信号526
を与える。この方法で6つの異なるマスクの各々に対す
る状態とマスクの間の任意のセツト、りセツト関連対応
が得られる。数字マスクに加えて、数字マスク・デコー
ダ195BはFLAG制御の出力518、右シフト制御
の出力529及び定数N発生用出力524のデコードを
行う。出力プロツク205の論理及び回路説明 セグメント出力サブ・システム198はデータ記憶アレ
イ206の出力装置536をバツフアする遅延素子54
2と、セグメント・デコーダ(PLA)601、及び1
1デコード・セグメント出力信号を有する端子576を
駆動する出力バツフア回路602を含む。 セグメント・デコード・アレイは選択再結合用の数字情
報をデコードする装置のための10個の積項を有する、
すなわち数字セグメント出力602′のコード化と、F
LAG情報(例えば、エラー又はマイナス符号)をデコ
ードする積項及びO消去を行うための積項とフイード・
バツク信号603である。数字出力走査器197は、内
部数字ブランキング能力用の数字BLANK信号606
により数字デコーダ593の出力をプロツクする11個
の2入力NANDゲート604と、前述したようにキー
ボード及び表示部の走査を行う端子576を駆動する出
力バツフア回路605とを含む。 プログラム・プロツク201の論理、回路及びプログラ
ム説明前述したように、プログラム・プロツク201は
プログラム・カウンタ(PC)209と読取り専用メモ
リ(ROM)208とを含む。 プログラム・カウンタ209と読取り専用メモリ208
の両者は各命令に要するアドレス修正を行ない、制御プ
ロツク202に、例えば、記述した実施例では命令レジ
スタ(IR)190への11−ビツト入力を与える。現
在の命令に要するアドレス修正は、WAIT操作に対す
る無修正、通常の増加操作に対する2進数の1を加える
こと、及び実行されないジアップ操作、又は実行される
ジアップ操作に対しては命令レジスタ190からの9ビ
ツトをプログラム・カウンタの全9ビツトと置き換える
ことのどれかである。 WAIT操作に対する無修正及び通常増加操作に対する
2進数1の加算及び実行されないジアップ操作は、プロ
グラム・カウンタ209のLSD出力652を再循環さ
せるか又はLSDに1を加えてそれをプログラム・カウ
ンタ209のMSBに循環させるかの各々どれかである
タイミング・プロツク203中のキー入力論理部196
からプログラム・カウンタ209のMSDへ直列入力6
51を送ることにより満足される。どちらの場合でも循
環は命令サイクルと同期している。実行されるジアップ
演算に対しては、命令レジスタ190からの9ビツトを
全9−ビツト・カウントと置き換えることは命令サイク
ルの状態Sl2の間に同時にプログラム・カウンタ20
9の全てのビツトの入力653にジアップ条件回路19
2の出力により命令レジスタ190の出力503を並列
にストローブすることにより満足される。制御プロツク
の命令レジスタ190への命令語の出力は、状態Sl3
の間に各命令サイクル毎に命令レジスタ190に新な入
力を与えるNANDゲート654によりストローブされ
る。プログラム・カウンタ209の直列循環はS3から
Sl2の間にNANDゲート655によりクロツクされ
る従来のシフト・レジスタ・ビツト656により与えら
れる。ROMはビツト当り5個のNANDゲートのアレ
イ又は全部で55個のNANDゲートを駆動する命令レ
ジスタ190のビツト出力503毎に64個の内の1個
を取り出すデコーダを含む。これらの5個のゲートのう
ちの1個は各才*ビツトに対し5個のうちから1個を取
り出すエンコーダによりアドレスされる。それ故、最大
で320個の11ビツト語の記憶装置が設けられ、任意
の1語のランダム・アドレシングに対して選択(デコー
ド及びエンコード)される。本計算器実施例のプログラ
ム・プロツク201は固定プログラムを記憶するための
プログラム可能な読取り専用メモリ208を含む。別の
実施例では、しかしながら、読取り専用メモリ208に
置き換わる読取り書込みメモリが、記憶されたプログラ
ムを連続的に変化する装置を与え、それ故計算器装置の
演算を変化させることが可能である。計算器演算用のプ
ログラムをメモリに常駐させておくことにより計算器演
算を行うことが可能であるが、可変機能計算器装置の1
実施例におけるプログラム処理に対応するフロー・チヤ
ートを第22A乃至22T図に図示する。 又、計算問題をキーボード操作により解く操作手順の例
を第V表に示す。第22図を参照すると、計算器プログ
ラム論理の流れは以下の通りである。 第22A図はフロー・チヤート記法の鍵を与える。 箱の形は様々な種類の命令を区別するために用いられ箱
の中の記号は指定された種類内の特定の命令を指定する
ために用いられる。円記号はラベル、例えば第22A図
のGO及びCONTとして用いられる。 長方形は代入を表わす。レジスタ操作には、数字マスク
を表わす添字と共に矢印が用いられる。フラツグ操作に
は、余分な線を有する長方形が用いられ、修正されるフ
ラツグの記憶又は英数字識別と共に命令が与えられる。
楕円記号は、テスト・フラツグ、比較フラツグ、及び比
較レジスタ命令を含む全てのテスト操作に対して用いら
れる。ひし形はブランチ条件命令に対して用いられ、指
示された条件は先行するテスト又はレジスタ(桁上げ/
借入れ)操作に関連する。16進記号はWAIT操作に
用いられる。 WAIT条件に加えて、例えば1加算のような関連演算
のDll又はKNが指示されている。第22Bから22
T図においてフローチヤートの各ステツプに記載されて
いる三桁の16進コードの数字は読取り専用メモリ(R
OM)208に記載された対応するIRコードのROM
位置(PC値)を表わす。第22B図を参照すると、4
つの基本演算(±、=、×、÷)ルーチンを結合し、フ
ラツグ・テストにより現在の操作と以前の操作状態を決
定し、図示した決定ツリーを更新する基本制御ルーチン
が示されている。 第22C図を参照すると、クリア・エントリ一(CE)
、小数点(DPT)、クリア(C)、及びデータ・エン
トリ一のルーチンが示されている。 クリアは000から003に配置され全てのフラツグと
A及びCレジスタをクリアする装置を与えてLOCKに
復帰する。クリア入力は位置058にあり、Aレジスタ
と関連するフラツグをクリアするため021のD2ルー
チンヘブランチする。データ・エントリ一は数字キーの
入力と小数点スイツチ・ルーチンの制御ルーチンであり
、位置01Eに始まる。第22D図を参照すると、全て
の瞬間的なキーボード入力の静止(開放回路)をテスト
することにより二重キー入力と単一操作エントリ一の多
重実行を防止する装置を与えるLOCKで全ての操作ル
ーチンは終結する。 LOCKは位置004から008にあり、静止用のDL
Eにブランチする。位置009から010の2つのWA
ITル一プでは、DLEは先縁キー振動と過渡雑音を打
消す装置を与える。第22E図を参照すると、0PNは
どの操作が要求されているかを決定するためにキーボー
ド操作入力(KOキー)を間合わせる装置を与える。 これはブランチ条件命令のリストによりなされ、その実
行順序は数字走査出力へのキー接続の順序に対応し、W
AITDll命令により走査サイクルに問合せを同期し
、WAIT命令にともなうKO→CONDによりキーボ
ード入力の状態の条件ブランチを可能にする。0PNは
ROMの011と01Dに配置され、以前のジアップが
実行されない場合には、数字入力用のデータ・エントリ
一のジアップで終結する。 第22F図を参照すると、NBRは数字キーボード入力
、例えば数字キーと小数点位置スイツチを問合わせ、走
査・コード化する装置を与える。 これは待機の各命令サイクルに対してAの仮数から「1
」を減算するために(A−1A)により位置03Aの単
一命令WAIT(Dll+KN)によりなされる。第2
2G,H,I,J,K,L、及びM図を参照すると加算
/減算(AS)と予備正規化(PRE)が示されている
。 これらのルーチンは加算又は減算の実際の実行に加えて
様々なテスト及び形式化処理を含む。第22N,0,P
,Q,R,S及びT図を参照すると乗算/除算(MD)
と事後正規化(POST)が示されている。 これらのルーチンは、所望の機能を実施するためにシフ
ト、テスト、及びカウント処理と組合せた繰り返し加算
及び減算を用いている。第23図は本実施例の上述した
信号と機能及び現在の集積回路技術のパツケージ技術と
の間の実際の関連を図示する。 例えば、本実施例の入/出力端子は、従来のDIPプリ
ント回路基板処理使用により本装置をよりアクセス可能
な装置にするために線導体及び熱圧縮結合を用いたセラ
ミツク又はプラスチック・パツケージ・リード・フレー
ムに結合される。本発明の計算器装置の記述したMOS
実施例では、正期の操作状態ではVSS−VDDとVD
D−VGGは例えば名目7.2ボルト(最大8.1ボル
ト、最小6.6ボルト)である。 クロツク(φ)周波数は名目250KHz、最小200
KH2、最大330KHzである。非計算器機能用計算
器装置のプログラミング本発明の計算器装置は前述した
卓上計算器機能以外の機能を実行するためにプログラム
されるという点で可変機能計算器である。 本装置の可変機能性は、装置に用いられるプログラム可
能な読取り専用メモリとプログラム可能な論理アレイの
ような種々のサブシステムのプログラム可能性により基
本的には与えられる。上述したように、これらのプログ
ラム可能なサブシステムは、MOS又はMIS実施例の
製造中に単にゲート絶縁体マスクを修正することにより
任意にプログラムされる。別な計算器実施例では、キー
ボードの別なキーそして又はROMに記憶された別なプ
ログラムを用いた多数の別な機能は、例えば、右シフト
、交換演算、平方根、指数演算、対数演算、二重及び三
重のO操作、及びキー順序確認を含む装置を提供するこ
とが可能である。本発明の計算器装置は種々の実施例で
プログラム制御、データ制御算術及び論理装置及び入/
出力サブシステムを含むが、非計算器機能を実行するよ
うにプログラムしてもよい。 例えば、計算器装置はデジタル・ボルト・メータ、事象
計数、メータ・スムージング、タクシ一料金メータ、オ
ドメータ、重量測定用スケール・メータ等のようなメー
タ機能を実行するようにプログラムしてもよい。本装置
は又制御器として作用するキヤツシユ・レジスタ操作、
算術テイーチング装置、時計、表示デコーダ、自動車ラ
リ一・コンピユータ等を実行するようにプログラムして
もよい。以上に実施例の説明で述べたように、本発明に
よれば次のような優れた効果を得ることができる。 (1)電子計算機の基本的機能を単一の半導体集積回路
に組込んだ汎用性のある電子装置を用いることにより超
小型の汎用性ある電子計算装置を得ることができる。(
2)電子装置の出力信号を多目的に使用しながらそのた
めの出力端子数を最小にすることができる。 (3)非常に小さな電子装置で、モノリシツク半導体集
積回路内のプログラム記憶回路に固定的に記憶されたプ
ログラムにより、計算器機能のみならず非計算器機能を
も可能とする種々の機能を持つことができる。 所望のプログラムは本半導体装置の製造工程中の印刷工
程におけるフオトマスクのようなマスクにより任意に設
定され得る。従つて本発明は非常に広い種々の分野に適
用され得るものである。本電子装置の使用者はこの半導
体集積回路を全体として単一の非常に小さなシステムと
して認識することができる。従つて計算機に親しみがな
かつた使用者でも本半導体集積回路をより大きな又はよ
り高いレベルのシステム内のサブシステムとして容易に
用いることができる。(4)新たなプログラムを有する
電子装置の設計サイクルを短縮することができる。 本発明によれば新たな機能を要する新装置は、プログラ
ム記憶回路用のマスクを変えることにより、モノリシツ
ク半導体回路の他の部分を基本的に変えることなく設計
することができる。新装置に普通必要とされる試験工程
は本質的に新たなプログラム記憶部のみにおいて行えば
よいことXなる。従つて設計、プロトタイプ製作、試験
から製造への工程のサイクルは非常に短縮することがで
きる。(5)本発明の電子装置は、半導体製造技術によ
り大量生産することが容易である。 従つて製造コストを低減でき、本発明の電子装置の応用
分野を拡大することもできる。(6)固定的に記憶され
るプログラムにより種々の分野に適用され得る本電子装
置の大きさは数Mu平方以内に縮少され得、かつ(2)
項に述べた出力端子数を最小にすることX相俟つて端子
数を少くすることができるので、従来の28ピン又は4
8ピンパツケージ内に納めることができる。 更に、本発明の電子装置を用いることにより可変機能固
定プログラム計算装置が、その重要部分である電子装置
が小型であることにより同様に小型化され得る。(7)
本発明に係る電子装置が構成されているモノリシツク集
積回路の大きさは、メモリ機能を2っの部分、即ち、読
取り専用メモリ(ROM)のようなプログラム記憶回路
とランダムアクセスメモリ(RAM)の様なデータメモ
リ回路とに分けることにより縮少化され得る。 この2つの異つた形式のメモリへの分離は半導体チツプ
の制限された面積の有効的な利用を可能とする。本発明
では半導体集積回路を絶縁ゲート型トランジスタで構成
することにより、モノリシツク集積回路内の集積密度を
バイポーラ型式のトランジスタよりも大にすることがで
きる。S)各種の分野に適用し得る電子装置の電気的信
頼度は、プログラムメモリ、データメモリ、制御回路、
算術論理装置、入力回路及び出力回路を小型のモノリシ
ツク集積回路内で構成しこれらを集積回路内で相互接続
することによつて又(2)項で述べたように出力信号を
多目的に使用することによつてパツケージピン及び接続
線の数が少くされることにより向上される。 パツケージピン及び接続線は、電気的雑音を拾い電子装
置の機能誤りを起させ得る好ましくない容量をもたらす
ものであるが、本発明によればパツケージピン及び接続
線の数を減らすことによりこれらの不都合を防止するこ
とができる。多相クロツク信号を供給するタイミング回
路がモノリシツク集積回路内で集積されているので本発
明に係る種々の回路はチツプ内でクロツク信号を受ける
ことができ、これにより又ピン及び接続線の数を減少さ
せることができる。 (1)各種の分野に適用し得る本電子装置の機械的信頼
性は、本願発明が用いられるシステムにおけるパツケー
ジピン及び接続線を少くすることにより向上させること
ができる。製造工程中におこる接続不良、断線等の問題
が減少するからである。また本発明を使用して計算装置
を構成した場合、その機械的信頼性も向上させることが
できる。0)本発明が適用されるシステム内のインタフ
エース回路用の集積回路チツプを減少させることができ
又その設計も容易に行うことができる。 即ち、若し電子装置が幾つかの複数の集積回路チツプに
より構成される場合には集積回路パッケージ間の接続に
おいてインタフエース回路用チツプが必要とされること
が多く、これらの集積回路チツプは幾つかのインタフエ
ース回路を通して動作することXなる。本発明によれば
単一のチツプで各回路が構成されるのでインタフエース
回路用チツプを減少させることができシステム全体の設
計が容易となる。以上に述べた如く本発明によれば多く
の価値ある技術的な利点をもたらすことができ、かつ同
時に関連産業に対しても経済的利益をもたらすことがで
きる。 本発明のいくつかの実施例を詳細に説明したが、しかし
ながら、特定の実施例に対するこれらの説明は単に発明
の概念の下にある原理を説明するものである。 開示した実施例の様々な修正や本発明の他の実施例は、
本発明の範囲と要旨を逸脱することなく同業者には明ら
かであると考えられる。
いられ、〔F〕位置は浮動演算を選択する。演算キー:
10個の数字キー、2個のモード・スイツチ、11一位
置小数点スイツチ、及び44個のマトリクス交叉点によ
り、全体で21個の可能なキーのスペースが残る。 これらのキー位置は第10及び11図に図示した2つの
主キーボード形体を含むのに十分である。〔+〕は加算
指令を記憶し先行する可能な演算を実行し、〔一〕は減
算指令を記憶し先行する可能な演算を実行し、〔×〕は
乗算指令を記憶し可能な先行演算を実行し、〔÷]は除
算指令を記憶し可能な先行演算を実行し、〔+/−〕は
表示レジスタの符号を変更し、〔一〕は先行する演算を
実行し次に入る数に対しクリアする指令を記憶し、〔±
〕は計算器に最後にキー入力された数を入れて可能な先
行する演算を実行し、〔;〕は計算器に最後にキーイン
された数を人れて負数として入力し、〔C〕は3個のレ
ジスタと先行する演算の全てをクリアし、〔CI〕は表
示レジスタをクリアする。インターロツク・キーリルー
チンは(瞬間的)な演算キーと(静止)モード・スイツ
チの機能合成である。 これらは計算器装置の操作を他の装置の演算にインター
ロツクする機構を与える。特に、計算器装置はインター
ロツク・キー・ルーチンの操作により以下の少くとも3
つの別な形式の使用例に対してプログラムされている。
すなわちスレーブ装置(例えば印刷機構又は印刷制御回
路)の制御をする計算器装置(マスター)、マスター装
置(例えば実時間連絡媒体による遠隔制御)による計算
器装置のスレーブ操作、優先度の決定及び相互連絡を行
うためあらかじめプログラムされたインターロツク・ル
ーチンに従つて複数個の本発明の計算器装置によるマル
チ・プロセシング、の3つである。出力プロツク205 計算器装置の既述した実施例では、表示及びキーボード
走査を行うためかつ表示レジスタの内容と同期してデコ
ードするために22個の出力が与えられる。 第12図を参照すると、数字出力走査器197の数字ド
ライバ(D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、
D8、D9、DlO、Dll)出力はキーボードを走査
コード化し表示を走査するために用いられる。 内部数字ブランキング信号はゲつ1r ノ ート・マスク・プログラムされていで特定の表示装置の
インターフエースの数字ドライバを消勢する。 数字信号の極性は正である、すなわちDiの間はDiは
SSに導通している。これはキーボード・マトリクスを
有効に走査するために説明したMOS計算器装置実施例
に与えられている。セグメント・デコーダ198のセグ
メント・ドライバ(SA,.SB.SC.SD.SE.
SF、SG.SH.SI.SJ.SP)出力は7ー及び
8−セグメント(加えることの小数点)表示部と直接両
立させるためにゲート・マスク・プログラムされている
。セグメント・コードに加えて、内部数字ブランキング
及びセグメント極性の両者を選択することが可能である
。従つて内部数字ブランキング信号は12マイクロセカ
ンド(名目上)の増分でプログラム可能でありこれは数
字ドライバ又はセグメント・ドライバ又はその両者に印
加可能である。先頭0(小数点前の高位0又は非0数字
)は全てのセグメント・ドライバを消勢することにより
消去される。記述した計算器実施例数字及びセグメント
・デコーダは、正のセグメント・デコード(セグメント
A「オン]はSAがVSSに導通しているものとデコー
ドされる)を有する7バ一数字ブランク特性に対してプ
ログラムされている。 表示文字は第13図に図示されている。数字、エラー(
E)及びマイナス(−)指示の完全なコーデイングが示
されている。SHは表示には用いられないが試験用の出
力情報には有用である。SI.!:.SJは数字当り1
端子(すなわちカソード)を有する数字表示に用いるた
めに・・−ド・ウエアで利用可能である。しかしながら
、これらの出力は、計算器装置のモノリシツク集積半導
体実施例を28ピンパツケージに収めるためにはセグメ
ント表示には用いられない。例えばクロツク時間が4マ
イクロセカンドならば、走査速度は数字当り156マイ
クロセカンドである。例えば本実施例は数字ドライバの
みに12マイクロセカンド先縁ブランキング及び12マ
イクロセカンド後縁ブランキングであるものとしてプロ
グラムされている。それ故第14図に示すようにセグメ
ント・ドライブは数字ドライブをカバーする。共通カソ
ード・7バ一LED表示のバイポーラ・トランジスタ1
5を含むインターフエース回路は第15図に図示されて
いる。本実施例のインターフエース回路は別の半導体サ
ブストレートに加工される。第16図は記述した計算器
実施例のキー割当てを図示する。 各キー、例えば340は通常開単極形式単投入スイツチ
であり、ROM2O8にプログラムされた特定の入力ル
ーチンを意味する。プログラムプロツクの節で前に述べ
た「モード・スィッチ」のあるものは、ある実施例では
ジアッパ線形式でもよく、特定のモデル又は機器族に対
し特定のモードを永久的に選択することが出来ると考え
られる。この方法で、本発明の一実施例を含む「マスタ
ー・プログラム」は異なる演算特性の全ての場合を経済
的にかつ容易にカバーすることが可能である。MOS計
算器装置実施例の論理及び回路説明本発明による計算器
装置は、第1及び2図各プロツク内の機能について説明
してきた。 以下の節では計算器装置は前述したように、現在のMO
S又はMIS加工技術を用いたモノリシツク集積半導体
装置として加工可能な本計算器装置実施例を含む論理装
置及び回路素子に関して説明される。第16図に別に図
示したキーボード、第12から14図に別に示した表示
素子及び第15図に別個に図示した表示ドライバを除い
て本実施例の完全な計算器装置を以下に説明する。第1
7図の論理/回路線図は26枚の図面、第17図に図示
するように一緒にされる第17Aから17Z図を含む。
前の章で記述した機能素子は第17図では同じ番号で識
別される。プログラム・フロツク201では、プログラ
ム・カウンタ209がROM2O8に9ビツト・アドレ
ス501を与える。ROM2O8からのデータ出力50
2は命令レジスタ190に送られる。制御プロック20
2では、命令レジスタ190の出力503はジアップ制
御回路192、制御部202の制御デコーダ191のR
デコーダ191A、制御デコーダ191B、Σデコーダ
191C、及びタイミング・プロツク203のマスク・
デコーダ回路195のFLAGマスク・デコーダ回路1
95A及び数字マスク・デコーダ回路195Bに分配さ
れる。 Rデコーダ出力504はデータ算術論理装置207のU
データセレクタ.ゲート215及びVデータ・セレクタ
・ゲート216を制御する。ジアップ条件回路192の
条件出力507はプログラムカウンタ機能素子209中
のジアップ・ゲート508を制御する。Σデコーダ19
1Cの出力509はデータ算術論理装置207中のAデ
ータ・セレクタ・ゲート219、Bデータ・セレクタ・
ゲート220及びCデータ・セレクタ・ゲート221を
制御する。制御デコーダ191Bの出力513はジアッ
プ条件回路192中の条件セレクタ・ゲート514を操
作する。制御デコーダ191Bの出力515はキーボー
ド入力回路196のWAIT−KN−KPセレクタ・ゲ
ート516を操作する。制御デコーダ191Bの出力5
17は算術論理装置207中のΣゲート218を操作す
る。タイミング・プロック203では、FLAGマスク
・デコーダ195の出力518はFAFLAG演算論理
ゲート519及びFBFLAG演算論理ゲート520を
駆動する。 FLAGマスク・デコーダ195Aの出力521はキー
ボード入力論理部196中のキーボード同期バツフア制
御回路522を操作する。FLAGマスク・デコーダ1
95Aの出力523はジアップ条件回路192へ同期時
間パルスを与える。数字マスクデコーダ195Bの出力
524はRデコーダ191Aに入力され、又データ演算
指令からFLAG指令を分別するためFLAGマスク・
デコーダ195Aに入力される。数字マスク・デコーダ
195Bからの出力526はサブ・アドレシング・タイ
ミング・マスクをΣゲート制御回路527に与え、Σデ
コーダ出力509を通して算術論理装置207中のAデ
ータ.セレクタ・ゲート510、Bデータ・セレクタ・
ゲート511及びCデータ・セレクタ・ゲート512に
与え、さらにジアップ条件回路192の桁上げ借入れ探
知ゲート528に与えられる。数字マスク・デコーダ1
95Bの出力529は算術論理装置207中のΣゲート
制御回路527に右シフト指令を与える。FLAG及び
データ記憶アレイ206のAレジスタ211の出力信号
536はセグメント・デコーダ198中のAAバツフア
回路542に伝送される。以下の節ではブロツク201
−205の回路説明を詳細に記述する。 計算器装置をよりよく理解するためには、論理記法とそ
のMOS回路等価物を第18A−D図を参照してここで
説明する。第17図は正論理を用いた従来の論理記法に
より記述されている。しかしながら、装置の過渡、電圧
レベル及びタイミング必要条件を満すために選択された
特定のMOS回路実施例を明瞭にするため別の記法が含
まれている。第18A図は第17図に現われる5個の異
なるインバータとその各々の等価MOS回路を図示する
。同様に第18B図は、5個の対応するNANDゲート
形式と関連する等価MOS回路を図示し、第18C図は
5個の対応するNORゲート形式とその等価MOS回路
を図示する。第18A−C図の各々に示されている個個
の異なる形式のMOS回路は以下の通りである。内部記
号のない論理記号552は従来の負荷比回路である。1
個の数字記号1、2又は3を有する論理記号553はク
ロツク付負荷φIを有する論理機能のダイナミツクな実
施を示しここでIは記号である。 この形式の回路は低電力消費及びゲートバイアス電圧V
GGを必要としないアレイに用いる供給線路(DC電圧
及びクロツク)の数を減らすために用いられる。2個の
数字記号1Jを有する論理記号554はφの余充電と条
件放電φJを有する特殊なレシオレス形式回路を用いた
論理機能の実施を示しここでI及びJは集合(1、2、
3)のうちの要素であり条件は導通の論理条件である。 この形式の回路は電力を減らすため、セル寸法を小さく
するためそして又は回路速度を増加するために用いられ
る。記号Gを有する論理記号555は以後詳細に説明す
るブート・ストラツプ負荷回路を用いた論理機能を実行
するものとして参照される。最後に記号0Dを有する論
理記号556はドレイン開放回路を用いた論理機能の実
施を意味する。この形式の回路はワイヤ0R論理に用い
られ、ここでいくつかの結合された論理ゲートのうち1
個のみが負荷を必要とする。データ・プロツク204の
論理及び回路説明データ・プロツク204はAレジスタ
211、Bレジスタ212、Cレジスタ213、FAF
LAGデータ記憶レジスタ226、及びFBFLAGデ
ータ記憶レジスタ227を含むランダム・アクセス形式
のメモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置206と10
進のデータ算術論理装置207及びFLAG論理装置2
29を含む。メモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置2
06は、12×14のアレイすなわち電荷記憶セル10
の12×14のアレイ、すなわちマトリクス546とダ
イナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214を操作す
るコミュテータ装置545を含む。電荷記憶セル10及
びダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214のマ
トリクス546は3つの13数字の数及び26個の2進
数FLAGに対する並列シフト記憶装置を与える。コミ
ユテータ装置545は、各中間シフト・レジスタ・セル
541の出力を次のシフト・レジスタ・セル541の入
力に直列に結合することにより直列に配置された12個
のシフト・レジスタ・セル541(第19図に詳細に図
示されている)を含む。この様にしてシフト・レジスタ
・セル541は共通の読取り書込み制御信号を連続的に
マトリクス(記憶アレイ)546の隣接する行へ分配す
ることが出来る。アレイの14列の各々に対し1個の入
力と1個の出力を有する13ビツト長の14個の並列に
シフトするシフト・レジスタの所望の特性に対応する回
転の安定な像の交換を行うためには、交換回路に別の装
置547,544を設ける。NAND回路547及び遅
延素子544は回転に対する1個以上の読取り書込み制
御の循環に対応する多重モード振動を取り除く。シフト
レジスタ・セル541の等価MOS回路は第19図に図
示されている。各シフト・レジスタ・セル541は通常
の6個のMOSトランジスタ・シフト・レジスタ・ビツ
ト部を含みさらに従来の負荷回路と比較してすぐれた過
渡応答を与えるために容量性ブート・ストラツプ効果を
用いた負荷回路548を含み、読取り書込み制御パルス
の時間間隔をクロツクφ2の時間間隔に制限するセル5
43及びキル回路551からのRPパルス付勢550を
含む。セル543の回路は第20図に詳細に示され、セ
ル543の回路はクロツクφ2からの入力を有する二重
反転増幅器回路によりタイミング・パルスRPを発生す
る。再び第17図を参照すると、Aデータ・セレクタ・
ゲート219、Bデータ・セレクタ・ゲート220及び
Cデータ・セレクタ・ゲート221は各々Aレジスタ2
11(列Al,A2,A4及びA8)、Bレジスタ21
2(列Bl,B2,B4及びB8)及びCレジスタ21
3(列Cl,C2,C4及びC8)の駆動人力装置であ
る各セレクタ・ゲート510,511,512に結合さ
れる。 Aレジスタ211.Bレジスタ212及びCレジス夕2
13の出力装置536,537,538の各各は1ビツ
トダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214を通
してデータ・セレクタ・ゲート219の通常人力NA、
データ・セレクタ・ゲート220のNB及びデータ・セ
レクタ・ゲート221のNCに戻つて循環路を完成する
。通常路に加えて、Σデータ・セレクタ・ゲート218
はAデータ・セレクタ・ゲート219のΣA制御又はB
データ・セレクタ・ゲート220のΣB制御又はCデー
タ・セレクタ・ゲート221のΣC制御により選択可能
である。これらの路に加えて、遅延セル214を通して
伝送されるAレジスタ211及びBレジスタ212の出
力装置536,537は第3図に関して前述した様にΣ
A及びΣB制御と組合せた交換制御部により各々Bデー
タ・セレクタ・ゲート220及びAデータ・セレクタ・
ゲート219を付勢するごとが可能である。通常のΣの
全て及び交換制御部はΣデコーダ191Cによりデータ
・セレクタ・ゲート219,220,221に与えられ
る。ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路214の
最初の半分により遅延されたAレジスタ211の出力装
置536とCレジスタ213の出力装置538はUデー
タ・セレクタ・ゲート215により加算器217のプラ
ス側に選択される(通常ここのみに)。 同様に、ダイナミツク・シフト・レジスタ遅延回路21
4の最初の半分により遅延されたBレジスタ212の出
力装置537と装置524により発生された定数NはV
データ・セレクタ・ゲート216により加算器217の
マイナス側に選択される(通常ここのみに)。排他0R
回路554は、ノード55におけるその通常(加算)極
性に関して、加算器217へのV入力の補数の条件的に
取るため又前記補数条件が命令レジスタ190の出力5
03からの減算指令である場合に利用される。Uデータ
・セレクタ・ゲート215からのU出力552と排他0
R回路554からの条件的に補数を取られた出力555
は、2進和Uに加えることのノード558における条件
的に補数を取られたVとノード559における2進桁上
げ信号を発生するために桁上げ入力557と共にリプル
桁上げ加算セル556により加算される。ノード558
で発生した2進数和とノード559で発生した桁上げは
論ノ理装置563によりCK制御部564とCBRS制
御565の状態に応じて、10進数和及びT加算器ノー
ド560と内部数字桁上げノード561における桁土げ
に補正される。 制御部564,565は2進化10進法(BCD)演算
ではなく2進法コードを選択するためかつレジスタ・デ
ータ循環の選択されたフイールドにおける内部数字桁上
げをプロツクするために用いられる。T加算器563の
出力560はノーシフト(NS)又はリプル桁上げ加算
セル(遅延素子)556と左シフト(LS)Σ路のどち
らかを通してΣデータ・セレクタ・ゲート218により
選択可能である。 Σデータ・セレクタ・ゲート218はまた入力552に
おいて反転されたUと反転されたv入力553を用いる
ことにより右シフト路も可能にする。Σゲート制御回路
527は左又は右シフト指令をΣデータ・セレクタ・ゲ
ート218の左又は右チャネルに伝送し、左シフト又は
右シフト指令の両方が存在しない場合には、ノ一・シフ
ト路を付勢する。さらに、左シフト指令が存在する場合
は、Σゲート制御回路527は、最初の数字をプロツク
してマスクされた最小桁数字におけるOの挿入を保証す
るために、左シフト遅延素子566により用いられる数
字マスク制御用の出力526の先縁探知を発生する。算
術論理装置207のレジスタ操作論理部と大体同じFL
AG論理装置229はデータ記憶アレイ206により発
生された循環路を完成する・FA記憶セル568とFB
記憶セル569の出力装置はFLAG論理装置229の
FAFLAG演算論理ゲート519とFBFLAG演算
論理ゲート520への通常循環入力であり、かつジアッ
プ条件回路192中のFLAC選択ゲート570へ伝送
される。 数字マスク・デコーダ195Bからの出力であるFLA
G指令入力518は、命令レジスタ503、(FA又は
FB)のSUBビツトによりかつFLAGマスク・デコ
ーダ195AからのFMSK制御信号519′により(
13のタイム・スロツト又は状態のうちから1個を選択
する)特定のFLAGがアドレスされた場合にセツト・
りセツト又はトグルされることが可能である。さらに、
同じタイム・スロツト(FMSK)のFLAG(7)F
A及びFB対は数字マスク・デコーダ195Bからの出
力であるFLG指令518により交換される。FA及び
FBFLAG演算論理ゲート519,520はFLAG
に対する中間ゲートを完成するため各々FLAGデータ
記憶アレイ入力装置505,506にFLAGゼータを
与える。制御プロツク202の論理及び回路説明 制御プロツク202は命令レジスタ190.Rテコーダ
191A、制御デコーダ191B、Σデコーダ191C
及びジアップ条件回路192を含む。 命令レジスタ190は11個のコンバータ575の組を
含み、その入力はブート・ストラツプNANDゲート5
71により命令サイクル当り1回プログラム・フロツク
ROM2O8のデータ出力502からサンプルされる。 他のデコーダと共に第17図に図示されて(・るR、制
御及びΣデコーダ191は、デコーダは完全には発生さ
れないことを除けば構造的に読取り専用(ROM)デコ
ーダ/エンコーダ回路と同じであるプログラム可能な論
理アレイに実施される。すなわち、Nビツト・アドレス
ROMでは2N個の位置がデコードされるが、PLAで
は所望の状態のみがデコードされる。例えば、第21図
に図示されて(・るPLAを考える。真及び補数の両極
性のA及びB入力571″は両方ともPLAの最初の半
分(デコーダ)に与えられる。この例では、4個の積項
(デ゛コータ出力)572は第2(エンコーダ)アレイ
への入力として与えられる。デコーダ・ゲート572″
とエンコーダ・ゲート573の回路は同様の分岐ゲート
である。すなわち論理NANDゲートである。しかしな
がら、NAND−NAND論理はAND−0R論理に還
元されるため、特定の入力に対する特定の積項の依存性
が例えば574に示す様に接合部における丸であられさ
れる場合にはPLA回路実施を記述するため積和記法を
用いるのが便利である。MOS実施例の加工中に用いら
れるプログラム可能なゲート・マスクにより、丸は又M
OSゲートの物理的配置に対応する。デコーダ(PLA
)に対する上述の記法に従つてΣデコーダ191Cは、
命令レジスタ190の出力503からのΣA及びΣB入
力から得られる出力509の制御と及びRデコーダ19
1AからのEX交換指令用の出力504と数字マスク・
デコーダ195Bからの数字マスク用の出力526をデ
コードするために4項デコーダ回路578と4線路出力
エンコーダ部579を有する。 同様にRデコーダ191Aは命令190のRフイールド
234の出力503を7項デ゛コード・アレイ581と
5線路出力エンコーダ・アレイ582を用いてUV指令
CU,AU,BV及びEX用の出力504とR7WAI
T条件コード580に変換する。Rデコード・マトリク
ス581の全ての項は出力503における命令レジスタ
190のIビツト230の真状態によりかつ反転された
状態のFLAG信号525により条件づけられる。制御
デコーダ191Bはキーボード条件を示す出力513、
キーボードWAITを示す出力515及び左シフト右シ
フトを示す出力517の特定のキーボード命令に対する
命令の制御をデコードする。制御デコーダ191Bは1
2項デコーダ583と9線路出力エンコーダ・アレイ5
84を用いる。ジアップ条件回路192は、キーボード
条件セレクタ・ゲート514、桁上げ借入れセレクタ・
ゲート528及びFLAGテスト及び比較ゲート570
からの入力をラツチのSET側に交叉結合をしたラツチ
回路584と、ラツチのりセツト側へのタイミング入力
585と、ジアップ指令をデコードしジアップ条件が真
の場合にジアップ条件制御用の条件出力507をジアッ
プゲート508に付勢するゲート回路586とを含む。
タイミング・プロツク203の論理及び回路説明タイミ
ング・プロツク203はクロツク発生器193、状態及
び数字タイミング発生器194、数字及びFLAGマス
ク・デコーダ・アレイ195及びキー入力論理部196
を含む。 計算器装置の全てのタイミング情報は約250KHzの
方形波発生器又は発信器(第17図に図示したモノリシ
ツク半導体装置にとつては外部)により与えられる。 第17X図のφ端子530により示すように入カクロツ
ク・リードCは外部クロツク信号をモノリシツク計算器
装置に印加する装置を与える。第17X図に示した基本
クロツクと第17Z図に示した3位相クロツクは両方と
もモノリシツク半導体装置に組込まれる。方形波φは第
17X図の基本クロツク回路により直ちに各各531,
532で反対極性の半分の周波数の方形波φB1とφB
2に分割される。2位相クロツク出力φB1とφB2は
また3ビツト・リング・カウンタ588により分割され
て、第17図の計算器装置実施例の全ての論理及び回路
素子の基本クロツク・システムとしての3位相クロツク
φ1L,φ2L,φ3Lを533,534,535で与
える。 状態及び数字のタイミング信号を発生するタイミング発
生器194は状態カウンタ589、数字カウンタ590
、状態数字比較器591、状態デコーダ592及び数字
デコーダ593を与えるためにダイナミツク・シフト・
レジスタ素子とPLA論理部を用いている。 再びコード化された状態デコーダ出力594は他の機能
素子に分配されて6つの独立なタイミング母線の各々の
状態タイミングの任意な選択を行う装置を与える。状態
デコーダ出力595は又第17図の他の回路素子により
必要とされるように分配される。数字フイード・バツク
・シフト・レジスタの正しいフイード・バツクを得るた
めの装置を設けることに加えて、数字デコーダ593の
出力は数字出力走査器197を駆動する。ここで第17
1図のPLAが、数字表示を行うにあたつて小数点の桁
を探しそれを表示するための情報を第17E図に示すセ
グメント出力デコーダ198に送るためのアレーとして
用いられる。FLAGマスク・デコーダ195の13の
積項は、出力503における命令レジスタ190のR及
びΣフイールド234,235の各々からのFLAGア
ドレスを、状態カウンタSのSAlSB.SC及びSD
入力からデコードされた1から13までの状態に対応さ
せるために用いられ、FLAG演算のタイミング・アド
レスのようにFLAG演算論理ゲート519,520に
ゲートされるFLAGアドレシング信号FMSKを59
6に発生させる。 同様に、数字マスク・デコーダ195Bは出力503に
おける命令レジスタ190のMフイールド232に関連
してかつ状態カウンタ589から数字マスク信号526
を与える。この方法で6つの異なるマスクの各々に対す
る状態とマスクの間の任意のセツト、りセツト関連対応
が得られる。数字マスクに加えて、数字マスク・デコー
ダ195BはFLAG制御の出力518、右シフト制御
の出力529及び定数N発生用出力524のデコードを
行う。出力プロツク205の論理及び回路説明 セグメント出力サブ・システム198はデータ記憶アレ
イ206の出力装置536をバツフアする遅延素子54
2と、セグメント・デコーダ(PLA)601、及び1
1デコード・セグメント出力信号を有する端子576を
駆動する出力バツフア回路602を含む。 セグメント・デコード・アレイは選択再結合用の数字情
報をデコードする装置のための10個の積項を有する、
すなわち数字セグメント出力602′のコード化と、F
LAG情報(例えば、エラー又はマイナス符号)をデコ
ードする積項及びO消去を行うための積項とフイード・
バツク信号603である。数字出力走査器197は、内
部数字ブランキング能力用の数字BLANK信号606
により数字デコーダ593の出力をプロツクする11個
の2入力NANDゲート604と、前述したようにキー
ボード及び表示部の走査を行う端子576を駆動する出
力バツフア回路605とを含む。 プログラム・プロツク201の論理、回路及びプログラ
ム説明前述したように、プログラム・プロツク201は
プログラム・カウンタ(PC)209と読取り専用メモ
リ(ROM)208とを含む。 プログラム・カウンタ209と読取り専用メモリ208
の両者は各命令に要するアドレス修正を行ない、制御プ
ロツク202に、例えば、記述した実施例では命令レジ
スタ(IR)190への11−ビツト入力を与える。現
在の命令に要するアドレス修正は、WAIT操作に対す
る無修正、通常の増加操作に対する2進数の1を加える
こと、及び実行されないジアップ操作、又は実行される
ジアップ操作に対しては命令レジスタ190からの9ビ
ツトをプログラム・カウンタの全9ビツトと置き換える
ことのどれかである。 WAIT操作に対する無修正及び通常増加操作に対する
2進数1の加算及び実行されないジアップ操作は、プロ
グラム・カウンタ209のLSD出力652を再循環さ
せるか又はLSDに1を加えてそれをプログラム・カウ
ンタ209のMSBに循環させるかの各々どれかである
タイミング・プロツク203中のキー入力論理部196
からプログラム・カウンタ209のMSDへ直列入力6
51を送ることにより満足される。どちらの場合でも循
環は命令サイクルと同期している。実行されるジアップ
演算に対しては、命令レジスタ190からの9ビツトを
全9−ビツト・カウントと置き換えることは命令サイク
ルの状態Sl2の間に同時にプログラム・カウンタ20
9の全てのビツトの入力653にジアップ条件回路19
2の出力により命令レジスタ190の出力503を並列
にストローブすることにより満足される。制御プロツク
の命令レジスタ190への命令語の出力は、状態Sl3
の間に各命令サイクル毎に命令レジスタ190に新な入
力を与えるNANDゲート654によりストローブされ
る。プログラム・カウンタ209の直列循環はS3から
Sl2の間にNANDゲート655によりクロツクされ
る従来のシフト・レジスタ・ビツト656により与えら
れる。ROMはビツト当り5個のNANDゲートのアレ
イ又は全部で55個のNANDゲートを駆動する命令レ
ジスタ190のビツト出力503毎に64個の内の1個
を取り出すデコーダを含む。これらの5個のゲートのう
ちの1個は各才*ビツトに対し5個のうちから1個を取
り出すエンコーダによりアドレスされる。それ故、最大
で320個の11ビツト語の記憶装置が設けられ、任意
の1語のランダム・アドレシングに対して選択(デコー
ド及びエンコード)される。本計算器実施例のプログラ
ム・プロツク201は固定プログラムを記憶するための
プログラム可能な読取り専用メモリ208を含む。別の
実施例では、しかしながら、読取り専用メモリ208に
置き換わる読取り書込みメモリが、記憶されたプログラ
ムを連続的に変化する装置を与え、それ故計算器装置の
演算を変化させることが可能である。計算器演算用のプ
ログラムをメモリに常駐させておくことにより計算器演
算を行うことが可能であるが、可変機能計算器装置の1
実施例におけるプログラム処理に対応するフロー・チヤ
ートを第22A乃至22T図に図示する。 又、計算問題をキーボード操作により解く操作手順の例
を第V表に示す。第22図を参照すると、計算器プログ
ラム論理の流れは以下の通りである。 第22A図はフロー・チヤート記法の鍵を与える。 箱の形は様々な種類の命令を区別するために用いられ箱
の中の記号は指定された種類内の特定の命令を指定する
ために用いられる。円記号はラベル、例えば第22A図
のGO及びCONTとして用いられる。 長方形は代入を表わす。レジスタ操作には、数字マスク
を表わす添字と共に矢印が用いられる。フラツグ操作に
は、余分な線を有する長方形が用いられ、修正されるフ
ラツグの記憶又は英数字識別と共に命令が与えられる。
楕円記号は、テスト・フラツグ、比較フラツグ、及び比
較レジスタ命令を含む全てのテスト操作に対して用いら
れる。ひし形はブランチ条件命令に対して用いられ、指
示された条件は先行するテスト又はレジスタ(桁上げ/
借入れ)操作に関連する。16進記号はWAIT操作に
用いられる。 WAIT条件に加えて、例えば1加算のような関連演算
のDll又はKNが指示されている。第22Bから22
T図においてフローチヤートの各ステツプに記載されて
いる三桁の16進コードの数字は読取り専用メモリ(R
OM)208に記載された対応するIRコードのROM
位置(PC値)を表わす。第22B図を参照すると、4
つの基本演算(±、=、×、÷)ルーチンを結合し、フ
ラツグ・テストにより現在の操作と以前の操作状態を決
定し、図示した決定ツリーを更新する基本制御ルーチン
が示されている。 第22C図を参照すると、クリア・エントリ一(CE)
、小数点(DPT)、クリア(C)、及びデータ・エン
トリ一のルーチンが示されている。 クリアは000から003に配置され全てのフラツグと
A及びCレジスタをクリアする装置を与えてLOCKに
復帰する。クリア入力は位置058にあり、Aレジスタ
と関連するフラツグをクリアするため021のD2ルー
チンヘブランチする。データ・エントリ一は数字キーの
入力と小数点スイツチ・ルーチンの制御ルーチンであり
、位置01Eに始まる。第22D図を参照すると、全て
の瞬間的なキーボード入力の静止(開放回路)をテスト
することにより二重キー入力と単一操作エントリ一の多
重実行を防止する装置を与えるLOCKで全ての操作ル
ーチンは終結する。 LOCKは位置004から008にあり、静止用のDL
Eにブランチする。位置009から010の2つのWA
ITル一プでは、DLEは先縁キー振動と過渡雑音を打
消す装置を与える。第22E図を参照すると、0PNは
どの操作が要求されているかを決定するためにキーボー
ド操作入力(KOキー)を間合わせる装置を与える。 これはブランチ条件命令のリストによりなされ、その実
行順序は数字走査出力へのキー接続の順序に対応し、W
AITDll命令により走査サイクルに問合せを同期し
、WAIT命令にともなうKO→CONDによりキーボ
ード入力の状態の条件ブランチを可能にする。0PNは
ROMの011と01Dに配置され、以前のジアップが
実行されない場合には、数字入力用のデータ・エントリ
一のジアップで終結する。 第22F図を参照すると、NBRは数字キーボード入力
、例えば数字キーと小数点位置スイツチを問合わせ、走
査・コード化する装置を与える。 これは待機の各命令サイクルに対してAの仮数から「1
」を減算するために(A−1A)により位置03Aの単
一命令WAIT(Dll+KN)によりなされる。第2
2G,H,I,J,K,L、及びM図を参照すると加算
/減算(AS)と予備正規化(PRE)が示されている
。 これらのルーチンは加算又は減算の実際の実行に加えて
様々なテスト及び形式化処理を含む。第22N,0,P
,Q,R,S及びT図を参照すると乗算/除算(MD)
と事後正規化(POST)が示されている。 これらのルーチンは、所望の機能を実施するためにシフ
ト、テスト、及びカウント処理と組合せた繰り返し加算
及び減算を用いている。第23図は本実施例の上述した
信号と機能及び現在の集積回路技術のパツケージ技術と
の間の実際の関連を図示する。 例えば、本実施例の入/出力端子は、従来のDIPプリ
ント回路基板処理使用により本装置をよりアクセス可能
な装置にするために線導体及び熱圧縮結合を用いたセラ
ミツク又はプラスチック・パツケージ・リード・フレー
ムに結合される。本発明の計算器装置の記述したMOS
実施例では、正期の操作状態ではVSS−VDDとVD
D−VGGは例えば名目7.2ボルト(最大8.1ボル
ト、最小6.6ボルト)である。 クロツク(φ)周波数は名目250KHz、最小200
KH2、最大330KHzである。非計算器機能用計算
器装置のプログラミング本発明の計算器装置は前述した
卓上計算器機能以外の機能を実行するためにプログラム
されるという点で可変機能計算器である。 本装置の可変機能性は、装置に用いられるプログラム可
能な読取り専用メモリとプログラム可能な論理アレイの
ような種々のサブシステムのプログラム可能性により基
本的には与えられる。上述したように、これらのプログ
ラム可能なサブシステムは、MOS又はMIS実施例の
製造中に単にゲート絶縁体マスクを修正することにより
任意にプログラムされる。別な計算器実施例では、キー
ボードの別なキーそして又はROMに記憶された別なプ
ログラムを用いた多数の別な機能は、例えば、右シフト
、交換演算、平方根、指数演算、対数演算、二重及び三
重のO操作、及びキー順序確認を含む装置を提供するこ
とが可能である。本発明の計算器装置は種々の実施例で
プログラム制御、データ制御算術及び論理装置及び入/
出力サブシステムを含むが、非計算器機能を実行するよ
うにプログラムしてもよい。 例えば、計算器装置はデジタル・ボルト・メータ、事象
計数、メータ・スムージング、タクシ一料金メータ、オ
ドメータ、重量測定用スケール・メータ等のようなメー
タ機能を実行するようにプログラムしてもよい。本装置
は又制御器として作用するキヤツシユ・レジスタ操作、
算術テイーチング装置、時計、表示デコーダ、自動車ラ
リ一・コンピユータ等を実行するようにプログラムして
もよい。以上に実施例の説明で述べたように、本発明に
よれば次のような優れた効果を得ることができる。 (1)電子計算機の基本的機能を単一の半導体集積回路
に組込んだ汎用性のある電子装置を用いることにより超
小型の汎用性ある電子計算装置を得ることができる。(
2)電子装置の出力信号を多目的に使用しながらそのた
めの出力端子数を最小にすることができる。 (3)非常に小さな電子装置で、モノリシツク半導体集
積回路内のプログラム記憶回路に固定的に記憶されたプ
ログラムにより、計算器機能のみならず非計算器機能を
も可能とする種々の機能を持つことができる。 所望のプログラムは本半導体装置の製造工程中の印刷工
程におけるフオトマスクのようなマスクにより任意に設
定され得る。従つて本発明は非常に広い種々の分野に適
用され得るものである。本電子装置の使用者はこの半導
体集積回路を全体として単一の非常に小さなシステムと
して認識することができる。従つて計算機に親しみがな
かつた使用者でも本半導体集積回路をより大きな又はよ
り高いレベルのシステム内のサブシステムとして容易に
用いることができる。(4)新たなプログラムを有する
電子装置の設計サイクルを短縮することができる。 本発明によれば新たな機能を要する新装置は、プログラ
ム記憶回路用のマスクを変えることにより、モノリシツ
ク半導体回路の他の部分を基本的に変えることなく設計
することができる。新装置に普通必要とされる試験工程
は本質的に新たなプログラム記憶部のみにおいて行えば
よいことXなる。従つて設計、プロトタイプ製作、試験
から製造への工程のサイクルは非常に短縮することがで
きる。(5)本発明の電子装置は、半導体製造技術によ
り大量生産することが容易である。 従つて製造コストを低減でき、本発明の電子装置の応用
分野を拡大することもできる。(6)固定的に記憶され
るプログラムにより種々の分野に適用され得る本電子装
置の大きさは数Mu平方以内に縮少され得、かつ(2)
項に述べた出力端子数を最小にすることX相俟つて端子
数を少くすることができるので、従来の28ピン又は4
8ピンパツケージ内に納めることができる。 更に、本発明の電子装置を用いることにより可変機能固
定プログラム計算装置が、その重要部分である電子装置
が小型であることにより同様に小型化され得る。(7)
本発明に係る電子装置が構成されているモノリシツク集
積回路の大きさは、メモリ機能を2っの部分、即ち、読
取り専用メモリ(ROM)のようなプログラム記憶回路
とランダムアクセスメモリ(RAM)の様なデータメモ
リ回路とに分けることにより縮少化され得る。 この2つの異つた形式のメモリへの分離は半導体チツプ
の制限された面積の有効的な利用を可能とする。本発明
では半導体集積回路を絶縁ゲート型トランジスタで構成
することにより、モノリシツク集積回路内の集積密度を
バイポーラ型式のトランジスタよりも大にすることがで
きる。S)各種の分野に適用し得る電子装置の電気的信
頼度は、プログラムメモリ、データメモリ、制御回路、
算術論理装置、入力回路及び出力回路を小型のモノリシ
ツク集積回路内で構成しこれらを集積回路内で相互接続
することによつて又(2)項で述べたように出力信号を
多目的に使用することによつてパツケージピン及び接続
線の数が少くされることにより向上される。 パツケージピン及び接続線は、電気的雑音を拾い電子装
置の機能誤りを起させ得る好ましくない容量をもたらす
ものであるが、本発明によればパツケージピン及び接続
線の数を減らすことによりこれらの不都合を防止するこ
とができる。多相クロツク信号を供給するタイミング回
路がモノリシツク集積回路内で集積されているので本発
明に係る種々の回路はチツプ内でクロツク信号を受ける
ことができ、これにより又ピン及び接続線の数を減少さ
せることができる。 (1)各種の分野に適用し得る本電子装置の機械的信頼
性は、本願発明が用いられるシステムにおけるパツケー
ジピン及び接続線を少くすることにより向上させること
ができる。製造工程中におこる接続不良、断線等の問題
が減少するからである。また本発明を使用して計算装置
を構成した場合、その機械的信頼性も向上させることが
できる。0)本発明が適用されるシステム内のインタフ
エース回路用の集積回路チツプを減少させることができ
又その設計も容易に行うことができる。 即ち、若し電子装置が幾つかの複数の集積回路チツプに
より構成される場合には集積回路パッケージ間の接続に
おいてインタフエース回路用チツプが必要とされること
が多く、これらの集積回路チツプは幾つかのインタフエ
ース回路を通して動作することXなる。本発明によれば
単一のチツプで各回路が構成されるのでインタフエース
回路用チツプを減少させることができシステム全体の設
計が容易となる。以上に述べた如く本発明によれば多く
の価値ある技術的な利点をもたらすことができ、かつ同
時に関連産業に対しても経済的利益をもたらすことがで
きる。 本発明のいくつかの実施例を詳細に説明したが、しかし
ながら、特定の実施例に対するこれらの説明は単に発明
の概念の下にある原理を説明するものである。 開示した実施例の様々な修正や本発明の他の実施例は、
本発明の範囲と要旨を逸脱することなく同業者には明ら
かであると考えられる。
第1図及び第2図は本発明の計算器装置を図示するプロ
ツク線図である。 第3図は本発明の計算器装置の1実施例のデータ・プロ
ツク204を機能的に記述したプロック線図である。第
4図はFLAGレジスタの動作を図示する該レジスタの
プロツク線図である。第5図は計算器装置の実施例に用
いられる基本指令語形式と命令地図である。第6図は計
算装置の基本命令サイクル・タイミングを図示するグラ
フである。第7図はキーボード及び表示走査の走査サイ
クル・タイミングを表わすグラフであり、走査サイクル
を命令サイクル・タイミング時間と関係づけるものであ
る。第8図はAレジスタ、Bレジスタ、Cレジスタ、F
AFLAGレジスタ、FBFLAGレジスタ及び表示部
のデータ形式を表わす図である。第9図は、入力感知プ
ログラムが過渡雑音、二重エントリ一前縁振動及び後縁
振動に対する防御を与えていることを示すキーボード・
プログラム・タイミングを表わすグラフである。第10
図及び第11図は本計算器装置と関連して用いられる1
例としての計算器キーボードを示す平面図である。第1
2図は数字走査回路への入出力接続を示す表示素子の回
路線図である。第13図は本発明の実施例に関連して用
いられる表示部の代表的な表示字体を示す図である。第
14図はセグメント駆動がいかにして本発明の実施例の
数字1駆動を含むかを示すグラフである。第15図は本
発明の実施例における表示素子と走査回路との間のイン
ターフエース回路の回路線図である。第16図は走査回
路への相互接続を含む、説明された計算器実施例に関連
して用いられるキーボードの回路図である。第17図は
本発明の計算器装置の金属−絶縁体一半導体実施例の論
理回路線図であり、第17A図〜第17Z図を含む。第
18A図〜第18D図は第17図に示した種々の論理ゲ
ートの等価金属−絶縁体一半導体回路を示す線図である
。第19図は第17図の実施例に用いられるランダム・
アクセス・メモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置のコ
ミユーテータに用いられるシフト・レジスタ・セルの等
価金属一絶縁体一半導体回路を図示する回路線図である
。第20図は第19図のシフト・レジスタ・セル用の金
属一絶縁体一半導体ドライバ回路を図示する回路線図で
ある。第21図は第17図の実施例に用いられるプログ
ラム可能な論理アレイ(PLA)と等価な回路を図示す
る線図である。第22A図〜第22T図は、浮動小数点
演算、入力ルーチン及び出力ルーチンを含む卓上計算器
機能を与えるため、計算器装置の実施例のプログラム可
能読取り専用メモリに記憶されたプログラムを示すフロ
ー・チヤートである。第23図はキーボード、表示ドラ
イバ及び電源への端子相互接続を示すパツケージ化され
たモノリシツク構造体の平面図である。201・・・・
・・プログラム・プロツク、202・・・・・・制御プ
ロツク、203・・・・・・タイミング・プロツク、2
04・・・・・・データ・プロツク、205・・・・・
・出力プロツク、208・・・・・・読取り専用メモリ
、209・・・・・・プログラム・カウンタ、190・
・・・・・命令レジスタ、191・・・・・・制御デコ
ーダ、192・・・・・・ジアップ条件回路、195・
・・・・・数字及びFLAGマスク・デコーダ、196
・・・・・・キー入力論理部、206・・・・・・ラン
ダム・アクセス・メモリ・シフト・レジスタ及びFLA
Gデータ記憶アレイ、207・・・・・・10進算術装
置、229・・・・・・FLAG論理装置、198・・
・・・・セグメント出力デコーダ、197・・・・・・
数字走査器出力。
ツク線図である。 第3図は本発明の計算器装置の1実施例のデータ・プロ
ツク204を機能的に記述したプロック線図である。第
4図はFLAGレジスタの動作を図示する該レジスタの
プロツク線図である。第5図は計算器装置の実施例に用
いられる基本指令語形式と命令地図である。第6図は計
算装置の基本命令サイクル・タイミングを図示するグラ
フである。第7図はキーボード及び表示走査の走査サイ
クル・タイミングを表わすグラフであり、走査サイクル
を命令サイクル・タイミング時間と関係づけるものであ
る。第8図はAレジスタ、Bレジスタ、Cレジスタ、F
AFLAGレジスタ、FBFLAGレジスタ及び表示部
のデータ形式を表わす図である。第9図は、入力感知プ
ログラムが過渡雑音、二重エントリ一前縁振動及び後縁
振動に対する防御を与えていることを示すキーボード・
プログラム・タイミングを表わすグラフである。第10
図及び第11図は本計算器装置と関連して用いられる1
例としての計算器キーボードを示す平面図である。第1
2図は数字走査回路への入出力接続を示す表示素子の回
路線図である。第13図は本発明の実施例に関連して用
いられる表示部の代表的な表示字体を示す図である。第
14図はセグメント駆動がいかにして本発明の実施例の
数字1駆動を含むかを示すグラフである。第15図は本
発明の実施例における表示素子と走査回路との間のイン
ターフエース回路の回路線図である。第16図は走査回
路への相互接続を含む、説明された計算器実施例に関連
して用いられるキーボードの回路図である。第17図は
本発明の計算器装置の金属−絶縁体一半導体実施例の論
理回路線図であり、第17A図〜第17Z図を含む。第
18A図〜第18D図は第17図に示した種々の論理ゲ
ートの等価金属−絶縁体一半導体回路を示す線図である
。第19図は第17図の実施例に用いられるランダム・
アクセス・メモリ・アレイ・シフト・レジスタ装置のコ
ミユーテータに用いられるシフト・レジスタ・セルの等
価金属一絶縁体一半導体回路を図示する回路線図である
。第20図は第19図のシフト・レジスタ・セル用の金
属一絶縁体一半導体ドライバ回路を図示する回路線図で
ある。第21図は第17図の実施例に用いられるプログ
ラム可能な論理アレイ(PLA)と等価な回路を図示す
る線図である。第22A図〜第22T図は、浮動小数点
演算、入力ルーチン及び出力ルーチンを含む卓上計算器
機能を与えるため、計算器装置の実施例のプログラム可
能読取り専用メモリに記憶されたプログラムを示すフロ
ー・チヤートである。第23図はキーボード、表示ドラ
イバ及び電源への端子相互接続を示すパツケージ化され
たモノリシツク構造体の平面図である。201・・・・
・・プログラム・プロツク、202・・・・・・制御プ
ロツク、203・・・・・・タイミング・プロツク、2
04・・・・・・データ・プロツク、205・・・・・
・出力プロツク、208・・・・・・読取り専用メモリ
、209・・・・・・プログラム・カウンタ、190・
・・・・・命令レジスタ、191・・・・・・制御デコ
ーダ、192・・・・・・ジアップ条件回路、195・
・・・・・数字及びFLAGマスク・デコーダ、196
・・・・・・キー入力論理部、206・・・・・・ラン
ダム・アクセス・メモリ・シフト・レジスタ及びFLA
Gデータ記憶アレイ、207・・・・・・10進算術装
置、229・・・・・・FLAG論理装置、198・・
・・・・セグメント出力デコーダ、197・・・・・・
数字走査器出力。
Claims (1)
- 1 (a)複数の入力端子に接続された入力回路と;半
導体集積回路の製造工程中のマスクによつてプログラム
命令を固定的に記憶するアドレス可能なプログラム記憶
回路と;上記プログラム命令に応答し、上記プログラム
命令に従つて制御信号を発生する制御回路と;マルチビ
ット語のコード化された情報を記憶するデータ記憶回路
と;上記制御信号に従つて上記マルチビット語に対し並
列算術論理演算を行い演算結果を供給する並列算術論理
回路と;上記演算結果を第1群と第2群との2組の出力
端子を介し出力する出力回路とを単一の半導体装置の中
に含み、上記各回路が上記単一の半導体装置の中で相互
回路接続されてなるモノリシック集積回路の電子装置と
;(b)第1群および第2群の端子を有するキーボード
と、(c)第1群および第2群の端子を有する表示装置
と、(d)上記電子装置の第1群の出力端子を、上記キ
ーボードの第1群の端子および上記表示装置の第1群の
端子とに共通に接続し、上記キーボード及び上記表示装
置が共通に走査されるようにした第1の接続装置と、(
e)上記電子装置の第2群の出力端子と上記表示装置の
第2群の端子とを接続し、上記表示装置に上記出力回路
からの情報を与える第2の接続装置と、(f)上記電子
装置の入力端子と、上記キーボードの第2群の端子とを
接続し、上記キーボードの情報を上記入力回路に導入す
る第3の接続装置と、を含む電子計算装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16356571A | 1971-07-19 | 1971-07-19 | |
US163565 | 1971-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727357A JPS5727357A (en) | 1982-02-13 |
JPS595937B2 true JPS595937B2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=22590581
Family Applications (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196972A Pending JPS5732375B1 (ja) | 1971-07-19 | 1972-07-18 | |
JP17078780A Granted JPS5731071A (en) | 1971-07-19 | 1980-12-03 | Electronic computing device |
JP55170788A Expired JPS595937B2 (ja) | 1971-07-19 | 1980-12-03 | 電子計算装置 |
JP63156001A Granted JPH01140264A (ja) | 1971-07-19 | 1988-06-23 | プログラムされたシステム |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196972A Pending JPS5732375B1 (ja) | 1971-07-19 | 1972-07-18 | |
JP17078780A Granted JPS5731071A (en) | 1971-07-19 | 1980-12-03 | Electronic computing device |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156001A Granted JPH01140264A (ja) | 1971-07-19 | 1988-06-23 | プログラムされたシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (4) | JPS5732375B1 (ja) |
DE (2) | DE2265696C2 (ja) |
FR (1) | FR2146368B1 (ja) |
GB (2) | GB1401265A (ja) |
IT (1) | IT965091B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6270527U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5173856A (en) * | 1974-11-19 | 1976-06-26 | Texas Instruments Inc | Hyojisochito kiiboodo no sosashutsuryokunikanshi tasunokoodokumiawaseojusuru denshikeisanki aruiha deijitarushorikichitsupu |
GB2083669B (en) * | 1980-09-05 | 1985-01-03 | Casio Computer Co Ltd | Key data entry system |
JPS5940778U (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-15 | 富士電機株式会社 | 冷気循環形オ−プンシヨ−ケ−ス |
JPH01166884U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-22 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1030069B (de) * | 1955-08-26 | 1958-05-14 | IBM Deutschland Internationale Büro-Maschinen Gesellschaft m.b.H., Sindeliingen· (Württ.) | Speichertastatur |
US2989729A (en) * | 1958-12-10 | 1961-06-20 | Burroughs Corp | Keyboard checking apparatus |
DE1183130B (de) * | 1963-09-12 | 1964-12-10 | Telefunken Patent | Anordnung zur Auslesung und dezimalen Anzeige eines in einem mehrdekadigen Zaehler enthaltenen Ergebnisses |
US3462742A (en) * | 1966-12-21 | 1969-08-19 | Rca Corp | Computer system adapted to be constructed of large integrated circuit arrays |
US3566153A (en) * | 1969-04-30 | 1971-02-23 | Texas Instruments Inc | Programmable sequential logic |
-
1972
- 1972-06-27 GB GB4462674A patent/GB1401265A/en not_active Expired
- 1972-06-27 GB GB3006872A patent/GB1401204A/en not_active Expired
- 1972-07-18 JP JP7196972A patent/JPS5732375B1/ja active Pending
- 1972-07-18 IT IT5159972A patent/IT965091B/it active
- 1972-07-19 DE DE19722265696 patent/DE2265696C2/de not_active Expired
- 1972-07-19 DE DE19722235430 patent/DE2235430A1/de not_active Ceased
- 1972-07-19 FR FR7225976A patent/FR2146368B1/fr not_active Expired
-
1980
- 1980-12-03 JP JP17078780A patent/JPS5731071A/ja active Granted
- 1980-12-03 JP JP55170788A patent/JPS595937B2/ja not_active Expired
-
1988
- 1988-06-23 JP JP63156001A patent/JPH01140264A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6270527U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01140264A (ja) | 1989-06-01 |
JPS6229832B2 (ja) | 1987-06-29 |
DE2265696C2 (de) | 1984-09-13 |
FR2146368B1 (ja) | 1973-07-13 |
DE2235430A1 (de) | 1973-02-01 |
JPH0241062B2 (ja) | 1990-09-14 |
GB1401204A (en) | 1975-07-16 |
IT965091B (it) | 1974-01-31 |
JPS5727357A (en) | 1982-02-13 |
GB1401265A (en) | 1975-07-16 |
FR2146368A1 (ja) | 1973-03-02 |
JPS5731071A (en) | 1982-02-19 |
JPS5732375B1 (ja) | 1982-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4074351A (en) | Variable function programmed calculator | |
US4485455A (en) | Single-chip semiconductor unit and key input for variable function programmed system | |
US3878514A (en) | LSI programmable processor | |
EP0031889A1 (en) | Processor on a single semiconductor substrate | |
US3984670A (en) | Expandable digital arithmetic logic register stack | |
US4694391A (en) | Compressed control decoder for microprocessor system | |
EP0011412A1 (en) | Bipartite control store for microprogrammed data processor | |
US4348720A (en) | Microcomputer arranged for direct memory access | |
US6650317B1 (en) | Variable function programmed calculator | |
US4028682A (en) | Circuit arrangement for selecting the function of connection contacts on circuit chips | |
EP0229734A2 (en) | Microprogram control device | |
JPS595937B2 (ja) | 電子計算装置 | |
US3753238A (en) | Distributed logic memory cell with source and result buses | |
US4037212A (en) | Information processing system | |
US4604684A (en) | Digital computer having unique instruction decoding logic | |
US4100606A (en) | Key debounce system for electronic calculator or microprocessor | |
US4471461A (en) | Variable function programmed system | |
US4476541A (en) | Variable function programmed system | |
US3958223A (en) | Expandable data storage in a calculator system | |
US3944983A (en) | Expandable data storage for a calculator system | |
US3934229A (en) | External register memory chip in a calculator system | |
US4051471A (en) | Key input means providing common key identifying and display driving digit timing signals | |
US3984816A (en) | Expandable function electronic calculator | |
US4342094A (en) | Display method for variable function programmed system | |
US4004280A (en) | Calculator data storage system |