JPS595936B2 - 多重モ−ド記憶装置 - Google Patents

多重モ−ド記憶装置

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JPS595936B2
JPS595936B2 JP50022972A JP2297275A JPS595936B2 JP S595936 B2 JPS595936 B2 JP S595936B2 JP 50022972 A JP50022972 A JP 50022972A JP 2297275 A JP2297275 A JP 2297275A JP S595936 B2 JPS595936 B2 JP S595936B2
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smpm
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gate
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ユージン バーンズ エルウツド
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/18Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on priority control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/0223User address space allocation, e.g. contiguous or non contiguous base addressing
    • GPHYSICS
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    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Bus Control (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は多重モード記憶装置、特にアドレスおよび記憶
場所間における関係が固定していないスタツキング(S
tacking)、マツピング(Mapping)およ
びその他のモードで作動すべく制御され得る記憶装置に
かXわる。
従来技術 記憶装置としては例えば磁心、半導体、メツキ線等多く
の異なる型式のものがあり、それらはビツト当りの値段
、アクセスおよびサイクル時間そして他の特性において
極めて多様である。
しかしながら、かXる記憶装置の基本的動作モードとし
てはすべて同じである。記憶場所の1つを識別するため
のアドレスは中央処理装置から或はダイレクト・メモリ
ーアクセス(DMA)チャネルに溢つて記憶装置に伝達
される。仮りに読出し動作が行われるとすると、識別さ
れている場所におけるデータが出力データ線に印加され
、そしてもしも書込み動作が行われる場合、入力線上の
データは指定された場所に書込まれる。記憶装置は云わ
ゆる″Add−0n”メモリーの如き自己包含ユニツト
とすることができ、その6add−0n゛メモリーは拡
張のためにその初期設定後にシステムに追加されるもの
である。
他方、記憶装置が中央処理装置(CPU)を収容する同
じ包囲体内における1つもしくはそれ以上のカード上に
含まれることもある。本発明においては、自己包含型で
あるかどうかに関係なくあらゆる型式の記憶装置に適用
できるものであつて、その際重要なことは記憶装置自体
とCPU,.DMAチヤネル、或は他のアドレス発生装
置間を区別することである。CPUもしくはDMAチヤ
ネルに関する限り、アドレス線に印加されるアドレスは
、データが書込まれたりもしくは読出されたりする記憶
装置(メモリー)におけるそれぞれの場所を表わしてい
るような従来型の記憶装置によつて解釈される。この明
細書においていわゆる゛記憶装置゛或ばメモリー”と云
う語はCPUによるかもしくはDMAチヤネルに沿つて
それに伝達されるアドレスビツトにおいて動作するハー
ドウエアを意味し、そして読出し/書込みおよび別な制
御信号に従つてデータ線上にある語すなわちワードを記
憶するかもしくはワードをデータ線に供給する。゛メモ
リー゛とそれとインターJャGースする別なユニツトとの
間における分割線についてのその理解は、本発明による
記憶装置がそれらに対して拡張されたアドレス上で動作
する従来技術におけるものとはかなり異なつているアド
レス上で動作するので極めて重要である。発明の目的 本発明における記憶装置すなわちメモリーは通常の方法
でデータを記憶したり供給することに加えて別なモード
すなわちマツピングおよびスタツキングモードで動作す
ることができる。
広い意味におけるマツピングおよびスタツキングと云う
概念は新しいものではないが、本発明の記憶装置におけ
るマツピングおよびスタツキング動作は、後程記述され
る如く、従来知られているものとはかなり異なつた方法
で実施される。(例えば、スタツキングモードで動作す
る場合、本発明での記憶装置は記憶場所の識別の一部と
してよりはむしろサブモード動作を表わしているものと
しての幾つかのアドレスビツトを取扱つている。)しか
し多分一層重要なことは、本発明でのマツピングおよび
スタツキング機能はその記憶装置内で制御されるもので
、他方従来技術におけるかXる機能は記憶装置の外部で
制御されていたと云う事実であろう。従来技術において
、アドレスは記憶装置の外部で変更されるが、一旦変更
されたアドレスはその記憶装置に伝達され、それはその
伝達されたアドレスと関連のある特別な場所を表わして
いる。このことは、メモリーに伝達されるアドレスと物
理的記憶場所との間に固定の対応関係を有さない本発明
の記憶装置とは対照である。本発明の一般的な目的は、
受信されたアドレスと記憶場所との間の関係が固定され
ておらず、しかもマツピングおよびスタツキングモード
において動作でき、その際、そのマツピングおよびスタ
ツキング機能はそれに伝達されるアドレスに従つてメモ
リー自体にて制御され、そのメモリー動作はそれに伝達
されるアドレスと物理的記憶場所との間に1対1の対応
関係のないように行われる記憶装置(メモリー)を提供
するにある。
本発明の他の目的は、記憶装置がマツピングモードで動
作するときの高度な融通性を提供することである。
如何なるページのアドレスすなわち6空間゜゛或は“ス
ペースもその記憶装置内でのアドレス境界に関係なく何
等かの等しい寸法のページの記憶場所上にマツピングさ
れるものであり、これはアドレススペースのページがア
ドレス境界が固定されていない等しい寸法のメモリーペ
ージ上にマツピングされる従来技術からは区別し得るも
のである。本発明の別な目的は、記憶装置がスタッキン
グモードで動作する場合、極めて大きな数の記憶場所に
おけるデータの記憶を制御し(これが広範なアドレス空
間を1使用しつくずことなくして広範なバツフア記憶を
可能にする)、そしてアドレスビツトのあるものに従つ
てスタツキング動作自体を変えるべく、その記憶装置に
伝達される制限された数のアドレスを与えることである
発明の要約 本発明をより適切に理解するには、云わゆる゛計算機ア
ドレススペースとメモリーアドレス(記憶装置における
物理的記憶場所を識別する)とを区別することが必要で
ある。
中央処理装置の指令語におけるビツト数に依存して、そ
こにはメモリーアドレスを識別するのに利用し得るある
制限されたビツト数が存在する。例えば、16ビツトが
216(64K)アドレスのうちの1つを識別するため
に利用される。こうした64Kアドレス(K=1024
)はデータ処理システムの云わゆる゛アドレス空間゛を
含んでいる。64Kの記憶場所はそのアドレス空間にお
ける64Kアドレスにより1対1の基準で識別される。
64Kのアドレスのすべてがそれぞれのメモリー場所を
識別するために使用されるシステムにおいて、採用され
る最大量のメモリーは64Kメモリーであつて、それは
その記憶装置を拡張するための手段(ハードウエアもし
くはソフトウエア)を何も含んでいない。
従来技術においては、アドレス空間が制限されているに
もかXわらずより大規模な記憶装置が使用できる技術が
ある。
かXる技術としては1ページメモリ一(Pagedme
mOry)゜゛が知られている。与えられる゛物理的”
メモリーの数は各々が2K場所のページ(或は別な量)
に分割される数10万の記憶場所にも及ぶことがある。
この物理的メモリーは各々が2Kページの制限されたプ
ログラムアドレス空間をその物理的メモリーにおける大
きな数のページの1つにマツピングすることにより、一
層小さなプログラムアドレス空間(例えば、64K場所
或は各々が2K場所の32ページ)を有する計算機と共
に利用される。実際の場合、2Kページのプログラムア
ドレス空間内におけるアドレスは物理的メモリーにおけ
る2Kページのスターテング・アドレスに関連づけられ
る。如何なる時刻においても、全体のプログラムアンド
レス空間は64K場所(この例の場合)を越えることを
決してないけれども、アクセス可能な物理的メモリーの
実際の量は、その計算機における1つもしくはそれ以上
のプログラムの動作中に、物理的メモリー上へのプログ
ラムアドレス空間のマツピングを時々選択的に変更する
ことにより有意義に大きくされる。時には、CPU内に
おける一組の6再配量゛レジスターが処理装置のより小
さなプログラムアドレス空間を記憶装置のより大きな物
理的アドレス空間上にマツピングするために使用される
。各種の従来技術によるマツピング処理装置が共通して
いることはそれらがハードウエア或はソフトウエア制御
の下でCPU自体において成就されることである。
物理的記憶装置に関する限り、アドレスがかXる記憶装
置のいづれかに伝達される場合、それは常にその記憶装
置における同一の物理的記憶場所を識別する。ワードす
なわち語は記憶装置に書込まれるかもしくはそこから読
出されるが、しかしその動作に含まれる記憶場所は常に
その記憶装置のアドレス線入力に現われる特定のアドレ
スと独特に関連づけられる。更に、従来技術におけるマ
ツピング技術は、そのプログラムアドレス空間における
何等かの2K(或は別なデイメ>′73ン)4−ジが補
助的記憶装置にぉける予め決められた2Kページ上にの
みマツピングされると云うように一般的には融通性に乏
しいのである。通常の場合、その物理的記憶装置におけ
るページについての物理的境界(アドレス)は固定され
ている。本発明の原理によると、本発明のメモリーシス
テムは、補助記憶装置に加えて、より小さなスタツク兼
マツプ・ポインター・メモリー(SMPM)、および例
えばCPUによりそのシステムに伝送されるアドレスを
変更するための論理回路を含んでいる。
SMPMの゛ゞマツプ・ポインター′5区間は補助記憶
装置における特定な語をアクセスすべく到来するアドレ
スと関係づけて用いられる。かくして、マツピングは記
憶装置自体において行なわれる。更に、このシステムは
特に融通性があり、この補助記憶装置における如何なる
ページのスターチインクアドレスも任意に選び出される
。これはその補助記憶装置におけるページが重複するの
を可能にしている。補助記憶装置における全ページはそ
れが全容量で使用されない場合でさえいわゆる゛むだ”
になることはない。従来技術の場合、もしもあるページ
が充満されないとすると、その容量の一部は未使用とな
り、或はもしもあるページにおける別な組合せのデータ
或は指令の一部を記憶しようとする場合、連繋手段が施
されなければならなかつた。しかしながら、本発明の場
合、もしも1つのページが完全に使用されないことが解
ると、別なページがその完全に利用されていないページ
でのある中間点において始まるように作られている。S
MPMのマツプ・ポインター区間の内容に依存して、そ
の補助記憶装置のページ(或はプロツク)はすべての有
り得る組合せにおいて連続、分離或は重複される。
実際の場合、補助記憶装置における切換ページは単にS
MPMのマツプ・ポインター区間における新しい値の書
込みを伴なつている。これは、プログラマーに1つのプ
ログラム或はデータプロツクから別なものに敏速にしか
も容易に切換えることを可能にしている。マツピングを
このように融通性のあるものにするには、SMPMの内
容を交換可能にする必要がある。これはそのシステムが
後程述べられるようにSMPMモードにおいて動作され
る場合に達成される。
通信分野における長いメツセージを処理する際の大きな
問題の1つとしては、ある種のバツフアにそのメツセー
ジを一時的に記憶することがしばしば必要なことである
標準として、各々の到米するキャラクタは異なる記憶場
所に記憶されそして引続くキヤラクタ一は隣接の場所に
記憶される。従来では、かかる記憶(および引続く検索
)を達成するのに、スタツク.ポインター・アドレスが
CPUにより維持されそして取扱われる。このアドレス
はキャラクタ一が記憶されたり或はキャラクタ一が検索
されたりする次に利用し得るもしくは最後に使用された
記憶場所のいづれかを識別する。記憶期間中、そのスタ
ツク・ポインターは新しいキャラクタ一の記憶或は検索
に先立つて漸増されたりもしくは漸減されたりする。そ
のスタツク・ポインターは制限されたアドレス空間にお
けるアドレスを常に指示するので、使いきるアドレス空
間は利用されるバツフアの全量に等しくそしてその制限
されたアドレス空間はもしも大きな数のバツフアもしく
は異常に長いバツフアが採用される場合にはすぐに使い
きつてしまうことは明らかである。本発明によると、こ
れはそのシステムがスタツキングモードで作動される場
合にその補助記憶装置における引続く場所をアクセスす
べくそのアドレス空間での同じアドレスを使用すること
によつて避けることができる。
メッセージの引続くキャラクタ一が記憶(或は検索)さ
れると、同一のアドレスが本発明の記憶装置に伝達され
る。そのアドレスはSMPMのスタツク・ポインター区
間に含まれているスタツク・ポインターをアクセスする
。そのスタツク・ポインターはまた補助記憶装置におけ
る場所を指示する。引続くキヤラクタ一を処理するのに
必要とすることは、その記憶装置のために、スタツキン
グモードで動作しているときに引続くメモリーアクセス
上におけるSMPMでの適切なスタツク・ポインターを
自動的に漸増させるかもしくは漸減させることである。
この様にして、大きな量のバツフア空間(補助記憶装置
)がシステム制限されたプログラムアドレス空間上で全
くコンパクトにして有効に利用され、それに関連のソフ
トウエアも簡単化される。融通性を更に高めるために、
アドレス空間での8つのアドレスがSMPMにおける同
一のスタツク・ポインターをアクセスするために利用さ
れる。
(恐らくは数千ものキャラクタ一を補助記憶装置に記憶
させるために、わずかに8個のアドレスが必要とされる
のみであることから、なおも相当な節約をすることがで
きる。)8つのアドレスは同一のスタツク・ポインター
をアクセスするために使用されているが、そのシステム
に実際に伝達される8つのアドレスのうちの特定の1つ
が特定の動作モードを決定する。例えば、アドレスの1
つはスタツク・ポインターの漸増を制御しそして別なも
のがスタツク・ポインターの漸増を制御する。かくして
本発明の記憶装置に伝達されるアドレスにおけるビツト
のあるものはアドレスの一部としては取扱われず、その
代り、それらはそれぞれのサブモード動作(広いスタツ
キングモード内で)を匍蜘するための命令として取扱わ
れる。そしてマツピングモードにおける如く、そのスタ
ツキング機能はその記憶装置内で行われる。これはハー
ドウエアに何等の変更も要求されないので、本発明での
記憶装置の既に存在するシステムへの適用を簡単にして
いる。請求範囲の説明 先づ特許請求の範囲中周知となつているのは第1の要素
即ち各々が夫々のアクセスアドレスをもつ第1の複数の
記憶場所である。
これはACS自体であり、如何なる主メモリも各記憶場
所は夫々のアクセスアドレスをもつている。この要素は
明かに古いがしかし他のすべては新しく少くとも種種の
要素が組合わされている仕方は新しい。事実本願発明は
多量モード記憶装置であり、吾々の知るところでは従来
技術のメモリはすべてた〜1つのモードで操作される。
次に特許請求の範囲を要素毎にみてみると、(A)前述
したように第1の複数の記憶場所はACS自体(第1図
ACS、第13図1300)で64Kメモリである。
メモリにおける各記憶場所は夫々のアクセスアドレスを
もつ。主メモリの特殊の記憶場所にアクセスし或は操作
を行うために特自の夫々のアドレスが先づ得られなけれ
ばならないからアクセスアドレスという言葉が用いられ
る。(B)第2の複数の記憶場所はSMPM(第1図S
MPM第11図1100)でた父256のワードをもつ
小メモリである。
このメモリ内の各ワードは又アクセスアドレスをもちそ
れは1256のアドレスの1つである。少くともSMP
M内の記゛億鴨所のいくつかはACS内の記憶場所のア
クセスアドレスを示すワードを含んでいる。
(前述の記載に関してシステムがマツピングモードで操
作されている時にSMPMワードのいくつかはACS内
の夫々のページを示すためのマツピング「ポインタ」で
ありそしてシステムがスタツキングモードで操作される
時にはACSの夫々のバツフア領域のアドレスを示すス
タツキング[ポインタ」である。っ 複数のデータ線(
第12図の最下部の″PDP−11Unibusへ′2
の単一ケーブルで示される16本の線)は書込まれるワ
ード或は読出されるワードのデータをはこぶためにコン
ビユータよりシステムに延びている線である。
))データを転送するための手段1204,1206,
1310,1312,1116はシステムが直接マツピ
ング及びスタツキングモードで操作される場合ACSデ
ータの書込み或はACSよりデータの読出しを匍脚する
。データを転送するための手段は又システムがSMPM
モードで操作される時SMPMにワードの書込みを制御
する。かくてデータを転送するための手段は第1の複数
(ACS)或は第2の複数(SMPM)における記憶場
所とデータ線の間でデータの転送を匍脚すると言える。
用いられるACS或はSMPMの場所は「導き出された
もしくは計算されたアクセスアドレス」により決定され
る。このアクセスアドレスが如何に計算されるか(コン
ピユータにより転送されるアドレスより)は特許請求の
範囲の後半に述べられている。明かにシステム全体では
ACSのデータの読出しと書込み及びSMPMのデータ
の書込みを制御するのに用いられる要素は多い。しかし
5つの最も重要な要素だけをこXに示す。プロツク12
04はACSよりデータ線に読出すデータワードを与え
る。ブロツク1206はコンピユータより移送されるデ
ータワードを受ける。プロツク1310はACSのデー
タワードの書込みを制御しブロツク1312はACSよ
りのデータワードの読出しを匍脚する。最後にプロツク
1116はSMPM(システムがSMPMモードで操作
される時)のワードの書込みを制御する。))複数のア
ドレス線(第10図の下右のプロツク1002にいたる
単一ケーブルで示される)はコンピユータがアドレンを
移送する18本の線である。
卜つ あるアドレスがコンピユータから受信される時そ
れがシステムが承認する4ののグループのうちの1つの
アドレスに含まれることを検証する必要がある。
これ等の4つのグループアドレスは第1図に示されるよ
うに直接領域、マツピング領域SMPM領域並びにスタ
ツキング領域である。検証手段は710,720,71
4,832,834,806,808,830,802
,804である。
(G)もし検証手段が、コンピユータより受信されたア
ドレスが操作が行なわれている1つであることを確かめ
ると(又4つのタイブのうちのどれが操作が行われてい
るかを検証手段は決定するが)導き出し手段すなわち計
算手段はACSからSMPMのいずれかの記憶場所のア
クセスアドレスを計算する。
データ転送手段により用いられるのはこのアドレスであ
る。システムが直接マツピング及びスタツキングモード
で操作されている時に計算されるアクセスアドレスはA
CSの記憶場所のアクセスアドレスである。又システム
がSMPMモードで操作されている時計算されるアクセ
スアドレスはSMPMの記憶場所のアクセスアドレスで
ある。検証手段の動作に応答する手段には1210,1
218,1216があり、第2の複数(SMPM第11
図の1100)の記憶場所における受信されたメモリア
ドレスを判別する手段には1210,1218,121
6がある。明かにアクセスアドレスを計算するのに多く
の要素がともなわれており第12図では1210,12
18,1216と3つの最も重要なものだけを示してい
る。次に特許請求の範囲第2頁第12行の「前記計算手
段は、前記第2の複数の記憶場所のうちの・・・・・・
・・・・・・」以降においてはスタツキング及びマツピ
ングモードのシステ人操作について示されており、シス
テムがマツピング及びスタツキングモードで操作されて
いる時ACSに対しアクセスアドレスを計算するための
2つの最も重要な要素が1112と1216とである。
要素1112はコンピユータより受信されたアドレスに
応答してSMPMllOOの記憶場所を示す。SMPM
のこの場所に記憶されたワードはそれからケーブル11
30に読出される。ある場合にはケーブル1130上の
ワードは実際にACSの所望場所のアクセスアドレスで
ある。他の場合には加算器1216がACSに必要とさ
れるアクセスアドレスを計算もしくは導き出すために用
いられつまりコンピユータより転送されたアドレスにお
けるあるビツトに従つてSMPMより読出されるアクセ
スアドレスに加算器が所定の操作を行いすなわち加算器
はACSに対し最後のアクセスアドレスを計算する。
行われる特別操作はコンピユータから転送されるアドレ
スを含むアドレスのグループ(マツピング或はスタツキ
ング領域)に左右される。(ロ)特許請求の範囲第3頁
1行目以降は、どのアドレスグループ(マツピング或い
はスタツキング)がコンピユータにより転送されるアド
レスを含むかによつて、計算手段1210,1218,
1216の操作するモードが決定されることを簡単に述
べている。全体説明 次に実施例の説明に入いる前に各種モード動作や発明の
全体を把握し易くするため概要について下記に述べてみ
る。
代表的なメモリは64Kの記臆場所をもつており各々は
異るアドレスを有する。
複数のアドレス線と複数のデータ線がメモリとコンピユ
ータの間に接続されている。アドレスがコンピユータか
らメモリに転送されそしてワードがメモリに書込まれる
時にデータ線に現われるワードは転送されたアドレスに
より表わされた記憶場所に記憶される。他方ワードがメ
モリより読出される場合転送されたアドレスにより表わ
された場所に記憶されたワードはコンピユータへの転送
のためデータ線にメモリにより与えられる。注意すべき
重要な点はメモリにより受信される各アドレスは夫々の
記憶場所のみを示すように用いられることである。各6
4Kアドレスは64Kの記憶場所の1つと独自に関係す
る。本願発明の重要点は受信されたアドレスが夫々の記
憶場所と独自に関係しないことである。真に或るアドレ
スが受信されるとシステムはその際他のアドレスを導き
出すもしくは計算するように操作する。実際に特別の記
憶場所を示すのはこの他のアドレスである。実際コンピ
ユータから受信されたアドレスは記憶場所を示すために
他のアドレスに変換される。しかし異るグループの受信
アドレスは違つた方法で変換される。受信アドレスが変
換されうる4つの異る方法がある。これ等のうち3つは
システムに含まれる第2のずつと小さなメモリの制御の
下にある。この第2のメモリは本願では「スタツク及び
マツプポインタメモリ」或はSMPMと称される。シス
テムが操作されうる4つのモードのうちの3つにおいて
アドレス変換を制御するために実際に用いられるのはS
MPMに記憶される情報である。第1図では我々はシス
テムの操作を記号の形であられそうと試みた。図の右側
のACSは64Kメモリを表わし図の左側の64Kコン
ピユータアドレススペースは物理的なものではなく、そ
れは単に64Kのアドレス即ち番号をあられす。通常の
メモリではこれ等の64Kのアドレスの各々はACS内
の記憶場所の1つと独自に関係する。しかしそれは本願
発明装置の場合ではない。実際に、本発明装置はすべて
の64Kの可能なアドレスに応答すらしない。その代り
本願発明の装置は直接領域マツピング領域SMPM領域
並びにスタツキング領域として第1図に示す4つのグル
ープに含まれるアドレスにのみ応答する。受信されろア
ドレスがこれ等の4つの領域の夫々の1つに含まれる時
には何時でも装置は4つの異るモードのうちの夫々の1
つで操作する。SMPM(256ワードよりなる)の情
報はマツピングSMPM或はスタツキング領域に含まれ
るどんなアドレスの変換を告1脚するのにも用いられる
。SMPMは直接領域に含まれるアドレスの変換を制御
するには用いられない。理解するのに最も容易な操作モ
ードは直接モードである。直接領域内のアドレスが受信
される時何が生ずるかは第1図および第2図に記号で示
される。直接領域内に含まれる如何なるアドレスも予め
定義された領域幅(4Kの倍数)により簡単に変換され
る。直接アドレス内の各アドレスは特定な記憶場所と独
自に関係するがこの関係はそれにより各アドレスが変換
される予め定義された領域幅で決定される。この予め定
義された領域幅げ変えらられ。第1図の下で直接モード
の操作が直接領域においてすべてのアドレスにより記号
化され、この直接領域は64Kメモリ内の引続く記憶場
所(ACS)の等しい番号と関係し直接アドレスにおけ
るアドレスよりACSアドレス「オフセツト」される。
直接モードの操作は4つのモードのうち最も重要ではな
い。マツピング領域内のアドレスは異るグループ即ちペ
ージ(第1図及び第3図)に分割される。各ページはS
MPMにおける記憶場所の夫々の1つに関係する。受信
されたアドレス領域に含まれる時には何時でもシステム
は先づノそのアドレスを含むマツピング領域内でページ
を決定し、それからSMPMの夫々の記憶場所に記憶さ
れるワードもしくは語をみる。
SMPMに記憶されたワード(アドレス)は主メモリの
記憶場所のアドレスを導き出すもしくは計算するために
受信されたアドレス内のあるビツトに加えられる。第1
図に関してマツピング領域内の各ページに対し主メモリ
(ACS)内に応答する領域がある。しかしACS内の
ページは必ずしも連続していない。即ちそれ等はACS
内のどこかに位置されうる。それ等が位置する場所即ち
アドレスはマツピング領域内のアドレスが受信される時
は何時でも打診されているSMPMワードにより決定さ
れる。マツピングモードでは直接モードにおけるように
各受信されたアドレスは尚ACS内の独自の記憶場所を
示すことに注意することが重要である。各受信されたア
ドレスはSMPM内の場所に含まれるワードにより決定
される領域幅によつで変換される。しかし各受信された
アドレスは尚ACS内の特定な記憶場所と尚関係してい
る。勿論SMPMの内容を変えることによりマツピング
領域の各受信されたアドレスはACS内の異る記憶場所
に関係するようになりうる。
記憶保護に関する限りおそらく最も重要であるのはスタ
ツキングモードである。スタツキングモードに関する独
自のものは同じアドレスがコンピユータからメモリシス
テムに繰返し伝えられうることでしかも同じアドレスが
システムにより受信されるたびにACSの異なる記憶位
置が(あるワードをコンピユータへ転送するためにAC
Sの外へ読み込ませ、或いはコンピユータから受けられ
たあるワードをACS上に書き込ませるために)識別さ
れる。システムがマツピングモードで操作される場合ア
ドレス変換を制御するように用いられるSMPM内に記
憶された情報は変えられない。
(それはACS内にページを動かすように望まれる場合
にのみ変えられるかいつたんACS内の適当なワードを
書くことによりセツトされるとSMPMワードは変えら
れない。)しかしシステムがスタツキングモードで操作
される時は何時でも受信されたアドレスはSMPM内の
関連ワードを変えさせることになる。ACS内の記憶位
置を実際に示すのはSMPMワードである。例えばコン
ピユータから受信されたアドレス2000がSMPM内
のワード100と関係し、又SMPM内のワード100
が最初数字4124を含むと仮定してみると更にアドレ
ス2000が受信される時は何時でもSMPMの位置1
00に記憶されたワードはACSの位置のアドレスとし
て用いられそれにワードが書き込まれ或はそれよりワー
ドが流出されそしてそれに加えてSMPM内のワードが
増加される筈である。アドレス2000が受信される最
初のシステムはSMPM内の記憶位置100をみて数字
4124をみつける。その結果詰み出し或は書込み操作
がACSのアドレス(記憶位置)4124で行われる。
同様にSMPMの記憶位置100内のワードは増加され
、この位置が数字4125を含む。
次に同じアドレス2000がコンピユータよりシステム
に伝えられるとSMPM内の記憶位置100が繰返して
打診される。しかし現在この場所に記憶されているワー
ドは4125であるから読み出し或は書込み操作はAC
Sの記憶位置4125で行なわれる。同時にSMPM内
の数字が4126に増され次にアドレス2000がシス
テムに伝えられると、操作はACSの記憶位置4126
で行なわれるであろう。この重要さはコンピユータが同
じアドレスを繰返しシステムに伝えることができること
である。(上の例で2000)しかも操作が主メモリの
引続く記憶場所で実行される。かくてコンピユータは多
くの引続く記憶場所を識別するのにた文1つのアドレス
を用いなければならない。説明したようにこれは多くの
場合に大変重要な利益である。勿論スタツキング領域内
のた父1つのアドレスの代りに多くのアドレスがあり、
これ等のアドレスがSMPM内の異る場所と関係する。
例えば受信されたアドレス3000からSMPMの位置
150と関係しアドレス3000が受信されるときは何
時でもSMPMの位置150は主メモリのどの記憶位置
が操作されるべきかを決定するように打診される。又ス
タツキング操作はかくてSMPM内のワードを1だけ増
加をさせる場合だけを記載してきたが、実際にはスタツ
キングモード全体の中には幾つかのサブモードがある。
1だけ増加されるSMPMワードの他に又2だけ増加さ
せることもできる。
同様にSMPMワードは1或は2だけ減することもでき
る。あらゆるスタツキング領域は4つの部分に分割され
その各々がアドレスグループを含む。受信されたアドレ
スを含むグループによりSMPMワードは予め定義され
た方法で増加或は減小される。スタツキングモード操作
は第5図および第6図で記号で示されている。コンピユ
ータ制御の下にSMPMの内容を変えるいくつかの方法
がある筈である。
例えばマツピングモードでACSにページをおくように
新しいワードがSMPMのいくつかの場所に記憶されな
ければならない。同様に引続き増加或は減小するアドレ
ス(ACSのバツフア領域として第1図に示されている
。)に対しACSに新しい開始アドレスを示すためには
スタツキングモード操作で打診されるSMPMの記憶位
置にコンピユータ匍脚の下に新しい値を記憶することが
必要である。SMPM内のワードを変えるように装置は
SMPMモードで操作される。
SMPM領域(第1図参照)内に含まれるアドレスが装
置により受信される時は何時でもSMPM内の256ワ
ードのどれか1つをそれは示す。コンピユータにより伝
えられるデータワードはSMPM内の識別された記憶位
置に書込まれる。
(実際SMPM領域は全スタツキング領域内の4つの領
域の1つにオーバーラツプするのでその結果4つの可能
なスタツキングサブモードの操作のうちの3つだけが実
際に許される。)SMPMモードの操作は第4図で記号
で示される。第7図〜第13図は本発明の実施例を示し
、第15図〜第17図は本発明の第2の実施例を導き出
すために第13図に入れ換え可能である。
この実施例では2つの異なるコンピユータがACS内の
記憶位置で両方ともに操作を制御することができ、各コ
ンピユータに与えられる装置は(2つの装置が同じAC
Sを共用)夫々のコンピユータから受けたアドレスで異
なる変換を行う。最後にDAT(直接アドレス変換)機
構と仮想記憶装置は直接モードのそれと似ている。実施
例 本発明の更に別な目的、特徴および利点は添付図面を参
照しての以下の詳細な記載から明らかになろう。
本発明はここでは2つの部分に分けて記述される。
6一般的記載゛の項では、システムの構成が、そのシス
テムが幾つかのモードのそれぞれにおいて動作された場
合に何が起るかと云う説明と共に記述される。
一般的記載の項で引用される第1図〜第6図はそのシス
テムにおいて実施される動作の型式と、必要とする機能
を達成するための特定な回路に対して特別な注意を払う
ことなくしてそれらが実行される方法を図式的に表わし
ている。例えば、特別な記憶場所をアクセスする目的で
そのシステムに伝達されるアドレスビツトの数学的取扱
いは示されるけれども、その機能を実行するための特別
な回路は記述されない。その代り、それは一般的記載の
項に続いて説明される。従つて、本発明の全体的概要は
その一般的記載のみを読むことによつても理解できる。
一般的記載 多くの現代における小型計算機は16ビツト語機械であ
る。
この語長すなわちワード長は通常その記憶装置の容量を
64K(K−1024)記憶場所に制限する。通常の場
合において、この記憶装置は各ワードが2つの8ビツト
バイトを有する32Kワードに区分される。CPUにて
指定される64Kアドレスの各々はかくして64K8ビ
ツトバイトの1つを識別する。不都合なことに、このバ
イト数は実時間応用に対してはしばしばあまりにも小さ
過ぎる。このことは、特に大きな数の緩衝記憶装置(バ
ツフア)が必要とされる場合、例えば、非常に長いメツ
セージについて個々のキヤラクタを記憶する必要がある
場合には顕著である。本発明のシステムを理解する際に
最も重要なことの1つは、例示される実施例は64K記
憶装置を含んではいるが、その記憶装置におけるすべて
の64K場所はそのシステムに対して64Kアドレスよ
りもはるかに少ない量を伝達することによつてアクセス
され得ることである。かくして、64Kアドレス空間(
CPUにて指定される64Kアドレス)の小さな部分の
みがそのシステムにおける64K記憶場所のすべてに対
するアクセスを得る際に使い果される。後程の記述から
明らかになる如く、使用者はいづれかのシステムに応答
するすべての64Kアドレス空間内での特定のアドレス
領域を選択することができる。多くのシステムのうちの
各々に対するすべての64Kアドレス空間の異なる部分
を選択することにより、それらはすべてその制限された
64Kアドレス空間内におけるアドレスを指定すること
によつてアクセスされ得る記憶場所の全数を大いに拡張
すべく同一の母線系に接続される。第1図は計算機アド
レス空間(メモリーアドレス)と本発明の記憶装置内に
おける記憶場所との間における関係を図式的に示してい
る。
第1図の左側には、従来の小型計算機の64K計算機ア
ドレス空間が示されている。各々の計算機で発生された
アドレスは16ビツトから成つているので、最大の64
Kアドレスが指定できる。本発明のシステムは図の右側
において示されている従来の64K補助計算機記憶装置
(ACS)とスタツク兼マツプポインターメモリ一(S
MPM)(ならびに第1図においては示されていない多
くの別な要素)として指定されている別な256語高速
度メモリーとを含んでいる。このシステムは64K計算
機アドレス空間の7個だけの領域の内に含まれているア
ドレスに応答する。こうした領域のあるものX大きさは
使用者によつて調整されるものであり、又、その使用者
は7つの領域についての場所を選択することができる。
使用者に各々のシステムが応答する全体的アドレス空間
の領域を選択させることは本発明の特徴であり、このた
めに多くのシステムを一諸に用いることができ、その際
の各々のものは全体的アドレス空間内における異なる組
合せでの領域に応答するので全体の補助計算機記憶装置
は64Kをはるかに越えることができる。それが使用さ
れるモードの大半における SMPMの機能によりそのシステムによつて認められる
計算機アドレス空間中の単一アドレスがACSの多くの
異なつた記憶場所をアクセス制御できるようになる。
それはそのシステム内におけるアドレス操作であり、大
抵の超小型計算機のアドレス限度内に置かせながら大き
な量の計算機メモリーを与えるためのキーである。
アクセスされるACSにおける実際の蓄積場所のアドレ
スは、指定される計算機アドレスのビツトのいくつかの
ものX値に従つて、SMPMにおける適当な16ビツト
語の内容に関して予め決められた動作を実行することに
よつて、幾つかのモードにおいて導き出される。従米の
記憶装置とは異なつて、計算機によつて与えられるアド
レスとACS内の任意語もしくはバイトをアクセスする
ためにシステム内で使用されている実際のアドレスとの
間には簡単な1対1の対応関係はない。計算機(CPU
lDMAチヤネル等)にて指定されるアドレスは通常で
ない方法でACS内における実際の場所に関係するのみ
ならず、またそれらはそのアドレス自体上で実施される
アドレス操作の型式を規定している。第1図の計算機ア
ドレス空間において描写されている7つの領域の各々は
、異なる機能を表わしており、すなわち7つの機能的領
域のいづれか1つの中におけるアドレスがそのシステム
に受信されると異なる型式の動作が引き続いて起る。
7つの機能的領域の各々と動作モードとは別々に記述さ
れる。
直接モード 直接動作モードは計算機のアドレス空間を少しも節約し
ない。
しかし直接モードは融通性のために与えられており、特
別な使用者は自分の所有するシステムを少なくとも部分
的には直接モードにおいて動作させることを望むことが
ある。この動作モードは理解するのが最も容易なので、
初めに記述される。第1図において描写されている如く
、システムのアドレス線入力上で指定される直接領域内
における各アドレスはACSでのそれぞれの記憶場所へ
の直接的アクセスを制御する。
使用者は直接領域の大きさならびにそのアドレス境界を
選び出すことができる。しかしその境界に関しては制限
が課せられており、直接領域の始めの境界と終りの境界
は4Kの倍数でなければならない。その直接領域は各々
が4096のアドレスを有する隣接せるプロツクに分割
されている。それらのプロツクは記号0〜NDにより区
別されている。使用者はそのシステムに与えられている
4つのハードウエアスイツチを設定することによつて直
接領域の始めのアドレス(下側境界)を選択する。初め
のアドレスは4K境界上にあるので、直接領域の第1の
アドレスは×××XOOOOOOOOOOOOの形態に
あり、その結果、単に4つのスイツチが必要とされる。
同様に、上部境界は4つの別なハードウエアスイツチを
調整することによつて指定され、直接領域における最後
の4Kプロツクの始めのアドレスを表わしている。直接
領域を4K境界で始めそして終らせる場合には8つのス
イツチのみがその領域を規定するのに必要とされる。6
4K計算機アドレス空間内におけるアドレスは、その直
接領域内にあるものとして、すなわち、伝達されたアド
レスにおける4つの上位ビツトが4ビツト下側境界に等
しいかもしくはそれよりも大きいか或は4ビツト上側境
界に等しくかもしくはそれ以下であるかを点検すること
によつてそのシステムを直接モードで動作させることを
必要とするものとして認知される。
(この直接モードは上限スイツチの値を下限スイツチの
値以下に設定することによつて一諸に不可能化される。
)直接領域は16までの隣接プロツクを含むことができ
る。
実際問題として、通常の場合には数プロツクの計算機ア
ドレス空間がこの直接モードにおいては利用されること
が予測される。この直接モードにおいて使用されるAC
S記憶場所は最も低いアドレスと共に使用されるもので
ある。直接モードにおいてアクセスされ得るACSでの
同じ数のプロツクが計算機アドレス空間の直接領域にも
ある。基本的に、その直接領域はACS上にいわゆるマ
ツピングされるのがそのオフセツトは4Kのある倍数で
ある。記憶装置へのアドレス線上に現われそしてその直
接領域内に落ちるアドレスD(第1図において示されて
いる)は第1図に示されている如くACSでのそれぞれ
の場所をアクセスするべくアドレスぴに変換される。ア
ドレスDとびとの間における差は常に4Kの倍数であつ
て、その正確な倍数はハードウエアスィッチによつて設
定される直接領域の下側境界に依存する。ACSの直接
プロツクにおける記憶場所はまたそのシステムが別なモ
ードにおいて動作される場合にアクセスされる。そのシ
ステムが応答する直接領域の設定はACSにおける最下
位の蓄積場所への別なアクセスモードを与えるのみであ
る。直接領域が第1図における計算機アドレス空間の他
の領域の下で示されてはいるけれども、常にそうあるも
のとは限らないことに注意を要する。直接領域は計算機
アドレス空間内のいづこにおいても16までの隣接の4
Kプロツクから構成できるものである。ACSアドレス
びが計算機アドレスDから導き出される方法は次の通り
である。
アドレスDはまずそれが直接領域内にあるかどうかどう
かを決定すべく調べられ、そしてもしもそうであればそ
れはその直接領域のどのプロツク内に含まれているかが
調べられる。かくして、その決定されたプロツクの下側
境界からのいわゆる1オフセツ12が導き出される。次
いで、ACSにおけるそれぞれの直接プロツクが識別さ
れそして以前に決定されたオフセツトがアドレスσを導
き出すようにその直接プロツクのスターテングアドレス
に加えられる。アドレスDに関する数学的取扱いは第2
図に描写されている。
64K計算機アドレス空間は各々が4096アドレスを
有する16プロツク(0〜15)に分割される。
選ばれた例において、最も下側のプロツクは直接領域の
一部ではないがプロツク1および2はその領域である。
8つの云わゆる8直接モードアドレス選択スイッチが与
えられている。
それらのうちの4つは直接領域における初めのプロツク
(プロツク1)を表わしそして残りの4つは最後のプロ
ツク(7Xロツク2)を表わし、しかも直接領域の境界
は各々4ビツトにて表わされることを想起するともしも
4ビツトの10進値が用いられるならば、それらは実際
にフロツク数・・・・・・・・・・・・0、1、2等を
表わしていることは明らかである。第2図において、カ
ツコ内の数字はデータ値を表わしている。従つて、2グ
ループの選択スイツチは十進数1および2をそれぞれ表
わしている。直接領域は、この選ばれた例においては、
2つのプロツクのみから成つているので、ACSの16
アドレスプロツクの2つの下側のプロツク(0および1
)のみがその直接動作モードにおいて使用される。
アドレスD(この場合には計算機アドレス空間のプロツ
ク2内にある)をアドレスび(この場合にはACSのプ
ロツク1内にある)に変換する必要がある。16ビット
計算機にて発生されたアドレスにおける4づの上位ビツ
ト(12−15)はアドレス空間の16プロツクの1つ
を表わしている。
12の下位ビツト(0−11)はそのプロツク内での4
Kオフセツトの1つを表わしている。
従つて、アクセスされるべき記憶場所を含んでいるAC
Sにおけるプロツクを表わすために使用されるものは計
算機により発生されたアドレスにおける4ビツトプロツ
ク数であり、他方、ACSの選ばれたプロツク内におけ
る特定の場所をアクセスするために使用されるものは計
算機により発生されたアドレスにおける12−ビツトオ
フセツトである。第2図において示されている如く、計
算機により発生されたアドレスにおけるプロツク数は初
めにその補数が取られる。プロツク2を表わしている4
ビツトは0010であり、この数の補数は1101もし
くは10進数では13である。補数にされたプロツク数
は最後の有効プロツク数と共に総合器40の入力に送ら
れる。もしも、その和が15に等しいか或はそれよりも
大きいとすると、アドレスDを含んでいるプロツク数は
高過ぎないことを示しており、ゲート41の1つの入力
が有効にされる。補数の取られたプロツク数はまた総合
器42において第1の有効プロツク数に加えられる。も
しも、その和が15に等しいか或はそれ以下であればア
ドレスDを含んでいるプロツク数は十分に高い(すなわ
ち、それはその直接領域での第1のプロツクであるかも
しくはそれ以上のもの)ことを示している。かXる場合
、ゲート41の第2の入力も有効にされ、そしてゲート
の出力は高くなり、そのシステムが直接モードで動作す
べきことを示す。もしもゲート41の入力のいづれかが
低レベルにあれば、その計算機により発生されたアドレ
スDは直接領域内にないことを示している。総合器42
の出力における数は第2図において示されている如くそ
の補数が取られ、その補数ビツトはACSをアクセスす
るために導き出されるアドレスにおける4つの上位ビツ
トとして使用される。
この場合、この方法で導き出されるACSプロツク数は
0001であるかもしくは要求される如くプロツク1(
ACSにおける第2プロツク)である。計算機にて発生
されるアドレスでの12ビツトオフセツトはACSをア
クセスするための全16ビツトアドレスD′を導き出す
ためにACSプロツク数に加えられる。一般に、又、1
0進表示に関して、NBはアドレスビツト12−15に
て示されるプロツクを表わし、NFは第1の有効なプロ
ツク数を表わし、そしてNLは最後の有効プロツク数を
表わすものと仮定する。
補数の取られたアドレスプロツク数は15−N3であり
、総合器40の出力は15一NB+NLであり、そして
総合器42の出力は15−NB+NFである。もしもそ
の計算機アドレスが高過ぎないとするとNL〉NBとな
り、そして総合器40の出力は示されている如く15に
等しいかもしくはそれ以上でなければならない。もしも
、その計算機アドレスが十分に高いとすると、NB〉N
Fとなり、そして総合器42の出力は示されている如く
15に等しいかもしくはそれ以下でなければならない。
又、値15−NB+NFについて補数が取られた後のA
CSプロツク数は15−(15−NB+NF)、或はN
B−NFとなる。かくして、ACSプロツク数は計算機
にて発生されたアドレスフロツク数から直接領域の下で
の64K計算機アドレス空間における未使用のプロツク
数を差し引いた数に等しい。もしも、第1の有効プロツ
ク数が最終有効プロツク数よりも大きくあるように、2
組のアドレス選択スイツチが設定されるとすると、如何
なる場合でもゲート41の両入力が有効になることはな
く従つてそのシステムは直接モードで動作することがな
いことに注意を要する。
又、プログラミングから見て、その直接領域は従来の記
憶装置の何か別な領域として用いられることに注意を有
する。但し、特別なプログラミングの必要性はない。本
発明の例示の実施例は商品名PDP−11で売られてい
る計算機と共に動作するように設計されている。かXる
計算機のUNIBUS母線系に取付けられている記憶装
置は長さにおいて16ビツトの語記憶場所を有している
。しかしながら、いづれかの語すなわちワードにおける
2つの8ビツトバイトのいづれか〜アクセスされる。こ
のために、16アドレスビツトは32K16ビツト語の
みを指定することができ、そのアドレスビツトの1つは
、選び出された語における上部は下部バイトを指定する
のに必要とされる。UNIBUSセツトにおける56信
号線中には16のアドレス線(A(15:0))および
2つの制御線(CO,Cl)がある。
読出し動作が実行される場合、制御線上における信号は
読出し動作を表しておりそして16ビツトアドレスにお
ける一番下のビツトは無視される。アドレスビツト15
は最上位ビツトであり、そしてアドレスビツト0は最下
位ビツトである。アドレスの15上位ビツトは同一の語
記憶場所に含まれている2つのバイトを表わしており、
全て16の記憶されているデータビットはデータ線に供
給される。もしもCPUが2つのバイトの唯1つを選ぼ
うとするなら、それは16データビツトのうちの8つだ
けを処理する。しかしながら、その記憶場所に関する限
り、16データビツトは16ビツト語記憶場所から読出
される。しかしながら、書込み動作が実行される場合、
全16ビツト語かもしくは8ビツトバイトのみのいづれ
か父書込まれるもので、後者の場合にはその語の上側も
しくは下側バイトのいづれかが選ばれる。
もしも、完全な語が書込まれるものとすると、その制御
線信号はそれを表わしており、そして16データ線に供
給される16ビツト語がそのアドレスにおける15上位
ビツトにて表わされる16ビツト記憶場所に書込まれる
。他方、もしも8ビツトバイトのみが書込まれるものと
すると、2つの制御線信号はバイト動作を表わしている
が、それらは2つのバイトのうちのいづれが書込まれる
べきであるかを識別することはない。その代りに、記憶
装置は16ビツトアドレスの下側ビツトを調べて、上側
もしくは下側バイトのいづれがそのアドレスでの15最
上位ビツトにて?拐uされる語内に含まれているかを規
定する。(書込まれるべき8ビツトを8つの下側データ
線かもしくは8つの上側データ線に印加するのはCPU
である。)本発明によるシステムが直接モードで動作さ
れる場合、同一の規則が適用される。このことは単にア
ドレスビツト操作が4つの高位ビツトを含む場合に顕著
である。読出し動作であるか或は書込み動作であるか(
そして、もしも後者の場合には、ワード或はバイト動作
のいづれかが行われる)は制御線信号に依存し、書込み
バイト動作の場合、8ビツトが書込まれる選び出された
ACS場所の上側或は下側バイトは12ビツトオフセツ
トにおける低位ビツトの値に依存する。マツピング・モ
ード 第1図を参照するに、マツピング領域は直接領域と同様
に各々が4096アドレスを有する可変数の連続プロツ
クから成つている。
各プロツクは各々が2048アドレスを有する2つのペ
ージに分割される。マツピング領域に対する境界は4K
の倍数であり、結果的に、そのマツピング領域には常に
偶数のページが存在する。それらのページはO−NMと
指定されている。上側および下側境界はハードウエアス
イツチによつては設定されない。その代りに、以下に記
述される如く、それらはそのシステムに伝達されそして
この目的のために与えられている特別な記憶エレメント
に記憶される制御語によつて決定される。マツピングモ
ードの理解には、上側および下側マツピング領域境界は
、如何にしてそれらがそこで表わされているかに何等の
注意をも払うことなくそのシステムにおいて表わされて
いるものと仮定することで十分である。このシステムが
マツピングモードで作動される場合、そのマツピング領
域でのページのうちの1つに含まれている何等かの受信
アドレスは、ACSでのそれぞれのページにおける記憶
場所のアドレスを引き出すべく作用する。
そのアドレス空間のマツピング領域にはACSにおける
2048アドレスページと同じ数の2048アドレスペ
ージがある。直接モード動作の場合における如く、アド
レスが受信されてそのマツピング領域内に入ると、その
システムはまずそれぞれのページのACSにおけるスタ
ーテングアドレスを決定する。その後、マツピング領域
のそれぞれのページ内における受信アドレスのオフセツ
トが、アクセスされる予定にあるACSでの場所のアド
レスを決定すべくACSにおけるそれぞれのページのス
ターテングアドレスに加えられる。ACSにおけるそれ
ぞれのページのスターテングアドレスはSMPMでの関
連のある16ビツト記憶場所に含まれている。従来のマ
ツピング技術とは異なつて、このスターテングアドレス
はACS内における如何なる語アクセスアドレスにも任
意に設定され、又時にはプログラム制御の下で変えられ
ることもある。第1図には、ACSのページ1における
それぞれの場所をアクセスするために、そのマツピング
領域のページ1に含まれているアドレスMのアドレスM
kの変換が示されている。直接モードとマツピングモー
ドとの間における大きな差異はACSにおけるページの
場所についての選択にある。
第1図に示されている如く、ACSにおけるページは連
続的である必要はなく、又それらが4K12K或は如何
なる他の境痒に局限する必要もない。後程、第3図に関
連して論議される如く、ACSにおけるページは互いに
重複することもできる。ACSにおける各ページのスタ
ーテングアドレスは4K12K或は如何なる他の境界に
もある必要はないので、アドレスMをアドレスMIに変
換するための照合がSMPMについて成されなければな
らない。このアドレス変換は第3図において例示されて
いる。計算機アドレス空間の7つの低位4Kプロツクは
図の左側において示されている。
フロツク4および5は選び出された例においてはマツピ
ング領域に含まれているものである。そのマツピング領
域には偶数のページが常に存在するので、そのマツピン
グ領域に対する境界は常に4Kの倍数であつて、4ビツ
トのみがその境界の各々を規定するために必要とされる
。即ち、そのマツピング領域における初めの有効プロツ
クの数およびそのマツピング領域における最後の有効プ
ロツクの数が必要とされる。後程記述されるであろう制
御語は、第3図において描写されているような、。マツ
プ・始端゛を規定する4ビツトとそしでマツプ・終端゛
を規定する別な4ビツトとを含んでいる。選び出された
例において、プロツク数4および5はそのマツピング領
域における始めとそして最後の有効プロックとして表わ
されている。こXで第1図に戻つて参照するに、SMP
Mは256の16ビツト語を含んでいる。
SMPMにおける最下位アドレスでの語はマツプポイン
タ一であつて、そこではそのマツピング領域における各
ページに対して1つのマツプポインタ一がある。結果的
に、SMPMにおける256語の中のたかだか32個が
マツプポインタ一である。アドレスMが受信された時に
はいつでも、そのシステムはマツピング領域におけるい
づれのページがアドレスを含むかを決定する。そこで、
SMPMにおけるそれぞれのポインターが調べられる。
(第1図において、そのマツピング領域におけるNOペ
ージはSMPMの底部においてのNiマツピングポイン
ターと関連をもつて示されている。)このポインターは
ACSにおけるそれぞれのページのスターテングアドレ
スを表わしている。SMPMにおけるポインター値ぱ任
意に設定され、続けて修正されることができるので、A
CSにおけるいずれのページに対するスターテング・ア
ドレスでも如何なる値をも取ることが可能である。マツ
ピング領域におけるスターテング・アドレスとそのシス
テムに伝達される実際のアドレスMとの間の差異は11
ビツトオフセツトであり、このオフセツトはアクセスさ
れるACSでの場所のアトレスM/を引き出すべくAC
Sでのそれぞれのページに対するSMPMから引き出さ
れるスターチインクアドレスに加えられる。第3図に示
されている如く、16ビツト計算機により発生されるア
ドレスは3つの部分から成つている。
4つの上位ビツト12−15はアドレスMのプロツク数
を表わしている。
選ばれた例において、アドレスMはプロツク4(ページ
0および1から成つている)に含まれている。各プロツ
クは2つのページから成つているので、計算機により発
生されるアドレスにおいては、別なビツトすなわちビツ
ト11がそのプロツクにおける2つのページ間を区別す
るために必要とされる。ビツト11に対するOのビツト
値はそのプロツクに含まれている2つの低い側のページ
を表わしており、そして1の値は上側ページを表わして
いる。この例の場合、アドレスMがプロツク4の上側ペ
ージに含まれているので、計算機にて発生されたアドレ
スにおけるビツト11は1の値を有している。計算機に
て発生されるアドレスにおける11個の下位ビツトはオ
フセツトすなわちアドレスMとそのマツピング領域にお
けるそれぞれのページのスターチインクアドレスとの間
における差を表わしている。マツピング領域における各
ページは2Kアドレスだけを有しているので、そのオフ
セツトを表わすには11個のビツトのみを必要とする。
まず第1に、アドレスMがそのマツピング領域内に入る
のを決定しなければならない。これを実施するための技
術は、直接モード動作を行なわせるのを確認するのと同
じように行われる。計算機にて発生されるアドレスでの
4・ビットプロック数に関しては初めにその補数が取ら
れ、その補数値は総合器45によつて最後の有効プロツ
ク数に加えられる。もしも、その和が15に等しいかも
しくはそれ以上(この場合には16)であるとすると、
それは計算機アドレスは高過ぎないことを示し、そして
ゲート46の1つの入力が有効にされる。補数の取られ
たプロツク数は総合器47によつてそのマツピング領域
での初めのプロツキング数に加えられる。もしもその出
力(この場合には15)が15に等しいかもしくはそれ
以下であるとすると、それはアドレスMが十分に高いこ
と、すなわち、それはそのマツピング領域での初めの有
効プロツク或はその上のものに含まれていることを示し
ている。かXる場合、ゲート46の第2の入力は有効に
され、そのゲートの出力は高くなりマツピングモードの
動作が行われるべきことを示す。総合器47の出力につ
いてはその補数が取られ、そしてその4つの補数ビツト
はSMPMをアクセスするのに必要とされる8ビツトア
ドレスの一部を表わしている。マツプポインタ一はSM
PMでの最も低いアドレスを持つ場所に含まれそしてそ
こには多くても32のマツプポインタ一があるので、マ
ツピング動作を行なうときにSMPMをアクセスするた
めに使用されるアドレスの3つの上位ビツトは000で
なければならないことは明らかである。総合器47の出
力からの4つの補数化されたビツトはSMPMアドレス
のビツト1−4として使用される。SMPMアドレスの
最下位ビツトすなわちビツト0は計算機にて発生される
アドレスMのビツト11から直かに引き出される。示さ
れている例において、総合器47の出力ぱ1111(十
進数15)である。この値の補数が取られると、SMP
Mアドレスのビツト1−4は値0000を取る。最終的
に、アドレスMにおけるビツト11は1であるので、S
MPMアドレスにおけるビツト0は1でなければならな
い。結果的に、引き出されるSMPMアドレスは000
00001・・・・・・・・・・・・アクセスされなけ
ればならないSMPMでの語1(第2ワード)を表わす
ためのもの・・・・・・・・・・・・である。一般に、
もしもNBがアドレスビツト1215にて示されるプロ
ツク数を表わしそしてNFが第1のマツププロツク数を
表わすとすると、総合器47の出力は15−NB+NF
で表わされ、従つて、この出力の補数がとられた後のS
MPMアドレスのビツト1−4は15−(15−NB+
NF)、或はNB−NFを表わしている。
これはそのマツピング領域内における相対的マツププロ
ツク数である。U/Lページビツトをこの4ビツト数に
付加することにより、5ビツトの数が得られ、32ペー
ジまですなわちSMPMにおける32個の低アドレス場
所の1つを識別するために使用される。かくして識別さ
れた16ビツトSMPM語はACSにおけるページ1の
スターチインクアドレスを表わしている。これはACS
ペ一・ジ1のスターチインクアドレスにまで延び、矢印
により第3図において描写されている。こXで用いられ
る1力レット(Current)′5と云う語はACS
ペ一・ジ1を識別するのに使用されることに注意された
い。と云うのは、ACSにおける各マツピングページの
場所は可変でありそしてそれはSMPMでのそれぞれの
場所に記憶されているスターテングアドレスに依存する
ためである。スターテングアドレスが変えられた場合に
は常にそれぞれのACSページの場所も変わるのである
。従つて、SMPMがマツピングモードでアクセスされ
るときには、常に、その16ビツトスターテングアドレ
スは、氷久にではないが、ACSにおけるページ1のそ
の時点での(カレント)スターテングアドレスを表わす
ことになる。勿論、ACSをアクセスするのに使用され
る実際のアドレスM5を引き出すには、11ビツトオフ
セツトが16ビツトスターテングアドレスに加えられな
ければならない。
こればACSをアクセスするために用いられる実際のア
ドレスYを引き出している総合器48により達成される
。(矢印はSMPMの語1から第3図でのカレント(現
在の)ACSページ1のスターテング場所に向つて延在
して示されてはいるけれども、その矢印は符号としての
み用いられている。SMPMから読出される16ビツト
語はアドレスM警引き出すべく総合器48における11
ビツトオフセツトにそれを付加するためにのみ用いられ
る。)2つの付加的カレントACSページは第3図での
ページ0および3により示されている。
それらは重複しているものとして示されている。これは
、SMPMに記載されているページ0に対するスターテ
ングアドレスがまたACSページ3内にも含まれている
ことを意味している。これはまた計算機アドレス空間の
ページ0および3において指定されているアドレスMの
あるものは実際においてACSにおける同じ記憶場所に
ついてのアクセスとなる。もしもマツプポインタ一が決
して変化せず、又ACSページが重複していないとする
と、マツピングモード動作と直接モード動作とは区別し
得ないことに注意されたい。マツピングモードの使用は
プログラミング技術に影響しない。
しかしながら、プログラマーはそのポインターが使用さ
れるいづれかのマツピングページ計算機アドレスに対し
て適切に設定されていることを確認する義務を有してい
る。マツピングモードに対する1つの用途は一連のプロ
グラムを連続してACSに置きそしてまず1つのプログ
ラムを実行し、その後マツプポインタ一を単に変更する
ことにより別なプログラムを実行することである。換言
するに、同一シーケンスのアドレスを再三にわたつて本
発明の記憶装置に伝達することは、もしもその計算機ア
ドレス空間での同じページに対するマツプポインタ一が
ACSから引き出される各々異なつたプログラムの実行
以前に変えられるならば、ACSにおける異なる指令シ
ーケンスへのアクセスを得ることになる。多くのベージ
をもつてすれば、この技術はいかなる時刻にも幾つかの
プログラムおよび/又はデータ領域をも直かにアクセス
し得るように拡張できる。更に、重要なことは、2Kよ
りも少ない記憶場所を必要とする一組のデータもしくは
指令はそれに割当てられた全2K−アドレスページを持
つ必要がないことである。ACSにおけるカレントペー
ジは重複させることができ、そしてページのためのスタ
ーテングアドレスはいづこでもよいので、もしも2つの
ページが重なるように作られるとすると、それらページ
の1つは大きさにおいて減少されると考えられ、従つて
2K以下に設定されたデータ或は指令はこの減小された
ページにおいても記憶される。幾分か制限された内容に
おいてのマツピング技術は従来技術のCPUに対しても
適用されて来ている。
一般に、こうしたマツピング技術は本発明のもの程融通
性がないばかりか、記憶装置自体におけるマツピング動
作がなされることもない。しかしながら、本発明におけ
るマツピング技術の利点にもかXわらず、マツピングが
計算機アドレス空間を節約しないことを理解されたい。
ACSにおけるN個の異なる場所に対するアクセスを得
るには、更に、そのアドレス空間におけるN個のアドレ
ス(これらアドレスの各々は同一のページスターテング
アドレスから相異なるオフセツトを有する)を指定する
必要がある。制限されたアドレス空間に対する有効な記
憶装置の拡張はそのシステムが後程記述されるようにス
タツキングモードで動作される場合に達成される。SM
PMモード 第1図を参照するに、領域幅において512のアドレス
に固定されているSMPM領域は2K境界内に含まれて
いる。
一般に、SMPM領域は4つのスタツキング領域(各々
は512アドレスを有している)を含んでいる2Kアド
レス空間の1/4のいずれかから成ることができる。S
MPM領域自体はその低い1K境界を表わしている6ビ
ツトにて規定され、そして後程記述されるハードウエア
配線切換接続はSMPM領域が低境界上での下半分かも
しくは上半分のIKアドレス空間を含むかどうかを表わ
している。
SMPM〈領域は常に4つのスタツキング領域(第1図
においては、S−DCスタツキング領域)の1つに重な
つており、そしてそれぞれのスタツキング機能を無効に
する。
そのシステムに伝達されそして直接領域かもしくはマツ
ピング領域のいづれかに含まれている各アドレスはAC
Sにおける記憶領域のアクセスをを確保する。
(マツピングモードにおいて、SMPMがまず初めに諮
問される。)しかしながら、SMPMモードにおいては
、SMPM内でのアドレスの受信がACSよりはむしろ
SMPMにおける記憶場所のアクセスを確保する。すな
わち語がSMPMから読出されるかもしくは語或はバイ
トがそこに書込まれる。SMPMは前述の如く256語
のみを含んでいるけれども、語すなわちワードにおける
個々のバイトをアクセスすることは可能である。SMP
Mにおける512バイトのいづれか1つを識別するため
に512のアドレスがSMPM領域に対して必要とされ
るのはこのためである。第1図において図式的に示され
ている如く、計算機アドレス空間におけるSMPM領域
は全SMPMと関係づけられる(マツピング領域ではS
MPMにおける多くて32語場所と関係づけられるのに
対して)。アドレス空間におけるアドレスSMPMを受
けると、それは第1図で図式的に示されている如く、S
MPMに対するアクセスを得るアドレスSMPM′に変
換される。このシステムは3つの異なるスタツキングモ
ード(第4番目はSMPM領域に対して選び出された全
スタツキング領域の4分の1に依存して無効にされる)
のうちのいづれにおいても作動される。これらモードの
各々において、そのSMPMは、16ビツトマツプポイ
ンタ一を引き出すべくそのシステムがマツピングモード
において動作されるときに調べられるのと全く同様に、
16ビツトスタツクポインタ一を引き出すべく指定され
た語場所において調べられる。スタツクポインタ一は、
マツプポインタ一がACSにおけるページ開始場所を表
わすように、ACSにおける記憶場所を表わしている。
SMPMにおけるマツプポインタ一が変えられる如く、
SMPMにおけるスタツクポインタ一も変えられる。そ
のシステムがSMPMモードにおいて動作されるとき、
新しいデータをSMPMに書込んだりもしくはそれから
読出すことが出来る。システムが直接モードかもしくは
マツピングモードで動作している場合、そこで引き出さ
れた16ビツトアドレスはACSにおける語或は低いバ
イト場所(アドレスが偶数の場合)を表わすか、もしく
はACSにおける語の上側バイト場所(アドレスが奇数
の場合)を表わしている。
読出し動作中はその制御線上における2つのビツトにて
規定される如く、16ビツト語がそのACSから読出さ
れる。書込み動作中はその制御線上における2つのビツ
トにて規定される如く、16ビツト語がACSに書込ま
れる(その偶数アドレスがシステムにて引き出される場
所で)か、もしくはバイトがACSに書込まれる(バイ
ト動作はその制御線にて規定され、そして指定された語
の上側或は下側バイトはその引き出されたアドレスでの
最下位ビツトにより規定される)。他方、そのシステム
がSMPMモードにおいて動作される場合、16ビツト
語がSMPMから読出されてデータ線に供給されるか、
もしくはデータ線上における語或はバイトがSMPMに
書込まれる。SMPMにおいて実行される読出し/書込
み動作はACSにおいて実施されるのと全く同じである
。SMPMは小さな直接にアクセス可能なメモリーとし
て用いられ、しかもマツピングおよびスタツキングモー
ドと関連してポインター機能を実施するACSの範囲と
考えることができる。SMPMの主機能はポインターを
表わすことであるので、SMPMモードにおいて必要と
される動作は16ビツトポインタ一を書込むことだけで
あると考えることができる。
しかしながら、SMPMは自己包含型式の記憶装置であ
るので、それは全ての有り得る読出し/書込み動作に対
して用いることができる。かくして、16ビツト語をS
MPMに書込むことに加えて、そのシステムがSMPM
モードにおいて動作される場合、それは又、8ビツトバ
イトの書込みかもしくは16ビツト語の読出しを可能に
する。マップ或はスタックポインタ一に対して必要とさ
れないSMPMの部分は頻繁に使用される小さなプログ
ラムを含むべく使用される。SMPMは高速度記憶装置
であるので、ある場合には、実質的にメモリーアクセス
を速くしそして処理速度を増大させる。(マツピングお
よびスタツキング動作において、ポインターはSMPM
から読出されなければならず、又ACSをアクセスする
ためのアドレスは、ACSにおける指定された読出し或
は書込み機能を実行することに加えて、単一のメモリー
サイクル内で引き出されなければならない。もしも速度
が重要でないとすると、SMPMは実際にはACSの2
56語区間で良い。)第4図には、SMPM領域におけ
るアドレスSMPMがSMPMへのアクセスを得るため
にアドレスSMPM′に変換される方法が描写されてい
るo前にも述べた如く、制御語は1K境界を規定する6
ビツトを含み、512アドレスSMPM領域は1K境界
とその直ぐ上の1K境界との間に含まれている。
(ページは第1図および第3図において示されている如
く2Kであるので、SMPM領域は4分の1ページから
成つている。)SMPM領域に対する1K下側境界は計
算機にて発生されるアドレスの6上位ビットにて表わさ
れる。第4図に示されている例において、SMPM領域
に対す下側境界は40Kである。比較論理回路50は制
御語にて規定される6ビツト下側境界と計算機にて発生
されるアドレスの上部にて規定される6ビツト境界とを
比較して整合を検出する。/)八る整合が存在するとす
ると、それはそのシステムとしてSMPMモードで作動
されるべきものであることを示している。しかしこXで
SMPM領域は下側境界にて規定される1Kアドレス空
間の上或は下半分にあることを想起されたい。第4図で
図式的に表わされているハードウエア配線切換選択はそ
のSMPM領域が下側境界にて規定される1Kアドレス
空間の上もしくは下半分(4分の1ページ)のいづれに
あるかを規定する。計算機にて発生されるアドレスのビ
ツト9(U/LQP)は比較論理回路50にて調べられ
、計算機にて発生されたアドレスがハードウエア一配線
切換接続にて規定される1Kアドレス空間の上側もしく
は下側半分のいづれに含まれているかを決定する。云わ
ゆる下側は0のビツト値に相当しそして上側は1のビツ
ト値に相当する。もしも、受信されたアドレスがSMP
Mスタート境界に相当する1Kアドレス空間の正確な半
分にあることを比較論理回路が照査するとすると、その
比較論理回路の出力はシステムがSMPMモードで作動
すべきことを示す。(第3の配線切換選択については後
程説明する予定でこの段階では理解する必要がない。)
計算機にて発生されるアドレスにおけるビツト1−8は
SMPMにおける256語場所の1つを規定し、そして
ビツト0は、ACSをアクセスするために使用される何
等かのアドレスでの最下位ビツトが別な15アドレスビ
ツトにて表わされている語での2つのバイトの1つを規
定するのと同じ様に、その語における2つのバイトの1
つを規定する。語がSMPMから読出されそしてデータ
線に供給されるかどうか、或はそのデータ線上の語もし
くはバイトがSMPMに書込まれるかどうかは2つの制
御線の状態に依存している。仮りに、書込みバイト動作
が行われるとすると、計算機にて発生されるアドレスで
のビツト0はOかもしくは1である。もしも、語動作(
読出し或は書込み)が行われるとすると、計算機にて発
生されるアドレスでのビツト0はOである。スタツキン
グ・モード ゛スタツキング”と云う語は緩衝記憶装置(メモリーバ
ツフア)での一連の記憶場所の内容を順序をもつてアク
セスすることを意味している。
この場合、スタツキング方式としては上りおよび下りの
2つの様式がある。前者の場合、スタツクポインタ一は
次に用いられる場所に関与しておりそして各々のアクセ
ス後に自動的に漸増される。下り方向のスタツキングの
場合、ポインターは最後に用いられる場所に関与しそし
て各々のアクセス前に漸増される。従来、スタツク動作
は中央処理装置内で達成されていた。しかしながら、本
発明による記憶装置でのスタツキングはその記憶装置の
ハードウエア内で達成される。これはその記憶装置に伝
達されるアドレス空間内での単一アドレスがあらゆる容
量のバツフアにおける語についてのアクセスを制御でき
ることを意味しており、例えば全体で64Kの容量のA
CSを含むバツフアについても適用し得る。SMPMは
256までの異なるスタツクポインタ一を含むことがで
きる。
スタツキング領域内での各アドレスはスタツクポインタ
一のアクセスを行なう。このスタツクポインタ一は読出
し或は書込み用としてACSにおける特定の場所をアク
セスするために使用される。このシステムは4つの異な
るスタツキングモードにおいて作動できる。そのモード
間の差はSMPMにおいてアクセスされるスタツクポイ
ンタ一が漸増されるかもしくは漸減されるかどうかおよ
び、それが何時増減されるものであるかに関係する。更
に、3つの作用的スタツキングモードの各々に対しては
、語動作が行われるか或はバイト動作が行われることに
なる。システムへ作動される予定のスタツキングモード
が通知される方法および語或はバイト動作が行われるか
どうかと云うことはSMPMでの同じ場所を識別するた
めの6つの異なるアドレスを伝送することによつて制御
される。6つのアドレスのすべてはSMPMにおける同
一のスタツクポインタ一を識別するけれども、そのスタ
ツクポインタ一でもつて成されることは、受信される6
つのアドレスの特別なものに依存している。
又、SMPM領域での各対のアドレスはSMPMにおけ
る同じそれぞれの蓄積場所をアクセスする(計算機にて
発生されるアドレスにおける下位ビツトは、書込み動作
の場合、上側或は下側バイトを識別する役割をする)。
結果的に、SMPMにおける同一場所へのアクセスを得
る8つの異なるアドレスが実際の場合には存在する。第
1図でのSMPM領域が全体のSMPMと関連して示さ
れているのと丁度同じように、そのスタツキング領域は
全体のSMPMと関連して示されている。アドレス空間
における全SMPMおよびスタツキング領域は2Kの長
さを有しそしてそれは2K境界内に含まれている。
第1図の例において、2Kスタツキング領域内における
低位512アドレスグループはSMPM領域である(そ
れによつて、S−DC機能を不可能化する)。SMPM
領域内での引続く偶数および奇数アドレスはSMPMで
の同一場所上のSMPMモード動作を制御する。
S−1領域における連続せる偶数および奇数アドレスは
SMPMにおける同一場所へのアクセスを制御しそして
そのシステムを自動的漸増モードで動作させるようにす
る。同様な論理がSDおよびS−AC領域の各々におけ
る引続く偶数および奇数アドレスに適用する。動作とし
てのそれぞれのモードば自動的漸減”および゛上りスタ
ツク検査”として知られている。(第1図の例において
不可能化されたスタツキングモードは゛下りスタツク検
査゛として以下において述べられる。)4つの領域の各
々における2つのアドレスのいづれかが指定されるかに
依存して(SMPMの同じアクセスに対して)、語もし
くはバイト動作が行われる。同じSMPM場所へのアク
セスを制御する8つの異なるアドレスは13ビツト位置
において同じである″ことは明らかである。
別な3つのアドレスビツトのうちの2つは、そのシステ
ムが動作すべき4つのモードのうちの1つを識別するよ
うに全SMPMおよびスタツキング領域における4つの
それぞれの領域のうちの1つを規定し、その第3ビツト
はバイト動作かもしくは語動作のいづれかを制御する。
後程記述される予定の制御語は1K境界を規定する6ビ
ットを含んでいる。
(SMPM領域はその配線切換接続に依存してこの境界
上での1Kアドレス空間の上半分かもしくは下半分にあ
る。)全2KSMPMおよびスタツキング領域のスター
テング場所として2K境界を規定するには5ビツトが必
要である。従つて、もしも制御語における6ビツトにて
規定されるSMPM領域に対する1K境界が偶数である
とすると、その境界は2Kの倍数でありそしてSMPM
領域は全2KSMPMおよびスタツキング領域の下半分
にある。
他方、もしも制御語の6ビツトにより規定される1K境
界が奇数であるとすると、次の下側の1K境界(これは
又2K境界でもある)は全2KSMPMおよびスタツキ
ング領域のスタートとして識別され、そしてそのSMP
M領域は2Kアドレス空間の上側半分にある。通常の場
合、SMPM領域は2Kアドレス空間全体の下側半分に
あり、そして・・−トウエア配線切換ば下側゛オプシヨ
ンを選択するべく接続される。
この例からいずれ理由は後程記述されるであろうが、こ
の段階ではそのSMPM領域は2K境界で始まると仮定
する。計算機にて発生されるアドレスでの5つの上位ビ
ツトは2Kプロツクを表わしそして比較論理回路52(
第5図)は6−ビツト制御語値における5つの上部ビツ
トをアドレスビツト11−15と比較することによりこ
のプロツクがSMPMスタート1K境界を含んでいるか
どうかを検証する。
もしも、そのビツトが一致しているならば、それはスタ
ツキングすなわちSMPMモード動作をすべきことを示
している。SMPMにおける同じ場所と関連されている
SMPMおよびスタツキング領域での512アドレスグ
ループの各々の内の2つのアドレスは512アドレスに
より分離される。
計算機にて発生されるアドレスのビツト0−8は512
値の1つを規定するので、そのアドレスのビツト9およ
び10は他の14ビツトにて規定されるアドレスが含ま
れているスタツキング領域の4つの四分区域の内容を決
定することは明らかである。SMPM語場所の1つを表
わすには8ビツトを必要とするので、ビツト1−8はS
MPMに対する語アドレスを規定するのに使用される。
全SMPMおよびスタツキング領域における4つの領域
の各々の中にある連続せる偶数および奇数アドレスは場
所18において同一ビツトを有し、結果的には引続くア
ドレス制御が同一のSMPM場所にアクセスする。計算
機にて発生されるアドレスにおける低位ビツトは語もし
くはバイト動作のいづれを行なうかを規定するために使
用される。0は語動作を表わし、1はバイト動作を表わ
している。
計算機にて発生されるアドレスのビツト0,9および1
0は“スタツキング制御”と云う表現で第5図において
表わされている論理回路に延びている。
SMPMから読出される語は16ビツト総合器53の1
つの入力に供給される。スタツキング制御論理回路はS
MPMから検索されたポインターを1もしくは2の値だ
け漸増或は漸減するように制御できる。スタツキング制
御論理回路はまた修正されたポインターをそのもとのポ
インターが読出された同一場所でのSMPMに再度書込
めるようにする。SMPMから検索される16ビツトポ
ィンタ一(ある場合には修正されることもあり修正され
ないこともある)はそのシステムが3つの作用的スタツ
キングモードの1つで動作される場合に使用されるAC
Sアドレスである。スイツチ55は単に記号であつて、
そしてそのシステムが動作される特別なスタツキングモ
ードに依存して、SMPMポインター値が修正された後
ではその総合器から又修正される前ではSMPMから直
後に、そのACSアドレスが引き出されることを示すべ
く用いられている。もしも、計算機にて発生されるアド
レスでの3つの云わゆる゛モード゛ビツト2,1および
0(アドレスビツト10,9および0)が符号000或
は001を表わすとすると、そのシステムはSMPMモ
ードにおいて動作し(と云うのはこの選ばれた例におい
ては、SMPM領域がSDC領域と重複しているため)
、そして語がSMPMから読出されそしてデータ線に供
給されるかもしくはデータ線上における語或はバイトが
SMPMに書込まれる。
/)八る場合、総合器53は動作せず、又ACSには如
何なる動作も起らない。総合器53が使用されそして語
がACSに書込まれたり或はそれから読出されたりする
のは、3つのモードビツトが別な6つの組合せの1つを
表わすときのみである。以下でより詳細に記述される如
く、3つのスタツキング機能のいずれが発生するかに依
存して、SMPMから読出されるポインターはそれが総
合器で変えられそしてSMPMに再び書込まれる前もし
くはその後のいづれかにおいてACSに供給される。
第1図は、2つのACSバツフアAおよびBにおける場
所(異なる長さの)が、動作が4つのスタツキングモー
ドの1つにおいて実施されるときに、アクセスされる仕
方を図式的に描写している。
予め決められた数のバツフア領域とか又はバツフア領域
が予め決められた大きさを有していると云うことはない
。SMPMにおける各スタツクポインタ一は単にACS
における64Kバイトの1つを識別している。そのシス
テムに伝達されるアドレスが4つのスタツキング領域の
1つに落付くと、SMPMにおけるそれぞれの語は受信
されたアドレスでの3つのモードビツトに従つて読出さ
れそして動作される。SMPMから読出される語は修正
されそしてSMPMに再蓄積され、そしてそれはその語
がACSをアクセスするアドレスとして用いられる前も
しくはその後に変更される。しかし、SMPMにおける
スタツクポインタ一が連続して漸増されるか或は漸減さ
れるにつれ、各スタツクポインタ一にて識別されるAC
S語もしくはバイトは変更を維持し、たとえ同じアドレ
スが連続してそのシステムに供給される場合でさえ、長
いメツセージにおける引続くキャラクタがかXる方法で
ACSに順序よく蓄積される。引続くキャラクタ一は単
一のバツフアに蓄積することができ、そしてそのバツフ
アの大きさはACSが、如何に多くの回数だけアクセス
されるかに依存している。バツフアとしてはACSのど
こでも開始できるが、それはそれぞれのスタツクポイン
タ一がSMPMに初めに置かれた時点(システムはSM
PMモードで動作)でのそれぞれのスタツクポインタ一
の値に依存している。スタツクポインタ一は互いにそし
てマツプポインタ一からは完全に独立している。そのス
タツクポインタ一はACS内で独立し、重複し或は同一
のバツフア領域であると見做すことが出来る。第6図は
64K計算機アドレス空間内での4つのスタツキング領
域を描写しており、そこでのSMPM領域は′S−DC
領域に優先している。
この図はSMPMの各々の場所が計算機アドレス空間の
全2KSMPMおよびスタツキング領域における8つの
異なるアドレスにてアクセスされる方法、ならびに4つ
のモードで実施される機能を理解するのに有用である。
通常の場合、SMPM領域は2K境界の直ぐ上にあるこ
とを想起されたい。従つて、第6図において描写されて
いるアドレスAは2Kの倍数である。第6図において示
されているSMPM.S−1,.S−DおよびSAC領
域の各々は512アドレスを含んでいる。SMPMは2
56場所を有するものとして示されており、そのうちの
1つがスタツクポインタ一nを含むものとして示されて
いる。4つの領域の各各における512アドレスの2つ
がSMPMにおける同一の蓄積場所nを識別する。
SMPM領域におけるアドレスA+2nおよびA+2n
+1はSMPMでの蓄積場所n(Oくn〈255)への
アクセスを制御し、そして同じスタツクポインタ一nへ
のアクセスを制御する別な3つの領域における他の対に
あるアドレスは512アドレスにより互いに分離されて
いる。第5図を参照するに、計算機にて発生されるアド
レスでのビツト11−15はSMPMおよびスタツキン
グ領域を含む2Kプロツクを識別する。
かくして、ビツト11−15は第6図におけるアドレス
Aを識別する。ビツト1−8は512アドレス境界から
のオフセツトを規定しそしてビツト9−10は第6図に
おいて示されている4つのスタツキングモードに対応す
る4対のアドレスを識別する。計算機にて発生されるア
ドレスのビツト0は各領域における2つのアドレスの下
側或は上側のいづれかを識別する。ビツト9および10
は4つのモードの1つ(4つの領域のうちの1つに対応
)に規定し、そしてアドレスのビツト0は語もしくはバ
イト動作のいづれかを表わしている。通常、ビツト9お
よび10が共にOの場合、SDCモードでの動作が行わ
れる。しかしながら、この例では、SMPM領域がS−
DC領域をおXうように作られているので、SMPMモ
ードでの動作が行われる。かXる場合、アドレスA+2
nもしくはA+2n+1のいづれかのそのシステムへの
伝達がSMPMからの語の読出し、および16データ線
へのその応用或はSMPMでの16データ線上にある語
もしくはバイトの書込みを制御する。書込みバイト動作
の場合、計算機により発生されるアドレスでのビツト0
はSMPMの場所nにおける上側或は下側バイトのいづ
れかを識別する。アドレスA+2nは、書込み語動作の
場合には全SMPM語或は書込みバイト動作の場合には
下側バイトへのアクセスを制御する。アドレスA+2n
+1は書込みバイト動作の場合にはSMPMの語nの上
側バイトにおける8ビツトの書込みを制御する。第6図
において示されるS−1領域における2つのアドレスの
うちのいづれか〜指定される場合、このシステムは自動
的漸増スタツキングモードで動作する。
かXる場合、スタツクポインタ一nはACSを直かにア
クセスするために用いられる。その後、ポインターは漸
増されてそしてSMPMに再記憶される。しかし、その
ポインターは1或は2だけ漸増され、その漸増はアドレ
スA+2n+512もしくはA+2n+513のいずれ
が指定されるかに依存する。ACSは8−ビツト記憶場
所を含んでいる。もしも奇数アドレスを有するACSで
の場所が指定されると、バイト動作が要請される。他方
、もしも、偶数アドレスを有する場所が識別されると、
語もしくはバイト動作のいづれか〜行われる(制御線信
号に依存して)。データがバツフアに蓄積されるかもし
くはそこから読出されるとき、これは連続的語動作かも
しくは連続的バイト動作のいづれかでもつて達成される
。換言するに、引続くバイトがアクセスされ(この場合
、連続ACSアドレスは1だけ異なる)るか、或は引続
く語がアクセスされる(この場合、連続ACSアドレス
は2だけ異なる)。自動的漸増スタツキングモードにお
いて、スタツクポインタ一にて識別されたACS場所が
アクセスされた後にA+2n+512のような偶数アド
レスがそのシステムに供給されると、そのポインターは
2だけ漸増され、その結果、同一アドレスが次に伝達さ
れた場合にACSにおける次の語がアクセスされること
になる。S−1領域における偶数アドレスは上り語スタ
ツクが要請されるときには常にそのシステムに伝達され
る。他方、奇数アドレスがそのシステムに伝達される場
合、SMPMにおけるスタックポインタ一が1だけ漸増
される。すなわち同じアドレスがそのシステムにて受け
られる次の時刻では、ACSにおける次のバイトが作動
されることになる。かくして、S−1領域での奇数アド
レスは上りバイトスタツクを制御しそして偶数アドレス
は上り語スタツクを制御する。第5図におけるモードビ
ツト2および1は(アドレスビツト10および9)、符
号01が表わされているとき、第6図に示されている他
の3つの領域を締め出すべく、S−1領域におけるアド
レスを位置させる。第5図で示されている如く、”スタ
ツキング制御゛に隣接せる符号表において、モードビツ
ト2および1が符号01を表わす場合、そのシステムは
自動漸増(S−1)スタツキングモードにおいて動作す
る。もしもモードビツト0がOであるとすると、スタツ
クポインタ一はACSがアクセスされた後に2だけ漸増
され(上り語スタツクを制御すべく)、そしてもしもモ
ードビツト0が1であるならば、そのスタツクポインタ
一はACSがアクセスされた後に1だけ漸増される(上
りバイトスタツクを制御するべく)。CPUによりその
データ類に供給される引続く語もしくはバイトはそのア
ドレス線に現われるアドレスを変えずに32Kの引続く
語場所にまでもしくは64Kの引続くバイト場所にまで
記憶できることは明らかである。モードビツト2および
1(アドレスビツト10および9)が符号10を表わし
ている場合、全2Kスタツキング領域におけるいずれか
のアドレスが必らずs−D領域内に含まれている。
この領域におけるアドレスが指定される場合(それはS
MPM領域にておkわれていないと仮定)、そのシステ
ムは自動的漸減(S−D)スタツキングモードにおいて
動作する。SMPMにおけるスタツクポインタ一が漸増
されるよりはむしろ漸減されそしてそれがACSアクセ
スにおいて使用される修正値であると云う点を除いて、
前述の動作は自動的漸増スタツキングモードにおけるの
と類似している。もしも、A+2n+1024のような
偶数アドレスが指定されるならば、スタツクポインタ一
nは初めに2だけ漸減され、そして漸減された値はAC
Sにおける語をアクセスすべく使用される。漸減された
ポインターはSMPMに蓄え戻される。もしもA+2n
+1025のような奇数アドレスが指定されると、その
スタツクポインタ一は1だけ漸減され、その後ACSに
おけるバイトがアクセスされそして漸減されたポインタ
ー値はSMPMに蓄え戻される。自動的漸減スタツキン
グモードに対する2つの符号は第5図において示されて
おり、モードOビツトの値は再び語スタツクもしくはバ
イトスタツクのいづれかに関する動作を制御する。上り
スタツクの場合、SMPMから読出されるポインターは
それが漸増されるに先立つてACSに対するアクセスの
ために使用される。
かくして、第5図を参照するに、SMPMから読出され
るポインターはACSアドレスとしての役割をしている
(スイツチ55は下側位置にあるものと考える。)この
ポインターは総合器53を通過し、そこで1或は2だけ
漸増されそしてSMPMに再び書き戻される。下りスタ
ツクの場合、SMPMから読出されるポインターはAC
Sのアクセス前に漸減される。かくして、SMPMから
読出されるポインターはまず総合器の入力に供給され、
その総合器において1或は2だけ漸減され、そしてSM
PMに再び書き込まれ、ACSをアクセスするのに使用
される。(スイツチ55は上側位置にあるものと考える
。)自動漸増モードは上りスタツクを読出すかもしくは
書き込むために、或は下りスタツクを逆順序において読
出すために使用される。
同様にして、自動漸減モードは下リスタツクを読出すか
もしくは書き込むために、或は上りスタツクを逆順序に
おいて読出すために使用される。いづれの場合でも、順
序正しい一連の項目が任意の長さのバツフアからバイト
或は語形態のいづれかにおいて挿入されるか或は除かれ
る。計算機アドレス空間における8つのアドレスのみが
各スタツクのために使いつくされる。256までのスタ
ツクは単一システムでのある時間において能動であり、
そして全体で64Kのバイトは、2Kプログラムアドレ
スのみが云わゆる゛使いつくされる゛うちにアクセスさ
れる。
かくして、その利得係数は32である。全64Kアドレ
ス空間の異なる2K領域が各システムでのSMPMおよ
びスタツキング領域に割当てられるとして、32までの
記憶装置を同じ母線系に接続することにより、最大で6
4K×32バイトすなわち約2X106バイトがアクセ
スされることになる。モードビツト2および1が符号1
1を表わす場合、全2Kスタツキング領域におけるアド
レスはS−AC領域内にある。
このモードにおいては、その識別されたスタックポィン
タ一が漸減されそしてその漸減された値がACSをアク
セスするのに用いられる。しかしながら、もとのポイン
ター値はその動作の終りにおいてSMPMに保有される
。再度、モードビツト0の値は、バイトスタツ ニク或
は語スタツク動作の(・づれが作動されるかを決定する
。もしもモードビツト0がOであるならば、そのポイン
ター値は2だけ漸減され、そしてACSをアクセスする
ために用いられる。もしもモードビツトが1であるとす
ると、そのポインター値は1だけ漸減され、そしてAC
Sにおけるバイトをアクセスするために用いられる。上
りスタツク検証(S−AC)モードにおける動作が何を
するかと云うと、それは、上り語或はバイトスタツクに
おける最も新しいものへのアクセスを行な3い、続いて
そのスタツクはS−1領域内におけるアドレスを指定す
ることによつて上り動作の続行を制御する。この様にし
て、上りスタツクにおける最も新しい入力は、動作の始
めにあるその値とは異なつている動作の終りにおける値
を有するそ4れぞれのポインターを必要とすることなく
、アクセスされることになる。SMPM領域が例示され
ている如くS−DC領域よりはむしろS−1.S−D或
はS−AC領域の1つに載置される場合、モードビツト
2および1が符号00を表わすならば、全2Kスタツキ
ング領域内におけるアドレスはS−DC領域内に入る。
かXる場合、SMPMにおける識別されたスタツクポイ
ンタ一は変わらずそしてACSをアクセスするために使
用される。(モードビツト0の値は、バイトスタツクも
しくは語スタツク動作のいづれが動作されるかを決定す
る)下リスタツクに対するスタツクポインタ一は常にア
クセスされた最後のACS場所を指しているので、下り
スタツク検証モードにおけるシステムの動作はポインタ
ー値を変えることなくアクセスされた最後の場所へのア
クセスを行わしめる。スタツキングモードの使用は、動
作がメツセージでの連続キャラクタ一で動作されなけれ
ばならない場合に特に有益である。
しかしながら、上りスタツクの頂部かもしくは下りスタ
ツクの底部にない語或はバイトへのアクセスが要請され
るには時期がある。スタツキングモードでそのシステム
を作動させることにより、スタツクの中途で語或はバイ
トへのアクセスを得るには、それぞれのポインター値が
連続して漸増されるかもしくは漸減されなければならず
、それには所望の項目がスタツクの終りからどれ位遠く
にあるかに依存して多くのメモリーサイクルが必要とさ
れる。しかしながら、スタツクにおける何等かの語或は
バイトへの即座なアクセスが所望される場合、マツプポ
ィンタ一はそれぞれのバツフア一を指すべく設定される
。この様にして、何等かの項目のデータがそのシステム
をマツピングモードで動作させることによつて単一のメ
モリーサイクルにおいてアクセスされる。本発明のメモ
リーに関連して動作する計算機のプログラミングをする
とき、スタツクからの項目についてのストリングを挿人
したり或は除去するには単に単一の計算機アドレスの使
用を必要とすることを銘記されたい。
このことは、各メモリーアクセスの前或は後で、計算機
アドレスの漸減もしくは漸増を制御するためのプログラ
ミングを必要とする従来のシステムとは対照的である。
本発明の記憶装置にハードウエア機能を与えることによ
り、そこでは計算機アドレス空間における節約が達成さ
れるばかりでなく、又各アクセスの前或は後におけるメ
モリーアドレスの漸増もしくは漸減を制御するためのプ
ログラムの書込みも必要としない。上りスタツクを形成
するには、使用される予定のACSバツフア一での初め
の場所のアドレスを有するSMPMを語場所nを始めに
セツトすることだけが必要である。これは、そのシステ
ムをSMPMモードにおいて動作させ、そしてポインタ
ーの値がそのデータ線に供給される同じ時間にアドレス
A+2nをそのシステムに伝達することによつて達成さ
れる。システムがこの様にしてSMPMモードで作動さ
れる場合、スタックポインタ一値はSMPMの語場所n
に蓄積される。その後、項目はスタツクおよびバイトス
タツクのそれぞれに対する同一のA+2n+512或は
A+2n+513アドレスを利用することにより上り順
序で順々にアクセスされる。各アクセスはそのポインタ
ーを2或1だけそれぞれにおいて漸増させることになる
。従つて、項臼は、同じA+2n+1024或はA+2
n+1025アドレスを利用することによつてバツフア
が存在するときに逆な順序においてアクセスされる。上
りスタツクの場合、そのスタツクポインタ一は常に使用
されるべき次の場所を指している。下りスタツクは同じ
A+2n+1024或はA+2n+1025を利用する
ことによつて同様にして作り出される。この場合、スタ
ツクポインタ一は常に最後に使用される場所を表わして
いる。逆な順序における下りスタツクについてのアクセ
スは、A+2n+512或はA+2n+513アドレス
へ切換えることにより達成される。ポインターを永久に
変更することなく、上り或は下りスタツクにおいて最も
新しい入力をアクセスするための能力がしばしば要求さ
れるので、そのシステムは上りスタツク検証モードおよ
び下りスタツク検証モードにおいて動作すべく設計され
ている。
こうしたモードは他の2つよりも重要ではないので、通
常の場合、SMPM領域は検証領域の1つに重なるよう
に作られており、その際には2つの左程重要でない機能
のうちの1つが除去される。本発明の記憶装置と共に使
用される計算機のプログラミングをする場合、普通では
、SMPMにおける異なる場所がスタツクおよびマツプ
ポインタ一を記憶するのに使用され、その場合における
2つの型式のポインターは異なる情報を表わしている。
かくして、もしも6つのマツプポインタ一があるとする
と、各スタツキング領域における下側12アドレスはA
CSにおけるバツフア一をアクセスするには使用されな
い。もしもそうであれば、バツフア一がアクセスされ、
そのそれぞれのスタツクポインタ一が変えられる毎に、
ACSマツプページの1つに対する開始位置が変えられ
ることとなり、そのシステムは計算機のソフトウエアが
その点を考慮しなければマツピングモードにおいては適
切に作動しない。後程記述されるように、そのシステム
をスタツキングモードで動作しないようにすることは可
能である。
(制御語はもし必要ならばすべてのスタツキング機能を
選択的に不可能化させる1つのビツトを含んでいる)し
かしSMPMモードはその制御語におけるスタツキング
ビツトによつては不可能化されない。このシステムは、
もしもそれがマツピングモードで動作するものならば、
スタツキングモードにおいても動作しなければならない
。さもなければ、SMPMにマツプポインタ一を書込む
方法がない。全SMPMおよびスタツキング領域は常に
2K境界内に含まれる。
通常の場合、SMPM領域は全2Kアドレス空間の下側
或は上側四分区域を含んでいる。第4図からして、SM
PM領域がスタツキング領域の下側四分の一にあるなら
ば、その上部にSMPM領域の置かれている1K境界を
規定している制御語における6ビツトは2K境界を表わ
しており、計算機にて発生されるアドレスでのビツト1
0はそのシステムがSMPMモードで作動される場合に
は常にOであり、そしてビツト9は云わゆる゛下側゛配
線切換選択に対応すべくOになる。この様にして、計算
機にて発生されるアドレスのビット位置9および10に
おける符号00はSMPM動作を表わしており、そして
そのシステムが3つの作用的スタツキングモード(第5
図)の1つにおいて作動される場合、符号は組合せ01
,10或は11の1つを含んでいる。計算機により発生
されるアドレスでのビツト位置9および10におけるモ
ードビツト符号00,01,10および11は常に第5
図において示されている4つのスタツキング領域を規定
する。かくして各々のシステムにおいての同一組合せの
512アドレスはSMPM動作と4つのスタツキングモ
ードの1つにおける動作との両方を表わしている。この
システムはSMPMモードに対する優先性を与え、そし
て付与されている4つのスタツキングモードのうちの1
つがいつも必らず失われる。(優先性に関し、アドレス
空間における第1図に描写されている各種領域は、もし
もそれらがしかるべく選ばれるならば重複することは明
らかである。予め決められたアドレス空間の1つに入る
ものとしてそのシステムにて認められるアドレスは必ら
ず特定の型式の動作を制御するので、連の優先性はすべ
ての不一致を解決するのに必要である。優先性の順序は
制御モード、SMPMモード、スタツキングモード、マ
ツピングモードおよび直接モードである。)本発明では
、4システムまでが一緒に使用されそしてすべてのシス
テムに対しては同じ全2KSMPMおよびスタツキング
領域を規定したいものと仮定する。
(もしも4つ以上のシステム・・・・・・・・・・・・
最大で32まで・・・・・・・・・・・・が同じ母線系
に接続されるものとすると、そのアドレス空間における
異なる2KSMPMおよびスタツキング領域がそれらに
対して選択されなければならない。)かかる場合、SM
PMモードにおける動作を4つのうちの唯一のシステム
に置くには、そのSMPM領域を各システムにおける全
2KSMPMおよびスタツキング領域の異なる四分の一
の位置におく必要がある。各システムに対する制御語に
おける6ビツトが1K境界を規定するために使用されそ
して配線切換選択がこの境界上にある1K空間の上側或
は下側半分を選び出すために与えられているのはこのた
めである・・・・・・・・・・・・かくして、計算機に
て発生されるアドレスでのビツト9および10は同一の
全2KSMPMおよびスタツキング領域内における4つ
のSMPM領域のいづれか1つを識別する。各システム
は共通の2Kアドレス領域における4つの512アドレ
スグループの異なるものk内にあるSMPMアドレスを
認知すべく設計される(それぞれの制御語とそれぞれの
配線切換選択を介して)。しかしながら、そのSMPM
領域が同一の2Kアドレス空間内に含まれているすべて
のシステムに対するスタツキングモードは機能抑止され
なければならないと云うことは明らかである。
さもなければ、1つのシステムはSMPMモードで動作
することになるが別なシステムはすべてスタツキングモ
ードの1つにおいて動作することになる・・・・・・・
・・・・・すべてが同じデータ線を用いている。このこ
とは許容されない。かくして、もしも少なくとも2つの
記憶装置が同一の2Kスタツキング領域アドレス空間内
でのそれらのSMPM領域を持つとすると、これらの記
憶装置におけるスタツキングモードは無効にされなけれ
ばならない。制御モード 第1図に示されている如く、そのシステムは、制御モー
ドで動作すべく64K計算機アドレス空間の上側512
アドレス内のいづれかの単一アドレスに応答する。
このシステムは制御語アドレスを規定するための8つの
スイツチを含んでいる。制御語のアドレスは最下位ビツ
ト位置においては0を、又7つの最上位ビツト位置の各
々においては1を持つものと仮定している。8つのスイ
ツチは制御語アドレスを決定する別な8つのビツトの値
を規定する。
このシステムが制御語アドレスを識別する場合、CPU
にてそのゼータ線に供給される16ビツト語は特別な組
合せにある16の記憶エレメントに記憶される。この1
6ビツト制御語はそれが変えられてそして別なモードに
おける操作を規定するまでそのシステム内に記憶され続
ける。制御語のビツト15は、直接および制御モードを
除いては、全てのモードに対する主オン/オフビツトで
ある。
もしも、主(MAS)ビツトがOであるとすると、その
システムは直接および制御モードにおいてのみ作動され
る。各々が直接領域に対する境界を0000および11
11に規定している4つのスイツチのうちの2組を調整
することにより、その直接領域は16の4096−アド
レスプロツクの最大領域を取ることになる。かくして、
そのACS・はほ〜その最大容量にまで利用でき、そし
てそのシステムは従来の記憶装置としての機能を果す。
(ACSでは、その全容量にまで利用することができな
い。と云うのは、その制御語モードが無効にされず障害
の際に(緊急の際に処理要求が生じた時に)直接モード
に対する優先性を取るためである。)制御モードは、主
(MAS)ビツトがOにセツトされる場合、以下に示す
簡単な理由で無効とされない。もしもこのモードが無効
にされると、制御語を変更する方法がなくなり、そして
そのシステムは初めに課せられた直接モードにおいての
み永久に動作すべく制限されることになる。制御語にお
けるビツト14が、もしもOであるとすると、そのスタ
ツキングモードを無効にする。
もしもSTKビツトが0であるとすると、3つのスタツ
キング機能のすべてが無効とされる。スタツキングモー
ドを無効とする理由は既に述べられた通りである。制御
語のビツト8−13はSMPM領域を規定するために必
要とされる。
これら6つのビツトは1K境界を規定する。SMPM領
域はこの境界の直ぐ上にある2つの512−アドレスプ
ロツクのいづれかより成つている。換言するに、SMP
M領域は、制御語におけるビツト8−13にて規定され
るアドレスのすぐ上にある1Kアドレス空間の上側或は
下側半分のいづれかにある。SMPM領域に対するこの
1K空間の上側或は下側半分はストラツプ又は配線切換
接続により決定される。制御語におけるビツト8−13
は実際にはスタツキング領域ならびにSMPM領域を規
定する。もしも、ビツト8−13により表わされる1K
境界が偶数であれば、SMPMおよびスタツキング領域
に対する全2Kアドレス空間はこのアドレスから始まる
。他方、もしも6ビツトにて表わされる1K境界が奇数
とすると、全SMPMおよびスタツキング領域は次の下
側2K境界から始まる。制御語のビツト0−3はマツピ
ング領域における初めの有効プロツクの数を規定し、そ
してビツト4−7はマツヒソグ領域における最後の有効
プロツクの数を規定する。制御語におけるマツプ開始お
よびマツプ終了プロツク数は、4つのスイツチのうちの
2組がその直接領域に対して行なうのと同じ機能をマツ
ピング領域に対して行なう。すなわち、それらは上側お
よび下側境界を規定する。(本発明の実施例において、
その直接領域に対する境界はスイツチにて制御されるけ
れども、丁度そのマツピング領域がソフトウエア制御の
下で規定されるのと同じく、別な制御モードがソフトウ
エア制御の下で直接領域境界を規定するために与えられ
ることも明らかである。同様にして、ハードウエアスイ
ツチはマツピング領域およびSMPMおよびスタツキン
グ領域に対する境界を規定するために用いられる。
しかしながら、普通の場合、その直接領域境界は他の場
合よりも変更される頻度がはるかに少ないという理由で
、ハードウエアスイツチが直接領域境界のために使用さ
れている。換言するにその制御語はその内部にすべての
境界を規定するだけの十分なビツトを有しておらないの
で、めつたに変更されることのない境界はハードウエア
スイツチにて設定される。)以下に述べるようにシステ
ムが直接および制御モードにおいてのみ作動できるよう
に最初電源を入れられたときにその制御語に対する記憶
エレメント(要素)はりセツトされる。もしも、いづれ
かの別なモードが所望されるとすると、計算機はそのシ
ステムを制御モードで作動させるための初期プログラム
を実行し、その結果、計算機アドレス空間がマツピング
および/又はスタツキング機能のために割当てられる。
制御語アドレスが識別される場合には常に、そのシステ
ムに供給されるデータ線上での16ビツト制御語は、制
御語を表わすために与えられている16の特別な記憶エ
レメントに書込まれる。
しかしながら、このシステムは制御語の読出しを行わな
い(そのシステムがSMPMモードで作動される場合、
SMPMに記憶されている何等かの語が読出されるのと
比較し得る方法において)。しかしながら、その制御語
は計算機によるアクセスのためにいづこかに(例えば、
直接プロツクの1つに含まれているACSの場所におい
てさえ)記憶できるので、上記のことは重要なことでは
ない。全体的システム構成とタイミング本発明の実施例
は市販のPDP−11計算機システムと共に作動させる
ための記憶装置である。
従来においても良く知られている如く、力八るシステム
は中央処理装置やあらゆる周辺装置が接続されるUNI
BUS母線を含んでいる。アドレス、データおよび制御
情報は56本の母線に沿つて伝達される。本発明が実施
される場合の接続は母線の全線に対して成される必要は
ないので、必要とする接続のみが図においては示されて
いる。補助記憶装置(ACS)自体は、UNlBUSに
接続されるように設計されたものであれば如何なるもの
でも使用することができる。本発明にて着想された独特
なメモリー動作の制御に関して、ACSが接続されるU
NIBUSは、その処理装置が接続されるUNIBUS
ではない。これは第7図〜第13図において最も明瞭に
描写されており、それらの図は第14図において示され
ている如く配列される。第10図および第12図の底部
から、各種線がPDP−11UNIBUSに延びている
。処理装置への又それからのすべての信号はこうした線
を介して伝送される。第13図の右側には、各種のアド
レス、データおよび制御線に接続される64K補助メモ
リー1300が示されている。これらの線は本発明の言
弓憶装置に対して完全に内包しているUNlBUSを含
んでいる。補助記憶装置への接続のために、PDP−1
1UNIBUS上における制御、アドレスおよびデータ
信号を内部UNIBUS上におけるそれぞれの信号に変
換する回路は第7図〜第13図に示されており、その逆
の変換動作もそれらの回路で実施される。この様にして
、UNIBUSにインターフエースされるように適用さ
れる従来の記憶装置は第13図の右側で64K補助記憶
装置として用いられ、それが従来のUNIB・USにお
いてと同じ機能をする制御、データおよびアドレス線に
〉直がに接続されるので、そこには何等の変更も必要と
しない。同様にして、その処理装置は補助記憶装置と直
かに連通していないけれども、それは単にPDP−11
UNIBUSを介して通常の制御、アドレスおよびデー
タ信号を伝達したり、受ご信したりするために使用され
るためで、特に知る必要はないためである。図に示され
てはないけれども、すべての母線には高電位に戻される
引上げ抵抗器が設けられていることを理解されたい。
この様にして、オープンコレクターバスドライバーは標
準的方法として使用される。又、第7図〜第13図にお
ける幾つかの要素の出力はワイヤー0R或はワイヤーA
ND構成で一諸にして示されている。これらは次の要素
群すなわち814と816、836と838、714と
718、720と722、1218と1220、および
904,906,908と910の接合部を含んでいる
。図には示されていないけれども、これらの場合の各々
においては、それらの接合部は引上げ抵抗器を介して正
電位源に戻されそして,駆動用要素はオープンコレクタ
ータイプであることを理解されたい。詳細な回路につい
ての記述に人る前に、従来の記憶装置がアクセスされる
ときにおけるUNIBUS上に伝達される信号シーケン
スを検討する方が良いであろう。
第12図は従来のUNIBUSにおける16データ線に
接続されている16ビツトデータ駆動器1204および
16ビツトデータ受信器1206を描写している。各デ
ータ線上における往復伝送には同一の線に接続される予
定のそれぞれの駆動器と受信器とを必要とする。16ビ
ツトデータ選択器1202は16ビツト信号をデータ駆
動器1204の16入力に与えている。
16ビツトデータ駆動器の可能化(ENABLE)入力
が励磁されると、その1駆動器はUNIBUSゼータ線
上にそこに与えられた16ビツト信号を伝送する。
同様にして、16データ線上に現われる処理装置からの
データは16ビツトデータ受信器1206にて受信され
そして本発明のシステムの種々な部品に延びているD(
15:0)ケーブル1230における16線に供給され
る。第10図において示されている如く、18アドレス
線はアドレス受信器1002にまで延びている。
UNIBUSを介して各種周辺装置へ延びている18−
ビツトアドレスはアドレス受信器にて検出されそして1
8ビツトがケーブルA(17:0)に供給される。16
アドレスビツトのみが補助記憶装置とSMPMとをアク
セスするために用いられるけれども、PDP−11係統
の計算機には18ビツトアドレス能力が与えられている
2つの上側ビツトA(17)およびA(16)は云わゆ
る゛拡張゛ビツトであつてアドレス指定能力を4の係数
によつて増大させる。
2つの上側ビツトが使用される方法は以下に記述される
が、アドレスビツトA(15:0)は前にも述べられて
いる16アドレスビツトに対応することを理解されたい
PDP−11UNIBUSにおける5つの制御線は5つ
の制御受信器1004に接続されている。
INIT信号は、計算機コンソール上における始動キー
が押され、りセツト指令が実行されるか或は電力昇圧シ
ーケンスが生ずる場合に出される。INIT信号は普通
ではりセツト指令によつて周辺装置をクリアしそして初
期化させるために使用され、そして本発明においても同
じ目的で使用されている。ACLO信号は停電に対する
準備として動作を終止させるべく周辺装置において用い
られている。以下の記載から明らかになるであろう如く
、ACLO信号は駆動器1302を通して補助記憶装置
に供給される。すなわち、その補助記憶装置は、記憶装
置が計算機UNIBUSに直かに接続されるときに行な
うように、ACLO信号に応動できる。(INIT信号
はまた駆動器1302を通してその補助記憶装置に供給
されるので、その記憶装置は、それが処理装置UNIB
USに直かに接続されるときと同じように、かkる信号
で動作される。同じことが以下に述べられるように2つ
の別な制御信号COおよびCIにも適用する。)COお
よびCI信号は実施される動作の型式を決定する。
C1が0の場合には読出し動作が行われ、C1が1の場
合には書込み動作が行われる。書込み動作において、C
Oに対するOのビツト値は語動作を表わしそしてCOに
対する1のビツト値はバイト動作を表わしている。CO
ビツトは、従来技術においても知られている如く、読出
しシーケンスの場合における何かを表わしており、もし
もCOが1とするとそれは破壊読出し装置における再絡
納サイクルを禁止する。COおよびCIビツトはその補
助記憶装置における通常のシーケンスを制御する。しか
し、同じビツト信号がPDP−11UNIBUSと内部
UNIBUSとの間におけるアドレスおよびデータ信号
の変換を制御すべく第7図〜第13図の回路にて用いら
れている。UNIBUS上における何等かの周辺装置に
て受信されるMSYN制御信号は、間もなく記述される
方法で、その装置にてUNIBUSに送り戻されるSS
YN゛返答”信号と共に使用される。
2つの制御駆動器1006は第10図において示されて
おり、本発明の記憶装置からの2つの制御信号をPDP
−11UNIBUSを介して受信している。
しかるべく伝達される信号の1つはSSYN信号で、そ
の信号の発生は以下において記述される。他はACLO
信号であつて、それは停電を示すべくある周辺装置にて
伝達される。このシステムに対する電源(示されていな
い)には停電の始めを検出するための参照数字1008
にて記号的にのみ示されている電力センサーが設けられ
ている。かXる場合、ACLO信号はUNIBUSに伝
達される(この時、それは、ACLO信号が本発明によ
るシステムにて受信される如く、処理装置および他の周
辺装置にて受信される)。停電時の検出は本発明の一部
ではないので、電力センサーは記号的にのみ示されてい
る。実際の場合にはそれを除去することもできる。示さ
れている制御線だけがシステムの適切な動作にとつて必
要とされる。例えば、良く知られているパリテイビツト
線PAおよびPBが除去されている。同様にして、UN
IBUSでの幾つかの優先転送線も除かれている。もし
も、プロツク1300として用いられている補助記憶装
置が何か付加的な制御線接続を持つことが所望されるな
らば、それらの制御線はPDP−11UNIBUSから
内部UNIBUSにまで拡張されて、要素1004およ
び1302に対して比較し得る受信器および駆動器を通
して補助記憶装置への延長が行われる。従来の記憶装置
における読出し動作の場合、処理装置はアドレスおよび
制御信号がアドレスおよび制御線に供給された後にMS
YNC゛マスター同期゛)線に働らきかけてそれを約1
50ナノ秒間だけ低レベルに(UNIBUS上での確認
状態)させる。
UNIBUSとインターフエースされそして伝達された
アドレスを認識する記憶装置は、COおよびCI制御ビ
ツトを、読出し動作を表わしているものと解釈し、そし
て16データ線に対して読出された16ビツト語を供給
する。同時に、その記憶装置はそのSSYNC゛スレー
ブ同期”)線を低レベルにさせる。処理装置(マスター
)がSSYN信号とデータビツトを確認した後、それは
MYSN線を再格納(上側レベルに)させるように働ら
きかけ、その後アドレスビツトがそのアドレス線から取
除かれる。記憶装置(スレーブ)がMSYN確定状態の
終了を確認すると、それはSSYN線を再格納させそし
てデータ線へのゼータの供給を中止する。同様なシーケ
ンスが従来の記憶装置における書込み動作の場合にも起
る。
マスターはまず初めにアドレス、データおよび制御ビツ
トを伝達し、その後MSYN制御線が低レベルに移され
る。記憶装置は書込み動作を行なつた後そのSSYN線
を低レベルにさせる。これがマスターにより、その書込
み動作が完了されたことを示すものとして、確認される
と、そのマスターはMSYN線を高レベルにさせ、そし
てアドレス、制御およびデータ信号がUNIBUSから
除去されるようにさせる。MSYN線が高レベルになつ
たことすなわちそのマスターに書込み動作が完了したこ
とを適切に通知したことをスレーブが確認すると、その
スレーブはそのSSYN線を高レベルにさせる。4つの
制御信号ACLO,NIT,CO およびC1は制御ケーブル1010を介して4つの匍脚
駆動器1302に直接に供給される。
以下に記述される如くこれらの,駆動器が作動されると
、4つの制御信号は制御ケーブル1304を介して64
Kメモリー1300に供給される。その制御駆動器は、
記憶動作が行われていることを、制御回路が照合した後
でのみ有効にされる。4つの制御信号は、ACSが従来
のUNIBUS構成における4つのそれぞれの制御線に
直接に接続されるときにそのまX′(′ACSにて変換
される。
処理装置から受信されるMSYN制御信号は補助記憶装
置に直接には供給されない。代つて、以下において述べ
られる如く等価な信号MSYN/ 二が導体1306を
介して補助記憶装置に供給される。補助記憶装置は普通
の読出しもしくは書込み動作を実施しそしてその通常の
スレーブ同期信号を内部UNIBUSにおけるSSYN
′導体1362に与える。以下に述べられる如く、この
スレーブ 5同期信号は処理装置に与えるためのSSY
N信号を発生するために使用される。すなわちそのSS
YN信号は、その処理装置がその内容すなわちそれが通
常の記憶装置で動作していることを考えるので発生され
なければならない。換言するに、3本発明の回路は記憶
動作を開始するべくMSYN′信号を補助記憶装置に供
給しなければならず、そしてそれは要請された動作が完
了したことを通知するようにその処理装置に対するSS
YN信号を発生すべく記憶装置からのSSYN′信号に
依存し こて作動する。(以下の記述から明らかになる
如く、処理装置へのSSYN信号は、制御語およびSM
PMシーケンスにおいて補助記憶装置はその動作に含ま
れておらず、従つてSSYN′信号を発生しないので、
前と同様に交互に発生される。) 4補助記憶装置は1
6データ線を介し16ビツトデータ語を伝達したり受信
したりするので、内部UNIBUSは16データ線を含
むケーブルD′(15:0)を持つている。16ビツト
データドライバ一1310のENABLE入力が励磁さ
れると、PDP−11UNIBUS上で始まるD(15
:0)ケーブル1230における16ビツトデータはケ
ーブルD′(15:0)を介してACSl3OOに供給
される。
16ビットデータドライバ一1310は語もしくは、バ
イトがその補助記憶装置に書込まれるときには常に有効
にされる。
すなわち、そこで必要とされることはPDP−11UN
IBUSからのデータビツトをその記憶装置に供給する
ことである。同様にして、読出し動作が行われると、そ
の補助記憶装置はデータビツトをケーブルD′(15:
0)での導体に供給する。データビツトは16ビツトデ
ータ受信器1312を介してYy′(15:0)ケーブ
ル1350に供給する。以下に述べられる如く、ゼータ
ピットのうちの8つはそれらが1グループの線から別な
ものに切換えられる8ビツトデータ選択器1208を通
過する。しかし、本発明の場合、ケーブルYy′(15
:0)土のデータビツトは、それらがPDP−11UN
IBUSにおけるデータ線に供給される時点に、16ビ
ツトデータ選択器1202を通して16ビツトデータ駆
動器1204に伝達されると云うことを理解するだけで
十分である。補助記憶装置にまで延びている最後のグル
ープの信号線はN(15:0)のケーブルにおける16
アドレス線である。
PDP−11UNIBUSでの対応するアドレス線はそ
こでアドレスが補助記憶装置に伝達される線に直かに延
びていない。この点に関しては前にも述べてあるごとく
、本発明の重要な面は補助記憶(ストレツジ)装置自体
へのアドレスの適用以前に全記憶装置にて受信されるア
ドレスの修正にある点を考慮しなければならない。しか
しながら、補助記憶装置自体に関する限り、その受信さ
れたアドレスがPDP−11UNIBUSから直かに引
き出されなかつたことを全体的に知り得ない。補助記憶
装置に関する限り、それはあたかもそれがPDP−月1
NIBUSに接続されているかの如く動作する。同様に
、本発明の記憶装置と関連して動作しそしてPDPll
UNIBUSに接続されているすべての他の周辺装置な
らびに処理装置はあたかも補助装置がそれらの母線系に
直かに接続されているかの如く動作する。図面に示され
ているすべてのデータ、アドレスおよび制御駆動器はチ
ツプ第SN7438で作られている。
すべてのデータ、アドレスおよび制御受信器はチツプ第
SP−380で作られている。各々の場合に使用される
チツプの数は取扱われる予定のビツト数の関数である。
すべての駆動器と受信器はそれらの入力および出力間で
の信号を反転する。かくして、PDP−11および内部
UNIBUSにおいては、1すなわち確認状態が低電位
にて表わされる。しかし、第7図〜第13図における別
な導体上では、1すなわち確認状態が高電位にて表わさ
れている。(例外は星印の付与されている導体であつて
、それらの確認レベルは低電位である。)データ処理装
置から受信されるアドレスは18アドレス受信器100
2を介して18一導体ケーブルA(17:0)に供給さ
れる。
2つの上位アドレスビツトは4つの町能な符号のうちの
1つを表わしている。
これら2つのビツトは第1図において描写されている6
4K計算機アドレス空間内でのアドレスを実際に表わし
ている16の別なビツトとは外に処理される。システム
の種々な部分に延びているケーブル1012は20アド
レスビツト・・・・・・・・・・・・18の本来のアド
レスビツトA(17:0)および2つの附加的なアドレ
スビツトN(17:16)・・・・・・・・・・・・を
運ぶ20本の導体を含んでいる。制御語モード以外のす
べてのモードに対し、このシステムはアドレスビツトA
(17:16)から引き出されるアドレスビットが00
を表わす場合にのみアドレスを認識すべく設計されてい
る。しかしながら、その計算機自体はアドレス拡張ビツ
トA(17:16)に対して、00,01,10もしく
は11なる4つの符号のうちのいづれか1つでもつて、
本発明の記憶装置を識別すべくプログラムされることも
できる。このプログラミングを融通性のあるものにする
ため、アドレスビツトA(17)およびA(16)は、
適当な0象限”を識別する2−ビツトA(17:16)
符号がそのアドレス線上を伝達されるときにのみOであ
る2つの別なアドレスビツトN(17)およびN(16
)を引き出すべく作動される。
このために、スイツチ1014aおよび1014b、そ
してインバーター1016aおよび1016bが与えら
れている。フ それらのスイツチが示されている位置にあるとき、導体
11X(17)およびN(16)は共に低レベルにあり
、そしてそれらは符号00を表わしている。
アドレスビツトA(17)およびA(16)に対する如
何なる値がその処理装置にて伝達されるかに関係なく、
そのシステムは第1図に描写されている機能的領域内に
おけるアドレスを識別する。すなわち、そこには、以下
において記述されるであろう制御語モードにおける場合
を除いて、どの象限がそのアドレスを含みそして2つの
上位アドレスビツトA(17:16)が効果的に無視さ
れるかに関してはA1]がない。他方、このシステムは
最も高い象限におけるアドレスすなわちアドレスビツト
A(17)およびA(16)が符号11を表わしている
アドレスに対してのみ応答することを所望するものと仮
定する。
かXる場合、スイツチ1014aおよび1014bは共
にそれぞれのインバータ1016aおよび1016bの
出力に接続される。1「゛象限”符号が受けられるとき
のみ、0がそのシステム内でのアドレス線N(17)お
よびN(16)上に現われて、それによりアドレスが識
別される。
各スイツチはまた導体A(17)或はA(16)のそれ
ぞれの1つに直接に接続されている。例えば、そのシス
テムは2つの上位ビツトが符号10を表わすアドレスの
みを識別するものと仮定する。かXる場合、スイツチ1
014aはインバータ1016aの出力に接続され、そ
してスイツチ1014bは導体N(16)を導体A(1
6)に直接に連結する最も右側にある位置に接続される
。このような場合、符号10がUNIBUS上で受信さ
れるときのみ、導体A/(17:16)が符号00を表
わしてそのシステムの動作を有効にさせる。以下におい
て記述されるように、スタツキング、マツピング、SM
PM或は直接モードにおける動作は、アドレスビツトA
(15:0)が計算機アドレス空間のそれぞれの機能的
領域内におけるアドレスを表わすときのみ、およびもし
もアドレスビツトN(17:16)が符号00を表わす
ときにのみ始められる。
スイツチ1014aおよび1014bの位置は、もしも
それが所望ならば、アドレス識別を4つの象限のうちの
いづれか1つに制限する役割をする。しかしながら、後
述されるように、語動作はアドレスビツトA(17:1
6)が符号11を表わすときにのみ行われる。上部象限
における上側4KアドレスはPDP−11システムにお
けるハードウエアアドレスとして用いられる。制御語を
記憶しそして以下において記述されるであろう鎖錠装置
すなわちラツチは上部象限の上側4Kにおけるアドレス
にて通常指定される型式の゛・・−トウエア゛である。
従つて、アドレスビツトA(17:16)は、動作が制
御語モードにおいて生ずること、すなわち、制御語アド
レスが常に第四象限の上側512アドレスにあることを
検証するために必要とされる。直接モードシーケンス ケーブル1012における20本のアドレス導体は受信
されるアドレスがその直接領域内にあるかどうかを決定
する機能を有する第8図の底部での回路にまで延びてい
る。
参照数字804にて示されている4つのスイツチはその
直接領域における第1の有効プロツク数を表わすために
与えられている。4つのアドレスビツトが加算器808
(チツプ、第SN74283)の2つの4ビツト入力の
第1のものに供給される。
4つのインバータ826がアドレスビツトA(15:1
2)の補数をとるために与えられており、そして4つの
補数化されたアドレスビツトは加算器808の第2の4
−ビツト入力に供給される。
第2図を参照して、計算機により発生されるアドレスの
各々のアドレスビツト15:12はプロツク数を表わし
、そしてその補数化されたプロツク数は第2図における
総合器42にて示されている如く第1の有効なプロツク
数に加えられなければならないことが想起される。第8
図における加算器808は第2図における総合器42に
対応している。もしも、総合器42の出力が15に等し
いかもしくはそれ以下であるならば、第2図において示
されている如く、計算機アドレスは十分に高い。すなわ
ち、それはその直接領域における始めのプロツクかもし
くはその上にあるプロツクのいづれかに含まれている。
もしも計算機アドレスが十分に高くそして加算器808
にて引き出される和が15に等しいかもしくはそれ以下
であるならば、加算器の桁上げ(Car]−y)出力(
CO)はOを表わしている。(加算器のキャリ一入力(
CI)は低レベルに接続されている。何故ならば、桁上
げ入力をその加算器に与えなければならない理由がない
からである。)もしも加算器の桁上げ出力が低レベルに
あるとすると、インバータ812は高レベルの電位をア
ンドゲート814の1つの入力に印加して、計算機アド
レスが十分に高いことを示す。第2図を再度参照するに
、総合器40は直接領域における最後の有効プロツクの
プロツク数を計算機にて発生されるアドレスでのプロツ
ク数を表わしている補数化されたビツトに加えることに
注意されたい。
この機能は第8図における加算器806(チツプ第SN
74283)にて達成される。参照数字802にて表わ
されている4つのスイツチは直接領域における最後の有
効プロツクの4−ビツトプロツク数を表わし、そしてこ
れら4つのスイツチは加算器806の4−ビツト入力に
まで延びている。補数化されたアドレスビツトA(15
:12)は加算器の別な入力に供給される。もしも、そ
の計算機アドレスが十分に低いとすると、第2図におい
て示されている如く、計算機にて発生されるアドレスに
おけるプロツク数の補数化された値への最後の有効なプ
ロツク数の加算は15よりも大きいかもしくはそれに等
しいものである。この状態を試験するために、従来と同
じように、そのCI入力を高レベルに接続することによ
つて、云わげる゛人為的゛桁上げ入力を加算器806に
供給している。もしも、計算機にて発生されるアドレス
での最後の有効なプロツク数と補数化されたプロツク数
との和が15よりも大きいかもしくはそれに等しいとす
ると、加算器806の出力は16よりも大きいかもしく
はそれに等しくなる。このことは、又、桁上げがその加
算器により発生されてそしてそのCO出力が高レベルに
なることを意味している。この出力はゲート814の第
2の入力に接続されているので、その入力はその計算器
アドレスがあまり高過ぎないことを条件に励磁される。
ゲート814の上側および下側人力が励磁されているこ
とは、その受信されたアドレスがプロツク数内に、従つ
て直接領域内に含まれていることを示している。
しかしながら、直接モードでの動作に先立つて、そのシ
ステムは、その受信されたアドレスが適切な象限内に含
まれていることを確認しなければならない。スイツチ1
014aおよび1014b、そしてインバーター101
6aおよび1016bに関連して前述した如く、受信さ
れたアドレスは、アドレスビツトA′(17)およびN
(16)が符号00を表わしていることを条件としての
み適当な象限内にある。これら2つのアドレスビツトは
ゲート810の反転入力に供給されそしてこのゲートの
出力はその2つのアドレスビツトが符号00を表わすこ
とを条件としてのみ高レベルになる。ゲート810の出
力はゲート814の第3入力に接続されているので、そ
の受信されたアドレスが256K拡張アドレス空間の適
当な象限においてならびにそのシステムが応答する64
K計算機アドレス空間の直接領域に含まれるときにはい
つでもゲート814の出力は高くなることは明らかであ
る。ゲート814の出力はDIR導体824に接続され
ている。
この導体が高レベルになると、そのシステムは直接モー
ドで動作するLその導体を高レベルにするには、その受
信されたアドレスがその直接領域内にあることを検証し
た後に、ゲート814を動作しなければならない。しか
し直接モード動作は最低の優先性のものであることに注
意を要する。計算機アドレス空間の種々な領域が重複し
そして特別なアドレスがそれら領域の2つもしくはそれ
以上の内部に含まれている場合、各々の場合において、
そのシステムは最優先モードで動作する。このシステム
がスタツキング、マツピング或はSMPMモードでの動
作を決定することを条件として、さもなければ生ずるで
あろう直接モード動作が無効にされる。第8図のゲート
816の出力はDIR導体824にも接続されていて、
高い優先性を有する3つの別なモードの1つにおける動
作が行われるべきことをそのシステムが決定することを
条件に、DIR導体が高レベルになるのを阻止している
。STK導体764は本来高レベルにあるが、それはス
タツキング動作が以下において述べられる如く要請され
る場合にのみ低レベルになる。同様にして、SMPM導
体766は本来高レベルにあるが、この導体SMPMモ
ード動作が要請される場合にのみ低レベルになる。
最終的に、第8図におけるMAP導体828は本来低レ
ベルにあるがマツピングモードにおける動作が要請され
る場合にのみ高レベルになる。インバータ818は通常
の高電位をMAP導体に供給する働らきをし、そしてこ
の導体は動作がマツピングモードで行われる場合にのみ
低レベルになる。3つの導体・・・・・・・・・・・・
STK,SMPMおよびMAP・・・・・・・・・・・
・はゲート816の3つの入力に接続されている。
もしも3つの導体の全てが高レベルにあるものとすると
、すなわち、動作が3つのそれぞれのモードのいづれに
おいても要請されていないことを示しているとすると、
ゲート816の出力は導体824を下げないことになる
。結果的に、ゲート814の通常は低レベルにある人力
が高レベルになるとき、DIR導体824上における電
位は高くなつて直接モードでの動作を指示する。第2図
を振り返つて見るに、総合器42の補数化出力はアクセ
スされなければならない補助計算機蓄積装置におけるプ
ロツク数であることが想起されよう。
第8図における加算器808は第2図での総合器42に
対応しているので、ケーブル830上における加算機の
4−ビツト出力はアクセスされるべきアドレスを含んで
いるACSにおけるプロツク数の補数を表わしている。
従つて、第8図における導体830はDM(SN)と指
定されていて直接モードにおけるプロック数の補数化さ
れた値を表わしている。この4ビツト値は第12図にお
けるデータ選択器1210の4ビツト入力に供給される
このデータ選択器は2つの制御入力B,Cおよびその4
ビツト入力に対応している4ビツト出力を持つている。
データ選択器を表わしているプロツク内で示された符号
は制御信号によりそのBおよびC入力で表わされている
符号に従つて4入カビツトで実施されるべき動作を描写
している。もしも制御符号が00とすると、そのゼータ
選択器内での表において示されている如く、4つの入カ
ビツトのうちの各々はそれら4つの人力のそれぞれの1
つに現われる前に補数化される。同様にして、符号01
は4つの入カビツトを4つの出力に直かに伝達させるこ
とになる。符号10は入カビツトの値に関係なく出力ビ
ツトのすべてをIにさせ、そして符号11は入カビツト
の値に関係なく4つの出力のすべてをOにさせる。第2
図を振返つて見るに、ACSプロツク数を総合器42の
出力(DM(BN)導体830に現われるもの)を弓出
すには、データ選択器1210を補数化モード(第2図
における総合器42の出力で描写されているインバータ
の機能に相当)で動作させる必要があることは明らかで
あろう。
このモードでの動作に対して、データ選択器のBおよび
C入力は共に低レベルになければならない。DIR導体
はインバータ1212を介してデータ選択器のB入力に
接続されている。
結果的に、そのシステムが直接モードで作動されそして
DIR導体が高レベルになる場合、データ選択器のB入
力は低レベルになる。DIR導体はまたゲート1214
の1つの入力にも延びている。このゲートへの別な入力
はST−ACORST−D導体902に接続されている
。この導体は以下に記述される如く、あるスタツキング
動作が実行されるときに高レベルになる。このシステム
が直接モードで作動されるとき、その導体は低レベルに
ある。結果的に、そのシステムが直接モードで作動され
る場合、ゲート1214の1つの入力は低くそしてその
他は高い状態にある。ゲートの出力は反転されるので、
そのシステムが直接モードで作動される場合、その出力
は低レベルにあることは明らかである。そして、データ
選択器1210の入力CおよびBが低レベルにあるとす
ると、4つの入カビットの各々は要請される通り補数化
される。第2図を参照するに、ACSに対するアドレス
はACSプロツク数と計算機にて発生されたアドレスに
おける12−ビツトオフセツトとを組合せることによつ
て実際に引き出されることが理解されよう。これは第1
2図での加算器1216により達成される。その加算器
には2組の16−ビツト入力が与えられている。セツト
Aの16入力はR(15:0)ケーブル1130におけ
る16本の導体に接続されている。以下において記述さ
れる如く、語がSMPMから読出されるときにはいつで
も、16ビツトがこのケーブルでの導体に印加される。
しかしながら、システムが直接モードにおいて作動され
る場合、SMPMは照合されずそしてその出力(加算器
1216のセツトAの入力)の各々は高電位(1を表わ
している)にある。(SMPMは、そのチツプがCSを
選択し、制御入力が低レベルにあることを条件としての
み、読出し動作中にその入力を低レベルにさせることが
できる。これらの入力は、SMPMプロツク内における
符号で示されている如く、直接モードにおける動作中は
高い状態にあるDIR導体に接続されているので、その
SMPM出力は16の1から成つている。これは間もな
く詳細に記述されよう。)加算器1216の入力セツト
Bは3つのグループに分かれている。ビツト15−12
を含んでいる第1のグループはデータ選択器1210の
出力に接続されている入力を有している。結果的に、A
CSプロツク数は加算器1216のセツトBの4つの上
位入力に延びている。11−ビツトデータ選択器121
8の11の入力は加算器1216のビツト入力11−1
にまで延びている。
間もなく記述されるであろう如く、データ選択器121
8から加算器1216へ延びている11ビツトは計算機
にて発生されるアドレスにおけるオフセツトを表わして
いる。最終的に、加算器1216の16−ビツト入力セ
ツトBのうちのビツト0はゲート1217の出力に接続
されている。このゲートへの入力の1つはSTK導体7
02に接続されている。この導体はスタツキング動作が
行われる場合にのみ高レベルになるので、このシステム
が直接モードで作動される場合、ゲート1217のST
K入力は低い状態にある。そのゲートの1つの入力が低
レベルにあるとすると、ゲート1217の出力は高レベ
ルになる。しかしながら、加算器1216のセツトBの
ビツトO入力はまたゲート1220の出力にも接続され
ている。このゲートの1つの入力は、特定のスタツキン
グ機能が以下において記述されるように生ずる場合にの
み高レベルになるST−I導体924に接続されている
。このシステムが直接モードで作動されるとき、この導
体は低い状態になる。ゲート1220の別な入力はA(
0)導体1016に接続されている。A(0)ビツトは
インバータ1018によりそのシステムにて受信される
A(0)ビツトから引き出される。システムが直接モー
ドで作動されるときにST・導体が常に低レベルにある
とすると、ゲート1220の反転された出力は常にその
A(0)入力の補数、すなわち、そのゲートの出力は常
にA(0)ビツトの値にある。直接モードにおけるゲー
ト1217は加算器1216のセツトBのビツトO入力
に影響しないので、その加算器に印加されるビツトの値
はゲート1220の動作に依存し、そしてそのビツトは
アドレスビツトA(0)を表わしていることは明らかで
ある。結果的に、データ選択器1218はアドレスビツ
トA(11:1)を加算器1216の入力セツトBのビ
ツト入力11−1に供給すべく作動し、そしてゲート1
220はアドレスビツトA(0)の値をセツトBのビツ
トO入力に供給すべく機能するので、12−ビツトオフ
セツトは加算器のセツトBのビツト入力11−0に現わ
れ、他方、ACSプロツク数は加算器のセツトBの入力
15−12に現われることは明らかである。加算器12
16のセツトBの16の入力におけるビツト値はアクセ
スされるべきACSアドレスを引き出すのに必要とする
すべて〜ある。
しかしながら、加算器1216は別なモードにおいて使
用され、そしてそれには1組の16A入力および桁上げ
入力(CI)が与えられている。こうした入力について
は、そのシステムが直接モードにおいて作動される場合
においてさえ、考慮されなければならない。そのシステ
ムがこのモードにおいて作動されるとき、その桁上げ入
力(CI)はAインプツトのすべてと同様に常に高レベ
ルにある。A入力での111・・・・・・・・・・・・
1の値を加算器B入力に印加される別なビツト値に加え
る効果はその和から1を差し引くことである。(二進演
算において、二進値に111・・・・・・・・・・・・
1を加えることはそれから1を差し引くのに等しい。)
桁上げ入力の人為的発生はその和からの1の減算をカウ
ンタバランス(COunter−Balances)さ
せるので、総合器動作の真の効果はACSプロツク数を
計算機にて発生されるアドレスでの12−ビツトオフセ
ツトに加えることである。これは第12図の加算器に隣
接して示されている符号にて示されている。このシステ
ムが直接モードで作動される場合、その総和は1を差引
き、ACSプロツク数を加え、12ビツトオフセツトを
加え、そしてキヤリ一を加えることにより形成される。
加算器の出力はS(15:O)ケーブル1224上にお
ける16ビツトアドレスであつて、アクセスされるべき
ACSでのアドレスを表わしている。桁上げ入力はオア
ゲート1222にて発生され、それらの入力のうちの1
つはDIR導体824に直かに接続されている。
値111・・・・・・・・・・・・1は、SMPMをし
て1のピツト値をその入力の16のすべてに与えさせる
ように、R(15:0)ケーブル1130における16
本の導体に印加される。SMPMは蓄積装置の2つの2
568ビツトバイトから成つている。上側および下側バ
イト半々の各々は2つの入力すなわちCSおよびWEを
有している。SMPMプロツク1100の中央において
示されている如く、異つた動作はSMPMの各半分に供
給される制御信号CSおよびWEの値に依存して発生す
る。もしも両入力が低レベルにあるとすると書込み動作
が行われ、もしもWE入力は高レベルにあるがCS入力
が低レベルにあるとすると読出し動作が行われ、そして
もしもCS入力が高レベルにあるとすると、WE入力の
如何にかkわらず出力導体のすべてが高レベルに置かれ
る。DIR導体824はSMPMの谷半分のCS入力に
直接に連結され、そしてこの導体はシステムが直接モー
ドにおいて作動されるときには高レベルにあるので、S
MPMはその出力の16すべてを高レベルにさせる。(
記号CSばチツプ選択”を表わしそして記号゛WE゛ば
書込み可能1を表わしている。S(15:0)ケーブル
1224上における16ビツトアドレスはアクセスされ
るべきACSにおけるアドレスを表わしている。
この16導体ケーブルは第13図において示されている
16ビツトデータ選択器兼レジスタ1316のS入力に
まで延びている。以下において述べられる如く、16導
体の別なセツトはデータ選択器兼レジスタのセツトRに
おける16入力にまで延びている。いづれかの組合せに
ある16入力は蓄えられているそのビツト値を持つよう
に選択されそして選択R入力が励磁されているかどうか
に依存してケーブル1318での16の入力に供給され
る。すなわち、もしも選択R入力が高レベルにあるとす
ると、R入力が選ばれる。さもなければ、S入力が選び
出される。選択R入力はそのシステムが直接モードにお
いて作動されるときに低い状態にあるST−1導体92
4に接続されているので、そのS入力はケーブル131
8における16本の導体への蓄積と拡張のために選択さ
れることは明らかである。以下において記述されるよう
にアドレス駆動器1344が有効にされる場合、レジス
タ1316に記憶されているアドレスはACSに供給さ
れる。結果的に、そのシステムが直接モードにおいて作
動される場合、内部UNIBUSアドレス線を介してA
CSに供給される16ビツトアドレスはACSプロツク
数を計算機により発生されるアドレスでの12ビツトオ
フセツトに加えることにより引き出される。今迄の説明
において、加算器1216のセツトBの入力11−1は
計算機にて発生されたアドレスにおけるそれらのアドレ
スビツトA(11:1)に供給されるものと仮定されて
いた。
これは第12図での11ビツトデータ選択器1218に
て達成される。このデータ選択器の動作を特徴づけてい
る動作附号はゼータ選択器1210のために描写されて
いる符号と全く同じである。アドレスビツトA(11)
はゲート1226の1つの入力に供給され、そしてこの
ゲートの別な入力はDIR導体824に接続される。
結果的に、ゼータ選択器1218のビツト11入力はそ
れに対してA(11)ビツトの値を供給する。アドレス
ビツトA(10:1)はデータ選択器のビツト10−1
入力に直かに印加される。そのシステムが直接モードに
おいて作動される場合、STK導体702は低い状態に
あるので、データ選択器1218のB入力は低レベルに
ある。前にも述べた如く、ST−ACORST−D導体
902は通常低いレベルにある。かくして、インバータ
1228は高電位をデータ選択器1218のC入力に供
給する。従つて、データ選択器1218に対するBC符
号が01であるならば、そのデータ選択器ば真゛モード
において動作する。すなわち、11の入カビツトは変更
されることなくそのデータ選択器を介して11の出力導
体q勧・に供給される。これらの11ビツトは加算器1
216のセツトBのビツト11−1に対する入力値とし
て使用される。本発明の実施例において、データ選択器
1210および1218はチツプ第74H87で作られ
る。データ選択器1210は唯一のチツプを必要とし、
データ選択器1218は3つのチツプを必要とする。デ
ータ選択器およびレジスター1316は4つのチツプ第
SN74298から成つている。加算器1216は4つ
のチツプ第SN74283から成る。今迄は、ACSに
対するアドレスN(15:0)の導出についてはそのシ
ステムが直接モードにおいて作動される場合に関して記
述された。しかしながら、ACSを従来の記憶装置とし
て作動させるために、必要な制御と同期化信号とをAC
Sにまで拡張されることが要求される。COおよびC1
制御信号は制御ケーブル1010を利用して駆動器13
02を介して制御ケーブル1304に伝達される。しか
しながら、制御信号をACSにまで拡げるには、駆動器
1302の可能化(ENABLE)入力は高レベルにな
らなければならない。
同様にして、何等かの動作がACSにおいて発生する前
に、MSYN′同期信号が低レベルにならなければなら
ない。データ処理装置は、アドレスおよび制御線上にお
ける信号(そして、書込み動作の場合にはデータ線上に
おける信号)が設定された後に、PDP−11UNIB
USでのMSYN線を低レベルにさせる。
かくして、受信器1004のそれぞれのものの出力にお
けるMSYN線1046は高レベルになる。すなわち、
それは演算モードを選択する幾つかのゲートの入力にま
で延びておるが、しかしそのシステムが直接モードで動
作するときに励磁されるその入力のすべてを有するこれ
らのゲートのうちの1つはゲート1022である。この
ゲートへの1つの入力は、ゲート814が動作するとき
に高レベルになるDIR導体824に接続されており、
そしてゲート1022への別な入力は導体1046に接
続されている。かくして、ゲート1022の出力はその
システムが直接モードにおいて動作されるときに高レベ
ルになる。補助記憶装置のアクセスを制御するのは高レ
ベルになるそのゲートの出力である。従来の記憶装置は
MSYN信号でそれが UNIBUS上に現われる直後に動作できるけれども、
記憶装置1300へのMSYN信号の直接的拡張は問題
を提起することがある。
これは、その記憶装置に延びているアドレスN(15:
0)はデータ選択器1210および1218が加算器1
216の動作に続いて動作した後にのみ引き出されると
云う事実に因るものである。S(15:0)ケーブル1
224上における信号をレジスタ1316への蓄積前に
設定しそしてMSYN′信号に沿つた記憶装置への拡張
を行わせるために、短時間の遅延がゲート1022の出
力にコンデンサ1024と抵抗器1026とを与えるこ
とにより導入される。ゲート1022の出力はMSYN
導体1046が高レベルになつても直ぐには高レベルに
ならない。と云うのは、コンデンサ1024がそのゲー
トの出力を低レベルに維持しているためである。そのゲ
ート出力はその両ゲート入力が高レベルになつてから約
50ナノ秒後に初めに高レベルになる。その遅延された
高いレベルの電位はインバータ・904の入力にまで延
びているDIR−D導体828上に現われる。4つのゲ
ート904,906,908および910はWD*導体
912に接続されているそれらの出力を有している。
通常、各ゲートの出力は高レベルにあり、そして導体W
D*は普通では高い電位に維持されている。ゲート出力
のいずれか1つが低レベルになると、導体WD*は低レ
ベルになりアクセスが ,ACSに対して行われるべき
ことを信号として発する。(導体912に対する文字指
定における星印の使用はそれぞれの確認Vベルが低いこ
とを示している。)WD*導体912はデータ選択器お
よびレジスタ1316のSTROBE入力にまで延びて
いる。,負のステツプが選択器のSTROBE入力に供
給されるまでは、その16ビツトは入力セツトsかもし
くは入力セツトRのいづれかに蓄積されていてアドレス
ケーブル1318に供給されることはない。ゲート10
22の出力における遅延は、デ ニータ選択器1316
のs入力セツトにおけるアドレスピットがデータ選択器
についてのストローピング(StrObing)以前に
確定するのを保証している。WD*導体912上におけ
る低レベル信号は又インバーター1322により反転さ
れるので、−正のステツプが制御駆動器1302の可能
化入力に印加される。この時点において、4つの制御信
号が制御ケーブル1304を通つてACSに供給される
。COおよびC1制御信号は、4つの可能な読出し/書
込み動作のうちのいづれをACSに (行なわせるかを
通知する。反転されたWD*信号はまた駆動器1344
の可能化入力に供給されるので、レジスタ1316に蓄
積されているアドレスはACSのアドレスケーブルA’
(15:00)に供給される。しかしながら、ACSは
そのアドレス線が設定されるまではその動作を開始させ
ない。
(処理装置は普通ではアドレス、データおよび制御信号
がUNIBUSを経て伝達された後約150ナノ秒して
からMSYN信号を送ると云うことが匹敵し ・得る理
由である。)導体1306上におけるMSYN′信号は
ゲート1326の出力において引き出される。このゲー
トの1つの入力はWD*信号が低レベルになるときに高
レベルになるインバータ1322の出力に接続されてい
る。WD*導体912はインバータ1328の入力に接
続されている。このインバータの出力は高レベルになる
けれども、その出力の上昇はコンデンサ1330および
抵抗器1332にて遅延される。ゲート1326の第2
の入力が高レベルになるのは40ナノ秒の遅延後におい
てのみである。この時点において、ACSにまで延びて
いるMSYN′導体1306は低レベルになり、ACS
におけるメモリーアクセスシーケンスを開始させる。(
インバータ1328の出力に導入される遅延を150ナ
ノ秒以上にする必要はなく、その間に処理装置がMSY
N信号の発生を遅らせる。この遅延は駆動器、受信器お
よび伝達線許容値におけるゆがめ効果を補償するために
必要である。こうした効果は短かい内部UNIBUSの
場合における程大きくはないので、結果的にはもつと短
かい遅延でも許容し得る。この遅延は使用されるACS
の関数である。本発明の実施例において、使用されるA
CSはPDP−11計算機に含まれる記憶装置であり、
かゝる記憶装置に対しては40ナノ秒の遅延で十分であ
る。)如何なる書込み動作に対しても、C1制御ビツト
は1である。
(語或はバイト動作のいづれが行われるかは制御ビツト
COの値に依存する。)UNIBUS上における1ビツ
ト値は低レベル信号にて表わされる。データビツト受信
器1004は受信されるすべての信号を反転するので、
受信器1004の出力におけるC1線は書込み動作が実
施されるときに高レベルになる。第13図において、C
1導体はゲート1334の1つの入力に延びている。こ
のゲートの別な入力はWD信号が確認されるときに高レ
ベルになるインバータ1322の出力に接続されている
。結果的に、書込み動作の場合、ゲート1334の出力
は高レベルになる。データ,駆動器1310の可能化入
力での正のステツプはD(15:0)ケーブル上におけ
る16のデータビツトをそのデータ駆動器Fを介してA
CSに接続されているデータ線D′(15:0)に供給
する。
前にも述べた如くACSに語或はバイトのいづれが書込
まれるべきかを通報するのはケーブル1304でのCO
ビツトの値であり、ケーブルD′(15:0)における
8データビツトのいづれのグループが書込みバイ卜動作
において用いられるべきかを判定するのはアドレスビッ
トN(0)の値である。他方、もしも読出し動作が行わ
れるものとすると、制御受信器1004の出力でC1導
体は低レベルにあり、そしてインバータ1032の出力
は高レベルにある。
インバータの出力は読出し(READ)導体1034に
接続されている。かくして、ゲート1036の1つの入
力は高い状態にあつて、間もなく記述されるように、こ
れはPDP−11UNIBUS上においてACSから読
出されるデータ語の伝達を制御する。ACSに供給され
るC1ビツトは読出し動作を制御し、ケーブルDI(1
5:0)上に現われる16ビツト語はデータ受信器13
12を介してD7(15:00)ケーブル1350に供
給される。ACSが書込み動作の場合において語もしく
はバイトを書込んだ後、或はACSが読出し動作の場合
に16のデータビツトをケーブルD′(15:0)に供
給した後、SSYN冊u御導体1362は前述の如く低
レベルになり、UN.IBUSに接続されている周辺装
置は低レベルの信号をそのSSYN線に供給して、それ
に与えられた指令が実行されたことを確認する。
低レベルのSSYN′信号はインバータ1336にて反
転されるので、高レベルの信号がSSYN傅体1308
上に現われる。この導体はオアゲート1038(第10
図)の1つの入力に接続されているので、そのゲートの
出力は高くなり、ゲート1040の1つの入力を励磁す
る。ゲート1040の別な入力はそのシーケンスの始動
以来高レベルにあるMSYN導体に接続されている。結
果的に、この時点でゲート1040の出力は高レベルに
なり、ACSが読出しもしくは書込み指令に応答したこ
とを示す。かくして、高レベルとなるゲート1040の
出力はその処理装置に伝達されそして通常のSSYN信
号として解釈されるSSYN信号を表わしている。処理
装置信号に対する確認レベルは低レベルにあるので、ゲ
ート1040のSSYN出力はそれぞれの制御ドライバ
ー1006により反転される。ゲート1040の出力は
ゲート1036の1つの入力にも延びている。
読出し動作の場合、ゲート1036の別な入力は前にも
述べた如く高レベルにある。この時点で、EN−DR導
体1042は高レベルになり、そして16のビツトデー
タ1駆動器1204のENABLE入力を励磁する。こ
れらの駆動器はACSから読出されたデータ語をPDP
−11UNIBUSにおけるデータ線に供給するべくそ
れらの機能に先立つて有効にされなければならない。1
駆動器1204は読出し動作の場合にのみ有効にされる
しかしながら、D″(15:00)ケーブル1350上
における16ビツトデータ語は駆動器1204の16の
入力のうちのそれぞれに直かには供給されない。
処理装置に伝達されるゼータの形式は進行中にある動作
の形式に依存する。これに対する理由は、スタツキング
モードにおける引続くバイトに関する読出し動作がそれ
に関係しているためである。もしも、ACSにおける引
続く16−ビツト語がその処理装置にて必要とされるな
らば、同じ偶数アドレス(スタツキング領域の1つにお
ける)の伝送が引続く語場所における16−ビツト語を
PDP−11UNIBUSでの16本のデータ線上に現
わさせる。
同じアドレスが、引続くサイクルにおいて、PDP−1
1UNIBUSを経て、その記憶装置に伝達されるので
、そのアドレスのビツトA(0)はOである。他方、も
しも処理装置が引続くバイトを必要とするならば、PD
PllUNIBUS上で繰返し伝達されるアドレスのビ
ツトA(0)は1であり、そしてACSアドレスN(1
5:0)は各サイクルにおいて1(2よりはむしろ)だ
け漸増される。16ビツトは読出し動作が行われるとき
はいつでも処理装置のUNIBUSデータ線上に現われ
るけれども、読出しバイト動作の場合でしかもその伝達
されたアドレスが偶数のとき、その処理装置は下側バイ
トを自動的に抽出する。
又、その伝達されたアドレスが奇数であるときには上側
バイトを自動的に抽出する。しかし、本発明の記憶装置
についての適切な動作に対し、処理装置には、スタツキ
ングモードにおける何等かのバイト動作に対する奇数ア
ドレスの伝送がかならず要請されるので、その処理装置
はデータ線上における上側バイトを常に抽出することに
なることは明らかである。このため、何等かのバイトが
スタツキングモードにおいて読出される場合、16−ビ
ツト語の上側もしくは下側バイトに力八わらず、バイト
がPDP−11UNIBUSでの上側バイトデータ線上
に現わされる。データ選択器1202(チツプ第SN7
4Sl57)は2組の入力Rおよびjを有している。
両組命せにおける8つの入力は一諸にして下側バイト?
してまとめられ、そして両組合せにおける別な8つ 5
の入力は上側バイトとして一諸にしてグループとしてま
とめられている。もしも選択R入力が高レベルにあると
すると、16入力のうちのRセツトは駆動器1204へ
の拡張のために選択される。さもなければ、16入力の
うちのyセツトが選択 1される。ケーブル1350に
おけるビツトIy′(7:0)はデータ選択器の8つの
下側バイトj入力に直かに接続されている。
この8ビツトセツトはまた8ビツトデータ選択器120
8(チツプ第SN74Sl57)の8ビツト入力セツト
の 11つにも延びている。データビツトYf(15:
8)はデータ選択器1208の別な8ビツト入力セツト
に延びている。各々が8ビツトを有する2つのセツトす
なわち2組のうちのいづれかが、選択D″(15:8)
導体1360の状態に依存して、 2データ選択器12
02の8ビツト上側バイト入力D″にデータ選択器12
08を介して関連づけられる。もしもこの導体が低レベ
ルにあるとすると、データビツトYy′(7:0)はデ
ータ選択器1208を介してデータ選択器1202の8
つの上側バイ ニトD〃力に与えられる。もしも導体1
360が高レベルにあるとすると、データビツトD″(
15:8)がデータ選択器1208を介してデータ選択
器1202の8つの上側バイトD仄力に供給される。S
TK導体702はゲート1340の1つの入力に接続さ
れている。この導体はスタツキング動作が行われるとき
にのみ高レペルになる。結果的に、このシステムが直接
モードで作動される場合、その導体は低電位にありそし
てゲート1340の出力は高いレベルにある。選択D″
(15:8)導体1360がその正常な高レベルにある
とすると、データビツトD″(15:8)はデータ選択
器1208を介してデータ選択器1202の上側バイト
D′久力に供給される。結果的に、ACSから読出され
る各語の下側バイトにおける8つのビツトは、データ選
択器1202の下側バイト了入力上に現われそしてAC
Sから読出される各語の上側バイトにおける8つのビツ
トがデータ選択器1202の8つの上側バイトD仄力上
に現われる。ACSから読出される全16−ビツト語は
データ選択器1202の選択R入力を単に低レベルに維
持することによつてPDP−11UNIBUSデータ線
上に現われるように成される。この制御入力はそのシス
テムがSMPMモードにおいて作動されるときにのみ高
レベルになるSMPM導体706に接続されている。か
くして、直接モードにおいてのデータ選択器1202の
j入力は要望される通りに選択される。同じアドレスが
各サイクル中に記憶装置に伝達される場合でさえ、AC
Sにおける同じ語位置から読出される上側および下側バ
イトの両方を引続くサイクル中にPDP−11UNIB
USでの上側バイトデータ線上に現わすことを所望する
のは、ACSにおけるバイトがスタツキングモード動作
中にその処理装置にて必要とされる場合のみである(1
のA(0)ビツト値を有するアドレスがバイト動作を制
御するものとして)。
かkる場合、ゲート1340の1つの入力に接続されて
いるA(0)アドレス導体1048は高レベルにあつて
その入力を有効にする。そのゲートの第2の入力は高い
レベルにあるSTK導体702にて有効にされる。ゲー
トの第3入力はACSにまで延びているアドレスビツト
N(0)がOにあるときに高レベルになる。同じアドレ
スがその処理装置にて記憶装置に伝達される引続くスタ
ツキングモードサイクル中に、アドレスビツトN(0)
は、以下に記述される如く、引続くバイトをアクセスす
べく(処理装置からのアドレスビツトA(0)が1であ
る場合)自己の値を切換える。
ビツトN(0)がOであつてアクセスされたACS語に
おける下側バイトが調べられるとき、インバーター13
42の出力は高い状態にあり、この時、SELECTY
y′(15:8)導体が低レベルになる。
ACSから読出される下側バイトビツトD〃(7:0)
はデータ選択器1208によつて選択器1202の上側
バイトD〃力に供給される。結果的に、アクセスされた
データ語における下側バイトはPDP−11UNIBU
Sの上側バイトデータ線に現われる。ビツトN(0)が
ケーブル1318上における高電位にて表わされる1で
ある場合、インバーター1342の出力は低レベルにあ
りそして選択Yy′(15:8)導体はその正常な高い
状態に止どまる。結果的に、土側バイトD2(15:8
)はデータ選択器1202の上側バイトσ入力に現われ
る。かくして、そのシステムがスタツキングモードで作
動されそして引続くバイトがアクセスされる(1にある
アドレスビツトA(0)にて表わされる)予定にある場
合、ACSに供給されるアドレスビツトN(0)は引続
くサイクル中に値において交互するので、同じデータ語
の引続く下側および上側バイトは常に同じ上側バイトデ
ータ線に現われることは明らかである。この様にして、
アドレスビツトA(0)が1である場合にそのデータ線
上における上側バイトを常に抽出する処理装置には、例
えそれがACSにおける下側バイトであるとしても適切
なバイトがいつも供給される。各サイクル中にACSか
ら読出される下側バイトがまた下側バイトデータ線上に
現われると云う事実は重要ではない。すなわち、アドレ
スビツトA(0)が1であるとき、その処理装置は読出
しバイト動作中における下側バイトデータ線を無視して
しまう。スタツキングモ一下における書込み動作の場合
には比較し得る複雑さを必要としないことに注意された
い。
もしもバイトが書込まれるものとするならば、その処理
装置はそれを上側および下側バイトデータ線の両方に供
給する。同一のデータビツトの2つのグループのうちの
いづれがACSにて使用されるかはアドレスビツトN(
0)値に依存する。すなわち、アクセスされた語の上側
バイトかもしくは下側バイトのいづれかが書込まれる。
勿論、上で論じたことは、STK導体702が初めに高
レベルにあつてゲート1340の出力を低レベルにさせ
る場合のスタツキングモードでの読出し動作に対しての
み適用し得るものである。読出し動作が直接モードにお
いて実行される場合、データ選択器1208は常にデー
タビツトD7(15:8)を選択してデータ選択器12
02の上側バイトDへ力に適用させるので、ACSから
読出される全16−ビツト語は16本のデータ線上に現
われる。
第10図におけるゲート1040は、常に、ACSがそ
の処理装置へのSSYN信号の伝送を制御するためのS
SYN′信号を発生した後に動作する。
(前にも述べた如く、データドライバー1204はゲー
ト1040が読出し動作の場合においてのみ動作すると
きに同様に有効にされる。)処理装置がSSYN信号を
承認した後、それはMSYN線に働らきかけてその正常
な高レベル状態に回復させる。これはそのシステムに関
して2つの効果を有している。まず第1に、ゲート10
22の出力は低レベルになり、WD*導体912をその
正常な高い状態に戻す。(ゲート1022、ならびにそ
の出力が遅延される他のゲートはオープンコレクタータ
イプである。かくして遅延はゲート出力が高レベルにな
る場合にのみ導入される。すなわちそのゲート出力は入
力にて要請されるとき直ぐに低レベルになる。)インバ
ーター1322の出力は低レベルになりそしてこれは又
ゲート1326の出力を高レベルにさせる。このゲート
出力が高くなるとき、ACSにはMSYN′制御線を介
してその処理装置がその取扱いを終了していることが通
知される。ACSは通常の態様で応答しそのSSYN懺
を同様に高レベルにさせる。この線はオアゲート103
8を介してゲート1040の1つの入力に連結されてい
る。実際において、制御受信器1004からのMSYN
線はゲート1040の別な出力線に連結されているので
、ゲート1040の出力はPDP一11UNIBUSで
のMSYN制御線が高レベルになるや否やその通常の低
い状態に回復される。
かくして、MSYN制御線のその通常の高い状態への回
復に際し、ゲート1040の出力は駆動器1006のそ
れぞれの1つを制御すべく低レベルになり、PDP−1
1UNIBUSにおけるSSYN制御線を要請されるよ
うに高レベルにさせる。PDP−11UNIBUS上に
おけるSSYN線はMSYN線の回復に続いて直ぐに回
復されるけれども、ACSに対するMSYN7信号がゲ
ート1022および904にて遅延されるので、このこ
とは左程重要なことではない。何故ならば、新しい取扱
いを始める前で、MSYN線が回復された後、その処理
装置は常に75ナノ秒だけ待期するためである。MSY
N′信号を発生する際におけるゲート1326の入力に
おける遅延はその信号が回復される場合には現われない
ことに注意されたい。これはインバータ1322の出力
がゲート1326の1つの入力に直かに接続されている
ためである。マツピング・モiド●シーケンス 第2図および第3図を参照するに、計算機にて発生され
るアドレスに含まれているプロツク数はそのシステムが
直接およびマツピングモードにおいて作動される場合と
ほとんど同じ方法で作動されることに庄意されたい。
(直接モード動作に対して、その修正されたプロツク数
はACSに対して引き出されたアドレスでの4つの上位
ビツトとして使用される。マツピングモードでの動作に
おいて、その修正されたプロツク数はSMPMアドレス
におけるビツト4:1として使用される。)第8図の上
側半分における回路はその下側半分のものと比較し得る
もので、共に、マツピングモードにおける動作が行われ
るべきことを決定したり、そのマツピング領域を含んで
いる16の可能なプロツクの1つを表わしている4−ビ
ツト和の補数を引き出したりする働らきをする(引き出
されたプロツク数は計算機アドレス空止での絶対プロツ
ク数よりはむしろマツピング領域内での相対的数である
)。8ビツトラツチ(保持デバイス)831(チツプ第
SN74ll6)はマツピング領域の始動における4ビ
ツトプロツク数を記憶しそしてマツピング領域の終りで
4−ビツトプロツク数を記憶するために与えられている
第1図を振返つて見るに、そのマツピング領域を規定し
ている8ビツトは制御語のビツトJメF0を含んでいる。
(制御語のこうした8ビツトをラツチ(保持デバイス)
831に実際に蓄える方法は制御モードシーケンスに関
連して以下において記述されよう。)制御語ビツトCW
(3:0)は加算器834(チツプ第SN74283)
の1組の入力に接続されており、制御語ビツトCW(7
:4)は加算器832(チツプ第SN74283)の1
組の入力に接続されている。加算器834はマツプ始動
プロツク数を補数化されたアドレスビツトA(15:1
2)に加える働らきをする(第3図における総合器47
の機能に相当)。人為的キャリ一入力は発生されずそし
て4−ビツト出力は4つのインバータ840にて補数化
される。MM(BN)ケーブル842上において、結果
.として生じた4−ビツト数はSMPMをアクセスする
ために引き出されるSMPMアドレスのビツト4:1と
して使用される(それらそれぞれのマツプボインタ一は
またACSをアクセスするために使用されるアドレスフ
を引き出すために使用される)。
しかしながら、何等かのマツピングモード動作がかくし
て計算された相対的マツピングページプロツク数に基ず
いて生ずる以前には、計算機にて発生されるアドレスを
マツピング領域内に含ませることを決定することが必要
である。
第3図を参照するに、もしも総合器47の出力が15に
等しいかもしくはそれ以下であると仮定した場合、計算
器にて発生されるアドレスが十分に高いことが理解され
よう。これは加算器834のCO出力において発生され
ない桁上げビツトに等価である。もしもCO出力が低レ
ベルに維持されるとすると、それはインバータ844に
て反転されてゲート838の1つの入力を有効ならしめ
る。ゲート838への別な入力はゲート810の出力に
接続されており、直接モードシーケンスに関連して記述
される如く、そのゲート810は計算機により発生され
るアドレスがある象限すなわち全メモリーシステムが応
答すべき象限に含まれるときにその出力を有効にする。
もしもアドレスビツトN(17)およびN(16)が共
に0であるとすると、ゲート810の出力は高くなつて
、ゲート838の第2の入力を有効にさせる。ゲート8
38の第3入力はCW(15)導体708に接続されて
いる。この導体は8ビツトラツチ(保持デバイス)71
0(チツプ第SN74ll6)に蓄積されている最上位
ビツトに接続されており、そのラツチ(保持デバイス)
は制御語のビツトCW(15:8)を蓄積する。第1図
について検討するに、制御語におけるビツト15ばマス
タ”ビツトであつて、これがOであるときには、スタツ
キングSMPMおよびマツピング動作を抑止するもので
あることが想起される。そして、制御語のビツト15が
1であると仮定すると、ゲート838の第3入力が有効
にされる。かくしてゲート838の出力を高レベルにで
きるけれども、それにもかkわらず、MAP導体828
はゲート836の出力により低レベルに維持されること
になる。この後者のゲートは計算機にて発生されるアド
レスが高過ぎないことを検証するために使用される。
第8図での加算器832は第3図での総合器45に対応
する。加算器は制御語ビツトCW(7:4)にて表わさ
れるようなマツピング領域における最後の有効プロツク
のプロツク数と、補数化されたアドレスビツトA(15
:12)との和を引き出す。
第3図において示されている如く、もしもその和が15
よりも大きいかもしくは15に等しいとすると、計算機
にて発生されるアドレスは高過ぎることはない。加算器
806の場合における如く、加算器832にて計算され
た総和を調べると云うよりはむしろ、人為的桁上げ入力
が発生され、かくして、もしも計算器アドレスが高過ぎ
ないならば桁上げ出力が加算器にて発生されることにな
る。加算器のCO出力はゲート836の1つの入力にま
で延びている。ゲートの他の2つの入力はSTK導体7
64とSMPM導体766とに接続されている。もしも
スタツキングおよびSMPMモード動作が指示されてな
いならば、これら両導体は高電位にある。(これら2つ
の導体はもしも高い優先性を有するスタツキングもしく
はSMPM動作のいづれか1つが要請されるならばマツ
ピングシーケンスを防止する働きをする。すなわち、そ
れらはDIR信号の導出に 二関連した同一の機能を行
なうことが理解されよう。)もしも両ゲート836およ
び838の出力が高レベルであるとすると、MAP導体
828が高レベルになりマツピングモードで動作が続い
て行われるべきことを示す。(MAP信号は直接モード
シ 乏ーケンスに関連して前にも述べられた如くMAP
信号を引き出すべくインバータ818にて反転され、マ
ツピングモードの方が直接モードに対して優先性を持つ
ているのでゲート816の動作を禁止する。)MAP導
体828はゲート1054の1つの入力にまで延びてい
る。
このゲートの他の入力はMSYN導体1046に接続さ
れている。処理装置がPDP−11UNIBUS上にお
けるMSYNをそのシステムに伝達した後、もしもMA
P導体が高レベルにあるとすると、ゲート1054の出
力は高レベルになる。
コンデンサー1056と抵抗器1058とは、ゲート1
054への両入力が高レベルになつた後70ナノ秒だけ
MAP−D導体1060を高レベルにするのを遅 Jら
せるべく与えられている。MAP−D導体1060はイ
ンバーター906を介してWD*導体912に延びてい
る。そのシステムが直接モードにおいて作動される場合
、インバータ904を介してWD′+(導体に連結され
ているDIR−D導体828はACSについてのアクセ
スに先立つて後者の導体を低レベルにさせることが理解
されよう。しかしながら、ACSについてのアクセス動
作を開始するべくWD*導体を低レベルにさせる前に引
き出されるACSアドレスに対して十分な時間を許容す
るために、50ナノ秒の遅延がゲート1022の出力に
与えられている。同様にして、そのシステムがマツピン
グモードで作動される場合、ゲート1054の出力にお
ける遅延は導体WD*が低レベルになる前に、ACSア
ドレスが引き出されるようにするために与えられている
。(附加的ステツプがマツピングモード動作に対するA
CSアドレスの派生において必要とされる場合には50
ナノ秒に代つて70ナノ秒の遅延が与えられる。)ケー
ブル842上における4つの補数化されたマツピングプ
ロツクアドレスビツトMM(BN)は8−ビツト選択器
1112(2個のチツプ第2N74S157)のセツト
Aにおける8つの入力のうちの4つに延びている。
その選択器には谷各が8つの入力を有する2つの入力グ
ループ(AおよびB)が与えられている。8一人力グル
ープの1つは選択B制御入力が高レベルであるかもしく
は低レベルであるかかに依存してその選択器を介して8
一導体出力ケーブル1102に関連づけられる。
もしも制御入力が高レベルであるとするとB入力が選択
され、そしてもしも制御入力が低レベルであるとすると
A入力が選択される。0Rゲート1114への入力の1
つはSTK導体702であつて、そして他の入力はSM
PM導体706に接続されている。
これら2つの導体はそのシステムがそれぞれのスタツキ
ングおよびSMPMモードにおいて作動される場合に高
レベルになる。そのシステムがマツピングモードにおい
て作動される場合、両入力は低レベルにありそしてゲー
ト1114の出力は低レベルにある。結果的に、SMP
MllOOに対する8−ビツトアドレスとしての役割を
するべく選択器1112を介してケーブル1102に延
びているのはAセツトの入力である。第3図を参照する
に、8−ビツトSMPMアドレスはそのシステムが4つ
のプロツク数ビツトをアドレスビツト4:1として使用
し、そしてアトレスビツトA(11)をSMPMアドレ
スのビツト0として使用し、3つの上側ビツトをOにす
ることによりマツピングモードで作動されるときに引き
出される。
選択器1112のA入力に関しては、3つの上側入力は
接地(0を表わしている)され、入力4:1はMM(B
N)ケーブル842における4つの導体に連結されてお
り、そして最下位ビツトはアドレスケーブル1012に
おける導体A(11)に接続されていることが解ろう。
この様にして、選択B入力が低レベルであるとすれば、
SMPMに延びているSMPMアドレスは第3図に描写
されている仕方で引き出される。SMPMの各半分は8
つの256×1記憶装置から成つている。これらの記憶
装置は高速動作を達成するために半導体型であることが
好ましい。ケーブル1102上における同じ8−ビツト
アドレスはSMPMにおける2つの副記憶装置の各々に
延びているので、SMPMの各アクセスに対し、16−
ビツト語が読出されるかもしくは書込まれる。読出もし
くは書込み動作のいづれが行われるかはCSおよびWE
信号に依存している。SMPMでの書込み動作の場合(
これはシステムがマツピングモードで作動される場合に
は行われない)、16ビツト語は16ビツト選択器およ
び入力レジスター1116へのS(15:0)ケーブル
1224もしくはD(15:O)ケーブル1230の入
力のいづれかに現われる。
書込み用として2つの16ビツト語のいづれが選ばれる
かは、以下に記述される如く、選択S入力が高レベルに
あるかもしくは低レベルにあるかに依存している。選択
器および入力レジスタのSTROBE入力が低くなる場
合、その選択された16−ビツト入力は、以下において
述べられる如く、1組の16記憶要素(入力レジスタ)
に記憶される。しかるべく蓄えられた16ビツト語或は
その2つのバイトのうちの1つはケーブル1102上で
指定されたアドレスでのSMPMに書込まれる。SMP
Mはチツプ第3106Aから成つている。選択器兼入力
レジスタはチツプ第SN74298から成つている。(
実際問題として、これらの記憶装置および選択器/レジ
スタ要素を互いに両立させるには、16のインバータを
選択器/レジスタとSMPMとの間に与えなければなら
ず、入力レジスタに記憶されている各ビツトは、それが
SMPMのデータ線入力に印加される以前に反転される
必要がある。こうしたインバータは第11図には示され
ておらず、SMPMおよび選択器/レジスタはまず機能
的プロツク要素としてのみ描写されている。)SMPM
(7)谷半分のCS入力はDIR導体824に接続され
ている。
この導体はそのシステムがマツピングモードで作動され
るときには低レベルにある。こXで述べられる理由のた
めに、システムがマツピングモードで作動される場合に
おけるSMPM(7)谷半分のWE入力は高い状態にあ
る。SMPMプロツクで描写されている動作符号にて示
されている如く、CS入力が低レベルにありそしてWE
入力が2つの副記憶装置のいづれかに対して高レベルに
あるときは、読出し動作が行われる。結果的に、引き出
されたSMPMアドレスにおいて記憶されている16−
ビツトマップポインタ一はSMPMのR(15:0)デ
ータ線出力ケーブル1130に供給される。以下にも述
べられる如く、STK−D導体916はそのシステムが
スタツキングモードで作動されるときにのみ高レベルに
なる。
この導体はゲート1108の1入力に接続されている。
この導体はそのシステムがマツピングモードで作動され
る場合には低レベルにあるので、ゲート1108の出力
は高い状態にある。ゲート1132および1110の各
々の1入力はSMPM導体706に接続されている。こ
の導体はそのシステムがSMPMモードで作動されると
きにのみ高レベルにあるので、システムがマツピングモ
ードで作動される場合のゲート1132および1110
の出力は共に高い状態にある。ゲート1108,113
2および1110の出力はゲート1122,1106お
よび1134の入力のすべてに接続されているので、ゲ
ート1122および1106の出力は低レベルに維持さ
れ、そしてゲート1134の出力は高い状態に維持され
る。データが入力レジスター1116に記憶されないの
はゲート1134の出力が高レベルに維持されているた
めである。(マツピングモード動作中、語はそのSMP
Mから読出され、書込まれることはない。)SMPMの
各半分のWE制御入力がシステムのマツピングモード動
作に際し高レベルを維持し、その結果、語がSMPMか
ら読出されることは、ゲート1122および1106の
各々の低出力がゲート1104および1120のそれぞ
れの出力を強制的に高レベルに維持するためである。S
MPMから読出されるマツプボインタ一はR(15:O
)ケーブル1130土に現われる。
16−ピツトマツプポインタ一は加算器1216の16
のA入力に印加される。
第3図を参照すれば、SMPMから読出される16−ビ
ツトマツプポインタ一は総合器48(第12図での加算
器1216に対応)への入力の1つとして使用されてい
ることが理解されよう。又、第3図においても示されて
いる如く、そのシステムがマツピングモードで作動され
るときに必要な総合器48(加算器1216)への別な
入力はアドレスビツトA(10:0)に相当する。加算
器1216のB入力は3つのグループ(第12図におい
て示されている如く)に分割される。
ビツト入力15−12はデータ選択器1210の出力か
ら引き出される。そのシステムがマツピングモードで作
動される場合、加算器1216のBセツトにおける入力
15−12は強匍酌にOにされる。と云うのは要請され
るB入力のみがアドレスビツトA(10:0)の現われ
る場所に存在するからである。選択器1210を表わし
ているプロツクにおいて描写されている如く、選択器の
4つの出力ビツトのうちの各々はBおよびC制御入力が
共に高レベルにあるときのマツピングモードにおいて要
請される如くOにされる。そのデータ選択器のB制御入
力はその出力がDIR導体824に接続されているイン
バーター1212の出力に接続されている。この導体は
そのシステムがマツピングモードで作動しているときは
低レベルにあるので、そのB制御入力は高レベルに維持
される。ゼータ選択器のC制御入力はゲート1214の
出力に接続されている。このゲートへの入力の1つはま
たDIR導体824にも接続されている。他の入力はそ
のシステムがマツピングモードで動作しているときには
低レベルにあるST−ACORST−D導体902に接
続されている。ゲート1214への両入力が低レベルに
あるとすると、その出力は高レベルになり、そのために
データ選択器1210のC制御入力はB入力と同じく高
レベルにある。この様にして、システムがマツピングモ
ードで作動される場合、加算器1216のBデータ入力
セツトにおけるビツト15−12はすべて強制的にOに
される。加算器1216のBビツト入力11−1は11
一ビツトデータ選択器1218から引き出される。第3
図を参照すれば、ビツト11は総合器48(加算器12
16)にて必要とされないことが理解されよう。結果的
に、データ選択器1218のビツト11入力は、そのシ
ステムがマツピングモードで作動される場合、強制的に
0にされる。アドレスビツトA(11)はゲート122
6の1つの入力に延びているが、しかしこのゲートの他
の入力はDIR導体824に接続されている。アドレス
ビツトA(11)の値の如何にかXわらず、そのシステ
ムがマツピングモードで作動されそしてDIR導体82
4が低レベルにある場合、そのデータ選択器のビツト1
1入力は0である。ケーブル1050におけるアドレス
ビツトA(10:1)はデータ選択器のビツト入力10
−1に直かに延びている。このシステムがマツピングモ
ードで作動される場合、そのデータ選択器のB入力はそ
れがSTK導体702に接続されているので低レベルに
ある。ST−ACORST−D導体902はインバータ
ー1228を介してデータ選択器のC入力に接続されて
いる。
この導体はそのシステムがマツピングモードで作動され
る場合には低レベルにあるので、そのデータ選択器のC
入力は高い状態にある。データ選択器1210において
描写されている動作符号表(この表はデータ選択器12
18にも適用し得る)を参照すれば、B入力が低レベル
にありそしてC入力が高レベルにあるとき、そのデータ
選択器へのビツト入力は何等の変更もなくその出力に伝
達されることが解る。結果的に、アドレスビツトA(1
0:1)は加算器1216のそれぞれのB入力に直かに
延びており、そしてその加算器のB入力のビツト11は
常にOである。第3図での総合器48はアドレスビツト
A(0)を必要とするものとして示されている。
このビツトはゲート1220の出力において引き出され
る。このゲートの1つの入力はそのシステムがマツピン
グモードで作動する場合には低レベルにあるST−1導
体924に接続されている。このゲートへの別な入力は
A(0)導体1016に接続されている。もしもこの入
力が高レベルにあるとすると、ゲート1220の出力は
低レベルにあり、もしもこの入力が低レベルにあるとす
ると、ゲート1220の出力は高レベルにある。従つて
、そのシステムがマツピングモードで動作されるときの
ゲート1220はインバータとしての働きをしそしてビ
ツトA(0)はビツトA(0)の補数であるのでゲート
1220の出力はビツトA(0)がOである場合には低
レベルにあり、そしてビツトA(0)が1である場合に
は高レベルにある。ゲート1220の出力は加算器12
16の入力セツトBのビツトO入力に直かに接続されて
いるので、ビツトA(0)はこの入力に直かに供給され
る。勿論、その加算器の入力はまたゲート1218の出
力にも接続されている。しかしながら、このゲートの1
入力はそのシステムがマツピングモードで作動されると
きに低レベルにあるSTK導体702に接続されている
ので、ゲ゛一ト1218の出力は加算器1216のセツ
トBにおけるビツトO入力に影響しない。加算器121
6の桁土げ入力(C)はゲート1222の出力に接続さ
れている。
このゲートへの2つの入力・・・・・・・・・・・・S
T−1導体924およびDIR導体824・・・・・・
・・・・・・はこのシステムがマツピングモードで作動
されるときには共に低レベルにあり、従つて加算器への
桁上げ入力はない。かくして、その加算器は、加算器に
隣接した凡例にて示されている如く、SMPMからのマ
ツプポインタ一をアドレスビツトA(10:0)に加え
る働らきをする。総和はS(15:O)ケーブル122
4上に現われそしてACSに対する引き出されたアドレ
スとなる。このアドレスは選択器兼入力レジスタ111
6のS入力に供給されるが、しかしこのシステムがマツ
ピングモードで作動される場合の選択器/レジスターは
照査されないので、SMPMには何も書込まれない。S
(15:0)ケーブル1224上にあるその引き出され
たアドレスはデータ選択器兼レジスタ1316の16−
ビツトS入力に延びている。
このシステムがマツピングモードで作動される場合、S
T−1導体924は低レベルにあるので、データ選択器
兼レジスタ1316の選択R制御入力は低レベルにある
。結果的に、その要素が照査されるときに記憶されそし
てケーブル1318に供給されるのはデータ選択器兼レ
ジスタのS入力でのノ16ビツトアドレスである。
これはWD*導体912が低レベルになるときに行われ
る。コンデンサ1056と抵抗器1058とによる適切
な遅延が第10図におけるゲート1054の出力に導入
された後に前述の導体が低レベルになると(MAP導体
828がまず高レベルになつた後に、ACSアドレスの
引き出しに十分な時間を許容すること)、アドレス駆動
器1344が有効にされそしてアドレスビツトN(15
:0)がACSに供給される。同時に、制御信号がAC
Sに供給され、そしてコンデンサ1330と抵抗器13
32とにより導入される遅延後、MSYN′がACSに
供給される。この時点で読出しもしくは書込み動作が行
われる。書込み動作の場合、データ受信器1206から
のデータビツトD(15:0)はデータ駆動器1310
(この駆動器はゲート1334が書込み動作の場合に動
作する場合にのみ可能化される。)を介してケーブルD
′(15:0)に供給される。語の書込みか或はバイト
の書込みかは制御ビツトCOの値に依存する。書込みバ
イト動作の場合、そのバイトはアドレスビツトN(0)
により決定される。もしも読出し動作が実行されるもの
とすると、ACSから読出される16データビットD′
(15:0)はデータ受信器1312を介してデータ選
択器1202および1208に供給される。SELEC
T了(15:8)導体はスタツキングモードでの読出し
バイト動作を除くすべてのモードにおいて高レベルに維
持されているので、データビツト庁(15:8)はデー
タ選択器1202のy上側バイト入力に供給されそして
ACSから読出される全16−ビツト語はデータ駆動器
1204に供給される。データ駆動器はEN−DR導体
1042が高レベルになるときに可能化される。すなわ
ち、この導体はそのシステムが直接モードで動作される
ときに行なうのと丁度同じくマツピングモードでの読出
しモードの場合に高レベルになる。マツピングモードに
おける同期信号シーケンス(MSYN,.SSYN、M
SYN′およびSSYN′信号を含む)は直接モードに
おけるのと全く同じである。本発明の実施例において、
計算機アドレス空間の各4Kプロツクは谷々が2Kアド
レスを有する2つのページに分割されており、各々のマ
ツプポインタ一はACSにおける2Kアドレスページの
スターテングアドレスを識別し、そして11アドレスビ
ツトA(10:0)はそのページにおけるACS場所の
1つを識別するオフセツトとして使用される。
ACSにおける各4Kアドレスプロツクから成る2つの
ページは隣り合せる必要はない。すなわち、それらそれ
ぞれのマツプボインタ一はいくつかの数のアドレスにて
分離されたスターテング場所を識別する。しかしながら
、多くの応用においては、異なるページの大きさを選択
することが一層有効であることもある。
例えば、仮りに処理装置にて使用される情報の標準とし
ての゛ページ゜゛が512のデータバイトだけを持つと
すると、谷ページに512アドレスだけを割当てること
は一層有効である。本発明のシステムにおいては、その
ページ寸法を増大させることも或は減少させることもで
きる。例えば、ページ寸法を倍増するには、4ビツトマ
ツピングモードSMPMアドレスビツトMM(BN)が
000x××XYの形にあるSMPMアドレスよりはむ
しろ0000>(X>(Xの形のSMPMアドレスを引
き出すのに使用される。こメで最下位ビツトYはアドレ
スビツトA(11)(゛U/Lページ゛・・・・・・・
・・・・・第3図を参照)である。かXる場合、そのペ
ージにおけるオフセツトは4Kアドレスの1つを表わし
ておりそしてアドレスビツトA(10:8)よりはむし
ろアドレスビツトA(11:0)が選択器1218を通
して加算器1216に供給されることになる。他方、ペ
ージ寸法は単に512ビツトであるものと仮定する。か
メる場合、SMPMアドレスはO××××YYYの形に
あり、こkでSMPMアドレスビツトX××Xは4−ビ
ツトMM(BN)符号でありそしてSMPMアドレスビ
ツトYYYはアドレスビツトA(11:9)である。9
つのアドレスビツトのみがこの減小された512−バイ
ト寸法のページにおけるオフセツトを表わすのに必要と
されるので、アドレスビツトA(8:0)のみが選択器
1218を介して加算器1216に供給されることにな
る。
従来技術において知られている如く、゛ジアッパー゛プ
ロツクがハードウエア一接続を成立させるために与えら
れていて、ページ寸法を規定し、計算機にて発生される
アドレスビツトのいづれが選択器1112に供給されそ
してどれが選択器1218を介して加算器1216に供
給されるかを決定するために使用される。第1のジアッ
パーブロックは4つのMM(BN)ビツトを選択器11
12の適当な入力に連結させそして適当な数の計算機に
て発生されるアドレスビツトを選択器入力に連結するた
めに使用される。
別なジアッパーブロックはマツピングモードで動作する
論理を成立させると共に、適当な数の計算機にて発生さ
れるアドレスビツトを選択器1218の入力に連結する
ために使用される。所望のページ寸法に基ずいた構成は
当業者においては明らかであつて、こkではその説明を
省略する。SMPMモードシーケンス 第1図を参照するに、制御語のビツト CW(13:8)は512−アドレスSMPM領域の含
まれている計算磯アドレス空間における1K境界を表わ
していることが想起されよう。
第4図に関連して帯金接続はSMPM領域が1K境界の
直ぐ上にある1Kアドレス空間での上側半分かもしくは
下側半分にあるかを決定するものであると記述されたこ
とを想起されたい。1K境界は8−ビツトラツチ(保持
デバイス)710の6つの低位置に記憶される。
その境界を規定している制御語ビツトCW(13:8)
は以下に記述される予定の制御モードシーケンス中に8
−ビツトラツチ(保持デバイス)に記瞳される。6つの
ビツトが8−ビツト比較器(2個のチツプ第8242)
の6つの入力に供給される。
比較器は1組の8ビツトと他の組の8ビツトと比較する
けれども、この比較器は3つの異なつた比較を行なうも
のと考えるのが最も好都合である。
まず第1は、比較器714の頂部で示されているごとく
、MASビツト・・・・・・・・・・・・CW(15)
・・・・・・・・・・・・が1であることを単に検証す
ることである。もしも、SMPMモードが有効でないと
した場合に1でなければならないMASビツトは、その
比較器のそれぞれの入力を、示されているように、正電
位に接続することによつて引き出される値1のそれぞれ
のビツトと比較される。ビツトCW(13:8)にて表
わされているSMPMスタート境界は第4図において描
写されている如くアドレスビツトA(15:10)と比
較される。
SMPMモードでの動作が行われるのは、その下側境界
がアドレスビツトA(15:10)にて規定される1K
領域内に受信されたアドレスが存在するときのみである
。計算機アドレス空間におけるページは2Kアドレスか
ら成つているので、IKアドレス空間は半ページから成
つており、結果的にビツトCW(13:8)のビツトA
(15:10)への比較は比較器714内において示さ
れている如き半ページ(HP)整合を検出する働らきを
する。
最後の組合せにある比較においては、アドレスA(9)
がSMPMをSMPMスタートビツトにて規定される半
ページの上側半分かもしくは下側半分のいづれかに置ぐ
配線切換選択゛ビツトと比較される。
実際、この最後の比較は計算機にて発生されるアドレス
を含んでいる四分の一ページがその配線切換選択にで規
定されるのと同一であることを検証する。スイツチ71
6は3位置スイツチである。示されている位置において
、アドレスビツトA(9)が比較されるビツトは0であ
り、それによつて下側の四分の一ページを規定している
。もしもそのスイツチが中央位置にあるとすると、それ
は上側四分の一ページが規定されるように正の電位に接
続される。前には述べてないけれども、更に他に採用可
能な選択があり、それはスイツチ716を最上部位置に
置き、そこでそれはラツチ710での最下位ビツトCW
(8)の出力に接続される。かkる場合、アドレスビツ
トA(9)との比較において使用される同じビツトCW
(8)はアドレスビツトA(10)との比較においても
用いられる。もしもアドレスビツトCW(8)がOであ
るとすると、そこでのSMPMスタート1K境界は偶数
であり、従つてビツトA(9)はそのSMPM出力を励
磁するために比較器714に対しては0でなければなら
ない。
他方、もしもSMPMスタート1K境界を規定している
最下位ビツトCW(8)が1であるとすると、アドレス
ビツトA(9)は1であつて比較器にそのSMPM出力
を励磁させるのを可能にする。これが何を意味している
かと云うと、もしもスイツチ716が第7図で示されて
いる最上位置に置かれるならば、SMPM領域は全SM
PM領域およびスタツキング領域を含んでいる2Kアト
・レスプロツクの底部四分の一に必らずあるかもしくは
同じ2Kプロツクの上側四分の一にあることを示す。そ
のSMPM領域は2つの中央の512−アドレス領域の
1つに入るようには選択されない。スイツチ716を最
上位置に置く利点としては、それは、スィツチ716の
位置についての手動変更を必要とすることなくソフトウ
エア一制御下において、そのSMPM領域が変えられる
のを許容することである。もしも、その制御語が新しい
1K境界を規定するべく変えられるとすると、その上部
でSMPM領域を含んでいる1Kアドレス空間は、そこ
においておよびそれ自体、1K境界が奇数か或は偶数か
に依存して、そのSMPM領域が1Kアドレス空間の上
側もしくは下側半分のいづれにあるかを規定する。受信
されたアドレスはSMPM領域内にあると云うことを比
較器714が決定すると仮定すると、その出力は高レベ
ルになる。
しかしながら、SMPM導体706はゲート718にて
低レベルに維持される。このゲートへの2つの入力はア
ドレスビツトN(17)およびN(16)であり、ゲー
ト718はゲート810と同じように作用する。もしも
受信されたアドレスが適当な象限にあるとすると、SM
PMモードでの動作が起る。インバータ720は導体7
66上におけるSMPM信号を得るために与えられてい
る。前にも述べた通り、もしもSMPMモードでの動作
が行われるとすると、導体766の電位は低レベルにあ
つて、SMPMモードはマツピングおよび直接モードよ
りも高い優先性を有しているので、MAP導体828或
はDIR導体824が高レベルになるのを阻止している
。SMPM導体706上での高電位はオアゲート111
4を介して選択器1112の選択B入力に供給される。
選択器の入力が高レベルにあるとすると、Bグループの
入力はケーブル1102の拡張のために選択される。B
グループの入力はアドレスビツトA(8:1)からなつ
ている。第4図において示されている如く、SMPMに
おける256語場所の1つを規定するのぱこのグループ
の8アドレスビツトである。SMPM導体706はまた
16−ビツトデータ選択器1202の選択R入カへ延び
ている。選択R入力が高レベルにあるならば、駆動器1
204の下側バイト入カへの拡張のために選択されるの
はR(7:0)グループのデータビツトであり、そして
1駆動器1204の上側バイト入カへの拡張のために選
択されるはR(15:8)グループのデートビツトであ
る。そのシステムがSMPMモードにおいて作動される
場合、語がSMPMに書込まれるかもしくはそれから読
出される。語がSMPMから読出される場合、それはR
(15:0)ケーブル1130上に現われる。C1市1
1御ビツトにて決定される如く、何等かの読出し動作の
場合におけるように、ゲート1036はEN−DR導体
を励磁すべく作動するので、駆動器1204はPDP−
11UNIBUSデータ線上における16−ビツト語を
伝達するために可能化される。
もしも語或はバイトがSMPMに書込まれるものとする
と、処理装置から受信されるデータビツトはD(15:
0)ケーブル1230上に現われる。
(書込みバイト動作の場合、同一バイトが上側および下
側バイトデータ線の両方に現われる。)選択器/レジス
タ1116は2つのグループの16ビツト入力Sおよび
Dを持つている。グループSは選択S入力が高レベルに
ある場合にのみ選択される。この入力はそのシステムが
SMPMモードにおいて作動されるときに低レベルにあ
るSTK導体702に接続されるので、選択されるのは
入力グループDである。結果的に、D(15:0)ケー
ブル1230上に現われるデータは、STROBE入力
が低レベルになるとき、入力レジスタ1116に書込ま
れる。
システムがSMPMモードで動作される場合でしかも読
出し動作の場合、全16ビツト語が読出され、そしてP
DP−11UNIBUSでのゼータ線に供給される。
しかしながら、書込み動作の場合には語かもしくはバイ
トが書込まれ、書込みバイト動作の場合には上側もしく
は下側バイトのいづれかが書込まれる。SMPMの下に
示されている幾つかのゲートは幾つかの動作のうちのど
れを行なうかを決定する。前述の如く、ゲート1108
,1132および1110の出力はすべて通常では高レ
ベルにある。
これはまたゲート1122および1106の出力を低レ
ベルにそしてゲート1134の出力を高レベルに維持す
る。読出し動作の場合、制御ビツト ダC1はOである
。かくして、制御受信器1004の出力における導体C
1は低電位にありそして「書込み」導体1014が低電
位に維持される。この導体はゲート1132および11
10の各々の1入力に接続されているので、こうしたゲ
ートの両出力は高レベルを維持する。ゲート1108の
入力の1つは動作がスタツキングモードで行われるとき
にのみ高レベルになるSTK−D導体916に接続され
ている。結果的に、そのシステムがSMPMモードで作
動される場合、ゲート1108の出力も又高レベルを維
持する。かくして、ゲート1122,1106および1
134の入力はすべて、読出し動作がSMPMモードで
実行される場合には高レベルを維持する。選択器/レジ
スタ1116のSTROBE入力は高レベルに維持され
、このことは、読出しシーケンスにおいてデータ語がS
MPMに書込まれてはならないので当然必要とする動作
である。ゲート1122および1106の出力は共に低
レベルを維持しているので、ゲート1104および11
20の両出力は高レベルを維持する。かくして、SMP
Mの各半分のWE入力は高レベルである。SMPMの谷
半分のCS入力はそのシステムがSMPMモードで作動
されるときに低レベルに維持されるDIR導体824に
接続されているので、SMPM7狛ツク内での表で示さ
れている如く、読出し動作が行われる。
ケーブル1102上での8ビツトアドレスにて指定され
ている場所での16ビツト語はデータ選択器1202を
介してデータ駆動器1204への拡張のためにR(15
:0)ケーブル1130に供給される。しかしながら、
その1駆動器のENABLE入力が高レベルになるまで
、そのデータはPDPllUNIBUSデータ線に供給
されない。
読出し動作の場合におけるC1制御ビツトはOであるの
で、インバータ1032の出力は高レベルにあつてゲー
ト1036の1つの入力を有効にする。処理装置がMS
YN制御信号を伝達する場合、ゲート1040の1つの
入力は高レベルになる。このゲートの別な入力が高レベ
ルになると、ゲートのSSYN出力は高レベルになつて
データ駆動器1204が動作できるようにゲート103
6の動作と且つ制御駆動器1006を介した処理装置へ
のSSYN信号の伝達を制御する。(処理装置は周辺装
置からのSSYN信号を期待する。これと同時にそれは
読出し動作の場合でのデータを受信する。)直接および
マツピングモードにおけるSSYN制御信号はオアゲー
ト1038を介して接続されているACSからのSSY
N制御線上に生ずる。しかし、そのシステムがSMPM
モードで作動される場合、ACSはまず始めにアクセス
されない。従つて、オアゲート1038を通る信号は何
か別な仕方で引き出されなければならない。このために
オアゲート1062が与えられている。このゲートの1
入力はSMPM−D導体924に接続されている。この
導体はゲート926の出力に接続されている。このゲー
トへの2つの入力はSMPM導体706およびMSYN
導体1046である。SMPMモードでの動作が行われ
る場合のSMPM導体は高レベルにある。処理装置がM
SYN同期信号を伝達するや否や、ゲート926の両入
力が有効にされる。しかし、そのゲートの出力はコンデ
ンサ928および抵抗器930にて生ぜられる90ナノ
秒の遅延により直ぐには上昇されない。SMPM−リ一
D導体924の上昇は、語がSMPMから読出されそし
てデータ1駆動器1204の16の入力に現われる後迄
遅らせられる。高レベル信号がオアゲート1062およ
び1038を介しての拡張のためにSMPMD導体92
4上に生ずると、その処理装置へのデータおよびSSY
N信号の伝達を制御する。処理装置がSSYN制御信号
と共にデータを受信した後、PDP−11UNIBUS
でのMSYN制御線が回復される。
ゲート1040の1入力がこXで低レベルにあるので、
そのゲートの出力は低レベルになり、そしてSSYN制
御線が同様にして回復される。SMPMモードでの書込
み動作の場合、STK一D導体916はSMPMモード
での読出し動作の場合と同じく低レベルを維持している
結果的に、ゲート1108の出力は高レベルを維持し、
そしてゲート1122,1106および1134の動作
には影響しない。書込み動作の場合のWRITE導体1
014は高レベルにある。この導体はゲート1132お
よび1110の谷々の1つの入力に接続されている。こ
れらゲートの各々の別な入力は高レベルにあるSMPM
導体706に接続されている。かくして、これらゲート
の各各の出力はそれぞれのゲート1]36および113
8にて制御されるそれぞれの第3入力の状態に依存した
状態を取ることになる。ゲート1136および1138
の各々の1つの入力はCO導体1064に接続されてい
る。
この導体はバイトから区別されている如く語が書込まれ
るとき低レベル(値0のCOビツトを表わしている)に
ある。CO導体はゲート1136および1138の各々
に接続されているので、両ゲートの出力は高レペルにな
つてゲート1132および1110の谷々の第3入力を
励磁する。かくして、それらのゲートの各々の出力は低
レベルになる。これらゲートの各々の出力はゲート11
22,1106および1134のすべての入力に連結さ
れているので、ゲート1134の出力は低レベルになつ
て選択器兼入力レジスタ1116を照査してそしてゲー
ト1122および1106の各々の出力を高くさせる。
しかしながら、ゲート1122および1106の出力が
高レベルになるのは、コンデンサ1140および114
2、そして抵抗器1144および1146から成る遅延
回路のために遅延される。D(15:0)ケーブル12
30上におけるデータ語を、SMPMと連動されている
入力レジスタに記憶するのは、ゲート1134の出力に
おける負のステツプである。ゲート1122および11
06の出力が高レベルになるのは、そのデータ語が入力
レジスタに記憶された後60ナノ秒だけ遅延される。こ
れらゲートの出力が高レベルになるとき、ゲート110
4および1120の各々の入力の1つが有効にされる。
MSYN信号がその処理装置から受信されるや否や、ゲ
ートの各々の出力は低レベルになる。かくして、SMP
Mの各半分のWE入力はCS入力と一緒に低レベルにあ
る。結果的に、SMPMプロツク内での表において示さ
れている如く、書込み動作が起り、そして全16ビツト
語がSMPMに書込まれる。もしも全語よりはむしろバ
イトがSMPMに書込まれるとすると、CO導体106
4は高電位にある。
ゲート1136および1138のいづれがその出力を高
レベルにさせるかはゲートへの別な入力の状態に依存し
ている。A(0)導体1048はゲート1138の入力
に接続されている。この導体は下側バイトがSMPMに
書込まれる場合低レベル(処理装置により伝達されるア
ドレスが必らず偶数であるので)にあり、その結果、ゲ
ート1138の入力は高レベルにある。これはまたゲー
ト1134の出力を低レベルにさせるので、データ線上
における二重バイト語が選択器兼入力レジスタ1116
に記憶され、そしてコンデンサ1140および抵抗器1
144にて導入される遅延後にゲート1106の出力を
高レベルにさせる。しかしながら、ゲート1110の出
力はゲート1122の入力に接続されていないので、そ
の後者のゲートの出力は低レベルを保つ。結果的に、M
SYN信号が処理装置から受信されるときに低レベルに
なるのはゲート1104の出力のみである。ゲート11
20の出力は高レベルに維持されるので、バイトがSM
PMの下側バイト半分のみに書込まれる。他方、もしも
ビツトA(0)が1であるとすると、A(0)導体10
16はA(0)導体1048よりも低レベルにある。
この場合、ゲート1138の出力よりも高レベルになる
のはゲート1136の出力であり、ゲート1110の出
力よりも低レベルになるのはゲート1132の出力であ
る。ゲート1132の出力はゲート1106の入力に対
してよりはむしろゲート1122の入力に接続されるの
で、ゲート1134の出力が低レベルになつた後にその
出力が高レベルになるのはゲート1122である。二重
バイト入力語が入力レジスタに供給された後、MSYN
信号が受信されたときに低レベルになるのはゲート11
20の出力であり、その結果バイトがSMPMの上側バ
イト半分に書込まれる。書込み動作(語或はバイト)用
としてPDPllUNIBUS上に伝達される同期信号
シーケンスは前述の読出し動作に対するシーケンスと同
じである。
スタツキングモードシーケンス 比較器721(2個のチツプ第8242)は、受信され
たアドレスがスタツキング領域にあるかどうか、ならび
に例えその受信されたアドレスがスタツキング領域にあ
る場合でさえ、スタツキング動作を行なうべきかどうか
を決定する。
8ビツト比較器には4セツトの対にある入力が与えられ
ている。
上側セツトは比較器714における上側ビツトと比較し
得るものである。すなわち、前に記憶された制御語のM
ASビツトCW(15)はマスタービツトが前に設定さ
れたことを決定するために1ビツトと比較される。もし
もMASビツトが1であるとすると、スタツキング、な
らびにSMPMおよびマツピング動作が行われる。同様
にして、制御語におけるスタツキングビツトCW(14
)は比較器721の第2セツトの入力において1ビツト
と比較されそのスタツキングモードが有効されたことを
検証する。512アドレスSMPM領域は4つの512
アドレススタツキング領域のいづれか1つに重なるよう
に作られることを理解されたい。
SMPMモードはスタツキングモードよりも高い優先性
を有しているので、もしもその受信されたアドレスがS
MPM領域内にあるならば、スタツキング動作が禁止さ
れなければならない。比較器721における下側対の入
力はこの目的のために与えられている。SMPM導体7
06は入力の1つに接続されている。この導体はもしも
SMPM動作が行なわれないならば低レベルにあつてO
を表わしている。SMPM導体の状態にて示されるこの
ビツトは、スタツキング動作が禁止されるべきであるか
どうかを決定するべくOビツトと比較される。第1図に
示されている如く、2Kアドレススタツキングは2K境
界内に含まれている。下側2K境界は8ビツトラツチ(
保持デバイス)710における制御語ビツトCW(13
:8)にて表わされる6ビツトSMPMスタート1K境
界の5つの上位ビツトにて規定される。5つの上位ビツ
トCW(13:9)は比較器721の第2下側セツトの
5つの入力に供給される。
アドレスビツトA(15:11)はこのセツトの他の5
つのそれぞれの入力に供給される。この比較器はそれぞ
れのビツトを比較して、SMPMスタート1K境界の5
つの上側ビツトが第5図のプロツク52において示され
ている如くアドレスビツトA(15:11)と整合する
かどうか、すなわち、その受信されたアドレスがビツト
CW(13:9)にて規定される2Kアドレスページに
含まれているかどうかを決定する。(第5図における比
較論理回路52は、もしも5ビツトの2セツトが各々一
致するならば、スタツキング或はSMPMモード動作を
行なうべきことを示している。第5図の例においては、
如何にしてSMPMモードがスタツキングモードに対し
て優先性を持つかは示されていない。実際の回路におい
て、比較器721はその受信されたアドレスがSMPM
領域内にないことを検証する。結果的に、比較器の出力
が高レベルになることは、スタツキング動作が行われる
べきことを示している。)比較器721が8ビツト整合
を検出すると、それはSTK導体702を高レベルにさ
せる。
しかしながら、もしもゲート722の出力が低レベルに
あるとすると、その導体は低レベルに維持される。示さ
れている如く、このゲートはもしもアドレスビツトN(
17)およびN(16)が共にOであるとするとSTK
導体が高レベルになるのを阻止する。このゲートはゲー
ト718およびゲート810と同一の機能を果す。ST
K導体702が高い場合には常にインバータ724がS
TK導体764上における低電位を引き出す。前述の如
く、導体764上における低電位は、スタツキングモー
ドが高い優先性を有しているので、マツピングおよび直
接モードでの動作を禁止する役割をする。STK導体7
02はゲート932の1つの入力に接続されている。こ
のゲートの別な入力はMSYN導体1046に接続され
ている。そのゲートの出力はMSYN信号がその処理装
置から受信されるや否や高レベルになるように可能化さ
れる。しかしながら、そのゲートの出力はコンデンサ9
34と抵抗器936とにより70ナノ秒だけ高レベルに
なるのを遅らされる。この遅延はゲート1022,10
54および926の出力でのものと比較し得るものであ
る。このシステムがスタツキングモードで作動される場
合、4つの異なるシーケンスのいづれか1つが実施され
る。
第5図で示されている如く、そのシステムが動作される
サブモードはアドレスビツトA(10)およびA(9)
に依存している。第9図には種々なゲートが与えられて
いて、それら2つのビツトにて指定される特定のサブモ
ードに依存して引続き使用される信号を発生する。ST
K導体702はゲート938の1入力に直かに接続され
ている。このゲートの別な2つの入力はそれらにアドレ
スピツトA(10)およびA(9)を供給する。3つの
入力のすべてが高レベルにある場合にのみゲート(ST
−AC*)の出力は低レベルになる。
第5図を参照するに、もしもそのシステムがスタツキン
グモード(高レベルにあるSTK導体702にて表わさ
れている)で作動され、そしてアドレスビツトA(10
)およびA(9)が符号11を表わすならば、その受信
されたアドレスはS−AC領域内にありそして上りスタ
ツク検査動作が行われることに注意されたい。.このサ
ブモード動作において、それぞれのスタツクポインタ一
はACSへのアクセスを得るために漸減されるので、最
後に記憶された語もしくはバイトが読出される。すなわ
ち、そのサイクルの終りにSMPMに残されるスタツク
ポインタ一はそのサイクルの始めにおける値と変らず、
その結果それは語が書込まれるACSでの次の場所を指
している。ST−AC*導体920が低レベルになる場
合、このサブモードにおける動作が指小される。ゲート
940への2つの入力はSTK導体702とアドレスビ
ツト導体A(9)とに接続されている。
ゲート940の第3入力はゲート938の出力に接続さ
れている。ゲート940の入力の2つぱゲート938の
入力の2つと同じであり、そしてゲート940の出力は
もしもゲートの出力が高レベルにある場合にのみ高レベ
ルになるので、ゲート940の出力はゲート938の第
3入力A(10)が低レベルに維持され他の2つの入力
が高レベルにある場合にのみ高レベルにすることができ
る。これは、ゲート940の出力は動作がスタツキング
モードにおいて実施されるべきものであることが決定さ
れ、そしてアドレスビツトA(10)およびA(9)が
符号01を表わすときにのみ高レベルになることを意味
している。第5図において示されている如く、もしもア
ドレスビツトA(10)およびA(9)が符号01を表
わすならば、受信されるアドレスはS−1領域内にあり
そしてそのシステムは自動的漸増サブモードにおいて動
作される。ゲート940が動作すると、ST−1導体9
24は高レベルになり、別なアドレスビツトにて表わさ
れるスタツクポインタ一はACSをアクセスするために
使用され、引続いてそれは漸増されそしてSMPMに再
格納される。ST−1導体924はゲート942の入力
に延びている。このゲートへの別な入力はMSYN導体
1046に接続されている。
そのゲートの出力は、そのシステムが自動漸増サブモー
ドにおいて作動される予定の場合でしかもMSYN信号
が受信されるや否や高レベルになるように可能化される
しかしながら、そのゲートの出力が直ちに高レベルにな
ることはなく、コンデンサ944および抵抗器946の
ために遅延される。ゲート942の出力に接続されてい
るSTl−D導体は、MSYN信号を受信してから55
ナノ秒後でのみゲート98の動作を有効ならしめるべく
高レベルになる。ゲート948への1入力はSTK導体
702に接続されている。
そのゲートへの別な入力はA(10)アドレスビツト導
体に接続されている。結果的に、ゲート948の出力は
、スタツキングモードでの動作が生起されそしてアドレ
スビツトA(10)が1である場合にのみ高レベルにな
る。第5図において示されている如く、そのシステムが
上りスタツク検査サブモードかもしくは自動漸減サブモ
ードにおいて作動されるときには常にそのアドレスピツ
トA(10)は1である。(後者のモードにおいて、そ
れぞれのスタツクポインタ一は初めに漸減され、そして
その漸減された値はACSをアクセスしそしてSMPM
に書込むために使用される。)そのシステムがこれら2
つのサブモードのいづれかで作動される時には常にST
−ACORST−D導体902が高レベルになる。すな
わち、その受信されたアドレスは第5図の左側において
示されているS−D領域かもしくはS−DC領域のいづ
れかにある。ゲート952は無効動作を検出するために
与えられている。
このシステムがスタツキングモードで作動される場合、
16−ビツトスタツクポインタ一はSMPMから読出さ
れ、そしてACSをアクセスするために直接使用される
かそれともACSのアクセスに先立つて修正される。も
しも語動作が起るものとすると、ACSに供給されるア
ドレスは偶数でなければならない。もしもSMPMから
読出されるアドレスがACSのアクセス動作に先立つて
修正されたものであつても、そのアドレスは、語動作の
場合、値2によつて変えられる。結果的に、システムが
如何なるサブモードで作動されるにしろ、スタツキング
動作が行われようとする場合、もしもそれが要求される
語動作であるとするならば、SMPMから読出される最
下位ビツトR(0)はOでなければならない。語動作は
常にアドレスビツトA(0)がOであるときの4つのス
タツキングサブモードのいずれか1つにおいて行われる
ので、アドレスビツトA(0)がOであつて、SMPM
から読出されるビツトR(0)が1であれば、何等かの
間違いであることは明らかである。これを検出するのは
ゲート952である。インバータ950はA(0)アド
レスビツトを反転する役割をし、その結果、ビツトA(
0)はゲート952への1入力としての働らきをする。
このゲートへの別な入力はSMPMから読出されそして
導体1150上に現われるビツトR(0)である。もし
も、アドレスビツトA(0)がOであるとすると、ゲー
ト952のA(0)入加は高レベルにある。もしもこの
時点でビットR(0)が1になつて誤りを示せば、ゲー
ト952の出力は低レベルになる。このゲートの出力は
ゲート908の1つの入力ならびにゲート910の1つ
の入力に接続されているので、これらのゲートの出力は
いづれも低レベルになれない。2つの出力はACSをア
クセスするために低レベルにならなければならないWD
*導体912に接続されている。
2つのゲートの1つもしくは両方の出力は、以下におい
て記述されるであろう如く、ACSをアクセスするため
に、そのシステムがスタツキングモードで作動されると
きに低レベルにされなければならず、そして両ゲートは
、A(0)ビツトがOであつてR(0)ビツトが1であ
るときに、それらの出力が低レベルになるのを阻止する
ACSはゲート出力が低レベルにならない限りアクセス
されないので、ACSはSSYN信号を発生できず、こ
れは又PDP−11を経て処理装置に供給されるSSY
N信号が発生されるのを阻止する。
処理装置はもしもそのSSYN信号がMSYN信号の発
生に続いて指定された期間内に受信されないならば事実
上時効となり、この時点で誤動作が生じたことが決定さ
れる。システムが直ぐ上で述べた如くスタツキングモー
ドで作動される場合、WD*導体912はゲート908
或は910のいずれかによつてACSをアクセスすべく
強制して低レベルにされる。
ゲート910はSTK−D導体916が高レベルになる
ときに動作しそしてゲート908はST−1D導体95
4が高レベルになるときに動作する。ST−1−D導体
が高レベルになるときにはいつでも、STK−D導体は
ゲート932の動作に対する2つの条件がSTKおよび
MSYN導体を高レベルにする限り、STK−D導体は
高レベルにならなければならず、他方これら同じ2つの
条件(他のものと同様に)はゲート942の動作に対し
ても必要とされる。付加的なゲート942を与える理由
としては、そのシステムカ相動漸増サブモードにおいて
作動される場合には、ACSのアクセス動作に先立つて
SMPMから読出されるアドレスを修正する必要はない
ことである。このモードにおいて、SMPMアドレスは
直かに+I埋され、そしてそのアドレスはSMPMへの
その回復に先立つて漸増される。結果的に、このシステ
ムが自動的漸増サブモードにおいて動作される場合、多
くの時間がACSアドレスの引き出しに対して必要とさ
れない。SMPMから読出されるアドレスはACSのア
クセス動作以前には修正される必要がない。ゲート93
2の出力における遅延はゲート942の出力における遅
延よりも長いのである。結果的に、WD*導体912は
、そのシステムが自動的漸増サブモードにおいて作動さ
れるとき、MSYN信号の受信後に直ぐに低レベルにな
り、従つてそれはシステムが3つの他のスタツキングサ
ブモードの1つにおいて作動される場合にその機能を行
なう。ゲート942の出力における遅延は、ゲート93
2の出力での70ナノ秒の遅囲に比較して、55ナノ秒
である。このシステムがスタツキングモードで作動され
る場合、SMPM導体706は低レベルにある。
結果的に、ゲート1132および1110の各々の出力
は高レベルにある。こうしたゲートの出力はゲート11
22,1106および1134の入力に延びている。ゲ
ート1132および1110の出力が高レベルにあるの
で、それらはゲート1122,1106および1134
の出力には何等影響しない。これら後者の3つのゲート
はそれぞれゲート1108の出力に接続されている単一
の存続入力を有している。結果的に、ゲート1122,
1106および1134がSMPMにおける書込みを制
御するスタツキングモードで動作するかどうかはゲート
1108の動作のみに依存している。STK−D導体9
16はゲート1108の1つの入力に延びている。
この導体はそのシステムがスタツキングモードで作動さ
れる場合には常に高レベルになる。しかしながら、MS
YN信号の受信と導体916が高レベルになることとの
間にはゲート932の出力における遅延に基ずく遅れが
存在する。結果的に、MSYN信号がゲート1120お
よび1104の各々の1入力を励磁するために受信され
る場合、STK−D導体916はなおも低レベルにある
。かくしてゲート1108の出力は高レベルにあつて、
これはゲート1122および1106の出力を低レベル
に維持しそしてゲート1134の出力を高レベルに維持
する。
ゲート1134の出力が高レベルにあるとすると、選択
器兼入力レジスタ1116は照査されない。このことは
、スタツキング動作の始めにおいて、語ぱSMPMへは
書込まれずそれから読出されることになつているので、
望ましいことである。語は動作の終りでのみSMPM(
スタツキングサブモード)に書込まれることになる。ゲ
ート1122および1106の各々の出力が低レベルで
あるとすると、ゲート1120および1104の各々の
第2の入力は低レベルにある。結果的に、これら2つの
ゲートの出力は高レベルにあり又SMPMの各半分のW
E入力は高レベルにある。SMPMの各半分のCS入力
は、スタツキングシーケンス中は、低レベルにあるDI
R導体824に接続されているので、各スタツキングサ
イクルの始めにおけるCS/WE符号は01である。S
MPM内での表に示されているように、これは要請され
ている読出し動作を行わしめる。MSYN信号の受信に
先立つて高レベルになるSTK導体702は0Rゲート
1114を介して8−ビツト選択器1112の選択B入
力に延びている。この入力が高レベルにあると、選択器
の8−ビツト入力セツトBはSMPMのアドレスケーブ
ル1102に接続される。かくして、アドレスビツトA
(8:1)はSMPMをアクセスするのに使用される。
第5図において示されている如く、スタツキングモード
におけるSMPMをアクセスするのに使用されるのは計
算機にて発生されたアドレスにおけるこの組合せでのア
ドレスビツトである。かくして適当なスタツクポインタ
一がSMPMから読出されてそして必要に応じR(15
:0)データ線1130に供給される。
16−ビツトスタツクポインタ一は加算器1216のセ
ツトAの16の入力に供給される。
この加算器は、もしも必要ならば記憶装置の作動される
サブモードに依存してスタツクポインタ一を変更するの
に使用される。ケーブル1130上におけるスタツクポ
インタ一はまたデータ選択器1316のR入力にまで延
びている。システムが自動的漸増サブモードで作動され
る場合、ST−1導体924が高レベルにあり、その結
果そのデータ選択器兼レジスターの選択R入力も高レベ
ルにある。結果的に、SMPMから読出されるスタツク
ポインタ一は、そのデータ選択兼レジスタが検証される
場合に、変更なく、その選択器兼レジスタを介してアド
レス駆動器1344に直かに供給される。これはWD*
導体912が低レベルになるや否や行われる。自動的漸
増サブモードにおける動作の場合、この信号をゲート9
42の出力に少し遅れて(この遅延はSMPMからのス
タツクポインタ一を読出すには十分)発生させるのはゲ
ート908である。こXで語もしくはバイトが通常の方
法でACSに書込まれるか、もしくは語が制御信号CO
およびC1に依存してそれから読出される。前述の如く
、読出しバイト動作の場合、ゲート1340の出力はア
ドレスビツトA(0)が1であることを条件に低レベル
になり、その結果、ACSから読出される語の下側バイ
トは上側バイトデータ線ならびに下側バイトデータ線上
に現われる。ACSの動作に続いて、SSYN信号は通
常の方法で発生されてその要請されたデータが利用し得
ることをその処理装置に通知する。しかしながら、処理
は、それがなおもケーブル1102に現われる同一のア
ドレスでのSMPMに漸増されたスタツクポィンタ一を
回復させるために必要であるために完全には終了されて
いない。そのスタツクポインタ一は加算器1216の入
力セツトAに現われる。加算器はバイトもしくは誤動作
のいずれが実施されるかに依存して値1もしくは2のい
ずれかをスタツクポインタ一に加える機能を行ない、引
続いて、その漸増されたスタツクポインタ一をSMPM
に回復させる。このシステムがスタツキングモードで作
動される場合、DIR導体824は低レベルにある。
結果的に、インバータ1212は高電位をデータ選択器
1210のB制御入力に供給する。ゲート1214の1
入力はそのシステムが自動的漸増スタツキングサブモー
ドにおいて作動されるときに低電位にあるST−ACO
RST−D導体902に接続されている。
このゲートの別な入力はこれ又低レベルにあるDIR導
体824に接続されている。結果的に、ゲートの出力は
高レベルにあり、その結果、データ選択器の入力Cは入
力Bと共に高レベルにある。そのデータ選択器内での表
において示されている如く、BC制御入力が符号11を
表わしている場合、データ選択器の出力は40から成つ
ている。かくして、加算器1216のBセツトのビツト
入力12−15はすべてOである。データ選択器121
8に関して、そのB入力はそのシステムがスタツキング
モードで作動されるときに高レベルにあるSTK導体7
02に接続されている。
そのC入力はインバータ1228を介して低レベルにあ
るST−ACORST−D導体902に接続されている
。結果的に、データ選択器1218の両入力は符号11
を表わしており、そしてその加算器のセツトBの入力1
−11がOを表わすように強制される。オアゲート12
22の1入力はST−1導体925に接続されているの
で、オアゲートの出力はそのシステムカ珀動漸増スタツ
キングサブモードにおいて作動されるときに加算器12
16のCI入力を励磁するために高レベルになる。
結果的に、そのスタツクポインタ一はそのシステムが自
動的漸増サブモードにおいて作動されるときに少なくも
1だけ常に漸増される。このことは、かりにバイト動作
が実施される場合でさえそのスタツクポインタ一は1だ
け漸増されなければならないので、必要なのである。ス
タツクポインタ一が1よりはむしろ2だけ漸増されなけ
ればならないことは語動作が実施される場合のみである
。これは語動作が実施されるときに加算器のセツトBの
ビツトO入力を1にさせることによつて達成される。ゲ
ート1218の2つの入力はインバータ1234および
1236の出力に接続されたので、それらの入力はA(
9)およびA(10)アドレスビツトである。そのシス
テムが自動漸増モードで作動される場合、アドレスビツ
トA(9)は1であるので、インバータ1236の出力
は低レベルにある。結果的に、ゲート1218の出力は
高レベルを維持するべく有効にされ、そしてゲート12
18は加算器1216の動作に影響しない。しかし、加
算器のセツトBのビツトO入力はゲート1220の動作
によつて低レベルにされる。このゲートの1入力はその
システムが自動的漸増スタツキングサブモードにおいて
作動されるときに高レベルにあるST−1導体924に
接続されている。かくして、A(0)導体1016が高
レベルになるときのみ、ゲート1220の出力が高レベ
ルになる。かくして、ゲート1220の出力はアドレス
ビツトA(0)の補数を表わしている。もしもアドレス
ビツトが1であつて、バイト動作を示しているとすると
、ゲート1220の出力は低レベルになり、その結果加
算器1216のセツトBのビツトO入力はOを表わして
いる。結果的に、SMPMアドレスは、加算器のCI入
力での高レベルの電位にて表わされている如く、1だけ
漸増される。他方、もしもアドレスビツトA(0)が0
であつて語動作を示しているとするならば、ゲート12
20の出力はゲート1218の出力と共に高レベルを維
持しそこでセツトBのビツトO入力は1を表わしている
。かkる場合、SMPMから読出されるスタツクポイン
タ一は2だけ漸増される。第11図での加算器と関連し
た凡例で示されている如く、アドレスがS−1領域内で
受信される場合、S(15:0)ケーブル1224上に
ある加算器の出力はスタツクポインタ一自体の値と、強
制されたキヤリ一入力と、そして語もしくはバイト動作
のいづれかが実行されるかに依存して0もしくは1のい
づれかとをすべて備えたものに常に等しい。漸増された
スタツクポインタ一はデータ選択器兼レジスタ1316
のS入力に印加されるが、これはそのデータ選択器の選
択R入力が高レベルにありそしてその処理装置がMSY
N信号を再格納した後に到るまで高レベルを維持するの
で左程重要ではない。
16−ビツト選択器兼入力レジスター1116のS入力
に延びているのは漸増されたスタツクポインタ一であり
、それは更にアドレス線1102上で表わされる同じア
ドレスでのSMPMにその時点で再格納される漸増され
たスタツクポインタ一であるために重要である。
一時的にゲート1154の出力はその通常の高レベル状
態を維持するものと仮定しよう。かXる場合、ゲート1
108の1入力は高レベルにある。このゲートへの別な
入力はそのシステムが自動的漸増スタツキングサブモー
ドで作動されるときに高レベルを維持するST−AC*
導体920に接続されている。ゲートの第3入力は、サ
イクルの初めにおいては低レベルにあるが、ゲート93
2の出力に導入される遅延に続いてそのサイクルの終り
に向つて高レベルになるSTK−D導体916に接続さ
れている。「スタツキングで再書込み」導体1152に
接続されているゲートの出力はSTK−D導体が高レベ
ルになつて、変更されたスタツクポインタ一がSMPM
に再び書込まれなければならないことを示すときに低レ
ベルにされる。導体1152が低レベルにあるとすると
、ゲート1122および1106の各々の出力は高レベ
ルになりそしてゲート1134の出力は低レベルになる
。しかしながら、ゲート1122および1106の出力
における変化は上述の如く僅かばかり遅延される。ゲー
ト1134の出力が低レベルになるや否や、その修正さ
れたスタツクポインタ一は入力レジスタ1116に蓄え
られる。ゲート1112および1106の出力が土昇す
るや否や、ゲート1104および1120の両方の出力
は低レベルになる。SMPMf)WE入力はCS入力と
共に低レベルにありそして結果的に、修正されたスタツ
クポインタ一はSMPMに再書込みされる。その漸増さ
れたスタツクポインタ一の値は次のサイクルにおいて使
用される。SMPMにおける再書込みはACSがアクセ
スされるのと同じ期間中に行われることに注意されたい
(実際、別なスタツキングサブモードにおける動作とは
異なつて、自動増加シーケンスが進行しているときには
、ACSについてのアクセス動作はSMPMについての
再書込みに先立つて開始される。何故ならば、前述され
たように、ゲート942の出力における遅延はゲート9
32の出力における遅延よりも短いために、WD*導体
はSTK−D導体が高レベルになる前に低レベルになる
ためである。)その再書込みはゲート1104および1
120の各々の1入力に印加される導体1046上にお
けるMSYN信号にて制御される。その処理装置はまず
SSYN信号を受信しなければならずそしてこの信号は
SSYIS7信号がACSにて発生された後にのみ発生
されるために、MSYN制御線はそのSMPMにおける
書込み動作完了までは処理装置にて回復されることはな
い。SSYN信号は比較的緩慢なACSが必要とする読
出しもしくは書込み動作を実行した後でのみ発生される
ので、例えその書込みがACSのアクセス動作や制御線
の再格納と本質的に独立しているとしても、SMPMで
の再書込みを行わせるのに十分な時間がある。ゲート1
154の出力が低レベルであるときにのみ再書込み禁止
を発生するので、ゲート1108の出力は低レベルにな
れない。
DATIPを無視する状態として識別されているゲート
1154の出力は、ゲート1154の2つの入力が高レ
ベルにある場合にのみ低レベルにある。これら2つの入
力は「読出し」導体1034およびCO導体1064に
接続されている。「読出し」導体はC1ビツトの補数を
表わしている信号をその上に有していることを理解され
たい。結果的に、もしもゲート1154への両入力が高
レベルにあるならば、それはCOビツトが1でありそし
てC1ビツトがOであることを示している。これはPD
P一11系におけるDATIP動作のための符号である
。この動作は、それが常に書込み動作に続いて行われる
ことを除き、通常の読出しである。(DATIP動作は
、通常、普通の回復サイクルを禁止する磁心メモリのよ
うな読出し装置における休止フラツグを設定する。)も
しも書込み動作がその読出し動作に続くものとすると、
書込まれる予定にある語は、たつた今語が読出されたA
CSでの同一場所に記憶される。しかし、もしもそのス
タツクポインタ一がDATIP読出し動作に続いて漸増
されるものとすると、それは次の高い場所を識別する。
DATIP読出し動作に関して、SMPMに対する書込
みシーケンスが起らずそして前に使用されたスタツクポ
インタ一値をSMPMにおいて維持するのはこのためで
ある。(この点はすべての4つのスタツキングサブモー
ドに対してもあてはまることである。)引続くACS書
込み動作に関し、そのシステムは通常のシーケンスにお
いて進み、そして語もしくはバイトが書込まれる。ゲー
ト1154の出力はその通常の高い状態にあるために、
その漸増されるスタツクポインタ一値が次のサイクルの
準備としてそのSMPMに書込まれるのはこのサイクル
の終りにおいてである。自動的漸減スタツキングサブモ
ードにおいて、スタツクポインタ一はまず漸減されるこ
とを想起されたい。
ACSをアクセスするために使用されそしてSMPMに
おいて回復されるのはその漸減された値である。前述の
如く、そのスタツクポィンタ一はそれがACSをアクセ
スするために使用される前に修正されなければならない
ので、MSYN信号が受信された後、WD木導体912
がACSのアクセス動作を制御すべく低レベルになる前
において(自動的漸増サブモードにおけるよりも)幾分
多い時間を必要とする。ゲート908を要さずに自動的
漸減モード(同様に、上りスタツク検査および下りスタ
ック検査モードにおいて)で単独で動作するのはゲート
910であつて、WD*導体912を低レベルにさせる
。自動的漸増サブモードにおいて、データ選択器兼レジ
スタ1316の選択R入力はそのST・導体924が高
レベルにあるために、高レベルにある。このために、S
MPMから読出されるスタツクポインタ一はACSをア
クセスするために使用される。しかし、そのシステムが
別な3つのスタツキングサブモードで動作される場合、
ST・導体924は低レベルにある。結果的に、加算器
1216の出力でのアドレスはACSをアクセスするた
めに使用される。スタツクポインタ一は、そのシステム
が自動的漸増サブモードにおいて作動されるときにその
ままでSMPMから読出されそして加算器1216のセ
ツトAの16ビツト入力に印加される。
スタツクポインタ一は第12図での加算器に隣接の凡例
にて示されている如く、バイト動作の場合には1だけ漸
減されそして語動作の場合には2だけ漸減されなければ
ならない。受信されるアドレスがS−D領域内にある場
合、SMPMから読出されるスタツクポインタ一は1も
しくは2だけ漸減される。DIR導体828はそのシス
テムがいずれかのスタツキングサブモードで作動される
ときには低レベルにあるので、インバータ1212は高
電位をデータ選択器1210のB入力に供給する。
システムが自動的漸減サブモードで作動されるときのS
T−ACORST−D導体902は高レベルにあるので
、ゲート1214の1つの入力は高レベルにあり、DI
R導体824に接続されている別な入力は低レベルにあ
る。結果的に、そのゲートの出力は低いので、符号0が
そのデータ選択器のC入力に現われる。かXる場合、デ
ータ選択器のすべての4つの入力は1のビツト値に置か
れる。11−ビツトデータ選択器1218のB入力は、
STK導体702が高レベルにあるので、高レベルにあ
る。
そのC入力はST−ACORST−D導体902に現わ
れる高電位でインバータ1228が動作される結果とし
て低レベルにある。かくして、データ選択器1218は
、また1のビツト値をその11入力に供給する。この様
にして、加算器1216のB入力セツトにおける15上
部ビツトはすべて1にある。ビットO入力はゲート12
20の出力に依存して1もしくはOにある。(ゲート1
218はそのビツトには何の影響もない。そのシステム
が自動漸減サブモードで作動される場合、アドレスビッ
トA(10)は1である。すなわち、インバータ123
6はゲート1218の1入力を低レベルに保つのでその
ゲート出力は低レベルにされることはない。)ゲート1
220の1つの入力に接続されているST−1導体92
8は低レベルにある。結果的に、そのゲートの出力は、
A(0)導体1016が低レベルにある場合にのみ高レ
ベルにある。かくして、ゲート1220の出力は、アド
レスビツトA(0)が1であるときにのみ高レベルにあ
る。もしもそれがバイト動作を示しているならば、加算
器のセツトBのビツトO入力は1〜15ビツト入力と共
に1にある。かくして、Bセツトの入力は16の1から
成つており、そしてそのスタツクポインタ一に加えられ
た場合にはそのスタツクポインタ一を1だけ減少される
・・・・・・・・・・・・これは、バイト動作の場合に
は正しい値である。他方、アドレスビツトA(0)がO
であつて語動作を示しているならば、加算器のBセツト
入力に印加される16−ビツト値は111・・・・・・
・・・・・・110であつて、それはそのスタツクポイ
ンタ一を2だけ減少させる働きをする。両方の場合、オ
アゲート1222の2つの入力は共に低レベルにあるた
めにキャリ一入力は発生されない。漸減されたスタツク
ポインタ一はその後WD木導体912が低レベルになる
ときにレジスタ1316に記憶され、そしてACSをア
クセスするために使用される。
その漸減されたスタツクポインタ一値はまたSTK−D
導体が高レベルになつた後に(進行中の動作はDATI
P動作ではないものと仮定して)、そのSMPMに再書
込みされる。この様にして、このシステムは自動的漸増
シーケンスの場合のように動作する。システムが上リス
タツク検査サブモードで作動される場合、SMPMから
読出されるスタツクポィンタ一はまず漸減されそしてS
MPMをアクセスするために使用される。
しかしながら、全シーケンスの終りにおいて、SMPM
に記憶されるスタツクポインタ一はそのシーケンスの始
めにおける値から異なつていてはならない。これはその
システムを自動的漸減サブモードにおいて動作させ、し
かもSMPMについての再書込み動作を阻止することに
より達成される。システムが上りスタツク検査サブモー
ドにおいて作動される場合、ST−AC*導体は上述の
如く低電位にある。
この導体はゲート1108の1つの入力に接続されてい
る。従つて、そのゲートの出力は全動作中は高レベルを
維持する。「スタツキングで再書込み」導体1152は
あらゆるスタツキング動作中、SMPMにおける再書込
みを制御すべく低レベルにならなけれぱならないので、
読出されるSMPMスタツクポインタ一は変更されない
。上りスタツク検査サブモードの場合に起る、SMPM
から読出されるスタツクポインタ一についての実際の漸
減は自動的漸減モードにおけるものと同じである。
何故ならば、種々な動作がST−ACORST・D導体
902上に現われる高電位にて制御されるのは、前述の
如く、この導体はそのシステムがこれらサブモードの両
方において作動される場合に高レベルにあるためである
。従つて、第12図での加算器1216に隣接せる凡例
は、S−DおよびS−AC領域におけるアドレスが受信
されるときに実行される同じ加算器動作を示している。
第4のスタツキングサブモードは下りスタツク検査であ
る。
すなわち、SMPMから読出されるスタツクポインタ一
は変更なくACSをアクセスするために使用され、そし
てSMPMにおけるスタツクポィンタ一は変更されない
。そこには、別なサブモードの場合における如く、ST
I.ST−ACネ或はST−ACORST−Dのような
特別な信号を処理するための特別なゲートも又導体もな
い。代つて、下りスタツク検査サブモードにおける動作
が言わゆる“゜欠除(Default)によつて実施さ
れる。すなわち、各種回路の配列は、適切な動作が何か
別な特別な制御信号の派生を必要とすることなく生ずる
ようになつていることである。DIR導体824は低レ
ベルにあるので、インバータ1212がデータ選択器1
210のB入力を高レベルにさせる。
ゲート1214の両入力(DIRおよびST・ACOR
ST−D)は低レベルにあるので、データ選択器121
0のC入力に接続されているゲートの出力は高レベルに
ある。結果的に、そのデータ選択器に対する制御符号入
力は11であるので、そのデータ選択器の4入力のすべ
てがOビツト値を表わしている。同様にして、データ選
択器1218のB入力はそれがSTK導体702に接続
されているので高レベルにあり、又このデータ選択器の
C入力はそれがインバータ1228を介して低レベルに
あるST−ACORST−D導体902に接続されるの
で高レベルにあり、データ選択器1202の出力におけ
る11ビツトはすべてOである。0Rゲート1222の
2つの出力は、共に低レベルにあるDIR導体824お
よびST−1導体924に接続されているので、加算器
1216のCI入力は低レベルにある。
インバータ1234および1236はその加算器のセツ
トBのビツトO入力を0にさせるために設けられている
。システムが下りスタツク検査モードにおいて作動され
る場合、アドレスビツトA(10)およびA(9)は共
に第5図において示されている如くOにある。結果的に
、ゲート1218の2つの入力は共に高,レベルにある
。STK導体702に接続されている第3入力もまた高
レベルにある。かくして、そのシステムが下りスタツク
検査モードにおいて作動される場合、ゲート1218の
出力は低レベルになり、加算器のセツトBのビツト入力
が0を表わすようにする。従つて、通常の方法でSMP
Mから読出されるスタツクポインタ一は何等の修正もな
く加算器1216を通して伝達される。これは加算器に
隣接せる凡例にて示されている。すなわち、受信された
アドレスがST−DC領域内にある場合におけるその加
算器の出力は単にSMPMから読出されるスタツクポイ
ンタ一に等しい。
加算器の出力はそのシステムが自動的漸減モードにおい
て動作されるものと丁度同じように作動される。
ST−1導体924が低レベルにあるので、データ選択
器1316のS入力は、修正されていないスタツクポイ
ンタ一値がACSに対するアドレスとして使用されるよ
うに選ばれる。そして、その修正されてないスタツクポ
インタ一は通常の仕方でSMPMに再記憶される(DA
TlP動作が進行中でなければ、その場合における未修
正のスタツクポインタ一は直ぐ次の書込みサイクルにお
いてSMPMに再書込みされる)。勿論、そのスタツク
ポインタ一は変えられてないのでそれをSMPMに再書
込みする必要はないけれども、そのシステムが下りスタ
ツク検査サブモードで動作されるときに、そのスタツク
ポインタ一が加算器1216にて変更されない限り、そ
の再書込みを防止するための特別な回路を与える必要は
ない。制御モードシーケンス第1図を参照して、制御語
アドレスは64K計算機アドレス空間での上側512ア
ドレス内にあることを想起されたい。
これは、7つの上位アドレスビットA(15:9)がす
べて1であることを意味している。制御語は16ビツト
語でありそして偶数アドレスでその処理装置にて識別さ
れなければならないので、上部512アドレス内におけ
る制御語についての実際の位置を識別するには8つのア
ドレスビツトA(8:1)のみが必要とされる。制御語
アドレスはアドレスビツトA(8:1)との比較のため
に使用される8つのアドレススイツチ730の設定によ
つて決定される。
8つのアドレススイツチビツト値は計算機にて発生され
たアドレスと共に8ビツト比較器732(2個のチツプ
第8242)の2セツトの入力に印加される。
かりに一致が検出されると、ゲート734の1入力が有
効にされる。そのゲートの他の9入力はそれらにアドレ
スビツトA(17:9)を供給する。
(実際の場合には、多くの入力を取扱うには1つ以上の
ゲートが必要とされ、そしてゲート734は全([アン
ド」機能を示すのに用いられる。)アドレスビツトA(
15:9)およびA(17:16)は共に1でなければ
ならない。すなわち、このシステムは、その制御語アド
レスが前述の如く上側象限にあるときのみ、制御モード
において動作され得る。ゲート734の残りの入力はM
SYN導体1046に接続されている。
そのゲートの出力が高レベルになれば、それは、その制
御語アドレスが処理装置からのMSYN信号に続いて受
信された後、動作が制御モードにおいて実施されること
を示している。制御モードシーケンスは比較的簡単であ
る。
それは単に、2つの8ビツトラツチ(保持デバイス)7
10および830でのD(15:0)データケーブル1
230上に16ビツト語の書込みを必要とする。こうし
たラツチの各々は通常の初期値化設定中に前に述べたよ
うに一掃すなわちクリアーされる。INIT制御信号が
その処理装置から受信されると、INIT導体1066
は高レベルになる。インバータ740は2つのラツチ(
保持デバイス)の各々のクリアー入力に通じているIN
IT導体742に低レベルの信号を供給する。これがラ
ツチをりセツトする。始動期間中にそのラツチリセツト
すると、MSAおよびSTKビツトCW(15:14)
は0にりセツトされる。これはマツピングおよびスタツ
キングモードを不可能にするので、ACSは直接モード
においてのみアクセスされる。語を各々のラツチに書込
むには、その可能化入力の両方を低レベルにしなければ
ならない。
そのシステムが制御モードにおいて作動される場合、イ
ンバータ736の出力すなわちCw木導体744は低レ
ベルになつて低電位を各ラツチのイネーブル(ENAB
LE)力の1つに供給する。各ラツチの他のイネーブル
入力はその処理装置にて指定される書込み動作において
のみ低レベルにある[読出し」導体1034に接続され
ている。結果的に、2つのラツチが有効にされるのはそ
の処理装置がその制御語アドレスを伴なつた書込み動作
を指定する場合のみである。書込まれる予定にあつてし
かもそのデータ線に現われる上側バイトはラツチ710
の入力に印加され、そして下側バイトはラツチ830の
入力に供給される。制御モードにおいてはACSも又S
MPMもまつたくアクセスされないことに注意を要する
。しかし、処理装置はSSYN信号の受信を待機するか
、そうでなければタイム・アウトされる。このために、
このシステムがSMPMモードで作動される場合に発生
されるのと全く同じような言わゆる゛人為的”SSYN
信号を発生することが必要である。ゲート734の出力
はCW導体748に接続されている。この導体は、丁度
SMPM−D導体924がこのゲートの別な入力に接続
されているのと同じ様にオアゲート1062の1つの入
力に接続されている。Cw導体748が高レベルになる
場合、それはその処理装置へのSSYN信号の伝達を制
御する。すなわち、その制御はシステムがSMPMモー
ドで作動されるときに高レベルになるSMPM−D導体
の制御の下でかXる信号が伝達されるように行われる。
CW信号はその処理装置からのMSYN制御信号の受信
に際して即座にゲート734にて発生されることに注意
されたい。すなわち、SSYN信号の発生に関する限り
、SMPM−D信号はそのシステムがSMPMモードに
おいて動作されるときに遅延されるので、それを遅らせ
る必要はないのである。
と言うのは、そのシステムカ穐1J御語モードで作動さ
れる場合、SMPMはアクセスされないのである。そこ
に含まれている機能は2つの8ビツトラッチへのデータ
語の単なる書込みであつて、これは迅速に行われるため
に、MSYN信号が受信された直後にSSYN信号が発
生されることとなる。優先論理回路第7〜第13図のシ
ステムは1つのUNIBUSを介してPDP−11処理
装置にまた別な内部UNIBUSを介して64Kサイズ
までのACSに接続されている。
しかし多くの応用においては、2つの別々な処理装置に
同じ計算器記憶装置へのアクセスをさせることができる
と言う利点がある。本発明に関して、このような場合、
第1のシステム(第7〜第13図)は第1の処理装置U
NIBUSに接続されている各種受信器および駆動器(
第10図および第12図)を持ち、そして第2のシステ
ム(第7〜第13図)は第2の処理装置UNIBUSに
接続されている各種受信器および駆動器を持つことにな
る。
両システムは共有のACSl3OOから延びている線に
並列に接続されているそれらの内部母線(第13図の右
側で)を有している。しかしながら、もしもかkる簡単
な並列接続を用いると、ある処理装置がすでにACS上
に動作しているのに、別な処理装置がACSをアクセス
しようとする場合には、動作に関し不都合が生ずること
がある。このために、各システムはその不都合を解消す
るための優先性論理回路を含む必要がある。かXる優先
論理回路は第15図および第16図において示されてお
り、第15図は第16図の左側に置かれるものである。
ACSl3OOの左側に対するこれら2つの図における
回路は各システムにおける第13図での回路で代用され
るものであり、ACSを有している2つのシステムから
の種々な線は内部UNIBUS上で並列に接続されるも
のである。たいていの場合、第15図は第13図の回路
を含み、優先論理回路の大半が第16図において示され
ている。(第13図におけるものと同じである第15お
よび第16図における要素には同じ参照数字が付与され
ている。)優先論理回路は、その内部UNIBUSが別
なものk制御下にある場合、処理装置がACSをアクセ
スするのを阻止する。
第15図の左側にある導体およびケーブルぱ第13図の
左手にあるものと同じである。従つて、第15および第
16図において示されている回路は第13図において示
されている回路と置き換え得る。第16図の右側には、
ACSl3OOが示jされている。2つの別々なシステ
ムからの導体およびケーブルはACSに並列にして(従
来のUNIBUS接続の場合における如く)接続されて
おり、1組の引き上げ抵抗器(示されていない)がその
母線のために与えられていることを理解さ jれたい。
各システムの優先論理回路は第16図の底部において示
されている5つの端子WDl*,WD2*,SS,EC
l木およびEC2木を含んでいる。
2つのシステムが並列に接続される場合、1つば゛マス
ター゛(高優先性)として選択され、そして他ばスレー
ブ”(低優先性)として選ばれる。
各システムにおける5つの端子は第17図において示さ
れている如く接続される。マスターのWD2*端子はス
レーブのWDl木端子に接続さ,れており、マスターの
EC2*端子はスレーブのECl木端子に接続されてお
り、そしてスレーブのSS端子は接地されている。すべ
ての他の端子は規定した接続を有していない。標準とし
て、もしも2つの完全なシステム(第7〜第12図、第
・15図および第16図)が同じ筺体に含まれるものと
すると、各システムは単一の回路基板上に含まれ、第1
7図において描写されている10本の端子がその裏面に
現われる。従つて、必要なジアッパー接続は容易に行わ
れる。引き上げ抵抗器1650および1652が与えら
れているので駆動用ゲート1624,1630および1
638はオープンコレクタータイプとすることができる
。以下の記載から明らかになるように、別なシステムを
マスターに仕立てるのはスレーブにおけるSS端子の接
地である。仮りに、唯1つのシステムがACSに接続さ
れるとすると、その端子に対しては何等の接続もなされ
ない。SS端子は接地されていないので、単一システム
がマスターとして作動する。たとえ唯1つのシステムが
内部UNIBUSに接続されているとしても、二方式の
場合と同様にACSに対する優先論理回路はなおも必要
である。従つて、すべてのシステムは、その優先論理回
路がACSに接続されている単一システムに対しては本
当に必要としない場合でさえ、全く同一に作られる。ス
レーブシステムにおけるSS端子の接地はそれぞれのゲ
ート1630の出力を高レベルに維持する。
従つて、そのスレープはそのECl*端子を低レベルに
できない。代つて、スレーブにおけるECl*端子は、
マスターがそのEC2*端子を低レベルにさせる場合に
、配線切換接続によつてのみ低レベルにできる。以下の
記載から明らかになる如く、どのシステムが内部UNI
BUSを制御するかを決定するのはマスターにおけるフ
リツプ・フロツプ1606の状態である。
マスターにおけるゲート1626への入力のいづれかが
低レベルになるとき、UNIBUSに対する要請が行わ
れる。マスターは、ゲート1926の1つの入力に接続
されているWD木導体912が低レベルになる場合にか
Xる要請を実施する。スレーブにおける同一の導体が低
レベルになるとき、信号がスレーブのWDI木端子に現
われる。
WDl*スレーブ端子からWD2*マスター端子への配
線切換接続はゲート1626の他の入力を低レベルにさ
せてそのスレーブによるUNIBUS制御に対する要請
を示す。UNIBUS制御に対する要請はシステムのE
Cl木端子が低レベルになる場合に認められる。
マスターがスレーブのものを含めたすべての要請を容認
する。マスターがそれ自体の要請を認めると、ゲート1
630の出力は低レベルになり、低電位を直かにそのE
Cl*端子に供給する。同時に、そのマスターにおける
ゲート1638の出力は高レベルを維持し、スレーブの
ECl木端子を第17図での最も右側の配線切換接続に
より高レベルに保つ。そのスレーブはECl*端子を直
か bに低レベルにさせることは出来ない。すなわち、
スレーブにおけるSS端子接地接続はスレーブにおける
ゲート1630の出力がそのECl木端子から引き下げ
られるのを阻止している。スレープのECl*端子はマ
スターにおけるEC2木端子 1cが低レベルになると
きにのみ低レベルになる。まず、内部母線が使用されて
おらず、その使用に対する要請がマスター装置にて成さ
れる場合を考える。マスターにおけるフリツプフロツプ
1604は通常は1の状態にあつて、従つてその 1Q
出力は高レベルにある。これはゲート1616の1つの
入力を有効にする。内部母線は使用されていないので、
SSYN導体1362は高レベルに、そしてインバータ
1336の出力は低レベルにある。この低レベルの信号
はインバータ16182にて反転され高電位をゲート1
616の第2の入力に供給する。しかし、ゲー口616
の第3の入力は通常は低レベルにあるゲート1626の
出力に接続されている。このゲートの出力は、その入力
が通常高レベルにあるので普通では低レベルンにある。
ゲート入力の1つは通常高レベルにあるWD*導体91
2(同じシステムにおいては、マスター)に接続されて
いる。ゲート1626の別な入力はマスターWD2*端
子に接続されている。この端子は配線切換を介して通常
高レベルにある,スレーブでのWDl木端子に接続され
ている。ACSへのアクセスに対する要請がそのマスタ
ーシステムによつて成されるや否や、マスターにおける
WD*導体912は低レベルになり、ゲート1626の
出力を高レベルにさせる。この時点で、ゲート1616
が動作し、正のステツプをフリツブフロツプ1606の
CLK(クロツク)入力に供給する。このフリツブフロ
ツプは、正のスブツプがそのCLK入力に印加されると
き、そのD入力に加えられる電位に従つた状態をとる。
そのD入力は始めの位置におけるフリツプフロツプのク
ロツク動作を制御するWD′+導体912に接続されて
いる。従つて、ACSへのアクセスに対する要請がマス
ターにて成されるときは、0がそのマツスターフリップ
フロップ1606に記憶され、そしてそのフリツプフロ
ツプのQ出力はQ出力が高レベルになるときに低レベル
に切換えられる。
フリツプフロツプのO出力はゲート1630の1つの入
力に接続されている。そのゲートの別な入力は抵抗器1
622を介して電位源1620に接続されている。その
ゲートのこの別な入力はSS端子に接続されてはいるけ
れども、マスターにおけるSS端子への接続は成されて
いない。結果的に、そのマスターにおいて、ゲート16
30のこの入力は常に高レベルにありそしてフリツプフ
ロツプ1606のQ出力が高レベルになるときにゲート
1630の出力は低レベルになる。ACSについてのア
クセス動作を制御するのはこのゲート(端子ECl木上
)の出力における低電位である。インバータ1628が
その信号を反転するので、高電位が導体1644に供給
される。この導体は駆動器1302および1344のイ
ネーブル(ENABLE)入力に直かに延びている。結
果的に、制御およびアドレス情報はACSに供給される
。この導体はまたゲート1334の1つの入力に延びて
おり、その別な入力はC1制御導体に接続されている。
ゲート1134は動作して第13図での同一番号のゲー
ト機能と同じように書込み動作の場合にドライバー13
10を有効にさせる。導体1644はまたゲート150
8の1つの入力に接続されており、これに対する別な入
力は導体1602を経てインバータ1336の入力に接
続されている。ACSがSSYN′信号を発生する場合
、ゲート1508は、第13図において示されている回
路での如く、導体1308へのSSYN!信号の適用を
制御するために動作する。第13図を参照して、ACS
への母線上におけるビツト信号を設定した後までACS
へのMSYN信号の発生を遅らせるために、インバータ
1318の出力に遅延が与えられている。
同じ遅延が第16図の回路にも与えられている。マスタ
ーゲート1630の出力が低レベルになつた後40ナノ
秒してからMSYN′信号が発生される。如何にして、
その遅延が発生されるかは以下に記述される。マスター
におけるフリツプフロツプ1606がOの状態にあると
すると、フリツプフロツプのQ出力は低レベルにある。
その結果、ゲート1638の出力は高レベルにある。マ
スターでのEC2木端子における高電位は第17図にお
いて示される如くジアッパー接続を介してスレーブのE
Cl*端子にまで延びている。スレーブでのECl*端
子におけるその高電位はスレーブにおけるインバータ1
628および1632の出力が低レベルになるのを防止
し、その結果、そのスレーブシステムは内部UNIBU
Sの制御を行なうことができない。スレーブシステムは
ゲート1630を含んではいるけれども、その出力はそ
のECI*端子に接続され、スレーブユニツトにおける
ゲート1630への1つの入力は接地されているSS端
子に接続されている。結果的に、スレーブにおけるゲー
ト1630の出力はスレーブにおけるECl*端子を低
レベルに引くことができない。ACSがマスターからの
制御線の状態にて指令される動作を実行した後、SSY
N′導体1362は低レベルになる。インバータ133
6の出力は高レベルになつて、前述の如く、ゲート15
08の出力を高レベルにするように制御する。この時点
で、インバータ1618の出力が低レベルになるので、
ゲート1616の出力が低レベルになる。フリツプフロ
ツプ1606のクロツク入力における負のステツプはそ
のフリツプフロツプの状態には何も影響しない。重要な
事は、たとえそのスレーブが内部UNIBUS上におけ
る制御を得るのを待つているとしてさえ、それはゲート
1616が再度動作するまではそうすることができない
ことである。そして、それはSSYN線が回復されそし
てゲート1618の出力が高レベルになつた3後でのみ
行われる。すなわち、どのシステムがACSへのアクセ
スを有するかを制御するマスターにおけるフリツプフロ
ツプ1606の状態は、進行中における動作が完了され
た後まで変らない。マスターにおけるECl*端子は低
レベルを維持,しそしてマスターにおけるEC2*端子
は全ACS動作を通して高レベルを維持する(スレーブ
におけるECl*端子を高レベルに保持)。SSYN′
線が回復すると、マスターでのフリップフロップ160
6は、もしもそのスレーブが内部4UNIBUSの制御
を所望するならば、以下において記述されるように、そ
の状態を変えることができる。しかし、もしもそれが制
御を要望しないならば、ECl木およびEC2*端子上
における電位は変らない。(駆動器1302および13
44は有効のま匁であるが、しかしそれは重要ではない
。ACSは、それがMSYN信号を受信するまで機能し
ない。)もしも、マスターが再び動作を要請するならば
、そのWD木信号はゲー口626および1616を経て
通過され、そしてマスターフリツプフロツプがクロツク
駆動される。
導体912は再び低レベルになるので、そのフリツプフ
ロツプはOの状態に止どまり、そしてECl木およびE
C2木端子における電位レベルの変化はない。もしも唯
一のシステムが内部UNIBUSに接続されるならば、
それはすぐ上で述べられた如くマスターとして動作する
EC2*端子における高電位を抑止することはそこに抑
止しなければならないスレーブがないので必要でないが
、しかしそれにもかXわらずその信号は発生される。ス
レーブからの通常の高電位はマスターにおける端子WD
2木には現われないけれども、ゲート1626の最も右
手にある入力は抵抗器1650を介した電位源への入力
の接続によりなおも高レベルに維持される。こXでスレ
ーブシステムが、WD木導体を低レベルにしてACSへ
のアクセスを要請すると仮定する。
各々のシステムにおいては、ゲート1624の1入力が
抵抗器1646を介して正電位に接続されている。かく
して、ゲート1624の入力における電位はそれぞれの
WD木導体の電位に従う。スレーブにおけるWDl水端
子が第17図において示されている如きジアッパー接続
により低レベルにされると、マスターにおけるWD2木
端子は低レベルになり、そしてゲート1626の出力は
高レベルになる。もしも内部母線が既に使用中とすると
、それへのアクセスを得たマスターすなわちマスターに
おけるWD*導体912は低レベルにある。結果的に、
そのスレーブが動作を要請するときには、マスターにお
けるゲート1626の出力は既に高レベルにある。しか
しゲート1616はインバータ1618の出力が低レベ
ルにあるため他のクロツク信号を発生できない。SSY
N′線1362の回復に続いて、マスターにおけるWD
*導体が高レベルになる後でのみ、ゲート1616がク
ロツクステツプを発生する。かくして、そのスレーブが
動作を要請する場合、マスタ一フリツプフロツプ160
6は、その母線が使用されていないか或は母線が空とな
つた直後にそれがクロツク作動されることを条件として
、直ぐにクロツク制御される。マスターフリツプフロツ
プ1606のD入力に接続されているマスターでのWD
*導体912はいまや高レベルにあるので、1がそのフ
リツプフロツプに記憶される。こkでWD2*導体は低
レベルにあるので、インバータ1640の出力は高レベ
ルにあり、ゲー口638の1つの入力を有効にする。マ
スターにおけるフリツプフロツプ1606のQ出力が高
レベルになると、ゲート1638の出力は低レベルにな
る。マスターのEC2*端子における低電位はジアッパ
ー線を介してスレーブのECl*端子にまで延びている
。スレープでのこの端子における低電位は、マスターで
のこの端子における低電位がマスターによるACSのア
クセス動作を制御するのと全く同様に、スレーブによる
ACSについてのアクセス動作を制御する。スレーブは
その動作が完了されるまで内部UNIBUS上での制御
を維持する。一旦フリツプフロツプ1606が1の状態
にセツトされると、マスター(優先性を決定する)はス
レーブにACSへのアクセスを続けさせる。
スレーブにおけるWD木導体が低レベルにあるときはい
つでも、スレーブのWDl*端子、ジアッパー接続、マ
スターのWD2木端子、マスターにおけるインバーター
1640とゲート1638、マスターのEC2*端子、
そしてスレーブのECl*端子への別なジアッパー接続
を介して信号が伝達される。
スレーブのECl*端子は、そのWD*導体912がA
CSアクセスを制御するために低レベルを維持する限り
、低レベルを維持する。こXで重要なことは、マスター
でのフリツプフロツプ1606はどのシステムが内部U
NIBUS上での制御を担うかを決定し、そしてクロツ
クステップはSSYN線が高レベルにあるときすなわち
母線が使用されてないときにのみフリツプフロツプのC
LK入力に供給できるかということである。
一旦母線が使用されると、マスターフリツプフロツプ1
606の状態はその母線が自由になつた後でも変らない
。フリツプフロツプ1606の状態を制御するのはマス
ターにおけるWD8導体912上における電位であるた
めに、どのシステムがマスターにおけるゲート1626
の出力を高レベルにさせる(母線が自由になるや否やフ
リップフロツプクロツク信号を発生させる)かは問題で
はない。クロツク信号が発生されるときにフリツプフロ
ツプ1606の状態を決定するのはそのWD*導体91
2の状態であるために、マスターシステムとしては優先
性を有している。いづれかのシステムにおけるWD*信
号の出現とそれぞれのMSYN信号の発生との間におけ
る40ナノ秒の遅延は抵抗器1636およびコンデンサ
1634にて制御される。
インバータ1654および1632の各々は開一コレク
タ出力と引き上げ抵抗器として機能する抵抗器1636
とを持つているので、2つのインバータは共にワイアー
ドオア接続できる。インバータ出力での両トランジスタ
がオフであるときのみ、コンデンサ1634は充電を開
始し、40ナノ秒後、インバータ1656への入力はM
SYN信号を発生するに十分なだけ高レベルになる。そ
の40ナノ秒遅延はWD木導体とECl木端子の両方が
低レベルにあるときのみ行なわれる。いづれかのシステ
ムが変更を要請するとすると、マスターフリツプフロツ
プ1606の状態すなわちその要請をしているそのシス
テムでのECl*端子が40ナノ秒遅延期間を開始させ
る。フリツプフロツプがO(マスター制御)状態にある
場合に対してはワイヤーオア接続が要求される。マスタ
ーが母線の制御を行なうものと仮定する。
かXる場合にはたとえその母線が自由であるとしてもマ
スター端子ECl*は低レベルに止どまる。コンデンサ
1634を低電位にクランプしているのはインバータ1
654の出力である。インバータ1654の出力がその
コンデンサをクランプしないのはマスターWD木導体9
12が低レベルになる場合のみであり、コンデンサは充
電を開始し、40ナノ秒後にMSYN′信号が発生され
る。他方、スレーブが母線の制御を行なうものと仮定す
る。母線が自由になるとすぐに、スレーブにおけるEC
l*端子は高レベルになる。次のスレーブWD木信号が
発生されると、スレーブECl*端子は低レベルになる
。かくして、そのスレーブにおいて、インバータ163
2はコンデンサ1634を使用されている母線間でクラ
ンプする。インバータ1654は必要とされない。イン
バータ1654が必要とされるのはマスターにおいての
みであり、更に、マスターECl木端子は使用されてい
る母線間で低レベルを維持してるので、動作の要請が始
めに成される場合に40ナノ秒の遅延を開始させるのは
そのマスターが母線についての制御を有する場合のみで
ある。インバータ1654はその遅延期間を開始させる
のに単独で使用できない。
何故ならば、(・づれかのシステムにおけるWD木信号
はもしも別なシステムが母線の制御を持つものとすると
MSYN′信号を導入しないためである。遅延期間が始
まるのはWD*信号の発生されたシステムが母線の制御
(ECl*端子が低レベルになる)を得る場合だけであ
る。ワイヤーオア接続は、あらゆる場合において、WD
′+′導体が低レベルになりそしてシステムがその母線
の制御を得てから40ナノ秒してのみ、MSYN′信号
が発生されるのを確実にしている。正電位がフリツプフ
ロツプ1604のCL(クリアー)入力とフリツプフロ
ツプ1606のPS(プリセツト)入力とに供給される
高電位に維持されているときのフリツプフロツプのこれ
らの入力はそれらフリツプフロツプの状態には影響しな
い。フリツプフロツプの状態を左右するのは入力の1つ
における低電位のみである。マスターフリツプフロツプ
1606のCL入力はまた高レベルにある。スレーブに
おけるこのフリツプフロツプのCL入力がスレーブのS
S端子の接地に基づいて低レベルにあるうちは、0を記
憶させ、そのスレーブにおけるフリツプフロツプ160
6は全く何も制御しない。内部UNIBUSの使用に対
するいづれかのシステムによる新しい要請が認められる
のは、SSYN信号がACSにより導体1362上に回
復された後においてのみである。
SSYN′信号が高レベルになるまで、ゲート1616
は新しいビツト値をフリツプフロツプ1606に供給す
るよう作動できない。しかしながら、この一般的規則に
対しては1つの例外がある。すなわち、DATIP動作
の場合、母線についての制御を有するシステムは直ちに
追従する書込み動作の終止後迄それを維持していること
である。
これは、次の理由に因るものである。すなわち、DAT
IP動作は記憶装置での同じアドレスにおける書込み動
作(同一処理装置の制御下において)が追従されねばな
らないことである。第15図の頂部におけるCO導体は
インバータ1502を介してゲート1504の1つの入
力に延びている。C1導体はそのゲートの1入力に直か
に延びている。もしもCO.Cl制御ビツトが符号10
を表わすとすると、ゲート1504が動作し、導体15
06が低くなつてDATIP動作を表わすことになる。
(マスターにおけるこのゲートは、もしもそれが母線を
制御するスレーブである場合でさえ作動する。すなわち
、ACSにまで延びている2つのシステムのそれぞれの
COおよびC1線は一緒に接続される。)導体1506
はフリツプフロツプ1604のD入力に接続されている
。SSYN信号がDATIP動作中にACSにて外部に
出されるとき、正のステツプがフリツプフロツプ160
4のCLK入力に現われる。この時点で、0がそのフリ
ツプフロツプに記憶されそしてQ出力が高レベルになる
。結果的にゲート1616が不可能化され、そしてフリ
ツプフロツプ1606の状態は、フリツプフロツプ16
04のQ出力が高くなるまで、変えられない。このこと
は、後続する書込み動作の間に生起される。こXで再度
、フリツプフロツプ1604のCLK入力はクロツク作
動されるが、しかし今や導体1506は高電位にあるの
で、1がそのフリツプフロツプに記憶される。書込み動
作の直後、フリツプフロツプ1606の状態は、母線に
ついての制御を持たないそのシステムが続いてそれを所
望することを条件として変更され得る。フリツプフロツ
プ1604は、書込み動作が前以つて設定された時間間
隔(例えば、10マイクロ秒)内にDATIP動作に追
従しない場合には、1の状態に自動的にりセツトされる
フリツプフロツプ1604がその正常な1の状態にある
場合、その寛出力は低レベルにある。結果的に、トラン
ジスター1608のベースはダイオード1614を通し
て低電位に戻され、そしてそのトランジスターを0FF
に維持する。抵抗器1648を通して正電位に戻される
フリツプフロツプのPS入力はそのフリツプフロツプの
状態に対して何の影響も与えない。コンデンサ1612
は放電されたままにある。しかし、フリツプフロツプ1
604がオン状態に切換えられるや否や、Q出力が高レ
ベルになる。この時点でのダイオード1614は逆バイ
アスされており、そしてコンデンサ1612は抵抗器1
610を介して充電し始める。そのコンデンサがトラン
ジスタ1608を導通させる点にまで充電されると、低
電位がフリツプフロツプ1604のPS入力に印加され
る。これがそのフリツプフロツプを1の状態に切換える
ので、Q出力は高レベルになりそしてQ出力は低レベル
になる。こXで、コンデンサ1612はダイオード16
14を通して放電し、トランジスタ1608は非導通と
なり、そしてフリツプフロツプ1604はその正常な1
の状態を維持する。この時間切れ機能はまた電力が初め
て供給された場合におけるフリツプフロツプの状態を1
におくことを制御するので、いづれかのシステムがフリ
ツプフロツプ1606の状態を制御してACS゛へのア
クセスを得るようにする。本発明が特定の実施例に関連
して記述されてはいるけれども、この実施例は本発明の
原理を応用した単なる例に過ぎないことを銘記されたい
当業者においては本発明の精神およびその範囲から逸脱
することなく幾多の変更および修正が可能であろうこと
は明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム内における計算機アドレス空
間と蓄積場所との間における関係、ならびにそれが制御
モードで動作される場合にそのシステムに記憶されてい
る制御語により表わされる情報を示している概略図、第
2図はシステム動作が直接モードで実施される場合のプ
ロツク図、第3図はシステム動作がマツピングモードで
実施される場合のプロツク図、第4図はシステム動作が
SMPMモードで実施される場合のプロツク図、第5図
はシステム動作が4つのスタツキングモードで実施され
る場合のプロツク図、第6図はスタツクおよびマツプポ
インターメモリでの各スタツクポインタ一と関連した全
SMPMおよびアドレス空間のスタツク領域における8
つのアドレスを拡張された形態で示している図、第7〜
第13図は第14図において示されている如き配列をも
つて使用される本発明の好ましき実施例の電気的回路図
、第15および第16図は、第15図が第16図の左に
置かれて一体として構成されるもので、これらの図が2
つの別々なシステムの各々において第13図と入れ変え
た場合、別々な処理装置にて制御される両システムは同
じ補助計算機記憶装置へのアクセスを得るべく共通の母
線系に接続され得る優先論理回路のプロツク図、そして
第17図は優先論理回路を有する2つのシステムの各々
の5つの端子において必要とされる帯金接続を示してい
る図である。 なお図で710・・・・・・8ビツトラツチ;714・
・・・・・8ビツト比較器;721,732・・・・・
・比較器;730,802,804・・・・・・アドレ
ススイツチ;806,808,832,834,121
6・・・・・・加算器;831・・・・・・ラツチ;1
002・・・・・・アドレス受信器;1004・・・・
・・データビツト受信器;1006,1302・・・・
・・制御1駆動器;1008・・・・・・電力センサー
;1100・・・・・・SMPMプロツク;1112・
・・・・・8−ビツト選択器;1116・・−・・・選
択器兼入力レジスタ;1202・・・・・・データ選択
器;1204・・・・・・データ駆動器;1206・・
・・・・データ受信器;1208,1210,1218
・・・・・・データ選択器;1300・・・・・・補助
記憶装置;1310・・・・・・データ駆動器;131
2・・・・・・データ受信器;1316・・・・・・デ
ータ選択器兼レジスター;1344・・・・・・アドレ
ス駆動器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各々がそれぞれのアクセスアドレスを有する第1の
    複数の記憶場所(第1図、ACS;第13図、1300
    )と、各々がそれぞれのアクセスアドレスを有する第2
    の複数の記憶場所(第1図、SMPM;第11図、11
    00)であつて、そのうちの少なくともあるものは前記
    第1の複数の記憶場所のいくつかのアクセスアドレスを
    含むために用いられるものと、複数のデータ線(第12
    図の最下部の“PDP−11Unibusへ”の単一ケ
    ーブルで示される16本の線)と、前記データ線と前記
    第2の複数の記憶場所のうちの選択された1つまたは計
    算されたアクセスアドレスを持つ前記第1の複数の記憶
    場所のうちの選択された1つのいずれかとの間でデータ
    を転送するためのデータ転送手段1204、1206、
    1310、1312、1116と、複数のビット値を有
    するメモリーアドレスを受信するための複数のアドレス
    線(第10図の下右のブロック1002にいたる単一ケ
    ーブルで示される18本の線)と、前記アドレス線によ
    つて受信されたメモリーアドレスがメモリーアドレスの
    幾つかの所定のグループのうちの1つに含まれているの
    を確かめるための検証手段710、720、714、8
    32、834、806、808、830、802、80
    4と、前記第1または第2のいずれかの複数の記憶場所
    のための1つのアクセスアドレスを計算して前記データ
    転送手段で使用するために、前記検証手段の動作に応答
    する計算手段1210、1218、1216とを備え、
    前記計算手段は、前記第2の複数の記憶場所のうちの識
    別された1つの内容を使用して前記第1の複数の記憶場
    所のうちの1つの記憶場所のアクセスアドレスを計算す
    る手段1112、1216を含み、その計算の動作は、
    受信されたメモリーアドレス内に収容された少なくとも
    いくつかのビットの値に従つて、前記第2の複数の記憶
    場所のうちの前記識別された記憶場所の内容に関する所
    定の計算を行うことにあり、更に前記計算手段は、メモ
    リーアドレスのどの所定のグループが受信されたメモリ
    ーアドレスを含んでいるかに依存した幾つかの異なるモ
    ードのうちの1つで動作する多重モード記憶装置。
JP50022972A 1974-02-26 1975-02-26 多重モ−ド記憶装置 Expired JPS595936B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US446116A US3914747A (en) 1974-02-26 1974-02-26 Memory having non-fixed relationships between addresses and storage locations

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Publication Number Publication Date
JPS50126135A JPS50126135A (ja) 1975-10-03
JPS595936B2 true JPS595936B2 (ja) 1984-02-08

Family

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JP50022972A Expired JPS595936B2 (ja) 1974-02-26 1975-02-26 多重モ−ド記憶装置

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JP (1) JPS595936B2 (ja)
CA (1) CA1011001A (ja)
DE (1) DE2506733A1 (ja)
FR (1) FR2262372B3 (ja)
GB (1) GB1495332A (ja)
IL (1) IL46475A (ja)

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