JPS595701Y2 - ヘルメット用防雨具 - Google Patents

ヘルメット用防雨具

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JPS595701Y2
JPS595701Y2 JP1977108264U JP10826477U JPS595701Y2 JP S595701 Y2 JPS595701 Y2 JP S595701Y2 JP 1977108264 U JP1977108264 U JP 1977108264U JP 10826477 U JP10826477 U JP 10826477U JP S595701 Y2 JPS595701 Y2 JP S595701Y2
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JP
Japan
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eave
windshield
window
helmet
eaves
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JP1977108264U
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JPS5447524U (ja
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貞吉 今井
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、降雨時において、防雨設備のない自転車、
オートバイなどの乗用、具を運転する場合に使用して、
視力の保全に最適なヘルメット用防雨具に関するもので
ある。
自転車、オートバイなどの乗用具を運転する場合にかぶ
る従来のヘルメットには、顔面防雨装置が全くないもの
から完全防水型のものまで各種あるが、完全防水型のも
のから顔面防雨装置が全くないものまで、いずれも、降
雨時における運転者の視力保全の面で効果のある防雨具
を装備したものはなく、降雨時の運転の場合、雨滴、お
よび前走車が跳ね上げた路上の汚水などに起因する運転
者の視力に対する障害、または妨害を安全に且つ充分に
防止するのが極めて困難であった。
顔面防雨装置が全くない場合は、水滴(水滴は、雨滴、
汚水滴などを一括して表す)などが目に入るのを防止で
きないため、その水滴で視野がは゛やけたり、あるいは
目を痛めるなどの視力障害を起し易い。
普通の庇および、顔面全体を覆う風防を装着した開口部
が広いヘルメットの例では、風防に水滴が付着すれば、
水滴は不定形のレンズと化し、透過光が乱屈折して目に
入るため強度の乱視状態となり前方が良く見えなくなる
この現象は夜間において特に著しく、対向車のライト(
濡れた路面からの反射光も含む)を受けた場合に完全に
視力を妨害され盲目状態となる。
この現象は風防などの透明物体が目の前にある場合はい
づれも同様で、したがって、このような状態を防ぐには
庇の先端を下げるため下を向き、片手運転をしながら風
防に付着した水滴を手指などで始終拭き取るか、あるい
は、風防を目の前から下げて直接前方を見る以外ないが
、風防を下げた場合、間近の路面は一時的に見ることが
できるが、庇の長さが充分でないため空いたところから
水滴が入り、目に直接、または目の付近、風防の上端に
当たった水滴の飛沫が目に入るのを防止できず視力障害
を起し、同時に、水滴などが首筋に流下して不衛生であ
り不快であった。
この例のように、従来のヘルメットのなかでも防水面が
比較的よいもの、または完全なものでも、降雨時の視力
保全が充分にできないため止むを得ず、下向き、片手、
盲目運転などとなり、非常に危険で交通事故などを起し
易い。
雨滴を防ぐには、従来の庇では長さが不充分なので、オ
ートバイなどの通常の走行速度、雨滴の落下速度、角度
、風圧などを勘案して庇を長くすればよく、目および顔
面に当る雨滴はある程度防ぐことができる。
しかし、長い庇は晴天時には邪魔になる欠点か′生じる
また、庇だけでは防げない雨滴、および汚水滴を防ぐ目
的で従来の風防を使用すれば、前に述べた理由で視力を
妨害されるので危険を冒しながら拭き取らねばならない
が、プラスチックの風防はガラスに比べ硬度が低いので
傷がつき易く、泥混りの汚水滴などを始終拭き取ること
により透明度が悪くなる欠点がある。
この考案は、これらの欠点を除くために、ヘルメットに
伸縮自在の庇および、眼部に巾の狭い横長の窓を設けた
風防を取り付けて、視力の保全および、防雨、防水が充
分にできるようにしたものである。
これを図面に基いて説明すれば、伸縮自在庇は第1図に
示すように、二重構造の主庇1と、これに挿嵌した透明
なプラスチックの補助庇2とで構威してある。
主庇1の前端の内側には、第2図に示すように一対の鉤
状の突縁3を形或してあり、この突縁3は、主庇1に挿
嵌された後端に主庇1の内面と摺動し主庇1の突縁3と
嵌脱自在な突縁3′を形或した補助庇2を挾み、また、
補助庇2を引き出した場合に嵌合して補助庇2の脱落を
防ぐとともに、補助庇2に強い風圧がかかった場合に、
主庇1の前端が開き補助庇2が上下に煽動するのを防止
する。
このように構威した伸縮自在庇は、主庇1の後端に形或
した取付部4によってヘルメット5の前部に、リベット
6、または、ねじ、接着剤などで固着する。
これとは別に、ヘルメット5の側面には、第3図に示す
ように、風防7を取り付ける取付部8を形或して、ねじ
穴9,9′を設け、後部のねし穴9′のそばに磨擦板1
0を突設する。
この磨擦板10は、適当な磨擦性と若干の弾性があり、
擦れる力によっても変形することが少ない、例えば、ゴ
ム入りビニル、硬質ゴム、合或樹脂など必要な特性を備
えたものを使用する。
この磨擦板10は、風防7を締着した場合に押圧され、
運転中の動揺で風防7が自然にずれ動くのを防ぎ、さら
に、手動による上下角度の微調節ができる。
この取付部8は、第4図に示すように、ヘルメッI・に
設置してもよく、こうした場合は、取付部8が形或され
ていない従来のヘルメットにも、風防7を部品として装
着することができる。
次に、風防7は、透明なプラスチックで形或し、第6図
に示すように、前面の上部(使用者の目の前に該当する
部位)に、前方および左右を直接見るための巾が狭い横
長の窓11を設けてある。
12は窓11の下縁で前方に突き出してある。
窓11の上縁には排水溝13が下縁12より後退した位
置に形或され、側面に伸びた取付部8′には、支点穴1
4、および支点穴14を中心とした円周線上にあけた弧
状の上下調節穴15を設けてある。
窓11の巾は、水滴などが入るのを防ぐには狭い程よい
が、上下の視野との関連で、窓11と目との間隔が少な
ければ狭くし、多くする場合は少し広くしてもよく、9
mmを中心として約3mmから、15mm位の適当な巾
にすればよく、左右の視野は妨げないように形戒する。
窓11の下縁は、窓11の直下に当たった水滴の跳ね返
り飛沫が窓11の中に入るのを最少限に防止し、上縁の
排水溝13は、窓11の上部に当たった水滴が流下して
窓11に入るのを防止して側面に流すもので、使用した
場合に中高になるように形或され、且つ防水効果を上げ
るために、下縁12の前端より後退した位置に形或され
ている。
このように形或された風防7を、主庇1などに着くまで
押し上げた場合でも、補助庇の前端と窓11の下縁12
との間を通して見通せる視野を塞がずに、適当な隙き間
が残るように補助庇2の前端と窓11の下縁12の位置
を調整して形或、または、取り付けることが望ましい。
風防7は、取付部8′の支点穴14、風防調節穴15を
、ねじ16,16’によって貫通し、手指で可動なよう
に締着する。
第7図は、雨滴20および汚水滴21が風防7に当り飛
沫22が跳ね返るまでの経過を示すと共に、下縁12と
排水溝13の、水滴20.21と飛沫22の飛入防止効
果を示す説明図である。
第8図は、光線23が、透明物体24に雨滴20などが
付着したため乱屈折する状態を表したものである。
第9図は、本案の伸縮自在庇と風防を取付けたヘルメツ
}(a図)と、従来の庇、風防を取付けたヘルメツ}(
b図)との、雨滴20汚水滴21飛沫22の飛入防止効
果を比較した説明図である。
第10図は、本案の降雨時における使用状態を示し(水
滴は省略)第11図は晴天時に補助庇2を主庇1に収納
し、風防7を回動または付け直して主庇1にのせた状態
を示したものである。
このように構或した防雨具を装着したヘルメットを使用
すれば、引出した補助庇の前端と窓の下縁との間にでき
る直接見通せる隙き間の狭広を、降雨の状況、風向き、
風速、前走車の有無などによって適宜に変え、あるいは
、頭を軽く動かすなどして水滴が入るのを防ぎ、前方の
状況を直接見ることができるため、視力の保全、および
、顔面の防水が充分にできるので視力が正常な運転者は
もとより、従来の庇および風防では視力の保全が困難だ
った視力補正用メガネを使用している運転者の視力保全
効果は特に顕著である。
したがって、水滴などによる視力障害、防害に起因する
交通事故などを防止するのに効果があり、さらに、汚水
などによる不衛生で不快な面も除去できる。
また、この考案には次のような利点がある。
(1)補助庇および風防が透明なので、直接見通せる視
野外の状況もある程度判別でき目も疲れない。
(2)伸縮自在庇は日除け兼用になり、防雨だけを目的
とした場合は単独で取り付け使用することができ、他の
帽子にも利用することができる。
(3)窓付き風防は、水滴が付着しても始終拭き取る必
要がないので傷がつくことも少なく永く使える。
また、従来のヘルメットでも庇が長めならば取付部を設
置し、部品として取付けてもある程度の視力保全効果が
ある。
さらに着脱が自在なので晴天時には付替えるか廻動て、
短縮した庇の上に乗せれば装着したままでも邪魔になら
ず、急の降雨にも困らない。
この場合、はずしたねじは予備のねし穴にねじ込んでお
けば紛失のおそれもない。
(4)構造が簡単なので故障が少なく安価に生産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一部を切
欠し断面とした左側面図、第2図は第1図の庇部分の縦
断拡大断面図、第3図は風防取付部の分解拡大斜視図、
第4図は風防取付部の他の実施例を示す拡大断面図、第
5図は一部を切欠した平面図、第6図は一部を切欠した
正面図、第7図は窓上下縁の飛沫防止効果を示す説明図
、第8図は透明物体に付着した水滴を透過する光線の乱
屈折を示す説明図、第9図は防水、視力保全効果の比較
説明図、aは本考案、bは従来の庇、風防付きを示す、
第10図は本考案の使用状態を示す側面図、第11図は
晴天時の状態を示す側面図。 1・・・・・・主庇、2・・・・・・補助庇、3,3′
・・・・・・突縁、4・・・・・・主庇取付部、5・・
・・・・ヘルメット、6・・・・・・リベット、7・・
・・・・風防、8,8′・・・・・・風防取付部、9.
9’・・・・・ねじ穴、10・・・・・・磨擦板、11
・・・・・・窓、12・・・・・・下縁、13・・・・
・・排水溝、14・・・・・・支点穴、15・・・・・
・上下調節穴、16.16′・・・・・・ねじ、17・
・・・・・ヘルメット外殻、18・・・・・・緩衝材、
19・・・・・・予備ねし穴、20・・・・・・雨滴、
21・・・・・・汚水滴、22・・・・・・飛沫、23
・・・・・・光線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘルメット5の前部に取付けた伸縮自在庇は、二重構造
    の主庇1に挿装され鉤状突縁3,3′で固定される透明
    な補助庇2とで構或され、該伸縮自在庇と併用し、ヘル
    メット5に締着する上下可動式透明風防7は、その前面
    の上部に上下巾が狭く横長の窓11を穿設し、この窓1
    1に、前方に突出した下縁12を形成し、窓11の上縁
    に排気溝13を下縁12より後退した位置に設けたこと
    を特徴とするヘルメット用防雨具。
JP1977108264U 1977-08-12 1977-08-12 ヘルメット用防雨具 Expired JPS595701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977108264U JPS595701Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 ヘルメット用防雨具

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JP1977108264U JPS595701Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 ヘルメット用防雨具

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Publication Number Publication Date
JPS5447524U JPS5447524U (ja) 1979-04-02
JPS595701Y2 true JPS595701Y2 (ja) 1984-02-21

Family

ID=29053142

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JP1977108264U Expired JPS595701Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 ヘルメット用防雨具

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JPS6016725U (ja) * 1983-07-14 1985-02-04 本田技研工業株式会社 二輪車等のヘルメツト用バイザ−
JPS60105620U (ja) * 1983-12-21 1985-07-18 株式会社 マリツクス サンバイザ−
JP6362892B2 (ja) * 2014-03-19 2018-07-25 株式会社フジタ 頭部装着部

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JPS4119051Y1 (ja) * 1964-01-20 1966-09-06

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JPS4937119U (ja) * 1972-07-01 1974-04-02

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