JPS5956928A - 多品種用プレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外径寸法は同一でも、深さ寸法の異る多品種
の加工物を、金型を交換せずに連続して加工し得る多品
種用プレスに関するものである。

印刷インキ塗料等は、一般に空気に触れるとフ 硬化乾燥する性質があシ、容器に充填された場合でもそ
の表面に乾燥硬化皮膜を生ずるので、印刷インキ表面か
ら空気を遮断せねばならないので、以前よシパーチメン
ト紙、ワックス紙、プラスチックラミネート紙、グラス
チックフィルム等の中蓋が使用されてきた。

これら中蓋のインキ缶内へのセントは自動化されていた
り、又は人手で行なう場合でも能率向上ｖために、イン
キ缶内のインキ表面と外蓋とで形成される空間に嵌合す
るように容器形に予め成形した中蓋を使用している。し
かし、インキ缶等に収容する印刷インキ等の容量は、顔
料やビヒクル等の比重の差によりかなり変動するので、
品種や色相の変更による容量の変動に応じて使用できる
深さ寸法の異る中蓋を多品種用意しておかねばならなか
った。

もし、インキ缶等の内部に生ずる空間の深さと、中蓋の
深さ寸法とが一致していないと、インキ表面と中蓋との
間に空間が生じて乾燥皮膜を生じ／杜り、又は外蓋を容
器に嵌着させにくくなったり、内容物の一部が外部に漏
出するなどの欠点があった。

本発明は、これらの問題を解決するために、その都度金
型を交換しなくても、深さ寸法の異る容器（中蓋）を容
易に製造することができるプレスを提供しようとするも
のである。

以下、これの詳細を図面に示す実施例について説明する
。

第１図において、■は装置全体の外殻を構成するフレー
ムで、窓２により、すくなくとも両側方の一部が開放訟
れたシリンダー構造を呈する外殻である。この内部に嵌
め込壕れたピストン状の昇降フレーム３に直結したピス
トンロッド２５と、ピストン２６、シリンダー２７、及
び、図示しないが、給排油孔２８．２８°と結合してい
る油圧ポンプや制御装置等の働きにより、昇降フレーム
３の下端部２９が、固定フレーム６の上端部３０に接す
る位置筐で上下方向に移動させる１の上部内面に備えた
案内ローラ５、もしくは他の適当な部材からなる案内機
構によって、昇降運動、のみ可能であるようにされてい
る。

６は固定フレームであり、８は昇降フレーム３の内部に
形成された上部シリンダーで、ピストン９を有し、１０
はそれのピストンロッドであり、その下端に上部可動ブ
ロック１１が取り付けられている。上部可動ブロック１
１は、昇降フレーム３の下部に下方に向けて開孔した空
間部１２の側壁と摺動可能に接している。固定フレーム
６の上端には、前記開孔部に対応した位置に同形、同人
の開孔部を有する空間部１７を上方に向けて開放きせで
ある。１３は固定フレーム６の内部に形成された下部シ
リンダーで、ピストン１４を有し、１５はそれのピスト
ンロッドであり、その上端には、下部可動ブロック１６
が、空間部１７の側壁と摺動可能に接している。１８．
１８゛は、シリンダー８内の上下２個所に設けられた給
排油孔であり、　　１９．１９’はシリンダー１３内の
上下２個所に設けられた給排油孔である。

これら］８．１８１．１９．１９１の給排油孔は、図示
しない公知の適当な油圧ポンプや制御装置と管路により
接続されている。

好寸しくけこの油圧制御をコンピー−クーを利用して行
えば正確かつ迅速に行なうことができる。２０は紙やプ
ラスチックや金属ホイル等からなるフィルムやンートを
巻いたロールでアリ、昇降フレーム３には上刃２１が、
固定フレーム６には下刃２２が取り付けられている。２
３は打抜き屑を再度巻きとったロー　ルである。

なお、２４は据付は床面である。

第２〜４図は本発明のプレスの部分的拡大図であるが、
寸づ、第２図の如く上部可動ブロック１１と、下部可動
ブロック１６會油圧力によって画定距離だけ下方に移動
させる。つまり、上部可動ブロック１１は昇降フレーム
３の下端面２９よりも突出させ、下部可動ブロック１６
は固定フレーム６の上端部面３０よりも、前記の突出さ
せた長さに応じて没入させると、突出した上部可動ブロ
ック１１はプレスの雄型１１　ａとなり、没入した下部
可動ブロック１６の上面と、下部空間部１７の一部が、
露出して生じた側壁３１とで構成される凹部３３はプレ
スの雌型となるので、本発明のプレスは油圧力を制御す
るだけで、深さ寸法の異る雌雄型を容易に得ることがで
きるのである。

第３図の如く昇降フレーム３を下降させると、まず上刃
２１及び下刃２２により紙寸たけプラスチックやホイル
等よシなるフィルムやシート２５を、円形、角形等の適
宜形状に打抜き、昇降フレーム３の下端面２９と、固雉
フレーム６の下端面３０によって縁３２ａを押えられな
がら雄型］、　１　ａにより雌型３３の中に絞り込葦れ
て、好みの深さを有する゛中蓋（容器）３２がプレス成
型σれる。次に、第４図の如く昇降フレーム３を上昇さ
せ、下部可動ブロック１６も上昇させると上蓋（容器）
３２は雌型から離脱するので、適当な取出装置を使用し
て容易に取出すことができる。

７　ｈ２５は、その中心部で円形等に打抜かれるが、シ
ート外縁部では切れずにつなげておき、ロール２０を矢
印方向に間欠的に移動させ、打抜いた残りの部分を順次
巻きとるようにすれば、安全上及び省力化の而から好葦
しい。

本発明によるプレスは本実施例に限定されることなく各
種絞り成型加工用プレスに用いることができ、深さ寸法
の異る各棹容器を金型で交換せずに容易に、しかも連続
的に製造できるので、多積少量生産の成型品も少種多量
生産と同じ生産速度で得られ、又、従来必要とされた各
種成型品の予備的在庫も不必要となり作業場が広く便え
るようになる等、産業上の効果の太きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す欠載圧面図であり、第２
図、第３図、第４図はその部分拡大図である。３は昇降
フレーム、６は固定フレーム、８は上部シリンダー、１
１は上部可動ブロック、１３は下部シリンダー、１６は
下部可動ブロック、２５はシート、３２は容器を示す。 特許出願人　東京インキ株式会社 第１図 第２図 第３１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　シリンダー状の外殻の内部に嵌合された昇降フレ
   ームの下端部に、下方に向けて開孔した空間部を設け、
   前記昇降フレームの下方部に位置する固定フレームの上
   端部には、前記開孔部に対応する位置に同形で、はぼ同
   大の開孔部を有する空間部を設け、それぞれの空間部に
   は、空間部側壁に摺接しながら移動可能な上部可動ブロ
   ック及び下部可動ブロックを嵌合させ、それぞれの可動
   ブロックを、昇降フレーム及び固定フレームのそれぞれ
   に内蔵した油圧ノリンダーのピストンに接合して昇降フ
   レームの下端面又は固定フレームの上端面よりも、いづ
   れか一方の可動ブロックを最適な距離まで突出させ、他
   方の可動グロックは前記突出の距離に応じて没入させる
   ことにより形成される凹凸部を雌雄型とし、昇降フレー
   ムの昇降によシシート状物を絞り成型することを特徴と
   する多品種用プレス。