JPS5953863B2 - 電熱ゴムマツトの製造方法 - Google Patents

電熱ゴムマツトの製造方法

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JPS5953863B2
JPS5953863B2 JP10885276A JP10885276A JPS5953863B2 JP S5953863 B2 JPS5953863 B2 JP S5953863B2 JP 10885276 A JP10885276 A JP 10885276A JP 10885276 A JP10885276 A JP 10885276A JP S5953863 B2 JPS5953863 B2 JP S5953863B2
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JP
Japan
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heating element
metal plate
rubber
vulcanization
unvulcanized rubber
Prior art date
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Expired
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JP10885276A
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English (en)
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JPS5334878A (en
Inventor
暢行 古澤
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SHINWA SHOKAI JUGEN
Original Assignee
SHINWA SHOKAI JUGEN
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Publication date
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカーボン導電塗料を用いた面状発熱体と、こ
れに対して金属板を設けてこれらを一体にゴムにて加硫
成形してなる電熱ゴムマットの製造方法に関する。
従来、カーボン導電塗料からなる面状発熱体を用いて電
熱ゴムマットを得るには、その面状発熱体が熱によって
抵抗値の変化が激しいことから加熱加硫成形が困難とさ
れ、よって加硫成形したゴム板間に接着剤を用いて貼合
せる方法がとられていた。
この方法による電熱ゴムマットはその構成上から水密性
能が不十分であり、よって水使用の所にては利用するこ
とができなかった。
しかしながら、こと種の電熱ゴムマットは融雪等、水使
用の所にての用途が多く。
このために高度な水密性能が必要とされ、これを得るこ
とができる加硫成形時に面状発熱体を一体に成形する方
法が望まれていた。
また、接着剤による加硫成形ゴム板の貼り合せに比較し
て、一体成形であることがら機械的強度も高められ屋外
での用途も多くなる。
さらに、水中での使用においては商用電流でサイクル、
すなわち50Hz、60Hzによってコンテ゛ンサー現
象を生じ対地電流を発生して人体に危険をおよぼす慮れ
があり、これを除去するには発熱体に対面して金属板を
設けなければならないが、前者接着剤による貼合せでは
商品価値上も問題であった。
また、金属板の設置は発熱体を鋭利なもので突き刺され
ないための防護となりアース板としての機能だけでなく
物理的強度を高める役目を果すことができる。
しかしながら発熱体は先に説明したように高熱によって
破壊される反面、金属板とゴムとの加硫接着はかなりの
高温を必要とされることがら両者の一体成形は困難とさ
れていた。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、カーボン導電塗料を綿布に含
浸塗布してなる面状発熱体と、金属板とを未加硫のゴム
にて一体に成形加硫することによって、機械的強度は高
く、商品価値の向上を得られ、さらに対地電流発生の慮
れのない電熱ゴムマットの製造方法を提供しようとする
ものである。
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図は面状発熱体1を示すもので、これは電極2,2
を両側に沿って織り込んだ綿布3にカーボン導電塗料4
を塗布含浸して成形される。
第2図は面状発熱体1をゴム5にて加硫成形した本発明
電熱ゴムマットの断面を示すもので、6は面状発熱体2
に対面して設けられた金属板であり、この金属板6にア
ース線7が接続しである。
さらに詳述すれば、上記面状発熱体1は未加硫の天然お
よび合成ゴムと加硫中に接着する加硫接着剤が予め塗布
される。
また、電極線2,2はその端末において端子8.8を介
して電源線9が接続されている。
。上記金属板6は面状発熱体1とほぼ同形状の大きさを
有し、サンドブラストおよびリン酸皮膜処理したのちに
上記面状発熱体1に用いたと同様にな加硫接着剤が予め
塗布される。
しかして、これらは、第4図に示すように、成形型枠A
1.A2の内部に挿入されて、加熱加硫成形される。
成形型枠A1への挿入時は、ます未加硫のゴム5a板を
型枠A1の底面におき、次に金属板6をその上に置いて
、さらに未加硫のゴム5b板を金属板6の上に置き、上
記ゴム5b板の上に面状発熱体1を置き、面状発熱体1
の上に未加硫のゴム5C板を置く、そして加熱加硫成形
する。
この成形時の温度は110℃で、時間は30分、加圧力
は25kg/crrI2で゛おこなわれる。
このような条件で加硫成形すると、カーボン導電塗料か
らなる面状発熱体1を破壊することがなく、加硫接着す
るるとともに金属板6との加硫接着も充分によくおこな
われて、加硫成形において面状発熱体1と金属板6との
ゴム5による一体成形が可能となる。
なお、上記加硫成形における温度、時間、加圧力は必ず
しもその数値に限定されることがなく、試験においては
105℃の温度と、20分ないし40分の時間と、20
kg/cm3ないし80kg/cm2の加圧力でも実施
可能であった。
しかしながら、上記条件の範囲以外においては、種々の
点において実施不可能であった。
すなわち、温度115℃をこえ、かつ40分をこえた時
間をかけると面状発熱体を破壊し、温度が105℃より
下で、時間が20分より切ると、金属板とゴムの接着が
不良となり、さらに上記時間と温度を満足しても加圧力
が20kg/cm2ないし30kg/Cm2の範囲より
外れると三者の接着不良ばかりでなく、内部に気泡がで
きて不良となった。
この発明は以上説明したようにカーボン導電塗料を綿布
に含浸塗布してなる面状発熱体と金属板とを未加硫のゴ
ムにて加硫一体成形を可能にした電熱ゴムマットの製造
方法である。
すなわち、上記面状発熱体は予め加硫接着剤を塗布して
おき、金属板はサンドブラストおよびリン酸皮膜処理な
どの表面処理を施して加硫接着剤を金属板しておく、そ
して、これらを未加硫のゴムにて、105℃ないし11
5℃の温度、20分ないし40分の時間、20kg/c
m2ないし30kg/Cm2の加圧力にて加硫成形する
ものである。
このようにして得られた電熱ゴムマットは商品価値に向
上を得るばかりでなく、機械的強度が高められ、さらに
きわめて高い水蜜構造となり、その用途は融雪用として
、また重量物のかかるところにぐ水中用と多大に適用で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は面状
発熱体の斜視図1、第2図は電熱ゴムマットの断面図、
第3図は電熱ゴムマットの斜視図、第4図は加硫成形時
の状態を示す概略断面図である。 1・・・面状発熱体、2・・・電極線、3・・・綿布、
4・・・カーボン導電塗料、5・・・ゴム、5a、
5b、 5C・・・未加硫ゴム、6・・・金属板、7
・・・アース線、8・・・端子、9・・・電源線、A1
.A2・・・成形型枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも両側に沿って電極線を織り込んだ綿布に
    カーボン導電塗料を含浸塗布してなる面状発熱体に、こ
    れと未加硫のゴムとを加硫中に接着する加硫接着剤を塗
    布する工程と、サンドブラストをよびリン酸皮膜処理な
    どの表面処理を施した金属板に1、これと未加硫のゴム
    とを加硫中に接着する加硫接着剤を塗布する工程と、上
    記加硫接着剤塗布工程を経た面状発熱体および金属板を
    対面し、それらの間に未加硫のゴムを配するとともに、
    それらの上下に未加硫のゴムを配して成形型枠の内部に
    挿入し、105℃ないし115℃の温度と、20分ない
    し40分の時間と、20kg/cm□ないし30kg/
    ClTl’の加圧力で加硫成形する工程とを具備するこ
    とを特徴とする電熱ゴムマットの製造方法。
JP10885276A 1976-09-13 1976-09-13 電熱ゴムマツトの製造方法 Expired JPS5953863B2 (ja)

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JPS5334878A JPS5334878A (en) 1978-03-31
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Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594481Y2 (ja) * 1979-02-07 1984-02-09 小糸工業株式会社 回転標識灯用の反射板
JPS5821448Y2 (ja) * 1980-10-07 1983-05-07 小糸工業株式会社 回転標識灯
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JP6512046B2 (ja) * 2015-09-11 2019-05-15 日立金属株式会社 融雪マット

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