JPS5953472B2 - 液冷媒の蒸気化方式 - Google Patents

液冷媒の蒸気化方式

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Publication number
JPS5953472B2
JPS5953472B2 JP1545079A JP1545079A JPS5953472B2 JP S5953472 B2 JPS5953472 B2 JP S5953472B2 JP 1545079 A JP1545079 A JP 1545079A JP 1545079 A JP1545079 A JP 1545079A JP S5953472 B2 JPS5953472 B2 JP S5953472B2
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JP
Japan
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flow path
liquid refrigerant
pipe
tube
heated
Prior art date
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Expired
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JP1545079A
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English (en)
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JPS55107888A (en
Inventor
健一 橋詰
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内管流路に液冷媒を通流し、外管流路に加熱流
体を通流する二重管蒸発器の液冷媒の蒸気化方式に関す
る。
従来、二重管を水平に配設して、外管流路に加熱流体を
通流し、内管流路に液冷媒を通流してその液冷媒を加熱
蒸発させる方式を用いた蒸発器は公知である。
この蒸発器においては内管を通流する液体が蒸発して内
壁の一部が外管を流れる流体の熱で局部的に完全に乾く
、いわゆるドライアウト現象を起こす欠点がある。
この現象が生じると液冷媒は沸点以上の温度となり、例
えばR−114のような低沸点冷媒を内管内に通流した
場合、この冷媒は熱安定性に劣るため熱分解を起こし、
蒸発器としての機能を損うことになる。
管内での液冷媒1の流動状態を第1図を用い説明すると
、ドライアウト現象は内管5の上部で起きやすい。
すなわち液冷媒1は管5の外部からの熱gを受けて、そ
の冷媒の一部は蒸発し蒸気2となり、未蒸発の大部分は
重力の影響により管5内の下部を通流し、一部が管側面
から上部にかけて液膜を形成する。
ここで管の最上部Aでは液膜が最も薄いので熱gの量が
大きいと、この部分の液冷媒は蒸発しきってしまいドラ
イアウト現象を生ずることになる。
本発明は上述の欠点を除去するためになされたもので、
はぼ水平に(管軸を横にして)配置した二重管内に加熱
流体が通流する外管流路を上下に区画して上側流路には
下側流路に比べて低温の加熱流体を通流し内側流路の液
冷媒を加熱蒸発させることにより、ドライアウト現象の
生じない二重管蒸発器による液冷媒の蒸気化方式を提供
するものである。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明に係る液冷媒の蒸気化方式の一実施例を
説明するための縦断面図である。
第3図は第2図A−A線における平面に沿って切断した
矢視方向断面図である。
すなわち、はぼ水平に配設された外管4内に同心的に内
管5が挿着されて二重管が形成され、外管4の両端部は
夫々端板4a、4bで封止されている。
内管5と外管4の間に形成された外管流路には仕切板6
で上下にほぼ2分して区画され上側流路8および下側流
路9を形成している。
夫々の流路8および9の一端には加熱流体の流入管8a
、9aが他端には流出管8b、9bが接続されている。
ここで内管5内に液冷媒を矢印Aの方向に通流するとき
上側流路8の流入管8aから下側流路9に比べて低温の
加熱流体を流入させるとともに下側流路9の流入管9a
から高温の加熱流体を通流させることによって内管5の
外壁面から液冷媒を加熱し蒸発させる。
このように外管流路の上下に部分した温度差で上側流路
を下側流路よりも低温の加熱流体が流れるようにすれば
、内管5上半部側の加熱量が少なくなるためドライアウ
トが生じ難くなる。
第4図および第5図は本発明の他の実施例を説明するた
めの縦断面図である。
なお第2図および第3図に同一部分は同一符号で示し、
その説明を省略する。
すなわち第3図で外管5に接続した一方の流出管8b、
9bを削除して封止し、外管5の他端側の仕切板6に孔
10を設は上側流路8と下側流路9を連通させている。
また外管5の側面に下側流路9内に加熱流体を流入する
流入管11を接続するとともに上側流路9側の側面に加
熱流体を流出する流出管12を接続する。
そして流入管11から外管4の他端に向って流れる高温
の加熱流体は内管4内の下側を通流する液冷媒を加熱し
ながら流れ低温の加熱流体となる。
この低温の加熱流体は孔10を通流して上側流路8に流
入し、Uターンして外管4の他端側から一端側に向う流
れとなり、内管5内の上側を通流する液冷媒を加熱しな
がら流出管12から流出する。
しかして、本発明に係る液冷媒の蒸気化方式によれば上
下流路を通流する高温および低温の加熱流体を夫々独立
に必要とすることなく液冷媒の加熱が可能となり、しか
も全体的に構造が簡単にできる。
また従来は内管の上部がドライアウトを生じない程度の
加熱量gしか与えられなかったのに対して、本発明によ
ればドライアウトの生じ難い下側流路に従来より更に高
温の加熱流体を使用することができ、しかも従来熱分解
の面から使用できなかった液冷媒の使用も可能になる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一重管蒸発器における内管内の液冷媒の
流動状態を説明するための模型図、第2図は本発明に係
る液冷媒の蒸気化方式の一実施例を説明するための縦断
面図、第3図は第2図のA−A線に沿って切断して示す
断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す縦断面図、
第5図は第4図のX−X線に沿って切断して示す断面図
である。 4・・・・・・外管、5・・・・・・内管、6・・・・
・・仕切板、8・・・・・・上側流路、9・・・・・・
下側流路、10・・・・・・孔、8a、 9a、
11・・・−・流入管、8b、 9b、 12・・
・・・・流出管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内管流路と外管流蕗が形成され、カリ管軸を横にし
    て設置された二重管の前記外管流路内を管軸方向に延設
    された仕切部で、前記内管の上側に加熱流体が接する上
    側流路と前記内管の下側に加熱流体が接する下側流路と
    を区画してなり、前記上側流路に、前記下側流路に流通
    する加熱流体の温度と比べ低温の加熱流体を流通させ、
    前記内管流路に、加熱蒸発させる液冷媒を流通させてな
    ることを特徴とする液冷媒の蒸気化方式。
JP1545079A 1979-02-15 1979-02-15 液冷媒の蒸気化方式 Expired JPS5953472B2 (ja)

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JP1545079A JPS5953472B2 (ja) 1979-02-15 1979-02-15 液冷媒の蒸気化方式

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JPS55107888A JPS55107888A (en) 1980-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5421405A (en) * 1993-12-07 1995-06-06 Avecor Cardiovascular, Inc. Heat exchanger
CZ300990B6 (cs) * 2003-10-07 2009-10-07 Nucený komínový tepelný výmeníkový systém
JP4684070B2 (ja) * 2005-09-30 2011-05-18 松本重工業株式会社 熱交換器
JP6222064B2 (ja) * 2014-12-04 2017-11-01 東京エレクトロン株式会社 継ぎ手

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