JPS595329B2 - 濾過器 - Google Patents
濾過器Info
- Publication number
- JPS595329B2 JPS595329B2 JP55126437A JP12643780A JPS595329B2 JP S595329 B2 JPS595329 B2 JP S595329B2 JP 55126437 A JP55126437 A JP 55126437A JP 12643780 A JP12643780 A JP 12643780A JP S595329 B2 JPS595329 B2 JP S595329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- tube
- slit
- brush
- turbine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は目詰自動防止装置を備えた濾過器に関するもの
である。
である。
イ 従来技術
従来多くの目詰自動防止装置付濾過器は、濾過筒のスリ
ットに嵌まった異物を取り除くためウェッジワイヤーを
用いた回転ブラシを使用しているが、この回転ブラシの
ブラシ毛の直径は精々0.2ミリ位で、しかもブラシ毛
の腰が弱く、濾過筒の目詰防止を十分に果せなかった。
ットに嵌まった異物を取り除くためウェッジワイヤーを
用いた回転ブラシを使用しているが、この回転ブラシの
ブラシ毛の直径は精々0.2ミリ位で、しかもブラシ毛
の腰が弱く、濾過筒の目詰防止を十分に果せなかった。
特にブラシ毛の腰が弱いため濾過筒のスリットに嵌まっ
た異物の取除きが出来ず濾過筒表面を擦るだけであって
、完全な目詰防止を行なえないという欠点があった。
た異物の取除きが出来ず濾過筒表面を擦るだけであって
、完全な目詰防止を行なえないという欠点があった。
また従来回転ブラシ付濾過器の殆んどは電力等を用いて
回転させているので、消費電力が大きく不経済であると
共に、設置場所が電源の有無により制約を受けきわめて
不便であった。
回転させているので、消費電力が大きく不経済であると
共に、設置場所が電源の有無により制約を受けきわめて
不便であった。
口 発明の目的
本発明の目的は濾過筒の目詰を完全に防止し得る濾過器
を提供することにある。
を提供することにある。
ハ 発明の構成
本発明は、適宜の手段で回転可能に支持され、且つ外周
壁にスリット23を有する濾過筒6と、上記濾過筒6と
平行に且つ回転可能に軸支され、該濾過筒6のスリット
23に常時嵌まり込む尖鋭な刃先部分24aを外周面に
有する刃物筒ブラシ20と、上記濾過筒6を自刃回転せ
しめるべくその回転軸14に具備させたタービン13と
よりなり、上記タービン13の回転力で濾過筒6と刃物
筒ブラシ20とを同一方向に同一回転数で回転させるよ
うにしたものである。
壁にスリット23を有する濾過筒6と、上記濾過筒6と
平行に且つ回転可能に軸支され、該濾過筒6のスリット
23に常時嵌まり込む尖鋭な刃先部分24aを外周面に
有する刃物筒ブラシ20と、上記濾過筒6を自刃回転せ
しめるべくその回転軸14に具備させたタービン13と
よりなり、上記タービン13の回転力で濾過筒6と刃物
筒ブラシ20とを同一方向に同一回転数で回転させるよ
うにしたものである。
二 実施例
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示す。
同図において、1は濾過器本体、2はその外筒、3は本
体頭部で、この本体頭部3は0リング4を介して締付ボ
ルト5により外筒2に取付けられている。
体頭部で、この本体頭部3は0リング4を介して締付ボ
ルト5により外筒2に取付けられている。
6は一側端を軸7を介して外筒2内に固設された支持部
材8にて、又他側端を本体頭部3にて回転自在に支承さ
れた濾過筒で、この濾過筒6は、その側板9,10間に
架設した多数の棒状部材11に、ウェッジワイヤー12
を所定のスリット間隔を保ちながら螺旋状に巻装したも
のである。
材8にて、又他側端を本体頭部3にて回転自在に支承さ
れた濾過筒で、この濾過筒6は、その側板9,10間に
架設した多数の棒状部材11に、ウェッジワイヤー12
を所定のスリット間隔を保ちながら螺旋状に巻装したも
のである。
13は上記濾過筒6の一側に固設されている回転軸14
に装着されたタービンで、そのタービンケーシング15
は螺子16にて本体頭部3に、又ケーシングカバー17
は螺子18にてタービンケーシング15にそれぞれ取付
けられ、タービン多翼車19は上記タービンケーシング
15内で回転軸14に軸支されている。
に装着されたタービンで、そのタービンケーシング15
は螺子16にて本体頭部3に、又ケーシングカバー17
は螺子18にてタービンケーシング15にそれぞれ取付
けられ、タービン多翼車19は上記タービンケーシング
15内で回転軸14に軸支されている。
20は上記濾過筒6の上部側に平行に軸21.22を介
して本体頭部3及び支持部材8に回転可能に支承した刃
物筒ブラシで、この刃物筒ブラシ20は、上記濾過筒6
のスリット23に尖鋭な刃先部分24aが嵌まり込む剃
刀24を刃物筒25の外周面に螺旋状に一定間隔で一体
的に突設し、剃刀24の軸方向ピッチは濾過筒6のウェ
ッジワイヤー12の巻付ピッチと合致させてあり、且つ
その螺旋方向も同一としたものである。
して本体頭部3及び支持部材8に回転可能に支承した刃
物筒ブラシで、この刃物筒ブラシ20は、上記濾過筒6
のスリット23に尖鋭な刃先部分24aが嵌まり込む剃
刀24を刃物筒25の外周面に螺旋状に一定間隔で一体
的に突設し、剃刀24の軸方向ピッチは濾過筒6のウェ
ッジワイヤー12の巻付ピッチと合致させてあり、且つ
その螺旋方向も同一としたものである。
26は上記濾過筒6の一側端部に軸支固定した歯車、2
7は刃物筒ブラシ20の軸21に軸支固定した歯車、2
8は本体頭部3に回転可能に軸支した伝達歯車で、この
伝達歯車28は上記歯車26,27に噛合させである。
7は刃物筒ブラシ20の軸21に軸支固定した歯車、2
8は本体頭部3に回転可能に軸支した伝達歯車で、この
伝達歯車28は上記歯車26,27に噛合させである。
したがって、前記のタービン多翼車19が回転すると、
濾過筒6が回転すると共に、その回転は歯車26゜28
.27を介して刃物筒ブラシ20に伝達され、これによ
り刃物筒ブラシ20は剃刀24の刃先が濾過筒6のウェ
ッジワイヤー12のスリット23に差込まれた状態で該
濾過筒6と同一方向に且つ同一回転数で回転し、それぞ
れ−回転毎に1ピツチずつ進む。
濾過筒6が回転すると共に、その回転は歯車26゜28
.27を介して刃物筒ブラシ20に伝達され、これによ
り刃物筒ブラシ20は剃刀24の刃先が濾過筒6のウェ
ッジワイヤー12のスリット23に差込まれた状態で該
濾過筒6と同一方向に且つ同一回転数で回転し、それぞ
れ−回転毎に1ピツチずつ進む。
そして、前記の刃物筒ブラシ20の剃刀24の刃先部分
を強靭性のある材料で加工すれば普通剃刀の刃先に保つ
ことができ、またこれにより濾過筒6のスリット23を
0.025ミリ以下にできると共に、刃先部分の損傷も
ほとんどなく半永久的に使用可能となる。
を強靭性のある材料で加工すれば普通剃刀の刃先に保つ
ことができ、またこれにより濾過筒6のスリット23を
0.025ミリ以下にできると共に、刃先部分の損傷も
ほとんどなく半永久的に使用可能となる。
而して、第2図に示したように入口Aより被濾過液体(
以下原液と称す)を導入すると、該原液は濾過筒6のス
リット23を通過し濾過される。
以下原液と称す)を導入すると、該原液は濾過筒6のス
リット23を通過し濾過される。
そして濾過処理された原液はタービンケーシング15に
形成された複数個のノズルBを介してタービン13内に
流入し、そのタービン多翼車19を回転される。
形成された複数個のノズルBを介してタービン13内に
流入し、そのタービン多翼車19を回転される。
これにより濾過筒6が回転すると同時に、その回転力は
前記歯車26,28,27を介して刃物筒ブラシ20に
伝達され、刃物筒ブラシ20は剃刀24の刃先が濾過筒
6のウェッジワイヤー12のスリット23に差込まれた
状態で該濾過筒6と同一方向に、且つ、同一回転数で回
転して、それぞれ−回転毎に1ピツチずつ進み、濾過筒
6のスリット23にはさまった異物は刃物筒ブラシ20
の剃刀24によって除去される。
前記歯車26,28,27を介して刃物筒ブラシ20に
伝達され、刃物筒ブラシ20は剃刀24の刃先が濾過筒
6のウェッジワイヤー12のスリット23に差込まれた
状態で該濾過筒6と同一方向に、且つ、同一回転数で回
転して、それぞれ−回転毎に1ピツチずつ進み、濾過筒
6のスリット23にはさまった異物は刃物筒ブラシ20
の剃刀24によって除去される。
そして、上記タービン13の多翼車19に回転力を付与
した原液はケーシングカバー17に形成された複数の排
出口Cより押出され、本体頭部3に形成された出口りを
介して外部の所定の場所に排出される。
した原液はケーシングカバー17に形成された複数の排
出口Cより押出され、本体頭部3に形成された出口りを
介して外部の所定の場所に排出される。
以下原液は同じ要領で順次濾過される。尚、原液の流量
が多い場合は、上述のように濾過された原液によってタ
ービン多翼車19が回転せしめられ、これにより原液は
回転せる濾過筒6によって濾過されるが、原液の流量が
少ない場合はタービン多翼車19が回転せず、これによ
り原液は静止せる濾過筒6により濾過された後、上記と
同様に本体頭部10の出口りを介して外部に排出される
。
が多い場合は、上述のように濾過された原液によってタ
ービン多翼車19が回転せしめられ、これにより原液は
回転せる濾過筒6によって濾過されるが、原液の流量が
少ない場合はタービン多翼車19が回転せず、これによ
り原液は静止せる濾過筒6により濾過された後、上記と
同様に本体頭部10の出口りを介して外部に排出される
。
ホ 発明の効果
本発明は、適宜の手段で回転可能に支持され、且つ外周
壁にスリットを有する濾過筒と、上記濾過筒と平行に且
つ回転可能に軸支され、該濾過筒のスリットに常時嵌ま
り込む尖鋭な刃先部分を外周面に有する刃物筒ブラシと
、上船濾過筒を自刃回転せしめるべくその回転軸に具備
させたタービンとよりなり、上記タービンの回転力で濾
過筒と刃物筒ブラシとを同一方向に同一回転数で回転さ
せるようにしたから、濾過筒のスリットにはさまった異
物を完全に除去することができる。
壁にスリットを有する濾過筒と、上記濾過筒と平行に且
つ回転可能に軸支され、該濾過筒のスリットに常時嵌ま
り込む尖鋭な刃先部分を外周面に有する刃物筒ブラシと
、上船濾過筒を自刃回転せしめるべくその回転軸に具備
させたタービンとよりなり、上記タービンの回転力で濾
過筒と刃物筒ブラシとを同一方向に同一回転数で回転さ
せるようにしたから、濾過筒のスリットにはさまった異
物を完全に除去することができる。
そして、刃物筒ブラシの刃先部分を強靭性のある材料で
加工すれば普通剃刀の刃先に保つことが可能となり、こ
れにより濾過筒のスリットを0.025ミJ以下にでき
ると共に、刃先部分の損傷がほとんどなく半永久的に使
用することができる。
加工すれば普通剃刀の刃先に保つことが可能となり、こ
れにより濾過筒のスリットを0.025ミJ以下にでき
ると共に、刃先部分の損傷がほとんどなく半永久的に使
用することができる。
また、濾過筒及び刃物筒の回転はすべて流体の流れに依
るエネルギーをオU用し、その内蔵されたタービンで回
転力を発生させるので、濾過筒及び刃物筒の回転数を自
然に増減し、流体の流量が少ないときはゆっくり回転し
、流量が増大すれば速く回転する。
るエネルギーをオU用し、その内蔵されたタービンで回
転力を発生させるので、濾過筒及び刃物筒の回転数を自
然に増減し、流体の流量が少ないときはゆっくり回転し
、流量が増大すれば速く回転する。
したがって、本発明に係る濾過器によれば電力は全く必
要でなくきわめて経済的であり、省エネ対策にも十分貢
献することができると共に、電源の有無による設置場所
の制約を受けることがなくきわめて便利である。
要でなくきわめて経済的であり、省エネ対策にも十分貢
献することができると共に、電源の有無による設置場所
の制約を受けることがなくきわめて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る濾過器の正面図、第2図はその側
断面図、第3図は一部省略した第1図の上面断面図、第
4図はタービン部の説明図、第5図は濾過筒のスリット
に刃物筒ブラシの刃先部分の嵌まっている状態を示した
断面説明図である。 6・・・・・・濾過筒、13・・・・・・タービン、1
4・・・・・・回転軸、20・・・・・刃物筒ブラシ、
23・・・・・・スリット、24a・・・・・・刃先部
分。
断面図、第3図は一部省略した第1図の上面断面図、第
4図はタービン部の説明図、第5図は濾過筒のスリット
に刃物筒ブラシの刃先部分の嵌まっている状態を示した
断面説明図である。 6・・・・・・濾過筒、13・・・・・・タービン、1
4・・・・・・回転軸、20・・・・・刃物筒ブラシ、
23・・・・・・スリット、24a・・・・・・刃先部
分。
Claims (1)
- 1 適宜の手段で回転可能に支持され、且つ外周壁にス
リットを有する濾過筒と、上記濾過筒と平行に且つ回転
可能に軸支され、該濾過筒のスリットに常時嵌まり込む
尖鋭な刃先部分を外周面に有する刃物筒ブラシと、上記
濾過筒を自刃回転せしめるべくその回転軸に具備させた
タービンとよりなり、上記タービンの回転力で濾過筒と
刃物筒ブラシとを同一方向に同一回転数で回転させるよ
うにしたことを特徴とする濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126437A JPS595329B2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 濾過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126437A JPS595329B2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 濾過器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58011894A Division JPS58223415A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 濾過器における刃物筒ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750514A JPS5750514A (en) | 1982-03-25 |
JPS595329B2 true JPS595329B2 (ja) | 1984-02-03 |
Family
ID=14935175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55126437A Expired JPS595329B2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 濾過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595329B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02118013U (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-21 | ||
JPH02132785U (ja) * | 1989-04-04 | 1990-11-05 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007061036B4 (de) * | 2007-12-18 | 2022-09-15 | BSH Hausgeräte GmbH | Wasserführendes Haushaltsgerät mit einem selbstreinigenden Filtersystem |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP55126437A patent/JPS595329B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02118013U (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-21 | ||
JPH02132785U (ja) * | 1989-04-04 | 1990-11-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750514A (en) | 1982-03-25 |
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