JPS5952207A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPS5952207A
JPS5952207A JP16351882A JP16351882A JPS5952207A JP S5952207 A JPS5952207 A JP S5952207A JP 16351882 A JP16351882 A JP 16351882A JP 16351882 A JP16351882 A JP 16351882A JP S5952207 A JPS5952207 A JP S5952207A
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JP
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light
lens
focus detection
photographic lens
images
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JP16351882A
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Kenji Suzuki
謙二 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
    • G02B7/343Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using light beam separating prisms

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラ等光学機器の焦点調節装置に関し、特に
撮影レンズを通過した光束を用いる所謂TTL方式の自
動焦点調節に好適な焦点検出装置に関するものである。
手動光学的ピント調整装曾として、スプリットプリズム
式ピント調整もしくは2重像合致式ピント調整等パララ
ックスを伴なった2つの物体像を観測してピント調整を
する方法が従来か(2) ら知られている。自動焦点検出装置にこの原理を応用し
たいわゆる像ずれ方式の自動焦点検出装置が種々提案さ
れている。
例えば撮影レンズを経由せず、撮影レンズ以外の他の光
学部材により被写体像を観測し、カメラと被写体までの
距離を判別する所謂外部測距式の像ずれ方式を用いた自
動焦点検出装置がU8P3274914で提案されてい
る。
又USP 3274914では2個の測距用レンズ各々
の像面に光電素子アレイ全配置し、平面鏡の回転によっ
て一方の物件像を変位させながら更にUSP 3529
52 B 、σ5P5623811等では2像形成用の
光学系と光電素子アレイと信号処理回路とを組み合わせ
た外部測距法による焦点検出装置が提案されている。
上述したような像ずれ方式の焦点検出法を一眼レフカメ
ラ等に応用し撮影レンズを通過した光を用いる所謂TT
L式で行なうためには2像形(6) 成用の光学系を撮影レンズの後方に設ければよい。すな
わち撮影レンズの異なる位置を通つに光束による2個の
像を分離結像し、画像の光電出力値を比較して行えばよ
い。
このように2像を形成し各像の光量分布を光電素子アレ
イによりサンプリングし、電気的処理回路を用いて焦点
検出を行う方法がUSP3529528 、 USP 
3511156 、 USP3B75401等で提案さ
れている。
第1図に従来の撮影レンズを通った光束により2像を形
成しこの2像のズレ量を求めることによって焦点検出を
行う光学系の概略図を示す。
第1図にお−て撮影レンズ1の予定結像面付近にフィー
ルドレンズ2、光軸りに対称に2次結像レンズ3.3′
、2次結像レンズ3.3′の前方に開ロア、7′を各々
配置し、2次結像レンズ3.3′の結像面、すなわち2
次結像面に受光素子アレイ4.4′が各々配置されてい
る。フィールドレンズ2により撮影レンズ1の射出瞳の
一部が2次結像レンズ3,3′の面に結像させている。
このため(4) 2次結像レンズ3は撮影レンズ1の下側を通過した光線
り、の与により1個の2次像を受光素子アレイ4上に形
成し、一方2次結像レンズ3′は撮影レンズの上側を通
過した光線TJI’のみにより他の1個の2次像を受光
素子アレイ4′上に形成する。2個の2次結像レンズ3
,3′は1次結像面5内の共通の視野6を各々受光素子
アレイ4.4′上に結像しておシ、通常視野6の外側は
不要な光の進入を防止するために連光マスク8が置かれ
ている。以上のような光学配置においては、撮影レンズ
1による被写体像が1次結像面5上にあるときすなわち
合焦時には2個の2次像は受光素子アレイ4.4′上の
所定の位置に結像し、このとき2個の2次像が基準とさ
れる。また被写体像が1次結像面5上になく非合焦のと
きはパララックスのため2@02次像は合焦時とは受光
素子アレイ上異った位置に結像する。
従って、2個の2次像の強度分布を受光素子アレイ4,
4′により光電変換し、その2系統の出力値を処理回路
で比較演算すれば、撮影レンズの(5) 合焦状態を判別することができる。
信号処理の方法は大別して次の3種類が知られている。
最も単純には2系列の受光素子アレイの対応する素子の
出力を比較し、2像の一致を調べるものがあし、両者の
差異が最小となるときに合焦と判定する。この方法は1
回の無点検出動作ごとに撮影レンズをその全繰り出し領
域で移動させなければならず、処理回路の構成は容易で
あるがTTT、を式の焦点検出装置に用込るのはあまり
好ましくない。第2に、より進んだ方法として、撮影レ
ンズのデフォーカス時に、合焦に近づけるために撮影レ
ンズが移動すべき方向を指示するものがある1、この場
合には単純に対応素子の出力を比較するのではなく、2
個の2次像間の相対的位置変化を電気系内部でシミュレ
ートするというやや複雑な構成をとらねばならないが、
その効果は極めて大きい。第3番目の方法は合焦点に到
達するために要する撮(6) 較すると、合焦点を検出するだけであれば性能の差異は
あるにせよ上のどの方法も使用可能である。しかし、焦
点検出装置の演算結果を撮影レンズ駆動装置に帰還し自
動焦点調整をサーボ系として構成するためには少なくと
も撮影レンズの移動方向が指示できることが好ましく合
焦点までの移動量の情報があれば、さらに漬ましいこと
は言うまでもない。また合焦状態を表示し、手動で撮影
レンズを移動させる場合でも、ヘリコイドの回転方向を
指示できることは基本的要求である。
上述従来技術では撮影レンズの射出膣から2領域を選別
し、各々の領域を通過した光束によし2像を形成し、対
応する光電素子(アレイ)を用いて各像を独立にカップ
リングすることが、光学系を構成する上での基本である
。しかし、このような構成では以下の問題が派生する。
第1に2組の受光素子アレイは共通の視野を等しい明る
さで見なければならず、このためには2次結像レンズ、
視野マスク、受光素子アレ(7) イ等各光学部材の形状精度、ならびに位置合わせ精度が
極めて高いものでなくては六らない。
これは製造コストを押し上げる大きな要因となる。
第2の問題点として、2個の2次像はいずれも軸外結像
によってつくられ、コマ収差や歪曲を伴なうために、合
焦時等しくすることが困難となり合焦精度を高めるとと
がむずかしくなる。
従がって高精度の焦点検出装置を得るためには高性能の
2次結像レンズを必要とし、製造コストに悪い影響を与
えるほか、装置の占める空間が大きく々ってしまう。
さらに第3には、撮影レンズの瞳を2分割する光学部材
の周縁部は段差を伴なうことが多いのでクランが発生し
、像高によって明るさが異なる現象が出やすい。これを
防止するためには2次結像系に新たに絞りを入れねばな
らず低輝度動作に関する性能が劣化する。
そのほか、上述従来技術の有する大きな問題点としてF
値モード切換えの煩雑さが挙げられ(8) る。7値モード切換えとは、第2図(alに示すように
像高によって結像光束のけられ方が異なる現象を防止す
るために必要とされる操作である。
第2図(&)で1次結像面25上の異なる位置に結像す
る2光束26.27を考える。撮影レンズ21の開口が
両光束を十分に通す大きさがあれば問題はないが、図示
のように撮影レンズがあまシ明るくないと光束27はけ
られてしまう。とのけられ方は像高によって異なり、ま
た2個の2次結像レンズ22.23が形成する2個の2
次像各々で反対称であるので、合焦検出動作に極めて有
害である。これを避けるための一方法としてたとえば特
開昭55−118019のように2次結像レンズと光電
素子アレイ各21固からなる組を2系統備え、撮影レン
ズによって切換える提案もあるが、これはコスト上問題
が大きい。通例は第2図(1)lのようにフィールドレ
ンズ28を1次結像面に挿入し、撮影レンズの射出瞳と
2次結像レンズの入射瞳を結像関係に置く方法がとられ
る。しかしこれは万全の策ではない。な(9) ぜなら撮影レンズは物体距離に応じてピント合わせのた
め変位するので上述瞳−瞳の結像関係好ましくない。こ
の光量アンバランスを防止するためには、けられが生じ
ないことを保証しなくてはならず、通常撮影レンズの開
放F値に応じて変化する絞ねを2次結像系に付与する。
これをF値モード切換えと通称する。前出第1図におけ
る部材7がここで言う2次結像系絞りに相当する。撮影
レンズによって絞り径を切り換えるのは、クランない範
囲でできる限り多くの光量を利用し、低輝度被写体での
動作を確実にするためである。上述したフィールドレン
ズとF値モード切換えは、−眼レフカメラのように撮影
レンズを通過した光束を用いる所謂TTL式の像ずれ方
式焦点検出装置を構成する上で本質的に重要な事柄であ
る。TTL式を用いる主たる理由は撮影レンズの交換に
対して常に一定の焦点検出動作を期待するためである。
ところがフイ(10) −ルドレンズとF値モード切換えを持たない場合、この
種装置は非常に明る一レンズでしか使用できなくなり、
好ましくB〜一方、制御手段に連動した可動絞りは高価
であ峠、また大きな空間を必要とするので自動焦点検出
装置のコンパクトネス、コストパフォーマンスの改善に
対し重大な隘路となっている。
従来技術の今ひとつの問題点は像強度分布情報をサンプ
リングする際、受光素子アレイのピッチが粗いと所謂折
り返し歪が発生し、合焦精度を損ねることである。この
点を解決するために通例回折格子等で構成される光学的
ローパスフィルターを光路内に挿入し、受光素子アレイ
のナイキスト周波数より高す有害な高周波成分を除去し
ている。この種光学部材を新たに設けることにより装置
の価格、調節の手間が増大することは言うまでもない。
以上のように従来の像ずれ方式に基づいたTTL式焦点
検出技術は実施上の問題点が多い。
#Vc製造コストとコンパクトネスが大きな問題(11
) 点となっている。
本発明はコンパクトでしかも高精度な像ずれ方式を用い
た合焦検出装置の提供を目的とする。
本発明の目的を達成する為の特徴は撮影レンズの結像面
後方に結像面に形成された物体像を再結像させるための
2次結像系を配置し、2次結像系による物体像の形成さ
れる位置に複数の素子を直線状に並べた受光素子を少々
くとも2個配置し、2次結像系による物体像の光量分布
を受光素子により検出し、前記撮影レンズの焦点検出を
行う焦点検出装置であって、前記2次結像系は単調かつ
不連続に入射光の偏向角を変化させる複数の光学部材よ
りなる偏向光学素子を有して込ることである。
次に本発明の実施例を各図を用いて説明する。
第3図は本発明の一実施例の光学系の概略図である。本
実施例において撮影レンズ31、視野マスク32、フィ
ールドレンズ33、マルチプリズムアレイ34.2次結
像レンズ35、光電素子アレイ36,36’を有しフィ
ールドレンズ3302) は従来例と同様、撮影レンズ31の射出瞳を2次結像レ
ンズの入射蹄もしくはマルチプリズムアレイの設置面に
略々結像しており、また2次結像レンズにより視野マス
ク面内の撮影レンズによる像の光強度分布が光電素子ア
レイの面37に略々結像されている。
々に頂角が変化する形状をなしておシ、各小プリズムを
通過する光線のフレ角がわずかずつ異なる。このため小
プリズム34.を通過した光線束は光電素子アレイ面3
7上に視野マスク像37mを形成し、前述小プリズム5
41に隣接する小プリズム342を通過した光線束は光
電変換素子アノ4面37上に前述マスク像371に隣接
した視野マスク像37tを形成する。以下同様に小プリ
ズム54..34.等々を通過しに光線束により、視野
マスク像が像の長手方向と直角な方向にわずかずつ変位
しながら形成される。この結束、第4図に示すように多
数の視野マスク像371゜(13) 37、.57.・・・が光電素子アレイ面上に生じてい
る。第4図では6像が重なることなく離散的に形成され
ているが、マルチプリズムアレイの頂角変化の程度、卦
よび視野マスクの幅によっては、6像がオーバーラツプ
する仁とがありうるのはもちろんである。
本実施例における像の挙動を説明するため、最も単純な
例として、視野マスク32の視野内に1個の明るい光点
がある場合をとりあげる。
撮影レンズが合焦状態にあるときは、各小プリズムを通
過した光線束による2次像はバララックスを生じないの
で、小プリズムのふれ角に応じ、第5図(Iklに示し
たように多数の光点が像の長手方向に直角々直線上に並
ぶのみである。
尚、同図で実線枠51は1個の小プリズムによる視野像
である。他の小プリズムによる視野像は紛られしいので
省略し、光点のみを示した。
次に撮影レンズがデフォーカスしている場合について示
すと、各光点はぼけて大きくなりかっ各小プリズムを通
過した光線束相互にパララッ(14) クスがあるため第5図(b)に示したように光点は斜め
の直線上に分布する。従って、第5図(a)。
(11に破;@52.53で示したような光電素子アレ
イを少なくとも2つ設置すれば、各々第6図(a)。
+1))に示す光電変換出力値を得ることができる。
第6図で曲線62は光電素子アレイ52の出力値、曲線
63は光電素子アレイ53の出力値を表わしている。
第6図(a)の出力値は第5図(alの光点分布に対応
し、撮影レンズが合焦の場合の出力値を示し、また第6
図(blに第5図(blに対応し、撮影レンズがデフォ
ーカスしている場合のものである。これらの信号を電気
的に処理することにより、撮影レンズの合焦状態を知る
ことができる。このようか構成を採ることにニジ撮影レ
ンズを通過した位置が異なる6像が連続的に分布してい
るので光電素子アレイを多数系列設けることによりサン
プリングする光線束を電気的に選択できる。従ってF値
モード切換が容易であるばかりでなく、被写体輝度に応
じた光束幅切換等のイ(15) ンテリジエント機能が容易に実現できる。この光束幅切
換とは次のようなことである。一般に像ずれ方式の自動
焦点検出では撮影レンズのデフォーカスが著しい場合、
パララックスの量が極めて大きくなること、および像の
特徴がシ!けて失なわれることの2点から合焦状態の検
出が困難となる。このためには撮影レンズの射出瞳を通
過する位置がなるべく近接した細い2光束を用いる方が
検出能力が向上する。一方、ピント精度を高める九めに
は、一定のデフォーカスftK対してなるべくパララッ
クス発生量が大きくなるように撮影レンズの射出瞳を通
過する位置が離れた2光束を用いる方が検出精度が高い
また有効な跪領域をなるべく広くとった方が低輝度動作
限界が改善される。これらの要求を良好に達成する為に
合焦検出動作のシーケンスを適当に設定し、電気的に利
用光束を切り換えるような形態にすれば最も優れた装量
を構成することができる。本発明では、結像光束が#i
影レンズの射出瞳領域を通過する位置により、単連(1
θ 続的に多数の像が形成されるので、上記の要求を満たす
ことができる。すなわち多数系列の光電素子アレイを2
次結像面に設けそれらの出力信号を電気的に接続したり
、切離したりすることで、実効的利用光束を調整するこ
とが可能となる。
本実施例ではF値モード切換も電気的に行なうことがで
きる。撮影レンズの射出瞳と2次結像系の入射瞳との結
像関係にデフォーカスがあると軸外像高の結像にアンバ
ランスなりラレを生じる余地がある。すなわち第7図に
おいて(alは上述瞳−瞳結像関係が合焦状態にあると
きの2個の光電素子アレイの幅に対応した撮影レンズ瞳
領域を表わし、同図(b)はl1輪−瞳結像関係にデフ
ォーカスがある場合のものである。斜線部が2個の光電
素子アレイ各々の有効受光領域に対応している。本実施
例では光電素子の有効受光領域を像の長手方向と直角な
方向の幅で調節することによし撮影レンズ射出瞳の特定
領域を通過した光束を任意に選択している。しかしこ(
17) の選択性は前出第7図の横方向に限られ、縦方向の選択
性は寿い。したがって図で(1)lの場合、有効瞳領域
の面積が2個の光電素子アレイで異なり、明るさが変化
する。しかしながら従来方法では横方向にも伺ら版位置
の選択性はないから陥−り結像関係にデフォーカスがあ
る場合、2次結像系の絞りがないと第7図(01に示し
たような有効瞳領域をとる。これに比較すれば本実施例
VCおけるアンバランスの程度は軽微である。
従ってそれほど高い合焦精度を要求されない場合には、
機械的な絞りを一切用いることなく。
光電素子アレイの有効受光部を電気的に選択するのみで
7値モード切換が可能である。また、機械的な絞りを用
いる場合においても、横方向の瞳位置選択性は具備して
いるので、単にスリット状の絞り81を第8図のように
挿入すれば良い。す六わち絞りは製作容易であり、また
その位置合わせに精度を要求されない。
更に本発明の実施例においては光電素子の位置合わせ精
度に対する要求が著しく低くなる特(18) 徴がある。従来方法では2個の2次儂を形成し、それら
を2系列の光電素子アレイで検出するので、撮影レンズ
合焦時に2系列のアレイが被写体の同一の位置を見るよ
うに厳格な調節が必要であった。たとえば第9図に示す
ように被写体の特徴的パターンが視野を斜めによぎる直
線である場合、この種の誤差が非常に大きくなる。
たとえば前述第1図の公知技術を利用した場合、第9図
中の2個の実線枠91.92に示される2個の視野マス
ク像が得られ、各々の中に斜め直線の被写体像93.9
4が形成されている。今、光電素子アレイの有効受光領
域が調整不良のため95.96の破線枠の位置になって
いるとすると、両者の受光するパターンは相当異なった
ものであり、著しい合焦誤差を生ずることは明白である
。これに対し本実施例では多数の被写体像が連続的に分
布しているので、この種の誤差を発生する余地が非常に
少ない。また従来方法では2個の並列した結像系の軸合
わせ不良によって同様な問題を生ずることがあった。本
実施例は(19) 1個の結像レンズを用いるだけなのでその点についても
原理的に優れた側面を有している。
父本実施例によれば、細長い小プリズムがスリットとし
て作用し像の長手方向に回折を生ずるため、特に光学的
ローパスフィルターを使用しなくとも高域低減特性を内
包していることである。2次結像系の結像関係、ならび
にマルチレンズアレイのピッチ頂角変化率等を考慮する
ことによりフィルター特性を最適設計することができる
。ごく大まかな評価例を示すと、マルチプリズムアレイ
の各小プリズムの幅をa1プリズムアレイの面から2次
結像面までの距離をb1尤の波長をλとして2次結像面
における回折によるぼけ幅ΔはΔ〜−λの程度である。
これが光電素子アレイのピッチpと同程度であることが
望ましbと考えられるから与えられた139p、λに対
して a〜−λ      (1) の望ましい小プリズムの幅、もしくはプリズム(20) アレイのピッチといえる。典型的な値としてb= 10
111. p=!l 0μm lλ= o、s μmと
するとa 〜170μmが得られる。カメラボディに自
動焦点検出装置を塔載する場合、マルチプリズムアレイ
の面に投影される撮影レンズ射出瞳の径は数詣程度と考
えられるので、マルチプリズムアレイは概略数十個の小
プリズムから構成するのが好ましい。
本発明に用いる電気的処理方法としては、少なくとも撮
影レンズの移動すべき方向を判別できるものが適当であ
る。たとえば本出願人による特願昭57−23615に
開示されている方法がある。それによれば2系列の光電
出力信号’1 *”鵞”・・’M lおよびす、 # 
bt ・・’ bnに対しなる合焦状態判別信号Vを演
算する。上式で光電出力信号a(its b(t+ 、
 (但しi=1〜M)は全て正値信号であね、又、mi
n (X e 7 )は2個(21) の正実数x、yの内、小なるものを示している。
第10図はこの演算をアナログ演算回路で行なう一実施
例であり、101,102は受光信号を発生する光電素
子アレイであり、これらから時系列信号として出力され
た受光信号は2段のアナログシフトレジスタ105,1
04を通過する。これらの電子部材は図示し寿いクロッ
ク発生回路によ秒同期制御されている。シフトレジスタ
103゜104はそれぞれa (il 、 a(1+1
)及び11+(il、b(1+1)の信号を保持してお
し、(2)式のmin (a(il 。
1)(1+1))を決定するコンパレータ105、mi
n (a (i+1 ) 、 b(i) )を決定する
コンパレータ106に結線されている。コンパレータ1
05及びその反転出力を生ずるNO?ゲート111は排
反的にアナログスイッチ107,108を制御し、積分
器113K m1nka(it、 b(i+1 ) )
を出力する。
同様にコンパレータ106及びその反転出力ゲート11
2は排反的(アナログスイッチ109,110を制御し
、積分器114にm1nka(i+1)、b(11) 
全出力する。積分器113,114の出力は差動増幅器
(22) 75に導かれ、との差動増幅器115から合焦状態判別
信号Vが出力される。
上記方法は撮影レンズのデフォーカス時において、合焦
へ向かう撮影レンズの移動方向の指示及び移動量を求め
ることができるもので、上述(2)式のVの正負が前ピ
ン状態、後ピン状態に各々対応している。また設定され
た微少な定数値εに対しIVI(gとなったときに合焦
であると判断する。これをまとめたものが第11図で、
撮影レンズの繰抄出し位置により、上述したVの値が変
化する様子を示している。尚本発明においては撮影レン
ズの結像面近傍に前記偏向光学素子を撮影レンズの射出
瞳近傍に結像させる結像部材を配置するのが性能向上の
為好ましい。
又複数の光学部材のうち少なくとも2つの光学部材を通
過した光束が少なくとも2つの受光素子のうちの1つの
受光素子に結像しているようにするのが性能向上の為好
ましい。又撮影レンズ31の結像面近傍にスリット開口
を有する視野マスク32を配置することは光電素子アレ
イ(23) 上に分離した2次像を形成させるのに好オしい。
以上で明らかにされたように、本発明では単調に分布す
る多数の視野像を光学的に形成し、光電素子の有効受光
領域内にある分布像を検出し、合焦状態を判別する。従
って本発明によれば撮影レンズの開放F値による受光光
束幅の切換、所要検出感度に応じたインテリジェントな
受光光束幅の切換が容易であり、また光学的ローパスフ
ィルターを新たに必要としない高性能の焦点検出装置が
構成できる。同時に本発明による焦点検出装置は高い製
造精度を必要としないので、従来にないローコス)−&
焦点検出装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の像ずれ方式焦点検出装置の光学よるクラ
レの変化の説明図、 第3図は本発明の一実施例の光学系の概略図、第4図は
本発明において形成される多数像の(24) のクラレの変化を示す説明図、 第8図は本発明の矩形絞りを挿入した実施例の光学系の
概略図、 第9図は従来の光電素子アレイの調整誤差による信号の
変化を示す説明図、 第10図、第11図は本発明における電気的演算処理系
の一例を示す説明図である。 図中 1と31は撮影レンズ 2と33はフィールドレンズ 3.3’、55は2次結像レンズ 4.4’、 ’56 、36’は光電素子アレイ6は視
野 32は視野マスク (25’1 34はマルチプリズム 541,341134.  け小プリズム51は小プリ
ズムによる視野像 52.53は光電素子アレイ 81はスリット状の絞り である。 (26)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 山 撮影レンズの結像面後方に前記結像面に形成された
    物体像を再結像させるための2次結像系を配置し、前記
    2次結像系による物体像の形成される位實に複数の素子
    を直線状に並べた受光素子を少なくとも2個配誰し、前
    記2次結像系による物体像の光量分布を前記受光素子に
    より検出し、前記撮影レンズの合焦検出を行う焦点検出
    装置であって、前記2次結像系は単調かつ不連続に入射
    光の偏向角を変化させる複数の光学部材エリなる偏向光
    学素子を有していることを特徴とする焦点検出装置。 (2)  前記撮影レンズの結像面近傍に前記偏向光学
    素子を前記撮影レンズの射出瞳近傍に結像させる結像部
    材を配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の焦点検出装置。 (3)  前記複数の光学部材のうち少なくとも2つ(
    1) の光学部材を通過した光束が前記少なくとも2つの受光
    素子のうちの1つの受光素子に結像していることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の焦点検出装置。 (4)  前記受光素子からの信号を用いて前記撮影レ
    ンズの結像面と予め設定された面との前後関係及゛びそ
    の距離を求め、該距離が一定値以下となったときに撮影
    レンズが合焦位置にあるという信号処理系を有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焦点検出
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009151155A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nikon Corp 焦点検出装置、焦点調節装置および撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009151155A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nikon Corp 焦点検出装置、焦点調節装置および撮像装置

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