JPS5951231B2 - 電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路 - Google Patents
電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路Info
- Publication number
- JPS5951231B2 JPS5951231B2 JP15013377A JP15013377A JPS5951231B2 JP S5951231 B2 JPS5951231 B2 JP S5951231B2 JP 15013377 A JP15013377 A JP 15013377A JP 15013377 A JP15013377 A JP 15013377A JP S5951231 B2 JPS5951231 B2 JP S5951231B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic relay
- contact
- energized
- circuit
- reverse rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、交流式の電磁継電器を使用した電動機の正
逆回転切換回路におけるインターロック回路の改良に関
する。
逆回転切換回路におけるインターロック回路の改良に関
する。
まず、従来の典型的な正逆回転切換回路を第１図に示す
。
。
この回路は三相誘導電動機１の端子Ｕ、Ｖ、Ｗの内の一
つＷが常時三相電源線Ｒ、Ｓ、Ｔの内の一つＴに接続さ
れており、電磁継電器ＭＣＩが付勢されると電磁継電器
ＭＣＩのａ接点２、３が閉じて電源線Ｒが端子Ｕに、そ
して電源線Ｓが端子Ｖに接続されて電同機１は正転し、
電磁継電器ＭＣＩが付勢されずかつ電磁継電器ＭＣ２が
付勢されたときは、電磁継電器ＭＣ２のａ接点４、５が
閉じて、電源線Ｒが端子Ｖにそして電源線Ｓが端子Ｕに
接続され電動機１は逆転する。ここで、回路図から明ら
かなように、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ２が同時に付勢さ
れると、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ２のａ接点２、３、４
、５が電源線Ｒ、Ｓを短絡して、接点２、３、４、５を
焼損するから、一瞬たりとも同時付勢は許されない。し
たがつて、通常は２回路１接点を有する押しボタン式の
連動スイッチ６、７を用いて、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ
２が同時に付勢するのを防止するとともに、一方の電磁
継電器が付勢されたときは、この付勢された電磁継電器
のｂ接点を他方の電磁継電器のコイルに直列に挿入して
おくことによつて、他方の電磁継電器を作動不能に至ら
しめておくようになつている。ここでいう連動スイッチ
６、７は、それぞれａ接点８、９とｂ接点１０、１１と
を備えており、ボタン６Ａを押すとａ接点８が閉じてｂ
接点１０が開き、ボタン７Ａを押すとａ接点が閉じてｂ
接点１１が開く。また、電磁継電器ＭＣＩの付勢を阻止
するｂ接点１２は電磁継電器ＭＣ２が付勢されたときに
開き、電磁継電器ＭＣ２の付勢を阻止するｂ接点１３は
電磁継電器ＭＣＩの付勢によつて開く。この回路で、ボ
タン７Ａを押すとａ接点９とｂ接点１０が電磁継電器Ｍ
ＣＩの自己保持接点１４を短絡して電磁継電器ＭＣＩが
付勢され、ｂ接点１４によつて自己保持されるとともに
、、ｂ接点１３を開き、ａ接点２、３が閉じて電動機１
が正転する。ボタン７Ａを戻した後に、ボタン６Ａを押
した場合、ａ接点８とｂ接点１１とを介して電磁継電器
ＭＣ２の自己保持接点１５が短絡されるが、電磁継電器
ＭＣＩが付勢されているためにｂ接点１３が開いており
、電磁継電器ＭＣ２は付勢されることなく、電動機１は
正転し続ける。ｂ接点を備えた押ボタンスイツチ１６を
押すと電磁継電器ＭＣｌが消勢されて電動機１は停止す
る。電磁継電器ＭＣｌの消勢中にボタン６Ａを押すと、
電磁継電器ＭＣ２の自己保持接点１５がａ接点８とｂ接
点１１とを介して短絡されて電磁継電器ＭＣ２が付勢さ
れ、ａ接点１５によつて自己保持されるとともに、ｂ接
点１２を開き、ａ接点４，５が閉じて電動機１は逆転す
る。ボタン６Ａを戻した後に、ボタン７Ａを押しても、
ｂ接点１２が開いているから電磁継電器ＭＣｌは付勢さ
れず、電動機１は逆転し続ける。この回路は以上のよう
なものであつて、ボタン６Ａ，７Ａを誤つて同時に押し
た後にボタンを離すとき、後から離すほうのボタンが有
効に作用するのであるが、ボタン６Ａ，７Ａを離す時間
がほとんど同時であつたりあるいは連動スイツチ６，７
の接点が汚れているときなどは、電磁継電器ＭＣＩ，Ｍ
Ｃ２の可動接点がばたつくことがあり、電源線間を短絡
してしまうことがある。このような傾向は接点間距離の
小さな小型の電磁継電器を用いた場合に大となる。この
発明は、交流電源を半波整流して半周期ごとに二つの電
磁継電器ＭＣＩ，ＭＣ２に交互にしか電圧が印加し得な
いようにして、両方の電磁継電器が同時に付勢されない
ようにしたことを特徴とし、電磁継電器の焼損事故が起
こらないインターロツク回路を提供することを目的とす
る。
つＷが常時三相電源線Ｒ、Ｓ、Ｔの内の一つＴに接続さ
れており、電磁継電器ＭＣＩが付勢されると電磁継電器
ＭＣＩのａ接点２、３が閉じて電源線Ｒが端子Ｕに、そ
して電源線Ｓが端子Ｖに接続されて電同機１は正転し、
電磁継電器ＭＣＩが付勢されずかつ電磁継電器ＭＣ２が
付勢されたときは、電磁継電器ＭＣ２のａ接点４、５が
閉じて、電源線Ｒが端子Ｖにそして電源線Ｓが端子Ｕに
接続され電動機１は逆転する。ここで、回路図から明ら
かなように、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ２が同時に付勢さ
れると、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ２のａ接点２、３、４
、５が電源線Ｒ、Ｓを短絡して、接点２、３、４、５を
焼損するから、一瞬たりとも同時付勢は許されない。し
たがつて、通常は２回路１接点を有する押しボタン式の
連動スイッチ６、７を用いて、電磁継電器ＭＣＩ、ＭＣ
２が同時に付勢するのを防止するとともに、一方の電磁
継電器が付勢されたときは、この付勢された電磁継電器
のｂ接点を他方の電磁継電器のコイルに直列に挿入して
おくことによつて、他方の電磁継電器を作動不能に至ら
しめておくようになつている。ここでいう連動スイッチ
６、７は、それぞれａ接点８、９とｂ接点１０、１１と
を備えており、ボタン６Ａを押すとａ接点８が閉じてｂ
接点１０が開き、ボタン７Ａを押すとａ接点が閉じてｂ
接点１１が開く。また、電磁継電器ＭＣＩの付勢を阻止
するｂ接点１２は電磁継電器ＭＣ２が付勢されたときに
開き、電磁継電器ＭＣ２の付勢を阻止するｂ接点１３は
電磁継電器ＭＣＩの付勢によつて開く。この回路で、ボ
タン７Ａを押すとａ接点９とｂ接点１０が電磁継電器Ｍ
ＣＩの自己保持接点１４を短絡して電磁継電器ＭＣＩが
付勢され、ｂ接点１４によつて自己保持されるとともに
、、ｂ接点１３を開き、ａ接点２、３が閉じて電動機１
が正転する。ボタン７Ａを戻した後に、ボタン６Ａを押
した場合、ａ接点８とｂ接点１１とを介して電磁継電器
ＭＣ２の自己保持接点１５が短絡されるが、電磁継電器
ＭＣＩが付勢されているためにｂ接点１３が開いており
、電磁継電器ＭＣ２は付勢されることなく、電動機１は
正転し続ける。ｂ接点を備えた押ボタンスイツチ１６を
押すと電磁継電器ＭＣｌが消勢されて電動機１は停止す
る。電磁継電器ＭＣｌの消勢中にボタン６Ａを押すと、
電磁継電器ＭＣ２の自己保持接点１５がａ接点８とｂ接
点１１とを介して短絡されて電磁継電器ＭＣ２が付勢さ
れ、ａ接点１５によつて自己保持されるとともに、ｂ接
点１２を開き、ａ接点４，５が閉じて電動機１は逆転す
る。ボタン６Ａを戻した後に、ボタン７Ａを押しても、
ｂ接点１２が開いているから電磁継電器ＭＣｌは付勢さ
れず、電動機１は逆転し続ける。この回路は以上のよう
なものであつて、ボタン６Ａ，７Ａを誤つて同時に押し
た後にボタンを離すとき、後から離すほうのボタンが有
効に作用するのであるが、ボタン６Ａ，７Ａを離す時間
がほとんど同時であつたりあるいは連動スイツチ６，７
の接点が汚れているときなどは、電磁継電器ＭＣＩ，Ｍ
Ｃ２の可動接点がばたつくことがあり、電源線間を短絡
してしまうことがある。このような傾向は接点間距離の
小さな小型の電磁継電器を用いた場合に大となる。この
発明は、交流電源を半波整流して半周期ごとに二つの電
磁継電器ＭＣＩ，ＭＣ２に交互にしか電圧が印加し得な
いようにして、両方の電磁継電器が同時に付勢されない
ようにしたことを特徴とし、電磁継電器の焼損事故が起
こらないインターロツク回路を提供することを目的とす
る。
第２図に一実施例をあげて説明する。このように、本発
明の一実施例は第１図にあげた公知例の連動スイツチ６
，７を取り除き、電磁継電器ＭＣｌの自己保持接点１４
に並列に、ダイオードＤ，と自動復帰式のスイツチＳ，
との直列回路を付加し、電磁継電器ＭＣ２の自己保持接
点１５に並列に、ダイオードＤ。と自動復帰式のスイツ
チＳ。との直列回路を付加したものである。ダイオード
Ｄ，とダイオードＤ２とは向きを互いに逆にして、ダイ
オードＤ，に順方向電圧が印加され得る期間はダイオー
ドＤ。には逆方向電圧が加わり得るように、またダイオ
ードＤ。に順方向電圧が印加され得る期間中はダイオー
ドＤ，には逆方向電圧が加わり得るように設けられてい
る。この実施例の作用効果を説明すると、スイツチＳ，
を閉じるとダイオードＤ，のカソードよりもアノードの
電位が高くなつたとき、すなわち、電源線Ｓよりも電源
線Ｔの電位が高くなつたとき、ダイオードＤ，が導通し
て電磁継電器ＭＣＩが付勢されて自己保持するとともに
電動機１が正転する。押ボタンスイツチ１６を押して電
動機１が停止した後、スイツチＳ。を閉じるとダイオー
ドＤ。のアノードの電位がカソードの電位よりも高くな
つたとき、すなわち電源線Ｔよりも電源線Ｓの電位が高
くなつたときダイオードＤ。が導通して電磁継電器ＭＣ
２を付勢するとともに電磁継電器ＭＣ２は自己保持し電
動機１は逆転する。この回路では、スイツチＳ，とスイ
ツチＳ２が万が一同時に閉じられたとしても、電磁継電
器ＭＣＩ，ＭＣ２には電源周波数の２分の一の周期ずつ
交互に電圧が印加され得るようになつているから、両方
同時に付勢されることはあり得ず、スイツチＳ，，Ｓ。
を閉じたときに、導通しているダイオードＤ，またはダ
イオードＤ２の内のいずれか一方のみのダイオードに、
接続された電磁継電器のみが付勢される。以上のように
この発明のインターロツク回路はいずれか一方の電磁継
電器のみが確実に作動し、しかも正転用スイツチと逆転
用スイツチは１回路１接点のものでよく、回路が非常に
簡素化される長所をも有する。
明の一実施例は第１図にあげた公知例の連動スイツチ６
，７を取り除き、電磁継電器ＭＣｌの自己保持接点１４
に並列に、ダイオードＤ，と自動復帰式のスイツチＳ，
との直列回路を付加し、電磁継電器ＭＣ２の自己保持接
点１５に並列に、ダイオードＤ。と自動復帰式のスイツ
チＳ。との直列回路を付加したものである。ダイオード
Ｄ，とダイオードＤ２とは向きを互いに逆にして、ダイ
オードＤ，に順方向電圧が印加され得る期間はダイオー
ドＤ。には逆方向電圧が加わり得るように、またダイオ
ードＤ。に順方向電圧が印加され得る期間中はダイオー
ドＤ，には逆方向電圧が加わり得るように設けられてい
る。この実施例の作用効果を説明すると、スイツチＳ，
を閉じるとダイオードＤ，のカソードよりもアノードの
電位が高くなつたとき、すなわち、電源線Ｓよりも電源
線Ｔの電位が高くなつたとき、ダイオードＤ，が導通し
て電磁継電器ＭＣＩが付勢されて自己保持するとともに
電動機１が正転する。押ボタンスイツチ１６を押して電
動機１が停止した後、スイツチＳ。を閉じるとダイオー
ドＤ。のアノードの電位がカソードの電位よりも高くな
つたとき、すなわち電源線Ｔよりも電源線Ｓの電位が高
くなつたときダイオードＤ。が導通して電磁継電器ＭＣ
２を付勢するとともに電磁継電器ＭＣ２は自己保持し電
動機１は逆転する。この回路では、スイツチＳ，とスイ
ツチＳ２が万が一同時に閉じられたとしても、電磁継電
器ＭＣＩ，ＭＣ２には電源周波数の２分の一の周期ずつ
交互に電圧が印加され得るようになつているから、両方
同時に付勢されることはあり得ず、スイツチＳ，，Ｓ。
を閉じたときに、導通しているダイオードＤ，またはダ
イオードＤ２の内のいずれか一方のみのダイオードに、
接続された電磁継電器のみが付勢される。以上のように
この発明のインターロツク回路はいずれか一方の電磁継
電器のみが確実に作動し、しかも正転用スイツチと逆転
用スイツチは１回路１接点のものでよく、回路が非常に
簡素化される長所をも有する。
第１図は従来のインターロツク回路を備えた電動機の正
逆回転切換回路図、第２図は本発明の一実施例であるイ
ンターロツク回路を備えた電動機の正逆回転切換回路図
である。 図面の符号：１・・・電動機、ＭＣＩ，ＭＣ２・・・電
磁継電器、１４，１５・・迫己保持接点、Ｓｌ，Ｓ。
逆回転切換回路図、第２図は本発明の一実施例であるイ
ンターロツク回路を備えた電動機の正逆回転切換回路図
である。 図面の符号：１・・・電動機、ＭＣＩ，ＭＣ２・・・電
磁継電器、１４，１５・・迫己保持接点、Ｓｌ，Ｓ。
Claims (1)
- １ 付勢時に電動機が正転するように給電する交流式の
第一電磁継電器と、付勢時に電動機が逆転するように給
電する交流式の第二の電磁継電器とを備え、更に第一の
継電器は付勢によつて自己保持接点を閉じ且つ、第二の
継電器の付勢を阻止する接点を開く機構を有し、該第二
の継電器は付勢によつて自己保持接点を閉じ且つ、第一
の継電器の付勢を阻止する接点を開く機構を備えた正逆
回転切換回路において、各々の電磁継電器の自己保持用
接点に並列に、自動復帰式のスイッチとダイオードとの
直列回路を接続して成り、かつ各々のダイオードの向き
は互いに逆向きになつていることを特徴とする電動機の
正逆回転切換回路におけるインターロック回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15013377A JPS5951231B2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15013377A JPS5951231B2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482011A JPS5482011A (en) | 1979-06-29 |
| JPS5951231B2 true JPS5951231B2 (ja) | 1984-12-12 |
Family
ID=15490196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15013377A Expired JPS5951231B2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951231B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857297U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | 東洋シヤツタ−株式会社 | 三相交流電動機の正逆回転切換回路における電磁継電器の動作安定化回路 |
| JPS5857296U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | 東洋シヤツタ−株式会社 | 三相交流電動機の正逆回転切換回路における同時投入防止回路 |
-
1977
- 1977-12-13 JP JP15013377A patent/JPS5951231B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482011A (en) | 1979-06-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3558910A (en) | Relay circuits employing a triac to prevent arcing | |
| JPH0746552B2 (ja) | 交流遮断器−接触器 | |
| CA1161532A (en) | Storage structure comprising movable racks | |
| JPS5951231B2 (ja) | 電動機の正逆回転切換回路におけるインタ−ロツク回路 | |
| US2322560A (en) | Safety system | |
| US4298114A (en) | Control circuit for a press | |
| US3407306A (en) | Cranking motor solenoid lockout circuit | |
| JPH10508977A (ja) | 保護安全組み合わせ装置 | |
| JPH08291895A (ja) | 複合安全装置 | |
| US965671A (en) | Reversing-switch. | |
| USRE22324E (en) | Control system | |
| JP2544712Y2 (ja) | 電動式シャッターの制御回路 | |
| SU1744782A1 (ru) | Устройство дл управлени трехфазным асинхронным электродвигателем | |
| JPH0320477Y2 (ja) | ||
| JPH089647Y2 (ja) | コントロールセンターのシーケンステスト回路 | |
| US2530305A (en) | Automatic control switch | |
| US2345510A (en) | Time delayed reduced voltage control circuit | |
| SU735771A1 (ru) | Устройство дистанционного управлени приводом горной машины | |
| JPS6242429Y2 (ja) | ||
| US3787731A (en) | Electrically interlocking pushbutton circuit with error indication | |
| JPS6039197Y2 (ja) | プレスにおける操作位置選択回路装置 | |
| SU64969A1 (ru) | Устройство дл включени и выключени электросварочной машины | |
| SU1347111A1 (ru) | Устройство дл температурной защиты трехфазного электродвигател | |
| US1354180A (en) | Motor-control system | |
| JPS582124Y2 (ja) | デンゲンカイロ |