JPS595102B2 - プラスチツクスパイプの製造方法 - Google Patents

プラスチツクスパイプの製造方法

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Publication number
JPS595102B2
JPS595102B2 JP56001631A JP163181A JPS595102B2 JP S595102 B2 JPS595102 B2 JP S595102B2 JP 56001631 A JP56001631 A JP 56001631A JP 163181 A JP163181 A JP 163181A JP S595102 B2 JPS595102 B2 JP S595102B2
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JP
Japan
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string
molten resin
resin
plastic pipe
extruder
Prior art date
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Expired
Application number
JP56001631A
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English (en)
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JPS57115325A (en
Inventor
建治 上谷
忠 小倉
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
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Publication of JPS57115325A publication Critical patent/JPS57115325A/ja
Publication of JPS595102B2 publication Critical patent/JPS595102B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチックスパイプの製造方法、特に大口
径のプラスチックスパイプの製造方法、に関するもので
ある。
5 海洋温度差発電は、海面下500〜1000mの海
中からくみ上げた海水と、海面近くの海水との間の温度
差を利用して発電するものである。
このために直径2〜3m以上の大口径の取水管を用いて
海中から海水をくみ上げなければならないが、10この
取水管の材料としては、耐食性、熱伝導率、海水の比重
等の点から、比重が1に近いプラスチックスが好ましい
。しかしながら、このような大口径で長いプラスチック
ス製のパイプを製造することは、従来不可能であつた。
比較的径の大きい15プラスチックスパイプを製造する
従来の方法として、パイプ押出法とフィラメントワイン
ディング法とがある。パイプ押出法では、パイプの径が
大きくなるとパイプダイス等の重量が大きくなわ過ぎ、
直径2mが最大限度であわ、それ以上のもの20を製造
することはできなかつた。他方、フィラメントワインデ
ィング法は、大径のローラにフィラメント状のプラスチ
ックスを巻きつけた後でローラを除去してパイプを製造
する方法であるが、大口径のパイプを作ることは可能で
あるもののロー25ラの長さ以上のパイプを作ることが
できないという欠点があつた。従つて、従来の方法によ
つて大口径且つ長尺のプラスチックスパイプを作るには
、大口径の短かいパイプを多数接合していくしか方法が
なく、非能率で極めて価格が高くなわ現実的30なもの
ではなかつた。本発明は、大口径且つ長尺のプラスチッ
クスパイプを連続的に製造する方法を得ることを目的と
するものである。
以下、本発明を、添付図面の第1〜5図に基づ35いて
説明する。
第1〜3図は、本発明方法の実施に使用する装置を示す
(なお、第2図は第1図の断面図であるが、分かねやす
くするために同一断面上にない部分も同一断面上に示し
てある)。
架台1の水平台1a上に垂直軸を中心として回転自在に
リング状の回転テーブル2が設けてあジ、この回転テー
ブル2は図示しないモータ等の回転駆動装置によつて矢
印3の方向に回転されるようにしてある。この回転テー
ブル2上に押出機4が取り付けてあるが、そのノズル4
aは回転テーブル2の内周側に突出させてあり、下方に
向けて溶融樹脂5をひも状に連続的に押し出すことがで
きる。回転テーブル2上に、押出機4に隣接して成形装
置6が取り付けられている。成形装置6はひも状の溶融
樹脂5を互いに接合するためのものであり、第3図に詳
細に示すように、回転軸が垂直で平行に配置された2つ
の横面成形ロール6a,6bと、この2つの横面成形ロ
ール6a,6bの中間部上側に配置された回転軸が水平
な上面成形ロール6cとを有して}楓押出機4から押し
出されたひも状の樹脂5がこの3つのロール6a,6b
,6cの間を通過するように配置されている。横面成形
ロール6a,6bは枠6d上を水平方向に滑動可能に案
内されてお・楓図示しない流体圧シリンダによつて所定
の力でひも状の樹脂5及び接合済の成形樹脂をはさみつ
けることができるようにしてある。同様に上面成形ロー
ル6cも上下方向に移動可能であり、図示しない流体圧
シリンダによつて下方向に押圧力を加えることができる
ようにしてある。なお、3つのロール6a,6b,6c
には、その内部に水冷ジヤケツトを設けて冷却するよう
にしてあるが、冷却が不要の場合には水冷ジヤケツトを
設けなくても差し支えない。架台1の水平台1aよりも
下側には1対のキヤタピラ式パイプ移動装置7が設けら
れている。パイプ移動装置7の外側キヤタピラ7aは架
台1から直接支持されているが、内側キヤタピラ7bは
架台1に取り付けた横棒1b及びこれに連結されたロツ
ド8を介して上部からつり下げられている。このパイプ
移動装置7は一定位置に固定的に取り付けてもよいし、
上下方向位置を調整可能としてもよい。外側キヤタピラ
7a及び内側キヤタピラ7bは回転テーブル2の回転速
度と同期して、図示しないモータ等の駆動装置によつて
成形されたプラスチツクスパイプ9を下方に動かすよう
に回転させられる。架台1を設置した床面10の中央部
には必要に応じた深さの、例えば数十メートルの深さの
冷却水タンク11が設けてあり、これに水又は海水12
が満たしてある。以上説明した装置を用いて次のように
して大口径プラスチツクスパイプを製造する。
まず、パイプ製造の最初の段偕のガイドとなる短かい円
筒部材(この円筒部材は製造すべきプラスチツクスパイ
プと同じ直径及び肉厚を有するものであればよい)をパ
イプ移動装置7のキヤタピラ7A,7b間に支持し、そ
の上端面が押出機4のノズル4aの下にくるようにする
。この状態で回転テーブル2を回転させると共に押出機
4のノズル4aからひも状の溶融樹脂5を押し出す。な
お、ひも状の溶融樹脂5の断面は、第3図に示すように
長方形の上辺に凹部を、下辺に凸部をそれぞれ設けた形
状にしてあるが、円形断面等のこの他の断面であつても
差し支えない。押し出されたひも状の溶融樹脂5は、回
転テーブル2上の押出機4が回転しているので円筒部材
の上端面上に円形に置かれていくが、回転テーブル2と
同期してパイプ移動装置7のキヤタピラ7A,7bも回
転し、回転テーブル2が1回転したとき円筒部材がひも
状溶融樹脂5の厚さ分下降するようにしてあるので、1
回転した際には、押し出された溶融樹脂5は1回転前の
段階に押し出された溶融樹脂5′(実際には、すでに接
合されて成形樹脂となつている)の上に重ねられていく
。こうして、ひも状溶融樹脂5がら旋状に積み重ねられ
ていくが、押出機4の下流に配置した成形装置6によつ
て加圧され、上、下のひも状溶融樹脂5及び5′は互い
に接着されて順次一体化していく。こうして一体化され
て管状に成形されたプラスチツクスパイプ9は、パイプ
移動装置7によつて下方に移動され、冷却水タンク11
内の水又は海水12によつて冷却されて完全に固化し、
完成したプラスチツクスパイプ13となつていく。この
作業を連続的に続けていくと、冷却水タンク11の深さ
に相当する長さのプラスチツクスパイプ13を得ること
ができる。従つて、冷却水タンク11を深くしておけば
所望の長さとすることができ、更にはこの装置を海洋上
に設けて海水を直接冷却水として利用すれば100m以
上に及ぶ長尺のプラスチツクスパイプを得ることができ
る。以上が本発明の基本的なプラスチツクスパイプの製
造方法であるが、これは次のように変更、改良して実施
することもできる。
上記説明に}いては、押出機4は1台としたが、これを
2台以上として製造速度を上げることができる。
例えば、回転テーブル2上の対称位置2ケ所に押出機4
を配置し、パイプ移動装置7の速度を2倍にすれば、2
倍の速度で製造することができることになる。また、成
形装置6も必要に応じて復数個配置しても差し支えない
。また、前記説明にふ・いては、押し出された溶融状態
の樹脂を加圧することによつて接着し一体化したが、接
着しにくい場合には、加圧する前に高周波加熱装置、加
熱ローラ等によつて成形樹脂を加熱して溶融状態として
、確実に接着するようにすることもできる。
また、接着する別の方法として、第4図に示すように、
接着性の強い樹脂を押し出す別の押出機14を付加して
、ひも状の溶融樹脂と成形樹脂との間に薄い接着用樹脂
の層を設けることもできる。更に、プラスチツクスパイ
プQ外側に補強用のテープを巻きたい場合には、第4及
び5図に示すように、架台内径部1c上を回転するテー
プ被覆装置15を設ければ、同時にテープ16の被覆を
行なうことができる。
なお、このテープ被覆装置15は回転テーブル2に取り
付けてもよい。また、第4及び5図に示すように回転テ
ーブル2に内面コーテイング装置17を取り付ければ、
同時にプラスチツクスパイプの内面をコーテイングして
滑らかにすることもできる。以上説明してきたように、
本廃明によると、ひも状溶融樹脂を下方に向けて連続的
に押し出す押出機を所望の回転半径で回転させ、押し出
されたひも状溶融樹脂をら旋状に積み重ね、ら旋状に積
み重ねられたひも状溶融樹脂の上面及び両側面をローラ
によつて加圧して管状に接合すると共に、接合された成
形樹脂を押出機の回転速度に同期させて下方に移動し取
り出すことによりプラスチツクスパイプを製造するよう
にしたので、押出機の回転半径は任意に設定することが
でき、プラスチツクスパイプの口径は全く制限を受けず
、またプラスチツクスパイプを回転させるのではなく押
出機を回転させるので、プラスチツクスパイプが長くな
つて重量が増大しても全く影響を受けることなく製造を
続けることができる。
従つて、大口径且つ長尺のプラスチツクスパイプを連続
的に製造することができる。また、どのような比重の樹
脂でも用いることができるので、比重が1に近い比較的
軽い樹脂製のプラスチツクスパイプを製造することがで
きる。また、同時にプラスチツクスパイプの外周にテー
プを被覆すること及び内周にコーテイングをすることも
可能となる。更に、成形されたプラスチツクスパイプは
そのまま水につけて冷却されるので、外周側及び内周側
の両方から樹脂が均一に冷却されて欠陥のない内部構造
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプラスチツクスパイプの製造方法
を実施するための装置の平面図、第2図は第1図に示す
装置の断面図、第3図は第2図に示す装置の成形装置の
拡大図、第4図は本発明方法を実施する別の装置の平面
図、第5図は第4図に示す装置の断面図である。 1・・・架台、2・・・回転テーブル、4・・・押出機
、5・・・溶融樹脂、6・・・成形装置、7・・・パイ
プ移動装置、8...ロツド、9・・・プラスチツクス
パイプ、10・・・床面、11・・・冷却水タンク、1
2・・・水又は海水、14・・・押出機、15・・・被
覆装置、16・・・テープ、17・・・内面コーテイン
グ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ひも状溶融樹脂を下方に向けて連続的に押し出す押
    出機を所望の回転半径で回転させ、押し出されたひも状
    溶融樹脂をら旋状に積み重ね、ら旋状に積み重ねられた
    ひも状溶融樹脂の上面及び両側面をローラによつて加圧
    して管状に接合すると共に、管状に接合された成形樹脂
    を押出機の回転速度に同期させて下方に取り出すことを
    特徴とするプラスチックスパイプの製造方法。 2 押出機を2台以上同時に同一回転半径上で回転させ
    るようにした特許請求の範囲第1項記載のプラスチック
    スパイプの製造方法。 3 ひも状溶融樹脂を接合する際に成形樹脂を再加熱す
    る特許請求の範囲第1又は2項記載のプラスチックスパ
    イプの製造方法。 4 ひも状溶融樹脂を接合する際に、ひも状溶融樹脂と
    成形樹脂との間に接着用樹脂を押し出すようにした特許
    請求の範囲第1又は2項のプラスチックスパイプの製造
    方法。
JP56001631A 1981-01-10 1981-01-10 プラスチツクスパイプの製造方法 Expired JPS595102B2 (ja)

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JP56001631A JPS595102B2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10 プラスチツクスパイプの製造方法

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JP56001631A JPS595102B2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10 プラスチツクスパイプの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS57115325A JPS57115325A (en) 1982-07-17
JPS595102B2 true JPS595102B2 (ja) 1984-02-02

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ID=11506874

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JP56001631A Expired JPS595102B2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10 プラスチツクスパイプの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017535471A (ja) * 2014-11-13 2017-11-30 ロッキード・マーチン・コーポレイションLockheed Martin Corporation パイプの付加製造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017535471A (ja) * 2014-11-13 2017-11-30 ロッキード・マーチン・コーポレイションLockheed Martin Corporation パイプの付加製造

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