JPS62236724A - 可撓管の製造方法 - Google Patents
可撓管の製造方法Info
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- JPS62236724A JPS62236724A JP8069786A JP8069786A JPS62236724A JP S62236724 A JPS62236724 A JP S62236724A JP 8069786 A JP8069786 A JP 8069786A JP 8069786 A JP8069786 A JP 8069786A JP S62236724 A JPS62236724 A JP S62236724A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
大発明は管湛の断面を波形にして良好な可撓性を付与し
た波形管であって、ゴム又はプラスチックの高分子材料
層と薄肉金属等の補強層とが複合された可撓管の製造方
法に関するものである。
た波形管であって、ゴム又はプラスチックの高分子材料
層と薄肉金属等の補強層とが複合された可撓管の製造方
法に関するものである。
（従来の技術とその問題点）
従来、高分子材料から成る波形管の成形方法としては、
例えば特開昭５７−１１６６１号のように、押出機から
押出されたプラスチックパイプを、半円状凹凸面を互い
に向き合うように形成した多数の移動成形駒から成る成
形トンネル内に導入すると共に該移動成形駒に押し広げ
るごとにより所定の波形形状に形成することが知られて
いる。
例えば特開昭５７−１１６６１号のように、押出機から
押出されたプラスチックパイプを、半円状凹凸面を互い
に向き合うように形成した多数の移動成形駒から成る成
形トンネル内に導入すると共に該移動成形駒に押し広げ
るごとにより所定の波形形状に形成することが知られて
いる。
しかしながら、上記の成形方法では、成形する波形パイ
プの口径や波形形状の変更のある毎に、成形金型である
移動波形駒をそれに合わせて製作しなければならず、そ
の製作に相当な費用や日数を費やし、波形管の成形にあ
たり不都合な面を有するほか、成形可能な材料に制約が
あり、例えば熱溶融しない熱硬化型ポリイミド樹脂やポ
リ四フッ化エチレン等の材料を使用して波形管を成形で
きない問題点があった。
プの口径や波形形状の変更のある毎に、成形金型である
移動波形駒をそれに合わせて製作しなければならず、そ
の製作に相当な費用や日数を費やし、波形管の成形にあ
たり不都合な面を有するほか、成形可能な材料に制約が
あり、例えば熱溶融しない熱硬化型ポリイミド樹脂やポ
リ四フッ化エチレン等の材料を使用して波形管を成形で
きない問題点があった。
（技術的課題）
本発明は、上記の問題点を解決し、成形金型を使用する
ことなく、かつ熱溶融しない高分子材料 ・であっても
これを用いて任意の口径の波形管を成形でき、同時に高
分子材料層の保護のためその外層又は内層として薄肉金
属等の補強層を積層一体化できる新規な製造方法を提供
することを枝術課題とするものである。
ことなく、かつ熱溶融しない高分子材料 ・であっても
これを用いて任意の口径の波形管を成形でき、同時に高
分子材料層の保護のためその外層又は内層として薄肉金
属等の補強層を積層一体化できる新規な製造方法を提供
することを枝術課題とするものである。
（技術的手段）
本発明は、上記技術的課題を解決するため、可撓管の製
造方法を、薄肉金属等の塑性変形可能な材料から成る内
外層とゴム又はプラスチックから成る中間層とを有する
積層管を成形する工程と、該積層管の管壁を波形に癖付
けする工程と、該積層管から内外層のいずれか一方を剥
離して除去する工程とから構成することを技術的手段と
したものである。
造方法を、薄肉金属等の塑性変形可能な材料から成る内
外層とゴム又はプラスチックから成る中間層とを有する
積層管を成形する工程と、該積層管の管壁を波形に癖付
けする工程と、該積層管から内外層のいずれか一方を剥
離して除去する工程とから構成することを技術的手段と
したものである。
（実施例）
以下、本発明の一実施例について説明する。
第１図はアルミニウム箔等の金属条帯と熱硬化型のポリ
イミドフィルムとを螺旋状に捲回して形成される積層管
ηの成形工程を示し、片持ち状のマンドレルαυとこの
マンドレル（１１）上に捲回され駆動ローラα：ｌｌ
Ｑ３１ ’により駆動されるエンドレスベルト（２）と
の間に、金属条帯（１）、外面にＦＥＰをコーティング
して熱融着を付与したポリイミドフィルム（東し・デュ
ポン株式会社製、商品名カプトンＦタイプ）（２）及び
金属条帯（３）を順次内側から挿入し、これらをマンド
レル０υ上で螺旋状に捲回して管状体に成形しつつ、マ
ンドレル０υ上を回転前進させることにより、内層（４
）、中間層（５）及び外層（６）を有する積層管口を成
形する。
イミドフィルムとを螺旋状に捲回して形成される積層管
ηの成形工程を示し、片持ち状のマンドレルαυとこの
マンドレル（１１）上に捲回され駆動ローラα：ｌｌ
Ｑ３１ ’により駆動されるエンドレスベルト（２）と
の間に、金属条帯（１）、外面にＦＥＰをコーティング
して熱融着を付与したポリイミドフィルム（東し・デュ
ポン株式会社製、商品名カプトンＦタイプ）（２）及び
金属条帯（３）を順次内側から挿入し、これらをマンド
レル０υ上で螺旋状に捲回して管状体に成形しつつ、マ
ンドレル０υ上を回転前進させることにより、内層（４
）、中間層（５）及び外層（６）を有する積層管口を成
形する。
第２図は上記により成形した積層管口の管壁を縦断面に
おいて螺旋状又は環状の波形に癖付けした状態を示し、
この波形に癖付けする工程は、例えば前記マンドレルａ
ｌ）上を回転前進してマンドレルαυの先端を離れた積
層管口の内外面から凹凸の溝を有するローラを押し当て
、内外層（４１（６）を形成する金属条帯（１） （３
１をその間に中間層（５）を挟んだ状態で凹凸状に塑性
変形させることにより行うが、他の管壁を波形に癖付け
できる公知の手段を用いて行っても良い。
おいて螺旋状又は環状の波形に癖付けした状態を示し、
この波形に癖付けする工程は、例えば前記マンドレルａ
ｌ）上を回転前進してマンドレルαυの先端を離れた積
層管口の内外面から凹凸の溝を有するローラを押し当て
、内外層（４１（６）を形成する金属条帯（１） （３
１をその間に中間層（５）を挟んだ状態で凹凸状に塑性
変形させることにより行うが、他の管壁を波形に癖付け
できる公知の手段を用いて行っても良い。
また、この癖付は工程は、前記のように積層管の成形工
程と連続して行っても良いし、非連続的に行っても良い
。
程と連続して行っても良いし、非連続的に行っても良い
。
上記のように管壁を波形に癖付けした積層管は、定尺に
カットした後、加熱炉に装入し、中間層（５）を形成す
るポリイミドフィルムを加熱して、その外面にコーティ
ングしたＦＥＰを熱溶融させて外層（６）に接着させる
。このとき、中間層（５）と内層（４）とはポリイミド
フィルム自体が熱溶融しないので非接着状態にある。
カットした後、加熱炉に装入し、中間層（５）を形成す
るポリイミドフィルムを加熱して、その外面にコーティ
ングしたＦＥＰを熱溶融させて外層（６）に接着させる
。このとき、中間層（５）と内層（４）とはポリイミド
フィルム自体が熱溶融しないので非接着状態にある。
尚、この加熱工程は、波形に癖付けされた積層管を前進
させて前方に設置した加熱炉内を通過させることにより
、癖付は工程と連続的に行うようにしても良いが、癖付
は工程に先立って行っても良い。
させて前方に設置した加熱炉内を通過させることにより
、癖付は工程と連続的に行うようにしても良いが、癖付
は工程に先立って行っても良い。
その後、積層管ｎは、中間層（５）からこれと非接着状
態にある内Ｎ（４）の金属条帯（１１を剥離して取り除
くごとにより、第３図に示すように、波形に癖付けされ
た状態に塑性変形させられた二層構造の波形管（１）が
得られるに至る訳である。
態にある内Ｎ（４）の金属条帯（１１を剥離して取り除
くごとにより、第３図に示すように、波形に癖付けされ
た状態に塑性変形させられた二層構造の波形管（１）が
得られるに至る訳である。
この波形管■は、内外層が接着層を介して強固に一体化
されており、内・面（５）′がポリイミド製であるので
耐熱性、耐薬品性に優れると共に、外面（６）′が金属
製であるので耐熱性のほか耐偏平強度や屈曲時の保形性
に優れている。
されており、内・面（５）′がポリイミド製であるので
耐熱性、耐薬品性に優れると共に、外面（６）′が金属
製であるので耐熱性のほか耐偏平強度や屈曲時の保形性
に優れている。
尚、本発明は上述の実施例に限られず次のような実施例
をも含むものである。
をも含むものである。
■ 中間層を未加硫ゴムテープやガラスクロス等の基布
に未加硫ゴムを含浸させたテープを螺旋 状に捲回して
形成し、一方の金属条帯には離型処理を施しておき、加
熱加硫工程で内外層のいずれか一方に接着させること。
に未加硫ゴムを含浸させたテープを螺旋 状に捲回して
形成し、一方の金属条帯には離型処理を施しておき、加
熱加硫工程で内外層のいずれか一方に接着させること。
■ 内面が金属製、外面が高分子材料製の二層構造の可
撓管を得たい場合には、中間層を内層とのみ接着し、波
形管形成後外層の金属条帯等を剥離して除去すること。
撓管を得たい場合には、中間層を内層とのみ接着し、波
形管形成後外層の金属条帯等を剥離して除去すること。
■ 熱可塑性の各種のプラスチックテープを螺旋状に捲
回して中間層を形成する場合には、加熱工程が不必要で
あること。
回して中間層を形成する場合には、加熱工程が不必要で
あること。
■ 内外層と中間層から成る積層管は、あらかじめ三層
に積層したシートを筒状に丸めると共に軸芯方向におけ
る継ぎ目を接合して形成したもの等であっても良いこと
。
に積層したシートを筒状に丸めると共に軸芯方向におけ
る継ぎ目を接合して形成したもの等であっても良いこと
。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、成形用金型を使
用することなく、ポリイミド等の高分子材料から成る管
壁を内外の層と共に凹凸状に塑性変形させることにより
容易に波形に形成することができ、しかも高分子材料を
凹凸状に変形させるために使用する内外の層のいずれか
一方をそのまま管壁に利用するようにしたので、所望の
口径の二層複合構造の波形管を得られるほか、特に一般
の熱可塑性プラスチックと異なり溶融成形が困難なポリ
イミド、ＰＰＳ、ＰＢＴ等の耐熱性プラスチックであっ
ても、これを金属等と複合させて屈曲性、耐圧性等の良
好な二層可撓管を製造できる利点があり、産業的価値の
大なるものである。
用することなく、ポリイミド等の高分子材料から成る管
壁を内外の層と共に凹凸状に塑性変形させることにより
容易に波形に形成することができ、しかも高分子材料を
凹凸状に変形させるために使用する内外の層のいずれか
一方をそのまま管壁に利用するようにしたので、所望の
口径の二層複合構造の波形管を得られるほか、特に一般
の熱可塑性プラスチックと異なり溶融成形が困難なポリ
イミド、ＰＰＳ、ＰＢＴ等の耐熱性プラスチックであっ
ても、これを金属等と複合させて屈曲性、耐圧性等の良
好な二層可撓管を製造できる利点があり、産業的価値の
大なるものである。
第１図は本発明の積層管の成形工程を示す概略図、第２
図は波形に癖付けされた状態を示す積層管の側面図、第
３図は波形管の一部切欠側面図である。 （１１（３１・・・金属条帯、 （２）・・・ポリイ
ミドフィルム、（４）・・・内層、 （５）・
・・中間層、（６）・・・外層、 （Ｐｌ・・・
積層管、（１）・・・波形管。
図は波形に癖付けされた状態を示す積層管の側面図、第
３図は波形管の一部切欠側面図である。 （１１（３１・・・金属条帯、 （２）・・・ポリイ
ミドフィルム、（４）・・・内層、 （５）・
・・中間層、（６）・・・外層、 （Ｐｌ・・・
積層管、（１）・・・波形管。
Claims (1)
- 薄肉金属等の塑性変形可能な材料から成る内外層とゴム
又はプラスチックから成る中間層とを有する積層管を成
形する工程と、該積層管の管壁を波形に癖付けする工程
と、該積層管から内外層のいずれか一方を剥離して除去
する工程とから成ることを特徴とする可撓管の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069786A JPS62236724A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 可撓管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069786A JPS62236724A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 可撓管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62236724A true JPS62236724A (ja) | 1987-10-16 |
Family
ID=13725518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8069786A Pending JPS62236724A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 可撓管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62236724A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7291240B2 (en) | 2002-09-09 | 2007-11-06 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Method of forming a conduit using a wound sacrificial layer |
| US7469719B2 (en) | 2002-09-09 | 2008-12-30 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Limb for breathing circuit |
| US10252017B2 (en) | 2000-06-21 | 2019-04-09 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Conduit with heating element |
| US10316993B2 (en) | 2017-03-15 | 2019-06-11 | Novelis Inc. | Corrugated heat protection tube and methods of making the same |
| US10357625B2 (en) | 2003-09-17 | 2019-07-23 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathable respiratory mask |
| US10603460B2 (en) | 2009-12-22 | 2020-03-31 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Components for medical circuits |
| US11110245B2 (en) | 2003-05-30 | 2021-09-07 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP8069786A patent/JPS62236724A/ja active Pending
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| US9717874B2 (en) | 2002-09-09 | 2017-08-01 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Conduit and method of forming |
| US10828456B2 (en) | 2002-09-09 | 2020-11-10 | Fisher & Paykel Heathcare Limited | Conduit and method of forming |
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