JPS595085Y2 - リフトア−ム降下防止装置 - Google Patents

リフトア−ム降下防止装置

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Publication number
JPS595085Y2
JPS595085Y2 JP6242278U JP6242278U JPS595085Y2 JP S595085 Y2 JPS595085 Y2 JP S595085Y2 JP 6242278 U JP6242278 U JP 6242278U JP 6242278 U JP6242278 U JP 6242278U JP S595085 Y2 JPS595085 Y2 JP S595085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift arm
plate
lock
pin
upper plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP6242278U
Other languages
English (en)
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JPS54163504U (ja
Inventor
哲夫 林
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
Priority to JP6242278U priority Critical patent/JPS595085Y2/ja
Publication of JPS54163504U publication Critical patent/JPS54163504U/ja
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Publication of JPS595085Y2 publication Critical patent/JPS595085Y2/ja
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  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はショベルローダその他、リフトアームを有する
形式の建設機械のリフトアーム降下防止装置に関する。
建設機械(ショベルローダ)に於て、点検、整備の為に
リフトアームを上げて作業を行う際に、レバーの誤操作
や油圧系統のトラブルでリフトアームが降下し、人身事
故が発生する場合がある。
この対策として従来は、(1)ピンのみを使用し、直接
リフトアームの降下を防止する方式、(2)リフトアー
ムシリンダに支えを入れ、リフトアームの降下を防止す
る方式、(3)操作レバーをロックする方式・・・・・
・等が採用されているが、ピン等により直接リフトアー
ムの降下を防止する方式又は操作レバーのみをロックす
る方式では、前者はピン等を使用した状態で油圧力を作
用させる可能性があり、シリンダ、マスト等を損傷する
ことがあり、又後者は油圧系統にトラブルが起きた場合
効果がない。
本考案は上記従来の不具合を回避するために、リフトア
ーム操作レバーをロックすると同時にピンにより直接リ
フトアームの降下を防止するもので、図面に関連して説
明すると次の通りである。
第1図に於て車体に固定した上板1又は車体の一部を利
用した上板に、垂直な側板2を溶接その他の手段により
固定し、側板2には上板1の下側に一定の隙間Hをへだ
てて上板1と平行な下板3を、又下板3の下方に大きい
間隔をへだてて水平な底板4をそれぞれ固定している。
つば付ピン5は上端につば部6と取手7を一体に備え、
第2図の如くショベルローダのマスト8に水平なピン9
を介して支持されたリフトアーム10の降下を阻止する
べく、マスト8と一体のブラケット11の先端の孔12
に挿入してリフトアーム10の下面を支持する部材であ
る。
第1図には格納状態にあるつば付ピン5が示されており
、ピン5の本体は下板3にあけた孔14と底板4にあけ
た孔15を貫通しているが、つば部6は上板1にあけた
孔16内に嵌り、U形ロッド17の一辺17 aにより
つば部6が上方へ押されて、つば部6の上面はロックプ
レート18の下面に圧接し、これによりつば部6の−E
面は上板1の上面と同一レベルにある。
下板3にあけた孔14はピン5の本体を通すには充分な
直径を有するが、つば部6の直径よりは小さく、従って
ピン5を押下げた場合、つば部6は下板3の上面に衝合
する。
上板1にあけた孔16は孔14.15と同心であり、つ
ば部6の直径より充分大きい。
U形ロッド17の一辺17aは底板4の下側から底板4
と下板3にあけたロッド孔19.20を貫通し、更に上
板1に設けた切欠21(孔)を通して、格納位置にある
つば付ピン5のつば部6の下面に対向している。
U形ロッド17の他辺17bも底板4の孔(図示せず)
を貫通して上方へ延び、底板4と上板1の間の部分に割
ピン22を備え、割ピン22の下側に支持された座金2
3と底板4の間につば付ピン5の重力より強いスプリン
グ24を縮設して、ロッド17全体を上方へ付勢し、従
って前述の如く一辺17 Hの上端によりつば部6を上
方へ押上げ、ロックプレート18の下面に押付けている
ロッド他辺17bの上端部はロックプレート18の後述
する2位置■、II間のわずかな隙間C内の上板1の孔
25を貫通して上板1より上方へ突出し、ロックプレー
ト18の移動を阻止している。
上板1の上面に固着した1対の段付ガイドプレート27
によりロックプレート18は2点鎖線で示すIの位置と
そこかられずかな隙間Cをへだてた実線で示すIIの位
置に往復摺動自在に支持されており、取手7の嵌まる切
欠28と、リフトアーム操作レバー29の嵌まる切欠3
0を備えている。
ロックプレート18の位置Iはつば付ピンロック位置あ
り、位置IIはリフトアーム操作レバーロック位置であ
る。
即ちロック位置■に於てはロックプレート18が孔16
を塞ぎ、その下面にはスプリング24の弾力を受けたU
形ロッド17の一辺17 aによりつば部6が圧接して
、関連部品のガタ付を阻止している。
その場合はもちろんつば付ピン5を取出すことはできず
、つば付ピン5は格納状態にとどまり、ロックプレート
18はU形ロッド他辺17b上端によりロック位置II
への移行が阻止され、その間リフトアーム操作レバー2
9はロックプレート18に邪魔されることなく、自由に
移動可能となる。
ロックプレート18が実線で示すロック位置IIにある
時は、切欠30がリフトアーム操作レバー29に噛合い
、レバー29を操作することはできなくなる。
その間ロッド他辺17bはII色位置あるロックプレー
ト18がロック位置Iへ移動することを阻止する。
リフトアーム10を上げて点検作業等を行う際に、格納
位置にあるつば付ピン5(第1図)を取出すには、取手
7をスプリング24の弾力に抗して押下げ、それまで゛
スプリング24の弾力によりロツクフ。
レート18の下面に圧接していたつば部6をロックプレ
ート18から離し、ロックプレート18を離放し、同時
にロッド他辺17 bを孔25内へ下降させ、フリーの
状態になったロックプレート18を第1図の右方へずら
せ、実線で示す如く切欠30をレバー29に噛合せ、そ
の後取手7に加えていた下向きの力を除く。
そうするとロッド他辺17 bが孔25より上方へ突出
し、II色位置あるロックプレート18のロック位置I
側への移行を阻止すると同時に、ロッド−辺17 aが
つば部6を押上げ、つば部6は上板1の孔16から上方
へ浮き、取手7を掴みピン5を取出すことができる。
従って取出したピンを直ちに第2図の孔12に差込めば
リフトアーム10の降下を機械的に阻止することができ
る。
しかもその間口ツクプレート18はリフトアーム操作レ
バー29を切欠30の部分でロックしているため、つば
付ピン5を第2図の如く孔12に装着した状態で油圧力
を作用させる恐れはなくなる。
第2図のピン5を抜き、第1図の位置に格納し、つば部
6によりロッド17を押下げた状態でロックプレート1
8を左方へずらせてつば付ピン5を格納状態にロックす
ると、リフトアーム操作レバー29は解放され、リフト
アーム10に油圧力を作用させ得る状態となる。
以上説明したように本考案はリフトアーム操作レバー2
9に近接するように車体に間隔をへだてて固設した略水
平な上板1と下板3の内、上板1にはリフトアーム10
の下降を防止する際つば部6の取手7を掴み取り出して
使用するリフトアームロック用のつば付ピン5を略垂直
に格納するためのつば部6が通過する孔16を、又下板
3にはっは部6より下方のピン本体のみ通過する格納用
の孔14を設け、つば付ピン5の重さより大きい力で上
方へ付勢したU形ロッド17の一辺17aを下板3と上
板1のロッド孔20.21を通して格納中のつば付ピン
5のつば部6下面に対向せしめ、上板1上に於てロック
プレート18を、つば付ピン5のつば部6上面が圧接す
るつば付ピンロック位置■とその位置かられずかな隙間
Cをへだててリフトアーム操作レバー29に操作不能に
噛み合うリフトアーム操作レバーロック位置IIとを格
−的に占めるように往復摺動自在に支承し、ロックプレ
ート18をリフトアーム操作レバーロック位置IIへ移
動した時U形ロッド17の他辺17bが上記2位置間の
隙間C内の上板1の孔25を通り上板1の上方へ突出し
てロックプレート18がリフトアーム操作レバーロック
位置IIを保持するようにしたことを特徴としているの
で、リフトアーム操作レバー29をロックし、かつピン
5により直接リフトアーム10の降下を防止する二重の
安全機構となっており、レバー29の誤操作によりリフ
トアーム10の降下及び油圧系統のトラブルによるリフ
トアーム10の降下の両面に対して効果がある。
尚本考案はレバー操作により作動する機械に関し、レバ
ーをロックすると同時に機械の作動部をピンにて固定す
ることができるので、点検、整備時の誤操作等による事
故を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いて示す斜視図、第2図はノットア
ーム支持部の側面図である。 1・・・・・・上板、3・・・・・・下板、5・・・・
・・つば付ピン、6・・・・・・つば部、10・・・・
・・リフトアーム、14.16・・・・・・孔、17・
・・・・・U形ロッド、17 a・・・・・・一辺、1
7 b・・・・・・他辺、18・・・・・・ロックプレ
ート、19,20.21・・・・・・ロッド孔、24・
・・・・・スプリング、■・・・・・・つば付ピンロッ
ク位置、II・・・・・・リフトアーム操作レバーロッ
ク位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフトアーム操作レバー29に近接するように車体に間
    隔をへだてて固設した略水平な上板1と下板3の内、上
    板1にはリフトアーム10の下降を防止する際つば部6
    の取手7を掴み取り出して使用するリフトアームロック
    用のつば付ピン5を略垂直に格納するためのつば部6が
    通過する孔16を、又下板3にはっは部6より下方のピ
    ン本体のみ通過する格納用の孔14を設け、つば付ピン
    5の重さより大きい力で上方へ付勢したU形ロッド17
    の一辺17 aを下板3と上板1のロッド孔20゜21
    を通して格納中のつば付ピン5のつば部6下面に対向せ
    しめ、上板1上に於てロックプレート18を、つば付ピ
    ン5のつば部6上面が圧接するつば付ピンロック位置I
    とその位置かられずかな隙間Cをへだててリフトアーム
    操作レバー29に操作不能に噛み合うリフトアーム操作
    レバーロック位置IIとを択一的に占めるように往復摺
    動自在に支承し、ロックプレート18をリフトアーム操
    作レバーロック位置IIへ移動した時U形ロッド17の
    他辺17bが上記2位置間の隙間C内の上板1の(L2
    5を通り上板1の上方へ突出してロックプレート18が
    リフトアーム操作レバーロック位置■Iを保持するよう
    にしたことを特徴とするリフトアーム降下防止装置。
JP6242278U 1978-05-09 1978-05-09 リフトア−ム降下防止装置 Expired JPS595085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242278U JPS595085Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 リフトア−ム降下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242278U JPS595085Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 リフトア−ム降下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54163504U JPS54163504U (ja) 1979-11-16
JPS595085Y2 true JPS595085Y2 (ja) 1984-02-15

Family

ID=28964659

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JP6242278U Expired JPS595085Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 リフトア−ム降下防止装置

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JPS54163504U (ja) 1979-11-16

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