JPS595076B2 - 電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置 - Google Patents
電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置Info
- Publication number
- JPS595076B2 JPS595076B2 JP7122178A JP7122178A JPS595076B2 JP S595076 B2 JPS595076 B2 JP S595076B2 JP 7122178 A JP7122178 A JP 7122178A JP 7122178 A JP7122178 A JP 7122178A JP S595076 B2 JPS595076 B2 JP S595076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- spacer
- workpiece
- beam welding
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子ビーム溶接用真空シールド装置に関する
ものである。
ものである。
これまで部分真空型電子ビーム溶接装置を用いて円筒形
構造物のシーム溶接を行う場合、被溶接部表面側は通常
第１図にみられるような溶接装置Ｎと被溶接物丁との間
を真空シールドしながら埋めるスペーサー７が用いられ
ていた。
構造物のシーム溶接を行う場合、被溶接部表面側は通常
第１図にみられるような溶接装置Ｎと被溶接物丁との間
を真空シールドしながら埋めるスペーサー７が用いられ
ていた。
これは部分真空型電子ビーム溶接装置は通常底面が平面
であるため平板の突合せ溶接を行う場合にはそのまゝ被
溶接物の上へ載せる形で問題はないが、円筒形の構造物
になるとどうしても被溶接物と部分真空電子ビーム溶接
装置の間に大きな間隙があくために第１図に示すような
スペーサーＺを用いてこの間隙を埋めるわけである。
であるため平板の突合せ溶接を行う場合にはそのまゝ被
溶接物の上へ載せる形で問題はないが、円筒形の構造物
になるとどうしても被溶接物と部分真空電子ビーム溶接
装置の間に大きな間隙があくために第１図に示すような
スペーサーＺを用いてこの間隙を埋めるわけである。
このスペーサー７は第２、３図に示すように、被溶接物
に接触する面にシリコンゴムなどの耐熱ゴムのＣリング
３’若しくは同様なリング材を１重または多重に設け、
これを被溶接物１’間で適度に押し潰すことによつて真
空シールドという目的を果さんとするものである。
に接触する面にシリコンゴムなどの耐熱ゴムのＣリング
３’若しくは同様なリング材を１重または多重に設け、
これを被溶接物１’間で適度に押し潰すことによつて真
空シールドという目的を果さんとするものである。
しかしこの機構ではＣリング３’のつぶれ代の分のみ被
溶接物の径の変化に対し適合性があるが、この範囲はご
く狭く実際は被溶接物丁の径が変化した場合その都度そ
の径に合わせてスペーサー７を製作しなければならない
という欠点はまぬがれない。
溶接物の径の変化に対し適合性があるが、この範囲はご
く狭く実際は被溶接物丁の径が変化した場合その都度そ
の径に合わせてスペーサー７を製作しなければならない
という欠点はまぬがれない。
また裏当て装置にしても第４図ａ、ｂ、ｃで示されるよ
うな構造がとられており、この場合も裏当て装置の幅が
狭いのでかなりの径の範囲はカバーできるが、自ずと限
度があり、特に円筒形構造物の突合せ溶接用の裏当て装
置に関してもまた上述の問題点と同様内径に合わせて構
造物毎に製作しなければならない欠点があるが、本発明
は特に被溶接物の表側シールド装置の改良に関するもの
である。
うな構造がとられており、この場合も裏当て装置の幅が
狭いのでかなりの径の範囲はカバーできるが、自ずと限
度があり、特に円筒形構造物の突合せ溶接用の裏当て装
置に関してもまた上述の問題点と同様内径に合わせて構
造物毎に製作しなければならない欠点があるが、本発明
は特に被溶接物の表側シールド装置の改良に関するもの
である。
本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、簡単な
構成によつて部分真空を可能となし、特にスペーサーを
平板から円筒形被溶接物の直径の変化にそのま＼対応で
きるようになし溶接効率の向上と経済的効果の向上を計
らんとするものである。
構成によつて部分真空を可能となし、特にスペーサーを
平板から円筒形被溶接物の直径の変化にそのま＼対応で
きるようになし溶接効率の向上と経済的効果の向上を計
らんとするものである。
第５，６図について本発明の実施例の詳細を説明すると
、Ａはスペーサーであつて、該スペーサーＡは、中実軸
線方向にそつて電子ビームＢ通適用のスリツ口を穿設形
成したスペーサープレート２の下面に上記スリツト１を
閉塞することなくこれを囲うように長方形の箱形構造体
３が一体に設けられ、該箱形構造体３の両側妻部４の下
側を欠除せしめ、この箱形構造体３の長辺側両側に被溶
接物５の表面に当接する脚部６を形成したものによつて
構成されている。また図から明らかなように箱形構造体
３はスペーサープレート２より小さく形成され、またこ
の箱形構造体３の周縁には断面形状がＬ字型の枠状シー
ルド部材７の起立辺７′が箱形構造体３の外周に固定さ
れ、水平辺７７が被溶接物５表面に押接されるように構
成してある。
、Ａはスペーサーであつて、該スペーサーＡは、中実軸
線方向にそつて電子ビームＢ通適用のスリツ口を穿設形
成したスペーサープレート２の下面に上記スリツト１を
閉塞することなくこれを囲うように長方形の箱形構造体
３が一体に設けられ、該箱形構造体３の両側妻部４の下
側を欠除せしめ、この箱形構造体３の長辺側両側に被溶
接物５の表面に当接する脚部６を形成したものによつて
構成されている。また図から明らかなように箱形構造体
３はスペーサープレート２より小さく形成され、またこ
の箱形構造体３の周縁には断面形状がＬ字型の枠状シー
ルド部材７の起立辺７′が箱形構造体３の外周に固定さ
れ、水平辺７７が被溶接物５表面に押接されるように構
成してある。
そしてこの枠状シールド部材７はシリコンゴムなどの耐
熱ゴム材料によつて形成されている。
熱ゴム材料によつて形成されている。
８は上記枠状シールド部材７の水平辺Ｔ上側とスペーサ
ープレート２の周縁下側との間に配設され且つスペーサ
ープレート２の下側にボルト，ナツト構造成は油圧機構
などの押圧調整機構９により連結された押圧保持部材で
、該押圧保持部材８は図から明らかなように上記箱形構
造体３を囲う方形枠状で而もその枠は断面形状が下向き
コ字型のチヤンネル材にて構成されており、該押圧保持
部材８には圧搾機などに連結したエアホース１０が囲繞
介装してあつて、このエアホース１０が上記枠状シール
ド部材７の上面に押圧可能に接せしめられている。
ープレート２の周縁下側との間に配設され且つスペーサ
ープレート２の下側にボルト，ナツト構造成は油圧機構
などの押圧調整機構９により連結された押圧保持部材で
、該押圧保持部材８は図から明らかなように上記箱形構
造体３を囲う方形枠状で而もその枠は断面形状が下向き
コ字型のチヤンネル材にて構成されており、該押圧保持
部材８には圧搾機などに連結したエアホース１０が囲繞
介装してあつて、このエアホース１０が上記枠状シール
ド部材７の上面に押圧可能に接せしめられている。
尚上記スペーサープレート２の上面には第１図に示すよ
うな部分真空型電子ビーム溶接装置が記載されるもので
あることは勿論で、この装置の記載は省略してある。
うな部分真空型電子ビーム溶接装置が記載されるもので
あることは勿論で、この装置の記載は省略してある。
次に本発明装置のセツト手段について説明すると、被溶
接物５のシーム溶接線に電子ビームＢが集中されるよう
にスペーサーＡを被溶接物５にのせ、押圧調整機構９を
調整したのち押圧保持部材８で保持しているエアホース
１０に高圧空気を送つてこのエアホース１０により枠状
シールド部材７の水平辺７５を被溶接物５面上に押しつ
け気密を保接させる。
接物５のシーム溶接線に電子ビームＢが集中されるよう
にスペーサーＡを被溶接物５にのせ、押圧調整機構９を
調整したのち押圧保持部材８で保持しているエアホース
１０に高圧空気を送つてこのエアホース１０により枠状
シールド部材７の水平辺７５を被溶接物５面上に押しつ
け気密を保接させる。
そしてスペーサープレート２上に部分真空型電子ビーム
溶接装置を気密的に搭載し、のち箱形構造体３内側の空
気を排除去せしめて真空を保持せしめ電子ビームによる
シーム溶接を行う。
溶接装置を気密的に搭載し、のち箱形構造体３内側の空
気を排除去せしめて真空を保持せしめ電子ビームによる
シーム溶接を行う。
この場合シーム溶接線に裏当装置を用いることは当然で
ある。尚上述の被溶接物５は平板は勿論のこと直径の変
化した円筒構造物の何れでもよい。本発明は上述のよう
に構成したので、被溶接物が平板であれ種々と径の変化
した被溶接物の部分真空が適確におし得られ、特に円筒
形の被溶接物にあつて直径が大小種々に変化しても従来
のスペーサ一のように被溶接物の径に合せたスペーサー
を準備する必要がなく１個で多種径の被溶接物に適応せ
しめうるなどの特長があり、溶接効率の向上と経済的効
果の向上が計りうるなど有用な発明である。
ある。尚上述の被溶接物５は平板は勿論のこと直径の変
化した円筒構造物の何れでもよい。本発明は上述のよう
に構成したので、被溶接物が平板であれ種々と径の変化
した被溶接物の部分真空が適確におし得られ、特に円筒
形の被溶接物にあつて直径が大小種々に変化しても従来
のスペーサ一のように被溶接物の径に合せたスペーサー
を準備する必要がなく１個で多種径の被溶接物に適応せ
しめうるなどの特長があり、溶接効率の向上と経済的効
果の向上が計りうるなど有用な発明である。
第１図は従来の部分真空型電子ビーム溶接装置の一部切
欠正面図、第２図は同上スペーサー部の断面図、第３図
は同上スペーサーの斜視図、第４図Ａ，ｂ，ｃは夫々裏
当て装置部の断面図、第５図は本発明の装置に用いるス
ペーサーの斜視図、第６図は本発明真空シールド装置の
一部切欠正面図である。 Ａ・・・・・・スペーサー、Ｂ・・・・・・電子ビーム
、１・・・・・・スリツト、２・・・・・・スペーサー
プレート、３・・・・・・箱形構造体、４・・・・・・
妻部、６・・・・・・脚部、７・・・・・・枠状シール
ド部材、８・・・・・・押圧保持部材、９・・・・・・
押圧機構、１０・・・・・・エアホース。
欠正面図、第２図は同上スペーサー部の断面図、第３図
は同上スペーサーの斜視図、第４図Ａ，ｂ，ｃは夫々裏
当て装置部の断面図、第５図は本発明の装置に用いるス
ペーサーの斜視図、第６図は本発明真空シールド装置の
一部切欠正面図である。 Ａ・・・・・・スペーサー、Ｂ・・・・・・電子ビーム
、１・・・・・・スリツト、２・・・・・・スペーサー
プレート、３・・・・・・箱形構造体、４・・・・・・
妻部、６・・・・・・脚部、７・・・・・・枠状シール
ド部材、８・・・・・・押圧保持部材、９・・・・・・
押圧機構、１０・・・・・・エアホース。
Claims (1)
- １ 電子ビーム通過用のスリットを備えた長方形スペー
サープレートの下面に長手方向両側に脚部を有する箱形
構造体を一体形成せしめ、該箱形構造体の外周に被溶接
物に当接する裾部のある枠状シールド部材を気密的に囲
繞止着し、該枠状シールド部材の裾部と上記スペーサー
プレートの下面との間に押圧調整機構を有するエアホー
スなどの上記裾部押圧部材を囲繞的に配設したことを特
徴としてなる電子ビーム溶接用真空シールド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122178A JPS595076B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122178A JPS595076B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54161554A JPS54161554A (en) | 1979-12-21 |
| JPS595076B2 true JPS595076B2 (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=13454392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7122178A Expired JPS595076B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595076B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9358638B2 (en) | 2012-09-18 | 2016-06-07 | Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. | Movable vacuum welding device |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919820A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の異常検出装置 |
| GB201609995D0 (en) | 2016-06-08 | 2016-07-20 | Aquasium Technology Ltd | Shaped welding head |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP7122178A patent/JPS595076B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9358638B2 (en) | 2012-09-18 | 2016-06-07 | Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. | Movable vacuum welding device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54161554A (en) | 1979-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3136883A (en) | Seal for moving electron beam column | |
| JPS595076B2 (ja) | 電子ビ−ム溶接用真空シ−ルド装置 | |
| US3598384A (en) | Metal vapor generators | |
| US2796510A (en) | Method of resistance welding sandwich panels | |
| GB2033814B (en) | Electron beam welding at elevated pressures | |
| GB998486A (en) | Improvements in or relating to cathode ray tubes | |
| US2827584A (en) | Television picture tubes | |
| JPS5213445A (en) | Electron beam welding device for use in composite slab assembly welding | |
| JPS551089A (en) | Fitting of spring for holding shadow mask | |
| JPS569935A (en) | Shadow mask welder | |
| DK126571B (da) | Fremgangsmåde ved lysbuesvejsning under beskyttelsesgas med en ikkenedsmeltende elektrode. | |
| JPS5668593A (en) | Electron beam welding apparatus in atmosphere | |
| KR910020779A (ko) | 음극선관의 새도우 마스크-프레임 결합장치 | |
| JPS6245031B2 (ja) | ||
| JPS55147484A (en) | Welding method of metal body | |
| JPS5244749A (en) | Nonnvacuum electron beam welding process and device therefor | |
| JPH0474437U (ja) | ||
| JPS5244748A (en) | Electron beam welding process | |
| JPH03126288U (ja) | ||
| JPH0417369U (ja) | ||
| KR19980083449A (ko) | 섀도우 마스크용 프레임 제조방법 | |
| JPS52101964A (en) | Device for generating electron beam in crt | |
| JPS5223542A (en) | Vacuum chamber for use in electron beam welding | |
| AU222114B2 (en) | Gas shielded metal arc welding torch | |
| JPS5411039A (en) | Electron beam welding method |