JPS5950315B2 - ポリペプチドの製法 - Google Patents

ポリペプチドの製法

Info

Publication number
JPS5950315B2
JPS5950315B2 JP50110461A JP11046175A JPS5950315B2 JP S5950315 B2 JPS5950315 B2 JP S5950315B2 JP 50110461 A JP50110461 A JP 50110461A JP 11046175 A JP11046175 A JP 11046175A JP S5950315 B2 JPS5950315 B2 JP S5950315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polypeptide
lysine
urogastrone
acid
mobility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50110461A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5163102A (ja
Inventor
マ−ガレツト プレストン ベリル
グレゴリ− ハラルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPS5163102A publication Critical patent/JPS5163102A/ja
Publication of JPS5950315B2 publication Critical patent/JPS5950315B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/485Epidermal growth factor [EGF], i.e. urogastrone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S930/00Peptide or protein sequence
    • Y10S930/01Peptide or protein sequence
    • Y10S930/12Growth hormone, growth factor other than t-cell or b-cell growth factor, and growth hormone releasing factor; related peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸性胃液の分泌を抑制する性質を有するポリ
ペプチドに関する。
人間の尿の抽出物が温血動物における酸性胃液の分泌抑
制の原因となることが公知になつてから久しくなりかつ
この活性成分の二つを純粋な形で単離することは西独特
許出願公開公報第2359564号に記載してある。
これら二種類の純粋成分はそれぞれβ−ウロガストロン
及びγ−ウロガストロンとして公知である。本発明の基
礎は、β一又はγ−ウロガストロンの酵素的減成によシ
新規ポリペプチドを生成し得ることならびに該新規ポリ
ペプチド及びその還元生成物は両者とも酸性胃液の有効
な分泌抑制剤であるという発見である。本発明によ1!
)S3個の分子内ジスルフイド結合を有し:ダンシレイ
シヨン(Dansylati−0n)の際にN一末端に
アスパラギン酸を示しかつC一末端にロイシンを有し;
分子量約5500を有し;次の物理的性質を示し:n−
フタノ→レ:酢酸:ピリジン:水(30:6:24:2
0)を用いるペーパークロマトグラフイーフエニルアラ
ニンに関する移動度0.90を有する単一スポツト:P
H2.lの酢酸/ギ酸を用いる済紙電気泳動法一ε−D
NP−リシンに関する前部移動度1.58を有する1コ
メツP(COmet);PH8.9の0.1Mトリス一
塩酸緩衝液を用いるアクリルアミドゲル電気泳動法一プ
ロムフエノールブル一に関する移動度0.81を有する
、陽極方向に移動する単一スポツト;水解物の分析で次
のアミノ酸比:アスパラギン酸7、セリン3、グルタミ
ン酸4、プロリン1、グリシン4、アラニン2、タミン
酸4、ラ゜口リン1、グリシン4、アラニンバリン3、
システイン6、メチオニン1、イソロイシン2、ロイシ
ン4、チロシン5、ヒスチジン2、リシン1、及びアル
ギニン2を与え;かつ0.2〜1μg/Kgの範囲で生
物学的効力(後に定義する)を有する単一ポリペプチド
鎖よシ成る水溶性白色酸性ポリペプチドたるポリペプチ
ド又はシスチン残基がシステイン残基に還元された還元
生成物が供給される。
本発明の他の特徴によれば、β−ウロガストロン又はγ
−ウロガストロンに水性媒体中でリシン特異性アミノ−
エンドペプチダーゼの作用を受けさせ、反応混合物より
所望のポリペプチドを分離し、この後、還元生成物を所
望する場合には前記のようにして得られたポリペブチド
を、ペプチド化学で常用されるジスルフイド結合の還元
用還元剤、例えばチオール、例えばメルカプト−エタノ
ール又はジチオトレイトールで還元することより成る本
発明のポリペプチドの製法が与えられる。
適当なリシン特異性アミノ−エンドペプチダーゼの例は
、英国特許第1263956号明細書に詳細に記載され
かつ提案されているような、菌類ナラタケの成熟子実体
から得ることの?る酵素AMプロテアーゼである。β一
又はγ−ウロガストロンにリシン特異性アミノーエンド
ペプチターゼの作用を受けさせることは、水性培地中に
易容の酵素を用いて実施するか、又は水性培地中に可溶
の又は可溶でない、担体に結合された酵素を用いて実施
することができる。
出発物質として使用せるウロガストロン、つまジβ一又
はγ−ウロガストロンと酵素との間の反応の割合及び程
度は、酵素/基質・比、培地の…及び温度、ウロガスト
ロンの濃度及び恒温保持時間に依存する。勿論一般には
ウロガストロンを分断するために要する時間は、ウロガ
ストロンの濃度か又は酵素/基質・比の増大によつて短
縮される。同様に培地のPH又は温度の変化は分断時間
に影響を及ぼす。反応の進行は、PH6.5で虎紙電気
泳動法を用いて反応培地の試料を検査することによつて
あるいは1−ジメチルアミノ−ナフタレン−5−スルホ
ニルクロリドを用いて試料に〃ダンシレイシヨン〃(D
ansylatiOn)法を受けさせ(ハートレイ(H
artley)、BlOchem.J.l97O,ll
9巻、805頁〕かつ生成されたNα,Nε−ダンシル
一L−リシンの量を評価することによつて追跡すること
ができる。これによつて反応条件の任意の変化の効果を
確定することができる。一般に、反応は酵素/基質・比
の広い変化で進行するが、基質1000部に対する酵素
1部という最小値が望ましい。
反応は、培地のPH3〜10、温度10〜50゜Cで進
行する。ウロガストロンの望ましい分断を、比較的短い
時間、例えば12〜24時間で得る有利な条件は、ウロ
ガストロンの濃度1W9/m駈、PH6〜9、温度20
〜40゜C及び酵素1部/基質8部〜酵素1部/基質1
00部なる酵素/基質・比である。また培地中に金属イ
オン、例えば濃度10−2〜10−4モルで塩化物の形
でのカルシウム又はマグネシウムイオンを含有するのが
有利である。リシン特異性アミノ−エンドペプチダーゼ
のβ一又はγ−ウロガストロンに対する効果は勿論、リ
シン残基のアミノ側でβ一又はγ−ウロガストロンを分
断することである。
出発ウロガストロンが2個のリシン残基を含むのに、分
断はこれらリシン残基の中の1個で主として起る。β−
ウロガストロンからは、グルタミン酸残基1個、ロイシ
ン残基1個、リシン残基1個、トリプトフアン残基2個
及びアルギニン残基1個を含み、N一末端にリシンを有
するへキサペプチドが遊離さわ、かつγ−ウロガストロ
ンからは、グルタミン酸残基1個、ロイシン残基1個、
リシン残基1個及びトリプトフアン残基2個を含み、N
−末端にリシンを有するペンタペプチドが遊離される。
しかしもつと苛酷な若干の反応条件下では、他方のリシ
ン残基における分断も起シかつ生成物中に今一つのポリ
ペプチドを生ずる。β−又はγ−ウロガストロンからそ
れぞれヘキサー又はペンタペプチドを分断した後に残つ
ているポリペプチドは同一でありかつ本発明のポリペプ
チドを構成する。
このポリペプチドは、ポリペブチドを分離するための任
意の慣用法によつて反応混合物より分離することができ
るが、しかしゲルクロマトグラフイ一を使用するのが特
に有利である。すなわち、β一又はγ−ウロガストロン
それぞれからヘキサー又はペンタペプチドを分断した後
に残つている水性培地を、交サ結合されたデキストラン
ゲル又はポリアクリルアミドゲルのカーラムを通して濾
過しかつ前記カラムを高真空下での凍結乾燥時に揮発す
る成分よシ成る緩衝液、例えばPH7.2を有する酢酸
アンモニウム水溶液で溶離して、所望の生成物(溶離液
を凍結乾燥することによつて単離)を与える。還元生成
物の要求される場合には、本発明のポリペプチドを、有
利にPH7〜10の緩衝水溶液中でかつ酸素及び光を排
除して還元する。
生成物は、再びゲルクロマトグラフイ一を用いることに
よつて単離することができる。前記のように、本発明の
ポリペプチド及びその還元生成物は、温血動物の酸性胃
液の分泌の有効な抑制剤である。
この性質は、ハイデンハイン小胃(その胃腺分泌はヒス
タミンで刺戟される)を備えた犬の酸性胃液の分泌を抑
制する本発明の前記生成物の作用によつて証明される。
この試験は、.該生成物の生物学的効力を決定するのに
用いられる。前記効力は、μg/Kgで表わされ、ハイ
デンハイン小胃(その胃酸分泌は、ヒスタミンの注入に
よつて最大分泌水準の60〜80%まで刺戟される)を
備えた犬に静脈内注射によつて投与する際に前記胃酸分
泌の50〜70f6抑制を惹き起す該生成物の量として
定義される。特定試料の生物学的効力を異なる犬に関し
かつ時を違えて測定する場合には、その効力に若干の変
動が認められる。それ故前記測定結果は用量範囲として
表わすのが最良である。酸性胃液分泌を抑制する生理学
的効果は−[ヮw腸潰瘍の治療に有効であり)かつ試験条
件下では重大な有毒作用は観察されなかつた。1た該ポ
リペプチドは標準試験で潰瘍癒合性を示す。
温血動物の酸性胃液の分泌を抑制するために使用する場
合には、環境及び要求された抑制程度によつて広い範囲
の用量、例えば0.05〜10Itg/Kgを用いるこ
とができる。
該用量は注射、特に静脈内又は皮下注射によつて、又は
静脈内注入によつて投与することができる。1回の静脈
内注射の効果は約弓時間持続し、注入効果は注入終了後
約弓時間持続する、それ故に低水準の酸性維持は、該用
量を反復すること又は蓄積質調剤を注射し、この調剤よ
シ活性成分がよシ延長された期間にわたつて徐徐に解放
されることを要求する。
人間に使用する場合には、代表的な一回用量は、5〜
500pg/注射又は注入によつて投与された人間であ
る。本発明のポリペプチド又は還元生成物は、製薬学的
組成物の形で投与することもでき、従つて本発明の他の
特徴によれば、上記定義のようなポリペプチド又は還元
生成物及び製薬学的認容性希釈剤又はキヤリヤ一より成
る製薬学的組成物が提供される。
有利な組成物は、非経口的投与用に適したもの、例えば
無菌注射可能の溶液又は懸濁液、及び無菌注射可能の蓄
積質又は緩徐解放性調剤である。
注射可能溶液又は懸濁液は0.5〜 500pg/一を
含有していてよく、もつと希薄な溶液は注入によつて投
与される。しかし注射可能の蓄積質又は緩徐解放性調剤
は1用量当シ活性成分2即まで含有していてよい。特に
有利な無菌注射可能の溶液は、等張塩類又は等張デキス
トロース中で製造さわ、必要ならばPH5〜9に緩衝さ
れ、かつ1〜100μg /mlを含有していてよい。
上記の無菌注射可能組成物は、製造されてそのままで貯
蔵してもよいし、あるいは該組成物は、使用直前に、無
菌媒体、例えば水を、無菌性を保持するベヒクル、例え
ばバイアル又はアンプルに封入された既知重量、例えば
10〜 200pgの無菌成分に加えることによつて製
造することもできる。
また既知重量の無菌成分は十分に無菌のデキストロース
又は塩化ナトリウムを含有して、無菌媒体で希釈した後
に等張溶液を与えることもできる。次に本発明を実施例
により説明するが、本発明はこれらの例に限定されるも
のではなく、例中では製造者の商標又は略号によつて呼
称される次のような特定クロマトグラフイ一材料が有用
である。
多孔性ポリアクリルアミドゲル、ピオゲルP6(BiO
gelP6)〔米国カリフオルニア州リツチモンド市在
、ビオ−ラード ラボラトリーズ(BiO−RadLa
bOratOries)製造〕多孔性交サ結合デキスト
ランゲル、セフアデクスG−25(SephadexG
−25)〔スウエーデン国ウプサラ(Uppsala)
在、フアルマシア フアイン ケミカルス AB(Ph
一ArmaciaFineChemicalsAB)製
造〕クロマトグラフイーカラムの使用を伴う各操作の場
合、溶離液を、ウルトロラツク(UltrO一Rac)
LKB7OOOフラクシヨンコレクタ一〔英国サリ一(
Surrey)州グロートン(C−ROydOn)市在
、LKBインストルメント(Instruments)
社〕を使用して一定数の滴数より成る7ラクシヨンとし
て分取し、これらフラクシヨンを、280m1tで紫外
線吸収を測定することによつてペプチド物質に関して分
析し次にペプチド物質をフラクシヨンとして分取し、次
のように生物学的活性に関して分析した:除神経節胃底
襄を隔離した犬を用意し、かつヒスタミンの皮下注入を
用いて胃腺分泌を最大分泌率の約60〜80%まで刺戟
した〔普通ヒスタミン(主薬として表わす)600μg
の溶液を毎時0.48d注入すれば十分であつた〕。
試験物質の既知量を等張塩類中に溶かし、かつ犬が定常
割合で胃液を分泌しつつある時、該物質の1回の静脈内
注射を施した。胃腺分泌の抑制を被検特定用量に関して
記録した。数種の異なる用量に関して得られた結果から
特異活性を測定することができる。
アミノ酸分析は、ロウカールト(LOcarte)アミ
ノ酸分析器〔ロウカールト社、ロンドンS.W.7、エ
ンペラースゲイト(EmperO−RsGate)24
在〕を用いて実施した。
すべてのカラムクロマトグラフイ一は4たCで実施しか
つすべての緩衝溶液はトルエンで飽和させた。例1 pH8.2の0.1M重炭酸アンモニウム緩衝液(20
01t11)と0.01M塩化マグネシウム溶液(50
μm1)との混合物中のβ−ウロガストロン(1.07
19)の溶液を、水(2001t/l)中のAMプロテ
アーゼ(60μg)と一緒に3rcで16時間恒温保持
した。
生ずる溶液を多孔性交サ結合デキストランゲル(セフア
テクスG−25)のカラム(35×1(7))に適用し
かつこのカラムを流速8m1/hで0.05M酢酸アン
モニウムを用いて展開した。1m1づつのフラクシヨン
を分取しかつフラクシヨン12〜20及び38〜52に
関してペプチド物質を検出した。
フラクシヨン38〜52の該物質は生物学的に不活性で
ありかつ試料は酸、塩基又はロイシンアミノペプチダー
ゼで加水分解された。
生ずる溶液の分析は、原ペプチドがアミノ酸を次の割合
:GGlul、Leul、Lysl、Trp2、Arg
lで含んでいることを示した。ダンシレイシヨンはN一
末端にリシンの存在することを示し九フラクシヨン12
〜20からの該物質は生物学的に活性であつて、これら
のフラクシヨンを一緒にしかつ凍結乾燥して、次の性質
を有する水溶性白色酸性ポリペプチドを与えた:11回
の測定での生物学的活性: 出発物質0.7μGA!に等しい用量で抑制30%。
2水解物の分析によるアミノ酸比: AsP7、Ser3、Glu4、PrOl、Gly4、
Ala2、Al3、Cys6、Metl..Ile2、
Leu4、Tyr5、His2、Lysl、Arg2。
3n−ブタノール:酢酸:ピリジン:水(30:6:2
4:20)を用いるペーパークロマトグラフイ一で、フ
エニルアラニンに関する移動度0.09を有する単一ス
ポツト。
4pH2.1の酢酸/ギ酸(ギ酸20m11酢酸80m
1を水と一緒に調合して11とした)を用いる戸紙電気
泳動法で、ε−DNP−リシンに関する前部移動度1.
58を有する1コメツトV(c−0met)。
5pH8.9のトリス一塩酸0.1M緩衝液を用いるア
クリルアミドゲル電気泳動法で、プロムフエノールブル
一に関する移動度0.81を有する単一スボツト。
該物質のダンシレイシヨンは、N−末端におけるアスパ
ラギン酸の存在を示し、カルボキシペプチダーゼAでの
消化はC−末端にロイシンの存在することを示した。
しかし該生成物のダンシレイシヨンは、N−末端にリシ
ンを有する少量のペプチドの存在することを示し、かつ
出発物質の2第目のリシン残基での分断によつて形成さ
れた少量のペプチドの存在することを示した。
例2 pH8.2の0.IM重炭酸アンモニウム緩衝液(20
0ILi)と0.IM塩化カルシウム溶液(20μl)
との混合物中のγ−ウロガストロン( 1.8m9)の
溶液を、AMプロテア=ゼ(100μg)ど一緒に0.
IM重炭酸アンモニウム溶液(1001t1)中で37
゜Cで3時間恒温保持した。
第二部分のAMプロテアーゼ(100μg)を加えかつ
更に16時一間恒温保持を続けた。生ずる溶液を、多孔
性交サ結合デキストランゲル(セフアデスクG−25)
のカラム( 35X1.ICWL)に適用しかつこのカ
ラムを0.05M酢酸アンモニウムを用いて流速1.7
m1/hで展開した。滴数30のフラクシヨンを分 一
取し、かつペプチド物質をフラクシヨン15〜24及び
49〜65に関して検索し九フラクシヨン49〜.65
のペプチド物質は生物学的に不活性であわかつ水解物の
分析により、該物質は次の割合でアミノ酸を含有するこ
とが判つ こた:Glul、Leul、Lysl、Tr
p2。
ダンシレイシヨンはN−末端にリシンの存在することを
示した。フラクシヨン15〜24からの該物質は生物学
的に活性であシ、かつこれらのフラクシヨンを−L緒に
しかつ凍結乾燥して水溶性の白色酸性ポリペプチドを与
えた。
これは例1で得られたものと同一である。例3 0.025M重炭酸アンモニウム( 1.0m1)中の
4β−ウロガストロン(1.75m9)の溶液を、A
Mプロテアーゼ(30μg)ど=緒に水(100μ )
中で37゜Cで3時間恒温保持し.た。
次に第二部分のAMプロテアーゼ(20“g)を加えか
つ恒温保持を更に16時間続けた。生ずる溶液を、0.
05M酢酸アンモニウムで平衡された多孔性ポリアクリ
ルアミドゲル(ビオゲルP6:200〜400メツシユ
)のカラム(100x0.9C!Fn)に適用した。こ
のカラムを酢酸アンモニウム溶液を用いて流速5m1/
hで展開した。1m1づつのフラクシヨンを分取しかつ
生物学的に活性なペプチド物質をフラクシヨン24〜3
0に関して検出した。
これらフラクシヨンを一緒にかつ凍結乾燥して、例1の
生成物と同一の性質を有する水溶性白色酸性ポリペプチ
ドを与えた;1回の測定で出発物質の0.6μg/Kg
に等しい用量で抑制67%の生物学的活性を示す。例4 例3で得られたポリペプチド全部を水及び尿素(100
〜)、エチレンジアミンテトラ酢酸(1即)中に溶かし
かつPH8.6の1.5Mトリスー塩酸緩衝液(100
μl)を加えた。
この溶液を水で希釈して250μlとなし、酸素を含ま
ない窒素で洗浄し、次にジチオトレイトール(10w9
)を加えた。生ずる溶液を暗所に20時間保ち、次に0
.0002Mジチオトレイトールを含有する。。5M酢
酸アンモニウムで平衡された多孔性ポリアクリルアミド
ゲル(ビオゲルP6:200〜400メツシユ)のカラ
ム(100×0.9閑)に適用した。
このカラムを酢酸アンモニウム溶液を用いて流速5m1
/hで展開した。1m1づつのフラクシヨンを分取しか
つフラクシヨン24〜33に関してペプチド物質を検出
した。
これらのフラクシヨンからの該物質は生物学的に活性で
あわ、これらフラクシヨンを一緒にしかつ凍結乾燥して
、シスチン残基がシステイン残基に還元されたポリペプ
チドを与えかつこのものは次の性質を有していた:1−
回の測定における生物学的活性:出発物質の0.6μg
/Kgに等しい用量で抑制59%。
2 水解物の分析によるアミノ酸比: Asp7、Ser3、Glu4、PrOl、Gly4、
Ala2、Val3、Cys6、Metl、Ile2、
Leu4、Tyr5、HiS2、Lysl、Arg2。
例5 例1で記載したポリペプチド又はこのものの還元生成物
(初めのシスチン残基がシステインに還元される)を、
発熱性物質を含まないデキストロース溶液5qbw/v
に溶かして、最終濃度40μg/mlを与える。
この溶液を、滅菌膜涙過系、例えば0.22mμmミリ
ボア一V(MillipOre)F過器(Milllp
Oreは商標)を通して、部分標本2.5m1のバイア
ルに配量する。
次に各内容物を凍結乾燥しかつ無菌条件下でバイアルに
ふたをしかつ密封する。ポリペプチドとデキストロース
との無菌混合物を含むバイアルを4゜Cで貯蔵する。例
6 例5に記載したように製造したバイアルに無菌水2.5
m1を使用直前に加えて、デキストロース5%w/v溶
液中のポリペプチド40μg/ηの無菌注射可能の溶液
を与えた。
例7例1に記載したポリペプチド又は初めのシスチン残
基がシステインに還元された前記ポリペプチドの還元生
成物(10ワ)を、発熱物質を含まない水(50Tf9
)に溶かし、かつこの溶液を、滅菌膜済過系、例えば0
.22mIt8ミリボア1一済過器(ミリボア一は商標
)を通して済過してアンプルに入れて各アンプルが0.
5m1を受容するようにする。
次に各アンプルの内容物を凍結乾燥し、アンプルを無菌
条件下で密封する。無菌ポリペプチド1001tgをそ
れぞれ含むアンプルを−20℃で保存する。例8 例7のように製造したアンプルの内容物を発熱物質を含
まない無菌デキストロース5%w/v溶液に溶かしてデ
キストロース501)w/v溶液中にポリペプチド1〜
5μg/mlを含有する溶液を与える。
この溶液は注入投与に適している。注射用に適する溶液
の要求される場合には、アンプルの該内容物を発熱物質
を含まない無菌デキストロース5%w/v溶液に溶かし
てポリペプチド5〜50μg/mlを含有する溶液を与
える。
また、デキストロース5%w/v溶液を等張塩類と代え
てもよい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3個の分子内ジスルフィド結合を有し;ダンシレイ
    シヨンの際にN−末端にアスパラギン酸を示しかつC−
    末端にロイシンを有し;分子量5500を有し;次の物
    理的性質:n−ブタノール:酢酸:ピリジン:水(30
    :6:24:20)を用いるペーパークロマトグラフィ
    ー−フェニルアラニンに関する移動度0.90を有する
    単一スポット;pH2.1の酢酸/ギ酸を用いる濾紙電
    気泳動法−ε−DNP−リシンに関する前部移動度1.
    58を有する′コメツト′;pH8.9の0.1Mトリ
    ス−塩酸緩衝液を用いるアクリルアミドゲル電気泳動法
    −プロムフェノールブルーに関する移動度0.81を有
    する、陽極方向に移動する単一スポットを示し;水解物
    の分析で次のアミノ酸比:アスパラギン酸7、セリン3
    、グルタミン酸4、プロリン1、グリシン4、アラニン
    2、バリン3、システイン6、メチオニン1、イソロイ
    シン2、ロイシン4、チロシン5、ヒスチジン2、リシ
    ン1、及びアルギニン2を与え;かつ0.2〜1μg/
    kgの範囲で生物学的効力を有する単一ポリペプチド鎖
    より成る水溶性白色酸性ポリペプチドたるポリペプチド
    又はシスチン残基がシステイン残基に還元された還元生
    成物を製造するに当り、水性媒体中のβ−ウロガストロ
    ン又はγ−ウロガストロンにリシン特異性アミノ−エン
    ドペプチダーゼの作用を受けさせ、引続き反応混合物よ
    り所要のポリペプチドを分離し、この後還元生成物の所
    望される場合には、このようにして得られたポリペプチ
    ドを、ペプチド化学において常用されるジスルフィド結
    合の還元用還元剤で還元することを特徴とする前記ポリ
    ペプチド又はその還元生成物の製法。
JP50110461A 1974-09-11 1975-09-11 ポリペプチドの製法 Expired JPS5950315B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB3959974 1974-09-11
GB3959974A GB1461105A (en) 1974-09-11 1974-09-11 Gastric acid-inhibiting polypeptide

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5163102A JPS5163102A (ja) 1976-06-01
JPS5950315B2 true JPS5950315B2 (ja) 1984-12-07

Family

ID=10410437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50110461A Expired JPS5950315B2 (ja) 1974-09-11 1975-09-11 ポリペプチドの製法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4032633A (ja)
JP (1) JPS5950315B2 (ja)
AU (1) AU8400575A (ja)
BE (1) BE833276A (ja)
DE (1) DE2540544C2 (ja)
FR (1) FR2284333A1 (ja)
GB (1) GB1461105A (ja)
IL (1) IL47964A0 (ja)
NL (1) NL7510477A (ja)
SE (1) SE7510081L (ja)
ZA (1) ZA755172B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4764593A (en) * 1983-04-25 1988-08-16 Amgen Inc. Manufacture and expression of genes for urogastrone and polypeptide analogs thereof
WO1985002198A1 (en) * 1983-11-01 1985-05-23 Amgen Microbial expression of type i transforming growth factor, polypeptide analogs thereof and hybrid egf/tgf polypeptides
GB8409960D0 (en) * 1984-04-17 1984-05-31 Searle & Co Therapeutic method
US5219998A (en) * 1990-06-04 1993-06-15 Levin Robert H Yeast-derived epidermal growth factor
AU660421B2 (en) * 1990-08-02 1995-06-29 Indu Parikh Growth factor compositions, preparation and use
US5434135A (en) * 1990-08-02 1995-07-18 Indu Parikh Growth factor compositions, preparation and use
US7818996B2 (en) * 2004-07-06 2010-10-26 K.U. Leuven Research And Development High throughput screening for rapid development of membranes and membrane processes

Also Published As

Publication number Publication date
US4032633A (en) 1977-06-28
BE833276A (fr) 1976-03-10
JPS5163102A (ja) 1976-06-01
AU8400575A (en) 1977-02-17
IL47964A0 (en) 1975-11-25
DE2540544C2 (de) 1984-06-20
ZA755172B (en) 1976-07-28
GB1461105A (en) 1977-01-13
NL7510477A (nl) 1976-03-15
FR2284333B1 (ja) 1978-07-28
SE7510081L (sv) 1976-03-12
FR2284333A1 (fr) 1976-04-09
DE2540544A1 (de) 1976-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gregory Isolation and structure of urogastrone and its relationship to epidermal growth factor
Harding et al. iε-(γ-Glutamyl) lysine cross-linkage in citrulline-containing protein fractions from hair
Manning et al. Solid-phase synthesis of [4-threonine]-oxytocin. More potent and specific oxytocic agent than oxytocin
Piot et al. Isolation and characterization of two opioid peptides from a bovine hemoglobin peptic hydrolysate
EP0155786B1 (en) New peptide, and production and use thereof
Darrington et al. Evidence for a common intermediate in insulin deamidation and covalent dimer formation: effects of pH and aniline trapping in dilute acidic solutions
Rose et al. Preparation of well-defined protein conjugates using enzyme-assisted reverse proteolysis
JPS5950315B2 (ja) ポリペプチドの製法
Schams et al. Chemical and immunochemical studies on pregnant mare serum gonadotropin
Air et al. Studies on Marsupial Proteins IV. Amino Acid Sequence of Myoglobin From the Red Kangaroo, Megaleia Rufa
Rudman et al. Isolation of two lipolytic pituitary peptides
US4189426A (en) Recombinant hormonal compositions and method
US3903069A (en) Polypeptides obtained by modification of porcine or bovine insulin
US4035485A (en) Polypeptides
Baba et al. Studies on the properties of hypothalamic luteinizing hormone-releasing hormone
US4657891A (en) Diuretic peptide, and production and use thereof
IL96839A (en) Process for preparing a dried preparation of tumor factor 1 similar to insulin
ROBSON et al. Identification of the aspartimide structure in a previously-reported peptide
Kumar et al. Chemical relationships among various forms of bovine pancreatic carboxypeptidase A
US4552764A (en) Peptides for control of intestinal motility
Grimek et al. Isolation and characterization of the subunits of highly purified ovine follicle-stimulating hormone
Kageyama et al. The carbohydrate moiety of Japanese monkey pepsinogens. Its composition and site of attachment to protein
KR930008096B1 (ko) S-술폰화 칼시토닌 유도체, 그 제조방법, 약제학적 조성물 및 치료방법
US3691147A (en) (4-l-threonine)-oxytocin
Birnbaum et al. Purification and amino acid sequence of a noncalcitonin secretory peptide derived from preprocalcitonin.