JPS595020B2 - 煙霧散布機 - Google Patents

煙霧散布機

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JPS595020B2
JPS595020B2 JP13369479A JP13369479A JPS595020B2 JP S595020 B2 JPS595020 B2 JP S595020B2 JP 13369479 A JP13369479 A JP 13369479A JP 13369479 A JP13369479 A JP 13369479A JP S595020 B2 JPS595020 B2 JP S595020B2
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JP
Japan
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air
tank
liquid
pipe
compressor
Prior art date
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JP13369479A
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JPS5658555A (en
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千年 寺岡
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は煙霧散布機に関ける。
濃度の高い液剤を少量散布する技術は昭和34年頃から
外国で研究され、我国では昭和43年に5 背負式微量
散布機として開発されたが、コスト高のため実用化に至
らなかつた。
しかし、最近のようにハウス園芸が盛んになり、ハウス
内での防除作業が多くなつてくると、労力も大変である
が、何よりも人体への悪影響が出は10じめて、この技
術が真剣に注目されるようになつた。
本発明は斯かる要望に応えて完成されたものであつて、
少量の濃い薬剤を煙霧状に噴出させ、無人で且つ短時間
の極めて能率の良い作業を遂行で15きるものであり、
その特徴とするところはコンプレッサー、タンク及び噴
霧ノズルからなり、コンプレッサーから送気管はタンク
底部に設けしめてあり、且つ該タンク底部には別設送液
管と、タンク内上部の空気溜りには圧空管を設けしめる
のほ■0 か、噴霧ノズルは二重筒に形成し、その外側
通路は先端部を閉塞し該閉塞部に内側通路に向う複数箇
の透孔を放射状に穿設すると共に送液管からの液を通過
せしめ、これに対し内側通路は先端をオリフィスに形成
すると共に圧空管からの加圧空気25が通過するように
なさしめ、前記コンプレッサーからの送気管で加圧され
た空気がタンク内液を攪拌しながらタンク内上部の空気
溜りに迷り、タンク内空気や液の加圧が行われるように
なさしめ、適当な圧力となつたとき噴出ノズルに向う圧
空管30及び送気管のコックを開くことにより散布液を
霧状となして噴出させることにある。
以下、本発明実施の一例を図面にもとづいて説明する。
第1図は全体斜視図、第2図は作用系統を示す35部分
斜視図、第3図は送風機の破断斜視図、第4図は本例で
使用される二流体ノズルの一例の破断斜視図である。
図面に於て1は装置のフレームで噴ごあつて、フレーム
内底部にはタンク2を架設すると共に、前方に2個の車
輪3a,3bと後方に1箇の車輪3cを取付けて走行自
在になさしめる。
4はタンク2の後方上面に設けた原動機(ガソリンエン
ジン)、5はタンク2の前方上面に設けたコンプレツサ
一であつて、該コンプレツサ一5は両者間に設置した軸
受手段6を介して、即ちベルト7、フリー8,9及びベ
ルト10を介して1駆動されるようになつている。
11は送風機であつて、羽根車12の中心軸13は前記
フリー9にキー止めされ、原動機4の駆動と共に回動さ
せられるようになつている。
14は羽根車12を取囲むようにして設けられるフード
であつて、該フードは中心軸13の回りに回動自在であ
るが、任意の傾斜角度に固定自在となるようにして設け
られる。
この固定手段については各種の例があるが、例えばフー
ド14の空気取入れドーム15の側から、該ドーム外周
面をフレーム1側からバンドブレーキ(図示せず)を使
用して締付けるなどして行う。なお、該フード14はピ
ストル状に形成され、その先端開口部には後述する噴霧
ノズルか設けられる。本発明に於てタンク2内には注入
口17から薬剤18などが注入される。
タンク内容積は大きく取つてあり該タンク内に注入され
る液量は、タンク内上部に10%〜20%程度の空気溜
り19が形成されるように取計られる。20はコンプレ
ツサ一5からの送気管であつて、この送気管先端はタン
ク内底部に関口する。
このさい21,22及び23は送気管途中に設けてなる
バイロツト弁、安全弁及びエアーチエツクバルブである
。24は下端がタンク内底部に開口し、上端はタンク外
に突出する薬液送出パイプであつて、該上端はコツク2
5、減圧弁26及び液圧メーター27を介してフレキシ
ブルチユーブ28と接続させ、該チユーブ28は噴霧ノ
ズル29の注液管30と接続する。
一方、31は下端がタンク内の空気溜り19に開口する
圧空管であつて、タンク内で一定圧力に加圧された空気
を、噴霧ノズル29に向けて送られるようにするのであ
つて、上端はタンク外に突出してなり、該上端には油圧
弁32、エアー圧メーター33及びコツク34を介して
フレキシブルチユーブ35と接続させ、該チユーブは噴
霧ノズル29の注気管36と接続する。なお、37はエ
アーアタツチメントであつて、該箇所に器具を取付けて
使用するようになすためのもの、38はタンク内のドレ
ン抜き弁であつて該箇所はタンク下底に凹みを設けて一
段と低い位置に形成し、且つ前記薬液送出パイプ24の
下端が、その凹み内にのぞましめられるように位置させ
る。これはタンクの内の薬液を最後まで有効に噴霧する
ことを可能ならしめるためである。次に本例で使用され
る噴霧ノズル29について説明すると、第4図は二流体
ノズルのうちで音波ノズルと称されるもので注液管30
からの薬液は二重筒の外側通路40を通過し、先端閉塞
部Sの手前から放射状に穿設された透孔41を経て内側
通路42の破裂心43に向わしめられる。
これに対し内側通路42は注気管36からの加圧空気の
通路であつて、該通路先端はオリフイスに形成され、そ
の開口端は前記破裂心43を経て共鳴函44に向わしめ
られる。このさい共鳴函44はコツプ状に形成されてい
てステー45を使用して中心部の一定距離前方に設けら
れるのであり、加圧された空気が中心部で該共鳴函44
に激突して超音波を発生させ、透孔41からの薬液がこ
の音波帯を通過することによつて微粒子に霧化されるの
である。本発明を以下農薬を噴霧する例で説明すると、
従来薬液は専ら500〜1000倍に調合するのである
が本発明では30〜50倍程度の濃い薬液に調合して注
入口17からタンク2内に流入させる。この量はタンク
容量が121であれば101程度として21程度の空気
溜り19か形成されるようにする。次にバンドブレーキ
を緩めて送風機のフード14を適当な角度(作物の空間
に向ける)に調整し、あと締付けて固定する。
このさい各コツクは全部締め付けられていて準備が完了
するのであり、先づエンジン4を始動させる。すると、
コンプレツサ一5が駆動して圧搾空気が送気管20を経
てタンク内底部に流入し、タンク内を攪拌しながらタン
ク内上部の空気溜りに送られ、タンク内の空気及び薬液
を加圧するようになす。しかして、当初エアー圧メータ
ー33か一定の圧力(例えば1即/d)となるまで待つ
のであり、該メーターが規定圧力を示すものとなつたと
きエアーのコツク34をあけると共に減圧弁32を調整
して適当なエアー圧力にセツトする。ついで薬液メータ
ー27を見ながらコツク25をあけると共に減圧弁26
を調整して適当な液圧(例えばIKg/d)にセツトす
る。これにより噴霧ノズル29から煙霧状の薬液が噴出
し、防除作業が開始されるのである。このさい送風機1
1の羽根車12が同時に回動していることから、霧状の
薬液は羽根車が起生する風に乗せられて50m或は10
0mなどと遠くに飛ばされるのである。次表はl分間当
りの吐出量と空気圧及び液圧の関係を示したものである
本発明では薬の量及び粒子の大小は各減圧弁の操作で簡
単に変えることができるのであり、特に音波ノズルの使
用では1〜5ミクロントいう超微粒子にして噴出させる
ため、葉の裏側や重り合つた茎葉にまで浸透するのであ
り、短時間に効果的な散布を可能とするものである。
また土面に落下する無,駄な薬液が少ないので、薬液の
節約ができるのであり、当初のエンジン始動とコツクの
調整εのみ行つておけば、あとは無人運転されるので作
業者には全く無害である。更に、本発明では大量の水を
必要どしないから大型のタンクやホース類を準備する必
要が全く無いのであり、しかも散布後薬液の残留が少な
いので薬害が少なくて早く収穫のできるものである。本
発明を300坪のハウス内で従来の動力噴霧機との比較
で示すと、次の表の如くである。
上記実施では農薬の散布について説明したが、本発明は
液体肥料の散布や或は加湿機などとしても使用可能であ
つて、本発明実施の範囲内とするものである。なお、本
発明装置は耕運機、トラクターなど各種大型機具の水洗
い、フアンを利用した乾燥や保管のためのオイル塗布、
その他コンプレツサ一を利用した清掃作業や自動車やト
ラクターなどのタイヤの空気入れなど広範な作業にも有
効に利用することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本発明実施の一例を示すものであつて、第1
図は全体斜視図、第2図は作用系統を示す部分斜視図、
第3図は送風機の破断斜視図、第4図は音波.ノズルの
破断斜視図である。 1 ・・・・・・装置フレーム、2・・・・・・タンク
、4 ・・・・・・原動機、5 ・・・・・・コンプレ
ツサ一、11・・・・・・送風機、12・・・・・・羽
根車、14・・・・・・フード、18・・・・・・薬液
、19・・・・・・空気溜り、20・・・・・・送気管
、24・・・・・・薬液送出パイプ、25・・・・・・
コツク、2T・・・・・・液圧メーター、29・・・・
・・噴霧ノズル、31・・・・・・圧空管、33・・・
・・・エアー圧メーター、34コック、36・・・・・
・注気管、41透孔、44・・・・・・共鳴函。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンプレッサー、タンク及び噴霧ノズルからなり、
    コンプレッサーからの送気管はタンク底部に設けしめて
    あり、且つ該タンク底部には別設送液管と、タンク内上
    部の空気溜りには圧空管を設けしめるのほか、噴霧ノズ
    ルは二重筒に形成し、その外側通路は先端部を閉塞し該
    閉塞部に内側通路に向う複数箇の透孔を放射状に穿設す
    ると共に送液管からの液を通過せしめ、これに対し内側
    通路は先端をオリフィスに形成すると共に圧空管からの
    加圧空気が通過するようになさしめ、前記コンプレッサ
    ーからの送気管で加圧された空気がタンク内液を攪拌し
    ながらタンク内上部の空気溜りに送り、タンク内空気や
    液の加圧が行われるようになさしめ、適当な圧力となつ
    たとき噴出ノズルに向う圧空管及び送気管のコックを開
    くことにより散布液を霧状となして噴出させることを特
    徴とした煙霧散布機。 2 タンク底部に於ける送液管の下端部が送気管のそれ
    よりも下方に位置させてあることを特徴とした特許請求
    の範囲第1項記載の煙霧散布機。
JP13369479A 1979-10-16 1979-10-16 煙霧散布機 Expired JPS595020B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13369479A JPS595020B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 煙霧散布機

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JP13369479A JPS595020B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 煙霧散布機

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Publication Number Publication Date
JPS5658555A JPS5658555A (en) 1981-05-21
JPS595020B2 true JPS595020B2 (ja) 1984-02-02

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ID=15110685

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JP13369479A Expired JPS595020B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 煙霧散布機

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DE9111204U1 (de) * 1991-09-10 1991-11-07 Stahl, Werner, 88662 Überlingen Vorrichtung zum Zerstäuben eines Wirkstoffs
CN101559414B (zh) * 2009-02-19 2013-04-24 解禄观 适用于葡萄园的车载式风送喷雾机

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JPS5658555A (en) 1981-05-21

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