JPS59501893A - ケ−スの中に収納されたシガレットに火をつける電気着火装置を備えたシガレット・ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケースの中に収納されたシガレットに火をつける電気着火装置を備えたシガレッ ト・ケース 本発明は、特許請求の範囲の第１項の前文に記載されている種類に属する、ケー スの中に収納されたシガレットに火をつける電気着火装置を備えたシガレット・ ケースに関する。

この種のシガレット・ケースは公知である（米国特許第４．３１０，００７号参 照）。公知のシガレット・ケースでは着火装置はシガレット・ケースから独立し た部分に取り付けられていて、接点はケースの幅が狭い方の側面に設けられた円 形の開口のりしろでケースの幅が狭い方の側面に平行な面に沿って延設されてい る。ケースからシガレットヲ引き出し、着火部を備えた端部を開口に差し通して 接点と接触させることによシケースの中（Ｃ収納されたシガレットに火をつける ようになっている。

着火部は抵抗値の低い炭素繊維層から構成されていて、硝酸カリウムで処理され たたばこの層が炭素繊維層に接合されている。

本発明の目的は、従来公知の摩擦着火装置を備えたシガレット・ケース（米国特 許第２．８０３，３７６号と第２，９９７，０４５号参照）のごとく、ケースに 収納されたシガレットをケースから引き出すときシガレットに火をつけるよう改 良された上記の種類の７ガレソト・ケースを提供することである。

上記の目的を達成するため、特許請求の範囲の第１項の特徴項に記載されている 構成を特徴とするシガレットケースが本発明に従がって提案されたのである。本 発明に係るシガレット・ケースの有利な実施態様は特許請求の範囲の残りの諸項 に記載されている通電である。

本発明によりもたらされる特長は、ケースの中に収納されたシガレットに火をつ けるためケースから引き出したあと、別個に設けられた着火装置にシガレットを 差し込まなくてもよいことと、摩擦式着火装置を取り付けた従来公知のシガレッ ト・ケースでは一般にみられることであるが、着火のさいたばこの味を損なうお それのあるガスの発生がないことである。

以下、本発明の４つの実施例に従がって構成されたシガレット・ケースを図解し た添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。なお、添付図面のうち、 第１図は、第１の実施例に従がって構成されたシガレット・ケースを幅の狭い方 の側面に平行に切断した断面図である。

第２図は、第２の実施例て従がって構成されたシガレット・ケースを第１図の場 合と同じ要領で切断した断面図であって、ケースの下端は密閉されている。

第３図は、第３の実施例に従がって構成されたシガレット・ケースを第２図の場 合と同じ要領で切断した断面図であって、第４図は、第３図の矢印■の方向にシ ガレットを目視した視図である。

第５図は、第４の実施例に従がって構成されたシガレット・ケースを第２図の場 合と同じ要領で切断した断面図である。

第６図は、第１図のＶｌ−Ｖｌ線で切断したシガレット・ケースの部分横断面図 である。

第７図は、２列のシガレツＩｆ収納したシガレット・ケースを第６図の場合と同 じ要領で切断した部分横断面図である。

３ 第１図より第６図までに示されているシガレット・ケースＡには１列のシガレッ トＢが収納されており、また第７図に示されているシガレット・ケースには２列 のシガレットＢが収納されている。ケースＡからシガレットＢを引き出すときに シガレットＢに火をつけるようにするため、着火装置は電池Ｃと２つの導電接点 りとＥを備えており、該接点りとＥは電池のプラス極とマイナス極に接続されて いる。ケースＡからシガレットＢを引き出すさい、赤熱部Ｆを取り付けたシガレ ッ）Ｂは各シガレットの端部に設けられている着火装置と協働するよう構成され ているので、ケースＡからシガレッ）Ｂを引き出すたびに電池Ｃから供給された 電流によりシガレツ）Ｈに火をつけるに十分な温度に加熱される。

シガレット・ケースＡは、密閉された下端Ａ′と、ケースＡからシガレットを引 き出すための上端Ａ“とを備えている。シガレット・ケースＡの本体１はケース 端Ａ“で開くことができるようになっておシ、このため、たとえば、ばたんと引 き上げることができるふた２が本体１に取シ付けられている。なお、赤熱部Ｆ（ ｉ７備えた端部がケースの密閉端Ａ′の中に位置するようシガレットＢがケース Ａ内に収納されている。

電池Ｃはフラットな電池として設計されていて、本体１の底３に取り付けられて いる。一方の接点りは本体１内部で電池Ｃからふた２まで延在していて、金属の 箔４から作られており、該箔４は本体ｌの隣接した幅の広い方の内側をおおって いる。

箔４のうち本体１の中に収納されたシガレットＢの赤熱部Ｆに向かい合った部分 は絶縁箔５によりおおわれておシ、該絶縁箔５は底３の近傍で本体１の幅の狭い 方の両側面の間に延設されている。

シガレツ）Ｂの赤熱部Ｆと他方の接点Ｅはいろいろ異なった要領で構成すること ができる。

第１図に示されている実施例では、赤熱部ＦはシガレットＢに付設されたリング 状のコーティング層として構成されていて、該コーティング層は金属粉及び／ま たは黒鉛粉より成り、電床が流れると赤熱し、場合によっては燃焼する。他方の 接点Ｅは最初の接点りと同じように作られていて、本体１の内側、第１の接点り と向かい合った側で電池Ｃがら本体ｌのふた２の近傍まで延在している。他方の 接点Ｅも同様に金属の箔７がら作られていて、該箱７は本体１の隣接した幅の広 い方の側面をおおっている。

第１図に示されているシガレット・ケースＡがらシガレットＢを引き出すとき、 シガレットＢはリング状コーティング層６といっしょに金属の箔７に沿って摺動 する。絶縁箔５の高さに対応した所定の距離シガレットＢを引き出したあと、コ ーティくして電池Ｃの電流回路は閉路するので、リング状コーティング層６が加 熱され、シガレッ）Ｂが着火する。シガレット・ケースＡから離したあと、ただ ちにシガレットＢｉ喫煙することができる。

第２図に示されている実施例では、赤熱部Ｆは金属の薄いリング８として構成さ れていて、該リング８はシガレットＢｔ［り囲んでいる。シガレッ）Ｂの赤熱部 Ｆと協働する着火装置の他方の接点Ｅは複数の金属のばね９から作られていて、 該ばね９０両端・は電池Ｃのマイナス極とシガレットＢのリング８に接続されて いて、電流を導ひくようになっている。導電性のばね９を作るため適当なスプリ ング・ワイヤが使用される。

第３図と第４図て示されている実施例では赤熱部Ｆは金属製の薄いＵ字状のクラ ンプとして構成されており、該クランプがシガレットの前面をほぼ直径にわたっ て延在するようシガレットＢに軸方向に取り付けられていて、金属製のはね９の 隣接端と導電的に接続されている点で第２図に示されている実施例と異なってい るにすぎない。

次に、第５図に示されている実施例は、赤熱部ＦがシガレットＢを取り囲んでい るワイヤ・コイル１１として構成されている点で第２図に示されている実施例と 異なっているにすぎない。

ワイヤ・コイル１１の直径はばね９の直径より大きく寸法ぎめされている。コイ ル・ワイヤー１は金属から作られていて、ワイヤ・コイル１１はそれぞれ金属製 のばね９と一体ものに作られているので、ばね９はコイル・ワイヤ１１′の一部 を形成している。

第２図と第３図と第４図と第５図に示されているシガレット・ケースＡからシガ レットＢｋ引き出すとき、絶縁箔５から離れたあと、／ガレソ）Ｂはリング８ま たはクランプ１０またはワイヤ・コイル１１の上部といっしょに金属の箔４に沿 って摺動する。電池Ｃの電流回路が閉路するので、リング８またはクランプ１０ またはワイヤ・コイル１１が加熱されて、シガレノ）Ｂが着火する。シガレット ・ケースＡから取り出したあとただち（（喫煙することができる。ケースＡから 所定の距離シガレットＢを引き出したとき、この引き出しに伴なって伸長したば ね９がリング８またはクランプまたはワイヤ・コイル１１をシガレットＢから引 き戻すので、電池Ｃの電流回路は開路状態となり、電流の流れが遮断される。こ れによりケースＡから取り出した火のついたシガレットＢから着火した固体粒子 がこぼれ落ちるおそれはない。第１図に示されている実施例についても、たとえ ば、シガレットＢのたばこに着火したあとコーティング層６が焼失することによ シ、着火した固体粒子がシガレットのたばこに着火したあとこぼれ落ちることが ないようシガレットＢのコーティング層６の材料が選択されている。

第６図に示されているように、第１図の実施例の場合、シガレットＢの赤熱部Ｆ と協働する着火装置の接点りとＥを形成している金属の箔４と７は波形に曲げ加 工されている。このように波形模様に成形することにより、接点り、Ｅと赤熱部 Ｆとの間の接触が点接触の場合と比べ赤熱部Ｆとの電気的な接触状態を改善する ことができるとともに、より確実に各シガレットＢをケースＡの中で固定するこ とができる。第２図と第３図と第４図と第５図に示されている実施例の場合も、 金属の箔４を第６図に示されているように波形の輪郭に曲げ加工するのが有利で ある。

第１図よシ第６図までに示されているシガレット・ケースＡは１列だけのシガレ ットＢ（ｉ−収納するよう構成されているが、たとえば、２列のンガレソ）Ｂを 収納するよう構成してもさしつかえない。第１図に示されている実施例に従がっ て構成されたシガレット・ケースについて第７図に図解されているように、７ ２列のシガレッ）Ｂの間に箔４が配置されていて、該箔４の下部の両側に絶縁箔 ５がかぶせられている。

上述の実施例をさらに変更した構成態様も可能である。たとえば、シガレット・ ケースＡ内に収納されたシガレッ）Ｂの赤熱部Ｆを互に分離し、これによ）シガ レットＢをシガレット・ケースＡから引き出すさい、隣接のシガレッ）Ｂまで着 火するようなことがないよう安全性を高めるため、絶縁箔５に関し直角の向きに 別の絶縁箔を設けるようにしてもよい。シガレット・ケースＡからシガレットＢ を引き出すさい、まず電池Ｃの電流回路を閉路することができるようにするため 、シガレットＢを引き出すためシガレット・ケースＡを把持すると操作される補 足的なスイッチをシガレット・ケースＡに設けることも可能である。

シガレットＢを再充填することができる永続使用ケースとしてシガレット・ケー スＡを構成することもできる。再充填を行なうにさいしては、たとえば、赤熱部 Ｆを備えたシガレツ）Ｂと着火装置の接点りならびにＥよシ成る再充填ケースを 永続使用ケースに差し入れる。差し入れたとき、永続使用ケースに取り付けられ ている電池Ｃにケースが自動的に接続される。

赤熱部Ｆのシガレツ）Ｂへの取っ付けと固定を容易にするため、各シガレツ）Ｂ のコーティング層６またはリング８またはクランプ１０またはワイヤ・コイル１ １の領域にあるシガレットＢのスリーブＢ′を厚くしたシ及び／または強化する ことが可能である。

ケースＡはシガレツ）Ｂに使用されるだけでなく、たとえば一端に赤熱部Ｆを備 えた両切シ葉巻きタバコにも使用することができる。たとえば、ケースの幅の狭 い方の側面のそばに電池Ｃを取シ付けるように、電池Ｃを図示の実施例の場合と 違ったやり方で取り付けてもよい。

国際調査報告 ？ｊ表昭５９−５０１８９３　（５）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ケースの中に収納されたシガレットに火をつける電気着火装置を備えたシガ レット・ケースであって、ａ）着火装置がケースからシガレットを引き出すケー ス端と反対の位置にある密閉されたケース端に配置されており、電池と２つの導 電接点を備えていて、該導電接点が電池のプラス極とマイナス極に接続されてお シ、ｈ）シガレットがそれぞれ、接点と接触し、電池から流れた電流によりシガ レットに火をつけるに十分な温度に加熱することができる赤熱部を一方の端部に 備えているよう構成されたシガレット・ケースにおいて、ケース（Ａ）からシガ レツ）（Ｂ）を引き出すときシガレット（Ｂ）に火をっけるため、 Ｃ）赤熱部（Ｆ）を備えた端部に密閉されたケース端（Ａ勺に位置するようシガ レツ）（Ｂ）がケース（Ａ）の中に収納され、 ｄ）一方の接点（Ｄ）が密閉されたケース端（Ａ′）からケース（Ａ）よシシガ レッ）（Ｂ）を引き出すケース端（Ａ″）の近傍までケース（Ａ）内で延在して おり、ケース（Ａ）からシガレット（Ｂ　）”ｋ引き出すとき、各シガレット（ Ｂ）が赤熱部（Ｆ）といっしょに接点（Ｄ）に沿って摺動し、ｅ）他方の接点（ Ｅ）がケース（Ａ）に収納された各シガレット（Ｂ）の赤熱部（Ｆ）に対応して ケース（Ａ）内に延設されていて、ケース（Ａ）から所定の距離ンガレツ）　（ Ｂ）全引き出すまで赤熱部ＣＦ）と導電状態に接続されていることを特徴とする シガレット・ケース。 ２　赤熱部（Ｆ）が、各シガレツ）（Ｂ）ｋ取シ囲むリング（８）または各シガ レツ）（Ｂ）を取シ囲むワイヤ・コイルαυまたは各シガレット（Ｂ）上に軸方 向に取シ付けられたクランプａＯ）または各シガレツ）（Ｂ）のリング状コーテ ィング層（６）として構成されていることを特徴とする請求の範囲の第１項記載 のシガレット・ケース。 ３、　リング（８）またはワイヤ・コイルαυまたはクランプαＣまたはコーテ ィング層（６）の領域で各シガレッ）（Ｂ）のスリーブ（Ｂ′）が厚くなってお シ及び／または強化されていることを特徴とする請求の範囲の第２項記載のシガ レット・ケース。 ４、　リング（８）またはコイル・ワイヤ０］）またはクランプ四が金属から作 られていることを特徴とする請求の範囲の第２項または第３項記載のシガレット ・ケース。 ５、他方の接点（Ｅ）が導電性のばね（９）から構成されていて、該ばね（９） がリング（８）またはワイヤ・コイル０１）またはクランプ（１０）と接続され ていることを特徴とする請求の範囲の第２項、第３項または第４項記載のシガレ ット・ケース。 ６、はね（９）が金属から作られていることを特徴とする請求の範囲の第５項記 載のシガレット・ケース。 ７、ばね（９）とワイヤ・コイル（ｌυが一部品に作られていることを特徴とす る請求の範囲の第５項または第６項記載のシガレット・ケース。 ８、　コーティング層（６漫；金属粉及び／または黒鉛粉よ構成ることを特徴と する請求の範囲の第２項または第３項記載のンガレ１１ ソト・ケース。 ９、他方の接点（Ｅ）が一方の接点（Ｄ）と反対の位置にある側で密閉されたケ ース端（Ａ勺からシガレッ）（Ｂ）ｉケース（Ａ）から引き出すケース端（Ａ“ ）までケース（Ａ）内だ延設されていて、シガレッ）（Ｂ）をケース（Ａ）から 引き出すとき、各シガレット（Ｂ）がコーティング層（６）といっしょに両方の 接点（ＤとＥ）に沿って摺動することを特徴とする請求の範囲の第２項、第３項 または第８項記載のシガレット・ケース。 １０、他方の接点（Ｅ）が導電材料の箔（７）から構成されていることを特徴と する請求の範囲の第９項記載のシガレット・ケース。 １１、箔（７）が金属から作られていることを特徴とする請求の範囲の第１０項 記載のシガレット・ケース。 １２、シガレッ）（Ｂ）の赤熱部（Ｆ）との接舷状態を改善するとともに、シガ レッ）（Ｂ）’ｒケース（Ａ）内で固定するため、箔（力が波状の輪郭に形成さ れていることを特徴とする請求の範囲の第１０項または第１１項記載のシガレッ ト・ケース。 １３、一方の接点（Ｄ）が導電材料の箔（４）から構成されていることを特徴と する請求の範囲の上記の諸項のうちの１項に記載のシガレット・ケース。 １４、箔（４）が金属から作られていることを特徴とする請求の範囲の第１３項 記載のシガレット・ケース。 １５、シガレット（Ｂ）の赤熱部（Ｆ）との接触状態を改善するとともに、シガ レット（Ｂ）をケース（Ａ）の中で固定するため、箔（４）が波状の輪郭に形成 されていることを特徴とする請求の範囲の第１３項または第１４項記載のシガレ ット・ケース。 １６、一方の接点（Ｄ）がケース（Ａ）内に収容されたシガレット（Ｂ）の赤熱 部ＣＦ）と向かい合った領域で絶縁箔（５）によりおおわれており、該絶縁箔（ ５）が密閉されたケース端（Ａ勺の近傍でケースの幅が狭い方の両側面の間で延 設されていることを特徴とする請求の範囲の上記の諸項のうちの１項に記載のシ ガレットケース。 １７、ケース（Ａ）内に収納されたシガレノ）　（Ｂ）の赤熱部（Ｆ）が絶縁箔 により互に分離されていることを特徴とする請求の範囲の上記の諸項のうちの１ 項に記載のシガレット・ケース。 １８、電池（Ｃ）がフラットな電池として構成されていて、密閉されたケース端 （Ａ勺でケースの底（３）に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲の 上記の諸項のうちの１項に記載のシガレット・ケース。 １９、シガレソ）（Ｂ）’ａミーケースＡ）から引き出すとき、電池（Ｃ）を通 電させる手動で操作可能なスイッチを特徴とする請求の範囲の上記の諸項のうち の１項に記載のシガレット・ケース。 ２０、シガレツ）（Ｂ）を再充填することが可能な永続使用ケースとして構成す ることを特徴とする請求の範囲の上記の諸項のうちの１項に記載のシガレット・ ケース。