JPS59501316A - 酪農家畜の乳熱防止方法 - Google Patents
酪農家畜の乳熱防止方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
酪農家畜の乳熱防 法
丈梶欠I
本発明は、酪農家畜の乳熱(分娩麻痺)防止方法しこ関する。
さらに、より詳細には、本発明はビタミンD分子のC−24位に、物質代謝的に
安定な閉鎖基を有し、C−を及びC−25位の少なくとも一方に水酸基が存在す
ることによって特徴づけられるビタミンD誘導体を家畜に投与することからなる
酪農家畜の乳熱病を防止する方法に関する。
11」1術
分娩麻痺又は乳熱は高生産性酪農家畜にお0てしif l。
ば発生し第3期又は後期の乳の分泌期に開始する。この病気は分娩又はそのしば
らくあとに低カルシウム血症又は低リン酸塩血症を起し、動物が動けなl、Nよ
うになり、筋肉がたるんだ状態になる。この現象t±、分娩の際の孔形成の結果
生じる血液中の低カルシウムに明白に関係している。しかしながら、多くの動物
がこの病気に力1カ1らず、腸及び骨の供給源から血液中に、新しく乳を形成す
るために要求されるのに直ちに合致するに十分な量のカルシウムを供給すること
ができる。このそれぞれの動物の間で相違する理由はまだ知られていない。しか
しながら、この病気を予防するいくつかの方法が提示され、試みられてきた。こ
れらは、
(1)カルシウム注射することであり、これは異常の一般的な処理法である。
(2)多量のビタミンDを投与することであり、これは、低カルシウム血応答を
予防するであろう、また、(3)低カルシウム食又は酸性食で動物の調子を整え
ることである。
あいにく、多量の通常のビタミンDを与えることは旨くいかなかった。というの
は主に、それが1度だけ与えることかできるからであり、しばしばビタミンDの
中毒又は器官(軟らかい組織)の石灰化が重要な懸念されることとなっているか
らである。カルシウム注射は最高の処理方法であるが、この病気をカルシウム注
射だけで予防するのは実際上不可能である。なぜなら、子を産んでからいつ乳熱
にかかるかということが予報することができないからである。動物の低カルシウ
ム調節は、乳を分泌しないか又は乳の出ない期間、雌牛は、以前の分娩で消耗し
た骨カルシウムを復帰させることができるから、望ましいとはいえない。酸性食
の使用は、他の問題を生じさせるような酸性症を作り出す傾向がある。それゆえ
、これら処理法のどれも、分娩麻痺に対する完全な解決法を提供するものではな
かった。
活性ビタミンD代謝物質及びその類似体の発見は、分娩麻痺治療のより有効な方
法の開発へと導いた。こうして、ビタミンDの代謝物質25−ヒドロキシビタミ
ンD3が比較的多量で与えられたとき、この病気に対する実質的な保護を与える
ことが証明された(米国特許第3,646,203号)。同様に、はるかに低投
与量のlα−ヒドロキシビタミンD3又はl、25−ジヒドロキシビタミンD3
かこの病気の予防に有効であることも明らかにされた(米国特許第3,879,
548号と同4.110,446号)、そして、1α−ヒドロキシビタミンD
と25−ヒドロキシビタミンD3の混合物の使用が乳熱病に対する非常に著しい
予防作用を与えるための方法として最近提案された(米国特許第4,338.3
12号)。
免几立諷j
乳熱病の研究を行う行程において、この病気にかかった雌牛は24.25−ジヒ
ドロキシビタミンD 、ビタミンDの代謝物質を血液中正常レベル以上に有して
いることが見い出された。この観察によって、循環24゜25−ヒドロキシビタ
ミンD3とこの病気の間にあるいは関係かあるのではないかという可能性を示唆
し、分娩に先立って雌牛にこの代謝物質を与える研究へとさらに導いた。
第3分泌期又はよりよい酪農家畜の一群をランダムにそれぞれ28頭の雌牛から
なる2つのグループに分けた。非処理グループ(コントロールグループ)にはビ
タミンD化合物を溶解してないコーン油を筋肉的注射し、他方、処理グループは
24.25−ジヒドロキシビタミンD a (4mg/動物)を含有する同じ量
のコーン油を与えた。この実験結果は第1表に示される。
第1表
分娩麻痺の発生における
24.25−ジヒドロキシビタミンD3の影響数 数 %
コントロール 24 4 14
処理 14 14 50
第1表に示したデータから、24.25−ジヒドロキシビタミンD3を与えられ
た酪農家畜はコントロールグループ(乳熱発生率14%)よりも劇的に高い乳熱
発生率(約50%)を有していることが明白である。それゆえ24−ヒドロキシ
化ビタミンDの存在は、乳熱の発生率を増大させ、動物をこの病気にかかりゃす
くするように見えることが明白である。究極的に乳熱病にかかった動物中の24
.25−ジヒドロキシビタミンD3の血漿レベルを再検査すると、乳熱の始まる
前の正常な24.25−ヒドロキシルビタミンD のレベルよリモ高い値を有し
ていることを示している(第2表参照)。
第2表
雌牛の、分娩以前、分娩時及び分娩後の血漿24.25値はn g / m文
非麻痺 3.2 3.3 3.0 2.8 3.0麻 痺 3,7 4.0 3
.7 4.5 4.01、表示した時間は、子を産んだ時間を0とし、他の時t
I刀は子を産む前、又lよ産んでからの日数を表わす。
2、日数
j二記結果は24.25−ジヒドロキシビタミンDつと乳熱病の間の相関関係を
はっきりと立証しており、このビタミンD代謝物質の動物中への蓄積が、それか
この病気の発生率を高くするのに寄与し、動物をそれにかかりやすくするように
考えられるという意味で望ましいことではないことを示している。
これまで、乳熱病の予防法の最も有効な手段として提案された全ての処理法、つ
まり、25−ヒドロキシビタミンD 、lα、25−ジヒドロキシビタミンD3
又は1α−ヒドロキシビタミンD3のようなビタミンD誘導体の使用はC−24
がヒドロキシ化されていない化合物を与えていることからなっているということ
が注目されるべきである。第1表及び第2表に示されたデータは24−ヒドロキ
シ化を欠くということが有効な抗乳熱薬剤の重要な特徴であるという結論へ導く
。しかじなから、これらのビタミンD誘導体の全てが、直接又は間接的に、動物
中の生体内で酵素的24−ヒドロキシ化の基質として役立つことができるもので
、望ましくない24.25−ジヒドロキシ側鎖構造の増加を与えることかできる
(例えば反応、25−ヒドロキシビタミンD3→24.25−ジヒドロキシビタ
ミンD :1α、25一ンヒトロキシビタミンD3→1α、24.25− hジ
ヒドロキシビタミンD : 1α−ヒドロキシビタミンD3→lα、25−ジヒ
ドロキシビタミンD3 →1α、24.25−トリヒドロキシビタミンD3によ
りて)。この生体中での24−ヒドロキシ化が上記提示の反応によって起きるこ
とは、よく確立されていることであり、それゆえ、乳熱病の治療に今用いられて
いるビタミンD化合物は不可避的に24.25−ジヒドロキシ代謝物質を生成す
るであろう。このことは、類似のヒドロキシ化反応順序をたどることが知られて
いるビタミンD2系列化合物についても、また、事実である。さらに複雑化する
特徴は、ある動物について、生体内の24=ヒドロキシ化反応速度は、未知で予
測できず、生理学的なパラメーター(例えば、Ca及びリン酸塩の状態、他のホ
ルモンなど)の数に依存しており、それ故、乳熱と闘うこれらの化合物の有効性
は、望ましくない24゜25−ヒドロキシ代謝物質の溜まりへの生体内物質代謝
によって、それらの寄与する程度に予知できない方式で影響を受ける。
上に説明した観察と結果に基づき、乳熱病の旨い予防方法は酪農家畜に、活性上
重要として知られる構造的特徴すなわち、C−1及びC−25位の少なくとも一
方のヒドロキシ化を維持し、しかも生体内でC−24位が容易にヒドロキシ化さ
れないビタミンD誘導体を与えることによって達成することができるということ
であるということは明らかである。
この目的に好適な化合物は、それ故、次の構造で特徴つけられるビタミンD 又
はビタミンD2系の類似体である。
式中、A及びBは水素又は−緒になって2重結合を形成するものであり、Xはフ
ッ素、水素又はメチルであり、R及びR2は水素及びヒドロキシから選ばれ、R
及びR2の少なくとも一方はヒドロキシでなければならない。炭素3のヒドロキ
シ基及び/又は炭素lのヒドロキシ基及び/又は炭素25のヒドロキシ基はまた
アシル化されていてもよく、例えばアセチル、プロピオニル、ベンゾイル又は他
のこの技術分野で知られている慣用的なアシル誘導体として存在していてもよく
、そのようなアシル化誘導体もまた抗乳熱薬剤として好適かつ有効である。
上記化合物は、(、−1及び/又は25位に高抗乳熱効能を授けるヒドロキシ基
が存在し、24炭素においては24−フン素又は24,24−シフッ素置換基の
形での閉鎖基であってそれが生体内物質代謝の間に24−ヒドロキシ基が導入さ
れることを防止する閉鎖基が存在することによって特徴づけられる。
このような化合物の具体例は次の通りである。
24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミンD324.24−ジフルオ
ロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD〕24.24−ジフルオロ−1α−ヒ
ドロキシビタミンD324−フルオロ−25−ヒドロキシビタミンD324−フ
ルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD324−フルオロ−1α−ヒドロ
キシビタミンD224−フルオロ−25−ヒドロキシビタミンD2C−24位の
フッ素置換基は、生体内ヒドロキシ化を妨害することが知られており、それゆえ
そのような化合物は、生体内の正常な物質代謝経路においてどのような25−ヒ
ドロキシル化ビタミンD化合物からも生CるビタミンDである24.25−ジヒ
ドロキシ化型の増加を容易にもたらさないが、上記に示したC−・24−フッ素
類似体は、少なくともC−24位に閉鎖基をもたない対応の化合物と同程度に有
効である。
このような24−閉鎖化ビタミンD類似体はこの技術分野における公知の合成プ
ロセスにより容易に、例えば米国特許第4,305,880号、4,196,1
33号及び4,229,357号明細書に記載されたようにして得ることができ
る。この他、l−ヒドロキシ類似体は化学的及び酵素学的合成法を結合して、例
えば米国特許第4,201,881号及び4,226,788号明細書に記載の
ようにしてまた、得ることができる。上述のC−24閉鎖化合物は、望ましいビ
タミンD一様活性と乳熱と戦う特性の維持下に生体内の24.25−ジヒドロキ
シ化ビタミンD代謝物質の有害な蓄積を防止することができるので、それらは本
発明の目的に対して傑出して好適であり、好ましい化合物である。
本発明は上に示した24−閉鎖ビタミンD化合物のいずれかを、雌牛の分娩に先
立って与えることにより実施できる。それらの化合物を出産予定日の約3〜8日
前に与え、1回の投与又はもし好むなら数日間の期間の多数回の投与とする、の
が有利である。投薬量は与える化合物によるが、24−閉鎖−25−ヒドロキシ
ビタミンD誘導体では一般に動物当り1〜10mgの投薬量で与えられ、対応の
24−閉鎖1α−ヒドロキシ化合物の場合は動物当りo、i〜1mgが有効であ
る。
活性24−閉鎖ビタミンD化合物を組合せて投与することも可能かつ有効である
。そのような組合せの最も有利なものには25−ヒドロキシビタミンD化合物ン
1−とドロキシビタミンD類似体の同時投薬がある。例えば24−閉鎖−25−
ヒドロキシビタミンD化合物を対応の24−閉鎖−1α−ヒドロキシビタミンD
化合物と好ましくは25−ヒドロキシ化合物が1α−ヒドロキシ化物質に対して
約5〜lO倍過剰となるような比率に調整して一緒に投与するのか高度に有効な
処理方法である。
どのような一般的な投与方法も使用できる0例えば1、その化合物は従来獣医学
的な実施において用いられてきた無害の油、例えばコーン油、ゴマ油、プロピレ
ングリコールなどに溶解し、筋肉内又は皮下注射によって投与されるか、あるい
は経皮吸収のためジメチルスルホキシドのような溶剤の溶液として適用される。
あるいはまた、この化合物は、他の化合物とコンパウンド化後大丸薬として、カ
プセル化した形で、また再度適当な補助薬と共に、適当な溶剤中で、動物に与え
られる穀類その他の餌成分の」二層ドレッシングとして投与される。
乳熱病を予防するのに有効な具体的な例と投与の実験の観察の説明を下記に示す
。
t、z4−r鎖−25−ヒドロキシビタミンDコーン油に溶かした24.24−
フルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3を乳熱病にかかる傾向をもった高生産
性雌牛に、各動物当り、その化合物的4mgを与えるに十分な量、筋肉内注射で
投与した。この注射は、出産予定日の5日前に行ったところ、乳熱病予防に有効
である。
2.24−閉 −1α−ヒドロキシビタミンDコーン油に溶かした24.24−
ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD3を、乳熱にかかる傾向を有
する雌牛に、筋肉内注射で各動物につき約0.4mgを与えるような量、出産日
の5日前に与えたところ、乳熱を予防するのに有効である。
3.24− 釦−1α−ヒドロキシビタミンDと 合せた24−閉 −25−ヒ
ドロキシビタミンDコーン油中に24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビ
タミンD3と24.24−ジフルオロ−1の比率で溶解し、これを、乳熱病の高
発生率で特徴づけられる雌牛に、子を産む5日前筋肉内注射で与えた。その溶液
は、24−閉鎖−25−ヒドロキシビタミンD と24−閉鎖−1α、 25−
トヒド′0キシビタミンD3化合物がそれぞれ、各動物に対し約、4mgと9
.4mgの投与量になるに十分な与えられた。この化合物は乳熱を予防するのに
有効である。
その化合物を飼料の上層ドレッシングのメジュウムを通して投与されるときは、
その方法で投与される化合物又は化合物の混合物はまずはじめにピーチ・ソツ油
、オリーブ油、コーン油、綿実油などのような可食性又t±無毒の液体担体中に
分散させ、そして、その形で、動物に与える2〜3ポンドの飼料上に散布される
6担体中の分散は、はじめにその化合物又は混合物をエーテルに溶解し、次いで
その溶液を担体液体中に完全に分散させたのち、エーテルを蒸発させることによ
り容易に行うことができる。担体液体中の化合物の濃度は決定的でないが、24
−閉鎖−25−ヒドロキシビタミン016mgが油5m文に容易に分散すること
が明らかである。とにかくそれを適用する飼料が過剰に油っぽくならないように
、その濃度を十分高くする必要がある。また、動物が24−閉fi−1α−ヒド
ロキシビタミンD化′合物を約0.1mg−1mg又は24−閉鎖−25−ヒド
ロキシビタミンD化合物を約1mg−10mg与えられるよう、このような化合
物が単独で又は混合物で投与されるかどうかによって、十分な量の、油に分散さ
せた化合物が飼料2〜3ポンドに適用されるべきである。
また、その化合物の分散液は1例えばボーンスターチ、スクロース、ラクトース
、フラクトースのようなスターチ又は糖ベースに吸収させ、ご゛の濃縮物を1〜
3ボンドの飼料中に混入したり、振りかけるようにすることもできる。全ての場
合濃縮物の量は、蒸気に特定した投薬量レベルを含有するのに十分な量である。
化合物が大丸薬として投与されるときは、上記具体的化合物を最初に上述したよ
うに無毒な油又は他の液体(プロピレングリコール)中に分散させ、そして、可
食性または不活性でしかも摂取性基質、例えばスターチ又は糖に吸収させ、投与
のためにゼラチンカプセル中につめ込むか、あるいはこの分野で周知のように錠
剤形に圧縮しやすくし、その圧縮性を高める他の不活性物質と組合せられる。一
般に、各大丸薬は、カプセル又は錠剤であろうと、24−閉鎖化合物の1種又は
それらの混合物の投薬量レベルで前述の範囲の量を含んでI/)るべきである。
また、そして先に説明したように、1種又は2種以上の具体的化合物は筋肉内注
射として直接投与すること力くできる。
?4−閉鎖ビタミンD化合物のシス−及びトランス−形の両者がここで特定した
本発明の目的に有効に利用できることが理解されるべきである。なお、24−位
を具体的に示した以外の置換基で閉鎖したビタミンD化合物もまた使用できる。
例えば、閉鎖基は、フッ素以外の/\ロゲン系の他のもの及びジメチル化合物の
ような24−ジアルキル化合物であってもよい。全ての場合において、この閉鎖
化合物は物質代謝安定性とビタミンD活性によって特徴づけられる。
本発明により、24−閉鎖ビタミンD化合物の投与を行う全ての場合、もし、最
初にその化合物を投与後、予定した時間(一般に5日間)の間に出産が起きない
ときはその化合物の注射を繰り返してもよい。実際、もし追加の5日間のうち雌
牛が出産しないようならその化合物の第3回目の投薬を与えてもよい。
上に明記した投薬量は必ずしも臨界的なものでないことが理解されるべきである
。投薬量はもちろん、それが投与される雌牛の大きさによって変わる。とにかく
、乳熱病を予防するという所望の目的を達成するため、どのような場合も十分な
量のその物質を与えるべきである。
そのような量を超過する量の投与は経済的に根拠の欠けることであるので回避す
べきである。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.酪農家畜の乳熱病に治療及び予防法であって分子中のC−1及びC−25位 の少なくとも1つにヒドロキシル基が、C−24位に物質代謝的に安定な閉鎖基 が存在することを蒔徴とするビタミンD誘導体を、家畜の分娩の前に、前記治療 及び予防を引き起こすに十分な量投与することからなる方法。 2 、C−24位の閉鎖基が24−モノフルオロ又は24−ジフルオロから選ば れたものである請求の範囲1の方法。 3 ビタミンD誘導体が25−ヒドロキシ化物である請求の範囲l又は2の方法 。 4、ビタミンD誘導体がlα−ヒドロキシ化物である請求の範囲1又は2の方法 。 5 ビタミンD誘導体がlα、25−ジヒドロキシ化物である請求の範囲l又は 2の方法。 6、ビタミンD誘導体が、24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミン D3と24−フルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3と24−フルオロ−1− ヒドロキシビタミンD2から選ばれたものである請求の範囲3の方法。 7、ビタミンD誘導体が24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミンD 3である請求の範囲6の方法。 8、ビタミンD誘導体が24.24−ジフルオロ−フルオロ−1α、25−ジヒ ドロキシビタミンD3から選ばれた請求の範囲5の方法。 9、ビタミンD誘導体が24.24−ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシビ タミンD3である請求の範囲8の方法。 10、ビタミンD誘導体が24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミン D3と24.24−ジフルオロlα、25−ジヒドロキシビタミンD3の混合物 の形で投与される請求の範囲1の方法。 11 、24 、24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3と24.2 4−ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD3がそれぞれ混合物中に 約5:1〜約10:1の比率で存在する請求の範囲10の方法。 12、ビタミンD誘導体が、動物当り約0.1〜約10mgの量、出産約4〜8 日前に投与される請求の範囲lの方法。 13、ビタミンD誘導体が注射で投与される請求の範囲12の方法。 14、注射が筋肉内に行われる請求の範囲13の方法。 15、注射が皮下に行われる請求の範囲13の方法。 16、ビタミンD誘導体が経口投与される請求の範囲12の方法。 17、酪農家畜の乳熱病の治療用組成物であって、分子中のC−1及びC−25 位の少なくとも1つにヒドロキシル基が、C−24位に物質代謝的に安定な閉鎖 基が存在することを特徴とするビタミンDX8導体の少なくとも1種と獣医学的 に許容される賦形剤とからなる組成物。 18、ビタミンD誘導体がC−24位に24−モノフルオロ又は24−ジフルオ ロから選ばれた閉鎖基を含有する請求の範囲17の組成物。 19、ビタミンD誘導体が、24..24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタ ミンD 3.24−フルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3又は24−フルオ ロ−1−ヒドロキシビタミンD2から選ばれた請求の範囲18の組成物。 20、ビタミンD誘導体が25−ヒドロキシ化物である請求の範囲18の組成物 。 21、ビタミンD誘導体が1α−ヒドロキシ化物である請求の範囲18の組成物 。 22、ビタミンD9導体がlα、25−ジヒドロキシ化物である請求の範囲17 の組成物。 23、ビタミンD誘導体が24.24−ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシ ビタミンD3と24−フルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD3から選 ばれた請求の範囲22の組成物。 24.24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3と24.24− ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD3との混合物からなる請求の 範囲17の組成物。 25.24.24−ジフルオロ−25−ヒドロキシビタミンD3と24.24− ジフルオロ−1α、25−ジヒドロキシビタミンD3が、それぞれ、混合物中に 約5:1〜約10:1の比率で存在する請求の範囲24の組成物。 26、大丸薬の形の請求の範囲22の組成物。 27、大丸薬が少なくとも1α、25−ジヒドロキシ化ビタミンDid導体0’ 、’1mgを含有する請求の範囲26の組成物。 28、賦形剤が液体で、組成物が筋肉内注射に好適な請求の範囲22の組成物。 29、賦形剤か摂取性液体で、組成物が家畜飼料に上層ドレッシングとして適用 するのに好適である請求の範囲22の組成物。 30、液体組成物が、固形摂取性基質に吸収又は吸着され、こうして固形組成物 が家畜飼料の上層ドレッシングとして適用するのに好適である請求の範囲29の 組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US401996JPNL | 1982-07-26 | ||
PCT/US1983/000964 WO1984000549A1 (en) | 1982-07-26 | 1983-07-19 | Method of preventing milk fever in dairy cattle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59501316A true JPS59501316A (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=22175299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50257683A Pending JPS59501316A (ja) | 1982-07-26 | 1983-07-19 | 酪農家畜の乳熱防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59501316A (ja) |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP50257683A patent/JPS59501316A/ja active Pending
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