JPS5950123A - 耐破端特性の優れた軌条の製造法 - Google Patents
耐破端特性の優れた軌条の製造法Info
- Publication number
- JPS5950123A JPS5950123A JP16104582A JP16104582A JPS5950123A JP S5950123 A JPS5950123 A JP S5950123A JP 16104582 A JP16104582 A JP 16104582A JP 16104582 A JP16104582 A JP 16104582A JP S5950123 A JPS5950123 A JP S5950123A
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- Japan
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- rail
- connected part
- breaking resistance
- residual stress
- edge breaking
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/04—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for rails
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軌条締結部の耐破端特性に優れn軌条の製造法
に関7−るものである。
に関7−るものである。
軌条損傷の中で軌条締結部の損傷は最も多く全体の約半
数を占め、保守上重要な問題となっている。これは軌条
締結部が構造的に不連続であり、静的にも大きな応力が
作用することに加えて、列車通過による大きな衝撃荷重
が作用するためと言われている。
数を占め、保守上重要な問題となっている。これは軌条
締結部が構造的に不連続であり、静的にも大きな応力が
作用することに加えて、列車通過による大きな衝撃荷重
が作用するためと言われている。
このような軌条締結部におけるいろいろな損傷は総称し
て°゛破端°゛と呼ばね、ている。その損傷の主なもの
に、軌条上首部からの水平き裂(上首部と呼ばれてbる
)およびボルト穴部からの星状き裂(スタークラックと
呼ばれている)がある。上首部は第1図(a)に例示す
る如く、軌条頭部と腹部の相銀(上首部)からき裂が発
生し、軌条長手方向に伝ばして最終的には軌条頭部が欠
ける極めて重大な損傷である。一方、ボルト穴部からの
星状き裂は第1図(b)に示すように、ボルト穴から星
状にき裂が発生し、その一部が進展し究極的には軌条頭
部が欠損するもので、上首部と同様重大な損傷である。
て°゛破端°゛と呼ばね、ている。その損傷の主なもの
に、軌条上首部からの水平き裂(上首部と呼ばれてbる
)およびボルト穴部からの星状き裂(スタークラックと
呼ばれている)がある。上首部は第1図(a)に例示す
る如く、軌条頭部と腹部の相銀(上首部)からき裂が発
生し、軌条長手方向に伝ばして最終的には軌条頭部が欠
ける極めて重大な損傷である。一方、ボルト穴部からの
星状き裂は第1図(b)に示すように、ボルト穴から星
状にき裂が発生し、その一部が進展し究極的には軌条頭
部が欠損するもので、上首部と同様重大な損傷である。
これらの損傷に対し、従来は上首部の場合には全く対策
がなされていない。一方、ボルト穴からの星状き裂に対
しては、ボルト穴の小径化やボルト穴コーナーの面と9
ヲ行い応力集中を小さくする方法等がとられてきたが、
11とんと効果は得られていない。また、ボルト穴ガ辺
を局部的に塑性変形させて、圧縮残留応力を付81〜る
方法もあるが、十分な圧縮残留応力が得られないことや
実施面においているいろな問題点があり実用化にrj−
至つていない。
がなされていない。一方、ボルト穴からの星状き裂に対
しては、ボルト穴の小径化やボルト穴コーナーの面と9
ヲ行い応力集中を小さくする方法等がとられてきたが、
11とんと効果は得られていない。また、ボルト穴ガ辺
を局部的に塑性変形させて、圧縮残留応力を付81〜る
方法もあるが、十分な圧縮残留応力が得られないことや
実施面においているいろな問題点があり実用化にrj−
至つていない。
そこで発明者らはまず上記のボルト穴からの星状き裂対
策を講する目的で、この損傷の発生原因から解明を行っ
た。その結果ボルト穴からの星状き裂の発生原因は継目
板のボルト締付力の過不足および腐食などの要因も副次
的に影響するが、ボルト締付力が正常であっても道床条
件によっては損傷の発生は避けられない場合もあること
から、根本的には列車通過による外力(繰返し荷重)と
軌条自身の抵抗力(疲労限度〕がはゾ近い状態で使用さ
れているためであることがわかった。したがって、この
損傷の発生を防止するためには軌条自身の抵抗力(疲労
限度)を高める必要があることがわかった。
策を講する目的で、この損傷の発生原因から解明を行っ
た。その結果ボルト穴からの星状き裂の発生原因は継目
板のボルト締付力の過不足および腐食などの要因も副次
的に影響するが、ボルト締付力が正常であっても道床条
件によっては損傷の発生は避けられない場合もあること
から、根本的には列車通過による外力(繰返し荷重)と
軌条自身の抵抗力(疲労限度〕がはゾ近い状態で使用さ
れているためであることがわかった。したがって、この
損傷の発生を防止するためには軌条自身の抵抗力(疲労
限度)を高める必要があることがわかった。
本発明はこの知見に基づいたもので、その要旨に熱間圧
延終了後または加熱して400℃〜A1変態点直下の温
度にある軌条締結部の頭上首部またに軌条継目穴部近傍
の腹部あるいはこれら両方を急速冷却する耐破端特性に
優れた軌条の製造法である。
延終了後または加熱して400℃〜A1変態点直下の温
度にある軌条締結部の頭上首部またに軌条継目穴部近傍
の腹部あるいはこれら両方を急速冷却する耐破端特性に
優れた軌条の製造法である。
以下本発明について詳細に説明する。
第2図は、本発明の説明に先立ち軌条断面各部の名称を
説明したものである。1は軌条頭部、2は上首部、3は
腹部、4値下首部、5は底部、6は軌条の継目穴である
。継目穴6は、軌条締結用継目板のボルトが装着される
。
説明したものである。1は軌条頭部、2は上首部、3は
腹部、4値下首部、5は底部、6は軌条の継目穴である
。継目穴6は、軌条締結用継目板のボルトが装着される
。
熱間圧延終了後400℃〜A1変態点直下の温度にある
軌条締結部、あるいは熱間圧延終了後冷却しあるいはさ
らに頭部焼入処理が施された軌条を該温度に加熱した軌
条締結部の上首部1または軌条継目穴6近傍の腹部3あ
るいはこれらの両方に冷却能が大きい水等の冷媒を吹き
付けて急速冷却する。またその急速冷却の範囲は、列車
の通過頻度、荷重の大きさ、敷設される場所等使用され
る条件に対応させて任意に選択される。
軌条締結部、あるいは熱間圧延終了後冷却しあるいはさ
らに頭部焼入処理が施された軌条を該温度に加熱した軌
条締結部の上首部1または軌条継目穴6近傍の腹部3あ
るいはこれらの両方に冷却能が大きい水等の冷媒を吹き
付けて急速冷却する。またその急速冷却の範囲は、列車
の通過頻度、荷重の大きさ、敷設される場所等使用され
る条件に対応させて任意に選択される。
急速冷却開始温度の400℃〜A、変態点直下温度は、
軌条に組織変化を起こさせることなく圧縮残留応力を大
きくかつ安易に付与せしめ疲労強度を向上せしめる温度
範囲であって、4oo℃に満たない低い温度でに疲労強
度を向上せしめる圧縮残留応力が得られず、その反対に
A1変態点を越える高い温度では急速な冷却速度に影響
されてマルテンサイト組織の如き焼入組織を生成させて
亀裂感受性を高める傾向にある。この場合の冷却速度は
、軌条締結部の圧縮残留応力を増大せしめるため、水冷
の如き冷却能の大きな程好ましい。また冷却に際しては
、軌条各部の冷却速度を可及的に一様にする1こめに、
軌条頭部の冷媒噴出量を最も多くする必要がある。
軌条に組織変化を起こさせることなく圧縮残留応力を大
きくかつ安易に付与せしめ疲労強度を向上せしめる温度
範囲であって、4oo℃に満たない低い温度でに疲労強
度を向上せしめる圧縮残留応力が得られず、その反対に
A1変態点を越える高い温度では急速な冷却速度に影響
されてマルテンサイト組織の如き焼入組織を生成させて
亀裂感受性を高める傾向にある。この場合の冷却速度は
、軌条締結部の圧縮残留応力を増大せしめるため、水冷
の如き冷却能の大きな程好ましい。また冷却に際しては
、軌条各部の冷却速度を可及的に一様にする1こめに、
軌条頭部の冷媒噴出量を最も多くする必要がある。
上記のような本発明法で得られた軌条の締結部は、大き
な圧縮残留応力が付与されて疲労限度が向」ニレまた圧
縮残留応力が平均応力として作用し疲労限界を高めてい
る。その結果、軌条の耐破端特性は向上し、使用寿命を
長くする。
な圧縮残留応力が付与されて疲労限度が向」ニレまた圧
縮残留応力が平均応力として作用し疲労限界を高めてい
る。その結果、軌条の耐破端特性は向上し、使用寿命を
長くする。
次に本発明の実施例について、説明する。
表は、温度920℃から頭部焼入された軌条の上首部と
軌条継目穴近傍の腹部をカス加熱で温度600℃に昇温
し直ちに水冷したときの本発明の軌条と、軌条頭部のみ
を焼入(温度930℃〕した通常の軌条を比較した耐破
端性試験結果(繰返し速度400 Cpm、繰返し数4
00万回)を示T。
軌条継目穴近傍の腹部をカス加熱で温度600℃に昇温
し直ちに水冷したときの本発明の軌条と、軌条頭部のみ
を焼入(温度930℃〕した通常の軌条を比較した耐破
端性試験結果(繰返し速度400 Cpm、繰返し数4
00万回)を示T。
上記の結果から明らかなように本発明法による軌条は、
連条軌条に較べて圧縮残留応力が大きく付与され、き裂
発生も認められない。
連条軌条に較べて圧縮残留応力が大きく付与され、き裂
発生も認められない。
第1図に軌条締結部損傷例の上首部(a)と星状き裂(
b)’を示す。第2図は軌条の各部分名称を示す。 1・・・軌条頭部、2・・・上首部、3・・・腹部、4
・・・上首部、5・・・底部、6・・・継目穴。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 (ほか1名)
b)’を示す。第2図は軌条の各部分名称を示す。 1・・・軌条頭部、2・・・上首部、3・・・腹部、4
・・・上首部、5・・・底部、6・・・継目穴。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 (ほか1名)
Claims (1)
- 熱間圧延終了後ま1こは加熱して400℃〜A1変態点
直下の温度にある軌条締結部の上首部首たは軌条継目式
近傍の腹部あるいはこれら両方を急速冷却することを特
徴とする耐破端特性に優れfこ軌条の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16104582A JPS5950123A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 耐破端特性の優れた軌条の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16104582A JPS5950123A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 耐破端特性の優れた軌条の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950123A true JPS5950123A (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=15727547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16104582A Pending JPS5950123A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 耐破端特性の優れた軌条の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950123A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1029854C2 (nl) * | 2005-09-01 | 2007-03-05 | Gtm Consulting B V | Werkwijze voor het vervaardigen van een versterkt vormdeel. |
US7955713B2 (en) | 2006-06-13 | 2011-06-07 | Alcoa Inc. | Laminate of metal sheets and polymer |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP16104582A patent/JPS5950123A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1029854C2 (nl) * | 2005-09-01 | 2007-03-05 | Gtm Consulting B V | Werkwijze voor het vervaardigen van een versterkt vormdeel. |
WO2007027093A1 (en) * | 2005-09-01 | 2007-03-08 | Alcoa Inc. | Method for producing a reinforced molding |
US7955713B2 (en) | 2006-06-13 | 2011-06-07 | Alcoa Inc. | Laminate of metal sheets and polymer |
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