JPS59501202A - ヘリコプタ - Google Patents

ヘリコプタ

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JPS59501202A
JPS59501202A JP50229583A JP50229583A JPS59501202A JP S59501202 A JPS59501202 A JP S59501202A JP 50229583 A JP50229583 A JP 50229583A JP 50229583 A JP50229583 A JP 50229583A JP S59501202 A JPS59501202 A JP S59501202A
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JP50229583A
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ヤング・ベルンド
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ヤング,ベルンド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘリコツOり この発明はヘリコプタに係り、二重反転ロータとロータの推進システムが機体フ レームの外側に主に取り付けられ、そしてこれらがユニットとして操作されるヘ リコプタに関する。
一般に二重反転ロータシステムを備えた従来のヘリコプタは推進システムを有し 、この推進システムは固定位置に装着されている(アメリカ特許第20 3/  745号)。この装置では、複雑な制御システムが必要とされている。このタイ プの構造は常に重くて多大なメンテナンスを必要としている。
アメリカ特許第29 38 679号に詳述されたヘリコプタは1つのユニット に1つのロータ推進システムを備え、このロータ推進システムは機体フレームの 外側に装着されて軸線回りにのみ制御可能である。この装備には安全を保つため に2個のエンジンが必要とされている。突然にエンジンが故障したり若しくは未 着火その他よってエンジンの推進力の設定に変化が生じる場合、それによってヘ リコプタは垂直軸線回りに制御不能に回転することになる。更にロータの毎時回 転数及びエンジンのトルクは適宜な最高にまで上げることができない。なぜなら 、ロータの毎時回転数のみによって上昇は制御されるからである。ロータユニッ トが単独の軸線回りに回転されるので、空中静止飛行の位置では側方の力(突風 による横J!I)を修正することができず、機体は容易に側方にかつ下方にスリ ップすることになる。単独の軸線のみを制御できる操縦mtsは、管状のフレー ムを有しており、この管状のフレームの上端部には各側面でスパーギア部が取付 けられ、順次、このスパーギアは、エンジン支持プレートに堅く取付けられると ともにロータ軸を支持するスパーギア部と噛合している。
オーストリア特許第19 67 10号に詳述されたヘリコプタは、2個のロー タ(同軸上に)及び複数の周期的な判型制御システムを有している。ヘリコプタ を垂直軸線回りに制御するために、複雑なサーボシステムが必要とされる。この 目的のためにブレーキ装置が上部〇−夕及び/又は下部ロータのスピードを制御 するようになっている。上昇ユニットは回転装着体を介して機体フレーム内に取 付けられている。
この場合において上昇装置のための制御システム及びその他のシステムは複数の スリップリングを介して機体フレームに連結されている。機体フレームと上昇装 置とは完全には連結されていないので、差動歯車が必要とされ、飛行方向に変化 が生じた場合に機体フレームが垂直軸線回りに回転することを防止している。
フランス特許第10 38 846号には、同軸二重反転システムが示されてお り、エンジンを回動させることによってのみ、この同軸二重反転システムは、動 力を供給されている。複数のタービン若しくは数個のエンジンが択一的に使用さ れてので、例えば、エンジンの故障の場合、これらタービン若しくはエンジンの 使用は可能ではない。エンジンの連続した低い毎分回転数のため、エンジンは、 必要な出力を供給するために十分大きなものが必要となる。これによって、慣性 モーメントが生じ、従って、回転効果は大きくなる。この回転効果によって、飛 行方向を変える場合、機体フレームは制御不能な位置に陥ることになる。ロータ 装置の縦変位を介して許容可能な制御システムは、エンジンロータにかなりの力 を働かせることなしには可能でない。複数のロータのためのシステムは高価で複 雑なものとなる。
この発明の目的とするところは、同軸ロータシステムの利点を損うことなく経済 的なユニットとして組立てられて、同時にヘリコプタは比較的に慣れていない人 でも容易に制御可能であり、高い積載率を得るために機体の構成部品を互いに調 合しているヘリコプタを提供することにある。
この問題は、動カニニットがベベルギアトランスミッションを介して直接的にロ ータに連結されてこれら全てが互いにボルトで堅く固定されるとともに自在取付 部材でユニットとして操作可能であるこの発明によって解決されている。このタ イプの構造によって多大な重量が低減でき、また、このタイプの構造は経済的に 製造することができ、さらにメンテナンスの容易さが保証されている。複数のロ ータトランスミッションユニット及び動カニニットが1つのユニットであって自 在取付部材を介して機体フレームに取付けられるので、このユニットを支持する 支持システムが極めて簡単に支持できている。
ロータトランスミッションユニットの自在な操作可能性のために、高い操縦性が 得られている。なぜなら、制御棒装置がロータトランスミッションユニットに直 接に連結できるからである。所定の位置に制御棒装置を移動させることによって 、ロータトランスミッションユニットは、必要とされるだけ直接に移動させるこ とができる。簡単で重量を低減される上述の支持システムによって、高くて有効 的な積載能力を有するヘリコプタを提供することが可能となる。このヘリコプタ の乾燥重量は35KG以下であり、有効積載比は1から10までである。従来の ヘリコプタでは、有効積載比が上述の有効積載比と同等ではない。
さらにこの発明の特徴においては、この発明が減速ギアトランスミッションを有 するタービン駆動部を有し、この減速ギア又はトランスミッションはベベルギア から成り、このベベルギアが同軸上に配置されかつ同じ大きさである2個のハメ バ歯車と、タービンに駆動される1個のハメバ歯車とを有している。同軸上に配 置される2個のハメバ歯車の各々は、ハメバ歯重延長部を有し、このハメバ歯車 延長部は夫々のロータヘッド部に連結されている。例えば、タービンは水平対向 ピストンエンジンで用いられている。この水平対向ピストンエンジンはフリーホ イル装置及びクラッチをを介してトランスミッションに連結されている。2個以 上のエンジンを用いることで、新たなハメバ歯車が伝達装置に組入れられること が必要となる。2個以上のエンジンに用いるので、エンジン故障の場合にはヘリ コプタは1個エンジンより安全となる。
ベベルギアトランスミッションに直接取付けることによって、ロータは容易に二 重反転することができる。トランスミッションハウジングは動力プラント用装着 フランジとして及び機体フレームと動カドランスミッションユニットとの間に接 合点として用いられる。機体フレームと動カドランスミッションユニットとの間 の懸吊装置によって、全方向への移動は自在継手と同様に自由にできる。トラン スミッションハウジングは、荷重ベアリングを介して機体フレームに連結されて もよく、この荷重ベアリング部材は機体に取付けられる。
択一的にはトランスミッションハウジングが減速ギアハウジングの上方に取付け られる接合点で機体に装着されるフォーク内に取付けられてもよく、従って、最 適な重量配分が可能である。マスタビンを有しスロット開口を介してトランスミ ッションハウジングを支持している水平支持体を用いることによって、ロータト ランスミッションユニットの自在揺動機能は重複されている。このトランスミッ ションハウジングは前後に動くことができるので、ロータトランスミッションユ ニットの回動点は、中心線から離れて滑動できる。この滑動から生じた力は動力 列ユニットと機体フレームとの間に取付けられる予荷重の上昇シリンダに向けら れる。この力の強さは上記スロット開口内にマスクビンの位置に従っている。従 って、操縦性が明らかに簡単である。ロータトランスミッションユニットの移動 、即ち、トランスミッションハウジングのスロット範囲内のマスタビンの移動は トリムホイル及びその機構を介して成し遂げられる。中心線上の位置又は中心線 から離れた位置のどちらかの位置にマスタビンを配置するこ取付けられる上昇シ リンダの予荷重を変えることによってトリム調整機能は択一的に変えられる。
択一的な自在揺動作用によって垂直取付軸が水平荷重支持部材に固定され、この 水平荷重支持部材はその長手方向軸線の回り及びこの長手方向軸線に垂直である 水平軸線回りに回動できることが保証されている。別な変形例では、フォーク装 置が用いられ、このフォーク装置はフォーク端部でトランスミッションハウジン グに連結され、また、フォークの軸端部で機体フレームに連結されている。水平 軸線はこれらフォーク端部を貫通して延在しており、このフォーク装置は機体フ レームの長手方向軸線回りに回転でき、また、こ、のフォーク装置は機体フレー ムの水平荷重支持部材に取付けられる。
上述のように、この発明の好適な配置ではトランスミッションハウジング及び/ 又は垂直取付軸と、パイプを用いる制御棒装置との間の固定が択一的にされてい る。上記パイプに沿って2個の押引棒が配置され、単独にあるいは同時に2個の ロータ装置を制御している。図示されるように、制御棒を動かすことにによって 全てのロータトランスミッションユニットは操作可能である。実際の制御システ ムはパイプの下端部に配置され、3個のハンドルから成っている。2個の直径方 向外側に互いに対向する外方ハンドルはスリーブ装置に連結され、このスリーブ 装置は回動でき、下方ロータ装置を制御するための押引棒を移動できる。中心線 上の中央ハンドルが押引棒に取付けられ、この中央ハンドルはパイプ内側に延在 して上方ロータ装置を制御している。特別な配置で中心のハンドルを単独でねじ ることによって上方及び下方の双方のロータを同時に制御することができる。
両外方ハンドルを回転させることにより、即ち、パイプ回りにスリーブを回転さ せることにより、同時殿溝は解放され、この解放によって、下方ロータ装置を制 御する押引棒が他の押引棒の位置を妨げることなく移動させられる。
詳述すれば、特に上述されたこの発明の利点及び特徴は以下の図面に示されてい る。
第1図は基本モデルの同軸ロータシステムのヘリコプタの実施例を示し、 第2図は制御システムの拡大図であり、第3図は、上述のヘリコプタの第2の実 施例を示し、第4図は、ヘリコプタの実施可能な第3の実施例を示し、第5図及 び第6図は、第4図に示されるヘリコペタの准進ユニットを支持するために設け られる取付部材の詳細図であるー。
第1図には、ヘリコプタの機体フレーム10が示されており、この機体フレーム 10は支柱14と、直径の等しいロータ20,22を有し、このロータ20,2 2は同軸に配置されると共に二重反転している。ロータ20の下方にはトランス ミッション24がベベルギア駆動を有する減速ギアとして示されており、また、 順次、ロータ20の下方に位置するタービン26によってベベルギア駆動は駆動 される。ベベルギアトランスミッション24は、全部で3個のバメバ歯車28゜ 30.32を有し、これらハメバ歯車28.30.32の2個は、ハメバ歯車延 長部34.36に夫々同軸線上に歯合されており、これらハメバ歯車延長部34 .36は、ロータ20.22を駆動するロータヘッド部38.4’Oに夫々連結 されている。
1個以上のエンジンを使用することが可能で有り、例えば、2個のレシプロエン ジンが用いられる場合、4つのベベルギアが使用されることになる。これらエン ジン及びトランスミッション24の間には、クラッチ及び/又はフリーホイル装 置44が取付けられている。
トランスミッションハウジング42は1個若しくは2個以上のエンジン24のた めの取付フランジとして兼用されている。
更に、第1図には同軸十に取付けられるハメバ歯車延長部34.36かベアリン グ48によって軸受されていると共にロータヘッド部38.40に連結されてい る状態が示されている。トランスミッションハウジング42とこれらハメバ歯車 延長部34.36との間には、付加ベアリング50.52が取付けられており、 また、上記ロータヘッド部40は駆動軸34に対して別のベアリング54によっ て補強されている。
トランスミッションハウジング42と水平支持体46との間の位置は変えること ができる。この水平支持体46は水平荷重支持部材18の内部に支持されており 、この水平荷重支持部材18は機体フレーム10に取付(プられている。水平支 持体46はマスタビン56を支持しており、このマスタビン56はハウジング4 2に設けられるスロット開口58内で移動している。この特別な配置によってハ ウジング42が移動することができ、従ってロータトランスミッションユニット は中心位置からマスタビン56上を離れることができる。このために生じた力は 上昇シリンダ63に作用し、即ち、この力はタービン26に対してスロット開口 58内でマスタビン56の位置に従って漸進的に作用している。これによって簡 単にトリム調整ができて制御されている。マスタビン56に対するハウジング4 2の位置をトリム調整することによってトリムホイル60がウオームギア装置6 2及びスピンドル66を介して水平支持体46に連結されることが成されている 。
上記上昇シリンダ63の一端はトランスミッション24に連結され、一方この他 端は機体フレーム10に連結されており、この上昇シリンダ63の予荷重はロー タトランスミッションユニットを揺動させるために変えられる。マスタビン56 はタービン26に向かって中心より離れて後方にトリム調整される。ハウジング 42は水平支持体46及び水平荷重支持部材18を介して機体フレーム10に連 結されている。水平支持体46はその水平軸線の回りに回転できる。従って、マ スタビン56の軸線回りの回転と共にこの水平軸線回りの回転によってロータト ランスミッションユニットは自在に揺動することができる。この配置には高い操 縦性の問題を解決する簡単な構造を有している。また、この配置によってメンテ ナンスの困難を容易にしてロータヘッド部38.40のための制御を容易にして いる。
1個の制御棒装置64によって、自在揺動作用及びロータ羽根20.22の取付 角度は制御されている。この制御棒装置20.22はバイブロ8を介してハウジ ング42に連結されている。このバイブロ8の内側に延在する押引枠7oは上方 ロータヘッド部38を制御している。バイブロ8の外側に延在する押引枠72は 下方ロータヘッド部4oを制御している。この押引枠72はバイブロ8とハウジ ング42との接合点の上方に配置されるロンドに結合されており、このロッドを 介して下方ロータ羽根2oは制御されている。
ヘリコプタの長手方向軸線に沿って制御棒を動かすことによって、ロータトラン スミッションユニットはマスタビン56の軸線回りに揺動される。この揺動は前 方姿勢、′即ち、ヘリコプタの後方飛行を始める。他方、ヘリコプタの横方向軸 線に沿って制御棒64を動かすことによって、横方向飛行は成し遂げられる。
第1図に示されるように制御棒装置64は3個のハンドルからなり、この3個の ハンドルのうち1個は中央に位置する中央ハンドルであり、2個は互いに直径方 向に対向する外方ハンドル80.82である。これら外方ハンドルはスリーブ8 4に連結され、このスリーブ84はバイブロ8回りに回転する。バイブロ8の内 側に延在する押引枠は中央ハンドル内に終端しており、押引枠7oは上下に動が される。軸線方向の移動に対して径方向の移動に変換するために、ローラビン8 8によってブツシュ86は押引枠7oに固定されている。
このブツシュ86の外側表面は螺刻されて中空シリンダ92のねじ110に螺合 されており、この中空シリンダ92はバイブロ8に固定されている。従って、中 央ハンドル78を回転させることによってブツシュ86は回転させられる。
ブツシュ86と、ビン90に取付けられるスペーサ120との間には、中空シリ ンダ部材100が支持されている。この中空シリンダ部材100はビン104を 支持しており、このビン104は中空シリンダ92の長さ方向に設けられたスロ ット102に突出している。この配置によって、ブツシュ86が勾じ110の内 側に回転される場合、中空シリンダ部材100はバイブロ8に対して長さ方向に 滑動することができる。中空シリンダ部材100は外部ねじを有しており、この 外部ねじはスリーブ84の内部ねじ98に適合して係合している。このスリーブ 84はリンク装置106を介して押引枠72に連結されている。
上述の制御殿構の機能は以下の通りである。バイブロ8の長手方向軸線回りに外 方ハンドル80.82を回転さすことによって、スリーブ84は、同時に中空シ リンダ部材100のねじを作用させるスリーブ84のねじの内部作用を介して軸 方向に上方若しくは下方に移動されることになる。また、スリーブ84を移動さ すことによって、押引枠72は上方ロータ羽根20のピッチを変えて作動される ことになる。下方ロータ羽根22のピッチは一定に維持され、従ってヘリコプタ はヘリコプタの垂直軸線回りに回転することができる。
中央ハンドル78と押引枠70とを回転させることによって、同時に中空シリン ダ部材100はその軸方向移動をスリーブ84に伝え、従って、押引枠72を作 動させ、双方のロータ20.22を同時に変えることができる。これによって、 ヘリコプタは上昇若しくは下降することができる。
ヘリコプタの簡単な制m+i構を有しているこの発明の提案によれば、全ての制 御機能が1個の制御棒で一体的になされている。
第4図及び第5図に示される変形例は、ロータに対する動カニニットの位置、ロ ータトランスミッションユニットの揺動及びその他の点を除いては基本的には同 一である。制御、制m機構、減速ギア、動カニニット及びこれらの組立て方法に 関するその他の点では、第1図及び第2図に示されるような基本的な配置は第3 図及び第4図に示される配置・と同一である。
第3図に概略的に断面で示されるヘリコプタ122はロータ126i2’8を有 しており、このロータ126.128は同軸上に配置されて二重反転する。この 場合では、推進ユニット130がタービン132と、ハウジング136により包 囲されるベベルギアユニット134の形態の減速ギアとを有しており、このハウ ジング136はロータ装置126,128間に取付けられる。多様な装置、即ち 、タービン132及びトランスミッション134の機能並びにこれらの相互作用 は第1図で上述したものと同様である。さらにベアリングの組立て及び互いに可 変な部品の支持体も同様である。これによりその他の説明を省く。
ハウジング136は取付スリーブ138に固定されている。
順次、この取付スリーブ138は、特に設けられると共に揺動できる取付部材1 40を介して機体フレーム124に取付けられている。取付スリーブ138は中 空であり、また、タービン132のための供給管及びロータ装置128のための 押引棒142は取付スリーブ138の中央内部を通じている。
ベベルギアからの延長部は取付スリーブ138の回りに回転してロータ部126 ,128を駆動している。
上述のように、取付スリーブ138は取付部材140に固定されており、この取 付部材140は取付部材140の長手方向軸線144回り及びこの長手方向軸線 と垂直に延在する垂直軸線146回りに回転できる。この揺動作用は2つの放射 状鎖の線でマークされた記号αにより示されている。また、長手方向軸線144 回りに描かれた円弧によってこの回転作用は示されている。
この実施例では垂直軸1146がタービン132の方向に取付スリーブ138の 長手方向軸線の中心から離れて示されている。もちろん、垂直軸線146が取付 スリーブ138の長手方向軸線の中心に位置することもできる。
これら長手方向軸線144及び垂直軸線146回りの揺動作用によって自在揺動 移動は成し遂げられ、従って簡単な機械的配置を用いることによって高い操縦性 が得られている。
全ての動きはバイブ150を介した制御棒148により制御され、このバイブ1 50はリンク装置140に固定されてロータトランスミッションユニットにバイ ブ150を固定させている。制御システムの配置に関しては、第2図の詳述によ り必要なことが得られている。
第4図にはこの配置を特に述べるための第3の実施例が示されている。機略的に 示されたヘリコプタ152は様体フレーム154と、同軸上に配置されると共に 二重反転するロータ156,158とを有しており、このロータ156,158 は例えば、3mの直径を有している。また、このロータ156.158の推進は トランスミッション装置を介した1個のエンジン160により成し遂げられる。
トランスミッションはハウジング162により包囲されるベベルギアを有する減 速ギア装置からなっている。全ての動力列装置は第1図に示されるものと同様で ある。しかしながら、この場合、1個以上のピストンエンジンが用いられ、各エ ンジンはヘリコプタを飛行させるのに充分な力を持っている。
第4図に示される実施例の場合、ハウジング162はフォーク装置によって支持 されており、また、ハウジング162は横方向軸線170に揺動することができ る。このフォーク装置164はフォーク装置164の水平軸線回りに回転できる 。荷重ベアリング部材168は機体154フレームの一部であってこのフォーク 装置を支持している。ハウジングに対してこのフォーク装置を取付ける取付点は 、ヒンジ接合点170の下方にある動力列装置の大部分の重量を設定するように 選択されている。これによって、最適の重量配分及び高い操縦性が保証されてい る。第5図には、ロータトランスミッションユニットを支持しているフォーク装 置の正面図が詳細に示されている。第5図に2個のフォーク端部167.169 が示され、これらフォーク端部167.169の間にはハウジング162が懸吊 されている。ロータトランスミッションユニットの回転軸線はこのフォーク装置 の長手方向軸線と垂直に延在しており、このフォーク装置の長手方向軸線は荷重 ベアリング部材168の長手方向軸線の線上にある。第6図に側面図を示される ようなフォークのタイプを選ぶことによって、自在揺動機能は支障なく容易にさ れることがわかる。
第4図に示される実施例のような制御及び制御機構に関しては、これらの制御機 能及び配置は第2図に関連して広範囲に述べられている。従って、制御棒172 ゛はバイブ174を介してハウシング162に固定されるので、ロータトランス ミッションユニットが揺動を容易にできる。
さらに、この発明の他の変形例が考えられる。例えば、勤カニニットは、ドイツ 公開公報用30 29287号に述べられるフリーフロートピストンエンジンか ら成っている。このフリーフロートピストンエンジンはトランスミッションに動 力を伝達するためにタービンを油圧又は気圧で駆動されて用いられている。また 、タービンは冷気及び/又はエンジンから吐出する暖気によって駆動されている 。また、タービンの代わりに油圧モータが用いられてもよい。
この特殊な配置によって同軸二重反転ロータを有する超軽量ヘリコプタを作るこ とができる。他のヘリコプタと比較してこの発明のヘリコプタは自重で35.k c+にまで軽くすることができて高い有料荷重を得ることができる。ハンドルの 容易さ及び簡単な操作ののため、未経験者でも何も危険もなくこのヘリコプタの 飛行を操作することができる。制御システムには操作者の足でもって作動させる ことがないので、障害者であってもこのヘリコプタを操作することができる。
AGLI 石8・ら

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エンジン、トランスミッション、動力列及び二重反転ロータを1つのユニッ トとして有し、このユニットが機体フレームの外側に取付けられると共に1つの ユニットとして揺動させることができるヘリコプタにおいて、動力列(24,2 6,132,134,160,162)及び複数のロータ(20,22,126 ,128,156゜158)が1つのユニットとして十分に揺動させることがで き、また、このユニットの部分としてのトランスミッション(24,134>が 荷重配分要素であることを特徴とするヘリコプタ。 2、ロータのための動力はベベルギアトランスミッション(24,134)を介 してタービン若しくは内燃吸関等の動力源(26,132,160>から直接に 伝達され、ベベルギアトランスミッション(24,134)は同径で同軸に取付 けられる2個のクラウン歯車(30,32)とビニオン歯車(28)とを用い、 上記動力源(26,132,160>によってビニオン歯車(28)は駆動され 、また、上記クラウン歯車(30,32>は夫々歯車延長部(34,36)を有 し、これらハメバ歯車延長部(34,36)はロータヘッド部(38,40)に 夫々連結されていることを特徴とする請求の範囲の第1項に記載のヘリコプタ。 3.0−タ(20,22,156,158)は、上記動力列装置(24,26, 160,162)の上方に取付けられることを特徴とする請求の範囲の第1項に 記載のヘリコプタ。 4、トランスミッション(24,134>はトランスミッションハウジング(4 2,136,162)を有し、このハウジング(42,136,162>には動 力源(26,132,160)が例えば取付フランジを介して取付けられ、同時 にこのハウジング<42,136.162>は機体フレーム(10,14,15 4)に対して揺動及び/又は移動できるように機体フレーム(10,124,1 54)に取付けられることを特徴とする請求の範囲の第1項に記載のヘリコプタ 。 5、ハウジング(42,136,162)は機体フレーム(124>の上方位置 に軸受される取付軸(138)を介して様体フレーム(124>に取付けられる ことを特徴とする請求の範囲の第4項に記載のヘリコプタ。 6、動力プラント、トランスミッション及びロータ装置が1つのユニットとして 自在揺動作用でトランスミッションハウジング(42)が水平若しくは略水平な 水平支持体(46)を介して機体フレーム(10)に連結され、それによって上 記水平支持体く46)は上記水平支持体(46)の長手方向軸線回りに回転し、 上記水平支持体(46)に取付けられるマスタビン(56)はスロット開口(5 8)を介して上記トランスミッションハウジング(42)を支持していることを 特徴とする請求の範囲の第1項ないし第4項のいずれかの1項に記載のヘリコプ タ。 7、上記水平支持体(46)及び水平荷重支持部材(18)の長手方向軸線に沿 って上記マスタビン(56)内に上記トランスミッションハウジング(42)を 移動することができ。 接合点は中心より移動されることになることを特徴とする請求の範囲の第6項に ヘリコプタ。 8、機械的な装備によってロータートランスミッション−動力プラントユニット は垂直取付軸(138)を介して自在に揺動でき、この垂直取付軸(’138  )は水平荷重部材(140)に軸受され、これによって上記水平荷重部材(14 0)は上記水平荷重部材(140)の長手方向軸線の回りに回転できると共に接 合点(146)で揺動でき、この接合点(146)に位置しているビンによって 動くことができることを特徴とする請求の範囲の第1項及び第5項に記載のヘリ コプタ。 9、フォーク装置(164)によって上記ロータートランスミッション動力装置 プラントユニット(162)は支持されており、また、上記ロータートランスミ ッション動力装置プラントユニット(162)はフォーク端部を貫通して延在す る軸線(170)及びフォーク軸を貫通して延在する軸線(166)の回りに回 転することができ、上記フォーク軸は機体フレーム(154)の水平部材(16 8)に枢着されていることを特徴とする請求の範囲の第1項及び第4項に記載の ヘリコプタ。 10、上記フォーク装置(164)は上記トランスミッションハウジング(16 2)の上部部分に取付けられることを特徴とする請求の範囲の第9項に記載のヘ リコプタ。 11、ハウジング(42,136,162)及び/又は取付パイプ(138)は 制御棒袋@<64.148.172>に取付けられ、この制御棒装置(64,1 48,172)は、パイプ(68,150,174)から成り、このパイプ(6 8,150,174>に沿ってロータヘッド部を同時に又は単独で制御するため の2個の押引枠(70,72)は押引枠(70,72)が設けられ、上記制御棒 装置(64,148゜172)はロータートランスミッション−動力プラントユ ニットを揺動させるために用いられることを特徴とする請求の範囲の第1項に記 載のヘリコプタ。 12、上記パイプ(68,150,174>は21個の外方ハンドル(80,8 2>を有し、これら外方ハンドル(80゜82)は制御棒の下端部で径方向に対 向する位置にあって押引環(72)及びスリーブ装置(84)を介して下方ロー タヘッド部を制御しており、また、上記パイプ(68,150゜174)は中央 ハンドル(78)を有し、この中央ハンドル(78)は制御棒の下端部の位置に あってパイプの中央部を貫通して延在する押引枠(70)を介して上方ロータヘ ッド部(22)を制御していることを特徴とする請求の範囲の第11項に記載の ヘリコプタ。 13、上記中央ハンドル(78)のグリップを回転させることによって上記中央 ハンドル〈78)は両方の押引枠(70,72)を同時に調節することを特徴と する請求の範囲の第12項に記載のヘリコプタ。 14、上記両外方ハンドル(80,82)を上記パイプの軸方自回りにねじる場 合、上記両外方ハンドル(80,82>は両押引棒(70,72)のロックを解 除して押引枠(72)を離間して独立に動かせるように設定されていることを特 徴とする請求の範囲の第13項に記載のヘリコプタ。 15.2個以上の動カニニットと、4個以上のビニオンギアを有するトランスミ ッションを有していることを特徴とする請求の範囲の第1項に記載のヘリコプタ 。 16、上記トランスミッション(24)と動力プラント(26)との間にはフリ ーホイル機構(44)及び/又はクラッチ機構を有することを特徴とする請求の 範囲の第1項及び/又は第15項に記載のヘリコプタ。 17、上記スロット間口(58)によって上記ハウジング〈42)が中心より離 れて配置される場合に、力が上昇シリンダ(63)の少なくとも1個に伝達され ることを特徴とする請求の範囲の第1項又は第6項に記載のヘリコプタ。 18、択一的に上記スロット開口(58)内のマスクビン(56)を移動するこ とによるか又は単数の上昇シリンダ若しくは複数の上昇シリンダ(63)の予荷 重を変えることによって上記ヘリコプタの水平軸線の回りにトリム調整するか若 しくは調節することを特徴とする請求の範囲の第7項又は第17項に記載のヘリ コプタ。 1つ、上記制御棒(64,148,172)は、1つのユニットを形成する動力 列装置(24,26,132,134゜160.162)及びロータ装置(20 ,22,126,128,156,158)に固定されるパイプ(68,150 ゜174)を用いることを特徴とする請求の範囲の第1項又は第11項に記載の ヘリコプタ。 20、推進ユニットはフリーフロートピストンエンジンであり、順次、このフリ ーフロートピストンエンジンはタービンホイール若しくは油圧モータを駆動し、 このタービンホイール若しくは油圧モータはトランスミッションに直接に連結で きることを特徴とする請求の範囲の第1項又は第2項に記載のヘリコプタ。 21、上記タービンホイールは油圧若しくは気圧によって駆動されることを特徴 とする請求の範囲の第20項に記載のヘリコプタ。 22、上記タービンホイールは冷気及び/又は熱気によって駆動されることを特 徴とする請求の範囲の第20項又は第21項に記載のヘリコプタ。
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