JPS59500983A - 固体燃料用ボイラのための防熱板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固体燃料用ボイラのための防熱板 この発明は、可燃性ガスを放出することができ、かつ燃焼場所の上にツリアーチ を設けて建造された、固体燃料の燃焼のためのボイラに関するものである。

この種のボイラは、以前から広く用いられており、そして近年の燃料用油および 天然ガスの価格の高騰の後には再び、特に大規模な加熱設備にとって経済的に魅 力的なものとなってきた。石炭を燃焼させるボイラ（ハ、加熱されたときに可燃 性カスを放出するが、非常に関心が持たれて、ｌ−３つ、その理由は、価格の点 から石炭は有望な燃料てありそしてこれからも長年にわたって１ｑることが期待 されているからである。公知の構造の石炭ダキボイラは通常、石炭の種類および ボイラの構造にも多少依存するが１５宍の理論」−のＰＡ含徂の最大７８％の効 率を有している。その効率がさく、■と大きくない原因は、石炭によって広範囲 に放出される可燃性ノノズが煙突を通って燃焼されないままで消失されるからで ある。燃焼室の温度が非第に高く、そしてボイラの燃焼開口における温度がそれ ゆえにカスの点火温度よりもかなり高いところにある高圧ボイラにおいてのみ、 ２次空気によってそしてほぼ９０％の効率で、放出されたガスのほぼ完全な燃焼 を達成することができる。水を加熱するボイラにおいて、そのような効率を達成 するためのどのような効果的なそして安価な構造も知られていない。

この発明の目的は、特に石炭のような、可燃性ガスを放出する固体燃料の燃焼に よって水を加熱する周知のボイラにおいて使用するときに、放出された可燃性ガ スの効果的な燃焼をもたらし、そして達成されることが望まれている高い効率を 可能にする構造を提供することである。さらに、この発明による構造は、たとえ ば移床ストーカなどの種々の燃焼システムに関して使用され得る。

この発明によると、上述の目的はメイン・クレームにおいて表わされそして特徴 づけられたボイラによって達成される。下方に傾斜し、上述の態様で合理的に煙 を遮断する防熱板を配置することの長所は、防熱板によって覆われた領域におい て主に放出され、この下で立上がる可燃性ガスは、この領域に与えられた２次空 気と混合され、そして点火されることであり、その原因（す、２次空気および可 燃性カスの混合物かボイラの最後部におりる比較的狭い燃焼間口に進んで到達す る前に防熱板の下の空間が高温であるためである（高い放射温度と同様に高い空 気温度の双方）。

可燃性ガスはこのようにボイラの燃焼室において点火されそして完全に燃焼され るので、周知の構造のボイラにＪ：って、油またはカスを燃焼さゼるボイラＪ− ３よび石炭を燃焼させる高圧ボイラがら知られているのと同様の高い効率を達成 することが可能である。

ボイラの後部の壁に向がって後方へ半分以上延びるように防熱板が建造されるな らばそれが長所であり、そして特に防熱板がボイラの後部壁への距離の少なくと も３７１５に達し、ボイラの全長の２１５またはそれ以下の燃焼間口を残すなら ばより有利である。長く延長することが、ガスが点火され１ｑる領域にガスが存 在する平均時間を増大させ、そしてまたボイラにおける高い効率の可能性を増大 させるということが長所である。防熱板の正〆ｆにどのくらいの長さでなければ ならないかは、ボイラの構造および使用される燃料に依存するか、正確な長さは たとえば煙の分析を行なうことなどの技術によって、当業省にＪζって簡単／ｆ １５法で見い出される。

請求の範囲第３項において表わさねそして特徴づ（プられたように防熱板を吊り 下げることによって、防熱板←二対する支持構造がまたボイラ構造にお（プる伝 熱板であり、これによって材料がいくつかの機能的な目的を同時に仏たし、安価 な全体構造に寄与するという特別な長所がｊヱ成さねるっ最後に、この発明は請 求の範囲第４項に表わされ１．：ｆｐ４様て特徴つ（プられ得る。自由に配置さ ねしかし固定された要素の特徴は、ある期間の動作の後に取替えることが要求さ れたときに容易に実行できるのみならず、いくつかのセラミック要素の除去また は挿入によって防熱板の大ぎさを簡単にかつ素早く変化させることが可能である ということである。後者は、異なるガス含有物を有する燃料の種類を変えそして 放出されたカスの点火温度を変えるときに有利であり得る。

この発明は、この明細書ど同時に出願された特許出願において同一の発明者によ って示され、そして上述の支持構造において吊り下けられた、一定形状のセラミ ック要素の非支持＃Ｉ造の使用によって都合良く形成され冑る新規のツリアーチ を伴う作業に関連してなされたことけまた注目ぎれるへきである。

次に、この発明はより詳細にそしてこの発明のボイラの有利な実帷例の垂直な長 手方向の断面図を示す添付された図面を参照することによってβ１明される。

ボイラは第１図によってその全体が示されでいる。ツリアーチ２は、燃焼室１１ にβ３ける炉１ｏの台である移床によってこのボイラ内で与えられる固体燃料用 の供給窓に設置される−この発明によると、防熱板３は、アーチ２上のラインか らの燃焼室の正面壁６から延びており、燃焼室１１の前２正面壁６および炉１ｏ 上にわたって下方に傾斜する２つの側壁と煙遮蔽結合を形成づる。防熱板３は、 燃焼室１１の後壁７から上方へ傾斜する複数の平行チコーブ５によって支持され る非自己支持型シールドを含む適当な形状のセラミック要素４からなり、支持構 造に１ｌＩ５ける各々のチューブ５の内部はボイラの後壁における氷室と問いた 関係にある。ボイラ１の最前部において、対応する態様で防熱板を支持するチュ ーブ５は、ボイラの正面壁における氷室に各々結合される。この椙迄によって、 サイボン効果によって支えられたボイラの水は、チコーブを介して上方に傾斜し た態様で自由に流れることができ、ボイラの動作期間中にこれらのチューブを十 分に冷却した状態に保持し、それらが支持能力を消失しないようにする。図示さ れたボイラ１において、使用された支持チューブは円形の断面を有しているが、 たとえば長円形あるいは長方形のような他の断面も使用することかできる。、適 当に形成されたセラミック要素４の各ノＺは、図面に示された長手方向の断面に 対し直角で、チューブ５の間の距離に等しい司法の幅を有している。チューブ５ に対し直角な方向における要素４の断面は鼓形に類似しており、各々の要素４の 側面において、支持チューブ５の半分の断面に主に対応する大きさＪ５よび形状 の縦方向の四部あるいは溝が形成される。このように、適切な形状の要素４がチ ューブ５上に装着され、そしてボイラが動作状態にありかつ要素が加熱されたと きに、１１ζイラの後方へ本質的に煙の放出が強制されるように共にしっかりと 閉Ｌ７られるａ２次空気に対する入［１９はアーチ２の下て燃焼室１１の正面壁 ６を介して設けられる。

主として、ボイラ１は公知の固体燃料用ボイラと同様に機能し、そしてここでは 、この発明の防熱板３による動作上−１〜にｄ３りる相違点のみが説明される。

防熱板３は、炉１０の最前部の端部から上背する可燃性ガスおＪ：び煙を阻止し 、そしてそれらを燃焼室１１に強制的に戻し、ここでそれらは余分な空気および 炉１０の最後部の端部から立上るカスと結合され、燃焼間口８を介してそしてこ こからボイラを介して煙突まで前向きに流れる。

この態様において、炉からのガスの好ましい均一な放出が確立される。同時に、 示された構造によって、チューブ５を流れる水に対する熱の放射が達成される。

驚異的なかつ有利な効果は、煙およびガスを；度断する、セラミック材料または 同様のものからなるいくらかの熱遮断シールドによって、水ボイラ用の比較的高 い表面湿度を伴う表面を得る。

全体的な効果は、これらの可燃性ガスが点火されかつそれゆえ（こボイラの熱効 率の顕著な増大に貢献し得ると訃うことである。図示されたような防熱板を備え たボイラにおいて、動作時にほぼ９０％の熱効率が達成された。さらに、十分な ｆｉｌｌ索が燃焼室内に存在するときにのみ可燃性ガスが点火され得るというこ とも付は加えられるべきである。この酸素は入口９を介して導入づることが好ま しく、それによって導入された空気はツリアーチ２の下を流れて出るときに適当 な方法で加熱される。他の形式の入口も考えられるか、しかし２次空気は、防熱 板３の下でず燃性ガスと混合されるような方法で導入されなければならない。図 面において示された実施例以外の他の実施例も考え得るが、本質的な特徴は、防 熱板を有し、放射温度を含む温度が通常の水ボイラよりも茗しく高くかつ可燃性 ガスの点火温度がそれを越えるぐらい高い燃焼空領域が確立され、そしてこの燃 焼室領域は、可燃性ガスの大部分がそこから放射される炉のその部分の上に確立 されるということである。

上方に傾斜した防熱板を有する一般に知られているボイラにおいては、ボイラの 負荷を変化させる可能性は極めて小さく、たとえば負荷の減少はガスの０２の割 合を増大させるため、その結果熱効率は減少する。それゆえ、上方に立上がる防 熱板を有する温水ボイラにおいては、最大で５０％の負荷の減少を勧めることか できる。

この発明による下方に（Φ斜した防熱板によって、全体の負荷の２５％まで負荷 を減少させる一方で非常に高い効率をＭ持づることか可能であることが示され、 その理由（ユ、負荷が減少したときに、勿粟が実際に（まわずかなから増大する ためである。これは、防熱板が上述のように建造されたときに上方に立上るガス が燃焼されることを避（プることかできないからである。

固体燃料は、たとえば木、わら、ベレット、ビー１−１Ａリーブの皮または燻炭 などのすべての種類の固体燃′！−１であると］！！！解すへさ゛であるという こと（ま述べられるべきである。

Ｒ１麦に、この発明は一定の断面を有する水冷チューブに制限されない。たとえ ば円形、三角形、長円形または四角形などのすべての可能／ｆ断面を有するチコ ーーブが考えられ得る。

国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　燃焼開口にツリアーチを有しかつ加熱および／または燃焼されたときに可 燃性ガスを放出する固体燃料の燃焼のために構成されたボイラであって、 燃焼室（１１）の正面壁（６）と壁面との本質的に煙および／ｊスを遮断する結 合をイ１し、かつツリアーチ（２）上の線上に配置され、炉（１０）上にＪ５い て下方に傾斜して延びかつツリアーチ（２）よりもこのより広範囲の部分を覆う 本質的に煙およびガスを遮断する防熱板（３）と、炉（１０）の上かつ防熱板（ ３）の下（こ、好ましく　１；ｌ：ツリアーチ（２）下における燃焼室（１１） の開口に装置される２次燃焼空気のための入口（９）とを備えることを特徴とす る、ボイラ。 ２、　防熱板の長さは燃焼室く１１）の正面壁（６）から後壁（７）までの距離 の少なくとも半分であり、そして好ましくはこの距離の少なくとも６　、、／　 １０であることを特徴とする請求の範囲第１項記載のボイラ。 ３、　防熱板く３）は、適当な形状の、耐熱性のセラミック材料からなる要素（ ４）から構成され、かつこの非自己支持型防熱板（３）は、たとえばボイラが動 作状態にあるときに水を通過させることによってチューブ（５）の支持能力が維 持されるように低温に冷却されて保たれるチューブ（５）のような支持構造内に おいて品り下げられることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項記載のボ イラ。 ４、　適当な形状の、セラミック要素（４）は、要素（４）の間あるいはこれら と燃焼室の壁との間の漆喰の充填物なしに防熱板（３）における煙およびガスの 遮断を所望の程度まで発展することができる方法で形成され、かつ防熱板（３） はさらに、燃焼室（１１）の後壁（７）に対する方向にお（プる効果的な延長が 適当な形状のセラミック要素（４）のいくつかを挿入しまたは除去することによ って変化され腎るような方法で形成されることを特徴とする請求の範囲第３項記 載のボイラ。