JPS59500719A - 合成ピコルナビ−ルス抗原 - Google Patents

合成ピコルナビ−ルス抗原

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JPS59500719A
JPS59500719A JP58501570A JP50157083A JPS59500719A JP S59500719 A JPS59500719 A JP S59500719A JP 58501570 A JP58501570 A JP 58501570A JP 50157083 A JP50157083 A JP 50157083A JP S59500719 A JPS59500719 A JP S59500719A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 tll 別々の容器に、 (a) 抗W性ピコルナビールスキャデンソド蛋白質のアはノ末端から、そのア ミノ酸配列長の約60〜約7タ係に等しい距離に位置している、抗原性ピコルナ ビールスキャプシソド蛋白質の領域のアミノ酸残基配列に対応する約20個のア ミノ酸残基配列を含む合成抗原にデシドであって、該被プシドはキイホールアオ ガイのヘモチアニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての有効量 で寄主動物に導入されると該ピコルナビールスと免疫反応してこのビールスによ り起こされる感染から寄主を守る抗体の製造を誘起することができるところの合 成ペプチドを生理的に活性な形で含む第一の反応剤;及び (b)上記合成ペプチドと免疫反応する遺伝型含有ボリアばドを生理的に活性な 形で含む第二の反応剤ならびに第−及び第二の反応剤の間の免疫反応の存在を指 示するための手段 を包含する、体成分中のピコルナビールスの存在をテストするための診断系であ って、 第一と第二の反応剤はテストされるべき体成分の所定量の存在下で所定量で混合 されると、指示手段により知らされる量の免疫反応を与え、この際この免疫反応 量が、ピコルナビールス抗原が体成分中に存在する場合には既知の免疫反応量と は異るところの診断系。
弘ユ 左から右へかつアεノ末端からカルボキシ末端の方向に書いて Va IG l nThrArgHi sVa lVa IG l nHi s  (A rg)ArgSe rArgse rGluSerSer(Thr)  l 1eGluserPhe(ここでカッコ内のアミノ酸残基の各々は個々に、 カッコの直圧の隣接アε)酸残基と代ることができる)より成るアミノ酸残基配 列の群の一員のそれに対応するアミノ酸残基配列を、第1の反応剤のペプチドが 持つ請求の範囲第弘1項記載の診断系。
l13 左から右へかつアばノ末端からカルボキシ末端の方向に書いて Val(Ser又はCln又はX)Pro(Gly又はY)Asn fZ)Le u(Arg又はVal)Arg(Ser又はAla)GlyAspLeu(Me t又はPhe)Gln(Gly)Val [Thr又はSer又はHis)Le u(l 1e)AlaGln(Ala又はP ro) Lys (A rB又は Ala)Val (His)Ala(Val)Arg(Th r又はLys)  Th r (G l n又はHis)LeuPr。
(ここでカッコ内のアミノ酸残基X、Y又はZの各々は個々に、カッコの直圧の 隣接アi)酸残基と代ることができ、そして ペプチドアεノ酢残基配列中に存在する×及び/又はY及び/又はZは独立に、 カッコの直圧の隣接アミノ酸残基の位置におけるアミノ酸残基の不存在を示し、 それによってRプチド長は各々/、氾又は3個のアミノ酸残基の分だけ短縮され る。)より成るアミノ酸残基配列の群の一員のそれに対応するアミノ酸残基配列 を第1の反応剤のペプチドが持つ請求の範囲第97項記載の診断系。
44 左から右へかつアεノ末端からカルボキシ末端へ書いて (1) ValProAsnLeuArg(ElyAspLeuGlnValL euAlaGlnLysValAlaArgThrLeuPro :(2) S erArgSerGlyAspLeuGlySerl le△1a△laArg ValAlaThrGlnLeuPro 、及びC3) SerGlyValA rgGlyAspPheGlySerLeuAlaProArgValAlaA rgLeuPr。
より成るアミノ酸残基配列の群の一員のそれに対応するアミノ酸残基配列を第1 の反応剤のペプチドが持つ請求の範囲第tl/項記載の診断系。
lIS 遺伝型含有ボリアεドが、合成被ゾチドに対して生じた全体の完全な抗 体である請求の範囲第111項記載の診断系。
本発明1d、出願Ser ia l A 3乙g、30g(/9g2年q月/り 日出願)の一部継続出願である。
技術分野 本発明は、感染性疾病のだめのワクチン及び抗原に関し、より詳しくはピコルナ ビールス(P i cornav i rus )科(fami ly )のビ ールスにより起こされる疾病たとえば口蹄疫及び入山を髄炎の診断及び処置に有 用な抗原に関する。
背景 口蹄疫は、主に分跣蹄の動物がかかる、極めて経済的に深刻な、高度に感染性の 疾病である。口蹄疫に直接帰因する致死率は一般に低いが、若い動物では致死率 はかなり高い。経済的重要性に1関しては、この疾病は感染した動物を衰弱はせ て、経済的に飼育できなくする。従来発見された、感染を除去するための准−の 認められ有効な方法は、感染した総ての動物を殺し、かつて動物が占めていた総 ての土地建物全消毒し、そして死体を生石灰中で処理することである。感染は極 めて迅速に広がるので、口蹄疫の一つの大きな発生によって、地区又は地域全体 の経済的基礎が破壊されてしまう。
主にビールスの不活性化又は減弱により口蹄疫に対して免疫にするワクチンが作 られた。このようなワクチンはある程に有効であると判ったが、しかじ口蹄疫の 発生が、ビールスが不完全に不活性にされた又は不十分に減弱されたワクチンに 起因することがあった。また感染が、口蹄疫の研究又は口蹄疫ワクチンの製造に 携わる施設からのビールスの洩出によることもあった。
口蹄疫(F M D : foot −and −mouth disease  )は、アフトビールス(aphtho virus )属のピコルナビールス により起こされる。口蹄疫ビールス(FMDV)のいくつかのビールス血清タイ プがあシ、その厳も一般的なものは血清タイプ表示A、O及びCであり、一般的 でないものは5AT−/、5AT−ユ、5AT−3及びASIA−/と表示され る。これら血清タイプのなかで、いくつかのサブタイプ及びサブタイプストレイ ン(5train )もまた確認されている。確認されたサブタイプ及びサブタ イゲストレインのうちに次のものが挙げられる: FMDMA、サブタイプ10 、ストレイン乙/及びサブタイプ/2、ストレイン//9S USA及びPir bright ; F MDVO,サブタイプ/、ストレイ:、y Kaufb euren ;及びFMDV C,サブタイプ3、ストレイy 1ndaial 。
出版、AI Ianheld、 Montclair、 N、 J、 / 97 7 )、l)p、 3−、? 、2 ; Annual Reviews of  Microbiology、 22.120/(/9乙g)にいく分詳しく記 載されている。このビールスの分子生物学については、R,R,Ruecker t著、Mo1ecular Biology of Picornavirus es、 R,Perex −Bercoff出版、Pleum、New Yor k、(/979 )、p / /3に記載される。このビールスは、約りxlo  ダルトンの分子量を持ち、約g、 o o oのヌクレオチドのシラスねじれ の(plus−stranded) RN Aゲノムを含む:、ピコルナビール ス蛋白質は、感染した細胞中で蛋白・質の先駆体として合成されており、この先 駆体は次に細胞のビールスコード化プロテアーゼによシ処理すると四つの主なキ ャプンノ1’蛋白質(VP 、VP 、VP 及びvp )及1 2 3 4 び多数の非キャグンツド蛋白wにナル。
VP3 蛋白質全体は、接種された豚に用ハられると中和性(neutral  izing )抗体反応を誘起し、豚及び牛の双方を感染から保護する( J、  Laporteら、C,R,Acad、 Sci、、276: 3399 ( / 973 ) : H,L、Backrachら、J。
1mmuno1.、//!;:/乙3ろC/97.!;I、及び米国特許J′1 6ダ、/グ0,7乙3明細書参照)。この知見に基づいテ、Dennis G、 KIeid らは口蹄疫のだめのクローン化ビールス蛋白質ワクチンを作ること ができ、これは牛及び豚において抗体反応を与えた。
この分野り文献は、異るキャブジッド蛋白質を言うのに同じ名前を用いているこ とに留意しなければならない。
すなわち、米国の上述の研究者は典型的に、本明細書及びヨーロッパでVP□  と言うキャブジッド蛋白質を、VP3 キャブジッドと言う。しかし、ここでv Pl と言われ、また他の人にはVP3 と言われるキャブジッド蛋白dは免疫 学的に活性なキャブジッド蛋白t−rあルトいう一致点がある。
組換え(recombinant ) D N A分子及びロ蹄疫ビールス抗原 の特異性を持つ波プチドを作る方法は、英国特許出願2,079,2ggA C /9g2年/月λθ日)明細書に記載されている。Boothroydら、Na ture 、29θ:g00〜g02CI9g/);Kleidら、Sc i  ence、2/’A : //2S〜//29 Cl9g/ );及びヨーロツ ノぐ特許出願公告Oθ乙g乙932A (同出願g2303θllo、g、19 g、2、乙、//出願に対応)も参照のこと。
K、 Strohmaierらは、Proc、 3 th Int、 Cong ressVirology 、 Strasbourg、 / 9 g / 、  poster 5essionでの発表によるとVP蛋白質(そこではvPT hrと呼ばれた)を酵素並びにソシアンプロマイドで消化し、この消化物の被ゾ チド片を用いて、中和性抗体を作った。この著者らは、蛋白質アミン末端からの 位置/り6〜/タタ及びユθ0〜2/3のアミノ酸残基配列が免疫学的に重要な 抗体の製造を誘起したことを示唆した。この著者らはまた、位置/’I/〜/4 5及び155〜/乙/のアミノ酸残基配列は不活性な非誘起性−2fチドの領域 内にあることを示唆した。このVP配列は、米国で先に記載されたVP配列に対 応する(Meloen、 A、H,、J、Gen、 Virol、。
3 −−一−−−−−−−−−−−− 113ニア6/〜7A3C/979)の説明参照)。
StrohmaierらによるJ、 Gen、 Virol、、 59. :  29 !; −30乙(19g2>の報文は、前述のposter 5essi onでの研究を詳述し、この分野の研究者に用いられる種々ノキャ7’ジッド蛋 白質の命名の関連を与える。この報文け、CB□及びCB2と名付けられた二つ のノンアンブロマイド開裂生成物及びVP のA と名付けられた酵2 素開裂主成物(これらは各々、アミノ末端からのアミノ酸残基位ft55〜7g O,/gO−,2/3及び/’11.−2/3に対応する。)か中和性抗体を作 るという、I)O5iersessionにおいて報告された発見を繰返して述 べている。
この報文はまた、領域/グ/〜/’Is及び/33〜/乙/を含む池の開裂生成 物とのオーバーラツプの領域は明瞭な効果を持たないことを繰返している。この 著者らは第3θ3−!!−ノで、たぶん唯二つの小さな領域がこの蛋白質の免疫 能力のためて重要であると考えていると述べている。
天日を髄炎(以下ではポリオと云う)及びAm肝炎ビールスもまた、ピコルナビ ールス科のメンバーすなわち属である。タイプ/、コ及び3のポリオビールスに 対スる有効なワクチンは7930年代から使用されているが、A型肝炎に対する 有効なワクチンは鰯られていない。
ピコルナビールスの顕著な特徴の一つは、それらが四つのキャノンノド蛋白質を 含むことである。タイプ/のポリオVP と呼ばれるキャノンノド蛋白質は、ビ ールスを中和する抗体の製造を誘起することができる抗原決定因子領域を含むこ とが判っている。但し、従来P1キャブジッドの%足のアミン表決定因子頑域は 発見されていない。Am肝炎ビールスの特定のキャノンノドが中和性抗体の製造 を誘起するものであることはまだ確認されていない。抗ポリオワクチンは典型的 1(は、不活性化したタイプ/、コ及び3ビールスを用いる。ある例では、殺し たとされるビールスの総てが殺された訳ではなく、あるいはビールス粒子は十分 に減弱されてはいす、従って巨万性の接種のうちの7件が接種された人に臨床的 疾病をひき起す。
従って、生きているビールス、或いは減弱されたビールスを含む可能性が全くな い抗ポリオワクチンを作ることが出来れば、有益である。また、+I′IB@破 片、バクテリア内毒素及び主長媒体副生成物(後に述べるように組換えDNA技 術から得られたワクチン調製物中にしばしば存在する)を含まない有用な抗ポリ オワクチンを作ることが出来れば、有益である。加えて、安全で極めて効果的な ワクチン及び診断用製品が発見されるなら、より有益である。
過去において抗原は種々のやり方、たとえば天然物質からの誘導、ハプテンの担 体へのカップリング、及び組〜/29 (1966年)もまた、ある合成抗原を 記載する。
天然、物質から誘導された抗原は、天然に生じる無a、7′)公刊の抗原たとえ ば血液型抗原、HLA抗原分化抗原、ビールス及びバクテリア抗原などである。
この−計紀の間これら抗原を特定し研究することに多大の努力が注がれた。
ある「合成」抗原は、小ざな分子を担体たとえば牛血清アルブミンにカップリン グすることにより作られた。
このような抗原は、カップリングされた小さな分子に対する抗体の製造をひき起 すであろう。小笛な分子自体(は、注射される動物の免疫システムによって「認 識」されないので担体分子が必要である。この技法はまた、前述の5ela ら の文献で述べられているように、タガの■白にの被グチド片を担体知カップリン グすることによって抗原を作る別個の例においても用いられた。
このバッテン−担体技法は免疫反応の性質の研究において有効であったが、診断 又は治療において役立つ抗原を作るためにはあまシ用いられなかった。この欠売 の理由はいくつかある。
第一に、この方法によって病原から有用な抗原決定因子を選んで構成するために は、合理的な成功の憬会のためて病原の全蛋白゛貢配列を決定しなければならな い。この課題の困難性の故に、それは行われたとしても、まれである。
古典的にはワクチンは、殺した又は減弱した生体を適当な補剤と共てを主に導入 して、望ましくは寄主における生体の病原作用を避けながら生体に対する正常な 免役反応を開始させることによって作られる。このやり方は、良く知られた限界 を有する。すなわち、興味のある抗原決定因子のみでなく多くの関連する又は関 連しない有害物質(これの多数はいくつかの又は総ての置体において寄主におけ る望ましくない反応を誘起する。)をも含むワクチンの複雑性の故に、病原反応 を避けることは、まれにのみ可能である。
たとえば、古典的方法で作られたワクチンは、望む免疫反応に対して有害な競争 的抗原、無関係な免疫反応を包含する抗原、生体又は培g菌からの核酸、内毒素 及び組成及び起源が未知の成分を包含するかも知れない。複雑な材料から作られ たこのワクチンは本来的に、興味ある意図する抗原からさえ競争的反応を誘起す る比較的高い可能性を持つ。加えて、FMDVに対するこのような公知のワクチ ンは使用前に凍結状態に保たれねばならず、ワクチンが使用される遠隔地におけ る凍結を行うのはしばしば困難である。
組換えDNA技術1はワクチン技術″に新しいアプローチを開いた。これは、製 造が単一特異性の遺伝子から始まるという利薇を狩つ。しかしこの利点の多くハ 、エツンエリキア属大腸菌(E、coli : Escherichia co li )又は他の微生吻における抗原の実際の製造においては失われる。この手 順において遺伝子物質がシラスミド中に導入され、次にこれが望む蛋白質を作る エノンエリキア属大腸菌に、他の代謝生成物と共に栄養型と混合して導入される 。このやり方は、望む蛋白質が変形したE、Co11 において表現されるかど うかという不確実ざの故に複雑である。
さらに、望む蛋白質が作られるとしても、それを収集できるかどうか、あるいは それがE、Co11生長の過程で破壊されるかも知れないという不確実性がある 。たとえば、外部からの又は変化した蛋白質はE、coliによシ消化されるこ とが良く知られている。たとえ蛋白質が興味ある程に十分な量で存在したとして も、それはまだE。
coli 代謝の他の生成物の認て、たとえば望ましくない蛋白質のような有害 物質、内毒素、核酸、遺伝子及び未知の又は予見できない物質から分離されなけ ればならない。
最後に、たとえE、COI i代謝の池の生成物の総てを望む蛋白質から分離す ることが進んだ必然的にコストのかかる技術により可能である又は可能になった としても、ワクチンはなおまだ、望ましくない抗原決定因子(そのあるものは極 めて重大な不都合な反応をひき起すことが冗られている)を包含するであろう全 蛋白質から成る。
実際に、さもなくばワクチンと考えることができるような成る蛋白質がワクチン としての使用を妨げる程に重大な相互干渉すなわち副反応を誘起する抗原決定因 子を含むことが凡られてい乙。
またハイブリドーマ技術を用いて、ビールス遺伝子生成切に対する抗体を作るこ とが可能である。基本的にはハイブリドーマ技術は、抗原の複雑な混合物から出 発して工程の後段において単一特異性の抗体を作ることを可能にする。対称的に 本発明は逆のプロセスであって、それは高度に純粋な抗原決定因子から出発する 、すなわち望む抗原生成物の精製の必要性を回避する。
・・イブリドーマ抗体は、親和力及び結合定数が低く、従って限られた価値しか 持たないことが四られている。
結局は、ハイブリドーマ技術においては、有害な細胞による抗体の製造に頓らな ければならず、分離技術、純度及び安全性J関係する総ての問題を伴う。
・・イブリドーマ製造は組織培養又はマウスへの導入に依存し、これは明らかに 製造をコスト高てする。またロットごとに本来的に変化がある。
加えて、・・イブリッドを、それから出発しなければならないところの複雑な混 合物を少パーセントでのみ含む分子とすることは困姓である。
Arnonら、、 Proc、 Nat Acad、 Sci、 LJ、 S、  A、6g : /’1.!;OC/970)による従前の研究は、これらの研 究者によって、短い直鎖アミノJ配列は一般に、天然の蛋白質構造と反応する抗 体をたぶん誘起しないことを示していると解釈されている。多くの分子の多くの 一項域について、アミノ識践泰から得られた抗原決定1囚子は線犬の配列によく 分かれるか、しかし抗体を誘起するために用いらnるベノチドのコンフオメー/ ヨンが、多くの場合、配列において互に近いアミノ酸を含むこれら抗原について さ〜g03c/9g0)は、直鎖状の槓ゾチドに対する抗体(d天然の分子と反 応することを発見した。すなわち精密な生合成は、不必要、不経済かつ時代遅れ となった。
口蹄疫に対する不活性化した又は減弱したビールスワクチンの有用aVC@かか わらず、この疫病を起すF M D Vの製造及び取扱いに従来つきまとってい た危険11がなく、口蹄疫に対するワクチンの開発に対する大きな経済的及び実 際的な需要及び理論的興味があった。クローン化ビールス蛋白質の有用性はたし かに、旧来の極めて危険なやり方からの大きな前置である。
しかし、クローン化ビールス蛋白質ワクチンもまた、多数の固有の欠点、限界及 び危険を持っている。生合成系の変化自体が蛋白質の表現における変化をひき起 す、すなわち抗原の純度、収率、能力などに影響するかも知れない。刃口えて、 他の蛋白質の存在及び分離の困難さ及び不十分さは、クローン化蛋白質ルートに より作られたワクチンが単一特異性でない可能性を示役する。すなわち純肛、能 力及び安全:生が、この技法から作られた生成物の主な間;間熱である。
既知の硬プチド配列から又はケ゛ツムから出発して合成抗原を作ることの一般的 ・敢猷はすでに記載されており、また抗原材料に用いるのに適当な長さのペプチ ドの合成は今では極めてよく知られているけれど、まだ予見可能性を妨げている 抗原抗体技術の大きな領域が残存゛している。可能性のある抗原配列についての ・ハくっかの指針及び示唆はあるけれど、まだ推測の問題及び試行錯誤の問題が 大きく残っている。長い配列が抗原的に活性な構成要素を含むという認識があっ たとしても、この配列の総てが又は僅か一部が抗原性にとって必要なのかどうか 、あるいは配列の区画が小さいと抗原性か大きいのが又は小さいのかという点に ついての不明確さ及び推測が多大に残っている。
本発明の簡単なまとめ 約、20個のアミノ酸残基の配列を含む特定の合成の抗原ペプチドが本発明で考 慮される。この抗原ペプチドは、抗原性のビコルナビールスキャプシノト°蛋白 質のある領域に対応するアミノ酸残基配列を含む。この領域は、アミン末端から 測定して、抗原キャノンラド蛋白質のアミノ酸残基配列の全長の約乙θ〜約75 %に等しい距離に位置する。このペプチドは、キイホールアオガイ(keyho le Iimpet )のヘモチアニン担体に結合されて複合体とされそしてワ クチンとしての有効量で寄主動物に導入されると、ピコルナビールスと免疫反応 してピコルナビールスによりひき起される感染がら寄主を守るところの抗体の製 造を寄主において誘起することができる。このペプチドは好寸しくけ、末端被ブ チドアミノ及び/又はカルボキシル基のイオン価を除いて、正味の正のイオン価 を持つ。
本発明(は別の態様において、FM、DV VP キャノシツド蛋白質のアミン 末端から約730〜約/ろ0の位置のアミノ酸残基配列に対応する約2θ個のア ミノ酸残基の配列を含む合成の抗原ペプチドを考慮しており、特に約/り/〜約 /乙0の位置のそれが開示される。このペプチドは、キイホールアオガイのヘモ チアニン担体に結合されて複合体とされそしてワクチンとしての有効量で寄主動 物に導入はれると、口蹄疫ビールスと免疫反応してこのビールスによりひき起さ れる感染から寄主を守るところの抗体の製造を寄主において誘起することができ る。
また別の態様ておいて本発明)ハ、ポリオビールスVP。
キャゾシツド蛋白直のアミン末端から各々約乙/〜約g0、及び約730〜約2 07の位置のアミノ酸配列に対応する約、20個のアミノ酸の配列を各々含む、 合成の抗原蛋白質を与える。このペプチドの各々は、キイホールアオガイヘモチ アニン担体に結合されて幀合体とされそして有効量で寄主動物に各々導入される と、ポリオビールスと免疫反応してポリオ感染からこの動物を守るところの抗体 の製造を誘導することができる。
本発明の合成抗原ペプチドは、生理的に許容できる希釈前すたとえば水及び/又 は補剤と共に、ピコルナビールスが誘起する病気から勧吻を守ることができるワ クチンにおいで、又はピコルナビールスが誘起する病気と関連する抗原蛋白質の 存在を検出するのに有用な抗体を作るために用いることができる。
約730〜約/60のアミノ酸残基位置領域における、口蹄疫に関連する合成− 2fチドの約、20個のアミノ酸残基の好ましい配列は、左から右へかつアミノ 酸末端からカルボキン末端への方向で書くと下記のような配列のアミノ酸残基に 対応するアミノ酸残基配列から選択されるC730) TyrAsn (Asp又はThr ) Gly(Phe)Glu(Thr)C ys (Ser又けAsn又はThr)A、rg(Lys又u Thr)Tyr Asn(Ala又はSer又はThr) Arg (Val又はAla又UAs n又けThr)Asn(Gly又は5er)(/グ0) A l a (Asp又はGly)Val (Ser又はGln又は刈Pro( Gly又はY)Asn (Z) Leu (Arg又はVal )Arg(Se r又はAla)GlyAspLeu(Met又はPhe)Gln(Gly)(/ 30) Val(Thr又はSer又はHis)Leu(l 1e)AlaGln(Al a又はPro) Lys (Arg又はAla)Val (His)Ala(V al)Arg(Thr又はLys) (/乙0) Thr(Gln又はHi s) LeuPr。
ここでカッコ内]C記されるアミノ酸残基X、Y又はZの各々は1固々に、カッ コのすぐ左に隣−妾するアミノ鷹浅基と代わることができる。
67″チドアミノ酸残基配列におけるX及び/又はY及び/又はZは各々独立に 、カッコの直属に隣接するアミノ酸残基の位置におけるアミノ酸残基の不存在を 示し、それによって4ノチド長は各々/、コ又は3個のアミノ酸残基の分だけ短 縮され、また上記の配列において特定のアミノ酸残基の上のカッコ付きの数字は 、Tubingenタイ′f0、サブタイツ/、ストレインにaufbeure n FMDVのVP、キャノンラド蛋白質のアミン末端に対する特定のアミノa 残基の位置を示す。これら数字は、引用する目的のために示されている。
アミン末端から約/弘/〜約/乙θの位置に対応する、口蹄疫に関連するより好 ましいペプチドアミノ酸配列は、上述の配列において位置/り/のVat(Se r又はGln又はX)残基でアミノ末端が始まる。
最も好ましい個々のペプチドは、表示の左から右へかつアミン末端からカルボキ ン末端の方向に約/り/がら約/ろ0の位置における口蹄疫ビールス</) T ub i ngen タイプ0、サブタイf/、ストレインKaufbeure n 、(,2)タイfA、サフ゛タイプ10、ストレイン乙/及び(5)タイf A、サブタイツ/2、ストレイン//9のアミノ酸残基配〃1」てほぼ対応する ものであり、下記の各配列から選ばれる:(1) ValProAsnLeuA rgGlyAspLeuGlnValLeuAlaGlnLysValAlaA rgThrLeuPro ;(2) SerArgSerGIyAspLeuG lySerlleAlaAlaArgValAlaThrGlnLeuPro、 及び(、I SerGlyValArgGlyAspPheGlySerLeu AlaProArgValAlaArgLeuPro 0 ホリオVP1キヤブジツドに関連する合成ペプチドの約、20個のアミノ酸残基 の特に好ましい配列は、アミノ酸末端から約乙/〜約go及び約/g/〜約、2 0/のアミノ酸残基位置領域にあるVP キャブジッドに対応すす る。左から右へかつアミン末端からカルボキン末端の方向に書くと、これら配列 のアミノ酸残基(1、各々下記のように表示される: (乙/) Va IG l nThrArgHi sVa lVa IGI nHis ( Arg)ArgSerArgSer(go) Gl userser (Thr) l 1eGluserPhe ;及び(/ g/l 5er l l ePheTyrThrTyrGl yThr (A l a) A l aProA l aArg l l e(,20/) SerValProTyrValGlyl leここで各配列においてカッコを 付されたアミノ酸残基は、各々独立に、カッコの直属に隣接するアミノ酸残基と 代わることができる。
また、上述の配列において特定のアミノ酸残基の上のカッコ付きの数字は、ポリ オタイf/ビールスのVP。
ギャグシノド蛋白質のアミン末端に対する特定のアミノ酸残基の位置を示してい る。これら数字は対照の目的のため知懺示されたものである。
本発明は、とくにピコルナビールスが誘起する病気に対するワクチン及び人を含 めた動物におけるこれら病気又はビールスの存在のテストのだめの診断において 本発明のペプチドを用いる場合に、いくつかの利益及び利点をもたらす。
すなわち、顕著な利点の一つは、この合成ペプチドはこれらの病気から動物を守 るワクチンの要素を提供できることである。
本発明の特別の利益は、合成ペプチドを用いて作られたワクチンが、有効なワク チン注射を達成するために投与の前に凍結される必要はないということである。
本発明の別の利点は診断の分野にあシ、合成ペプチドに対して生じた抗血清中の 抗体が免疫反応をして、口蹄疫及びポリオのようなピコルナビールスに関係する 抗原蛋白質及σ抗体の存在を検出するのに使用できることである。
また他の利益及び利薇な、後記の詳細な説明、実施例及び請求の範囲から当業者 にとって明らかであろう。
図面の簡単な説明 この開示の一部をなす図面において、第1図は、各アミノ酸残基のだめの普通の 三文字コードを用いて、口蹄疫ビールスからのVP、キャブジッドのアミノ駿残 基位置/30〜/乙0における3個のアミノ酸残基配列を示す。配列は、左から 右へかつアミノ末端がらカルざキ/末端の方向に読まれる。、数字/30、/グ 0、/30及び/ろ0ば、Tubingen タイプ0、サブタイ7’/、スト レインKaufbeuren ビールス(○lk )のアミン末端IC対するア ミノ酸残基位置を示し、他のビールスVP のアミノ酸残基配列は−又は複数の ハイフンを用いて、これらの配列の間の類似性がより明瞭になるように示した。
01に以外のビールスに対する省略記号は下記の通りである。
○lc=タイプ0、サブタイf/、ストレインCampos ;At〇−タイプ 0A、サフ゛タイf10、ストレイン乙/:A/、2−タイプへ1サブタイf/ 、2、ストレイン//q;A、211=タイプA、サブタイf、2グ:A、27 −タイfAサブタイf、27、A7ワータイプA、サブタイプ7′7;C3=タ イfC、サブタイプ3、ストレイン1ndaial 。
第2図は、各アミノ酸残基のための普通の三文字コードを用いて、ポリオタイプ / Mahoney及び5abinビールスストレイン及びタイプ31−eon  ポリオビールスストレインからのVP キャブジッドのアミノ酸残基位置ろ/ 〜g0及び1g2〜20/におけるアミノ酸残基配列を示す。
配列は、左から右へ、アミン末端からカルボキン末端の方向に読まれる。数字乙 /、go、7g2及びコθ/は、Mahoneyタイプ/ポリオビールスVP  キャブシソド蛋白質のアミン末端に対するアミノ酸残基位置を示す。
発明の詳細な説明 / 一般的説明 本発明は、特定の比較的短い合成ペプチド配列が全く予期せぬことにまた全く驚 くべきことに極端に抗原的に活性であるという発明に基つく。この合成のペプチ ドは、長さ方向に約20個の酸のアミノ酸残基配列を含む。ペプチドのアミノ酸 残基配列は、抗原キャブジット蛋白質のアミノ酸残基配列全長の、そのアミン末 端から測って約乙θ〜約7S%に等しい距離に存在する、抗原性ピコルナヒール スキャフゾノド蛋白質上の領域のアミノ酸残基配列に少くとも対応する。合成ペ プチド蛋白質は、末端アミン及び/又はカルボキシル基の存在によるイオン価を 除いて、正味セロないし正のイオン価を有する。
また、後述するペプチド配列を含む合成抗原は、ピコルナビールスたとえば口蹄 疫ビールスの特定の血清タイプ、サブタイプ及びストレインに対して単−特異時 (mono−specific)であり、壕だ低程度ではあるがこれらビールス の多数の血清タイプ、サブタイプ及びストレインに対して多特異的(poly− specific)である。
口蹄疫(「MD)を起すピコルナビールスに関係する合成ペプチド、そのような ペプチドを用いるワクチン及び診断は、製造できる合成ペプチド、ワクチン及び 診断の例示として説明される。しかし、ここでFMDに対して開示する一般的原 理、技術及び定義はまた、ピコルナビールス科の他の属に関係する合成ペプチド にも適応できることが理解されなければならない。しかしFMDVVP、キャブ ジッドのアミノ酸残基位置に対応する特定のアミノ酸配列はそのビールスにのみ 関係し、ポリオVP。
キャブジッドのアミノ酸残基位置に対応する特定のアミノ酸残基配列も同様であ る。
特に、F M D V V p、蛋白質たとえばTiibigen タイプ0、 サブタイプ/、ストレインKaufbeuren からの蛋白質のアミン末端か ら約730〜約/乙0、及び特に約/’l/〜約/乙0の位置のアミノ酸残基配 列に対応する約20個のアミノ酸を含む合成ペプチドが、従来の研究で示唆又は 予言されたよりもずっと高い抗原効力を持つことを見い出した。本発明のペプチ ドは単独で、直鎖状又は環状であり、近接するペプチドの酸化されたシスティン 残基により結合されたペプチド単位を持つポリマーとして又は担体に結合された 複合体として、口蹄疫のだめの有力な免疫反応を示す物(抗原)であり、後に詳 細に説明する。
アミノ末端から[約730〜約/ろ0の位置]及び「約/II/〜約/乙0の位 置」という表現及び類以の表現をここで使用する。このアミノ酸残基の位置は、 タイプ0、サブタイプ/、ストレインKaufbeuren F M D Vの VP、キャブジッド蛋白質を引用して、これとの関係で決定される。
この分野のいく人かの研究者たとえばヨーロッパ特許公開Nα00tgl、93  A2におけるKleidらは、v PI (前述したVP3)キャブジッド蛋 白質の730〜/乙0領域のアミノ酸残基の位置を、タイプC1サブタイプ3  V P。
キャブジッドのAsp−j;3の後の付加的なアミノ酸(Va l )の存在の 故に(他のキャブ7ノトはそこにはアミノ酸残基を含まない)、本明細書で与え る位置番号に比へてカルボキシ末端の方向に一つのアミノ酸位置番号たけずれる ことに留意しなければならない。結局、本明細書で711Oと呼ぶ位置のアミノ 酸は、上述のヨーロッパ特許出願では位置/’I10アミノ酸として表わされる 。すなわち、異なる研究者が同じ蛋白質分子の配列を報告するときに、一つ又は それ以上のアミノ酸位置の差違が存在する。
捷だ、いくつかの口蹄疫ビールスからのキャブジット蛋白質は、第1図に示され また後述の式■の配列で文字XX Y及びZで示されるように、タイプ0、サブ タイプ/、ストレインにaufbeuren のタイプV P、と対比して/3 θ〜/乙0領域の−又は二以上の位置でアミノ酸残基を含まない。このような削 除又は脱落の存在の観点で、ある研究者は、削除を考慮することなしにその蛋白 質から決められるアミノ酸位置又はその蛋白質のDNA分子コードを報告してい る。別の研究者は本明細書で行われるように、ハイフン、文字又は他の表示を用 いてアミノ酸削除を示し、残りのアミノ酸残基位置を、あたかも削除された残基 が存在するかのようにして番号付けすることによってVP1キャプンソト間の類 似性を示している。
すなわち、アミノ酸位置の報告において、さらに少しの変法がある。
すなわち、上述の及び同様の表示において用いた「約」という言葉は、そのアミ ノ酸残基配列が指定された位置のどちらかの側に/ないし3までズしたアミノ酸 残基のどこかで始まる又は終ることができて、従って任意の特定のペプチド配列 において所与のアミノ酸残基について従来報告されたような/〜スの位置番号の 変化を辞し、またあるアミノ酸残基はあるV P、キャブジット蛋白質では脱落 しているという事実を考fに入れることを意味する。
数種の合成ペプチドが本発明で考慮される。これら合成ペプチドの各々は、、F MDVのV P、蛋白質の約730〜約/乙0の位置の領域における約同じ長さ のアミノ酸残基配列に対応する又はほぼ対応する配列の中の約20個のアミノ酸 残基を含む配列を含む。
すでに述べたように、FMDVのいくつかのタイプ、サブタイプ及びストレイン がある。従って引用の便のために本明細書において述べるペプチド配列は、特定 のタイプ、サブタイプ及びストレイン、すなわちFMDVOTii binge n タイプ0、サブタイプ/、ストレインにaufbeuren (また本明細 書ではタイプθ、サブタイプ/、ストレインにaufbeuren 及びolk と云うこともある)を引用して説明することにする。すなわち引用(基準)とし て特定の一つのFMDV蛋白質のアミノ酸配列を用いて、ペプチド鎖に沿う特定 の位置で置換された又は脱落したアミノ酸残基がある他の有用なペプチド配列が 記述される。
基準のタイプolk蛋白質の番号付は体系を用いて、約730〜約/乙0の位置 のgつのFMDビールスのVP1キャプンノト蛋白質からのペプチド配列を第1 図に示す。各々約20個のアミノ酸を含み、第1図に示すアミノ酸残基配列に対 応する又はほとんど対応するアミノ酸残基配列を持ち、後述の一元的テスト条件 に合格する合成の、好ましくは水溶性のペプチド(り、本発明の範囲に入ると考 えられる。
左から右へか2アミン末端からカルボキン末端の方向に考えて、約730〜約/ 乙0のアミノ酸残基位置に対応するアミノ酸残基配列を持つ好ましいペプチドは 、下記の式■で示される 式 ■ (/30) TyrAsn (Asp又はThr)Gly (Phe) Glu (Thy)  Cyr (Ser又はAsn又はThr)Arg (Lys又はThr)Ty rAsn(Ala又はSer又はThr)Arg(Val 又はAla又はAs n又はThr)Asn(Gly又は5er) (/110) A+a(Asp又はGly’)Val (Ser又はGln又!d X)Pro (Gly又はY)Asr(Z)Leu(Arg又はVal)Arg(Ser又は A l a) G l yAspLeu(Met又はPhe) G l n ( G−′l y)(15θ) Val(Thr又はSer又は出5)Leu(l 1e)AlaGln(Ala 又はPro)Lys(Arg又はAla)Val(His)AIa(Val)A rg(Thr又はLys) /AO Thr(Gln又は出s) Leupr。
ここでカッコ内のアミノ酸残基X、Y又は2の各々は各々独立に、カッコの直属 に隣接するアミノ酸残基すなわちアミン末端により近いアミノ酸残基と代わるこ とができる; ペプチドアミノ酸残基配列におけるX及び/又はY及び/又は2は各々独立に、 カッコの直属の(アミン末端により近い)アミノ酸残基の位置におけるアミノ酸 残基の不存在を示し、これによってペプチド長は各々/、2又は3つのアミノ酸 残基の分だけ短かくなり、また配列中の特定のアミノ酸残基の1のカッコ付きの 数字は、Tubingen タイプ0、サブタイプ/、ストレインKaufbe uren F HD VのV P、キャブジッド蛋白質のアミノ末端からの特定 のアミノ酸残基の位置を示す。数字は引用目的のために表示される。
V P、キャブジッド蛋白質の約/’I/〜約/乙0の位置に対応するより好ま しい配列は、式Iの位置/’I/においてVal(Ser又はGln又はX)で アミン末端が始まる。
FMDV属のタイプ、サブタイプ及びストレインの間の多特異性及び交叉反応性 は、そのアミノ酸残基配列がF)4DV属の少くとも二以上のストレイン、より 好ましくは二以上のサブタイプ又は血清タイプのアミノ酸残基配列に対応する本 発明の抗原蛋白質の使用によって改善される。そのようなペプチドのアミノ酸残 基配列は、どのビールスのアミノ酸残基配列にも実質的に対応するものでないこ ともでき、しかじにも拘わらずワクチンとして寄主動物に接種されると、多数の ビールスタイプ、サブタイプ又はストレインと免疫反応して寄生をこれら二以上 のビールスから守る抗体の製造を誘起することができる。
そのアミノ酸残基配列がF MDVのストレインの少くとも二以上のアミノ酸残 基配列に対応する多特異性ペプチドは、上述の式■において−又は複数のカッコ 内のアミノ酸残基X、Y又はZがカッコの直属の隣接するアミノ酸残基すなわち アミノ酸末端の方に隣接するアミノ酸残基と代るところの式Iのアミノ酸残基配 列を持つことができる。約/’l/〜約155のアミノ酸残基位置の領域におけ る置換及び脱落は、単一のアミノ酸残基配列を持つペプチドにおいて多特異性を 得るために好ましい。
そのような長詩異的ペプチドは、本発明の他のペプチドと同じ方法で作られ、用 いられることができる。
アミン末端からカルボキシル末端の方向に左から右へ約/り/〜約/乙0の位置 で(1) Tub i ngen タイプ0、サブタイプ/、ストレインにau ’fbeuren 、 42)タイプA1サブタイプ/θ、ストレイン乙/及び (3)タイプA1サブタイプ/2、ストレイン//フのアミノ酸残基にほぼ対応 する最も好捷しい個々のペプチドは、下記の各々の配列により示される。
(1) ValProAsnLeuArgGlyAspLeuGlnValLe uAlaGlnLysValAlaArgThrLeuPro;C2) Ser ArgSerGlyAspLeuGlySerlleAlaAlaArgVal AlaThrGlnLeuPro、及び(、?) SerGlyValArgG lyAspPheGlySerLeuAlaProArgValAlaArgL euPro。
本明細書及び請求の範囲において「はぼ対応する」という言葉はピコルナビール スに関連するペプチド配列に関係して用いら・れると、記述されるペプチド配列 にアミン末端及びカルボキシ末端の一方又は双方において3個までのアミノ酸残 基のプラス又はマイナスを伴い、かつペプチド配列に沿う特定のアミノ酸残基に おいて控え目な置換のみを含むペプチド配列を意味する。「対応する」という言 葉は本明細書及び請求の範囲においてピコルナビールスに関連するペプチド配列 に関係して用いられると、記述されるペプチド配列にアミン末端又はカルボキシ 末端の一方又は双方において3個までのアミノ酸残基のプラス又はマイナスを伴 い、かつペプチド配列に沿う特定のアミノ酸残基において控え目な並びに根本的 な置換を含み、かつ特定のアミノ酸残基の脱落又は追加をも含むペプチド配列を 意味する。
ここで用いた「控え目な置換」とは、一つのアミノ酸残基が他の生物学的に類似 の残基により置き代えられることを意味する。控え目な置換の例としては、l  15 Va l+Leu又は間etのような疎水的残基の一つを他のもので置換 すること、又は極性残基の一つを他のもので置換する、たとえばArgとLys  XGluとAsp又はGlnとAsnの間などの置換が挙げられる。
ある例では、一つのイオン性残基を反対電荷のイオン性残基で置換する、たとえ はAspをLysで置換することは、これらイオン性基が単に溶解性を助けると 考えられていた従来技術においては控え目と呼ばれていた。しかし一般的に本発 明で述べる置換は、蛋白質全体と比べて比較的短い合成ペプチド抗原についての ものであるので、イオン性残基を反対電荷の他のイオン性残基で置換することは 本発明では根本的置換と考えられる。非イオン性とイオン性の残基の間、かさば る残基たとえばPhe 。
Tyr又はTrpとかさばらない残基たとえばGly、lle及びValO間の 置換も同様である。
ここで「非イオン性」及び「イオン性」残基という言葉は、その普通の意味で、 生理的pH値において各々、通常電荷を持たない、及び通常電荷を持つアミノ酸 残基を意味するものとして使用される。非イオン性残基の例はThr及びGln であり、イオン性残基の例はArg及びAspである。
式Iで示した上述の配列及び、FMD V P、キャブ7ノドの約/り/〜約/ 乙0の位置に対応する、より短い、より好ましい合成配列は、多数の個々のペプ チドを包含し、その各々が、それが長さ方向に約20個のアミノ酸残基を持つと き、本発明のペプチドである。たとえば、キャブジッドの位置/’I/で始する アミノ末端を持つ合成ペプチドは、アミノ末端Val 、 Ser又はGln残 基で始まることができる。
またアミン末端アミノ酸残基位置がXで表示されて、式■におけるカッコの直圧 のアミノ酸残基の不存在を示している場合には、ペプチドアミノ末端はキャブジ ッド位置/4.2のアミノ酸残基Pro、Gly又はYで始まることができ、こ こでYは独立にPro及びGly の不存在を示しており、従ってペプチドアミ ノ末端は位置/’l/又は/クコではなくてOlkの位置1lI3に対応するア ミノ酸残基で始まる。また式Iを見ると、キャブジッド位置/ILt3の残基は Asn又はZであることができ、従って不存在であることもできる。
すなわち、その配列がキャブジッド位置約/り/〜約/Aθに対応するペプチド は、キャブジッド位置/[1で始ま′ることかできる。先に指摘したように、記 辻した配列に対応するペプチド配列は、どちらかの端において3個までのアミン 末端残基のプラス、マイナスを持つ。
そのアミノ酸残基配列が実際にタイプ01kVP、キャブジッド蛋白質に対比し て位置/1lllで始まる上述のペプチドは、配列が「アミン末端及びカルボキ シ末端の一方又は双方で3個までのアミノ酸残基のマイナス」であるものに包含 される。
本発明に含捷れるペプチドの例は、タイプA1サブタイプ/、ストレインにau fdeuren 及びタイプA1サブタイプ/、2、ストレイ7//9FMDV 蛋白質の約73o〜約/乙0領域(各々、タイプ0の位置番号を用いて示され、 OIk及びA/、2と表示される)、及びタイプc1SAT−/、 5AT−2 ,’5AT−3及びASIA−/の対応する領域に含まれる。そのような蛋白質 の二つの例を、O1kビールスの位置番号を用いて下に示す。ハ′イフンは脱落 したアミノ酸残基を示す。
Ty rAsnG l yG l uCysAr gTy rAsnAr gA snA l aVa l P r oAsnLeuAr g<isθ)(/乙0 ) G IyAspLeuG l nVa 1LeuAl aG l nLysVa  IA l aArgThrLeuPr。
また、約/り/〜約/乙0のキャブジッド領域のアミノ酸残基配列は後に詳述す るように独特にかつ全く予期させることに抗原的活性であり、かつ有効であるこ とが確認された。
約730−約/乙0の領域及び特に約/り/〜約/乙0の領域に約20個のアミ ノ酸の配列を持ち、それにアミン末端又はカルボキシ末端のCys又は他のアミ ノ酸が付加されていて、もし担体が用いられるなら担体たとえばキイホールアオ ガイのヘモチアニン(KLH)に追加的合成段階によって相互結合(coval ent linking)により結合できる蛋白質は本発明の態様の−っである 。本発明のFMDV単−特異的及び長詩異的な合成抗原決定因子ペプチドにより 示される独特かつ有能な抗原性を破壊しない又はほとんど変えないところのペプ チド長の変化、個々のアミノ酸に関する置換又は脱落がある上述のペプチドも本 発明の態様の一つである。
他の抗原的に活性な、又は抗原的にマスキングする配列から分離されたこれら配 列は、まだ別の形の本発明の態様を構成する。抗原的に妨害する又はマスキング する配列から分離され、互に化学的に会合又は混合された、前述の抗原的に活性 な配列の二以上より成る抗原は、また本発明の別の形である。−又は複数の前述 の抗原的に活性なアミノ配列を結合された担体より成る抗原は、本発明の別の態 様を構成する。本発明はもちろん、本発明の抗原ペプチドを単独で又は担体に結 合された形で、生理的に許容できる希釈剤と共に含むワクチンを具体化する。生 理的に許容できる希釈補剤の存在は任意的である。
本発明を考えるにおいて、本発明の一態様と考えられる抗原的に活性なアミノ酸 配列の下記の定義を認識することが重要である。たとえば、アミン末端からカル ボキン末端の方向に左から右へ書いてタイプ0、サブタイプ/、ストレイ7 K aufburenの位置/lI/〜/乙0に対応する配列 Va l ProAsnLeuAr gG l yAspLeuG l nVa  l LeuA l aG l nLysValAlaArgThrLeuPr 。
は、主体の蛋白質の抗原効果をマ、7りする又は妨害する又は交叉反応する又は 複雑にする傾向のある他の蛋白質、遺伝子片、アミノ酸及びアミノ酸配列から分 離された場合、本発明の特別の曹様である。すなわち、たとえば30個又はそれ 以北のアミノ酸を含むより大きな蛋白質又はより大きなペプチドの一部分として 特定の配列を人は見い出すかも知れないが、そのような大きな物質は本発明を構 成しない。何故なら、蛋白質又は大きなペプチドは、本発明の約20個のアミノ 酸長のペプチドが持つ活性、はぼ単一特異性の抗原活性の異例にかつ予期できぬ 程に高いレベルを有しないからである。
「FMD■単一特異性の合成抗原決定因子ペプチド」という言葉は、FMDVか ら直接又は間接に由来する遺伝子片、蛋白質又はペプチド又は何らかのアミノ酸 化合物の可能性を排外する化学的合成から得られ、そして動物においてFMDV に対する抗体製造を誘起する特定のペプチドの単一特異的抗原活性を妨害する又 は変化させる蛋白質又はアミノ酸配列を含徒ない、上述に特定したような特別の ペプチドを意味する。ここで「単一特異性」という言葉を用いたが、個々のペプ チドは壕だ、多数のFMDVタイプ、サブタイプ及びストレインとの長時異的抗 原活性を示す。この広げられた特異性は、根本的置換がないならばその配列が特 定のFMDVキャブジッドのアミノ酸残基配列にほぼ対応するペプチドにおいて 根本的置換が行われた場合に特に見られること、及びこの根本的に置換されたア ミノ酸残基は別のビールスストレインにおける置換位置で見い出される残基であ ることに留意しなければならない。すなわち、「単一特異性」という言葉の使用 は、本発明のペプチドの比較的広い特異性についての省略した記述法である。
本発明の合成の抗原ペプチドは単独で、直鎖形又は環状形で近接のペプチド繰返 し単位が酸化された/スティン残基によって互に結合されたポリマーとして、又 は担体に結合された複合体として寄主動物にワクチンとして有効量で導入される と、関係するピコルナビールスと免疫反応して、そのピコルナウィルスにより起 される感染から寄主を守るところの抗体の製造を寄主において誘起することが典 型的に可能である。しかし本発明のペプチドはまた、ペプチドが終局的に用いら れる形態、すなわち直鎖状、環状、ポリマー状又は結合された複合体のいずれか によらないその抗原特性の一元的テストによって定義することができる。この一 元的テ、ストによれば、直鎖形の本発明のペプチドがキイホールアオガイのヘモ チアニン担体と結合されそして寄主動物にワクチンとじて有効量で導入されると 、それが関係するピコルナビールスと免疫反応してそのビールスから寄生を守る 抗体の製造を誘起することができる。ペプチド及び担体の量、及び複合化反応の だめの特定の反応条件及びワクチン製造は、Bittel らのNature、  29g : 30〜33 (19g−化7月)に記載されている。
ワクチンとしては本発明は、生理的に許容ヤきる希釈剤たとえば水又は食塩水と 共に存在する場合にワクチンとして単独で働きうる有効量のペプチド抗原より成 る。
このワクチンは、多数の担体たとえばキイホールアオガイのヘモチアニン(KL H)、破傷風トキソイド、ポリ−L −(Lys : Gln )、ビーナツツ 凝集素、卵アルブミン、大豆凝集素、牛血清アルブミン(BSA)など、FMD V単一特異性の合成抗原決定因子ペプチドが結合される同等物などのいずれかで ありうる担体を含むことができる。本発明のペプチドの多数を、たとえば酸化さ れた末端システィン基の端一端の結合により、結合して作られたポリマーはまだ 、生理的に許容される希釈剤と共に外生的担体不含有のワクチンを成すことがで きる。
各側において本発明のペプチドは、特異的抗原決定因子として働く。
抗原ペプチドの「有効量」は多数の因子に依存する。
これら多くの因子としては、保護されるべき寄主動物の体重及び種、担体(用い られるなら)、補剤(用いられるなら)、望む接種の数、及び動物のために望ま れる保護の期間が含捷れる。7回の接種は典型的には、ペプチドが結合されてい るかも知れない担体を除く合成抗原ペプチド約20マイクログラム〜約Ωミリグ ラムを含む。
本発明の抗原ワクチンが望む寄主に導入されると、それは上述した抗原ペプチド 及び関係するピコルナビールスたとえばFMDVに対する抗体の製造を寄生内で 開始させる。本発明のペプチドの有効量を含むワクチンが寄主における抗体の製 造を開始させるたけでなく、この抗体はFMDV又は他のピコルナビールスによ る感染から寄主動物を守るのに十分量で作られる。寄主の保護は、後述するよう な生じた抗体を中和するレベル及び/又は中和指数により評価できる。
本発明はまた、担体の総て又は一部が抗原性である抗原を考慮する。すなわち、 別異の担体部分を用いることも用いないこともできる。抗原性担体にFMDV単 一特異性合成抗原決定因子ペプチドを結合して形成された合成抗原ならびにその ような合成抗原の製造法は、本発明の特別の態様である。
一般にこの合成抗原は、免疫的にFMDVの抗原決定因子に対応する又はほぼ対 応するところのFMDV単一特異性合成抗原決定因子ペプチドのようなピコルナ ビールス関連ペプチドを作る段階、別途の合成段階において合成決定因子を薬理 学的に許容できる担体とカップリングする段階により形成されることができる。
ワクチンの製造方法としては、FMDVVP、蛋白質の特定の決定因子部分の抗 原的に複製又は実質的複製であるF)4DV単一特異性合成抗原決定因子ペプチ ドを合成することを包含する。この合成ペプチドは、常に必要という訳ではない が担体と結合されることができて、抗原的性質はFMDV単一特異性抗原決定因 子ペプチドのそれであって、薬理的に許容できる希釈剤と共に寄主動物に導入さ れるとFMDビールスに対する抗体の製造を開始するところの抗原を生じる。
抗体製造の方法としては、上述のワクチンが寄主に注射され、蛋白質抗原に対し て寄生で生じた抗体を寄主体液から集めて、蛋白質抗体の存在を検出する慣用の 診断後に詳細に述べるように本発明のワクチン製造及び抗体製造において多くの 物質を用いる多くの手順があるが、本発明は何らかの特別の段階又は剤又は条件 に限定されるものではなく、むしろ本発明は概念的には上述したようなものであ り、請求の範囲で特定性をもって定義されているものである。
■、ペゾチド合成 下記で述べるペプチドは公知の手順で合成された。
ドは、特記なき限b−’=ゾチドのカルボキシ末端で典型的に付加されるシステ ィン残基を介して蛋白質担体KLHにカップリングされる。蛋白質担体へのペプ チドの合成的結合段階は、特記なき限り、Li’euら、Biochnmist ry。
7g:乙qo〜乙q’7 (/979)に記載の一般的手順て従って、担体、! =N−マレイミドベンゾイルーN−ヒドロキシコハク酸イミドエステル(MBS )との間の反応生成物の二重結合への7ステイン硫黄原子の付加によって実施き れる。
位置/’I/〜/乙0における01kVP工のアミノ酸配列(第1図)を持つペ プチドを合成し、アミン末端とカルボキシ末端の両者でシスティン(Cys ) 残基を付加()Cys被ゾチド)することにより、低分子量の、たぶん環状のペ プチドが作られた。
次て10ミリグラムのこのジCys <ゾチド(非酸化形のCys残基を含む) をビーカー中で、0.1Mの重炭酸アンモニウム緩衝液2.!;OI+Itに溶 解した。溶解したジCys <ゾチドを次に、溶液を温和に約/g時間攪拌する ことによって空気酸化した。この期間の終了時にEl1man反応は遊離のメル カプタンの不存在を示した[ Ellman、 Arch。
得た溶液を凍結乾燥した。このようにして作った乾燥物質を以下では環状ペプチ ドと呼ぶが、これは、酸化されたシスティン残基すなわちノスルフィド結合を含 む7スチン残基によりアミン末端をカルボキシ末端と結合されていると考えられ る○1kVPエキャプンッドの位置/り/〜/乙0について前述したアミノ酸配 列を持つ。また二重14) ノCys dfチドが互に結合されて、環状ペプチ ドを形成することもできる。
また二つのポリマー状被グチドは、二つの一′!!プチド末端で非酸化Cys残 基を含む上述の被フ0チド()Cysベノチド)から作られ、ベグチドアミド結 合によりこれら末端に結合される。これらポリマー状ペプチドは、以下でポリマ ー状イプチドA及びBと呼ばれる。
ポリマー状ペプチドAは、ノCys被プチドを前述の重炭酸アンモニウム緩衝液 に/−当り!rTntjの濃度で溶解して作られた。上述したような空気酸化は 、El1man反応によれば遊離のメルカプタンを持たない物質を作った。反応 溶液は酸化後に粒状物質を含まず、凍結乾燥されて、乾燥状態のポリマー状ぜプ チドAを得た。
ポリマー状RゾチドBは、ポリマー状イプチドA及び環状ペプチドと同じ緩衝溶 液中で同じ酸化条件で作った。
しかし、ここでは酸化の間に用いたジCys−!!プチドの濃度は、緩衝溶液/ 、 、、2 ff11!当り23.り■であった。酸化反応後にEl1man反 応によれば遊離のメルカプタンはなく、シかし少量の沈澱物が反応混合物中に観 察された。この反応混合物を凍結乾燥して、沈澱物を含むポリマー状硬プチドB を回収した。
上述で作った乾燥固体(環状ペプチド及びポリマー状被ゾチドA及びB)の各々 は、更に精製することなく用いられた。ワクチンはこれら乾燥固体がら、−接種 当り10θマイクログラムのペプチドを与えるのに十分な濃度に完全フロイント 補剤(complete Freund’s adjuvant)中にそれを懸 濁して作られた。
■ 免疫化 A 接種 ここで用いるワクチンは、表示した量の4ゾチドを単独で、直鎖状又は環状で、 酸化されたシスティン残基(シスチン)を介して結合された個々のR7″チドの ポリマーとして、又は担体に結合された形で含んだ。ペプチドの表示量は、担体 が用いられる場合には担体重量を除いたペプチドの重量を云う。
ワクチンは寸た、生理学的に許容できる希釈剤たとえば水又は食塩水を含み、ま た典型的には補剤をさらに含んだ。完全フロイント補剤(CFA)及び不完全フ ロイント補剤(l FA)は業界で良く知られた物質であり、いくつかの供給源 から市販されている。植物が作ったグリコシドであるサポニンもまた、Berg hausen ChemicalCompany (オハイオ州、シンンナテイ 市)からり%固形分溶液として市販されている周知の補剤であり、本発明では水 酸化アルミニウムと共に用いた。
ワクチン貯蔵溶液が、IFA又はCFAを用いて下記のよってして作ったニー接 種当りの望む一!!ゾチド量を与えるのに十分な合成ペプチド、ポリマー状4ゾ チド又は補剤の量を、リン酸塩緩衝食塩水(PBS)K溶解した。
次に同体積のCFA又はIFAをペプチド溶液と混合して、ペプチド、水及び補 剤を含む、水:油の比が/:/であるワクチンを作った。混合物を次に均一化し て、ワクチン貯蔵溶液を作った。
ワクチン貯蔵溶液が、サポニン−水酸化アルミニウムを用いて下記のようにして 作られた:水酸化アルミニウムを/−当り70■の量で、塩化ナトリウムo、  gs% 水溶液に懸濁した。訳]に希釈後に一接種幽り望むペプチド量を与える に十分な合成ペプチド、ポリマー状被プチド又は補剤の量を、水酸化アルミニウ ム懸濁物と混合し、2〜3時間水酸化アルミニウム粒子上に吸着させる。
このように作られた懸濁物/部を次に、予め希釈したサポニン溶液7部で希釈し て、サポニンを0. /、23重量係含むワクチン貯蔵溶液とした。
先て引用したBittleら、 Nature、 29g : 30〜.33< 79g2年7月)に述べられるような酵素を結合した免疫吸着剤評価(EL I  SA : enzyme −l 1nkecl immunosorbent assay )によって、予備的なスクリーニング評価を行った。そこではQf チド−アンチにフ0チド抗体免疫反応が測定された。
誘起された抗体と生きているビールス粒子の間の免疫反応によるビールス不活性 化を測定するビールス中和指数測定もまた、Bittleらの記載のように行わ れた。
本発明において用いられた方法及び得られるFMDVの研究に関する結果のより 以上の詳細1d3ittleらの文献に記載されている。
B、%定のFMDビールスに類似する啄プチドに対する抗体 FMDVタイ760、サブタイプ/、2トレイ7 KaufbeurenのVP 工の種々の(プチド領域に対する反応を表/に示す。これらのデータは、慣用の やり方でラビノ)Kおける抗体反応をまとめたものであり、免疫化に用いられた ペプチドのアミノ酸配列【類似するアミノ酸配列を含むFMDビールスの中和を 示す。(やり方の例の詳細は、Lernerら、米国特許出願5f3rial  la 2’1g、’ O19゜79g/年s月27日出願及び前出のBtttl eらを参照)表 / 個々のラビットにおける種々のペプチドに対する抗体反応/’l−32(0,9 2ターグ/ 疋0.左 (1)数字は、合成ペプチドのアミノ酸残基配列がほぼ対応するところのOlk  VPよ キャブジッドのアミン末端から始まる、アミノ酸残基位置を云う。
(2) これらのデータを得るために用いた手順の詳細は前出のBittleの 文献を参照。
表/において/’l/〜/60領域のアミノ酸残基を持つペプチドについての中 和指数は各々3.9及び3.7より犬きく、一方、領域、200〜.2/3のペ プチドについての指数は各々3−3及び3.3であると見い出されたことが強調 される。指定した/’I/〜/乙0及び200〜2/3のアミノ酸残基位置にほ ぼ対応するアミノ酸残基配列を持つ合成ペプチドに両者ともビールスを中和する 。しかし、アミノ酸残基位置/グ/〜/乙0の配列にほぼ対応する本発明の被7 °チドの中和指数は、示した指数より実際に大きかった。中和指数における実際 の差の程度は、後述の表qに、ラビットに接種した同じペプチドの別の比較(そ こではより鋭敏な中和終点決定が行われた。)について示されている。
抗原の一回の接種が、中和性抗体を動物において作シ、そしてそれを守るのに有 効であることが確認された。表2は、標準的やり方(前出のLe rne rら の特許出願及びBittleらの文献参照)で行われたモルモットにおける結果 をまとめたものである。光λは抗原の効果を示し、またVP□蛋白質の7’l/ 〜/乙0領域の極めて驚ろくべき抗原的性質を示す。
約/、!又はそれ以上の中和指数は、動物がビールスに対して保護されたことを 示す。
合成ペプチドの接種による口蹄疫ピ ールヌに対するモルモットの保護 /グ/−/乙0 .20 At(OH)3 。113/グ200 .41(OH )327 3/、320 Freund s 2 / //’1.200 Fr eund’ s’ > 3..3 ’l/’1200−2/3 2θ At(O H)3/、/ //3.20θ At (OH) 30.7 .2/lIコθ  Freund’ s’ /、/ 0/’1200 F reund ’ s’  0.3 0/’1(1) 表/の脚注参照 (2)7匹の動物からの血清をまとめたものの中和活性。前出のBittleら の文献参照 (3)保護された動物数/実験した動物数(4)完全フロイント補剤 上述のデータは、○1kVP□キャブ/ノドのアミノ酸残基位置/グ/〜/乙0 のアミノ酸配列を持つ特に好ましい波プチドは、このキャッジノド蛋白質のため の抗原活性を持つ旨を前出のStrohmaierらにより予言された位置/ダ 乙〜/、10ぜゾチドのどちら側のアミノ酸残基をも含むことを示す。また、位 置/’l/〜/乙0g)01k 配列を持つペプチドは、前出のstroma: er らにより不活性な非誘起性のペプチドであると予言されたアミノ酸残基配 列(/弘/〜/95.及び/S汐〜/乙0)を含む。
上述の表/及びスの結果は、アミノ酸残基配列のどこに中和性抗体があり、どこ では生じないかて関するStrohmaierらの予言が正しくないことを示し ている。後記の表3において、01kVP□の位置/ll/〜/乙0のアミノ酸 残基配列を持つ本発明の特に好寸しいRプチドを、Olk VP□の位置/1〜 /−<−3の配7i1Jを持つStrohmaierらのペプチドと比べた結果 は、本発明の4ゾチドがSt rohmaier らが予言したペプチドよりも 、中和性抗体製造において約/、 000〜約ioo、 ooo倍活性であるこ とを示している。この結果の平均値はまた、Strohmaierらのペプチド は寄主動物を守るのに十分量の抗体の製造を誘起せず(/、/〜/、5の中和指 数)、一方、本発明のペプチドは大量の保護性抗体を与える(11.3〜ニア又 はそれ以上の中和指数)ことを示している。
表 3 個々のラビットにおける種々のペプチドに対する抗体反応1/ll/−/Aθ  0 〉9.3 27C/グ/−/乙0’ 0 3.3 >ダ、3(2)抗体反応 及びビールス中和手順は表/の記載と同様に実施。
(2)表/の脚注1参照 (3)そのアミノ酸残基配位が抗原4ゾチド製造のために用いられ、それに対し て中和が測定されるビールスの血清タイプ。
(4)担体と結合するCys残基は、他のペプチドのようにカルボキシル末端に ではなくアミン末端にある。
(5)血清タイプA1サブタイプ10、ストレイン乙/FMDV。
(6)前出のSt rohma i e rらにより活性であると予言されたア ミノ酸残基領域。
上の表のデータはまた、Olk VP工の位置/30〜/乙/の配列を持つ32 個のアミノ酸ペプチドは中和性抗体を作るにおいて不活性であることを示してい る。CI’l/〜/乙0 と表示したKLH−ペプチド抗原に関するデータは、 中和性抗体製造は、そのベグチド末端が担体に結合されている一!!グチドの機 能ではないことを示している。
C0抗原−27″チドと異種FMDビールスとの交叉反応性 本発明の抗原ペプチドは、前述したように単一特異性である。しかしこのペプチ ドはまた、そのアミノ酸配列が所与のペプチドの特定のアミン配列とは異種であ る( heterologous )ところのビールス血清タイプと種々の量の 交叉反応性(cross −reactivity ) を持つ。すなわち、こ のペプチドはまた、種々の程度に長詩異性でもある。
下記の表グのデータは、各配列について二匹のラビットを免疫化するために用い られた01kVP工の、各々/ダ/〜/乙0及び200〜2/3のアミノ酸位置 の配列を持つ抗原ペプチド複合体に対する、生じた抗体の交叉反応性を示す。中 和指数は、同種ビールス(Olk)及び異種のタイ7’A及びCビールスに対し て測定された。これらのデータは、合成抗原ペプチドの接種によシ作られた血清 の血清タイプ特異性が、全ビールスに対する血清において見られるそれとよく似 ていることを示す。交叉中和は、第1図に示されるような異る血清タイプの間の 配列の類似性を反影していると考えられる。
FMDビールスに対する中和指数(10B□。)1/’I/−/AOグ、 3  −0. / /、 //’l/−/AO5乙、、、? /、9 2.320θ− 2/3 ユ9 −0.7 /、りJO−コ/3 3.3 0.3 /、 5(1 ) ビールス中和の手順は表/の記載と同じ(2) T+tptngen タイ プ0、サブタイプ/、ストレインKaufbueren (3) タイプC1サブタイゾ3、ストレイン1ncIaial(4) タイプ C1サブタイゾ10、ストン4フ6フ表11はまた、そのアミノ酸残基配列が各 々01にの位置/11./〜/乙0及び200〜2/3 にほぼ対応する合成ペ プチド間の、01kに対する中和指数の大きな差違を示している。
すなわち、上の表のデータにおいて、そのアミノ酸残基配列がOlkの位置、2 00〜2/3にほぼ対応し、前出のSt rohma i e rらによって免 疫的に活性であると予言されたペプチドは、類イυ条件下の同じぜプチドについ て弄/で示したのと同様の中和指数値を与えた。しかし、そのアミノ酸残基配列 が01にの位置/’l/〜/乙0にほぼ対応する本発明の一!′グチドについて 観察された中和指数は約/〜約3単位高く、これは中和における約70〜約/、  000倍の改善に相当する。
D シスチン結合されたペプチドからの抗体三種のシスチン結合されたペプチド (環状ペプチド、ポリマー状にゾチドA及びB)を含むワクチンの貯蔵溶液を、 前述したように不完全フロイント補剤を用いて作った。これらワクチンは、−接 種当り700μ?のペプチドの濃度を与える。モルモットにおける一接種の予備 的結果は、三つの総てのワクチンについて約23〜3.0の中和指数(logよ 。)の範囲を示した。平均中和指数は約2左でアリ、シヌチンジスルフィド結合 されたペプチドの各々はOlk F M D Vに対して寄主を保護することを 示している。
その配列がOlkFMDVの約/り/〜約/乙0 のアミノ酸残基配列にほぼ対 応するモノマー状非複合体被プチドの典型的中和指数値は、約0.5である。従 ってこの結果は、担体は口蹄疫に対して動物を守るために必要とされないことを 示している。
■ 担体及び補剤 A9代替の担体 上述の結果m、KLH−ベグチド複合体十生理的に許容できる希釈剤たとえば水 ならびに補剤たとえば完全フロイント補剤(CFA)、、不完全70インド補剤 (IFA)及び/又は水酸化アルミニウムの接種を用いて得られた。
にLHは動物で用いるのが許容される担体であるが、しかしそれは商業的規模で 用いるためには全く高価である。大豆凝集素、牛血清アルブミン(BSA)、卯 アルブミン、ビーナツツ凝集素、破傷風トキソイド及びポリ−L −IJシンを 含む代替の担体の使用も実験した。
上述の結果が、ペプチドのアミン末端又はカルボキン末端に付加された付加的シ スティン(Cys )残基を介してにLH分子に抗原硬ノチドを結合することに より得られた。次にCys残基は、前出のBittleらの記載のように、にL HとN−7レイミドベンゾイルーN−ヒドロキシコ・・り酸イミドエステル(M BS)の反応生成物と反応させられた。下記の結果においては、MBSとグルタ ルアルデヒドの両者が結合剤として用いられた。グルタルアルデヒドによるKL )−1及びBSAへの合成橡ゾチドの結合は、Avrameas 、 1mmu nochem’1stry 、 乙 :/3−!;2(/ヲ乙9)の一般的方法 に従って行われた。
表りの結果は、01kFMDV VPエキャプシノドのアミノ酸配列を持つ本発 明の< 7’ /ド(被グツド乙り)ヲMBSを用いて表示の担体に結合するこ とにより得られた。ワクチンは、不完全70インド補剤で作られた。
700μ2 の被グチドを与えるのに十分な複合体を含む一接種を、六匹のモル モットの各々に皮下投与した。表示の4プチド抗体力価は、前出のBittle らのELISA法を用いて接種後q週間で得たる個の値の平均である。
種々の担体と結合されたペプチド6夕に対する抗体反応−!!プチド乙汐(担体 なし)30 ビーナツツ凝集素 30 卯アルブミン ll。
大豆凝集素 〈10 破傷風トキノイド 乙0 牛血清アルブミン /30 上の結果は、いくつかの担体もまたKLHと同様に活性であシ、一方、牛血清ア ルブミンは優れた抗体力価を与えることを示している。
予備的研究によると、被デチド乙S及び破傷風トキソイドを結合剤としてのグル タルアルデヒドと共に用いると一接種で極めて良好な抗体反応を与えた。これら 結合反応のために、/、25−のリン酸塩緩衝食塩水(P B S、。
1))I 7..2 )中の、2佐狗のペプチド4S及びΩ乙■の破傷風トキソ イドを含む溶液を作った。この溶液をゆっくり攪拌しながら、PBS中に0.3 g%のグルタルアルデヒドを含む溶液/、乙ゴを加えた。この混合物を室温で約 /g時間攪拌し、分子量/2θθ0の分割の透析チューブで水に対して透析し、 次に凍結乾燥して113mgの乾燥した複合体を得た。
B、補剤 補剤系もまた、上述のベゾチド乙りを結合した担体を用いてテストした。聚6に 示す結果は、にLHとBSAの間の担体を変えることの効果、MBSとグルタル アルデヒドの間の結合剤を変えることの効果、及び不完全フロイント補剤(l  FA)とサポニン−水酸化アルミニウム(表乙ではサポニンと示す)の間の補剤 を変えることの効果を示す。6匹のモルモットの各々に、100μタ の被グチ ド乙汐と補剤を含むワクチンをグ週間の間隔を置いて2度皮下接種した。結果は 、4四の動物の平均値であシ、表3の結果と同様にまとめる。
5/ Rゾチド乙Sに対するモルモットの抗 体反応:担体、結合剤及び補剤の比較1KLHMBS サポニン 2L? グ、 23.タ −2夕5 1020 10乙0 ダ00 にLHMBS IFA 3./ 3.汐 2左 −/λ3 10.2’l タタ 0 グ3に−’130 )1.’lO/’l夕 BSAMBS IFA −−−− −乙20 3’lO/70 KLHグルタルアノにビヒド サポニン 25 >’1.7 ’1.0 =50  9乙0510り乙 /2gθ KLHグルタルアルデヒド IFA 2g 3.2 /、7 −/2 3に乙  /90 6汐 BSA グルタルアノにピヒド サポニン −−m−−70,2’l >goo  ’IgO BSA グルタルアルデヒド IFA 〜 −−−−<10g/θ (1) 見出しの「免疫化後の時間」の下の各ワクチンの上段のデータは中和指 数(log□。)値であり、下段のデータはELISA法で得たペプチド抗体力 価データである。データは前出のBittleらの記載のようにして得た。
上のデータは、被プチドがグルタルアルデヒドとMBSのいずれで結合されるか 、また担体がにLHとBSAのいずれであるかに拘らずに、サポニン−水酸化ア ルミニウムが不完全70インド補剤(l FA)よりも高くかく持続する抗体反 応を与えることを示している。
下記の表7のデータは、上述の方法を用いて、KLHに結合された一!!ノチド 乙Sが二つの補剤系の一方と共にワクチンとして用いられた時の抗体力価反応及 び中和結果を示す。
各ワクチンについてデータの第1行は中和指数(logよ。)値であり、第2行 はELISA法で得たにプチド抗体カルモットの抗体反応二二つの補剤の比較l  FA >102グ 10.2’l 、2.5−40 /−ざ0At(OH)3 200 サポニ72 〉6.3 >、3.9 >3.7 .3.3〉702グ  9乙0 2’IO’IgO1000サポニン2 タ、3 >3.9 >3.9  3.!f;7乙g0 .2グ0 200 2グ0 (1)前出のBittleらの表/の下に記載のように三つの補剤の系を用いる 投与物中の浸フ0チド量(2) 第0./ダ及び27日に皮下接種されるす、1 ==ン−水酸化アルミニウム中の投与のベン0チド量上の結果は、三つの補剤の 系を含むワクチンよりも長期間に亘ってより多い抗体量を与えることを示してい る。
捷り、サポニン−水酸化アルミニウム中で投与された二つの投与の間の少しの差 も判る。
表と及び9のデータは、混血の牛(Cattle )と豚において、ぜプチド乙 、ff−KLH複合体(MBSで結合)とザボニノー水酸化アルミニウムを含む ワクチンの多数回接種に対する反応を示す。
これらの結果は、二つのタイプの動物が、保護されたと考えられるレベル捷で抗 体を作ることにより合成抗原にグチドに反応したことを示す。
各表において、各動物に対するデータの第1行は中和指数(]○gよ。)であシ 、第氾行はELISA法で得た被プチド抗体力価である。
表 g 被ゾチド、4&−KLH複合体に対する牛の抗体反応1− >3/、XI >5 /、Z+ ’7gO/、20 <10 9乙0(1) ワクチンはMBSでにL Hに結合された被プチド乙左より成り、−投与量当り、サポニン−水酸化アルミ ニウム中の、2Tngの波プチドを与え、投与は第0,3及び26週に皮下投与 された。
被グチド乙5−KLH複合体に対する豚の抗体反応1/AO/、20 ’IgO /20 go、2 /、S 23 − − − 211.0.2グ0 ダg0 30 10(1) ワクチンはMBSでKLHに 結合された梗グチド乙により成り、−投与量当り、す?ニンー水酸化アルミニウ ム中の/ mqの被ゾチドを与え、第0゜3、及びコ乙週に皮下投与された。
牛についての表どの上述の結果ハ、47月の効能促進剤接種が中和性抗体のメモ IJ −B細胞製造を起こすという既往性反応を示している。
次に、一般的意味において本発明の一局面は、従来のワクチンの免疫化効果の総 てを持ち、しかし競争的又(d相互関連的な免疫的副作用を全く持たないFMD ワクチンの製造法である。
本発明の合成抗原被ゾチドによる接種に関する上述の結果は、各データ群につい て唯一っの配列の被プチドを用いて実施された。表3のデータは、ある程度の交 叉反応性及び多特異性が観察されたことを示している。
本発明の別の態様において、同じ属内のビールスの少くとも一つの異るストレイ ンに対して又は同じ属内の異る複数の血清タイプ又はストレインに対して各々単 一特異的である本発明の4プチドの多数を用いる接種により交叉反応性及び多特 異性が得られる。すなわち、そのアミノ酸残基配列がタイプO1k及びタイプA 1サブタイプ/θ、ストレイン乙/ CA10.AI)の両者のアミノ酸残基位 置約/’l/〜約/乙0てほぼ対応する本発明の被プチドを含むワクチンを用い る接種は、タイプO1k及びA10.AIの両者に対する保護を与える。
同様に、以下で説明するポリマー状被プチドたとえばポリマー状啄ゾチドA及び Bは、その繰返し単位がほぼ等量で存在し、01k及びA10.AIの各々の約 /’I/〜約/乙0 のアミノ酸残基位置にほぼ対応するアミノ酸残基配列を持 つところのコポリマー状被プチドとして作られることができる。
■、ボIJ 、t−ビールスに関係する合成S7’チド約2θ個のアミノ酸残基 を含む合成波ゾチドのいくつかが作られた。これらの配列の四つは、約乙/〜約 g0及び約1g2〜約207のアミノ酸位置の領域においてタイプ/Iv1ah Oney及び5abin ポリオビールス及びタイプ3 Leon ビールスの VP□キャゾシソド蛋白質のアミノ酸配列にほぼ対応する。タイプ/ポリオビー ルスのMahoneyとSab l n のストレインのVPエアミノ酸残基配 列は、上述の領域で同じである。
この四つの合成ペプチドの配列を第2図に示す。この四つの配列は以下では、左 から右へかつアミン末端からカル?キシ末端の方向に下記のようにPP/及びP P2と表記される本発明の二つの合成イノチド配列として記載される: PP/ : ValGlnThrArgHisValValGlnHis(Ar g)ArgSerArgSerGluSerSer(Thr) l 1eGlu serPhe、及びPP、2 : SerllePheTyrThrTyrGl yThr(Ala)AlaProAlaArglleserValProTyr ValGlylle(Leu)ここで上述の配列の各々におけるカッコ付きのア ミノ酸残基は各々独立に、カッコの直属の隣接するアミノ酸残基すなわちアミノ 末端により近いアミノ酸残基と代ることができる。対比の目的のために、PP/ アミノ酸残基配列は(以下で定義するように)、ポリオタイプ/及び3VP□キ ヤf/ノドの約乙/〜約goの位置のアミノ酸残基配列にほぼ対応すると見られ ることができ、一方、PP2アミノ酸残基配列はポリオビールスタイプ/及び3 のVPエキヤシジッドの約/g、2〜約207の位置のアミノ酸残基配列にほぼ 対応する。
上述のPP/及びPP、2アミノ酸残基配列の各々は、本発明の少くとも四つの ペプチドを表す。各領域の四つの合成ペプチドは、下記のアミノ酸配列を持ち、 上記の順に各々PP/aXPP/b、PP/c、PP/d 、ならびにPP、2 a、 PP、2b、 PP、2c及びPP2dと呼ぶ:P P / a : V alGInThrArgHisValValGlnHisArgSerArgS erGIuSerSer、l 1eGluserPheP P / b : V a lGInThrArgHi sVa lVa IG l nArgArgS erArgSerG 1uSerSer l 1eGluserPheP P  / c : Va IG lnThrArgHi sVa lVa 1GlnH i sArgserArgserGl uSerThr l 1eGluser PheP P / d : Va IGI nThrArgHi sVa IV a IG l nArgArgSerArgSerGl uSerThr l  1eGluserPh’eP P 2 a : Ser l 1ePheTyr ThrTyrGlyThrAl aProAl aArgl l eSerVa lProTyrValGlylleP P 2 b : Ser l 1ePh eTyrThrTyrGl yAl aAl aProAl aArg l l  eSerValProTyrValGlyl leP P 2 c : Se r l l ePheTyrThrTyrG l yThrA l aProA l aArg l 1eserVa 1ProTyrVa IGI yLeuP  P2 d : Ser l lePheTyrThrTyrGlyAlaAl aProAlaArgl 1eserValProTyrValGlyLeu■ 、実験手順及び接種 FMDV関連ペプチドに対して前述し、またBittleらにより開示された手 順に従って、第2図の四つの合成ペプチドの各々を合成し、またポリオタイプ/ VP□キャブンノドの追加的位置に対応するいくつかの追加的ペプチドを合成し た。先に述べた手順に従って、MBSにより担体としてのKLHに結合して複合 体を形成するためにカルボキン末端Cys残基が付加された。その配列がタイプ /キャブジッド蛋白質に対応する複合体を、前述のBittle らの表/の下 に記載される一投与当りのペプチド量及び三投与−三補剤系を用いてワクチンと した。ラビットを、接種される寄主動物として用いた。
加え屹しブ/ポリオビールスによる感染に対して保護された単層細胞培養物を含 む50係の静止状続の培養物管を与えるであろう抗体血清希釈度を測定すること によって、効力測定を行った。B5C−/細胞が、5%胎児牛血清中のし一75 媒体で生長された。
培養細胞単層が形成された後に、この管に生きているSab inタイプ/ポリ オビールス粒子及び接種したラビットからの抗血清の所定量を接種した。接種さ れた培養細胞は次に、その後コルg日間適当な制御手段を用いて試験された。
ポリオビールス粒子は、−投与量が、各測定シリーズを行う前に測定されたとこ ろの、同様に単層培養された細胞を感染して50%殺すのに十分な量(TCID 5o)であるところの組織培養感染投与量(TCID:tissne cult ure 1nfection dosage )の倍数として接種された。これ らの測定のための最小TCID50はSoである。すなわちポリオビールス粒子 のTCID50のsθ倍が接種のために用いられた。慣用のやり方で抗血清力価 を得るために、l:g、i:i6、l二32、l:乙ユ、/:72g及び/:2 S乙の血清希釈度で、SO1/θ0.900及び10OOTCID の倍数を用 いた。
少くとも四つの単層培養物含有する管゛を、各血清−ビールス希釈ごとに用いた 。前述した接種スケジュールに従って、−又は二匹のラビットに種々の担体結合 ペプチドを接種した。この測定結果を下の表10に示す。
培養細胞における種々のペプチドからのポリオタイプ/の抗体中和力価 bi−go qg 、2’7 ig /g2−20/ ダ0.3コ、27.2S/3.620//、/3202−.2 .22 2’l’1−21.、’l /3、−−m−、−一一一、−一一一、−265− 2g5 −− ユgろ一30/ /6、/310.g −1−一−−2−(1)数字は、合成ペ プチドのアミノ酸残基配列がほぼそれに対応するところの、Mahoneyタイ プ/VP□キャブジッドのアミン末端からのアミノ酸残基位置を云う。
((2)力価は、各TCID倍数のために50条保護を与えるのに必要な血清希 釈度として与えられる。従ってどの力価は、血清の7〜gの希釈度が必要な保護 を与えることを意味する。
(3) この表におけるダッシュの存在は、力価が/:gより小さいことを示す 。二つの力価が示されているのは、表示したペプチドを含むワクチンで二匹のラ ビットが接種されたことを示す。
上の表は、ポリオタイプ/VPキャブジッドに二つの抗原決定因子領域があるこ とを示す。この決定因子領域は、各々約ろ/〜約g0、約1g2〜約、20/の アミノ酸残基位置にある。またこのデータは、位置約1g2〜約20/にほぼ対 応するペプチドが他のペプチドよりも、高いビールス濃度において保護を与えた ことを示している。
■、ピコルナビールスに関連する合成ペプチドFMDV及びポリオビールス抗原 キャブンツド蛋白質についての上述の結果は、二つの特定の属、FMDV及びポ リオビールのみでなく一般にピコルナビールス科に関するより巾広い発明の二つ の特別の態様を示している。
このより巾広い発明は、その抗原キャブ/ノド蛋白質のアミン末端からアミノ酸 残基配列長の約60〜約7S%で見られるところの抗原ピコノシナビールスキャ ブ/ソド蛋白質領域にアミノ酸残基配列が少くとも対応するところの約、2.0 個のアミノ酸残基配列を各々含む合成抗原ペプチドに、関する。この合成ペプチ ドは、末端カルボキシル基又はα−アミン基に起因する電荷を除き、生理的pH 値におい℃中性又はより好ましくは正の正味のイオン電荷を持つ。正味の中性又 は正の電荷の存在は、生理的pH値における電気泳動測定、又はアミノ酸残基配 列の決定と個々のアミノ酸残基のpKa値の知見から容易に決定できる。
上述の合成ペプチドは、単独で、ポリマー(ペプチド単位は酸化したンスティ/ 残基により互に結合される)として、又は担体に結合されて複合体として、生理 的に許容できる希釈剤たとえば水又は補剤と共にワクチンを作るために使用する ことができ、該ワクチンは寄主に有効量で導入されると、該ペプチドがそのキャ プンノド蛋白配列に対応又はほぼ対応するところのピコルナビールスと反応して 、との寄主をこのピコルナビールスから守る抗体の製造を誘起することができる 。この合成ペプチドは、単独で、ポリマーとして又は複合体として、その配列が F M D V VPIキャブジッドのアミン末端から約/30〜約/60の位 置のアミノ酸残基配列に対応又はほぼ対応するところの、約、20個のアミノ酸 残基を含むペプチドのために上述したように又は後述するように使用できる。
抗原性ピコルナビールスキャプンノドの活性な、抗体を誘起する領域を調べるに おいて、それに対して中和性抗体が生じるであろうFMDV VPIの一つの決 定因子領域は該キャブ7ソドのアミン末端から約730〜約/乙θのアミノ酸残 基位置に対応することに留意すべきである、このVP1キャブジットは、引用蛋 白質として01にビールスPlを用いると、アミン末端からカルボキシル基端ま で合計約273個のアミノ酸残基を含む。
すなわち、中和性抗体決定因子が始まるところの蛋白質領域は、アミン末端から その蛋白質のアミノ酸残基配列を下って約60係(/30/;l/EX100% =67係)K位置する。この中和性抗体製造決定因子領域は、アミン末端からア ミノ酸残基配列の約り5係に轟る約/ろ0のアミノ酸残基位置で終る。FMDV  VPl キャブ/ノドの約/り/〜約/乙0のアミノ酸残基位置にほぼ対応す るより好ましいペプチドについては、この中和性抗体製造決定因子領域は、アミ ノ酸残基全配列の約ろ乙〜約95%に自る、アミン末端からの距離に存在する領 域内にある。
上述のタイプ/ポリオビーフしのデータを検討すると、その配列がアミン末端か ら約/g、2〜約207のキャブンノドアミノ酸残基位置の領域にほぼ対応する ペプチドを含む複合体がこのビールスに対する中和性抗体の主な製造者である。
これにより合成ペプチドは、タイプ/ポリオビールスの中和性抗体製造決定因子 領域を区画する。
タイプ/ポリオビールスの抗原キャブ/ノドは、その配列中に合計30.2個の アミノ酸残基を含む。従ってりイブ/ポリオビールスの中和性抗体製造決定因子 は、前述のように計算すると、アミン末端からその抗原キャツ。
/ラドのアミノ酸残基配列の約60〜約66チの領域に位1する。
第1図及び第2図のアミノ酸残基配列及び容易に入手できる適当なpKaデータ を検討すると、生理的pH値で正のイオン電荷を持つ、各配列内の残基(Arg X1y5及びHis lの数は、一つの配列を除く他の総ての配列において、そ のpH値で負の電荷を持つ残基(ASD及びGlu )の数を上回る。この一つ の配列、FMDVタイプA1サフ゛タイプlO、ストレインAI (A10.6 /)の配列は中性のイオン電荷を持つ。しかし、約iqi〜約l乙Oのアミノ酸 残基位置にほぼ対応するA10キヤブジツドの特に好ましい領域は正味の正の電 荷を持つことに留意しなければならない。
本発明の合成抗原ペプチドは典型的には、末端アミン及び/又はカルボキシル基 により生じるイオン電荷を除いて、正味で中性又は正の電荷を持つ。好ましくは これらペプチドは、正味で正のイオン電荷を持つ。このようなペプチドはまた、 好ましくは水溶性である。しかし、合成抗原ペプチド上の正味で中性ないし正の 電荷は、ペプチドの抗原性にとって、このペプチドのアミノ酸残基配列がアミン 末端からその配列長の約60〜75%の間に存在する抗原中和性抗体誘起キャブ ジッドとも対応するという事実はどは重要でないことは明らかである。
■.診断 本発明の方法は、検出されるべき生体に対する抗体を持つこと、又は検出される べき生体上の決定因子をまねた合成抗原を持つことが必要な診断テストたとえば 免疫テストの準備において用いることができる。そのような診断法は、たとえば 酵素免疫テスト、放射免疫テスト、螢光免疫テスト、及び抗体又は抗原が成る検 知しつるしるしを付される他の方法を包含する。
たとえば、Vo l l er ら、’Enzyme lrnmune Ass ays inHealth Organization 、 Volume S  3、pp.55−65(/q)6)に概説される二重抗体法を用いて、ELI SAテストが診断テストの調製において使用できる。
二重抗体ELISA法は、上述の抗ペプチド抗体力価データ及び前出のBitt le らの表/のデータを得るにおいて使用された。このELISA法の詳細は 、前出のBittle らの表/の下に記載されている。
ピコルナビールス抗原の存在をテストするための本発明の斬新系は、生理的に活 性な形で存在する本発明のペプチドに対して生じた抗体、及び免疫反応の存在を 指示する手段を含む。抗体は、血清、尿又は組織抽出物のような体成分と混合さ れて、ピコルナビールス抗原と免疫反応して免疫反応物を形成し、そして指示手 段がこの免疫反応を知らせる。
たとえば体成分がELISAテストのくぼみ部分(we l l Iでコーティ ングされ、本発明の抗体たとえばラビットで生じたものを接種され、以下公知法 を追打する。何らかの免疫反応しなかった抗体をすすぎ去った後に、第1のタイ プの抗体に対して生じた、酵素を結合されfc第二の抗体たとえばアルカリフォ スファターゼを結合して含むやぎ一抗ラビット抗体を混合し、そしてELISA <#Yみに接種する。第2の抗体の過剰分をすすぐと、本発明の抗体に結合され た、フォスファターゼを結合したやぎー抗ラビット抗体がELISA<ぼみ内に 残る。続いて酵素培養基たとえばp−ニトロフェニルホスファートを混合すると 、免疫反応物が形成されたことを示す、従ってピコルナビールス抗原が体成分中 に存在したことを示す信号が得られる。
放射性元素たとえば 1251を、接種手段を与えるために本発明の抗体に結合 することができる。ここではたとえば、体成分は試料管内で予めコーティングさ れ、次に放射性抗体を接種され、過剰の抗体を管からすすぎ出す。
すすいだ後に管に残った放射性が、免疫反応物が形成されたことのしるしとなる 。
本発明の別の態様は、先述したような体成分中のピコルナビールス抗原の存在を テストする診断系を考慮している。この系は、競合評価において特に有用でおり 、第一の反応物と第二の反応物とを別々の容器に入れて含む。
第一の反応物は、生理的に活性な形の本発明の合成抗原ペプチドを含む。第二の 反応物は、ペプチドに対して生じたような、合成ペプチドと免疫反応する生理的 に活性な形の抗体を含む。後述のようなペプチドと抗体の間の免疫反応の存在を 指示する手段は、別々の容器の一方に、たとえばホスファターゼを結合したやぎ 一抗ラビット抗体及びその培養基中に、又は放射性元素が抗体に結合されてbる 抗体と共に含まれる。
テストされるべき体成分の所定量の存在下に第1と第λの反応物の所定量を混合 すると、指示手段により知らされる量の免疫反応を生じる。この免疫反応の量は 、体成分中にピコルナビールス抗原があると免疫反応の既知量と異る。
実際には体成分は抗体を予め接種され、この成分は次にELISA<ぼみの壁に 結合されているペプチドを接種される。抗体−ピコルナビールス抗原複合体を除 くためにくぼみをすすぐと、ペプチドと抗体の免疫反応物が残り、この存在と量 は指示手段で検出される。
すぐ上で説明した競合テストのような多くの診断系にオイては、全体の完全な、 生理的活性抗体を用いることは必要ない。むしろ、抗体分子の生理的に活性な遺 伝型を含む、抗原を結合する認識部分のみが必要であろう。
遺伝型を含む抗体部分の例は、Fab及びF(ab’)2として知られるもので あり、これらは典型的な抗体全体に対する周知の酵素反応により作られる。
全体の完全な抗体、Fab 、Ffab’)2部分及び抗体の遺伏型を含む部分 は、本明細書で「遺伝型含有ポリアミドJと呼ぶ。「遺伝型含有ポリアミド」と いう言葉は請求の範囲で使用されており、診断用製品又は方法で有用な分子の群 を包括する。しかし、Fab又はF(ab’)2抗体部分が診断法又は診断用製 品の遺伝型含有ポリアミドとして使用できるが、Fab又はF(ab′)部分の 製造がもし追加的反応及び血清の精製を必要とするならばその故にのみ、全体の 完全な抗体の使用が通常好ましい。
■、方法及び従来技術 本発明に独特の方法及び物質は、考慮下にある特定の手IIηを引用しながら説 明される。しかし一般に、用いられる実験室技法、方法及び物質は、分子生物学 及び生理学で一般に用いられるものである。
興味ある一般的物質及び技法についての参照のために特に、METHODS I N ENZYMOLOGY 、 Colowick 、 S、 P、及びKao lan 、N、O,、Editors 、 Academic Press 、  New York:Academic Press 、 HANDBOOにO F BIOCHEMISTRY ANDPress 、 N、Y、、 N、Y、 を引用しておく。
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X、結論 Lermer らは永年の間FMDVについて研究し、そしてその開被らはFM DVのための最適の特定の抗原決定因子ペプチド片を特定したと考えたが、実際 には想定された抗原的活性部分はFMDVに対する抗体製造を誘起せず、又は少 しのみあるいは実用的でない・よ〜うな低レベルで抗体製造を誘起することを見 い出したにすぎない。
我々は、前述のStrohmaier らが彼らのvPThr(P□IFMDV 血清タイプ0遺伝子の抗原的に活性な部分に関しである推論をしたこと及びKl eidらがVP (VP工)FMD■血清タイプA1サブタイプ/2遺伝子のヌ クレオチド配列を決定したことC5cience 、 2 / II : /  /、25〜//2q(/9g/ )]に着目し、た。もちろん、ヌクレオチド配 列からどのペプチド部分が抗原性であるかを決めることは不可能であり、とぐに どのペプチド部分がFMDVビールスのための最適な抗原性を持つかを予言する 、あるいは推測することさえ不可能であった。すでに先に説明したように、St rohmaier らにより予言された01kVP□ キャブジッドの抗体誘起 性領域は、本発明の比較的長い領域よりもずっと活性が低く、また予言された領 域は、保護を作る抗体を誘起しない領域を包含していたことが判った。
無数のペプチドが合成され、担体たとえばKLHに結合され、得た抗原は動物に 注射された。次に動物からの抗体をFMDVに攻撃させ、抗体が感染性生体に対 する抗体を誘起するにおいて抗原的に有効であるかどうか音測定した。
約730〜約/ろ0のキャブジッド位置の領域にあるそのような比較的小さなペ プチド部分、たとえば約/り/〜約760の位置に対応する配列のような約2゜ 個の残基の長さのペプチドが極めて抗原性であるということは、全く予期せぬ発 見であった。もちろん、他により活性な抗原性ヌクレオチド配列がFMDV遺伝 子にあるかどうか全決定することは、それの存在を予言すべき理由はないが、不 可能である。この発見に従うVPキャブシソドア30−/60アミノ酸残酸残基 外らの約2θ個のアミノ酸残基配列は、全く予期せぬことにまた全く驚くべきこ とに、最適であり、たぶん最上であるように見える、−又は二(またはたぶん三 )個のアミノ酸残基を加え又は取り去って、FMDV単一特異的な合成抗原決定 因子ペプチドを与える。
ワクチンの全く予期できなかった活性及び効力を失うことなしに正確なペプチド 構造からどの程度変更することができる刀−1あるいは抗原のどの決定因子がF MD単一特異性合成抗原決定因子なのかは今のところ判らない しかし、実験か ら本発明の特徴を失うことなしに(1)ペプチドは少しのアミノ酸単位だけ長く することができる、(2)少くとも/又はコ、たぶんり又は5個までの置換を行 うことができる及び(3)ペプチド配列は僅が、たぶんコ又は3、または7個ま で短縮できることが知られている。このような非本質的変更は原則的に、上述し た概念及び行われた発見からそれることなしに可能であることが知られている。
すなわち、そのような少しの変化は、 □本発明の単なる均等的変化であると見 られるべきである。
我々の結果は、/30〜/6o領域たとえば/41/〜/60領域の約2θ個の アミノ酸残基により構成される合成ペプチドの一回の接種が、ビールスに対して 保護するに十分なビールス中和性抗体を誘起することを明らかに示している。こ のペプチドにより可能な保護は、キャブジッド蛋白質VPよ(これがビールス粒 子の破壊により作られたか又はE、coli 細胞の絞り出しにより作られたか には無関係に)により免疫化して得られる最良の結果よりも数オーダー良好であ る。実際に、小さな遊離のペプチドは ビールス粒子中で取る類似のコンフォメ ーションを取ることができ、このことは、それが不適当にたたまれたVP工中で 隣り合うアミノ酸残基により拘束される場合にはたぶんそうはならないことが考 えられる。別の説明としては、VP工の免疫支配領域がビールス中では埋め込ま れていて、中和のためには不適当であるのかも知れない。
本発明の合成ペプチドの明瞭な利点の一つは、−回の接種により保護的抗体反応 を誘起するその作用である。
−回接種に対するこの良好な反応は、実地における口蹄疫に対する免疫化の成功 はワクチンが一回接種による保護的反応をなすために十分に活性であるかどうか に依存する故に、極めて重要である。実際に、牛及び豚による予備研究によると 、この合成ペプチドはこの動物種をこの疫病に対して保護するに十分な抗体反応 を誘起できる。
工業的適用 本発明の抗原の診断及び治療−の応用、そのワクチン及び抗体製造は、大きな工 業的、経済的価値がある。豚、牛及び人を含む動物は、口蹄疫及びポリオのよう なピコルナビールスが起す病気の猛威から保護されることができ、従って食料の 供給、重要なことには人のための蛋白質の供給が増し、かつ人が工具になる危険 から救うことができる。
上述の説明は本発明を説明するものであって、限定するものではない。数値的変 化、修正+d、本発明の新規な概念及び真の精神から離れることなく可能である 。本明細書で例示した特定のペプチド、抗体、その組成及び使用に関して、いか なる限定も意図するものではなく、また推論されるべきでもないことを理解すべ きである。本発明は、後記の請求の範囲により定義される。
第1図 4fli!130〜160+=#+468mnFMDV VP1#v)”J−y ドSaWのγミノ凸(ダ咲城酋乙ラリ 130 140 01k TyrAsnGIyGIuCysArgTyrAsnArgAsnAl aValProAsnLeuolc TyrAsnGIyGIuCysArgT yrSerArgAsnAlaValProAsnValAlo TyrAsp GIyThrAsnLysTyrSerAlaSerAspSer −−Arg A12 TyrAsnGIyThrAsnLysTyrSerA[aSerGI ySerGIy −ValA24 TyrAsnGlyThrSerLysTy rAIaValGIyGlySerGLy −ArgA27 TyrAsnPh eThrAsnLysTyrSerAsnGIyGlyGIn −−Arg15 0 160 01k ArgGlyAspLeuGInValLeuAlaGlnLysVa lAIaArgThrLeuPr。
01c ArgGIyAspLeuGlnValLeuAIaGInLysVa lAlaArgThrLeuPr。
A10 SerGIyAspLeuGIySerlleAIaAlaArgVa lAlaThrGlnLeuPr。
A12 ArgGlyAspPheGIySerLeuAlaProArgVa lAlaArgGInLeuPr。
A24 ArgGIyAspMetGIyThrLeuAIaAIaArgVa lValLysGInLeuPr。
A27 AIaGIyAspMetGIySerLeuAlaAlaArgVa lAlaLysGlnLeuPr。
A79 ArgGlyAspMetGlySerLeuAIaAlaArgVa lAlaLysGLnLeuPr。
C3ArgGlyAspLeuValHisLeuAIaAlaAIaHisA IaArgHisLeuPr。
イ461〜82乃ごび 182〜2011でおゆるポリオビールス■P1キイブ ヅッド蚤亡1曖の1ミノ西気デ(犠配列1 ダイブI ValGlnThrArgHisValValGInHisArgS erArgSerGLuSerlyAT3 ValGInThrArgl−1i sValValGlnArgArgSerArgSerGLuSer0 Ser II e G IuSer PheThrlleGIuSerPhe 82 タイプI 5erllePheTyrThrTyrG、LyThrAIaPro AIaArglleSerタイ1”3 SerllePheTyrThrTyr GIyAIaAlaProAlaArgIleSer01 ValProTyrVal GIylLeVatProTyrVal GIyL eu国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /抗原性ピコルナビールスキャブジッド蛋白質のアミノ末端から、そのアミノ酸 配列長の約乙θ〜約7s%に等しい距離だけ離れて位置している、抗原性ピコル ナビールスキャブジッド蛋白質上の領域のアミノ酸残基配列に対応する約、20 個のアばノ酸残基の配列を含む合成抗原ペプチドであって、該ペプチドは、キイ ホールアオガイのヘモチアニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとし ての有効量で寄主8動物だ導入されると、該ピコルナビールスと免疫反応して該 ピコルナビールスにより起こされる感染から寄生を守るところの抗体の製造を寄 生において誘起することができる合成ペプチド。 ユ 末端被ブチドアミノ及び/又はカルビキシル基のイオン電荷を除いて、正味 の正のイオン電荷を持つ請求の範囲第1項に記載の合成ペプチド。 3 ピコルナビールスが口蹄疫ビールスである請求の範囲第1項に記載の合成ペ プチド。 弘 ピコルナビールスがポリオビールスである請求の範囲第1項に記載の合成ペ プチド。 タ アミノ末端から約730〜約/AOの位置の口蹄疫ビールスvP□ キャブ ジッド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応する約20個のアばノ酸残基の配列を含 む合成抗原ペプチドであって、該ペプチドは、キイホールアオガイのヘモチアニ ン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての有効量で寄主動物に導入 されると、該口蹄疫ビールスと免疫反応してこのビールスにより起こされる感染 から寄生を守るところの抗体の製造を寄主において誘起することができる合成4 プチド。 乙 ペプチドのアミノ酸残基配列が、アばノ末端がら約/’I−/〜約/AOの 該VP1 キャブジッド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応する請求の範囲第3項 記載の合成4プチド。 7 ペプチドのアだノ酸残基配列が、左から右へかつアはノ末端からカルボキン 末端の方への方向に記載して下記 TyrAsn (Asp又はThr)Gly(Phe)Glu(Thr)Cys (Ser又はAsn又はThr)A’rg(Lys又はThr)TyrAsn( Ala又はSer又はThr)Arg(Val又はAla又はAsn又はThr )ASn(Gly又は5er) A+a(Asp又はG l y)Va l (Se r又はGln又はX)Pr o(Gly又はY) Asn (Z)Leu (A rg又はVal)Arg( Ser又はAla)G、1yAsp −Leu (Me を又はPhe)Gln (Gly)Val(Thr又はSer又はHis)Leu(l 1e)AlaG ln(Ala又はPro)Lys (Arg又はAla)Vat (His)A la(Val)Arg(丁hr又はLys)Thr(Gln又はHis)Leu pr。 (ここでカッコ内のアξ)酸残基X%Y又は2の各々は個々に、カッコの直属に 隣接するアミノ酸残基と代ることができ、そして イブチドアξノ酸残基配列内のX及び/又はY及び/又はZは独立に、カッコの 直属に隣接するアξノ酸残基の位置におけるアばノ酸残基の不存在を示し、それ Kよってペプチド鎖長が各々11ユ又は3個のアミノ酸残基の分だけ短縮される 。)より成るアばノ酸残基配列の群の一員のアミノ酸残基配列に対応する請求の 範囲第S項記載の合成ペプチド。 g −!!プチドのアミノ酸残基配列が、左から右へかつアばノ末端からカルボ キシ末端の方向に記載して下記Val(Ser又はGln又はX)Pro(Gl y又はY)Asn (Z)Leu(Arg又はVat)Arg(Ser又けAl a) (GlyAspLeu(Met又はPhe)Gln(Gly)Val ( Thr又はSer又はHls)Leu(l 1e)AlaGln(Ala又はP ro)Lys (Arg又はAla)Val (His)Ala(Val)Ar g(Thr又はLySIThr(Gln又はHis)LeuPr。 (ここでカッコ内のアi)酸残基X、Y又はZは個々に、カッコの直属に隣接す るアミノ酸残基と代ることができ、そして ペプチドアζノ酸残基配列内のX及び/又はY及び/又はZは独立に、カッコの 直属に隣接するアばノ酸残基の位置におけるアばノ酸残基の不存在を示し、それ によって各々1.ユ又は3個のアばノ酸残基の分だけイプチド鎖が短縮される。 )より成るアミノ酸残基配列の群の一員のアミノ酸残基配列に対応する請求の範 囲第S項記載の合成ペプチド。 9 ペプチドのアばノ酸残基配列が、左から右へかつアはノ末端からカルボキシ ル末端の方向に記載して下記(11ValProAsnLeuArBGlyAS pLeuGlnValLeuAlaGlnLysValAlaArgThrLe uPro ;(2) SerArgSerGlyAspLeuGlySerl  leAlaAlaAlgVa l A l aTh rG l nLeuP r o 、及び(3) SerGlyValArgGlyAspPheGlySer LeuAlaProArgValAlaArgLeuPr。 から成るアミノ酸残基配列の群の一員のそれに対応する請求の範囲第S項記載の 合成ペプチド。 10 アばノ末端から約4/〜約g0の位置の、f IJオビールスvP□ キ ャブジッド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応する約20個のアミノ酸残基の配列 を含む合成抗原ペプチドであって、該ペプチドは、キイホールアオガイのヘモチ アニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての有効量で寄主動物に 導入されると、該ポリオビールスと免疫反応して該ビールスにより起こされる感 染から寄主を守るところの抗体の製造を寄主において誘起することができる合成 Rプチド。 //被プチドのアミノ酸残基配列が、左から右へかつアミン末端からカルボキシ 末端の方向に書いてVa IG lnThrArgHi sVa lVa IG  lnHi s (Arg)ArgSe rArgserGluSerSer( Thr) l 1eGluserPhe(ここでカッコ内のアζ)酸残基の各々 は、個々にカッコの直属に隣接するアミノ酸残基と代ることができる。)より成 るアミノ酸残基配列の群の一員のそれに対応する請求の範囲第10項記載の合成 ペプチド。 /2 ペプチドのアミノ酸残基配列が、左から右へがつアばノ末端からカルボキ シ末端の方向に書いて(11ValGlnThrArgHisValValGl nHisArgSerArBSerGluSerSerl 1eGluserP he ;(2ン Va l G l nTh rA r gHi sVa l  Va l G l nA rgA r gse rA r gSe rGluS erSerlleGluSerPhe ;(3) ValGlnThrArgH isValValGlnHisArgSerArgSerGluSerThrl  1eGluserPhe : 及び(4) ValGlnThrArgl−1 isValValGlnArgArgSerArgSerG l uSe rT h r l l eG l uSe rPheより成るアミノ酸残基配列の群の 一員のそれに対応する請求の範囲第10項記載の合成にプチド。 13 アミン末端から約1g2〜約コθ/の位置のポリオビールスVP1 キャ ブジッド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応する約20個のアミノ酸残基の配列を 含む合成抗原ペプチドであって、該ペプチドは、キイホールアオガイのヘモチア ニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての有効量で寄主動物に導 入されると、該ポリオビールスと免疫反応して該ビールスにより起こされる感染 から寄生を守るところの抗体の製造を寄主において誘起することかできる合成ペ プチド。 /グ ペプチドのアばノ酸残基配列が、左から右へかつアミン末端からカルボキ シ末端の方向に書いて5erf 1ePheTyrThrTyrGlyThr  (A l a)A 1aProA laArgl 1eSerValProTy rValGlyl 1e(Leu)(ここでカッコ内のアξ)酸残基の各々は個 々にカッコの直属に隣接するアミノ酸残基と代ることができる。)より成るアミ ノ酸残基配列の一群の一員のそれに対応する請求の範囲第13項記載の合成ペプ チド。 /S ペプチドのアミノ酸残基配列が、左から右へがつアミン末端からカルボキ シ末端の方向に書いてfl、l SerllePheTyrThrTyrGly ThrAlaProAlaArglleSer −ValProTyrValG lyl 1e(2) SerllePheTyrThrTyrGlyAlaAl aProAlaArglleSer −ValProTyrValGlyl 1 e(3) SerllePheTyrThrTyrGlyThrAjaProA laArglleSer−ValProTyrValGlyLeu(4) Se rllePheTyrThrTyrGlyAlaAlaProAlaArgll eSer−ValProTyrValGlyLeuより成るアミノ酸残基の群の 一員のそれに対応する請求の範囲第13項記載の合成ペプチド。 /乙 抗原性ピコルナビールスキャプシソド蛋白質のアミン末端から、そのアミ ノ酸配列全長の約乙θ〜約75g)に等しい距離だけ離れて位置している、抗原 性ピコルナビールスキャグシノド蛋白質上の領域のアミノ酸残基配列に対応する 約20個のアミノ酸残基配列を各々が含む多数の抗原ペプチドより成る繰原し単 位を持つ抗原ポリマーであって、ここで該ペプチドは、キイボールアオガイのヘ モチアニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての有効量で寄主動 物に導入されると、該ピコルナビールスと免疫反応して該ビールスにより起g乙 こされる感染から寄主を守る抗体の製造を寄主におし・で誘起することができる ものであり;該イプチド繰瓦し単位は酸化されたシスティン残基により互に結合 されてポリマーを形成しているところのポリマー。 /り 結合している酸化されたシスティン残基は、ペプチド繰返し単位の重合の 前に、アミド結合によってにプチドの各々のアミノ末端及びカルボキン末端に非 酸化形態で結合されたものである請求の範囲第14項記載のポリマー。 7g 多数のペプチドの各々が、ピコルナビールスの一つの属の二以上のストレ インのアミノ酸残基配列に対応するアばノ酸配列を含んでいる請求の範囲第1乙 項記載のポリマー。 lq 抗原性ピコルナビールスキャブジッド蛋白質のアミノ末端から、そのアミ ノ酸配列全長の約60〜り3%の距離に位置している、抗原性ピコルナヒ゛−/ レスキャゾシツド蛋白質の領域のアミノ酸残基配列に対応する約、20個のアば ノ酸残基の配列を含む環状抗原ペプチドであって、ここで該ペプチドはキイホー ルアオガイのヘモチアニン担体に結合されて複合体とされて、ワクチンとしての 有効量で寄主動物に導入されると、該ピコルナビールスと免疫反応して該ビール スにより起こされる感染から寄主を守る抗体の製造を寄生において誘起すること ができるものであり;該ペプチドの末端は酸化されたシスティン残基により結合 されて環を形成しているところの環状ペプチド。 20 結合している酸化されたヅステfン残基は、ペプチドの環化の前に、アミ ド結合によってペプチドの各々のアミノ末端及びカルボキン末端に非酸化形態で 結合されたものである請求の範囲第1q項記載の環状ペプチド。 、2/ 酸化されたシスティン残基によって結合された少くとも二つのペプチド を含む請求の範囲第1q項記載の環状ペプチド。 、2,2 抗原性ピコルナビールスキャブジッド蛋白質のアミノ末端から、その アはノ酸配列全長の約40〜75チに等しい距離に位置している、抗原性ピコル ナビールキャブジッド蛋白質の領域のアミノ酸残基配列に対応する約、20個の アミノ酸残基の配列を含む合成抗原ペプチドの有効量及び生理的に許容できる希 釈剤を含む、ピコルナビールスによる感染に対するワクチンであって、該ワクチ ンが寄生動物に導入されると、上記ピコルナビールスと免疫反応してこのビール スにより起こされる感染から寄主を守る抗体の製造を寄主において誘起できるも のであるワクチン。 ユ3 合成ペプチドが、末端ペプチドアξノ基及び/又はカルビキシル基のイオ ン電荷を除いて、正味で正のイオン電荷を持つ請求の範囲第、22項記載のワク チン。 、24 ピコルナビールスが口蹄疫ビールスである請求の範囲第22項記載のワ クチン。 2タ ペプチドのアばノ酸残基配列が、アミン末端から約/’I/〜約l乙0の 位置の口蹄疫ビールスのvPlキャゾシツド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応す る請求の範囲第、2弘項記載のワクチン。 24 ピコルナビールスがポリオビールスである請求の範囲第、22項記載のワ クチン。 27 ペプチドのアミノ酸残基配列が、アミノ末端から約7g2〜約20/の位 置のポリオビールスのVPlキャグゾツド蛋白質のアミノ酸残基配列に対応する 請求の範囲第2A項記載のワクチン。 2g 生理的に許容できる希釈剤が、水及び補剤から成る群の一員である請求の 範囲第、22項記載のワクチン。 29 合成ペプチドが担体に結合されている請求の範囲第2.2項記載のワクチ ン。 30 担体が、キイホールアオガイのヘモチアニン、大豆凝集素、牛血清アルブ ミン、卵アルブミン、ビーナツツ凝集素、破傷風トキゾイド、ポリーL−リシン 及びポ!j−L −(Lys:Glu )より成る群から選ばれる請求の範囲第 2.2項記載のワクチン。 3/ 合成ペプチドがポリマーの繰返し単位の形で存在し、このペプチド繰返し 単位は酸化されたシスティン残基によって互に結合されてポリマーを形成してい る請求の範囲第22項記載のワクチン。 3.2 合成−?グチドが環状形で存在し、このペプチドの端は酸化されたシス ティン残基によって結合されて環を形成している請求の範囲第22項記載のワク チン。 33 抗W性ピコルナビールスキャデシノド蛋白質のアミン末端から、そのアミ ノ酸残基配列全長の約60〜約75憾に等しい距離に位置している、抗原性ピコ ルナビールスキャプシノド蛋白質上の領域のアミノ酸残基配列に対応する約20 個のアミノ酸残基の配列を含む合成抗原ペプチドに対して寄主動物中で生じたと ころの、ピコルナビールス科のビールスに対スル抗体。 341 サラK、ピコルナビールスの一つの属の少くとも二つのストレインと免 疫反応してこのストレインにより起こされる感染から寄主を保護することができ る請求の範囲第33項記載の抗体。 3夕 左から右へかつアミン末端からカルボキン末端の方向に書いて va IG l nThrArgHi sva lVa lGl nHls ( Arg)ArgSe rA rgse rGluSerSer (Thr) l  1eGluserPhe(ここでカッコ内のアミノ酸残基の各々は個々に、カ ッコの直属に隣接するアご)酸残基と代わることができる。)より成るアミノ酸 残基配列の一群の一員のそれに対応するアミノ酸残基配列を持つ抗原4プチドに 対して生じた請求の範囲第33項記載の抗体。 3乙 左から右へかつアミノ末端からカルボキン末端の方向に書いて yal(Ser又はGln又はX)Pro(Gly又はY)Asn(Z)Leu (Arc又1t”h Val)Arg(Ser又はAla)GlyAspLeu (Net又はPhe)Gln(Gly)Vat (Thr又はSer又はHis )Leu(l 1e)AlaGln(Ala又はPro)Lys (Arg又は Ala)Val (His)A+a(Vat)Arg(Thr又はLys)Th r(Gln又はHis)LeuPr。 (ここでカッコ内のアば)酸残基X、Y又はZの各々は個々に、カッコの直圧に 隣接するアだノ酸残基と代ることができ;そして −1!ゾチドアミノ酸残基配列中のX及び/又はY及び/又は2は独立に、カッ コの直圧に隣接するアミノ酸残基の位置におけるアミノ酸残基の不存在を示し、 それによって−!!グチド長は各々/、コ又は3個のアミノ酸残基の分だけ短縮 される。)より成るアばノ酸残基配列の一群の一員のそれに対応するアミノ酸残 基配列を持つ抗原波グチドに対して生じた請求の範囲第33項記載の抗体。 37 左から右へかつアεノ末端からカルボキシ末端の方向に書いて (1) ValProAsnLeuArgGlyAspLeuGlnValLe uAlaGlnLysValAlaArgThrLeuPro ;(2) Se rArgSerGlyAspLeuGlySerl leAlaAlaArgV alAlaThrGlnLeuPro 、及び(3) SerGlyValAr gGlyAspPheGlySerLeuAlaProArgValAlaAr gLeuPr。 より成るアミノ酸残基配列の群の一員のそれに対応するアはノ酸残基配列を持つ 抗原イゾシドに対して生じた請求範囲第33項記載の抗体。 3g 生理的に活性な形での請求の範囲第33項の抗体ならびに免疫反応の存在 を指示するための手段を包含し、該抗体は添加混合されたピコルナビールス抗原 と免疫反応して免疫反応物を形成し、該指示手段がこの免疫反応を知らせるとこ ろの、ピコルナビールス抗原の存在のテスト用の診断系。 39 指示手段が酵素を結合した第二の抗体を含み、この第二の抗体は上述の第 一の抗体に対して生じられたものであり、免疫反応物中に存在する第一の抗体に 結合しそして加えられた培養基と結合酵素との反応を測定することにより免疫反 応を知らせるところの請求の範囲第3g項記載の診断系。 llO指示手段が該抗体に結合された放射性元素を含み、免疫反応が放射性元素 を含有する免疫反応物の沈澱を起こすところの請求の範囲第3g項記載の診断系 。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH026410A (ja) * 1988-04-22 1990-01-10 Hoechst Ag 口蹄疫に対する合成ワクチンおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4140763A (en) * 1976-09-08 1979-02-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Vaccine for foot and mouth disease

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