JPS59500356A - 液体パーフルオロカーボンを用いた眼の治療剤 - Google Patents
液体パーフルオロカーボンを用いた眼の治療剤Info
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- JPS59500356A JPS59500356A JP50135283A JP50135283A JPS59500356A JP S59500356 A JPS59500356 A JP S59500356A JP 50135283 A JP50135283 A JP 50135283A JP 50135283 A JP50135283 A JP 50135283A JP S59500356 A JPS59500356 A JP S59500356A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
視覚を司る眼は、おそらく動物【(おけろ最も特徴的な器官である。眼は多くの
複雑な構成要素、例えば角膜、房水、水晶体、ガラス体液及び網膜刀・らなり、
これらの要素がそれぞれに高度に特殊化された機能を有することにより、総合的
な視覚に有意に寄与している。
残念なことには、視力を低下させ、及び(又は)半盲もしくは全盲を招きうる周
知の病理的障害を眼の各部分は受けやすい。このような病理的過程には、ガラス
体の数体及び混1蜀化、網膜剥離、緑内障、ならびに水晶体及び角膜の混濁化が
含まれる。
ガラス体rLはわずかに酸素化された透明体であって、大抵の動物では物理的に
はゲル状の物質である。このものは水を主成分とし、眼の後層をaたしている。
ガラス体液は目に形を付与し、光を通し、そして網膜を詠絡[tC対して支持す
る半固体である。もし、ガラス体液が物理的に便化し、スは不透明になると永久
的に盲目(/rcなる恐れがある。例えば、老化に伴ってしはしば九こることで
あるが、ガラス体が一部液化すると、その保持能力か低下し、網膜剥離が起こり
うる。網膜剥離が合衆国では盲目の主安原因であることは周知の事実である。
また、ガラス体液は、細胞浸潤もしくに出血が直接原因となって混濁することも
ある。細胞浸潤は、ガラス体を取巻く組織の炎症過程の多くに普通起きる現象で
ある。炎症の結果として、ガラス体の混l蜀退化が見られる。またガラス体の出
血も特に塘尿病患者にきわめて普通に見られる現象であり、そして網膜毛様体が
崩壊したときに起こり、ガラス液中への出血によって広い混濁領域が生じる。し
かし、多くの他の組織と異なり、ガラス体は部面性( avoscular )
であって、充分な大食細胞( macrophage ) を含んでいない。従
って、外来薬剤又は血液ががラス体(て浸入すると、それらは永久にガラス休日
に留まり、そのために一部又は完全な視覚障害を招くことπなる。ケゞル状物質
の液化又は混濁化を起こすいずれの疾病においても、過当l物質によるガラス体
液置換が要求される。
過去数年に亘り、ガラス体を外科的に除去し、ガラス一体を代用物質に置換える
ことが行われたが、それらの代用物質が最適物質に及ばないことが認められてい
る。塩@液、動物から採取したガラス体,液、を髄液をはじめ、所望の注状を有
すると考えられる他の物質を包含する種々17′)液体によるガラス体置換が行
われた。
0、H.Peyman 、E.S.EriC:roson及71 D.Pt.l
y+ay による[ガラス体置換の物質及び技iKついて」( A Rev1e
wReplaCemen”−) ;5uryey cf OphZjThalm
OIOg−y’ 1 7 +41〜51頁(1972年)。ガラス体液の一部置
換(tC/IJ コ−7油(種々の粘度を有するジメチルンロキサ/)を用いて
成功した例もあるが、置換後長期f亘る病理学的変化(C起因し、応用は疑わし
い。W、 S Zone +Jr、による「限外科学−(おける異物的形成術」
頁(1958年)。また、転成性化されたガラス体液、純粋なヒアルウロン酸又
はポリゾリン(polygelir+e )を利用した結果も報告されており、
そしてコラーケ″/の利用は依然として実験段階である。G1oor+セントル
イスのC,V、Mo5by社第7版270頁(1971年)。810C4’11
m1Ca ’et Biophyslca −Acta 156: 「ヒアルウ
ロン酸に関する研究」(5tqdies Or+ Hyaluronic、Ac
1d )、D、A、、5vann Kよる[オ/ドリノ) t 力cn ヒアル
ウロン酸の製造と性質J (T:qePreparazicn AndProp
srles○f Roaster Camb HyalurOniCAc1d
) 。
17〜ろ0頁(1968)及びBa1azs に対して1979年2月27日付
で発行された米国特許第4,141,973号明維書。
現在入手しつるがラス体置換物のうち、塩浴液、/リコー7油及びヒアルウロン
酸が主として用いられるが、それぞれ固有の主な欠点を有していて、最適な代替
物には及ばない。塩溶液は、網膜又は視神経と容易に相客することなく、若干の
視覚の壊変(disintegraticn)、視神経末梢部の変化及び網膜病
変を起こす。またノリコーン油は毒性を存することに加え、小液滴に乳化及び分
解して、[フィンンユエング化J (fish egging )としはしけ呼
ばれろ現象を起こし、混濁度を高める。最後のヒアルウロン酸ハキわめて冒価で
あり、生産することが困難であり、しかも粘度が固定されている。ヒアルウロン
酸はオントリのとさかから誘導されるので、その供給源は制約される。
現在使用されているガラス体代替術で最もよく知られているのは、空気、窒素及
び六弗化硫黄のごときガスを用いることである。ガラス体中にがスとして用いら
れた最初のフルオロカーボンは、オクタフルオロシクロブタン又はパーフルオロ
シクロブタンであった。
C,M−、Vyganzas % G、A、Psyman 、 M、J、Dai
ly及びE、S。
Fr1csonによる[ガラス体置換用のオクタフルオロンクロブタンその他の
ガス類J (0czafluorccyclo’ou′taneAnd 0zh
er ()ases For Vizreons Replacemenz )
、Archives of Ophthalmology 90 + 235−
236頁(1973年)。さらに最近になって試験された他のパーフルオロカー
ボンがス類は、パーフルオロメタン、パーフルオロエタン及びパーフルオロプロ
パンである。
H,Llncoff 、J、Mardirassiap 、A、Lineoff
。
P、Liget−b 、 T、IWamOlO及びF、Ja、kobjec K
よる「3種類のパーフルオロカーボンがスのガラス体内寿命」(IntraVI
Lrecll Long、avlzy Of Thres F−erfLacr
cニー、arbonGISss ) 、 ArChxve’s cf opht
h81moxog’y 98 、1610頁(1980年)。また、パーフルオ
ロ−n−ブタンやパーフルオロインブタンも研究された。C,M。
Vygantas vcよろ「ガラス体置換物としてのオクタフルオロンクロブ
タ7 (C,F8)ガス」[0CtafluOrOcyCLObutaneらの
ガスが用いられるのは、それらが生物学的に不活性であり、水に溶解せず、そし
てきわめて徐々に膜を通過するためである。従って、これらのガスはガラス体中
の血中ガス(02、CO2、N2)と平衡化し、数時間又は数日後に平衡状態冗
到達する。最終的に到達する平衡は、特定のガスならびに血中ガスの分圧の関数
である。しかし、パーフル万ロカーボンがスは圧縮可能であるため、ガス圧力か
不質的て一定であるときに限り平衡状7(g−保たれる。例えば飛行機に乗って
いるときにはガスの容量か増大し、又大抵の麻酔用ガスは身体組織中に急速に拡
散するので、麻酔中にもそれらのガス容量は変化する。弗素化された麻酔剤は、
特に核雑なガス−蒸気量平衡を代表するものである。なかんずくこれらの望まし
くない性状に起因し、パーフルオロカーボンがスはガラス体置換物として最適と
はいえない。しかしながら、上述したごときガラス体置換に関しての考慮に値す
る研究がなされたGでも拘らず、ガラス体の複雑な糖蛋白に対して理想的なゼラ
チン状の代替物は見当らない。公知のガラス体代替物は完全なものとはいえず、
手術後に合併症を起こし、全盲を招く恐れがある。そのようなわけで、透明不活
性で、長持ちし、そして長期間粘性を保つ代替物の導入が困難であるため、ガラ
ス体代替物は評判を落した次第である。
網膜は眼球の最も奥にある膜層であって、光による刺戟を受入れる神経要素を含
んでいる。網膜剥離の現象は、網膜がその膜層から詠絡膜へ物理的(で分離する
現象である。網膜剥離を起こす最も重要な要素は、ガラス休退縮として普通知ら
れているガラス体の液化及び収縮である。さらに、ガラス体の収縮によって起き
るがラース体退縮は、網膜剥離を滲い、あるいは伴わない網膜裂離(retin
al zear ) を生じる。この網膜剥離を伴い、あるいは伴わない網膜裂
離を治療する方法は現在6通りある。第1の方法は、輩膜バンクリング(肘絡膜
の前部壁体を網膜の後側に強制的に押しつける)であって、この方法は網膜裂離
及び網膜剥離部分の外側を取囲むバンドを利用する。また、網膜剥離の場合、ガ
ラス体腔からガラス体ケゞルを完全に除去する7
方法も利用される。しかし、この方法は極端なケースのとぎのみ利用されろ。第
3の方法では、患者は腹這いに寝て医師が眼の後層に空気泡(ガラス体液よりも
低い比重を有する)を導入し、剥離した網膜を肪絡膜に強制的に押しつけろ。し
かも、患者は、多分なん日間も初期恢復段階を通じて腹這いKなっていなくては
ならない。これらの6通りの治療法は、すべて患者及び医師の双方にとってわず
られしいものであり、極端な治療法でもある。
房水は眼の内部で生成される流体であり、角膜と水晶体との間にある前房を満た
している。房水は絶えず生成されるので、その生成及び眼から流出する速度は眼
内圧力の一定直線水準に正比例する。「緑内障」というのは、高められた眼内圧
力と房水を流出させる眼の能力低下とに関連しておこる。従って、網膜に異常な
高圧がかかり、豚絡膜及び網膜の血行障害をおこし網膜乳頭がゆがんで凹形fヒ
し、その結果盲目Klる。
現在とられている緑内障に対する主な治療法は、房水生成率を低下させる薬剤の
点眼である。この治療法は、房水が生成される速度を遅くする方法である。しか
し、緑内障の場合に房水を完全に置換することが可能のよう匹思える。ただ、房
水を置換するには、適当な物質を探す必要がある。今までのところ、代替物てよ
って房水を置換する試みはなされていない。
角膜及び水晶体は通詣透明であって、眼の光学系に特表昭59−50(135G
(4)
対して屈折表面をもたらす。角膜又(・マ水晶体の透明度が変化すると、網膜像
の鮮明度が著しくそこなわれる。
しかしながら、角膜及び水晶体は、それらが冒されやすい疾病が原因となり、透
明度を失って混濁化しゃすい。現在のところ、角膜及び水晶体の混濁部分を外科
的に除去している。また、例えば白内障の手術では水晶体が完全に除去されるこ
ともまれではない。角111E及び水晶体内の混濁領域の外科的処置には、望ま
しくない厄介な問題の派生することがよく知られている。さらに、混濁部分の除
去がうまくいったにしても、恐らく視力に障害が残り、それを補正することが不
能なこともありうるであろう。
以上に記載した種々の眼病及び現行治療技術についての略記から、視力が恢復あ
るいは保護されるような方法の開発が要望されていることは明白であるといえる
。
発明の概要
液体のパーフルオロカーボン及びその置換誘導体が、ガラス体液又は房水の代替
物として用いうろことが見いだされた。また、この種の液体を角膜又は水晶体内
の混濁部分に強制注入し、該部分を透明化することによって視力を恢復させるこ
とも可能である。これらの液体をガラス体の中に導入し、ah剥離(破裂、ri
p)又は剥離を治療することができる。他の放射線不透液体を眼内に導入し、診
断に利用することもできる。
本発明は、眼科疾病におけるパーフルオロカーボン液及びその置換誘導体の利用
に関する。バーフルオロカーボ/は、眼内液体の有益な代替物であると同時に角
膜及び水晶体の透明化剤でもあることが見いだされた。これらの液体を実験動物
の眼の中に導入したところ、ガラス陣液及び房水の代替物として、及び透明化剤
として機能することが認められた。これらは有用な代替物であることが立証され
、またこれらの液体で処理された実験動物は、処理後止層な視力を保つのみでな
く、正誰な生活をいとなむことができる。さら匠罵くへきことは、パーフルオロ
カーボンは眼、特に角膜及O・水晶体、ならびに後層及び前房内に無期限に保留
されろ。これらの発見事項をはじめ、他の事項について以下に詳しく説明するこ
とにする。
パーフルオロカーボン液は、透明又は光透過性であり、不活性であり、永久に粘
稠性であり、そして一定の粘性及び弾性を有するように化学的に設計しつるもの
であるのが望ましい。さらに生のフルオロカーボンは、水、房水又はガラス体液
に較べて少なくとも20倍の竣素及び二酸化炭素溶解力を一般に有しており、零
の膠質浸透圧(ガラス体液のごとく)を有し、水よりも濃密であり、血液及び水
と混和せず、そしてオートクレーブで滅菌することができる。従って、これらの
液体は一風変わった化学的性質と物理的性質とを兼ね備えており、眼科的疾病に
用いて特異で、予想外で、かつ、有利な効果を上げる。適当なパーフルオロカー
ホン液及びその置換誘導体の例には、パーフルオロオクチルプロマイ)’ (P
FOE)、バー フルオロ1−メfルデカリン(BF2 )及びパーフルオロ1
,3−ジメチルアダマンタンとパーフルオロトリメチルピノクロ〔6゜3.1
iノナンとの混合物(DAWN )がある。
従って、パーフルオロカーボン液がガラス体液及び房水の代替物として理想的で
あることを発見したこと(て本発明は一部基づくもσ)である。それらは、不活
性であり、透明もしくは光透過性であり、そして耐久性を有する。そのようなわ
けで、出血及び炎症経過後Vこおける混濁又は不透明化したガラス体の交換とい
った眼科疾患治療VCおいて懸案となっている要望にこれらの液体は充分応えろ
ものである。本発明における別の重要な発見事項は、これらの液体パーフルオロ
カーボンを角膜又は水晶体内の混濁領域に導入することVCより、障害された視
力を高めるための1窓」(WinLiOW )をそ−の中に設けうろことである
。系ビくべぎここ、こは、これらの窓(・;かなり永久的であり、組織内に定着
される。
さらにまた、比重が1よりも犬ぎいこれらの濃密な化合物は、網膜裂離又は剥離
の治療用に理想的である。
例えば、網膜剥離患者の手術又は治療中、医師は仰臥し、そして患者は起生の体
位をとる。これ((幻し、このような処置に本発明の液体を用いるなら(寸、剥
離した網膜を訪5絡膜に対して機械的に支持することができろので、処置σ)間
、患者は仰臥し、そして医師は正常位において立ち、又は坐って施術することが
できる。
所望により、網膜の結着がすんだ後、これらの新規液体は簡単に取除くことがで
きろ。
本発明の別の態様においては、眼内構造のX線観察を行うための放射線不透剤と
して、置換パーフルオロカーボン液、例えばPFOBを眼内に導入することがで
きろ。このような診断技法では、不活性な液体を用い5ることが特に必要とされ
る。
パーフルオロカーボン及びすべてのその誘導体は、広義に「液体」と名づけられ
る。本明細書で用いる「液体」という用語は、液体、エマルジョン及びデルのご
とく、固体又は気体の状態にない化合物((対するW称である。用語[パーフル
オロカーボン]は、炭素の「環式」又は「非環式」化合物を意味する。一方、「
その置換誘導体」という用語は、酸素、窒素及び臭素等の化学的元素をその構造
内に置換基として有するパーフルオロカーボッを表わす。また「パーフルオロカ
ーボ/」という用語は、炭素原子鎖もしくは環、及びすべての炭素側鎖基に結合
したすべての水素が弗素で置換されていることを示すものであることも特記すべ
きである。この種の化合物の製造過程において、実質的に弗素化されたにすぎな
い誘導体の小割合量が完全弗化化合物中に混入することが考えられる。活性水素
の存在により、化合物の毒性が高められろような場合であっても、すべての水素
の完全置換が行われなかったことに起因して本発明の液体パーフルオロカーボン
の本質的特徴がそこなわれない限り、前記の混入事態は許容される。用いること
ができるパーフルオロカーボン化合物の中に含まれるものとして、パーフルオロ
トリブチルアミ/(Fe12) 、パーフルオロデカリン(PP5)、パーフル
オロテトラヒドロフラノ(Fe12)、パーフルオロエーテル(PID)
〔(CF3)20FOCF2(CF2)20F200F(CF3)2〕、パーフ
ルオロエーテル(PIID)
〔(CF3)20FOCF2(CF2)6CF200F(CF3)2〕、パーフ
ルオロポリマー(Eろ)
flF3
CCF、CHF(OCF2CF) 20CF2CF2CF3]、パーフルオロポ
リマー(E4)
CF3
〔CF3CHF(OCF20F)2oCF2CF2CF3〕、パーフルオロエー
テルポリ? −(Fcmbllp y/ 01 )、パーフルオロドデカン、パ
ーフルオロビンクロ〔4゜3.01ノナノ、パーフルオロトリメチルシクロヘキ
サン、パーフルオロイソプロピルシクロヘキサン、パーフルオロエンドテトラヒ
ドロシンクロペンタジェノ、パーフルオロカーボンタ/、パーフルオロエキソテ
トラヒドロジンクロペンタジェン、パーフルオロビンクロ〔5,ろ、a、〕デカ
ン、パーフルオロテトラメチル/クロヘキサン、パーフルオロ−1−メチル−4
−イノゾロピル/クロヘキサン、パーフルオロ−n−ブチル/クロヘキサン、パ
ーフルオロジメチルビンクロ〔口、ろ、i、〕ノナノ、パーフルオロ−1−メチ
ルアダマメタノ、パーフルオロ−1−メチル−4−L−ブチル/クロヘキサン、
バーフルオロテ力ヒトロアセナフタレノ、パーフルオロトリメチルビンクロ〔ろ
、3.1 、〕ノナン、パーフルオロ−n−ウンデカン、パーフルオロテトラデ
カヒドロフェナンスレン、パーフルオロ−1,3,5,7−チトラメテルアダマ
ノタノ、パーフルオロドデカヒドロフルオレン、パーフルオロ−1,3−’;メ
チルアダマンタン、パーフルオO−n−万タチル/クロベキサン、バーフルオロ
−7−メチルビ7クロ〔4,ろ、0.〕ノナン、パーフルオロ−F−ジイソプロ
ピルシクロヘキサン及びパーフルオロ−m−ジイソプロピルシクロヘキサンをあ
げることができろ。
本発明のパーフルオロカーボン液が[生のJ (、eaZ)パーフルオロカーボ
ン液で構成されていてもよいし、パーフルオロカーボン同志又は他の溶剤とのエ
マルション、懸濁7r!L又は溶液で形成されていてもよいことを理解すべきで
ある。例えば、パーフルオロ−1,6−シメチルアダマ/タノは帛態で固体であ
るが、パーフルオロトリメチルビアクロ〔6,ろ、1.〕ノナンと混合する4
と、液体、すなわち、D fi−WNが形成される。また、パーフルオロカーボ
ン液を水に乳化させると、乳状、又はとぎによっては、清澄もしくは透明な液体
、エマル7ョン、ゲルもしくは溶液が得られ、これらは本発明に用いるのに好適
である。もちろん、ガラス体の代替物として理想的であるためには、透明である
ことが望ましい。一方、全熱ないよりは視力がよくなるので、多少乳状である液
も利用可能である。網膜治癒の外科的処置に液体を用いる際には、透明性(工重
要でない。
要するVこ、「液体」状態の種類として、純粋な液体のパーフルオロカーボッの
ほか、他の媒質中におけるパーフルオロカーボン化合物のエマル7ョン、is、
i濁液等が含まれる。従って、米国特許第3,911,138号及び第4.10
5,798号各明細書に開示されているパーフルオロカーボンのエマル7ョン又
は懸濁液は、本発明に用いるのに適した液体としてここに参照すべきである。目
下のところ好ましい成る種のパーフルオロカーボン液を次の表IK示す。
15
1情昭59−500356(6)
さらに、目下好ましい他の液体パーフルオロカーボンは、パーフルオロトリブチ
ルアミン(Fe12) 、パーフルオロテトラヒドロフラノ(Fe12)、パー
フルオロエーテル(p丁D)、パーフルオロエーテルーフルオロポリマー(Eろ
)、パーフルオロポリマー(E4)、パーフルオロエーテルポリ? − (Fo
mblin ylol)及びパーフルオロドデカンである。
前記のパーフルオロカーボンは、周知力化学的又は電気化学的方法のいずれによ
っても合成できる。化学的方法による場合、明確な沸点を有する、構造公知のか
なり純粋な物質が得られる。−万雷気化学的方法では、異性体の混合物を生じや
すいが、液体は明確な沸点を有する。ガスクロマトグラフィーを利用することに
より、充填カラム法又は毛管力ラム法のいずれによっても各液体を定性すること
ができる。ガスクロマトグラフィーで各化合物を定性するための標準は次のよう
にして作られる 2μl の生の液体を密封瓶内の120m6の空気に加え、蒸
発させて保存標準を製造し;蒸発により、保存標準からの蒸気120μl を別
の密封瓶内の空気120mglC加えて実用標準を製造し:測定される試料をこ
の実用標準からとるので、典型的な試料には、標準1 ml当り16.7ピコリ
ントルのパーフルオロカーボンが含まれる。しかし、毛管カラム法では、試料を
26.1の割合で分割するので、試料のわずかl/23 のみが実際に測定され
る。表nに示すごとく1保持時間( re−benLlon −ulme )
i工、大発明r0いもれる各液体について、きわめて定性的である。
らに、各化合物の付加的な特有ピークを定性する式は、充填カラム法に較べて毛
管カラム法の力が敏I、ある。従って、毛管カラム法を用いろことにより、合物
をいちたんと正確に定性することができろ。
8
5祁募蓼邸蓼語 5あ募5祁
(
上記のバーフルオロカーボ/はいずれも酸素及び二酸化炭素に対すや高度の溶解
力、不活性度及び透明度を共通的に有し、眼科疾患の治療、例えばガラス体交換
のためQて眼内に導入するのに遍している。特定のバーフルオロカーボ/又は前
記誘導体によって例示された液体群に属するパーフルオロカーボン混合物を不発
明の原理に従って用いることができろ。他のフルオロ基含有液に較べ、本発明の
液体がすぐれている因をなす一つの主要性能は、それらをRES−嫌悪性にする
化学的構造である。これらの化合物は、本発明者による米国特許第3,911,
168号明細書において、「パーフルオロ7クロカーボン」、特にパーフルオロ
(メチル/クロヘキサ/)、パーフルオロ(1,3−ジメチル/りロヘキサン)
、パーフルオロ(デカヒドロナフタレン)、パーフルオロ(デカヒドロ−1−メ
チルナフタレン)及びパーフルオロ(デカヒドロジメチルナフタレン)、もしく
はそれらの混合物、過弗素化されたビンクロノナ/、過弗素化されたビンクロオ
クタン、過弗素7ヒされたアダマンタン炭化水素、パーフルオロメチルアダマン
タン及びパーフルオロジメチルビンクロC3,3,1、〕ノナン、パーフルオロ
ンメチルアダマ/タン及びパーフルオロトリメチルピノクロ〔口。
3.1 、〕ノノナンパーフルオロテトラヒドロジ/クロペノタジエン及びパー
フルオロピノクロC5,3,。
O1〕デカン、パーフルオロテトラヒドロジンクロペ1
/タジエン、過弗素化されたビンクロノナン、過弗素化されたビシクロオクタン
、過弗素化されたアダマンタン炭化水素、パーフルオロメチルアダマンタン及び
パーフルオロジメチルビンクロ〔ろ、5.1 、’33ノナンパーフルオロメチ
ルアダマンタン
、オフトリメチルビ/クロ[3,3,1,Eノナン、ならびにパーフルオロテト
ラヒドロジンクロぺ/タジエ/及びパーフルオロビ/り口〔5,ろ、0.〕デカ
/として定義されている。RES−嫌悪性の過弗素化された液体は、動物の体内
、特に肝臓内に蓄積する量が少なく、牌臓及び腎臓への蓄積量も少ない。このよ
うな液体は、器官細胞内に永久に固定されることがないので、上記の事実は意義
深い。この部類のパーフルオロカーボアには、眼内に導入するのに好ましい別の
性質も備、iっっている。約35℃で約1〜約25トールの範囲内の蒸気圧を有
するパーフルオロカーボ/又はその混合物を用いるのが好ましい。従って、この
種の液体又は混合物はRES−嫌悪性であると同時に、細胞から脱出した際に動
物の組域内に有害なガス蓄積を起こすことがない。
その最も広い視野において、本発明の方法は、眼科疾患の治療のために、液体パ
ーフル万ロカーボ/の眼内ど1人を包含する。3種々の注入法を用い、液体を眼
内構造中6・こ導入することができろ。例えは毛様体平面部(p、ars pl
ana C11l’ariS )を通して針を挿入することにより、生の液体を
房水又はガラス体液中に注入することができ、そしてパーフルオロカーボン液を
徐々に導入することができる。目的は、生の液体を前房又は後層内に導入し、小
液滴に分散させる(フィッノユエング化させる)ことなく、1個の大きな容積を
形成させることである。パーフルオロカーボン液の凝集力がきわめて高い、すな
わち、該液体が強力な癒着性を有しているため、フインンユエング化現象を回避
することができる。フィンンユエング化は代替物の濁り度を高め、視力を妨げる
。−1:た、勤ll水閉鎖を防ぐため、ろOmmをこえる眼内圧力を回避すべき
である。/エンツ眼圧計(5ChlOZZ Tonome−uer )又は他の
針を用いて眼内圧力を監視することができ、または注入を一時停止してノリ7ジ
内の圧力を監視することによってもそれを行うことができる。前房又は後層内に
液体を導入することにより、眼内圧力が一時的に上昇することが予想される。し
かしながら、眼内の流体の動力学的状態、すなわは、静水力学的な力、浸透力及
び膠質浸透力の相互作用により、上昇した眼内圧力はすぐに正渚に戻る。また、
BaLazs に対して1979年2月27日付で発行された米国特許第4,1
4 C973号明細書に記載のごとく、液体を前房又は後層内に導入することも
できる。この方法は、屠肉の液を1個のフリンジで抜取り、第二の/す/ジから
液体導入を行う。単−注入法におけるととく抜取・注入を行う方法(・工、ゆっ
くり行5のが望ましい。液体を角膜又は水晶体内。て導入するときは、単−又は
多重注入法によって少量を導入する。
例えば老化、細胞浸潤及び出血によってガラス体の液化又は混濁化が起きた場合
、前記のごときガラス体液の置換が適用される。パーフルオロカーボンti体ハ
、ガラス体液代替品として最適である。これらの液体は、置換されるべきガラス
体液と同じ物理的性質を有するように有利に設計することができる。例えば、容
量、透明度、稠度、剛性度ならひに粘弾性、すなわち、粘度と弾性とをすべて液
体のプレバレー/フンに組入れることが可能である。ほかにも利点があるが、そ
の中でもこれらの液体は、同じような屈折率、酸素及び二酸化炭素(て対する高
い溶解力を有し、血液及び水と混和せず、凝集力を有し、そして不活性である。
パーフルオロカーボンは一般に血液及び水と混和しないので、置換ガラス体液中
に将来細胞浸潤又は出血が起こっても、それをきわめて容易に除去することかで
きる。さらに重要なことは、他の現行のガラス体液代替物に見られる欠点が、パ
ーフルオロカーボン液を用いることによって解消されろことである。従って、こ
れらの化合−を用いることにより、現行代替物で惹起されると知られている弊害
を伴うことなしに、一部又は完全に障害を受けた視力を恢復させろことが可能で
ある。パー 7 ルオロカーボン液とヒトのガラス体液の物理的性質を比較する
ため、表1と表■とを見較べられたい。
容量 ろ、9 mt o、25 ml
水分含有量 98〜99.7% −m−P)+ 7.5 −−−
比重1 、[]053 xl 、0000屈折率 1.3349 1.3336
粘度
(水に対比して)−−−1−025〜1.040流量 2tti/分
浸透圧 3〜5ミリ万スモル/l
液の状態 ヒトロケゞル 液体
前記の表04ら判るとおり、これらの液体を眼の房水置換に使用することもでき
ろ。特異の凝集性を有するため、パーフルオロカーボン液は前房内に無期限に残
留する。換言するに、これらの液は房水と混和せず、かつ、癒着能力を有するた
め、前房から流れ出ることがない。しかし、新たに生成される房水は、前方から
絶えず排出される。さらに、これらの液体は不活性であるため、角膜又は水晶体
と相互作用することがない。
またこれらの液体の屈折率は、房水のそれにきわめて似ている。従って、この種
の液体は、房水代替物として最適候補者である。ヒトの房水とパーフルオロカー
ボッ液との物理的性質を比較するため、表1及び表■を参照されたい。
角膜又は水晶体内の混濁領域をこれらのパーフルオロカーボッ液で治療すること
ができる。前述したようにこれらの液体を角膜又は水晶体内の混濁領域に導入し
、その甲に透明な小さな窓を設けることができる。
従って、これらの液体の透明化作用により、角膜又は水晶体内の混濁領域に起因
して一部又は完全に障害された視力の改善が可能となる。それ故、パーフルオロ
カーボッ液の有する不活性、透明性及び高癒着性といった特異の性質に起因し、
これらの液体は、角膜又は水晶体内に使用する透明化剤として理心的なものであ
る。
綱膜剥離の場合には、パーフルオロカーボッ液ヲ治療法に用いることが有意義で
ある。パーフルオロカーボッ液は不活性であり、そしてさらに重要なことは、ガ
ラス体液よりも密度が大きいため、患者が仰臥したままで生の液体をガラス体内
に導入することができる。
この機構は、濃密なパーフルオロカーボン液が剥離した網膜の前面と遭遇するこ
とにある。その際、濃密液)′l!、車カニてより、剥離した網膜を圧迫して網
膜の再結着を可能(lこする。このような治療法の有意性により、網膜の再結着
が確認されるまで、患者は仰臥した姿勢で治療を受け、そして恢復をはかること
ができる。
置換基を有するパーフルオロカーボン液、例えばパーフルオロオクチルブロマイ
ドを動物の房水又はガラス体液中に導入し、放射線不透剤として利用することが
できる。すなわち、この種の液を用いることにより眼内組織のX線写真をとるこ
とができる。
本発明、その原理及び目的は、眼の解剖図である図面を参照しながら下記の実施
例を閲読することによってさらに理解されるであろう。図面は説明するまでもす
<、眼の多くの構成要素を示したものである。房水は前房内に含まれ、一方ガラ
ス体液は後層、すなわちガラス体内に位置している。図面には示してないが、毛
様体平面部は毛様体の内側表面の後側2/3を構成し、そしておおむねなめらか
に見える。毛様体平面部が、眼内ニ/す/ジを導入して房水及びガラス体に到達
させるだめの挿入部位であることを特記すべきである。
以下の例(・ζ、実験動物の眼内(lcおけるパーフルオロカーボッ液及びその
置換誘導体の使用例である。
例1
パーフルオロオクチルブロマイド(PFOB )を含む単一注入を麻酔させた生
きたネコの眼内に導入した。小形/す7ジ及び26番ゲージの針を用いた0、2
m1.の注入を眼の前房内に対して行った。肉眼で見ながら注入で満たされるの
がよく判った。置換された房水は、恐らく正常通路を経て血中に排出されたもの
と思われろ。
房水よりもPFOBは比重が太きいため、導入された液体はAf1房の下半分を
占めた。従って、PFOBと水晶体及び角膜との相互作用の監視を眼の下半分に
ついて行い東上半分は対照領域として観察することにした。眼の状態は良好であ
ると見うけられた。さらに、PFOBの放射線不透性を利用し、ネコの眼のX線
撮影を行ったところ、PFOBがネコの前房の下半分に存在し、有害な影響を与
えていないことが確認された。約1年後においても、有害な影響は観察されなか
った。
例2
DAWN (パーフルオロ−1,ろ−ジメチルアダマンタンとパーフルオロジメ
チルビシクロしろ、6.1iノナン)を含む単一注入をウサギの両眼内に導入し
た。
小形のシリンジと27番r−ジの針を用いて0,4m6の注入を左目の内房内に
行い、別の小形シリンジと27番ケゞ−ジの針を用いてQ、1mlの注入を毛様
体平面部を介して右目の後層内に行った。少なくとも約1年後において、培地及
び基底部は両眼とも正常であった。混濁化は起こらず、そして正帛な血管が観捺
された。
PP9’(パーフルオロ−1−メチルデカリ/)を含む単一注入をウサギの左目
の角膜及び右目の水晶体内に導入した。ノ1ミルトン(Hamiltoa )
のシリンジ及び30番ケ8−ジの針を甲いて8μl の注入を左目の角膜内に、
また別のノ・ミルトン/リッジ及びろO番ケゝ−ジの針を用いて17μで の注
入を右目の水晶体内にそれぞれ導入した。約2箇月後、眼の構造になんら変化が
認められず、そしてPP9は依然として目視可能であった。約5箇月後、眼は依
然として透明であった。
補正書の翻訳文提出書(持″1法第18・1条の7箇1項)昭和58+r−11
月14日
特許庁長官 殿
1・ 特許出願0表示 PC!T/US3ろ10Oろろ62、発明の名称 液体
パーフルオロカーボンを用いた眼の治療法
3、特許出願人
居 所、 〒100東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビルヂング3
31
請求の範囲
tl)眼の疾舒な治療するに当り、液状のパーフルオロカーボア又はその置換誘
導体からなる液体を該疾患の冶僚、τ有功な量で眼内に導入することを特徴とす
る治療方法。
131 前記の、′仮体で前記のガラス体孜を実質的に置換する請求の・範囲2
の方、去。
(4) 前記のガラス体質中への前記液体の導入と、前記の眼からのガラス体質
の取出しとを同1時に行う請求の・範囲−2の方、云。
(6) 前記のg体I((よって前記の房水を実直的に置換する請求の範囲5の
方法。
・8) 前記の角膜内、τ実戚的に透明な芯を形成するのに光分な計で前記の液
体を導入する請求の範囲7の方法。
jlo) 前記の水晶不同に実質的に透明な窓?形成するのに光分な鼠で前記の
液体を導入する請求の範囲9の方法。
on 前記のパーフルオロカーボン又はその首換誘導庫か、生の、吸体、エマル
ション、rル、浴液及び、酢1%奴からなる群から選ばれた物理的状態にある請
求の犯1用1の方法。
+121 +iiJ記の液状のパーフルオロカーボンかパーフルオロ/クロカー
ビンである請求の範囲1の方法。
■ 前記の液状のパーフルオロカーボンが放射線不透性である請求の範囲1の方
法。
ll51 臭素化されたパーフルオロカーボン及び沃素rヒされたパーフルオロ
カーボンD)らなる群から前記のパーフルオロカーボンを選ぶ請求の範囲14の
方法。
161前記の敵状パーフルオロカーボアノがパーフルオロオクチルブロマイドで
ある請求の範囲14の方法。
t171 動物の眼の網莫仄舒を治療するに当り、液状のパーフルオロカーボン
又はその置換誘導不っ・らなる液体を前記の眼のガラス体の中に導入し、該液体
によって網膜が眼の詠絡、漠に対して床付されて該網膜が治療される手段がもた
らされる坏位に該動物を置き、そして前記治療を達H,する間、該動物を該体位
に保つこと乞特漱とする冶摩方法。
(]81 前記の網4漠疾叡が網、漠ψ1]離又は網5臭表雅のいずれかである
請求の範囲17の方法。
091@記の治療か丁んだ後、前記の液体乞前記のガラス体から除云する請求の
範囲17の方法。
+2Ql 放射線不透性で液状のパーフルオロカーボン又はその置換誘導不を成
射國不透注か演出されるのに光分な量で眼内に導入し、そして処理された眼の放
射[株]不透性乞・咲出することを特徴とする診断方法。
12D 臭素化されたパーフルオロカーボン及び沃素fヒされたパーフルオロカ
ーボンからなる群から前記の液状のlく一フルオロカーボンを選ぶ請求の*a
囲20の万1
法。
ニ前記の版状のパーフルオロカーボアが/々−フルオロオクチルブロマイドであ
る請求の範m20の方法。
■ 眼の疾患を冶、療するに当り、実質的に透明で液状のパーフルオロカルボ/
又はその置換誘導不を該疾4丙の/8療すて宵功な潰で眼内((導入することを
特徴とする/8僚方法。
@ 前記の液状のパーフルオロカーボアう″−/々−フルオロ7りロカーボンで
ある請求の・範囲23の方、去。
国隔調杏卸先
Claims (1)
- 1. パーフルオロカーボン又・+Xその置換誘導体からなる液体を眼内(C導 入することを特徴とする眼の治療方法。 2、 前記の勿体を眼のガラス体液中に導入する請求のIII+2囲1の万1去 。 ろ 前記のガラス体液を実雌的に置婁するためtc行う請求の・範囲2の方法。 4、@記の孜庫を導入する際に、前記のガラス体液乞眼から淑出丁請求の範囲2 0万去。 5 @記の液体を眼の房水中に導入する請求の範囲1の方法。 6 @紀の房水を実貞旧に置換するためHc行う言請求の・詑曲5の方法。 7 前記の液体を角膜内に導入する請求の範囲1の方法。 8、@記の角漠内疋透明な窓を形成するのに元方な孟て一前記の液体を導入する 請求の範囲7の方法。 9 前記の液体ぞ水晶体j召に導入する請求の範囲1の方法。 10、水晶不同に透明、を思を形成するのに元方な量で削a己の孜l不を4人す る3青求の犯(胡9の方法。 1 t iJ geのパーフルオロカーボン又はその置換誘導体が、生の1夜1 杢、エマル/コン、ケゝル、溶液又は慰、濁液からなる群から選ばれた物理的状 帖・;(ある請求の・範囲1の方法。 12、前記の液体がバーフルオロンクロカーボンである請求の範ig 1の万1 去。 136バーフルオロ(メチルシクロヘキサン)、パーフルオロ(1,5−ジメチ ルシクロヘキサン、パーフルオロ(デカヒドロナフタレン)、パーフルオロ(デ カヒドロ−1−メチルナフタレン)、/クーフルオロ(デカ上10ジメチルナフ タレン)、ハーフルオロゾメチルアダマンタン、パーフルオロトリメチルビシク ロ[5,5,1,〕ノナン、パーフルオロテトラヒドロシンクロペンタジェン、 パーフルオロビンクロC5,3゜0、〕デカ/及びパーフルオロジメチルビンク ロC5,5゜1、〕ノナン、又はそれらの混合吻fJ)うなる群から前記のパー フルオロシクロカーボ/を選ぶ請求の範囲12の方法。 14@記の液体が放射線不透性である請求の範囲1の刀、去。 156臭素化されたパーフルオロカーボン及び沃素化されたパーフルオロカーボ ンから前記の置換誘導体を選ぶ請求の範囲14の方法。 16前記の、f不がパーフルオロオクチルブロマイドである請求の範囲14の方 法。 17 冶僚の過程において、網膜を詠絡模(C対して保持するのに元方な重のパ ーフルオロカーボン又はその51 置換誘導体からなる液体をガラス体液中に導入することを特徴とする眼の@膜の 治療万、去。 18 剥離した網:漢に対して前記の治療を確し、そして治療中、剥離した網、 摸を詠硲莫に対して保持する請求の・蛇1胡17の方法。 19 前記の、倍速がすんだ後、前記の液体を亦云する請求の範囲17の万。去 。 20、放射線不透性の液状パーフルオロカーボン又はそ、の置換誘導体を眼の中 へ導入し、そして処理された眼の放射1靜不透注乞検出することを特徴とする診 断方・云。 21、臭素化されたパーフルオロカーボン及び沃素化されたパーフルオロカーボ ンから前記の置換誘導メを選ぶ請求の範囲20の方、去。 22 前記の液厚カ/〈−フルオロオクチルブロマイドである請求の範囲20の 方法。 26透明な液状のパーフルオロカーボン又はその置婁誘導木を1111円((導 入することを特徴とする眼の治黴方法。 24、前記の透明な液厚がパーフルオロシクロカーボンである請求の軸17]1 I25の方法。 2’5ノ:−フルオロ(メチルシクロヘキサン)、パーフルオロ(1,、!l− ジメチルシクロヘキサン)、パーフルオロ(デカヒ団ロナフタレン)、パーフル オロ(デカヒドロ−1−メチルナフタレン)、パーフル第1俵唱9−50035 6 (2) 口(デ刀ヒドロジメチルナフタレン)、パーフルオロジメチルアダマン/タン、 パー7ルオロトリメチルビシクロ ロジンクロペンタジェン、パーフルオロビンクロ[5。 6、0、〕デカン及びパーフルオロジメチルビンクロ〔ろ、 5. 1. 〕ノ ナン、又はそれらの混合物からなる群から前記のバーフルオロンクロカーボンを 選ぶ請求の範囲24の方,去。 26、パーフルオロカーボン又(まその置換誘導体からなる液体を前房、角膜、 水晶体及びガラス体からなる群から選ばれた眼の円部4盾内に導7(することを 特徴とする眼の治療方法。 2Z パーフルオロカーボン又はその置換誘導体からなる透明な孜不を導入する ことを特徴とする眼の.混濁角,漠を治療する方法。 28 前記の液体がバーフルオロンクロカーボンである請求の範囲270方法。 29 パーフルオロカーボン又し工その置換誘導体からなる透明な液体を導入す ることを特徴とする眼の混濁水晶体を治療する方法。 50、@’f己の孜不つ)バーフルオロンクロカーボンである請求の範囲290 方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US358055 | 1982-03-15 | ||
PCT/US1983/000336 WO1983003201A1 (en) | 1982-03-15 | 1983-03-14 | Methods of treating the eye with liquid perfluorocarbons |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59500356A true JPS59500356A (ja) | 1984-03-08 |
JPH0425019B2 JPH0425019B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=22174880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50135283A Granted JPS59500356A (ja) | 1982-03-15 | 1983-03-14 | 液体パーフルオロカーボンを用いた眼の治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59500356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63501501A (ja) * | 1985-09-10 | 1988-06-09 | ト−マス ジエフア−ソン ユニバ−シテイ | 網膜虚血の治療法としての眼球の酸素添加過フッ化性潅流 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159409A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-21 | サンテツク・インコポレイテツド | 傷の治療剤としてのペルフルオロカ−ボンの使用 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP50135283A patent/JPS59500356A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159409A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-21 | サンテツク・インコポレイテツド | 傷の治療剤としてのペルフルオロカ−ボンの使用 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63501501A (ja) * | 1985-09-10 | 1988-06-09 | ト−マス ジエフア−ソン ユニバ−シテイ | 網膜虚血の治療法としての眼球の酸素添加過フッ化性潅流 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425019B2 (ja) | 1992-04-28 |
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