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高粘性ヒアルロン酸製剤
JPS5857319A
Japan
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English - Inventor
Tadayasu Ogushi 大串 忠靖 Minoru Suzuki 穣 鈴木 Eiichi Hasegawa 栄一 長谷川 - Current Assignee
- Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
- GC Biopharma Corp
Description
translated from
り、その化学構造はグルクロン酸とN−アセチルグルコ
サミンがβ→3結合した反覆単位を持つ直鎖状高分子で
、この長い分子鎖は水溶液中では緩いフンダムコイ〃を
形成し、抱水して大きな分子容積を占め強い粘性を示す
。
、軟骨、皮膚、請帯などの結合組織の構成成分として組
織の柔軟性、構造維持、細胞の代謝調節などに重要な機
能を果たしている。ヒアルロン酸は、その粘性を利用し
て関節炎等の治療剤として用いられ、又眼科での前眼部
手術において、例えば白内障・緑内障手術、角膜移植、
人工レンズ移植などの手術時に、前房中に粘弾性を持つ
ヒアルロン酸ナトリウムのシェリーを注入して手術操作
を実施することによって、組*表面の損傷を防ぎ、縫合
などの手技を安全かつ確実に実施でき、また術後の癒着
を防ぐなどのために利用される。
には、ヒアルロン酸製剤が高粘性を保っていることが必
要である。
すべき成分について嫌々研究を重ねヒアルロン酸塩を非
゛電解頁で生理的等張化した1m溶解することによって
ヒアルロン酸の粘性を高めることに成功し友、シかもか
くすることによって、低濃度のとアルロン峻塩溶液ある
いは分子朧の低いヒアルロン酸塩(通常ヒアルロン酸は
高分子になる程粘性が高くなる)を用いても、高粘性ヒ
アルロン酸製剤が得られる。
にヒアルロン酸塩を配合してなる高粘性ヒアルロン酸製
剤からなるものである。
電解質を用いるものである。かくすることによって、ヒ
アルロン酸分子中のグルクロン酸のカルボキシル基が水
溶液中で陰イオンを形成する。このことによってヒアル
ロン酸分子中の陰イオン同士が反発してヒアルロン酸分
子の容積が大きくなり、ひいては高粘性が保たれること
になる。
等に注入して支障をきたさない程度に精製されたもので
あれば広く使用可能であり、またその由来は特に限定さ
れず、具体的には腑帯、硝子体、トサカ等が使用可能で
ある。−帯およびトサカ由来のヒアルロン酸は平均分子
量約150万〜200万であり、硝子体由来のものは平
均分子−約50万である。ヒアルロン酸の精製法として
は、特願昭56−134890号明細書記載の方法など
があげられる。
たとえばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属
塩、力〜シウム塩などのアルカリ土類金属塩などが列挙
される。かかる塩のうち、眼科用として使用する製剤に
ついては、眼房水の塩組成を考慮するとナトリウム塩が
適当である。
する場合には低分子(たとえば平均分子量約50万)ヒ
アルロン酸塩を用いるか又はヒアルロン酸塩を低濃度水
溶液として用いることか好ましい。これは以下の理由に
よる。卸したものであり、高粘性ではあるが、例えば眼
科領域での手術などに使用する場合、眼房水への拡散が
遅いため術後にしばしば眼圧上昇を来たす欠点があった
。一方、本発明製剤において低分子ヒアルロン酸塩また
は低濃度ヒアルロン酸水溶液を用いたものを眼科領域の
手術に適用した場合には、当初(手術中)はシェリー状
の高粘性であったものが、眼房水中の電解質と接触する
ことによって当該電解質由来の陽イオンとヒアルロン酸
中のグルクロン酸部分の陰イオンとか塩を形成して陰イ
オン同士の反発がなくなりシェリーの粘性は周辺部より
徐々に低下していって手術後には眼部こ分散(後記実験
例2)されるので眼圧の上昇を来たすことがない。
エチレングリコールなどの多価アルコール、ソルビトー
ル、マンニトールなどの糖アyコーμ、りμコース、マ
ンノースなどの糖類などがあげられる。
センチボアーズであり、かかる粘度を得るためには、と
アルロン酸塩をたとえば26優のグリセリン水溶液に溶
解する場合には、平均分子量150万〜200万のヒア
ルロン酸塩では2〜4%濃度であり、平均分子蓋50万
のものでは2〜4%濃度である。
塩液に溶解した場合と比較して、平均分子蓋150万の
ヒアルロン酸塩の場合には3/4の濃度で、また平均分
子量50万のヒアルロン酸塩の場合には、l/2の濃度
で目的の粘度を保有した製剤とすることが出来た(後記
実験例1)。
治療、前眼部手術、網膜剥離の治療等に使用でき、特に
眼科用として好ましい。本製剤は、一般に局所投与され
、例えば、関節腔、眼球内等に投与される。局所投与さ
れる製剤は、液状製剤が便宜的である。製剤化は、適当
な非電解質の水溶液中にヒアルロン酸塩を適量添加溶解
する方法、ヒアルロン酸塩に非電解質を加えてヒアルロ
ン酸を膨潤させておいて、水(好ましくは蒸留水)を加
えて溶解する方法などによって行われる。
、たとえばガラス製注射簡に封入しておき、好ましくは
間欠滅菌(通常80″〜100’Cにて)を行う。
記の実施例に特に限定されない。
用いた成分と粘度の関係を調べる実験をおこなった。水
溶液としては、生理食塩液あるいは26%グリセリン溶
液を用い平均分子量150万、及び50万のヒアルロン
酸を用いた。ヒアルロン酸溶液の濃度と粘度の関係をグ
ラフに示すと図−1の如くである。図−1において実線
は26%グリセリン液を、破線は生理食塩液を、黒丸は
平均分子量150万のヒアルロン酸ナトリウ4黒目角は
平均分子蓋50万のヒアルロン酸ナトリウムを示すもの
でありヒアルロン酸溶液の粘度はその分子蓋によって大
きく左右され、才た一定濃度までは濃度に比例して粘度
も徐々に上昇するが、ある濃度を越すとその粘度は急激
に上昇する。粘度が急激に上昇する濃度は、その分子蓋
によって定っているが、溶媒の組成によっても変化する
。即ち、非電解質を含む溶媒を用いると粘度が急激に上
昇するヒアルロン酸の濃度が低濃度側に移動するもので
あり、本発明はこの特性を利用したものである。
子蓋150万および50万のヒアルロン酸ナトリウムを
溶解し、両者とも1×104センチボアーズの粘度に調
製したものを試験管にとり、その上に生理食塩液を静か
に重層して経時的に生理食塩液の微量を取って、ヒアル
ロン酸が生理食塩液層に拡散する速さを−ベると図−2
の如くであった。
は生理食塩液を、黒丸は平均分子ものである。
0%が拡散するのに4日間かかったのに対し、2.69
6グリセリン液で調製したとアfi/ロン酸シェリー製
剤は、2日間でその5096が生理食塩液層に拡散して
おり、同じ粘度に調製したシェリーでも調製に用いた溶
媒によって拡散の速度が異ることが判る。
。
アルロン酸ナトリウムaOfをELOS*グルコース液
の1. Olに徐々に添加して約4時間ゆっくり攪拌し
て完全に溶解させると20万センチボアーズの粘性を持
つシェリーが得られる。
万のヒアルロン酸ナトリウムの101に26fのグリ七
リンを加えてのち60〜70°Cの蒸冒水970dを加
えて約4時間攪拌して完全に溶解させると20万センチ
ボアースの粘性を持つシェリーが得られる。
ルロン酸ナトリウムの3Ofを26g6グリセリン溶液
の1. OA’に徐々に加えて約3時間攪拌して溶解す
ると5万センチボアーズの粘性を持つシェリーが得られ
る。
張化に用いた成分と粘度の関係を示したグラフであり、
図−2は本発明ヒアルロン、酸製剤を電解質に接触させ
た場合の拡散速度を従来品と対比したグラフである。
Claims (1)
Hide Dependent
translated from
- 非電解質を用いて生理的等張化を行った水溶液にヒアル
ロン酸塩を配合してなることを特徴とする高粘性ヒアル
ロン酸製剤。