JPS5948602B2 - 草木類の刈取装置 - Google Patents

草木類の刈取装置

Info

Publication number
JPS5948602B2
JPS5948602B2 JP53073139A JP7313978A JPS5948602B2 JP S5948602 B2 JPS5948602 B2 JP S5948602B2 JP 53073139 A JP53073139 A JP 53073139A JP 7313978 A JP7313978 A JP 7313978A JP S5948602 B2 JPS5948602 B2 JP S5948602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
head
teeth
rotating head
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53073139A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5424719A (en
Inventor
ドナルド・エム・ウツズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emerson Electric Co
Original Assignee
Emerson Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Emerson Electric Co filed Critical Emerson Electric Co
Publication of JPS5424719A publication Critical patent/JPS5424719A/ja
Publication of JPS5948602B2 publication Critical patent/JPS5948602B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/416Flexible line cutters
    • A01D34/4161Means for feeding cutter line

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は草木刈取装置、とくに可撓非金属線部材を使用
する草木刈取装置に関する。
産業革命以前において人類はかま、大がま鋏等の切刃工
具のような切断刃を含む種々の工具を使用して草木を刈
取っていた。
産業革命後は家持者は芝生、庭園などの草木をもつ家屋
を造った。
19世紀中期以後は刈取機や横棒型切断機のような機械
化された農業工具の概念に基本的に従った芝生手入機を
使用した。
一般に、これらの装置は人力を用いるものであった。
種々の型式の手動力金属切断刃付刈取機および縁取機は
また家持者に利用された。
20世紀の初期には、内燃機関および電気駆動機械が広
い土地および商業的芝生手入職人に用いられてきた。
1940年以後小型の動力付芝刈機および縁取機が用い
られてきた。
次に、廉価なガソリンおよび電気駆動回転刃芝刈機、縁
取機および刈取機が家持者および職人の両方に使用され
た。
これらの装置において、金属刃が切断平面内で毎分数千
回転で回転される軸に取付けられていた。
刃先はナイフ状の切り刃に鋭化されている。
これらの回転刃装置はリール芝刈機の鋏み形の刈込み作
用とは異り破断または衝撃作用を用いて切断する。
しかし、経済的に製造されるので回転刃モータ駆動芝刈
機、縁取機および刈取機が大衆に廉価で入手できる。
回転刃型芝刈機、縁取機および刈取機は1つの大きい欠
点をもつ。
この欠点はほは゛10000フィート/分の速度で作動
する切り刃をもつ重金属刃による切断作用にある。
切断刃は数ポンドの質量をもつから刃先に生ずる運動エ
ネルギが非常に大きくなる。
回転金属刃は大きな力で岩、金属、おもちやなどの固体
を打つ。
この結果、これら物体は高速度において切断刃から飛散
されてその範囲に居る人に重大な危害を加える。
また、回転刃が人の足や他の部分に当たると切断または
大負傷を生せしめる。
米国においてはこの数年間、回転金属刃型芝刈機、縁取
機および刈取機に関して年間70000件もの事故報告
に接している。
広範囲に亘りかつ高価な技術研究および実験が種々の型
式の回転金属刃型刈取機についてその個有の危険性を減
するために実施された。
たとえば、多数の重大かつ工具につながる危害を減する
ために、特別に設計された筒およびロボット制御が試み
られた。
回転金属刃の代りに可撓性の切断要素を回転型芝刈機、
縁取機および刈取機に代行させるために可成りの時間が
この目的のための実験に費されてきた。
回転金属刃の代りに積層ゴムで造られたような弾性回転
刃を直接に置換することは全般的に見て成功しなかった
1960年の初期に、草木を切断する切断平面内で回転
されるヘッドに担持された可撓の非金属線部材をもった
刈取・縁取機が用いられた。
この装置において、比較的低出力モータが比較的高い角
速度でヘッドを回転し、かつ可塑性重合材料の極めて薄
い可撓線部材を担持している。
この装置は頻発する線部材の破断、切断の非効率および
ぶざまな構造の故に限定された刈取り・縁取り機に使用
してもその作用面で成功しなかった。
草木切断用の従来の可撓性非金属線部材装置の実用およ
び構造上の諸問題は米国特許第3708967号、第3
826068号および第3859776号において実施
化された発明によって解決された。
これらの特許は、適当な長さの可撓性非金属線部材が使
用中に線部材の破断を防止するため適当なヘッド構造内
に取付けられた草木切断、刈取りおよび縁取り用の装置
について記述している。
この線部材は成る横断面サイズと周速度の所与の関係を
もつ。
これらの特色は草木切断用の適当で有用な使用者が使用
し易い装置を提供する。
また、これらの新規な装置は回転金属刃切断装置に代り
得る極めて容易に実施可能な代替装置を提供する。
これらの特許に記述された切断装置は、使用者にとって
全く安全に作動される可撓性非金属切断用線部材を使用
する草刈装置および危険な金属刃切断装置に近い適正な
切断効率を一般の人々および尋問職人に提供された。
これらの特許は使用者の手動操作によって選択的に可撓
性非金属線部材を伸長できるという構造上の特色をもつ
たとえば、使用者は装置の作動を停止し、手動で線部材
を所望の伸ばした長さに定めることができる。
ガソリンエンジン駆動縁取機および刈取機のような大型
の草取装置において、線部材の伸長は最も効率のよい刈
取動作に障害となり得る。
可撓性非金属線部材は、線部材のすり切れや破断を起す
金属やコンクリート構造と接触するときに頻繁にその伸
長が必要となる。
可撓性非金属線部材を使用する草刈機からの線部材の伸
長を行い得る従来技術による装置は多数ある。
しかし、いずれの装置も直接の機械的制御の下で回転中
のヘッド部材から所要長さの線部材を送り出すために使
用中に作業者によって操作し得るものはなかった。
本装置では線部材はヘッド部材内で泪動的に再固定され
る。
いかなる時でも回転中のヘッドから過剰な線部材の送り
出しは行なわれない。
回転式可撓性非金属線部材を用いる草刈機における本発
明の他の特色および効果について以下に述べる。
本発明によれば、切断平面とほは゛垂直な軸線まわりに
回転するように配置されたヘッド部材を含む草刈装置が
提供される。
このヘッド部材は回転軸線から成る位置階って設けられ
た少くとも1ケの線部材出口をもつ。
切断平面内へ線部材出口から外方に、線部材貯留装置か
ら線部材を送り出す装置が設けられている。
線部材の送り出しはヘッド部材の回転によって生ずる遠
心力で助長される。
線部材非送り出し状態から線部材送り出し状態に送り出
し装置を選択的に変換させる作動装置が使用者に提供さ
れている。
この送り出し装置は、線部材出口から所望長さの線部材
が伸長されると復帰装置によって線部材非送り出し状態
に戻される。
本発明の特定実施例では、1ケ以上の線部材がヘッド部
材に担持されかつ線部材出口から所望長さだけの線部材
が均一に伸長される。
第1図には歩道境界24に沿って繁茂した草木を刈るた
めの本発明に依る刈取機22を使用している作業者21
を示す。
この装置は芝刈りまたは縁刈り実施例として用いられる
が本文では「刈取機22」として述べる。
しかし、刈取機22は芝刈りおよび縁とり機に共通な要
素を含む。
刈取機22は回転ヘッド28へ下向きに延びる駆動チュ
ーブ27の1端に担持されたモータ26を使用できる作
動動力源を含む。
回転−ラドは重合材料(ナイロン)のような1ケ以上の
可撓性の非金属製の線部材29を担持する。
モータ26は線部材が草木23と交差する刈取平面内に
回転軸線から延びるようになる十分適当な角速度でヘッ
ドを回転する。
回転ヘッド28は線部材29の重量とヘッド28からの
それらの半径方向床がりに適合した速度で回転されるこ
とが好ましい。
たとえば、線部材29はその直径が0.035インチ(
0,89mm)と0.100インチ(2,54mm)と
の間で、ヘッド28からの半径方向延長は5乃至9イン
チ(127,0mm〜228.6mm)であり、このヘ
ッドは草木を刈取るのに好適な結果を得るために250
0乃至4000r pmで゛回転される。
駆動チューブ27にはバンドル31が設けられ作業者2
1は手でこのバンドルを握る。
さらに、刈取機22が作業者21によって一層容易に均
合いをとれるように肩かけバンド32が設けられている
バンドル31の近くの駆動チューブ27に作動レバー3
3が取付けられている。
作業者によるレバー33の作動でサイクル作業が始まり
、これによって線部材29は線部材の成る分離長に延び
るまでヘッドから送出され、ついで1動的に線部材29
は不慮にこれ以上延びないように回転ヘッド28に固定
される。
作業者21はモータ26の能力によって定まる適当な前
進速度で草木23を刈取りつつ境界24に沿って進行す
る。
線部材29が短縮してしまったり、あるいは回転ヘッド
28からの延長を望むことき、もしくは他の理由から、
作業者は作動レバー33を手前に動かして線部材伸長サ
イクルを作動する。
つぎに作動レバー33を離せば線部材伸長サイクルが刈
取機22内で1動的に完了する。
第2図は刈取機22の下方部分の拡大見取り図1である
駆動チューブ27はその内部にモータ26と連結された
可撓駆動索34を含む。
索34の最下端は回転ヘッド28と結合され刈取り面と
垂直な回転軸線まわりにヘッドを回転させる。
このために、チューブ27は締付ナツト137によつ1
て固定された下方ブツシュ組体36を担持する。
ブツシュ組体36は回転ヘッド28をジャーナル受けす
るために内部軸受を担持して駆動チューブ27およびブ
ツシュ組体36によって形成される軸線まわりに回転ヘ
ッド28を回転する。
各線部材29は回転ヘッド28内部でスプールに担持さ
れている。
たとえば、防塵カバー38は1ケのスプール37を露呈
するために破断して示されている。
スプール37は線部材出口39をとおりヘッド28から
延びる線部材29の送り出し装置を担持している。
第3図をべっ見すれば、線部材出口39は線部材29を
回転ヘッド28の外方ヘスプール37から引出させるた
めに開口されている金属挿入体41を含む。
挿入体41は摩擦およびこの摩滅により損傷されないよ
うに線部材29用の減摩受面および彎曲表面を具備して
いる。
回転ヘッド28のさらに詳細な装置は第4図に明示され
ている。
駆動索34はチューブ内を下向きに延びてブツシュ組体
36内の玉軸受組体43によってジャーナル受された駆
動軸42の上方部分に結合されている。
軸受組体43および44はブツシュ組体36の側壁内に
設けられた注油具46を用いて潤滑される。
駆動軸42まわりの環状部45は潤滑用グリースが充填
されている。
軸42はスナップワッシャ47をもち玉軸受組体44内
での下向き運動を制限している。
駆動軸42の下方部分は拡大されておりその底面は環状
の着座肩部48を形成しており、この肩部に回転ヘッド
28の最上面49が着座する。
好ましくは、回転ヘッド28は成型可塑材(ナイロン)
で造られ、これは駆動軸42の下端に形成されたねじ5
3に取付けられた挿入体52をその中心に担持する上方
円筒状部55をもつ、好ましくは、挿入体52および5
3は駆動軸42の回転とは反対回転方向にねじ係合して
いるから、回転ヘッド28は刈取機22の運転中にはず
れたり弛むことはない。
回転ヘッド28の下方円筒状部54は上方部51の傾斜
表面56のまわりに装着される。
下方部54はねじ込まれた挿入体52内にねじ込むスタ
ッドによって上方部51に固定さ1れる。
下方部54と挿入体52との間の弾性スペーサ59が振
動を減する。
このような構成によって、下方部54はスプールを回転
ヘッド28から交換したり挿入するために下方部54か
ら容易に取外すことができる。
回転ヘッド28は数ケのスプール37をもつ。
スプールの数は通常回転ヘッド28から延びる線部材2
9の数に相応する。
しかし、個々のスプールに複数ケの線部材29を担持す
ることができるのは瞭らかである。
よって2ケのスプールに4ケの線部材を、あるいはもし
要望すれば4ケの線部材を1ケのスプールで受けて数ケ
の線部材29をヘッド28のそれぞれの出口39からと
おすことさえもできる。
本発明による線部材送り出し機構は使用されるスプール
または線部材の数の如何に依らず使用できる。
各スプールに関し、この新規な機構はレバー33を作業
者が操作することによって発動される線部材送り出しサ
イクル中以外はヘッド内で各スプールを回転させないよ
うに固定するのに用いられる。
線部材送り出しサイクル中に、各スプールはヘッドから
所定の長さの線部材を延ばすために予め定めた角変位だ
け回転される。
このスプールは直接機械的制御の下で回転しかつ回転が
完了後に自動的に再固定される。
さらに詳しく述べれば、スプール37は非回転状態にお
いて回転ヘッド28の下方部54によって担持されたば
ね61によって上方部51に向う方向に偏倚されている
ばね61は上方部51に向けてスプール37を移動させ
るのに数オンス以上の圧縮力をもつ必要はない。
直立の円筒状突起62が下方部54に設けられてばね6
1の1つ以上の回旋と係合しこれによって下方部54が
上方部51から除去されるときばねをその位置に保持す
る。
ばね61の上方部分はスプール37の内部に形成された
突出肩部63と係合する。
本発明の図示実施例において、スプール37は肩部63
を担持する円筒状胴部66をもつ。
胴部66はまた円形フランジ67および68を担持しこ
れらフランジは線部材29が貯留目的で巻かれているリ
ールを形成する。
スプール37は任意の材料で造ることができるが、高力
ポリスチレン重合体のような熱可塑性材料から成型して
造ることが好適である。
スプール37および回転ヘッド28は線部材29がレバ
ー33が操作されない限り引出しあるいは延は゛すこと
かで゛きないようにスフ。
−ル37を回転ヘッドに固定する要素を具備している。
レバー33が操作されると、制御要素がスプール37と
回転ヘッド28との間に予め定めた相対回転を生じて線
部材29の所定長さが回転ヘッド28から延ばされる。
そのうえ、これらの固定および制御要素は、成る引出し
長さの線部材が回転ヘッド28から延ばされたときは常
にスプール37を回転ヘッド28に自動的に再固定する
要素を具備している。
多くの固定および制御要素がこれらの目的に使用される
次の要素は実際に用いられた刈取機22の1実施例にお
いて使用可能なことが判明した。
しかし、類似の機能および効果をもつ他の要素の使用も
可能である。
スプール37は線部材29の成る引出し長さが回転ヘッ
ド28から延ばされることを決める成る角変位に亘って
回転されるように配置されている。
たとえば、回転ヘッド28は6インチの長さの線部材2
9が所望の最適な動作を提供するようにその直径が定め
られる。
よって、スプール37は使用者がその刈取作業を中断せ
ずに刈取機22を使用中に作業者によって1インチ(2
5,4mm)の長さの線部材29が選択的に延ばされる
角変位に亘って回転するように配置される。
たとえば、スプール37は1インチ(25,4mm)の
長さの線部材29の引出しを提供するためにヘッド28
に対し90°の角変位に亘って回転される。
しかし、本発明によればスプールの他の角変位も、線部
材29の別の所定長さが回転ヘッド28から延ばされる
のを望む場合に使用される。
スプール37は円筒状胴部66に隣接する固定用表面7
1の上方に続く端部に半球形表面69が形成されており
、その頂部を制御部と成している。
固定用表面71はヘッド28の上方部51に形成された
補合固定用表面72と係合する。
図面に示すように、表面71は非円形形態をもちこれは
好ましくは多角形状である。
たとえば、表面71は対応する開口形状をもつ補合用表
面72と共に断面が正方形となるように形成することも
できる。
よって、スプール37は回転ヘッド28内に固定され、
これによって任意所与の固定位置から90°角変位が線
部材の余分の延長を防止する。
スプール37の下方部分は第4図に示すように制御装置
を備えこれによってスプール37は直接機械的制御によ
りしかも固定表面71および72が外れているときのみ
に回転ヘッド28に対して予め定めた回転だけ角変位さ
れる。
この配列により、スプール37は回転ヘッド28内の制
御装置に沿って回転しこれによって線部材29の望まな
い長さは回転ヘッド28から引出されることはない。
回転ヘッド28から数インチ延びる線部材29は数十ポ
ンドの張力で゛引き出し力が加えられることが考えられ
る。
スプール37の下方部分に担持された制御装置は線部材
29に作用する張力の如何に拘らずヘッド28内のスプ
ール37の制御された角変位のために設けられる。
この制御装置はスプール37および回転ヘッド28に形
成されたラチェット表面をもつことができる。
スプール37はその最下端において、回転ヘッド28の
下方部54に形成された補合歯74と係合するときラチ
ェットを形成する複数の歯73をもつ。
歯73および74で形成されたラチェットは固定用表面
71および72をもつ固定装置と協働するように配置さ
れている。
たとえば、固定用表面71および72は回転ヘッド28
における任意の固定位置から90°の角変位をもってス
プール37を取付ける。
歯73および74はスプール37の回転中にこの運動を
制御して回転が完了したときに表面71および72が、
回転ヘッド28から成る所定長さの線部材が引き出され
たのち再係合するような回転位置に置く。
よってばね61を押すようにスプール37を押すと、該
スプールは下方へ移動し固定用表面71および72を係
合から外すように動かし、歯73および74を物理的に
係合させてスプール37の回転を予定角度数に制限する
たとえば、固定用表面71および72はスプール37を
任意の固定位置から90°回転変位して固定する。
歯73および74は回転ヘッド28から線部材29を送
り出す際にただ90゜のみスプール37が回転するのを
許す。
固定状態からスプール37の作業者による遠隔作動のた
”め、また線部材29の成る所定長さの送り出しに際し
ての制御された回転のため、ついで回転ヘッド28内の
スプール37の自動的再固定のために任意適当な機構が
使用される。
第2図および第4図に示された実施例において、作動レ
バー33は回転ヘッド28内でスプール37を下向きに
動かしてその回転を許す状態にする。
このために、ブツシュ組体36の拡大部分77内で円周
方向に回転するため弧形または円形カムリング76が取
付けられている。
このカムリングはポーチ゛ン索79の下端に取付けられ
る直立の耳部または突起78を担持する。
カムリング76は複数本のキャップボルト81によりブ
ツシュ組体36の拡大部分77に回動可能にその側壁に
切られた溝孔を通して制限された角運動が可能なように
取付けられている。
更にカムリング76は軸方向下向きに延びる環状溝孔を
もち、この溝孔内に角張った開放端を有するカム足部8
2の上部が嵌挿されている。
カム足部82は前記キャップボルト81の下面と接触す
る傾斜壁上の表面83および前記カムリングの環状溝孔
上端に当接する傾斜壁上の表面84を有する。
傾斜した表面83および84はカムリング76の前記ブ
ツシュ組体に対する制限された角運動と協働し、従って
カム足部82は垂直下方に動かされスプール37の半球
形表面69の頂部と当接し、次いで固定用表面71と7
2の係合が外れるよう更に該頂部を下方へ押圧し、最終
的に歯73および74を互いに係合せしめるに至る。
別の言い方をすれば、レバー33によってカムリングが
動かされると、カム足部82がスプールを固定された状
態から定位置に動かし、歯73を歯74に対する予め定
めた回転変位を併ってスプール37を前進させ前記歯7
3および74を係合状態に至らしめる。
作業者がレバー33を離すとカムリング76がらせんば
ね86の偏倚力に応答してその正常な作動位置内に戻る
第5図にわずかに触れて述べれば、ポーチ゛ン索79の
上端は索クランプ88に近接したそのさや186からレ
バー33に延びる。
レバー33は取付ボルト91をもつクランプ89によっ
てチューブ27上に可動に取付けられる。
レバー33は、らせんばね86がカムリング76をその
正常動作位置に戻した状態の位置で示されている。
使用者2]に向ってレバー33を動かすと、ブツシュ組
体36まわりにカムリング76を回転して固定用表面7
1および72が係合状態から移動されるまでカム足部8
2を下方向に移動させ、一方ラチェットの歯73および
74は係合状態となるように移動されこれにより回転ヘ
ッド28内でのスプール37の角変位を制御する。
第4図において、正常動作位置におけるカム足部はスプ
ール37の半球形表面69の最上面の上に乗ってはなら
ない。
そのうえ移動の最下長に向ってのカム足部82の下方へ
の変位は歯73および74が完全に係合するのに丁度十
分な大きさでなければならない。
ブツシュ組体36の拡大部77には受は従動部材93お
よび防塵カバー94を駆動軸42の最下端と接触状態に
保つために底カバー92を設けることができる。
拡大部77の上方部分はブツシュ組体36にキャップボ
ルト96によって固定される防塵カバー38によって囲
われることが好適である。
カムリング76およびブツシュ組体36の底部に担持さ
れたカム足部82の配置については第6図にさらに詳細
に示す。
第7図において、カムリング76への索79の下方結合
が詳細に示されていない。
索79を内部挿通させているさや87は、防塵カバー3
8をブツシュ組体36に保持するキャップボルト96の
1つの下方のクランプ97によって固定される。
索79の末端は突起78内に固定されるからレバー33
の操作によるさや87内の索79の往復運動はブツシュ
組体36に対してカムリング76を角運動させる。
第8図乃至第16図において順次にスプール37の非回
転状態から制御回転状態に、さらにこの状態から非回転
状態になる場合をあられし、これによって刈取機22の
使用中に作業者21によるレバー33の操作ごとに回転
ヘッド28から一定長さのみの線部材29が延ばされる
第8乃至10図において、スプール37は、固定用表面
711および72の係合が外れ一方歯73および74が
係合し始める部分的に下方へ変位した位置で示されてい
る。
第9図から判るように、スプール37の割出しを回転ヘ
ッド28の上方部51に対し矢印101で示す位置にし
て補合する固定用表面7i1と72との間に僅かなすき
間がある。
第10図においては、固定用表面71および72の係合
が外れるときは常にスプール37が回転ヘッド28内で
゛自由に回転することがないよう歯73および74が同
時に係合し始めるような距離を持たせた?状態を図示し
ている。
また、歯73および74はスプール37の回転し始めの
位置にある。
表示矢印102は割出し基準用の歯73を担持するスプ
ール37の部分上に示されている。
第11図において、前述した同一要素が、カム1足部8
2がスプール37を歯73と74を完全に係合した状態
でその移動限度に下向きに移動されたときを示している
この時点で、スプール37は回転ヘッド28に対するそ
の予定角変位の可成りな部分を移動される。
第12図において、割出)し矢印101は、表面71お
よび72が完全に係合が解け、かつスプール37が回転
ヘッド28内で約60°回転されたこの位置を示す。
第13図において、歯73および74は対応する同様な
角変位を移動された基準標示矢印102と完全に噛み1
合っている。
第14図において、カム足部82は、カムリング76を
その始めの動作位置に向けて戻すばね86の作用に応答
して上方に移動されて示されている。
この時点で固定用表面71および72はそれ;らが係合
すべき位置に移動される。
第15図から判るように基準矢印101は、回転ヘッド
28に対しスプール37の次の固定位置にその角変位の
残りだけ移動されている。
しかし、第16図から判るように、固定用表面71およ
び72は丁度係合し始め、他方歯73および74はわず
かに係合が解除されるのみである為スプール37は回転
ヘッド28内で゛自由に旋回で゛きない。
よって、これらの歯は、スプール37が固定用表面71
および72を固定位置におくように上方へ移動する特定
の位置への角変位を制限する。
第8図乃至第14図から判るように、固定用表面71と
72の係合および離脱間の順次タイミングおよび歯73
と74の離脱および係合は、スプール37が回転ヘッド
28から解放され次第前記ヘッド28内で゛スフプール
3フが自由に旋回するように設定される。
スプール37は歯74に係合する歯73をラチェットと
して形成されており、両歯の補合表面が先行および後行
表面103,104をそれぞれ有し、固定用表面71お
よび72が非係合状態の時に回転ヘッド28に対して回
転するスプール部材37の一方向のみの回転制御を成し
得る様な噛合形態になっている。
好ましくは、前方表面103は後方面104よりも傾斜
のゆるい表面をもつ。
このように配置することによって、回転ヘッド28内で
のスプール37の最初の角回転が引続く角変位の第2部
分の間よりも大きい角速度で生ずる。
このことは、固定用表面71および72が第15図およ
び第16図に示された要素配置において係合状態となる
ときはいつでも高い角速度で移動しないことが望まれる
から好ましいことである。
本実施例では唯1ヶのスプール37が回転ヘッド28内
に構成されかつ機能するように述べられたが、第1図お
よび第2図で゛は回転ヘッド28内に4ケのスプールを
収納するように示されている。
すべてのスプールはスプール37と同様な方式でかつ同
一の機能をもって配置されるから、複数の線部材29が
刈取機22の使用中に作業者21の選択的操作によって
同時に伸長される。
上述の説明から、草木も切断するために用いられる非金
属可撓線部材をもつ回転ヘッドを用いる新規な装置と方
法が提供されることが明らかである。
特に、この新規な装置は回転ヘッドから切断平面へ線部
材を伸張するための線部材送給システムを含む。
しかし、不使用時は切断線部材の不慮の弛み伸長が起ら
ないようにヘッド内に収納される。
如何なる場合にもヘッドから余分もしくは無駄な長さの
線部材が伸長されることはない。
本発明の成る種の変形を本発明の要旨から逸脱せずに実
施できることが判る。
これらの変形は本発明の特許請求の範囲により予期され
かつその範囲内にある。
さらに、上記記述は本発明の1説明例として開示したも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により配設された草刈り装置の第1実施
例を使用中の作業者の姿、第2図は第1図に示された装
置の下端を示す拡大見取図、第3図は第2図の装置に示
された1ケの線部材出口の側面図、第4図は第2図に全
般的に示された装置をとおる垂直断面図、第5図は第1
図の装置に装着された作動レバーの拡大部分側面図、第
6図は第4図の線6−6に沿ってとられた断面図、第7
図は第4図の線7−7に沿ってとられた断面図、第8図
は第4図の線8−8に沿ってとられた部分垂直断面図、
第9.11,15図は第8図の線9−9に沿ってとられ
た垂直断面図、第10,13.16図は第8図に示され
たスプールの最下端に担持されたラチェツト歯を画いた
もの、第11.12,13図は第8図のスプールを示し
、なお第8,11,14図はその最初の非回転位置から
の回転角度で約60°まわった状態を示し、第14.1
5.16図は第8図のスプールを示し、第11図および
第14図は全回転変位に移動した位置および非回転位置
に再固定された状態を示す。 図中符号、21・・・・・・作業者、22・・・・・・
刈取機、23・・・・・・草木、24・・・・・・歩道
境界、26・・・・・・内燃機関、27・・・・・・駆
動チューブ、28・・・・・・回転ヘッド、29・・・
・・・非金属線部材、31・・・・・・バンドル、32
・・・・・・肩かけバンド、33・・・・・・作動レバ
ー、34・・・・・・ケーブル、36・・・・・・ブツ
シュ組体、37・・・・・・スプール、38・・・・・
・防塵カバー、39・・・・・・繰出口、41・・・・
・・挿入体、42・・・・・・駆動軸、43,44・・
・・・・玉軸受組体、46・・・・・・注油具、47・
・・・・・スナップワッシャ、48・・・・・・着座肩
部、49・・・・・・ヘッド最上面、51・・・・・・
ヘッド上方部、52・・・・・・挿入体、53・・・・
・・ねじ、54・・・・・・ヘッド下方部、56・・・
・・・傾斜面、57・・・・・・肩部、58・・・・・
・ねじ部、59・・・・・・弾性スペーサ、61・・・
・・・ばね、62・・・・・・円筒状突起、63・・・
・・・突出層部、66・・・・・・胴部、67.68・
・・・・・円形フランジ、69・・・・・・半球膨面、
71. 72・・・・・・固定用平面、73. 74・
・・・・・歯、76・・・・・・カムリング、77・・
・・・・拡大部分、78・・・・・・突起、79・・・
・・・索、81・・・・・・キャップボルト、82・・
・・・・カム足部、83.84・・・・・・傾斜面、8
6・・・・・・らせんバネ、87・・・・・・さや、8
8・・・・・・索クランプ、89・・・・・・クランプ
、91・・・・・・ボルト、92・・・・・・底カバー
、93・・・・・・軸受従動部材、94・・・・・・防
塵カバー、96・・・・・・キャップボルト、97・・
・・・・クランプ、101・・・・・・割出し矢印、1
02・・・・・・矢印、103・・・・・・前方表面、
104・・・・・・後方表面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 線部材29が挿通している繰出口39を含む上方部
    51と下方部54とを有する切断用回転ヘッド28と、
    前記回転ヘッド内で前記線部材が巻装され且つ回転可能
    に支承された少なくとも一つのスプール37と、前記回
    転ヘッドの上方に配置されたカム足部82とを含む構造
    であって、前記スプールの上方端部に半球形の表面から
    成る制御部69を形成し、前記回転ヘッド上部に、前記
    カム足部直下に対応して固定用表面72を形成し、前記
    固定用表面72と前記スプールが固定位置において係合
    する非円形の断面を有する固定用表面71を前記制御部
    69の下方に連成し、動作時において前記制御部69が
    前記カム足部82の下降運動を受けるよう接触可能に配
    設され、更に、前記スプールが前記制御部を介して下降
    運動を受けた時に前記回転ヘッド下方部域面上に設けら
    れた歯74と噛合する歯73を前記スプールの下端に配
    設した事を特徴とする草木の刈取装置。 2 前記回転ヘッド28の上方において該ヘッドの駆動
    軸42を囲繞するブツシュ組体36が配設され、該組体
    が同軸状に連結されたチューブ27に取付けられたレバ
    ー33に依ってカムリング76を介して前記スプールの
    制御部69に下降運動を伝達するカム足部82を有して
    いる前記特許請求の範囲第1項に記載の草木の刈取装置
    。 3 前記スプール37が回転ヘッド28内においノてそ
    の制御部69の下降運動に呼応して固定位置から回転位
    置へばね61の偏倚力に抗して軸方向に移動可能であり
    、前記スプールの下端および回転ヘッド下方部54の底
    面上に上向きに設けられた歯73,74が前記回転位置
    において互いに噛テ合している前記特許請求の範囲第2
    項に記載の草木の刈取装置。 4 前記カム足部82が前記レバー33にボーデン索7
    9および突起78に依って連動するようになっている前
    記特許請求の範囲第2項に記載の草9木の刈取装置。 5 前記スプールの固定用表面71および回転ヘッド2
    8の上部に設けられた固定用表面72が夫々対応する多
    角形の形状を有し前記スプールの固定位置において互い
    に係合しているところの前テ記特許請求の範囲第3項に
    記載の草木の刈取装置。 6 前記スプールおよび回転ヘッド下方部に設けられた
    歯73および74が夫々緩斜面と急斜面との対から成る
    歯から構成されている前記特許請求の範囲第3項に記載
    の草木の刈取装置。
JP53073139A 1977-07-25 1978-06-16 草木類の刈取装置 Expired JPS5948602B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US81862677A 1977-07-25 1977-07-25
US000000818626 1977-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5424719A JPS5424719A (en) 1979-02-24
JPS5948602B2 true JPS5948602B2 (ja) 1984-11-28

Family

ID=25225991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53073139A Expired JPS5948602B2 (ja) 1977-07-25 1978-06-16 草木類の刈取装置

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JPS5948602B2 (ja)
AU (1) AU504850B1 (ja)
CA (1) CA1199800A (ja)
DE (1) DE2832649C2 (ja)
GB (1) GB1604120A (ja)
ZA (1) ZA782990B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155803U (ja) * 1986-03-24 1987-10-03

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3410966A1 (de) * 1984-03-24 1985-11-21 Fa. Andreas Stihl, 7050 Waiblingen Freischneidegeraet
EP0237774B1 (en) * 1986-02-15 1990-07-18 Yamada Machinery Industrial Co., Ltd. Portable power tool
JP3466843B2 (ja) * 1996-11-26 2003-11-17 株式会社共立 携帯用刈払機
AU6534000A (en) 1999-08-11 2001-03-05 Albert S. Grace Weed and grass trimmer
KR101868268B1 (ko) * 2017-02-01 2018-06-15 신연철 예초기용 4줄 나일론 커터 어셈블리
CN111972116B (zh) * 2020-07-21 2021-08-03 浙江中力工具制造有限公司 打草机输出轴防杂草缠绕结构

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3826068A (en) * 1971-12-13 1974-07-30 G Ballas Rotary cutting assembly
DE2558580C2 (de) * 1975-12-27 1982-03-25 Charles B. Reisterstown Pittinger jun., Md. Fadenschneider

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155803U (ja) * 1986-03-24 1987-10-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5424719A (en) 1979-02-24
ZA782990B (en) 1979-05-30
CA1199800A (en) 1986-01-28
DE2832649C2 (de) 1982-08-12
AU504850B1 (en) 1979-11-01
DE2832649A1 (de) 1979-02-01
GB1604120A (en) 1981-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4211005A (en) Apparatus for cutting vegetation
US4209902A (en) Apparatus for cutting vegetation
US7017272B2 (en) Weed and grass trimmer
US4466233A (en) Mower drive assembly
US4161820A (en) Apparatus for cutting vegetation
US4524515A (en) Rotary cutting assembly with filament feed
CN100442967C (zh) 用于柔性线旋转修剪器的修剪器头
EP2554039B1 (en) Brush cutter
US4172322A (en) Rotary cutting assembly
GB1576173A (en) Apparatus for cutting vegetation
EP3014975B1 (de) Gartengerätevorrichtung und verfahren zu deren betrieb
EP3205200A1 (en) Trimmer head having line cartridge
EP0585720A1 (en) Feed-out mechanism for rotary mower cutting head
US4176508A (en) Line feed mechanism for filament mower
JPS5948602B2 (ja) 草木類の刈取装置
US10694672B2 (en) Multi-use tool with interchangeable attachments
JP5913329B2 (ja) 草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機
CA1290152C (en) Lawn and bush cutter with remote payout of cutting wire
DE102014226742A1 (de) Gartengerätevorrichtung und Verfahren zu deren Betrieb
CN110366932B (zh) 一种便携式电动打草机
US3520120A (en) Battery operated edger-trimmer and power scythe
EP3417692B1 (en) Discharge guard assembly for a mower
RU110899U1 (ru) Механическая ручная газонокосилка
JP6360858B2 (ja) 携帯式動力草刈り機およびその使用方法
JP2020178675A (ja) 草刈り機用回転刃およびこれを用いた草刈り機