JPS5947499A - アルキルケテンダイマ−系サイズ剤及びその製造方法 - Google Patents

アルキルケテンダイマ−系サイズ剤及びその製造方法

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JPS5947499A
JPS5947499A JP15453982A JP15453982A JPS5947499A JP S5947499 A JPS5947499 A JP S5947499A JP 15453982 A JP15453982 A JP 15453982A JP 15453982 A JP15453982 A JP 15453982A JP S5947499 A JPS5947499 A JP S5947499A
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JP
Japan
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ketene dimer
sizing agent
petroleum resin
alkyl ketene
carboxylated
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JP15453982A
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English (en)
Inventor
吉岡 成彦
岡田 馥
戸根 一宏
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Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルキルケテンダイマー系サイズ剤及びその製
造方法に関し、更に詳しくは、アニオン性分散液であっ
て、しかも高濃度かつ安定なア・ルキルケテンダイマー
系サイズ剤及びその製造方法を得んとしたものである。
アルキルケテンダイマーは繊維素分子のOH基と結合し
て撥水性′fc伺与することが知られている。
このような性質からアルキルケテンダイマー#:j繊維
素処理剤として、繊維製品や紙の撥水加工に使用せられ
、特に製紙用の反応性サイズ剤として著名である。
アルキルケテンダイマーは水不溶性であるがら、これを
サイズ剤として使用する場合)111々の方法て水中に
分散ゼしめて用いられる。
従来Y]」販されでいるアルキルケテンダイマー系サイ
ズ剤はその主な用途が中性抄蒜、用にある処から概ねカ
ヂオン性の分散液でi)つた。しかしカチメン性すイス
剤はある種のアルカリ性力+゛j fJか使用される場
合に、1μ々その効果が717分に発(+1(されy、
Cいし、又白水循珀糸においてIラブルの原因と′/、
Iることも多かった。−刃型性pj〕All; lこお
いてカチ珂ン性ヴイス剤を使用する場合であっても一般
に(,1更に定着助剤とL′しカチメン゛に1:1′、
′1タイ剤をli+J11 するのが有;jllである
。不発明、?I痔の見h「に従えG;1、以上の状況か
ら判11+ して中(’Ig 4り11:のりイミフン
ク1?おいてはむしろアルキルケテンタイマー、is−
+)−(ス剤とし1はアニオン性の分触物を用い、定H
t W’Jとしてカチオン性茜分子剤を使用1すること
か、トラブルを防止し且′帛に安定した・リイズ効果を
奏ず2)方途である。
ところで、アルキルケテンダイマーの安定な水性分散液
′f!−得ることVi難しく、特に?:b濃度で且つ安
定な水性分数液”t ?4)ることは不可能であった。
従来のアルギルケテンダイマー系水性分散液の濃度は高
々20%止りであり、市販の同■11(サイズ剤の14
度はほとんど15%以下である。かがる低濃度品の輸送
ネ経済的に明かに不利益をもたらす。
加えてこれら低濃度のアルキルケテンダイマー系サイズ
剤にあっても、その安定性は必ずしも充分とは云えず、
貯蔵に際してゲル化や析出物の発生、更に経時lこより
サイズ効果が減衰するという不都合があった。
本発明の第一の目的はアルキルケテンダイマー系サイズ
剤において、サイズ効果のすぐれたアニオン性の分散液
であって、高a度特に30%以上の+4度においても安
定なアルキルケテンダイマー系サイズ剤を提供すること
である。更に、本発明の他の目的は、貯蔵に際してゲル
化や析出物発生の懸念が無く、更に経H1“rにより−
IJ’−(ズ効!41・が芭(することが非常に少ない
働れたアルキ/I−ウy−ンダイマー糸ヤイズ剤を11
することである。
本発明者等は、上記目的をもってrr4、−((’H、
イツ’l ’/71のi、li果、アルキルケテンダイ
マーe(カル7ピキモ油樹脂の特定ti+を配合した混
合物をア二牙ン性3/11面活性剤を用いて水中に分1
7k ・I’! シめると、30〜50%という高、1
1.:@度で、しかも(山くめて1歳泊11−f ii
iイー径を有する安定性抜群のエマルジョンか谷勘に7
1tられ、且つ経時によるサイズyl+果の減具が41
y(少となることを発見q1これをA’; li’fと
して本幀明を彼;戒したものである。
即ち、本!h明は炭素数10〜20のアルキル」11;
を有するアルキルケテンタイマー80〜50 jk +
ti−2カルボキシル化イ1油(1°l1lfti 2
0〜5 tl )l(1’:1%とかし・なる混合物が
、了二メン性界面活t’l j’i!Iを含有ず/)水
性媒体中に分散せしめられている高I+’4 ’IjJ
−’C且つ安定なアルキルケテンダイマー糸・す・rズ
/’IIIをy;+ Jθとしたもので、このサイズ剤
を製造する方法をも発明範囲とするものである。
ところで、アルキルケテンダイマーと石油樹脂の混合物
をカチオン性界面活性剤を用いて水中に分散することに
よって効果のすぐれたアルキルケテンダイマー糸サイズ
剤が得られることは既に特開昭515−90700号公
報によって公知である。本発明はアニオン性分散液であ
る点で、この先行発明と相異するものであるが、更にこ
れら先行発明の石油樹脂に代えてカルゼキシル化石油樹
脂を用いる点が著しい相異点である。本発明において単
なる石油樹脂を用いた場合は本発明の目的とする高濃度
、特に30%以上の濃度においても安定なアニオン性分
散液を得ることは不可能である。即ち本発明はカルゼキ
シル化石油樹脂を使用することを必須の要件とするもの
である。単なる石油樹脂とカルゼキシル化石油樹脂の使
用により分散液の安定性にこのような大きな相違がもた
らされる理由については必ずしも明らかではないが1本
発明者等の推察を述べれは次の如くである。
本発明でいうカルゼキシル化石油樹脂とり石油樹脂にカ
ルボキシル基をijJ人したちのである。典型的の例は
石油t+1脂とマレイン酎の伺加反応物で、これらは概
ね石油樹脂とマレイン酸の反此;物と未反応石油材脂の
混合物である。カルゼキシル化イ4油樹脂が未変性の石
油樹脂よりも乳化性か著しくすぐれていることは既に周
知・14られている処であるが、本発明においては更に
次の点がj((ytiなことと考えられる。即ち先行発
明にあってGJ分故rttの分散粒子はアルギルケテン
タイマーと1f+ 油E tliイσ)均一混合粒子で
あるが、本発明にあっては分1戊II!子の表1…には
当然カルボキシルJ、%が配位されることになり、その
結果粒子表面ハ1にお番する石油1+V: 1li1の
濃度が高くなり、化学的にγi定7.1′石油槌ハ1イ
にh’;?!〜された一種の殻信9造が生じ、このこと
ノ:・分酔液の安定性を顕著に同一ヒしてい7)t−の
と考えられろ。
参考までにカル号?キシル化石浦樹脂とアルキルケテン
ダイマーの両者について、それぞれ濃度35俤の水性分
散液をi贋製し、これらを単に混合してみたが、凝集物
が生成して、側底実用にならないことが確認された。ち
なみに15%以下の低濃度とすれは、混合性はよくなる
ものと予想されるが1かかる低濃度では本発明が意図す
る製品は得られない。高濃度で、しかも化学的に安定な
サイズ剤が得られるのは前述の理由によると考えられる
(以下余白) なお、特開昭56−65074号公報には、その611
・′・・・の一部にカルIキシル化石iff目Iζ脂が
られ導されるカチオン系石油#8脂エマルジョンを乳化
剤とし、て/11いアルキルケテンダイマーの安定な分
散液を得る方法が開示されている0しかしこの方法はカ
チオン性分散液である点で本発明と相拵する外、本発明
の如き高#度のサイズ剤を得ることが不ttJ能のもの
である。
通んで本発明の内容について、具体的にrisv明する
0 本発明に使用されるアルキルヶテンダ・rマーとしては
、炭素数10〜2oのアルギル基を有するアルキルケテ
ンダイマーが好適に使用 L、得、具体的にはデシルケ
テンダイマー、ドデシルケテンタイマー、テトラデシル
ケテンダイマー、ヘキ“リゾシルケテンダイマー、オク
タデシルケテンダイマー等の外、これらの混合物或い!
、!混合脂肪庚がら序7り沸されるケテンダイマー類等
も11J!用川能である。
本発明に使用されるカルゼキシル化石油樹脂としては、
一般に市販されている各種の石油樹1,110うち、力
/I/ゼキシル基を有するものをそのまま使用すること
ができるが、石油樹脂に含まれるカルゼキシル基の量が
多過ぎるとサイズ効果が(−1(端に低下するので、そ
の選択には注意を要する。特にカルゼキシル基を有しな
い石油樹脂に無水マレインi!を付加反応せしめたマレ
イン化石油樹脂を使用するのが、カルゼキシル基のhh
を任意に変更し得る点で好ましい。この際無水マレイン
酸の付加イは′6油樹脂100車量部に対して2〜15
重にit6、特に好適には3〜8重量部とするのが良い
。〕1!(水マレイン酸の付加量が15爪鍛部以上であ
る場合には、得られるサイズ剤のサイズ効果が極端に低
下し、一方2 m 74) f”a−未病の場合には、
高濃度で且つ安定なサイズ剤を得るという本発明の目的
を達成することができないし、そのサイズ効果もかなり
劣ったものとなる。
アルキルケテンダイマーとカル4τキシル化石油樹脂と
の混合物に於りる混合v111合G浅、ア/L−キルケ
テンダイマー80〜50重4代%とカルポキシノ(・化
イi油樹脂20〜50爪11(%であることを9ドする
。7 /レキルナテンダイマーの含Ii(が80屯(I
;%をA戊える場合には、高濃度で且つ安定なリーf二
(剤をイ1.+ることができない。他方、アルキルケテ
ンダイマーの合計が50也(夜%未満である場合には、
静ン1.げLのサイズ剤を得ることができるが、そのサ
イズ’t+’1果は良好とは云えず、特に(fill)
 酌ノNンドを1・1!出しな(/N。
いわゆる中性抄紙に(it、j用しで区1Ifil−リ
゛イスをづ0j11、させることが困件となる0 本発明に於いて、上記混合物を水性ψ、(体中にう)赦
安定化ぜしぬる乳化剤とし−t’、 4;i、前述のf
ill <アニオン性界面油性剤を使用゛4−くきであ
る。そ(1つ(1j5の界面活性剤、特にカチオン熟界
;(1(活性剤の1・υ川は不適当である。
アニオン性界面活性剤の具0例としく +:L 、II
F+ tl/i酸や樹脂酸等の各種の石#類、アルケン
スルホン酸塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、ナ
フタンレンスルホン酸ホルマリン縮合物類、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸エステルmH1醪リオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩類
、ポリオキシエチレンーポリオキシプロビレンースチレ
ン化フェニルエーテルのスルホン酸塩類等を挙げること
ができる。
アニオン性界面活性剤の選択使用に際しては、アルキル
ケテンダイマーがアルカリ性に於いて分解し易いため、
得られるサイズ剤の1)11が中性以下、好ましくはp
116以下、特に最適にはpH3,5〜5になる様に配
】tすすべきである。得られるサイズ剤のpt+を3.
5〜5の範囲とすることにより、該叩イズ剤のサイズ効
果の経時的減衰を極少とすることができる。この観点か
ら、本発明に使用するアニオン性界面活性剤としては、
上記pH範囲に於いても有効なす7タレンスルホン酸ホ
ルマリン縮金物類、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ツレ硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテル硫酸エステル塩類、ポリオキシアルキレ
ン−スチレン化フェニルエーテルのスルホン酸塩類等が
最も好適である。
上記アニオン性界面活性剤に加えて、所望により少量の
7ニオン性界面活性剤や一般の保設コロイド物質を併用
し得ることは勿論であるが、これらの併用はサイズ効果
を低下せしめることがあるので、充分な注意全仏う必要
がある。
アニオン性界面活性剤の使用量は、前記混合物の重量に
対して0.5〜lO重量%の範囲が適当であるが、一般
に1〜5重量%で充分に良好な結果が得られる。勿論、
界面活性剤の過剰の使用は、サイズ効果に悪影特を及は
すごとは充分に配置はされねばならない。
次に本発明アルキルケテンダイマー系サイズ剤の製造方
法について説明jる。
本発明のアルキルケテンダイマー系サイズ剤は、上述の
通りのアルキルケテンダイマーとカルゼキシル化石池樹
脂との均一混合物をアニオン性界面活性剤を含有する水
と混合して予備乳化したのち1これを均質化処理するこ
とによって容易に得られるものである。
予備乳化はアルキルナテンダイマーとカルゼキシル化石
油樹脂との混合物を乳化可能な比較的低粘度の液体状態
で、アニオン性界面活性剤を含有する水と混合指押して
行う。この際、特に強力な機械的剪〃r力を加える必要
は無い。ゆるやがな攪拌或いは送液ポンプによる機械的
攪拌程度で充分である。予備乳化時の温度は、該混合物
を液状に保持する範囲内で且つできるだけ低温で行うの
が良い。その理由は、高温になればそれだけアルキルナ
テンダイマーの分解が促進されるからである。
従って予備乳化の温度は、概ね80c以下が好適である
かくして得られたアルキルケテンダイマーとカルゼキシ
ル化石油樹脂との混合物を分散相として含有する予備乳
化物は、予備乳化時と略同−の温度条件で、強力な剪断
力の下に均質化せしめて高濃度で且つ安定な水性エマル
ジョンとすることによって本発明のアルキルケテンダイ
マー系サイズ剤を得るものである。
特に推奨する方法は、予備乳化を更に低温で行うため、
上記の混合物を揮発性水不溶性有機溶剤の形態として行
い、この際使用された揮発性水不溶性有機溶剤は次工程
の均質化処理ののち、減圧蒸留によって留去する方法で
ある。この方法によれば、分散粒子は極めて微細で著し
い安定性を有する製品が得られる。
かくして得られた本発明のアルキルケテンダイマー系サ
イズ剤は、有効成分30%以上の高濃度で且つ分散粒子
の粒子径が1μ以下、好適には0.5μ以下という極め
て微小の粒子からなる安定な水性分散液であって、その
サイズ効果も、従来公知のアルキルケテンダイマー系サ
イズ剤のそれと比較して全く遜色がなく、むしろ倫れた
サイズ効果を有し、しかも経時的なサイズ効果の減衰が
少ないという驚くべき性能を有することが4’i(i 
Wされた。
本発明のサイズ剤が上記のような優れた効果を有するこ
とは、後段実施例の記載からも明らかであり、その所以
は前述の如くであるが、アルキルケテンダイマーに配合
されるカルゼキシル化石油樹脂が両者混合物の水中分散
に際して、微粒子化を促進して高濃度化を可能ならしめ
るとともに、得られたサイズ剤の安定化、特にアルキル
ケテンダイマーの経時的劣化を有効に防止していること
は間違いないものと思われる。更に本発明のサイズ剤を
抄紙に適用してサイジングを行う場合には、該サイズ剤
中のカルゼキシル化石油樹脂に含まれるカルゼキシル基
が通常の抄紙工程で用いられるカチオン性定着剤と相互
に作用して、サイズ剤の定着効率を高めるものと推察さ
れる。
以上詳述した如く1本発明のアルキルケテンダイマー系
サイズ剤は単にサイズ効果に優れているばかりでなく、
サイズ剤の高濃度化を可能ならしめたものであり、加え
て該サイズ剤の経時的劣化を防止し得る点から、従来公
知の同種サイズ剤に比して、抄紙のサイジングコストの
低減、更にサイズ剤の貯蔵及び輸送コストの大巾な低減
を可能ならしめるものであって、その工業的及び経済的
価値は測り知れない程大きい。
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて具体的に説
明する。
実施例1 (1)  カルゼキシル化石油樹脂の調製市販石油樹脂
(ハイレジン#60、東邦石油樹脂株式会社製)100
重量部、無水マレイン酸3重量部を反応釜に仕込み、窒
素ガスを通しながら200〜210Uで4時間に亘って
加熱付加反応せしめて、カルシキシル化石油樹脂を得た
(2)  サイズ剤の製造 市販ステアリルケテンダイマー(日本精化株式会社製)
50g、上記(1)項で得られたカルシキシル化石油樹
脂50.9及びトルエン75gをフラスコに仕込み、均
一に混合溶解した。次いでポリオキシアルキレン−スチ
レン化フェノールエーテル−硫酸エステルの塩(ハイテ
ノールNF−13、第−工業製薬株式会社製)2.5g
を含有するpH3,5の水溶液250gを加え40Cに
加渇し、撹拌して千4MI乳化を行った。得られた予備
乳化物を同湿度にて高圧ホモジナイザー(剪断圧力40
00psi)に3回通して均質化した。得られた均質化
エマルジョンを40C150Wm HIIで減圧蒸留に
付してトルエンを留去し、濃度30%、pH3,7の本
発明サイズ剤340pを得た0 実施例2 実施例1に於けるステアリルケテンダイマー及びカルシ
キシル化石油樹脂の各使用量を70.9及び30.9と
する以外は全て実施例1の(2)項と同様に操作して、
濃度30%、pH3,7の本発明サイズ剤340Iを得
た。
比較例1及び比較例2 実施例1に於けるステアリルケテンダイマー/カルシキ
シル化石油樹脂の各使用すAを30 (//70I及び
9(1/1(lとする以外は全て実施例1の(2)項と
同様に操作して、比較のためのサイズ剤2種を得た。そ
の性状は第1表に示すとおりである。
実施例3 (1)  カルシキシル化石油樹脂の調製市販石油樹脂
(ハイレジン#60)100重量部、無水マレイン醗2
重漱部を実施例1の(1)項と同様の反応操作により反
応せしめてカルシキシル化石油樹脂Aを得た。
(2)  サイズ剤のI!!造 市販ステアリルケテンダイマ−6o l/ s 上記力
ルゼキシル化石油樹脂A40,17及びトルエン75p
をフラスコに仕込み均一に混合溶解し、次いでポリオキ
シアルキレン−アルキルエーテル−(m ftlエステ
ルの塩(ハイテノール1B、M−工業製薬株式会社製)
2.5gを含有するpl+ 3.8の水溶液250gを
加え、常湿で撹拌して予備乳化を行った。得られた予備
乳化物を高圧ホモジナイザー(剪断圧力4000pii
)に3同通して1tJJJI化した。得られた均質化エ
マルジョンを40 C,50ranHl)で減圧蒸留に
何してトルエンを留去し、濃度35%、pH3,8の本
発明サイズ剤290Iを得た。
実施例4 (1)  カルシキシル化石油樹脂の円製市販石油樹脂
(ハイレジン#5o)xoo重量部、無水マレインr1
々6重に部を、実施例1の(1)項と同様の反応操作に
より反応せしめてカルフ1ンキシル化石油樹脂Bを得た
(2)  サイズ剤の製造 実施例3の(2)項に於けるカルボキシル化石油4iU
 IJt7Aの使用に代えて、上記カルシキシル化石油
樹脂Bを防月Jする外は、全て実施例3の(2)項と同
様に操作して、ハル35%、I)’l 3.7の本発明
サイズ剤290 Jilを得た。
実Itl!i例5 (1)  カルボキシル化石油4m 1lrrのW・“
4製市販石油)&I脂(ハイレジ> ”’ 60) l
 Oom jjt都、無水マレイン削lO耳(11目’
fl(i・実加i例1の(1)項と同様の反応操作によ
り反14tゼしめてカルボキシル化石油イIYJ Jl
tj C′4i:得た。
(2)  サイズ剤の製I♂l 実す小側3の(2)項に於けるカルシキシル化石油樹脂
Aの使用に代えて、上記カルゼキシル化石油41′d脂
Cを使用する外は、全て実l血例3の(2)瑣と同様に
操作して、濃度35%s pHa、 8の本発明サイズ
剤290#t−得た。
実施例6 (1)  カルボキシル化石油樹脂の調製市販石油樹脂
(ハイレジン#60)100重量部為無水マレイン酸1
5爪量部を実施例1の(1)項と同様の反応操作により
反応せしめてカルボキシル化石油樹脂りを得た。
(2)  サイズ剤の製造 実施例3の(2)項に於けるカルボキシル化石油樹脂A
の使nJに代えて、上記カルボキシル化石油樹脂りを使
用する外は、全て実施例3の(2)項と同様に操作して
濃度35%、pl+ 3.8の本発明サイズ剤290g
を得た。
比較例3 実施例3の(2)項に於けるカルボキシル化石油樹脂A
の使用に代えて、未反応の市販石油樹脂(ハイレジン#
60)を使用した。その他は全て実施例3の(2)項と
同様に操作して得られたサイズハリは、濃度35%、p
i+ 3.8であり、収量290gであった0その性状
は第2表に示す 実Jjdx例7 (1)  カルボキシル化石油樹脂の−rd’4り市販
石油樹脂(ハイレジン#60、東邦石油4?j脂株式会
社製)100重量重量部+*q水マレイン隘4重Fa部
を反応釜に仕込み、窒素ガスを通しながら200〜21
0Cで5時間に旦って加熱刊加反応せしめて、カルボキ
シル化石油樹脂を得た。
(2)  サイズ剤の製造 市販ステアリルケテンダイマー70g1上記(1)項で
得られたカルボキシル化石1111 (ii II會3
0gを716合し、70Cに加熱溶1x1[せしめた。
次しX−℃41Jオキシアルキレンスチレン化フェノー
ルエーテル−硫酸エステルの塩(〕1イテノールNF−
13)3gを含有する70Cの温水240gを加え、攪
拌して予(Iiif乳化を行った。Nられた一]−(f
It乳化物を、同温度(7oC)にて高圧ホモジナイザ
ー(1’4断圧力4ooopath)に31i1通して
均質化した。得られた均質化エマルジョンを直ちに40
C以下に冷却し、濃度30%、pH3,8の本発明サイ
ズ剤340gを得た。
上記本発明のサイズ剤の外観は微粒状エマルジョンであ
り、後記試験例の方法によって試験を行った結果、この
サイズ剤は安定性が良好であり、欅!j製直後のサイズ
効果23秒(ステキヒト)及び安定性試験後(40C,
2週間)のサイズ効果は20秒であった。
試験例 実施例1〜6で得られた本発明のサイズ剤及び比較例1
〜3で得られた比較のためのサイズ剤について、下記試
験方法により試験した。その結果を第1表及び第2表に
示す。
(安定性試験) 60ml容透明ガラスびんに、サイズ剤試料50gを採
取して40c’la温水イ1ソに+7i1置し、2週間
後の外観の変化を観る。
(サイズ効果の測定) 叩解済みパルプ(L−Bxp+csr 4oocc)の
2.4%水性パルプスラリーに、軽賀炭1”I!2カル
シウムj:口・1を幻パルプ乾燥重i+t 3 o%を
添加混合したのち、各々のサイズ剤を同0.2%添加し
充分に分散混合せしめる。その後、サイズ剤としてカチ
オン性ボ゛リアクリルアミド(スターガムFN−8:星
光化学工業株式会社戦)の同0.05%を加えて充分に
撹拌混合する。次いでTAPPIスタンダードシートマ
シンを用いて常法により手抄し、坪1+(7011A)
(の手抄紙を得た。これを200.65%R)1で24
時間61g湿したのちステキヒト法に従ってサイズ効果
を+tlll定した。
尚、各々のサイズ剤につき、その製造1α後のサイズ効
果と安定性試験後の試料(サイズ剤)のサイズ効果とを
測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)炭素数10〜20のアルキル基を有するアルキルケ
    テンダイマー80〜50重置%とカルボキシル化石油樹
    脂20〜50重景%とからなる混合物が、アニオン性界
    面活性剤を含有する水性媒体中に分散せしめられている
    高Ws度で且つ安定なアルギルケテンダイマー系サイズ
    剤。 2) カルボキシル化石油樹脂が、石油樹脂100重量
    部に対して無水マレイン酸2〜15重鼠部を付加反応セ
    しめたものである特許請求の範囲第1項記載のアルギル
    ケテンダイマー系・す”イズ剤。 3)水性媒体か、pH3,5〜5の水性媒体である特許
    dメツ求の範囲?A1項または第2項記載のアルキルケ
    テンダイマー系サイズ剤。 4)  炭素Wt10〜20のアルキルノ、シヲイTす
    るアルギルケテンダイマー80〜50重ノ+(%とカル
    ボギシル化石油樹脂20〜50重)!七%とからなる混
    合物をアニオン性界面活性剤を含イjする水と混合して
    予備乳化したのち、均質化処理することを牛′J徴とす
    ると6濃度で旧つ安定な゛rアルキルケテンダイマー系
    サイズ剤ly4造方法。 5) アルキルケテンダイマーとカルホキシルf1ツ石
    油樹脂との混合物か、1」スうら外水不溶性:イ=j 
    ’+?4溶剤溶液の形態であり、旧つ均?f化後更に該
    イj揮溶剤を留去する]−稈を含む髄ff′l’ R+
    ’f求のil[)1囲第4 r(4記載のアル片ルケテ
    ンタイマー糸−リイズ剤の11+!1造方法。 6)カルボキシル化イー4油イrat脂か、石油(イf
    [脂1 (1(1重j1(部に対して無水マレイン臣2
    〜15 、It、 Li怜(全付加反応せしめたもので
    あるノI′rWl’ ttI’f 51’: (7J 
    ’;J’1(間第4項または第5項d己1)蔓兄のアル
    =l−)レケiンダイマー系サイズ剤の酒造方法。 7ン アニオン性界面活性剤を含有する水が、アニオン
    性界面活性剤を含有するpH3,5〜5の水である特#
    T’ 8rj求の範囲第4項乃至第6項の何れかに記載
    のアルギルケテンダイマー系サイズ剤の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020595A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Arakawa Chem Ind Co Ltd ケテンダイマー系製紙用サイズ剤およびサイジング方法
CN102587128A (zh) * 2012-01-19 2012-07-18 苏州大学 一种防水增效剂以及提高纺织品防水整理的方法

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