JPS5946958A - 衛生シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に使いすて衛生シートに関する。

更に詳細には、使いすておむつまたは生理用ナプキン１
よと肌に直接、接する部分の衛生シートに関する。本発
明の目的は、吸収時間が煙かく、再湿潤値が小さい、す
なわち表ｍ１乾燥特性が良好で、かつ強度と風合、柔軟
件を治する１：ＰＩ牛シートを提供することＫある。

使いずてｆ６むつ、生理用ナプキンなどのシートは、一
般に乾式法、スパンボンド法：Ｙたは湿式法などにより
製造された不織布が使用され、これらけ製法罠応じて各
ノｒの特徴を有している。

一方、昼Ｓ生シートとし′Ｃは、尿や血液の吸収０１間
（Ｓｔｒｉｋｅｔｈｒｏｕｇｈ　）が短かく、１ｔ＋湿
潤Ｗｉ（Ｒｅｗｅｔ　）が小さい、いわゆる表１１１１
乾燥性（ドライ感）を有し、かつ強度と柔軟性（風合）
を有することが要求されるが、現在までのところこれら
の要求特性をすべて満すことは困難とされている。即ち
、表面乾燥性に於いて一般に尿や血液の吸収時間と再＠
潤値は相反する性質でル）す、又強度と柔軟性（風合）
も相反することが多い。更には、表面乾燥性と柔軟性も
、相反することが多い。従来の衛生シートは尿や血液の
吸収時間が早ければ再湿潤値は大きく、あるいは尿や血
液の吸収時間が遅ければ、再湿潤値が小さいものが殆ん
どであり、又、仮にこれらの２つの値が共に小さいもの
では、強度が小さく風合が劣っている。

本発明者らは従来の衛生シートの有するこのような欠点
を解析し、表面乾燥性９強度、風合の優れた新規な衛生
シートを得るべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達
した。

すなわち本発明は、 （１）　　低融点繊維を含む二種以上の繊維からなり密
度ｏ、ｏ　１〜０．２　ｉ　／ｃｌ　、厚さＱ、１〜３
　ｒｎｍのウェッブの片面に他面に達する部分熱圧着エ
ンボス処理を施し、かつ該ウェッブの他面の表層を点在
伏に熱融着せしめてフ、（るθ１１生シ・−ト。

（２）　　ウェッブ密度がｏ、ｏ　２〜０．１０　、！
／　／ｃｐ）である特許イ１“１求の範囲第（１）項記
載の６゛ｉ・生シート。

（３）　　ウェッブ厚さが０．１〜１．０朋であるＩＩ
、ｌ’ｉ〆［請求の範囲第（］）項または第（２）、１
１１記Ｉ伐のＷＥＴ生シ・−ト。

（４）　　部分熱圧着エンボス部のｉｌ＋、ｉ積比率が
つ上ンブの全表面積に対し２〜５０係であるｌ侍訂＃＋
’ｉ求の範囲第（１）ｍ−第（３）巾のい１′れかに記
載の衛生シー　ト。

（５）　部分熱圧着エンボス部が下拙に開ｔＺＩ　ｆｉ
ｔ（を有する特許請求の範囲第（１）項〜′ＩＩＫ、（
４）項のいずれかにＥ己載の１竹生ソート、 である。

ここで、低融点ｔＦ之維を含む二Ｊ４ｉ以上の／ａ　維
としては、ナイロン６、ナイロン６６、　　ナイロン６
、ｌＯのようなポリアミド糸、又は共ｊＱ合ポリアミド
系のもの、ポリエチレンテレフタ！／−トのようなポリ
ニスデル系又は共！ン（合＋ｌミリエステル系のもの、
又ポリエステルエーテル系のもの、ボｌ）　エチレン、
ポリプロピレン、ポリ−４＝メチルペンテン−１のよう
なポリオレフィン系のもの、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデンのようなポリビニルハライド又は共重合ポリ
ビニル・・ライドからなる繊維などが単げられる。

又、低融点繊維とは上記、各々の繊維（４）と混合して
用いた場合、該繊維（５）に対して低い融点を有する」
二記繊維をいう。更に、該低融点繊維としては、各種ポ
リマーのブレンド、又は貼り合せ、コンジュゲート等に
よる複合繊維なども用いることができる。更に、ウェッ
ブを構成する繊維は長繊維、短繊維又はそれらの混合体
のい」れでル１つてもよい。

該ウェッブは上記繊維（５）と低融点繊維の混合物より
成り、該繊維（５）が９５〜２０％２低融点繊剤ｔ＃−
５〜８０係の範囲で用いることが好ましい。繊維（３）
が９５％を越える場合、融着点が少（・ためシート全体
の強度が十分発現しにくくな４）ことが多く、一方、低
融点繊維が８０％を越える場合、シートの柔軟性が低下
し風合の劣る不織布シートとなる。該ス・、＾維（ＡＩ
および該低融点繊維は、ともに６デニール以下が′イ」
ましい。即ち、６デニールを越えた場合、風合が著しく
低下し、肌ざわり感が好ましくなく１ｊ（生シートどし
ての品位を損ねる。

ここで、部分熱圧着エンボス処理とは、たとえば図９〜
図１２に示すごとき所定バク・−ンの熱圧着がウェッブ
にγ１１Ｘ分的に加えられ、熱圧着パターン部のみが融
着によりウェッブの表面から裏面にかけて蒔碓が結合ぜ
し・ぬられ、そのパターン以外の部分のＵ、′（維は矛
〜合されていない状）ｐｌ／！７いう。これを図面によ
り補足説明すると、たとえば図７はウェッブの片面から
他面に達する部分熱圧着処理を施したのちの：’８ｉ生
シートの側断面図を示す。更に、い圧着時の高圧力およ
び熱により該圧着部の一部ソＩ′−開口し、その周辺部
が熱圧着されている場合も部分熱圧着エンボス処理の一
部に含まれる。これを１ｍｌ　ｉｆ＋ｉにより軸足説明
すると、たとえば図８は図７と同様の１慴１ζ分熱圧着
エンホス処理を施したときの開口部をイ■する衛生ソー
トの側断面図を示す。この場合、尿や血液が該開口部よ
り速やかに吸収され、吸収時間の著しい短縮効果が発現
される。

このような部分熱圧着法は全面圧着法に比べればより柔
軟性に富む不織布シートを与えるが、十分な強度を与え
ようとすると、部分熱圧着部の密度を充分高めうる程度
に高温、高圧で部分熱圧着処理を施さなければ１よらな
い。このような高密度部分圧着による不織布シー１−は
、柔軟性が低下し、風合が著しく損なわれる。この点に
鑑み、部分熱圧着の前あるいは後に、該ウェッブの下層
面、即ち部分熱圧着を施す側と反対側の面に対し圧力を
加えろことなく加熱のみで該面を点在状に熱融着させる
ことにより、部分熱圧着部のシート密度をそれほど高（
せず、適度の強度と柔軟性を兼ね備えた衛生シートを形
成せしめることができることを見い出し本発明に至った
。

ここでいう点在状とは、図によって説明すると、たとえ
ば図３はウェッブ内における繊剤ｒ囚］と低融点繊体２
に点在状熱融着処理を施す前の文箱状態を示す図であり
１図４は図３の状態の繊維に加熱処理を施しく９　Ｂｉ
（Ａ）　１同志を点在状に熱融着せしめた状態図である
。図５は低＋ｓ点繊維２同志の点在状熱融着状態図、図
６は史紐（Ａ）１と低融点ｌλ維２どの点在状熱融着状
態図である。

点在状熱融着に要する時間は部分熱圧沼エンボス処理時
間の少（とも５倍」ソ、上キ？！ましくは１０倍以上の
加熱時間を用いるのがｂ了ましい。

このような方法で得られる本発明の（’１１ｒ生シ・−
トは、部分熱圧着部と繊維が点在状（（４Ｉ〜ＩＩＱ　
ｔｌにより結合した下面と非部分熱圧着翻上面および不
織布ソート内部と・からなり、非Ｉｔ’分熱圧′；ｒｆ
　ｆ！ｌｉ上面と不織布シート内部はまったく融着され
ておらず従って繊維自体が有する柔軟性がそのまま保持
されており、絨側も移動に１９４して十分な自由度を保
持せしめることが可能となイ）ため柔＋１・（性ひいて
は風合が損なわれない。

一方、衛生シートとしての表面乾燥性（ドライ感）を表
す尺度は、尿や血液の吸収時間（Ｓｔｒｌｋｅｔｈｒｏ
ｕｇｈ　）および尿や血液の再湿潤度（Ｒｅｗｅｔ　）
で示される。吸収時間とは人工試薬５　ｍｌが衛生シー
トを通過し、おむつあるいはナプキン内部へ吸収される
のに要する時間（秒）であり、従ってこの値が小さい程
吸収性が良好で、従って表面乾燥性が良好である。

再潜濶値とはいったん吸収された試薬が、おむつあるい
はナプキン内部より再び衛生シー］を介して湿潤してく
る量＜ｇ）であり、従ってこの値が小さい程、再湿潤性
が低く表面乾燥性が良好といえる。この２つの値はペー
パープロダクツインターナショナル■で考案された測定
法であり、後述する。

一般Ｋ、この吸収時間と再湿潤値が共に良好であること
は困難であり、両者は二律背反的特性である。即ち一般
に、吸収時間を低下せしめろフｌ法としては、目付を下
げ、不織布密度を下げればよくあるいは親水性の繊維を
用いるなどして″シートを親水化すイ〉のも一方法であ
る。

一方、Ｐ）湿７；ｉ値を低下ぜしめる方法とし２ては、
目付を上げ、シート厚みを大きくずイ）が、またはシー
トを疎水化あるいは撲水化七しめ乙こ−すｌＣわちフィ
ルム状の防水シートに近伺けていけばよい。

吸収時間および（４湿潤値を低下さ秋２．）ための上述
の手段は、互い番て両立さぜることがＩＪＪ　ｔ、Ｉｅ
な手段であり、該方法では、吸収時間および書湿潤直を
共に低下せしめること４Ａ国ｊ）（＃である。オ発明煮
らは、この点にっさ鋭意何列をｉ６ねた結果、不織布密
度を低下せしめ、がっ、シート厚みを増大せしめること
により、吸収時間および再湿潤値の両特性を共に低下せ
しめしうろことを見出した。

即ち、不織布シート密度を０．２ｆＪ／ｃｒｌ以下、好
ましくは０．１１／ｒｙｌ以下、シート厚みを０．１へ
以上、好ましくは０．１〜１．０３＋＋ａの範囲とする
とき、吸収時間が３秒以下、再湿（悶幼が１．４Ｉ以上
になり５ることを見出した。このときの、シート厚みと
は面積が２ｄの円形フット型厚み測定機で、３　ｐ　／
　ａａの荷重をかけたときの厚さをいう。

このような、不織布シート構造とするための最適方法が
部分熱圧着エンボス処理法であり、エンボス処理のパタ
ーンとしては従来公知のパターンを用いることができる
が例えば図９〜１２のごときパターンを用いることがで
きる。

その場合、被部分熱圧着エンボス部の深さは０．１％以
上、部分熱圧着エンボス部の面積比率はウェッブの全表
面積に対し２〜５０チが好ましい。該圧着部以外のウェ
ッブは、殆んど圧着前の不織布シート構造を有しており
、密度の上昇ならびに厚さの低下はないため、上記程度
の圧着部面積比率の場合、不織布シート全体としても密
度の上昇、厚さの低下も少ない。

即ち、部分熱圧着エンボス処理法は、風合（柔軟性）を
保持しつつ、表面乾燥性を有する不織布シー　ト構造を
提供するものであり、更に下層融着処理を併用すること
（Ｃより風合をそこねずに更に強度を（ｑＪ与すること
を可能ならしめるものである。

このような不織布シー１構造は云いかえｈば局部的融着
部を有する高度の嵩保持楢造である。

即ち、同−目刺であっても部分熱圧７Ｉ／１法は、全面
圧着に比べて、著しくバルキー＋１り造（即ち、厚さが
大きく密度が小さ〜・構造）となり、また圧着部が圧着
部の傾斜面に沿って不織布シートの組織中に存在するの
で座屈、圧Ａｊｈ力に対して反ｈＪする特性を保持する
。さらに圧着部はシート表面には存在しないので１′１
硬な手触りを与えることがない−。

このような局部的融着部を有する高度の嵩保持’ｔｔ’
ｌ造を有する不織布シート１１造は、尿や血液の吸収時
はすばやくこれを下層へ移送する。この場合、尿や血液
が構成繊維を伝わり、シートの垂直方向およびンート方
向へすばやく拡散するので冒い表面乾燥性を示す。これ
はシートが厚みを有し密度が小さいために生ずる現象で
ある。厚さが小さいと、シート方向への拡散は妨げられ
、又苦埋が太きいと、拡散速度が遅くなるため表面乾燥
性は低下する。

一方、拡散吸収された尿や血液が再湿潤するときも同様
に、このような局部的融着部を有する高度の嵩保持↑、
、Ｈｊ　ｍ体は有効に作用する。ｆ！ＩＩち、ノー１上
ＩＢｌから荷重がかかつても、厚さを有するため、シー
ト下面から上面への尿の逆流が生じにくく、’５＋度が
小さいため毛細管現象によろ再湿潤が生じにく（・。厚
さが小さいときは密度が小さくても容易に再湿潤する。

又、厚さが犬きく−（も密度が大きい場合は尿や血液は
容易に毛細管現象により再湿潤する。吸収時に於いてイ
、再湿潤時に於いても、厚さも密度も大きい場合、あイ
）いは厚さも密度も小さい場合は、いずれも表面乾燥性
は低下する、 このように、優れた表面乾燥性を有するには不織イ１１
シー］−密歴が０．２．！ｉ’／ｉ以下、好ましくは０
１ｕ／ａｄ以下、シート厚みが０．１　％以上、好まし
くは０．１〜１．０％の範囲がよい。

更に、冶４温筒圧による部分熱圧着を施す場合、該部分
圧着部が開口する場合があるが、この場合もシート厚み
が−）二記厚さをｎｇ　Ｌ、−Ｃいれば表ｊ／ｌｊ乾燥
性が阻害されることはなく、尿や血豆が吸収される場合
、尿や血液がこの開口部をｉｔｊ！遇することがかえっ
て容易となり、より良好な吸収力が発現される、 かかる開口Ｔ１（；を有する部分熱圧着エンボス部の構
造を図８に示した。

本発明の衛生ソートは、任意の目付で作ることができる
が一般にコストの点から＞ｉ！１常３０１１／ｒｒｊ以
下、通常１７〜２５＆／ｒｒｊの目刺で作るのが好ま、
１−１い、１ 次゛に表面乾燥性を表すパラメーターである吸収時間と
再湿潤値の測定法について説明する。

第１図に吸収時間を１ｌｌ１１定する装置を示し、これ
は吸収時間プレート１（Ｐａｐｅｒ　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ
Ａ−ＰＰ−５６２）　、不透過性ベースグレート２（Ｐ
ａｐｅｒ　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ　　４Ａ−ＰＰ−２７１）
および吸収時間プレート上のプローブにｔｌ￥腺１−だ
１１気測時回路３を含んで（・る。吸収時間ブレー１は
、その中に液体ザンブルを放出できるキャビティ４を含
んでいる。テストする衛生シート試料５および吸収コア
６　（Ｅａｔｏｎ−ＤｉｋｅｍａｎＣｏｙ＋６９３９　
）も、示さレテイル。

表面張力４５ダイン／−を有する人工尿のテスト溶液を
、次のようにして調製した。

１・−ジョン秤（ｓｏｏ、ｉ７容量、ｏ’、ｏ　ｏ　ｓ
　ｇ感度）を用い、１．０±０．０１　ｇの表面活性剤
、Ｔｒｉｔｏｎ　Ｘ−１００を、消浄な、乾燥１００　
ｍｌ定量フラスコ中に創世した。これを、蒸留水で定量
に稀釈した。磁気撹拌棒をフラスコに挿入してから、攪
拌モーターに取付けた。溶液を約５分間攪拌し、基準溶
液を作った。

トーション秤（５００Ｉｉ容月、０．００５．９感度）
を用いて、２０．０±０．０１１１の塩化す）・リウム
を計量して、２００　ｏｍ定量フラスコに移した。５．
０±０．０１　ｇの基準溶液を加え、蒸留水で定量に稀
釈した。磁気撹拌棒をフラスコに挿入し、攪拌モーター
に取付けた。

溶液を約５分間攪拌し、テスト溶液を作った。

テスト溶液の表面張力を、測定した。もしテスト溶液が
、４５±３ダインの範囲外の表面張力を有していれば、
これを基準溶液または蒸留水で注意深く調節するか、廃
棄して新しい溶液を調製する。テストする衛生シートを
通るテスト溶液の漏れは、７３’Ｆ、相対湿度５０チに
維持した室で、次のようにして測定した。

３枚重ねの四角片を用いて、９枚の１０１．６ＨＩＸ１
０１．６＋ｎ正方形にＥａｔｏｎ−Ｄｉｋｅｍａｎ　１
６９３９Ｐ紙を切断して、３枚のコアを作った。

コアは、少なくとも２４時間、７≦’Ｆ　／　５０Ｒ，
Ｈ，、で調質した。

３枚の衛生シート試料を１２５前×１２５ｎ正方形に切
断し、少なくとも２時間、７３″ｆ２　／　ｓ　ｏチＲ
，）１．で調質した。

分液漏斗用リングスタンドを、漏斗の先端がリングスタ
ンドの基部の約２インチ上になるように組立てた。

分液漏斗は、定量１２５ｍｌで、テフロン製７トツプコ
ツクを有するＭａｔｈｅ＋＋ｏｎ　２５３５６−】５ま
たは均等物で、３．５±０．２５秒に２５．０ｍｌの排
液スピードのものである。、漏斗の管は、ストップコッ
クの丁約１インチテ直角に切断した。必要に応じ、分液
漏斗の排液速度ハ、ストップコックの孔を小さなドリル
で大きくして増加できる。

７１￥浄なビューレット（５０ｍｌ、　Ｍｅｔｈｅｓｏ
ｎ６１３０−７ｏｉたは均等物）を、ビューレットの先
端が分液漏斗の内側になるように組立てた。ビューレッ
トを、０マークまでナスｌ−溶液を満たし、ビューレッ
ト先端も確実に充満させた。

ベースプレート上に１枚の調質コアを載せ、１枚の調質
傳生シート正方形をコアの上に重ね、軽く押し付けた。

吸収時間プレートを、衛生シートの露出表面と中心を合
せ、アセンブリーを漏斗先端が漏れプレートの頂部の上
１／４±１／３２インチで漏斗の管に中心を置いた。

分液漏斗のストップコックを閉鎖し、テスト溶ｔ（ｆ−
５ｍｌをビューレットがら分液漏斗に排出した。

タイマーにスイ・ノチを入れ、タイマーを０にセットし
、プローブを吸収時間Ａヤビナイに入れてから分液漏斗
のストップコックを開放し、プレートキャビティにテス
ト溶液５ｄを排出して、吸収時間テストを開始した。最
初の溶液がタイマーを始動させ、溶液がキャビティから
空になった後、タイマーは停止した。漏れ時間を、でき
るだけ０．１秒まで記録した。

再湿潤値（Ｒｅｗｅｔ、　） 第２図には、再湿潤値測定装置が示され、不透過性ペニ
スプレート７、および下側には発泡体層を有し上側に圧
力荷重９を有する圧力プレート８を含んでいる。部品８
および９の全重量は、３．６３に９であった。両部品は
、Ｐａｐｅｒ　Ｐｒｂｄｕｃｔｓ　Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉ
ｎｇ　５ｅｒｖｉｃｅｓより入手できる。

第２図には、衛生ンート試料ｌＯ１吸収時間テスｌに用
いた吸収コア１１および２ＮＰ紙１２も示されている。

吸収時間テスト終了直後に、分液漏斗のストップフック
を閉鎖し、テスト溶液の残量（コｌ負荷量、５．Ｏｍ／
）を、分液漏斗に排出した。ストップコックを開放し、
溶液をサンプルに排出したが、プレートキャビティをオ
ーバフローしないように注意すべきである。。

コア負荷は、Ｅａｔｏｎ−Ｄｉｋｅｍａｎ　Ａ　９３９
　ｆ紙１０１．６算＋ｎ、　Ｘ　Ｉ　０１．６關正方形
３枚のコアの重量を３．８倍して計算する。例えば、コ
アの重量が４．３５９であれば、コア負荷、即ちコアを
負荷させるのに必要なテスト溶液の全重量は、４．３５
　Ｘ　３．８　＝　１６．５　ｒｎｌである。

コアが、視覚検査で決定してテスト溶液で児全に負荷さ
れた直後に、ビユレット、分液漏斗および吸収時間プレ
ートを除去した。

圧カブ！／−トおよび圧力荷重を、発泡体側を下向きに
し又衛生シートの上部の上で中心に置いた。直ちに、ス
トップウォッチをスタートした。

正確に３分後、ストップウォッチを停止し、０に戻した
。圧力プレートおよび圧力荷重を速やかに除き、プレー
トを奇麗に拭き水分を除いた。

予じめ７５”Ｆ１５０％Ｌ）（、で少なくとも２４時間
調質した２枚のｆ紙（直径１５ｃｒｎＷａｔｔｍａｎ　
Ｉｎｃ　／１６４　）を、衛生ジ−トノ上で中心に置い
た。圧力プレートおよび圧力荷重を、再び注意してゆつ
（りとアッセンブリーの上に置いた（第２図）。

ストップウォッチをスタートし、正確に２分後、１紙を
除去してできるだけ０．０１ｇまで計量し、た。湿潤お
よび乾燥Ｐ紙の重量差である再湿潤値を記録した。

両テストを残りのサンプルで反覆し、平均吸収時間およ
び再湿潤値をｄｌ算した。

血液の場合は市販の水溶性増粘剤を適当量添加して９０
　ｄｙｎｅ　／ｃｍの粘度を有する試薬を調整して用い
た。。

シートに本発明を実施例で具体的に説明する。

（実施例１） Ｉｋ１Ｄ点２６１℃のポリエチレンテレフタレート知ｒ
ａ紺（２ｄｅ、　ｓ　１７に長）を５０Ｗ％ｌ　融点１
７０℃のポリプロピレンを芯とし融点１３０℃のポリエ
ナレンを鞘とする芯鞘型コンジュゲート短繊維（３ｄｅ
、　５１％、Ｊｉ）　５　ｏｗ％を十分に混綿後、カー
ド処理を施し密度０．０６３　ｇ１０！。

厚さ０．４１ｍのウェッブとした。このウェッブを表面
温度が】５５℃の熱ロールに片面のみを接触させ、ウェ
ッブに殆んど圧力のががらない状態で片面のみを部分熱
圧着エンボス処理時間の２０倍の加熱時間をかけて融着
させた。その後、このウェッブの被融着面と反対側の面
から、表面温度が１６０°Ｃで、ウェッブの全表面積に
対する部分熱圧着エンホス部面積比率が５係、エンホス
部の谷の深さがｏ、ｓＸ、ｔつのストライブ長が３への
図９に示すごとき不連続格子状パターンのエンボスロー
ルを、押しあて他面（既融着面）を常温金属ローラーで
受けてウェッブをニップし圧力１５ｋｇ／、７で部分熱
圧着エンボス処理を施した。

この結果得られた不織布シートは、部分熱圧着部が不連
続格子状に残っているものの、殆んどが嵩高な不織布繊
維層の中にあって、手ざわりはあくまでも短繊維集合体
がもつ本来の柔軟性を示し風合の良いものであった。一
方、該部分熱圧着部と他面の融着表面がこの不織布シー
トに必要な強度を該ソートに付与せしめた。この不織布
シートの被部分熱圧着面側から、試薬（表面活性剤、Ｔ
ｒｉｔｏｎ　Ｘ−１００水溶液）を滴下し、表面乾燥性
を測定したところ吸収時間１．５秒、再湿潤値０．１９
であり衛生シー）・とじて優れた表面乾燥性を有してい
た。結果を表１に示した。

（実施例２） 融４２６１℃のポリエチレノテレフクレー１を芯、融点
２２６℃のポリエチレンテレフタレ−＋・／ポリエチレ
ンインフタ１／−ト（８５モル％／１５モル％）を鞘と
する芯鞘型コンジュゲート繊維とポリエチレンテレフタ
レート繊維から密度０．０５７　ｇ　ｌｃｒ！、厚さＱ
、３５ｍ１ｌＯ長繊維ウニシブを作成した。

このとき芯／鞘型コンジュゲート繊維と一成分繊維との
割合は、３／２（重量％）であり、また、各単繊維繊度
は共に３　ｄｅであった。又、ウニツノ′の目イ寸は２
θｇ／ｒｒｊであった。

このウニツノを実施例１と同様な方法で、下面に熱融着
処理を施しその後エンボスロールにより部分熱圧着エン
ボス処理を行った。下面熱融着時の熱ロール温度は２３
５℃、部分熱圧着時のエンボスロール温度は２４０℃、
圧力は１２ｋｇ／Ｃ１１であった。得られた部分熱圧着
型スパンボンド不織布シートは実施例１と同様嵩高で柔
軟な風合の良好なものであった。しかも長繊維であるた
め、強度が著しく優れている特徴を有していた。このス
パンポンド不織布シートに被部分熱圧着Ｒ１１側から実
施例１ど同（１上に試ｉＬ’５を滴下し、表向乾燥性を
測定したところ、吸収時間１．４秒、丹湿閂値０，７ｙ
であり両生シートとじてすぐれた表面乾１↓・ｈ性をイ
〕していた。結果を表１に示した。

（実施例３） 融点２６１℃の捲縮を有ずろポリエチレンアレフタレー
ト’ＰＪ、　Ｄ　維（２ｄｅ　、　　１０　％長）７０
Ｗ係と融点１７０℃のす（縮をイＴするボリプ１ピレン
短繊ｔ（Ｌ（２ｄｅ、　ｓ　％長）３０ｗ％を混綿（−
５１の水に分散したあと２０ＣｍＸ２５ｃｍのワイヤー
メツシュを持つ角型抄紙機で抄紙した１、そしてドラム
型乾燥機を用いて表面温度１２０°Ｃで５分間乾燥し密
度０．０７６ｙ／ｃ１＋ｔ　、厚さ０．２５ｉ＊の湿式
不織布を得た。得られた不織イ（１を表面温度が１９０
℃の熱ロールを用い実施例１と同様の方法で点在状熱融
着処理を下面に施した。その後、この不織布の被融着面
と反対（１１１０面から表向温度が１９５℃で圧着ｆｉ
ｌｌ而：’ｔｔ　ＪＩＺ率が７係、谷のｔ１５さかＯ−
’％、１つのストラフイフＪてが２．５％の１．工１１
θに示すごときネガ、わ１．ストライフ状パターンのエ
ンホスロールを、ｌＩ＋　テ；ｆ２　融＞Ｗｒ面側には
？ル温合金１．１フラット１１−ルを押ｉ−あて「Ｊ−
ル間圧力２０　ｋｇ／ｃｒ！　、　、ＮＡｊ　Ｉ’Ｘ：
　２　ｍ　／ｎ＋ｒ＊てＴｑｊ、分熱ＩＪニアｆエンボ
ス処理を施した。

この結果、ＩＸ＋られたシートは実施例１および２とル
１！″ｌシて、ｔ；１一式不織布でＡ、るためべ）や？
＋１ｊは小さいが湿式乍；有の均一性に（ＡＥれたもの
でｋ）り品１＼ｆのＬ；！□１１・ものであった　この
シートの被部分Ｆ、’、％　ＩＦ着ｉｆ＋ｉ　＋１１１
１から試薬（Ｔｒｉｔｏｎ　Ｘ−１ｔ）０水溶液。

界面活性剤）を滴下し表面乾燥性を測定したノころ、吸
収時間１．３秒、再溝荘１１１〆ｆ０９〃であり衝止ノ
ートとしての優れた表面１〉１ｊｊＨ２性を有していシ
）ことがわか１）た。結果を；５４１に示′［。

（比較例１） 融点２２　ｓ　”ｃのナイロン−６短繊維（２ｄｅ。

５１１長）５５チと融点１３０℃のポリエづレン短ｌｉ
ｄ維（２ｄｅ、５　ｌ九長）な十分（Ｊモ綿１−たのち
、カード処理により密度０，２　ｓ　ｊＪ　／ｃｎｌ　
、厚さ０．１闘のウニツノどした。このウェア７′を表
面温度が１４０℃の熱ロールに片１ｔすのみを接触させ
、反対側から常温のペーパーロールで約＋５Ｏｋｙ　／
　ｃｒｄの圧力をかげ１．８＠／ｇｕｎＯガ１ξ度で全
体圧着を施した。得られた不織布ソートは、１４．い強
度を有するものであったが、ナイ「Ｊン６１裁維とポリ
エチレン繊維との交点およびポリエチレン繊維同志の交
点は全て圧着され、しかも厚みが著しく小さいため、不
織布シー）・の密度が大きいため紙状のもので）、つた
。

又、折り曲げの除虫じるｉ、ａ　ｘ＋ｔのＲ１（曲やす
べりなどの動きに殆んど自由度がなく、そのときの感触
はゴリフリしたものであり風合は著しく劣っていた。こ
の不織布シー１．に被熱１−ルの被全佃熱圧着面側から
、実施例１とＩＩＩＪ杼に試薬を滴下し表面乾燥性を測
定したところ、１及収時間２．８秒、古湿潤値３．５ｙ
であり、１１１す生シー）・として必要な表面乾燥性に
欠けていた。結果を表１に示した。

（比較例２） 融点２６１℃のポリエチレンテレフタレートを芯、融点
２１４℃のポリエチレンデンフタレート／ボリエ゛ｊ−
レソイソフタレート（８０モル％／２０モル％）共重合
体を鞘とするコンジュゲ−１−１＆維と融点２６１°Ｃ
のポリエチレンテレフタレー）　Ｉｆｆ維から長繊維ウ
ェッブを作成した。

芯／鞘コンジュゲー）　１＆維と一成分繊維との割合は
ｌ／ｌとした。各単繊維は共に２．５　ｄｅＯものを用
℃・た。又得られたウェッブの密度は０．２５　ｓ　９
　／ａ＆　、厚さは０．０９１ｉであった。このウェッ
ブを表面温度が２４０℃の金属フラットロールの間には
さみ圧力１５　ｋｇ／ｃｍ　、　　２．５ｍ／　ｍｂｌ
の速度で全面圧着を施した。得られた不織イｌ＋は著１
−い強度を有するものであったが、厚みが小さく密度が
太きいためペーパーライクなものであった。このシー）
に試薬（Ｔｒｉｔｏｎ　Ｘ−１００水溶液）を滴下し、
表面乾燥性を測定したところ、吸収時間３．１秒、再湿
潤値４．２ｇであり衛生シートとして用いる必要な表面
乾燥性に欠けるものであった。結果を碧１に示す８表　
　１

【図面の簡単な説明】

しｊ】は尿、血液などの吸収時間（Ｓｔｒｉｋｅｔｈｒ
ｏｕｇｈ　）を測定する装胤、図２は再湿間値（Ｒｅｗ
ｅｔ　）をａｌｌｉ　＞ｉｘするｆ４　ｉ＃、図３はウ
ェッブ内における繊維（んｌとイｒ５．融点繊維２の点
在状熱融着処理前の交絡図、し］４は図３の繊維を熱融
着せしめたのちの繊維穴１同志の点在状熱融着状態図、
図５は低融点繊維２同志の点在状熱融着状態図、図６は
繊維（Ａ）１と低融点繊維２どの点在状熱融着状態図、
図７はウェッブの片１ｍから他面に達する部分熱圧着工
／ボス処理を施したのちの衛生シートのｌ１ｔｌｌ断ｉ
１＋＋図、図８は図７と同様の部分熱圧着エンホス処理
を施したときに開口部５を有するときの衛生ノートの（
１１１１断面図、図９〜］２は部分熱ＦＴ：着エフェン
ホス処理すときのバクーン図の例である。 特ボ１出願人　・「丘大株式会社 配　了 図　９　　　　　　　凹　４゜ 四ｒ；２　　（（ＩＩ負　　　イ２ 〒■１　糸シ″ｌｔ　　ン市　ｊ」二　「ｑ昭和５８年
　７７’１２７０ ’Ｆ’：’ｒ−Ｊ−，”Ｊ”＆”臼１没１．２１イ′１
の表止 Ｎ２ｉ　　Ｋ（ｌ　　ｎｉｌ　　　ｊ］７　−　１り？
）８３２　　　シ′】２、発明の名称 ｉｉ１＋　’ｌシート こう、ン＋ｌ１ｉｌ−をりる者 代表名　　岡　　本　　（／１　四　部（１）　　ｔ＃
　Ｘ’ｌ請求の範囲の補正（、Ｌ別組のどＪｊす。 （２）　　明細内の第３３頁、’ｔ’＋　１７ｆ’ｊの
記１１・（１・・・・・・ｈ目）イｉす」を［゛・・・
・・・から成る」ど工１１１りる１゜（３）同頁、第１
８行の記載１密度０，０１〜ｏ、２：ｔ／ｃｒ１．Ｊ°
７　ＣＳ　Ｏ，１”　３　ｍｍの」を削除（Ｊる。 （／Ｉ）　　明細内の第４貞、第１行の１．］ｉ・ｋＶ
　ｌ・・・・・ｉ！シめてなる１のあとに［密度０．０
１”−０，１０ｊｌ　／　ｃｎｉ　。 厚さ　（１，１−ヘ−３，０＋ｎｎ＋　Ｊを抑入りる１
゜（１５）同頁、第３１−＋の記載１（２）つｊツノ１
°’ｆ＋　Ｉ”先か・・・・・・［を１（２）　　密１
σが・・・・・・１ど、ｌＪ　ｄ、　ｌる１゜１　１ｉ
ｉＩ　Ｃｈｉ　、第５行の記載１−　（３）　　ウ】ツ
ノ）“ノさが・・１をｌ　（１）　　Ｊ！、”さが・・
・・・・１ど訂１１（）る、。 （７）　　明細内の第１０貞、第２０１１の記載１以１
（、ニイＹり八ること・・・・・・１を［以トに４１す
）ること・・・・・・１と止づる。 明細内の第２１頁、第９？ｊへ・第Ｈ１１１（１）　ｎ
ｌ：戟１・・、カード処１里を施し、％ｆｉ　Ｉｕ　＋
１．０ｆｉ３　！ｌ　／ｒ：ｔｄ　、　Ｉ’；’さ）、
４ｍｍのつ１ツブどし！、：９．・・・・・・・１を１
カー１−処Ｊ甲施し［］イ’ＩＩ’　２５　ｇ／　ｎｉ
のつ」ツブとした１と５１１１す（１〕）　　明細内の
第２２頁、第３行の記載［・・・・・・１５１（ｇ／ｃ
ｍ・・・・・・］を１・・・・・・１５　Ｋｇ／　ｃｔ
ｎ・・・・・・−１ど削正する。 （）Ｏ）同頁、第５行の記載「・・・・・・不織布シー
トは、Ｊのあどにｌ　ｉ竹１＜ｔ　Ｏ，０６３ｇ／　ａ
ｄ　、厚さ０　、４　ｍｍで」を挿入りる。 （ＩＴ）　　明細書の第２３α、第５行の記載（゛ら密
度０．０５７’ｊ／ｃＬ厚さ　（１，３５ｍｍの長１１
Ｎを「ら［１イ１２０Ｗ／ｒｄの１ｑ繊Ｉｆｆ　Ｊどｒ
Ｊ　ｉＥりる。 θ２）同質、第９行〜第１０行の記載１−・・・・・・
。又、つＪ−ツブのロイ」は２０ｇ／′尻でｄりった。 」を削除づ−る。 ０３）同頁、第１６行の記載［１２１徨／　ｃｒｉ・・
何をｌｌ２Ｋｇ／　ｃｍ　Ｊど削正りる。 （１／１１　　明細内の第２４頁、第１４行へ・第１５
行の記載［・・・・・・密度０．０７６Ｊ　／　ｃｄ、
　Ｊ’７さ０．２５ｍｍの・・・」を「・・・・・・目
（”１１９９／′ｒｄ、の・・・」と訂正する。 （１５）　　明細９０の第２５頁、第５行の記載「・・
・・・・２０而／Ｃ屑・・・」を「・・・・・・２０紹
／　ｃｍ・・・」と訂正する。 ０６］　　同頁、第７行の記載「この結果、（￥Ｉられ
たシー１〜は、・・・］のあとに「密度０　、０７（ｉ
　ｇ／　ｃｒｄ、厚さ０．２！ｉｍｍで」を挿入りる。 （１７１明ＩＩＩ書の第２６頁、第１行〜イ１２１７の
記載１・・・＝−’Ｍｌ、（１０，２６ｇ　／ｃ、ｌ、
厚ざ０．１ｆｉｍの＝−１（ｉ１’−・・・・・「１イ
一１２６ｇ／尻の・・・」と訂正１Ｊる、。 ０８）同頁、第５行のｈｄ載ｒ　Ｋｇ／　ｃｍ　−−ｌ
　’：ｉ１に９　／ｃｎｉ　Ｇ・・・・・・」どｎＪ　
ｊＪ−する。 θ９）同頁、第６１−ｉの記載１・・・・・・。ｔ゛ｒ
られｌ、二小織イ１１シー１〜は１のあとに［密Ｉσ（
１，２ｆｉ　ｒｌ　／　ｔ：Ｊ　、　Ｊ’ハ＼０、１ｍ
ｒｎ　７：−Ｉを挿入づる。 Ｇ’ｉ））　　明ＩＩＩ　ｉｕ　ノ第２７頁、＋４３１
０（１ヘ□　ｉ７ｊ　ＩＩ（ｊ〕＋’＋ｌａ　Ｊ４Ｑ　
ｌ　・・・・・・密度は０．２５５９　／　ｃｔｄ　、
　ｆｆさ　（１，０９ｇ　−・−・−１４−「・・・・
・・１」付は２３Ｓ？／ｍ・・・・・・−１と５Ｊ　ｉ
ｔりる。。 （２１）同頁、第１５行の記載［・・・不Ｈ’　ｌるら
のであった／＋Ｎ、」のあとニ（−密ｒｕ　Ｏ，２！＋
ｈ！７　／’ｔｙｒｅ、　Ｊ”　ｉ’５　　（１，０９
ｍｍで１を挿入りる。 （７１７）　　同頁、第２０行の記載［・・・・・・用
いる必要イレ・・・・・１を「・・・・・・用いるに必
要な・・・・・・」とｉ’ｌ　ｉｔりる。　　・Ｑ、連
　　明細内の第１０頁、第１１行の記載１・・目・・（
′ｌのｌ’ｉｊにつさ・・・・・・」を［甲・・・この
Ｊｊｉ！にっさ・・・・・何ど泪１１−リ−る　。 因）　局員、第１９行の記載］−とき、・・・・・・１
のルンど（ご１人工尿試薬の」を１．１ｉ人づる。 ？’Ｎ　　明細；１１の第２１ｊ’！、第２？１の記載
１・・・・・・具体的に説明づる。」のあとに「なＪ５
木発明に用いた試薬（よ表面張力４５ダイン／　ｃｍを
有づる人工尿試薬である。」を挿入づる。 別　　紙 １；Ｉ　１ｉ’ｔ　ｉｉｉ’！求の範囲（１）低融＋ｊ
ａ　ｍ卸を含む一］種以−１の椹ｉＩｆ　ｂ口）え乞つ
−Ｌツゾの片面に他面に達りる部分熱ＬＬン１−１ン小
スス処理施し、かつ該つ〕−ツブのｊｌＩ！Ｈ，面の表
層を貞（１状に熱融へμしめてなる、密度０．０１　′
〜・帆、−ηｌ　４７−／　ｃｎｌ　、厚さ　０．１〜
３．Ｏｍｍのｉｑｉ　！Ｊシー　ｉ　、。 （２）密！αが０．０２〜０．１０　’Ｊ　／　ｔＩｄ
”Ｑ　ｄうく）特ｉ’ｌ　ｉ：ｉ’＋求のイわ間第（１
）項記載の衛生シート５、＋３）　　Ｊ’；Ｊさが０．
１〜１．ＯｍｍＦｉ１６る特！、′１１ｊ’ｌ求の１１
ム囲第（１）項よたは第（２］　ＪＲ記載の衛生シー１
−　。 （／Ｉ）　　部分熱圧着エンボス部の面偵化率／］〜ウ
ビンノ全表面積に対し２〜５０％である特πｌ’　３ｎ
求の範囲第（１１１ｎ・〜・第（３］　Ｉｎのいずれか
に記載の１ｊｔｓ　ｉｌ−シー１〜。 （５）　　部分熱圧着エンボス部が下面ｔ、二間１１部
４ｊ　４＋りる特訂ｉ１１求の範囲第（１）項へ・第（
／１）Ｊｉ’ｉのいヂれが（こ「、１シ載のｔｆｌｉ生
シー何〜。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　低融点繊維を含む二種以上の繊維からなり密
   度ｏ、ｏ　１〜０．２０９／ｃｒｌ　、厚さ０．１〜３
   ．０１ｍのウェッブの片面に他面に達する部分熱圧着工
   ンボス処理を施し、かつ該ウェッブの他面の表層を点在
   状に熱融着せしめてなる衛生シート。
2. （２）　　ウェッブ密度が０．０２〜ｏ、１ｏ、ＩＺ／
   −である１１を許請求の範囲第（１）項記載の衛生シー
   ト。
3. （３）　　ウェッブ厚さが０．１〜１．０ηｍである特
   許ｎｔｌ求の範囲＞’、　ｔｌ）項または第（２）項記
   載の衛生ソート。
4. （４）　　部分熱圧着エンボス部の面積比率がウェッブ
   全表面積に対し２〜５０チである時ｔｒＦ　ＮＩ′ｊ求
   の範囲第（１）項〜第（３）項のいずれかに記載の衛生
   シート。 ｆ５）　　Ｂｉ１分熱圧着エンボス部が下面に開１」部
   を有する特許請求の範囲第（１）項〜第（４）項のいず
   れかに記載のＩＪｊ生シート。