JPS594663Y2 - 歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置 - Google Patents

歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置

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Publication number
JPS594663Y2
JPS594663Y2 JP1977136384U JP13638477U JPS594663Y2 JP S594663 Y2 JPS594663 Y2 JP S594663Y2 JP 1977136384 U JP1977136384 U JP 1977136384U JP 13638477 U JP13638477 U JP 13638477U JP S594663 Y2 JPS594663 Y2 JP S594663Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
headrest
rod
locking rod
hole
mounting plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977136384U
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English (en)
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JPS5462389U (ja
Inventor
太一 山中
Original Assignee
株式会社吉田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉田製作所 filed Critical 株式会社吉田製作所
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Publication of JPS5462389U publication Critical patent/JPS5462389U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS594663Y2 publication Critical patent/JPS594663Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯科用治療椅子に関し、特に患者の座高及び治
療姿勢に応じてヘッドレストを調整するための装置に関
する。
従来、歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置は、例え
ば実開昭48−95487号公報に示されたように、バ
ックレストの頂部にヘッドレストを保持する保持板を枢
支し、この保持板をバックレストに設けた鎖錠機構によ
り鎖錠しかつ保持板に対しヘッドレストを摺動可能とし
て患者の座高に応じられるようにされている。
しかしながら、このような構造のヘッドレスト調整装置
によると、ヘッドレストの傾動中心はバックレストに対
して一定した位置となるため、患者によっては安楽な治
療姿勢が得られない問題がある。
即ち、ヘッドレストの傾動に際しては患者の首部の背後
にヘッドレストの枢支点を位置する必要があるけれども
、前述した構造ではヘッドレストの枢支点が患者の座高
によっては患者の頭部や肩部の背後に位置することによ
り、座高に偏差のある患者は苦痛を感じ、長時間の治療
に耐えられない。
本考案は、以上に述べたような従来のヘッドレスト調整
装置の欠点に鑑み、患者の座高に拘わらずヘッドレスト
の枢支点を適正な位置に保つことができ、軽快な操作性
が得られるヘッドレスト調整装置を提案するものである
以下、図面に示す実施例によって本考案の詳細を説明す
る。
第1図は本考案を適用した歯科用治療椅子の側面図であ
り、基台A上に上下動可能に支持された座席シー)Hの
後部にはバックレス)Cが起倒可能に支持されている。
そして前記バックレストCの頂部には、詳細を第2図及
び第3図に示されたヘッドレスト調整装置により支持さ
れるヘッドレストDが設けられる。
第2図及び第3図において、前記バックレストCの頂面
には内面を合成樹脂製の摩擦材1で構成された角穴状の
取付孔2が開口され、この取付孔2には頭部3aを前方
に折られた支持板3が挿脱可能に挿入さIする。
この支持板は前記摩擦材1の摩擦力によって自重で落下
しないように半固定状態におかれるけれども、この抑止
力を補強するため、前記摩擦材1に穿たれた小孔4には
圧縮ばね5で押された鋼球6が位置され、鋼球6の押圧
力により支持板3が抑止される。
また前記支持板3の頭部3aには水平方向の接手ピン7
が支持され、この接手ピン7には取付板8の基部が枢支
される。
この取付板8の先端部はへラドレス)Dに挿入された状
態でヘッドレストDに固定される。
前記支持板3の頭部3aには前記接手ピン7から下方に
偏位されたピン9があり、このピン9にはロッド10の
基部が枢支される。
前記ロッド10は前記取付板8と略平行に延長され、前
記取付板8とへラドレス)Dの背板11の間に間隔片1
2によって形成された空間13中に受入れられる。
前記間隔片12には開放部14が形成され、この開放部
14には取付板8から延長された支点軸15が挿通され
、この支点軸15には、中間部に形成された穴16に前
記ロッド10を挿通される鎖錠棒17の一端が枢支され
る。
本考案によれば、前記鎖錠棒17には鎖錠棒17に対し
摺動可能なリング18がはめられ、このリング18は前
記間隔片12の穴19中に位置され止めねし20で飛出
しを防止された圧縮ばね21が当てがわれ、この圧縮ば
ね21の力により鎖錠棒17は平時矢印X方向に付勢さ
れて左方向に傾斜し、これによって鎖錠棒17に設けら
れた穴16のエツジaがロッド10を挾み込みこのロッ
ド10は鎖錠した状態で保持されている。
本考案のヘッドレスト調整装置は、以上のような構造で
あるから、患者の座高に応じるには、支持板3の頭部3
aをつかんで取付孔2に対する挿入深さを調整すれば、
患者の首部の背後にヘッドレス)Dの枢支点即ち接手ピ
ン7を位置することができる。
そしてこの状態すなわち鎖錠棒17が圧縮ばね21によ
って左方向に傾斜して鎖錠棒17に穿設された穴16の
エツジaによりロッド10を鎖錠した状態に保持されて
いる状態において、ヘッドレストDに患者の頭部重量が
加ったときは、該重量によってヘッドレストDは接手ピ
ン7を支点として下方すなわちY方向への回動力を受け
、これによってロッド10には鎖錠棒17に対して第2
,3図において左方向に移動する力すなわちロッド10
が穴16に深く挿入する方向の力が作用し、これは丁度
鎖錠棒17をX方向に傾動したと同様の結果となり、そ
のため穴16のエツジaはロッド10により強く喰込む
ようになって、ロッド10は強固に鎖錠されてヘッドレ
ス)−D上の患者の頭部重量を確実に支持するものであ
る。
そしてこの状態からヘッドレストDの傾を上方に変更す
べく第2図のY方向に移動させる際には鎖錠棒17を圧
縮ばね21の付勢力に抗して第3図のXと反対方向に移
動すれば鎖錠棒17の穴16のエツジaとロッド10と
の喰込みが解かれ、ヘッドレス)−Dは接手ピン7を支
点として自由に回動でき、ヘッドレス)Dを所望の傾動
状態としたのち鎖錠棒17を離せば、該鎖錠棒17は圧
縮ばね21によってロッド10の鎖錠状態に復元する。
またへラドレス)Dを第2図においてYと反対方向に移
動する場合には、ヘッドレス)Dを押上げる。
するとヘッドレス)Dの傾きに伴いロッド10は鎖錠棒
17に対して第2,3図において右方向に移動すること
になりすなわちロッド10が穴16から抜ける方向に移
動することになり、これは丁度鎖錠棒17をXと反対方
向に傾動したと同様の結果となるので、穴16のエツジ
aとの喰込みは弱められ、従って単にヘッドレス)Dを
押上げるだけの操作で5ツドレス)4)を第2図におい
てYと反対方向に移動し得るものである。
この考案は前記のように構成したことにより、患者が如
何なる座高であったとしても最適の治療姿勢を得ること
ができ、しかもヘッドレストの上昇時には単にこれを押
上げ操作のみでよく、また下降時にはヘッドレストを保
持しつつ鎖錠棒を回動する操作により所望の傾動状態を
得ることができると共に、ヘッドレストの鎖錠機能をそ
の下降方向で働くように構成したので、ヘッドレストに
載置される患者の頭部を安定して支持し得るなどの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施こした歯科用治療椅子の側面図、第
2図は同治療椅子のヘッドレスト調整装置の拡大断面図
、第3図は第2図に対し直角な方向より見たヘッドレス
ト調整装置の拡大断面図である。 図中 Cはバックレス1〜、Dはヘッドレスト、2は取
付孔、3は支持板、8は取付板、10はロッド、17は
鎖錠棒、19は圧縮ばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 治療椅子のバックレストCの頂端に設けられた取付孔2
    内に、下端部が挿入されると共に、任意の挿入深さで固
    定可能となっている支持板3と、この支持板3の頭部に
    後端が接手ピン7を介して枢支されると共に、先端部が
    ヘッドレス)D内に固着された取付板8と、この取付板
    8に一端が枢支されると共に他端把持部が前記取付板8
    と交叉する方向に延びてヘッドレストDの側方に突出し
    、かつ中間部に穴16が穿設されている傾動可能な鎖錠
    棒17と、前記支持板3の頭部に前記接手ピン7の下方
    に位置するピン9を介して基部が枢支されて取付板8と
    平行して延びると共に、先端部が前記鎖錠棒17の穴1
    6内に移動可能に挿通されたロッド10と、前記鎖錠棒
    17に常時傾動力を付勢して前記ロッド10を穴16に
    鎖錠するための圧縮ばね21とを具えたことを特徴とす
    る歯科用治療椅子。
JP1977136384U 1977-10-12 1977-10-12 歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置 Expired JPS594663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977136384U JPS594663Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置

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JP1977136384U JPS594663Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5462389U JPS5462389U (ja) 1979-05-01
JPS594663Y2 true JPS594663Y2 (ja) 1984-02-10

Family

ID=29107559

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JP1977136384U Expired JPS594663Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 歯科用治療椅子のヘッドレスト調整装置

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314475A (ja) * 2000-05-10 2001-11-13 Og Giken Co Ltd 移動枕付乗せ体

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JP4562855B2 (ja) * 2000-05-10 2010-10-13 オージー技研株式会社 移動枕付乗せ体

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JPS5462389U (ja) 1979-05-01

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