JPS5945886B2 - 環状体の焼却装置 - Google Patents

環状体の焼却装置

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JPS5945886B2
JPS5945886B2 JP55174432A JP17443280A JPS5945886B2 JP S5945886 B2 JPS5945886 B2 JP S5945886B2 JP 55174432 A JP55174432 A JP 55174432A JP 17443280 A JP17443280 A JP 17443280A JP S5945886 B2 JPS5945886 B2 JP S5945886B2
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JP
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frame
incinerator
rod
annular
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政人 吉岡
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NITSUHO BOIRAA KK
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NITSUHO BOIRAA KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/12Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of plastics, e.g. rubber

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は古タイヤのような環状体の焼却装置に関する
ものである。
従来では古タイヤなどの環状体は野外に積上げて点火焼
却するか、あるいは細く破砕して焼却炉に投入するなど
の方法で焼却していたので、多量に発生する煙で空気が
汚染される。
破砕工程に手数がかかるなどの点で問題があった。
また、古タイヤをそのままの姿で焼却する装置も種々提
案されており、特開昭55−20350号公報に記載さ
れている焼却装置は古タイヤをそのままの姿で燃焼室内
の支持筒の外側にはめて。
新鮮な空気を供給しながら燃焼させるもので、古タイヤ
のほぼ完全な燃焼が期待されるものである。
しかし、この公知の焼却装置は高温の燃焼室内へのタイ
ヤの供給については全く考慮されていないので1点火前
に小量のタイヤを入れてこれを燃焼させて焼却し、つぎ
のタイヤは焼却炉の温度カ下ったのち供給して焼却する
方法によらなければならないので連続的に大量のタイヤ
を燃焼させることは困難であるという欠点を有する。
また、特開昭55−118866号公報に記載されてい
るタイヤの自動供給装置は投入機内に縦向きにした多数
のタイヤを前後2列に並べて収容し、この投入機を往復
動させつつ底板の傾斜を利用してボイラの燃焼室内に転
がり込ませるものであるから、燃焼室内においてはタイ
ヤは不規則な状態に倒れることとなり、完全燃焼は期待
できず、また、このような投入機では特開昭55−20
350号公報に示されているような型式の焼却炉へのタ
イヤの供給は行えないのである。
この発明は上記のような従来のタイヤなどの環状体の焼
却装置の問題を解決することを目的とするものである。
すなわち、この発明は被焼却環状体を支持筒により支持
して新鮮な空気を吹き込みつつ環状体を完全燃焼させる
燃焼室を有し、前部には燃焼ガスを噴出する噴出筒を有
する焼却炉において、中心線を前後方向として縦向きに
した多数の環状体を前後に並べて支持する多数の支持枠
を外側に有する無端状の搬送機と、この搬送機の前端に
おいて。
搬送機の前部の環状体に起伏自在の爪を嵌入させ。
この環状体を所定高さに上昇させて上部にある受枠に環
状体を支持させたのち元位置に下降する昇降部材を有す
る持上機と、前記受枠で支持された環状体を吊棒により
吊下げて前方の前記焼却炉内に押し込んだのち元位置に
復帰する押込機とを設けて、搬送機の支持枠間につぎつ
ぎと供給した環状体を持上機と押込機により前記焼却炉
の後部から、焼却炉の支持筒に順次供給するように構成
することにより搬送機上に環状体をその中心線を前後方
向に向けてつぎつぎと並べていくだけで、この環状物が
1個または複数個づつ自動的に焼却炉内に供給されるよ
うにした焼却装置を提供するものである。
以下にこの発明の実施例を添附図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図、第2図において、Aは搬送機、Bは持上機、C
は押込機、Dは焼却炉である。
前記搬送機Aは左右一対のローラチェン1の外側に多数
の支持枠2を一定の間隔で設けたものであって、この両
チェン1の前後の折返えし部は第1図のようにフレーム
3の前後に配置した軸に取付けたスプロケット4に係合
している。
前記フレーム3内には各チェノ1の往行側と復行側の下
側を支える上下のガイドレール5を設ける。
また各支持枠2はチェノ1のリンクに対して外向き直角
に固定してあり、フレーム3の下部には復行側の支持枠
2が嵌入するビット6を設けである。
持上機Bは垂直のガイド枠8をこ沿って昇降する昇降部
材9に起伏自在の爪10を設けたもので、ガイド枠8は
焼却炉りの後部胴体11の後端側に固定しである。
前記ガイド枠8には第3図のように前後2本のガイド溝
12,13があり、昇降部材9の後部側面に上下に並べ
て取付けた複数のローラがガイド溝12に外れないよう
に係合しており、この部材9の前部から搬送機Aの前部
上へ向けて固定した横向きの腕14の端部に下向きの枠
15を固定し、この枠15の下端に前記爪10を水平よ
り上には回るが下には回らないように取付けてあり、こ
の爪10は第2図、第4図のように左右一対となってい
る。
他方のガイド溝13に昇降自在に取付けた摺動体16に
は棒17の上端を軸により前後に回動し得るように取付
け、この棒17に管18を摺動自在に嵌合させ、この管
18には第3図のように前記スプロケット4の駆動棒1
9を回動自在に連結し、棒17の下端と管18の上端に
係合部を設ける。
この駆動棒19の下端は第3図のように前部のスプロケ
ット4の軸に回動自在に取付けられ。
この棒19に回動自在に取付けた送り爪21がスプロケ
ット4とともに回る型車20にバネにより係脱して昇降
部材9が1往復する毎に型車20を第3図に向って1ピ
ッチ右回転させてチェノ1(こ取付けた各支持枠2を1
ピツチ前進させるようにしである。
前記のガイド枠8の上端にはモータ、減速機などからな
る駆動装置22によって正逆転されるスプロケット23
を設け、このスプロケット23に係合させたチェノ24
の一端には前記昇降部材9を固定し、他端には前記摺動
体16を固定する。
押込機Cは第1図のようにフレーム3上のガイドレール
25上に前後左右の車輪26を載せた可動フレーム27
とその上部に前後方向に進退自在に取付けた進退枠28
からなっている。
可動フレーム27は調整時にのみ動かすもので、運転時
には適宜の固定装置で固定しである。
進退枠28は第1図のように上下一対の前後方向の押込
棒29,30の後端を連結材31によって一体に結合し
たもので、この押込棒29,30は第5図などに示すよ
うにフレーム27に取付けたガイドローラ32.33に
より水平状態で支持されている。
また、上部の押込棒29上にはラックギヤ34を固定し
、このラックギヤ34にはピニオンギヤ35を噛合させ
る。
このピニオンギヤ35は、フレーム27に取付けたモー
タ、減速機などからなる駆動装置36によって正逆転さ
れるものである。
また、前記上部押込棒29は筒状であって、その内部に
吊棒37を進退自在に取付けである。
この吊棒37の前端は押込棒29の前端開口から出没す
るようになっており、後端は押込棒29の後端開口から
突出している。
前記吊棒37の後端には端板38を固定し、この端板3
8を止めて吊棒37の一定以上の前進を阻止するストッ
パ39をフレーム27にiI図。
第2図のように固定する。
40は前記進退枠28の前端に設けた受枠である。
この受枠40は第3図のように、その下端を軸41によ
りフレーム27の前部の腕に回動自在に取付けたもので
、この受枠40の下端を後方に屈曲して設けた屈曲部4
2端をバネ43で上方に引張り、同屈曲部42の上部を
ストッパ44で支持して受枠40の上縁が水平となり、
前記吊棒37とほぼ同じ高さになるようにする。
また、この受枠40は第4図のように左右一対からなり
その間に前記爪10や進退枠28が入り得るようにしで
ある。
前記焼却炉りは後部胴体11と前部胴体45からなって
いる。
後部胴体11の後端壁46には第3図、第4図のように
開口47があり、この開口47の両側には左右一対の外
扉48が軸49を中心に回動するように取付けである。
この外扉48の相対向する部分には前記進退枠28の上
下の押込棒29,30が嵌入する切欠状の小窓50を上
下に設け、この各小窓50を開閉する小扉51を軸52
により前方に回動するように取付ける。
また、上記の外扉48および小扉51は前方、すなわち
後部胴体11内へのみ開くように取付け、かつこれらの
扉48.51を閉鎖位置とする復元バネなどを設ける。
前部胴体45は第3図、第4図のように内壁と外壁から
なる2重壁でその内外壁の間が水室53となっている。
また、この胴体45の後部壁54には後部胴体11内に
通じる開口55があり、この開口55を開閉する左右一
対の内扉56も内部を氷室とした2重構造であって、軸
57により開口55の両側に回動自在に取付ける。
この軸57は中空で、図示省略しであるが、軸57の端
部にスイベルジヨイントを介して冷却水の供給管と排出
管を連結して供給管から供給した冷却水を軸57を経て
扉56内に流入させて冷却したのち排出管から排出させ
るようにしである。
また、この扉56も前方へのみ開くようにするとともに
閉鎖位置に保持する復元バネなどを設ける。
第3図、第4図のように前部胴体45の前半部内側が燃
焼室58となっている。
また、内壁の前端は前部が小径となったテーパ状の内筒
59となづており、その外側には同じくテーパ状の外筒
60を被せてその内側を空気室61としである。
また、内筒59の前端は外筒60の前端の噴出筒62内
に開口している。
第3図、第4図の63は内筒59内に同心に配置した2
重壁からなる支持筒であってその前部が3本の空気管6
4により燃焼室58の周壁に固定されている。
上部の管64は第3図のように胴体45上に突出して送
気管65に連結し、この管65は胴体45上に取付けた
送風機66の吐出口に連結する。
また、胴体45上に設けた別の送風機67の吐出口に連
結した送気管68は前記外筒60に連結して空気室61
に連通させ、この送風機67の吸込口に連結した吸引管
69は前記後部胴体11内に連通させる。
他の2本の管64は垂線に対して左右に約30°の角で
開き、内端は支持筒63の内外壁間の空気室72cこ連
通し、外端は閉じられている。
また、上部の管64の内端も同様に支持筒63の内外壁
間の空気室72に連通しており、支持筒63の外壁およ
び後端壁には多数の噴気孔70を設けて空気室72内に
吹き込まれた空気が各噴気孔70から燃焼室58内に噴
出するようにする。
また、前記支持筒63の後端壁の上部から後方へ向けて
管71を突出させ、その後端を閉鎖し、前端は空気室7
2に連通させ、管71の後端下部に噴気孔73を下向き
に設ける。
この管71の中程から支持筒63の後端壁の下部に向け
て設けた管74を空気室72に連通させ、管74の一部
には、支持筒63の内壁の内側に形成された前後開放の
通気路76に向けて空気を噴出する噴出ロア5を設ける
第3図の77は燃焼室58の後端外周に配置した円形環
状の噴気管で、その内側前寄りに多数の噴気孔78を設
け、この管77の上部に連通させた送気管78は第2図
のように前記送気管65に連通させる。
第3図の79は燃焼室58の下部に設けた灰落部で、こ
の部分にロスドル80を設ける。
このロスドルは複数の水管の前後を連通管で連通して内
部に冷却水を通すようにした水冷式である。
また前部胴体45内の底部には若干の間隙81を残して
中空扁平の灰燃焼用空気箱82を着脱自在に取付け、こ
の空気箱82上に多数の噴気孔83を設け、この空気箱
82に設けた送気口84を送風機の吐出口に連通させる
第1図の85は開閉自在の扉を有するワイヤ取出口、8
6は灰取出口であり、図示省略しであるが、前部胴体4
5の一部には2重壁間の氷室に冷却水を供給する給水管
と、水室内で加熱された温水の取出管とを設ける。
この発明は上記の構成であり、以下にその作用を説明す
る。
第1図などにおいて、87は被焼却物の1例としてのゴ
ムタイヤを示すもので、上向きとなった多数の支持枠2
間にタイヤの中心線が前後方向となるように嵌入して左
右のチェノ1の搬送側で支持させる。
第1図、第3図は持上機Bの昇降部材9が最下位に下り
、爪10が水平になって先頭のタイヤ87内に嵌入して
いる状態を示している。
この状態のとき手動操作スイッチあるいは昇降部材9な
どにより働くリミットスイッチなどによって駆動装置2
2を起動し、スプロケット23を回転させてチェノ24
を介し、昇降部材9を引上げる。
この部材9が上昇するさい、爪10がタイヤ87の内周
上側に係合してタイヤ87を持上げる。
上記のように爪10により持上げられるタイヤ87が上
昇途中で環状体受枠40の斜辺に当るとこの受枠40は
バネ43を引伸ばしつつ軸41を中心に第3図の鎖線の
ように回動するのでタイヤ87は受枠40に阻げられる
ことなく上昇し、タイヤ87の内側上部が受枠40の上
縁より上(こなるとこの受枠40がバネ43により復元
して第5図のようにタイヤ87内に入る。
一方、上記のように昇降部材9が上昇するとともに摺動
体16は下降し、これとともに棒17および管18も自
重により下降する。
こうして、管18が下降すると、これに連結した駆動棒
19が第3図矢印方向に回動していくが、この棒19に
取付けた送り爪21は型車20の歯から外れるから型車
20は回らず、従ってスプロケット4も回らない。
上記により第3図の鎖線のように駆動棒19が型車20
の1ピッチ分回ったとき駆動棒19は適宜のストッパで
それより回動することを阻止され、管18も止るが棒1
7は更に下る。
このとき棒17は停止している管18内を下降する。
また。上記のように駆動棒19が回動する途中において
管18と駆動棒19の連結部が円弧運動を行うが。
これに応じて棒17と管18が棒17のト端の軸を中心
に回るから支障は1よい。
上記のように昇降部材9が上限に達するとリミットスイ
ッチなどが働いて駆動装置22が−たん停止したのちス
プロケット23を逆転させるからチェノ24により昇降
部材9は下降を始め摺動体16、棒17は上昇し始める
このため、タイヤ87は受枠40に係合したままとなっ
て残り、爪10はタイヤ87の内周下側に当って上方へ
回りながら下降し、タイヤ87を通過すると自重または
バネの作用で元の水平状態に戻り、搬送機A上の先頭の
タイヤ87内に入る。
一方、上昇する棒17は最初は管18内を上昇するがそ
の途中で棒17と管18の係合部が係合して棒17と管
18が共に上り、管18に連結した駆動棒19の送り爪
21が型車20の歯に係合してこれを1ピッチ回動じた
とき昇降部材9は下限に達し、棒17と管18は上限に
達して停止する。
従って昇降部材9の下降中に型車20とともにスプロケ
ット4が一定角度回り、チェノ1が1ピツチ移動して搬
送機A上のタイヤ87を1ピッチ進めて第3図の状態と
する。
また、受枠40にタイヤ87が係合している状態で駆動
装置36を起動すると、ピニオンギヤ35が第5図の矢
印方向に回転し、ラックギヤ34を介して進退枠28が
第5図の矢印方向へ前進を始めるから、上下の押込棒2
9,30は左右の受枠40間を通ってタイヤ87を受枠
40から押出すとともに、吊棒3Tの先端部によりタイ
ヤ87を吊下げ、外扉48を押し開いて後部胴体11内
(こ入る。
上記のようにタイヤ87が胴体11内に入るさい、外扉
47は−たん開かれるが、タイヤ87が外扉47を通過
するとバネなどの作用で外扉47は復元して開口47を
閉じる。
しかし、上下の押込棒29,30が小窓50を貫通して
いるので小扉51は押し開かれたままとなるが、小窓5
0と棒29,30間の隙間は最小となるので冷い外気の
胴体11内への流入は最小限に止められる。
第6図の状態から更に棒29,30が前進すると、タイ
ヤ87が内扉56を押し開いて開口55を通過し、第7
図のようにタイヤ87を支持筒63の後端の管71hに
載せる。
上記のとき、吊棒37の後端の端板38がストッパ39
に当り、それ以上の前進が阻止されるため、タイヤ87
は吊棒37から外れて管71上に載るのである。
更に押込棒29,30が前進すると第8図のようにタイ
ヤ87は支持筒63の外側にはよる。
押込棒29.30がここまで前進すると、リミットスイ
ッチなどの作動により駆動装置36がピニオンギヤ35
を逆転させるので進退枠28は後退し、元の位置に戻り
、内扉56は閉じ小扉51も閉じる。
支持筒63にはまったタイヤ87は先に入って燃焼して
いるタイヤ87により点火されて燃焼するが、この間支
持筒63や管71.噴気管77、ロスドル80などに設
けた噴気孔70.73゜78.83などから噴出する新
鮮な空気により酸素を十分に供給されて完全燃焼する。
上記の作用の繰返えしによって搬送機A上の支持枠2間
に支持されたタイヤ87はつぎつぎと焼却炉り内に押込
まれて完全燃焼し、燃焼により生じた高温の燃焼ガスは
空気室61内から噴出する空気とともに噴出筒62から
噴出する。
従ってこの燃焼ガスをボイラの熱源として利用できる。
なお、上記の操作において、駆動装置22゜36による
スプロケット23やピニオンギヤ35の正転逆転を手動
スイッチにより制御する場合。
あるいはリミットスイッチやタイマーを用いて全自動的
に行うなど任意の制御手段を実施し得る。
また、実施例では搬送機Aと持上機Bとが機械的に連動
する機構のものを示しているがそれぞれ別の駆動装置を
設けてリミットスイッチなどにより電気的に連動させる
こともできる。
この発明は上記のように搬送機上にタイヤのような環状
体をつぎつぎと供給していくことにより。
この環状体が1個または適当数毎に焼却炉中の支持筒の
外側につぎつぎと押込まれて燃焼されるのでタイヤまた
はこれに類似する形状のものの焼却がきわめて容易、か
つ安全に行われ、しかも完全燃焼するので煙の発生も殆
んどなく、発生した燃焼ガスはボイラなどの熱源として
有効に利用できる。
また、この発明は、その搬送機が外周(こ多数の支持枠
を設けた無端状のものであるから、つぎつぎとタイヤな
どの環状体を支持枠間に供給して連続焼却ができるので
多数の環状体の焼却がきわめて能率よく行えるなどの種
々の効果を有する有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部縦断側面図、第
2図は同上の平面図、第3図は要部の一部縦断拡大側面
図、第4図は同上部分の一部縦断拡大側面図、第5図な
いし第8図は要部の作用を説明する一部縦断側面図であ
る。 A・・・・・・搬送機、B・・・・・・持上機、C・・
・・・・押込機。 D・・・・・・焼却炉、1・・・・・・ローラチェン、
2・・・・・・支持枠、9・・・・・・昇降部材、10
・・・・・・爪、28・・・・・・進退枠、40・・・
・・・受枠、47,55・・・・・・開口、48・・・
・・・外扉、56・・・・・・内扉、58・・・・・・
燃焼室、62・・・・・・噴出筒、63・・・・・・支
持筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被焼却環状体を支持筒により支持して新鮮な空気を
    吹き込みつつ環状体を完全燃焼させる燃焼室を有し、前
    部には燃焼ガスを噴出する噴出筒を有する焼却炉におい
    て、この焼却炉の後方下部に、中心線を前後方向として
    縦向きにした多数の環状体を前後に並べて支持する多数
    の支持枠を外側に有する無端状の搬送機を設け、この搬
    送機の前部には、垂直のガイド枠に沿って昇降する昇降
    部材に前記環状体持上用の起伏自在の爪を設けた持上機
    を設けるとともに、前記爪は、昇降部材の下降時に、前
    記搬送機の先頭の環状体の上側に当って上方に回動じた
    のち環状体内に入って水平となり、昇降部材のと昇降に
    は水平のまま環状体の内側に係合してこれを持ち上げる
    ように水平位置より上方にのみ回動する構造とし、前記
    搬送機の上部に設けたフレームの前部には、前記持上機
    の昇降部材の爪により持ち上げられてきた環状体を受け
    る起伏自在の環状体受枠を設けるとともに、この受枠は
    、爪に係合して上昇してきた環状体により押し回された
    のち、復元し、環状体内に嵌入してその内側を受ける構
    造とし、前記フレームに進退自在に取付けられ、適宜の
    駆動装置により進退される進退枠には、前記受枠に係合
    している環状体の後側上下を押して、その前方の焼却炉
    内に押し込んで、この焼却炉内の支持筒に環状体をはめ
    るための北上一対の押込棒と、上部の押込棒に進退自在
    に取付けた吊棒からなる押込棒を設け、前記吊棒が押込
    棒とともに所定位置まで後退したとき吊棒の一部に当っ
    て吊棒の後退を阻止し、押込棒のみを一定長後退させる
    ことにより進退枠の前進時には吊棒の先端を押込棒の先
    端から突出させて前記受枠に係合している環状体を吊下
    げて前進する状態とするストッパを前記フレームの一部
    に設け、押込棒が前進して、焼却炉内の支持筒端部に設
    けた管に環状体を載せたとき、吊棒の一部に当って吊棒
    の前進を阻止し、押込棒のみを一定長前進させることに
    より、吊棒の先端を押込棒の先端より引込めるように作
    用するストッパを前記支持フレームの一部に設け、前記
    持上機の昇降部材を昇降させる駆動装置と、昇降部材が
    1回昇降する毎にこれに運動して1往復揺動する搬送機
    の駆動棒を設け、この1駆動棒には、この駆動棒が1往
    復する毎に、前記搬送機の駆動用スプロケットを適当ピ
    ッチ一定の方向に回動させて搬送機の支持枠を1ピツチ
    移動させる送り爪を設けて、搬送機の支持枠間につぎつ
    ぎと供給した環状体を前記持上機と押込機により前記焼
    却炉の後部から、焼起炉の支持筒に順次供給するように
    構成した環状体の焼却装置。
JP55174432A 1980-12-09 1980-12-09 環状体の焼却装置 Expired JPS5945886B2 (ja)

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JP55174432A JPS5945886B2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 環状体の焼却装置

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JP55174432A JPS5945886B2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 環状体の焼却装置

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JPS5798716A JPS5798716A (en) 1982-06-19
JPS5945886B2 true JPS5945886B2 (ja) 1984-11-09

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ID=15978424

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JP (1) JPS5945886B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231090U (ja) * 1988-08-20 1990-02-27

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JPS53118866A (en) * 1977-03-24 1978-10-17 Giichi Shirai Horizontal tire automaticcharging apparatus for waste tireefiring automatic hot water boiler
JPS5520350A (en) * 1978-07-28 1980-02-13 Nakano Sogyo Kk Smokeless combustor

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JPS5798716A (en) 1982-06-19

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