JPS5945821A

JPS5945821A - 排藁処理装置

Info

Publication number: JPS5945821A
Application number: JP15586382A
Authority: JP
Inventors: 金子　辰美; 健治河野; 日和佐　謙二
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1982-09-09
Filing date: 1982-09-09
Publication date: 1984-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、脱穀処理部から排出された排藁を受継いで
細断するディスクタイプのカッタ装置と、同じく排藁を
受継いで結束するノック装置とを、側面からみて前後に
並設し、かつ、前記ノック装置を前記カッタ装置の軸方
向に移動可能に設けた排藁処理装置に関するものである
。

従来、この種の排藁処理装置におけるフレーム構造は、
第５図、第６図に示すように、ノッタ装Ｍ３をカッタ装
置２の軸方向に移動可能に構成するために、カッタ軸４
とは別個にノック入力軸１０１を設け、このノック入力
＠１０１を介してノック装置３に動力を伝達するように
していた。そして、前記ノック入力軸１０１はスプライ
ン軸１０２と、該スプライン軸１０２に摺動自在に連結
された摺動軸１０３とにより形成されており、前記摺動
軸１０３の両端部は、各々支持アーム１０４により回転
自在に枢支され、各々の支持アーム１０／Ｉは前後（第
６図中左右）のノック側板１０５．１０６に横架した支
持バイブ１０７により暦動自在に支持されている。また
、前記支持アーム１０４には、前後一対の移動メタル１
０８，１０９が各々取付けられており、各々の移動メタ
ル１０８．１０９は、ノック支持バイブ２０に摺動自在
に支持されている。そして、前後一対の移動メタル１０
８．１０９の内、前側（第６図中左側）の移動メタル１
０８には、取イ」板２３を介して支持ｆｍ２４が取付け
られており、また、後側（第６図中右側）の移動メタル
１０９には、支持部材２１を介してノック装置３を支持
させている。前記支持筒２４内には後側（第６図中右側
）のノック側板１０６に回転自在に枢支された螺杆２６
が螺挿されており、前記螺杆２６の外端部には操作ハン
ドル２７が設けられている。また、支持筒２４の後端部
（第６図中右端部）には、支持部材２８を介してノック
装置３を支持さけている。そして、前記操作ハンドル２
７を回動操作することにより、支持筒２４を前後（第６
図中左右）に移動けじめ、移動メタル１０８，１０９を
介して駆動軸１０３をスプライン軸１０２に対して軸方
向に摺動移動せしめて、ノック装置３をカッタ装置２の
軸方向に移動づるように構成していた。ところが、この
ような構成では、支持パイプ１０７の上部、すなわち、
第５図、第６図において斜線で表示した部分に、藁屑等
が詰まるため、結束作業に悪影響を及ぼすという問題点
があった。

この発明は、上記の問題点に鑑み創案されたものであり
、その目的とするところは、結束作業を支障なく行なわ
せることができ、しかも構造が簡単な排藁処理装置を提
供するものである。

上記目的を達成するために、この発明は、横倒しで排出
された排藁を受継いで排葵のＩＪｔ出方内方向して左右
に延設されたカッタ軸４０回転により細断するカッタ装
置２及び排藁を受継いで結束するノック装置３を排藁の
排出方向前後に並設し、前記ノック装置３を前記カッタ
装置２のカッタ軸４方向へ移動可能に設（）た排藁処理
装置において、前記カッタ装置２のカッタ軸４に動力取
出軸部５を設【プ、この動力取出軸部５にノック装置３
をカッタ＠４方向へ移動自在に連動連結し、カッタ装置
２とノック装置３との間に藁屑を落下させる空間部へを
形成したちのである。

以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳″細に説明
づ゛る。

第１図は排藁処理装置６を装着したコンバイン３− を示すものであり、走行装置７を備えた機台８上に脱穀
処理部１が設（プられ、前部（第１図中左部）には刈取
搬送装置９が設りられている。前記脱穀処理部１の後部
（第１図中布部）には、排藁処理装置６が着脱自在に取
付けられている。この排藁処理装置６は、脱穀処理部１
から排出された排藁を受継いで細断するカッタ装置２と
、同じく排藁を受継いで結束するノック装置３とが側面
からみて前後に並設され、かつ、前記ノック装置３を前
記カッタ装置２の軸方向に移動可能に設けられたもので
あり、つぎのように構成されている。すなわち、第２図
、第３図において、４はカッタ装置２のフレーム１０に
回転自在に支承されたカッタ軸で、このカッタ軸４の前
側突出端部（第３図中左側突出端部）にはプーリー１１
が取付けられ、ベルト１２を介して機体からの動力を受
けて回転する。前記カッタ軸４の後側端部（第３図中右
側端部）には、連結部材１３を介して動力取出軸部５が
連結されている。この動力取出軸部５には、スプライン
が形成されている。１４は動力取出軸４一部５に設けたプーリーで、該プーリー１４は第４図に示
すように、後側（第３図中右側）移動メタル１５に固設
した支持メタル１６に回転自在に支承されるとともに、
動力取出軸部５に摺動自在に嵌着されている。前記プー
リー１４は、ベルト１７、およびプーリー１８を介して
ノック装置３の駆動軸１９に連動連結されている。前記
後側移動メタル１５は、ノック支持パイプ２０に摺動自
在に支持されるとともに、この後側移動メタル１５には
、支持部材２１を介してノック装置３を支持させている
。

２２は前側（第３図中左側）移動メタルで、ノック支持
パイプ２０に摺動自在に支持されている。

この前側移動名２２には、取付板２３を介して支持筒２
４が取付けられている。前記支持筒２４内には後側（第
３図中右側）のノック側板２５に回転自在に枢支された
螺杆２６が螺挿されており、前記螺杆２６の外端部には
操作ハンドル２７が設けられている。また、前記支持筒
２４の後端部（第３図中右端部）には、支持部材２８を
介してノック装置３を支持させている。支持筒２４とカ
ッタ軸４との間には空間部へが形成されている。

以上の構成において、ノック装置３をカッタ装置２の軸
方向に、例えば、後側方（第３図中右側方）へ移動さ゛
けるときには、操作ハンドル２７を第３図における矢印
ａ方向に回動操作して螺杆２６を同方向に回転せしめる
と、前側移動メタル２２がノッタ支持パイプ２０に沿う
とともに、支持筒２４が回転する螺杆２６に沿って後方
（第３図中右方）へ移動する。この支持筒２４の移動に
伴って支持部材２８を介してノック装置３が同方向に移
動する。このノック装置３の移動に伴って支持部材２１
を介して後側移動メタル１５もノッタ支持パイプ２０に
沿って移動し、後部移動メタル１５の支持メタル１６に
支承されるプーリー１８は、動力取出軸部５に沿って同
方向に摺動移動する。

したがって、従来のフレーム構造におけるノック入力軸
と、該ノック入力軸を支持するための支持パイプを取り
除くことができるので、藁屑等が自由に落下することが
できる空間部Ａが形成され藁屑等の溜りを除去すること
ができるのである。

以上より明らかなように本願発明の構成によれば、カッ
タ装置による排藁の細断時等に発生する藁屑はカッタ装
置とノック装置との間にたまり込むことなく空間部から
落下させることができる。

このためノック作業を行なうときにノック装置のカッタ
軸方向への移動等がたまり込んだ藁屑によって妨害され
ることがなく、円滑な結束作業を行なわせることができ
る。しかもカッタ装置のカッタ軸に動力取出軸部を設け
、この動力取出軸部にノック装置をカッタ軸方向へ移動
自在に連動連結したので、ノック装置をカッタ装置のカ
ッタ軸方向へ移動可能でありながら、ノック装置への動
力の伝達はカッタ軸に設けた動力取出軸から行なうこと
ができ、ノック装置への動力伝達機構の構造を簡素化す
ることができる。このため装置のコンパクト化を図るこ
とが可能となり、また、部品の点数を減少させることが
可能となり、製造コストを減少させることができるので
ある。

７− 第４図、第５図は従来の排藁処理装置を示す側面図およ
び背面図であり、第２図、第３図と同一の符号は同一の
構成部分を示すものである。

なお、この発明は、前述の実施例に限定されるものでは
なく、前述の実施例以外の態様でもこの発明を実施しう
るものである。

また、特許請求の範囲の項に、図面との対称を便利にす
るために符号を記すが、該符号は、この発明の技術的範
囲を限定するものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の１実施例を示すものであって、第１
図は排藁処理装置を装着したコンバインの側面図、第２
図、第３図は排藁処理装置の一部省略の側面図および背
面図、第４図は要部の拡大断面説明図、第５図、第６図
は従来の排藁処理装置の一部省略の側面図および背面図
である。（図面の主要な部分を表わす符号の説明）１・・・脱穀
処理部　　　　２・・・カッタ装置８− ３・・・ノック装置　　　　４・・・カッタ軸５・・・
動力取出軸部　　　Δ・・・空間部特　許　出願人　　
井関農機株式会社第４図第５図手続ネ市正書（方式）昭和５７年１２月２Ｚ日特許庁長官　　若　杉　　和　夫　　殿１、事件の表示
　　　特願昭第５７−１５５８６３号２、発明の名称　
　　排藁処理装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住所（居所）　愛媛県松山市馬本町７００ｍ地氏名（名
称）（０１２）月関農機株式会社代表者　弁開　８孝４、代理人住　所　　　　〒１０５東京都港区虎ノ門１丁目１番１
８号ニュー虎ノ門ビル８階電話　東京（５０４）　３０７！ｉ・３０７６・３０７
７番１− ６、補正の対象（１）図　面７、補正の内容（１）図面の浄書（内容に変更なし）８、添付書類の目録（１）図　　面　　　　　　　　　　　　　　　１通以
上２−

Claims

【特許請求の範囲】

横倒しでＪｌｌｌ出された排藁を受継いで排藁の排出方
向に対して左右に延設されたカッタ軸の回転により細断
するカッタ装置および排藁を受継いで結束するノック装
置を排藁の排出方向前後に並設し、前記ノック装置を前
記カッタ装置のカッタ軸方向へ移動可能に設けた排藁処
理装置において、前記カッタ装置のカッタ軸に動力取出
軸部を設け、この動力取出軸部にノック装置をカッタ軸
方向へ移動自在に連動連結し、カッタ装置とノック装置
との間に藁屑を落下さぜる空間部を形成したことを特徴
とするＶ［藁処理装置。