JPS5945397B2 - 生地の縫外れ検出方法 - Google Patents
生地の縫外れ検出方法Info
- Publication number
- JPS5945397B2 JPS5945397B2 JP19483781A JP19483781A JPS5945397B2 JP S5945397 B2 JPS5945397 B2 JP S5945397B2 JP 19483781 A JP19483781 A JP 19483781A JP 19483781 A JP19483781 A JP 19483781A JP S5945397 B2 JPS5945397 B2 JP S5945397B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- sewing
- sewing machine
- detect
- light
- Prior art date
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- Expired
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- Socks And Pantyhose (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ミシンによる各種生地の縫製工程において縫
外れミスの発生を正確かつ迅速に検出することのできる
生地の縫外れ検出方法に関する。
外れミスの発生を正確かつ迅速に検出することのできる
生地の縫外れ検出方法に関する。
例えばパンティストッキングのパンティ部を縫製するラ
インクローザ−等、縫製工程の自動化を図る技術は著し
い進歩をとげているが、この縫製工程における所謂縫外
れミスを完全に防止できず、縫製メーカーの致命的な欠
点となっている。
インクローザ−等、縫製工程の自動化を図る技術は著し
い進歩をとげているが、この縫製工程における所謂縫外
れミスを完全に防止できず、縫製メーカーの致命的な欠
点となっている。
このため、従来は多大の人手と時間とを費して、その有
無の検査を行っているのが現状であり、これを簡便に検
出する手段の出現が強く切望されている処である。
無の検査を行っているのが現状であり、これを簡便に検
出する手段の出現が強く切望されている処である。
本発明は、このような問題点を解消することを目的とし
て提供されたものであって、その特徴とする処は、縫製
ミシンのミシン針直前にある被縫製生地の縫製予定部分
を、対向して設けた発光素子と受光素子との間に位置さ
せて、これの透過光量を実測し、併ぜてこれの平均値を
求め、この実測値と平均値との差を取ることにより縫外
れ部分を検出する点にある。
て提供されたものであって、その特徴とする処は、縫製
ミシンのミシン針直前にある被縫製生地の縫製予定部分
を、対向して設けた発光素子と受光素子との間に位置さ
せて、これの透過光量を実測し、併ぜてこれの平均値を
求め、この実測値と平均値との差を取ることにより縫外
れ部分を検出する点にある。
即ち、2枚の生地を重ね合わせて縫製する場合、上下の
何れかの生地がシワ、ヒキツリ、めくれ等により不揃い
となることがあり、これをそのまま縫製すると縫製不良
となる。
何れかの生地がシワ、ヒキツリ、めくれ等により不揃い
となることがあり、これをそのまま縫製すると縫製不良
となる。
そこで、本発明は、かかる不揃いの有無を透過光量とし
て検出し、縫外れを未然に防止したり、或いは縫上った
製品を不良品として別に除外して検査工程の省略を可能
にしたものである。
て検出し、縫外れを未然に防止したり、或いは縫上った
製品を不良品として別に除外して検査工程の省略を可能
にしたものである。
以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図はパンティストッキングのパンティ部を自動縫製する
ラインクローザ−を略示する。
図はパンティストッキングのパンティ部を自動縫製する
ラインクローザ−を略示する。
第1図において、1は円周軌道、2はこの円周軌道1に
沿って移動するクランパーである。
沿って移動するクランパーである。
3はミシン、4はミシン針で、このミシン針4の直前に
発光素子5と受光素子6とを上下対向して設けた検出器
が配置されている。
発光素子5と受光素子6とを上下対向して設けた検出器
が配置されている。
7は不良品を吸引して除去するエヤー吸引パイプである
。
。
パンティストッキングの縫製時には、第2図Aに示すよ
うに2枚のストッキング8,9に、その上縁のゴム部1
0.11側から所定寸法だけ切目12.13を入れ、次
に両ストッキング8,9のゴム部10.11両端を揃え
た後、同図Bに示すように切目部分が直線状になるよう
に引張っておき、その直線部分の縫製ライン14で両ス
トッキング8,9を縫合せてパンティ部15を形成し、
同図Cに示すようなパンティストッキング16を完成す
るのである。
うに2枚のストッキング8,9に、その上縁のゴム部1
0.11側から所定寸法だけ切目12.13を入れ、次
に両ストッキング8,9のゴム部10.11両端を揃え
た後、同図Bに示すように切目部分が直線状になるよう
に引張っておき、その直線部分の縫製ライン14で両ス
トッキング8,9を縫合せてパンティ部15を形成し、
同図Cに示すようなパンティストッキング16を完成す
るのである。
このようなパンティストッキング16の縫製時には、ク
ランパー2に2枚のストッキング8,9をセットし、切
目部分を直線状に引延ばした状態でミシン3のミシン針
4によりパンティ部15の縫製ライン14を縫合するの
であるが、この縫製をするに際し、ミシン針40手前に
設けた発光素子5と受光素子6とにより上下の生地が正
確に揃っているか否かを検出する。
ランパー2に2枚のストッキング8,9をセットし、切
目部分を直線状に引延ばした状態でミシン3のミシン針
4によりパンティ部15の縫製ライン14を縫合するの
であるが、この縫製をするに際し、ミシン針40手前に
設けた発光素子5と受光素子6とにより上下の生地が正
確に揃っているか否かを検出する。
この場合、上下の生地が正確に揃っていれば、第3図の
如き透過光量となり、また生地が1枚しかない等、一部
に不揃いの部分があれば、第4図の如き波形となる。
如き透過光量となり、また生地が1枚しかない等、一部
に不揃いの部分があれば、第4図の如き波形となる。
この第3図及び第4図において、波形に斑があるのは、
生地厚の関係であり、ゴム部10,11は厚地であるた
め、透過光量が少なくなる。
生地厚の関係であり、ゴム部10,11は厚地であるた
め、透過光量が少なくなる。
従って、生地厚に差のある場合には、例えば第4図のよ
うに検出のだめの固定しきい値aを設定しておいても、
縫外れ部分すを検出することは不可能である。
うに検出のだめの固定しきい値aを設定しておいても、
縫外れ部分すを検出することは不可能である。
なおCは無生地、dはゴム部、eはパンティ部、fは股
下部を夫々示す。
下部を夫々示す。
そこで本発明では、第5図に示すような検出装置を使用
して、前述の如き縫外れ部分を第6図のような信号処理
によって判断する。
して、前述の如き縫外れ部分を第6図のような信号処理
によって判断する。
即ち、入力端子17に第6図Aに示すような実測値があ
ると、これを抵抗18とコンデンサ19とから成る平均
値回路20で第6図Bの如く平均化して平均値を求める
。
ると、これを抵抗18とコンデンサ19とから成る平均
値回路20で第6図Bの如く平均化して平均値を求める
。
そして実測値と平均値とを差動増幅回路21に入力し、
第6図Cのように両者の偏差値を求める。
第6図Cのように両者の偏差値を求める。
一方、しきい値設定器22で適当なしきい値〔第6図D
〕を設定しておき、検出回路23このしきい値に対して
前記偏差値を照合して、これによって縫外れのミスの有
無を検出するのであり、従って、生地1枚ミスg或いは
生地3重ミスh等のミスがあれば、検出回路23から第
6図Fのような出力が発生し、それらを正確に検出する
ことができる。
〕を設定しておき、検出回路23このしきい値に対して
前記偏差値を照合して、これによって縫外れのミスの有
無を検出するのであり、従って、生地1枚ミスg或いは
生地3重ミスh等のミスがあれば、検出回路23から第
6図Fのような出力が発生し、それらを正確に検出する
ことができる。
なお、検出回路23には、パンティ部15についてのみ
検出するように、検出動作域を制限するゲート信号〔第
6図E〕を加えておく。
検出するように、検出動作域を制限するゲート信号〔第
6図E〕を加えておく。
そして、不良部分を検出した時は、その信号により駆動
装置と連動してミシン3を停止させて修理を行うか、或
いは縫上った後に不良品としてエヤー吸引パイプ7にて
吸引除去し、良品との区分を行う。
装置と連動してミシン3を停止させて修理を行うか、或
いは縫上った後に不良品としてエヤー吸引パイプ7にて
吸引除去し、良品との区分を行う。
なお、本発明は、パンティストッキング16、ラインク
ローザ−のみに限定されず、各種の縫製品及び各種ミシ
ンへの適用が可能であり、例えば第7図に示すようにオ
ーバー縫いミシンにおいて、その針板24に発光素子5
、アタッチメント25に孔を介して受光素子6を夫々設
けても良い。
ローザ−のみに限定されず、各種の縫製品及び各種ミシ
ンへの適用が可能であり、例えば第7図に示すようにオ
ーバー縫いミシンにおいて、その針板24に発光素子5
、アタッチメント25に孔を介して受光素子6を夫々設
けても良い。
26はヘッドである。
捷たミシン針4直前とは、ミシン3の押え金がある場合
にはその直前、押え金のない場合にはミシン針4の直前
を指し、広義には縫製されるために引揃えられてミシン
3にセットされた状態を云う。
にはその直前、押え金のない場合にはミシン針4の直前
を指し、広義には縫製されるために引揃えられてミシン
3にセットされた状態を云う。
発光素子5及び受光素子6の設置は、第7図に示すよう
にアタッチメント25に付設する曲、ミシン3の前述の
条件に合う範囲内で別途にブラケット等を設けても良い
。
にアタッチメント25に付設する曲、ミシン3の前述の
条件に合う範囲内で別途にブラケット等を設けても良い
。
以上実施例に詳述したように本発明では、発光素子と受
光素子とを使用し、被縫製生地の縫製予定部分の透過光
量を測定するので、自動化した縫製工程中で縫外れを迅
速に検出できる。
光素子とを使用し、被縫製生地の縫製予定部分の透過光
量を測定するので、自動化した縫製工程中で縫外れを迅
速に検出できる。
まだ実測値と平均値との差を求め、これによって縫外れ
部分を検出するだめ、生地厚に差のあるものの検出に採
用しても、その生地厚の変化による誤動作を防止でき、
生地厚に差のある縫製品に格別の効果を有し、更には、
重ねられた生地の不良態様、2枚の生地の一方がめくれ
て1枚となったような場合、逆に3重に重ね合わされた
ような場合等、種種の態様に利用できる利点がある。
部分を検出するだめ、生地厚に差のあるものの検出に採
用しても、その生地厚の変化による誤動作を防止でき、
生地厚に差のある縫製品に格別の効果を有し、更には、
重ねられた生地の不良態様、2枚の生地の一方がめくれ
て1枚となったような場合、逆に3重に重ね合わされた
ような場合等、種種の態様に利用できる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示すラインクローザ−の概
略図、第2図はパンティストッキングの縫製法を示す図
、第3図及び第4図は波形図、第5図は本発明の一実施
例を示す検出装置のブロック図、第6図はその各部の信
号を示す波形図、第7図は曲の実施例を示す要部の針視
図である。 3・・・ミシン、4・・・ミシン針、5・・・発光素子
、6・・・受光素子、16・・・パンティストッキング
、19・・・平均値回路、21・・・差動増幅回路、2
2・・・しきい値設定器、23・・・検出回路。
略図、第2図はパンティストッキングの縫製法を示す図
、第3図及び第4図は波形図、第5図は本発明の一実施
例を示す検出装置のブロック図、第6図はその各部の信
号を示す波形図、第7図は曲の実施例を示す要部の針視
図である。 3・・・ミシン、4・・・ミシン針、5・・・発光素子
、6・・・受光素子、16・・・パンティストッキング
、19・・・平均値回路、21・・・差動増幅回路、2
2・・・しきい値設定器、23・・・検出回路。
Claims (1)
- 1 縫製ミシンのミシン針直前にある被縫製生地の縫製
予定部分を、対向して設けた発光素子と受光素子との間
に位置させて、これの透過光量を実測し、併せてこれの
平均値を求め、この実測値と平均値との差を取ることに
より縫外れ部分を検出することを特徴とする生地の縫外
れ検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19483781A JPS5945397B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 生地の縫外れ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19483781A JPS5945397B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 生地の縫外れ検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5894884A JPS5894884A (ja) | 1983-06-06 |
JPS5945397B2 true JPS5945397B2 (ja) | 1984-11-06 |
Family
ID=16331085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19483781A Expired JPS5945397B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 生地の縫外れ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5945397B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62196978U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6429290A (en) * | 1987-07-24 | 1989-01-31 | Kanebo Ltd | Method and apparatus for sewing crotch of panty stokings |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP19483781A patent/JPS5945397B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62196978U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5894884A (ja) | 1983-06-06 |
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