JPS5944489A - 原油回収用ミセル溶液組成物 - Google Patents

原油回収用ミセル溶液組成物

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JPS5944489A
JPS5944489A JP57155726A JP15572682A JPS5944489A JP S5944489 A JPS5944489 A JP S5944489A JP 57155726 A JP57155726 A JP 57155726A JP 15572682 A JP15572682 A JP 15572682A JP S5944489 A JPS5944489 A JP S5944489A
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crude oil
surfactant
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JP57155726A
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氾之 伊藤
長谷川 久清
節 竹内
尚之 池永
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Kao Corp
Teikoku Oil Co Ltd
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Kao Corp
Teikoku Oil Co Ltd
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    • C09K8/58Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids
    • C09K8/584Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids characterised by the use of specific surfactants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S507/00Earth boring, well treating, and oil field chemistry
    • Y10S507/935Enhanced oil recovery
    • Y10S507/936Flooding the formation
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  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原油回収用ミセル溶液組成物、更に詳細には広
い範囲の塩分濃度の無機塩水に対応させて均一なマイク
ロエマルションを形成せしめることができる安定な原油
回収用ミセル溶液組成物に関する。
地層中の油層から原油を回収する方法として注目をあび
ているマイクロエマルション攻法はミセル溶液を利用す
る方法であり、混合油等の炭化水素、水及び界面活性剤
でマイクロエマルションを作り、これを用いて油層中の
原油を界面張力低下により可溶化させて回収する方法で
あり、回収効果がよいので、近年多くの研究がなされて
いる。
従来、このマイクロエマルション攻法には界面活性剤と
して一般に石油スルホン酸塩が使用されているが油田に
おける原油の回収には海水又は海水と同程度の塩化す)
 IJウムを主体とする無機塩を含むかん水を使用する
ことが多いため、高濃度塩水に対しても安定なミセル溶
液組成物が望捷れ、石油スルホン酸塩あるいはこれに他
の界面活性剤あるいはその他の助剤を添加配合するいく
つかの方法が提某されている。
しかしながら、圧入水として塩分を含む海水のようなか
ん水を用いてミセル溶液を作る場合には、石油スルホン
酸塩はある特定の塩分#度においてノミマイクロエマル
ションを生成する。従って、かん水の塩分濃度に応じで
ある特定の塩分濃度に対しては、石油スルホン酸塩の平
均分子量の異なるものを混合して、その塩分濃度に適し
た石油スルホン酸塩を用意する方法が採用されているが
、このような方法ではかん水の塩分濃度の変化に対応し
得る範囲は極めて狭く、逆にかん水に食塩等を加えてそ
の塩分濃度を調整し、使用する石油−スルホン酸塩に適
したものに合わせる必要が生ずる等の問題があった。ま
た油田によっては、海水や高塩分濃度の油層水しか使用
できないところも多く、従って、塩分濃度が0.01%
程度の極めて薄いものから20φを越える高濃度のもの
まで広い範囲の塩分濃度のかん水に対応して容易に安定
にマイクロエマルションとすることができ、かつ最適塩
分濃度の範囲も広いミセル溶液組成物の開発が望まれて
いた。
斯かる実情において、本発明者らは上記欠点を克服し、
広範囲の塩分濃度のかん水に対応して安定なミセル溶液
を得ることができるミセル溶液組成物を開発すべく種々
研究を行った結果、特定の界面活性剤を使用して得られ
るミセル溶液組成物が上記要件を具備することを見出し
本発明を完成(5) した。
すなわち、本発明は油層よね原油を回収するために使用
する炭化水素、かん水及び界面活性剤を主要成分とする
ミセル溶液におりて、界面活性剤として(a) 酸化エ
チレン、酸化プロピレンブロックポリマー、(b)アル
キルベンゼンスルホン酸塩、(c)ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩又はポリオキシエチレンアルキ
ルフェノールエーテル硫酸塩及び(d)a以外のポリオ
キシエチレン系非イオン界面活性剤を配合した原油回収
用ミセル溶液組成物を提供するものである。
本発明で使用される界面活性剤のa成分である酸化エチ
レン酸化プロピレンブロックポリマーとしては、ポリオ
ール、ポリアミン又はアミノアルコールに酸化プロピレ
ン及び酸化エチレンを付加したブロックポリマーが使用
される。ポリオールとしては例えばポリプロピレングリ
コール、グリセリン、ペンタエリスリトール、フルビト
ール等ノ多価アルコール、グルコース、スフローズ等ノ
単糖類及び多糖類が;ポリアミンとしてはエチレ(6) ンジアミン、ジエチレントリアミン、ペンタエチレンへ
キサミン、ポリエチレンイミン等が;アミノアルコール
としては、モノ−、ジー又はトリエタノールアミン等が
挙げられる。
当該ブロックポリマーは活性水素1個に対して酸化プロ
ピレン及び酸化エチレンをブロック状に20〜100モ
ル付加したもので、酸化エチレン含歇が全重量に対し1
0〜75重量%で分子用が1.000〜20万のものが
使用でき、分子鼠2,000〜s、o o oのものが
好ましい。
b成分のアルキルベンゼンスルホン酸塩としては、炭素
数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルギル基を有するアル
キルベンゼンスルホン酸のアルカリ土類金属塩、例えば
カルシウム、マグネシウム、バリウム塩が挙げられる。
C成分のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩又
はポリオキシエチレンアルギルフェノールエーテル硫酸
塩としては、次の式で表わされるものである。
R−0(CH,CH20) n−80,Xc式中Rは炭
素数8〜22のアルキル基又は炭素数4〜18のアルキ
ル基の置換したフェニル基を示し、nは平均2〜100
の数を示し、Xはアルカリ金属、アンモニウム又はトリ
エタノールアンモニウム基を示す) また、d成分のa以外のポリオキシエチレン系非イオン
界面活性剤としては例えば酸化エチレン平均付加モル数
2〜100でアルキル基の炭素数8〜22のポリオキシ
エチレンアルキルエーテル〔以下、POE(1)=2〜
100)アルキル(C−8〜22)エーテルと略記する
。以下同様〕、POE(P=2〜100)アルキル(C
−4〜18)フェノールエーテル、脂肪酸(C−8〜2
2)、POE(P=2〜100)付加物、POE(Pニ
2〜100)アルキル(C−8〜22)アミン、POE
(P−3〜1oo)ソルビタン脂肪酸(C=8〜22)
エステル、POB (P=2〜100)脂肪酸(C−8
〜22)アマイド等を挙げることができるが、その中で
もポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシ
エチレンアルキルフェノールエーテル系の非イオン界面
活性剤、例えばポリオキシエチレン(P=5〜20)ノ
ニルフェノールエーテル〔商品名;エマルゲン−906
−909,−910,−911,−913,−’920
.  花王石鹸■製〕等が好ましい。
本発明のミセル溶液は炭化水素及びかん水に上記のa 
−dの4成分を必須成分として配合したものであり、こ
の4成分を用いることによって、ある組成において使用
可能な塩分濃度が広くでき、更にこのうちのC成分の種
類を変えることにJ:って極めて広い範囲の塩分濃度の
かん水を用いて安定なミセル溶液とすることができる。
この詳細な作用機構は明確ではないが、C成分のポリオ
キシエチレン−ポリオキシプロピ17ンブロツクボリマ
ーが母体となり、この親油性基であるポリオキシプロピ
レン基に、油溶性の【)成分が配向した構造をとり、C
成分により親水性を補強し、全体として炭化水素を非常
によく可溶化(−1又かん水との親和力も大きなものと
なっていると考えられる。
(9) このa、b、cの3成分を用いた場合には、かん水中で
は濁ったマクロエマルションの状態トなり分離しやすい
ものであるが、これにd成分を加えることによって透明
なマクロエマルショントなり、熱力学的に安定なミセル
溶液となる。
この様な本発明のミセル溶液は、a−dの4成分から成
る界面活性剤に炭化水素を加えしく攪拌したものをかん
水に混和して製造することができる。この際、炭化水素
に原油を使用した場合等、可溶化を芥易にするため、加
熱を必要とする場合もある。加熱により生成されたミセ
ル溶液は常温に戻しても、液の分離、沈澱物の発生等は
一般にみられず、常温使用に便利である。
とのミセル溶液は、上記のC成分の構造のうちポリオー
ル、ポリアミンあるいはエタノールアミンの種類を選び
分子中の酸化エチレンの含有率及び全体の分子目を稽々
変えたものを選択することによって、かん水の塩分濃度
が0.01%という極めて薄いものから20%を越える
高濃度のものにまで対応できるという特徴を有する。
(10) さらに本発明のミセル溶液は、使用する炭化水素の相違
によって安定する塩分濃度の変化が少ないという特徴を
有する。このことはミセル溶液を調整する際に炭化水素
の種類や性状の変化に対して安定であ恰好都合である。
またこのミセル溶液は常温だけでなく比較的高温の環境
に於いても安定であり、具体的にはC成分の批点までの
温度で使用可能である。従って、実際の原油回収におい
て、比較的高温の油層中でも使用することができ原油の
回収効率を高めることができる。
本発明のミセル溶液に用いる界面活性剤はa〜dを配合
したものであるが、そのうちb成分はアルキルベンゼン
スルホン酸のアルカリ土類金属塩を用いることが必須で
あり、アルカリ金属塩やアンモニウム塩等では安定なエ
マルションを形成しない。またC成分は−0(Cl(、
CH20) nso、−の構造を有することが必要であ
り、アルカリベンゼンスルホン酸塩やアルキルサルフェ
ート等では効果がない。C成分はポリオキシエチレン鎖
をもった非イオン界面活性剤であり、このポリオキシエ
チレン鎖の大きさを調節することによって各々の場合の
ミセル溶液に最適のものが使用される。
これらの成分の配合比はC成分を1モルとしたときに次
のような範囲にするのが好捷しい。すなわち、b成分は
2〜80モルが好捷しく、これより少ないとミセル溶液
は生成されず、4だこれより多いと分離、沈澱を生ずる
。より好ましくは10〜60モルである。
C成分は5〜30モルが好ましく、これより少ないと分
離、沈澱を生じ、これより多いとミセル溶液は形成され
ない。より好ましくは8〜10モルである。
C成分は40〜120モルが好ましく、これより少ない
とミセル溶液は生成されず、これより多いと高温、高濃
度かん水の使用に耐えられなくなる。より好ましくは6
0〜90モルである。
またC成分間の混合は各々単独に本発明を実施して生成
するミセル溶液を混合しても安定である範囲内で可能で
ある。
b成分間、C成分間者々の混合は使用敏の一部と他の等
モル交換の形で可能である。
C成分間の混合は本発明の実施にあたり、往々にして必
要であり、これが可能である。すなわち一つのC成分の
使用でその親水性、親油性に過不足な生じた場合にC成
分間の混合によりこれを調整する。
本発明に使用する炭化水素としては、斯かる場合に一般
に使用されているものは倒れも使用でき、例えば原油、
石油留分、合成石油又はこれらの混和物が挙げられる。
またがん水としては、例えば無機塩水溶液、海水、一般
坑井水又はこれらの混和物が挙げられ、その全溶解固形
分は0.01〜21重匿チの範囲のものを使用すること
ができる。
なおマイクロエマルション攻法ではミセル溶液の粘度も
回収率に大きく影響し通常易動度調整のための粘度調整
が行なわれる。本発明のミセル溶液においては粘度調整
剤としてポリアクリルアマイド、ポリサッカライドなど
のポリマーを添加した水も使用することができる。
本発明のミセル溶液は、炭化水素0.2〜30重(13
) 量チ、かん水50〜96重JN%、界面活性剤4〜50
重駄チを含有するものが奸才しく、その他に一般に使用
されている任意成分、例えばメタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール等ノ低級アルコールやベンゼン
、トルエン、キシlノン、エチルベンゼン、ドデシルベ
ンゼン等の芳香族炭化水素、その他の炭化水素をミセル
溶液に配合して使用することもできる。例えばアルキル
ベンゼンスルホン酸カルシウムは一般にメタノール溶液
の状態で使用される。
次に実施例を示すが、これらの実施例は本発明を限定せ
んとするものではない。
実施例−1 表−1組成の界面活性剤混合物に灯油を攪拌混合しかん
水に溶解させて、生成するミセル溶液が安定であるかん
水の塩分濃度の範囲をみた。結果は表−2の○印の範囲
で安定であった。
a成分名はS−の次に、その分子欧の万位以上の数と付
加酸化エチレンの重!tチ数を連結して命名した。例え
ば分子14200、付加酸化エチレン(14) 26チのa成分基はS −4226である。以下本発明
実施例中のa成分基はこの命名法に基ずく。
表−1のC成分として用いたものを次に示す、7ポリプ
ロピレングリコールに酸化エチl/ンを付加したブロッ
クポリマーとして S−2010,S−2220,S−3330,S−30
40,8−4143゜S−6250、S−5861、S
−3968オだ、ペンタエリスリトールに酸化プロピレ
ン、酸化エチレンを付加したブロックポリマーとしてS
−4310,S−5820,S−4840呼た、ジェタ
ノールアミンに酸化プロピレン、酸化エチレンを付加し
たブロックポリマーとして−4226 また、スフローズに酸化プロピレン、酸化エチレンを付
加したブロックポリマーとして−5029 b成分としてドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムc
以下r)BCという)70%のメタノール溶液〔化工石
鹸■商品;ネオペレックスC−70)を用いた。表−1
ではC−70と略す。
C成分として、ポリオキシエチレン(n、 −= 3 
)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、25チ水溶液〔化
工石鹸■商品;エマール20C)、またはポリオキシエ
チレン(n=17)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、
25チ水溶液〔化工石鹸■商品;レベノールWX〕を用
いた。表−1ではこれらを20C1及びWXと略す。
C成分としてポリオキシエチレン(P=11 )ノニル
フェノールエーテル〔化工石鹸(4@ 商品; xマル
ゲン91.1 ) 、またはポリオキシエチレン(P=
13)ノニルフェノールエーテル〔化工石鹸■商品;エ
マルゲン913:]、またはポリオキシエチレン(P=
20)ノニルフェノールエーテル〔化工石鹸■商品;エ
マルゲン92o〕を用いた。表−1ではこれらをE−9
11,E−913及びE−920と略す。
a、b、c、C成分の混合比率は表−1に示したとおり
である。表−1中す成分はDBCとして10又は20モ
ル含む量のネオペレックスC−70を使用したことを示
す。またC成分は塩として9モル含む計のエマール20
C1またはレペノールWXを使用したことを示す。
表−1組成の各々の界面活性剤混合物1ofに対して灯
油0.5?を加え攪拌混合し、かん水100dを加え溶
解させてミセル溶液とした。かん水はその塩分濃度が1
%間隔の食塩水を使用し、各濃度別にミセル溶液をつく
り、常温における安定度をみた。その結果を表−2に示
す。○印;安定、△印;不安定、X印;完全分離を示す
。ここでいう不安定とは24時間以上経過後に分離する
状態をいう。
なお、a、b、c、C成分及び灯油の混合物を使用した
a成分基にMを付して示す。
以下余白 (17) 表−1 (18) 実施例−2 表−3絹成の界面活性剤409−に頭載原油(比重0.
886 ) 2グーを攪拌混合したもの20!i/−を
4チ食塩水100m1に溶解した。透明なミセル溶液が
生成した。
表−3 実施例−3 表−4絹成の界面活性剤401に頭載原油61を攪拌混
合したもの209−を4−食塩水100dに溶解した。
透明なミセル溶液が生成し、72℃徒で安定なものであ
った。この温度はエマルゲン911の批点74℃に近い
ものであった。
(20) 表−4 実施例−4 表−4組成から1成分または2成分を欠いた組成のもの
について生成するミセル溶液の安定性をみた。使用した
各成分量は表−4内の組成比と同様とし、原It添加量
、4チ食塩水への溶解量を一定とした。その結果を表−
5に示す。
1 1.8 2 1.5 × ○;安定、△;不安定、×;完全分離 (21) 実施例−5 表−4組成の界面活性剤409−に頭載原油61を攪拌
混合したもの20fi’を海水100mlに溶解した。
透明なミセル溶液が生成し72℃まで安定であり、実施
例−3と同様であった。
該ミセル溶液による原油回収率測定試験結果は次のよう
であった。
使用コアーはベレア砂岩の外径38.1 *rti (
1,5インチ)同さ28crn0このコアーの孔隙容積
は53.27d、孔隙率は18.4チであった。
最初この孔隙に海水を飽和充填し、コアー流動試験装置
にセットl−操作温度を50℃とした。
コアーの一方から軸方向に頭載原油を流し、他方から流
出する海水と原油量を測定した。海水の流出がなくなっ
た時点の、コアー内原油量は380m1であった。
その後、海水を流し、いわゆる水攻法を行なった。水攻
法による原油回収址は19.5ml、コアー内残留油は
18.5 mlであった。
次に、ミセル溶液を27m1(孔隙各棟の約1/2(2
2) 量)、次に海水を、原油が流出しなくなるまで流した。
原油回収量は1.3.1 ml、コアー内残留油に対す
る回収率は70.8L12であった。
実施例−6 表−6組成の界面活性剤20Fに頭載原油2fを攪拌混
合したもの209−を8%食塩水1001nlに溶解し
た。
透明なミセル溶液が生成し50℃でも安定であった。
表−6 実施例−7 表−7組成の界面活性剤205’に頭載原油2Jを攪拌
混合したもの201を12チ食塩水100Mに溶解した
透明なミセル溶液が生成し50℃でも安定であつた。
表−7 実施例−8 表−8組成の界面活性剤201に頭載原油2Pを攪拌混
合したもの209を16チ食塩水100m1に溶解した
透明なミセル溶液が生成し50℃でも安定であった。
該ミセル溶液及び16チ食塩水を使用した実施例−5と
同様な原油回収実験の結果、回収率は62チでちった。
表−8 実施例−9 表−9組成の界面活性剤20Pに頭載原油21を攪拌混
合したもの201i’を16チ食塩水100rnlに溶
解した。透明なミセル溶液が生成し50°Cでも安定で
あった。なおエマールNCは化工石鹸■商品;ポリオキ
シエチレン(n = 3 )ノニルフェノールエーテル
硫酸ナトリウム、25チ水溶液である。
表−9 実砲例−IO 表−10組成の界面活性剤20デに頭載原油2Iを攪拌
混合したもの209−を20チ食塩水10〇−に溶解し
た。常温では透明なミセル溶液であったが50℃では二
液に分離するものであった。。
表−10組成の界面活性剤が50℃で安定なミ(25) セル溶液を生成するかん水の塩分濃度は15及び16%
であった。
表−10 実施例−11 表−11組成の界面活性剤209−に頭載原油12fを
攪拌混合したもの301を海水100m/に溶解した。
このものは常温では透明なミセル溶液は生成されず、4
0℃以上に加熱する必要があった。
生成後は常温でも透明で安定なミセル溶液であった。
該ミセル溶液による実施例−5と同様な原油回収実験の
結果回収率は66%であった。
表−11 (26) 実施例−12 表−12組成の界面活性剤201に頭載原油32を攪拌
混合したもの207を海水100m1に溶解した。
生成したミセル溶液は不安定で実用になら々かった。な
お、ネオペレックスF−65は化工石鹸(掬商品ニドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、65チの水溶液で
ある。
表−12 実施例−13 表−13組成の界面活性剤201に頭載原油122を攪
拌混合したもの20iを1001dの海水に溶解した。
透明なミセル溶液が生成した。なお、エマルゲン320
Pは、化工石鹸■商品;ポリオキシエチレン(n=20
)ステアリルエーテルである。
表−13 実施例−14 前記、実施例−2ミセル溶液と実施例−3ミセル溶液を
混合した。いかなる比率に混合してもその混合物は透明
なミセル溶液であった。
実施例−15 前記、実施例−8ミセル溶液と実施例−9ミセル溶液を
混合した。いかなる比率に混合しても、その混合物は透
明なミセル溶液であった。
以上 手 続 補 正置(自発) 1、 事件の表示 昭和57年特許願第155726号 2、発明の名称 原油回収用ミセル溶液組成物 3、補正をする者 事件との関係  出願人 住 所 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目31番10号名 称
 帝国石油株式会社 代表者赤松純二 住 所 東京都中央区日不橋茅場町1丁114番10号
名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者丸 1)芳 部 4、代理人 住 所 東京都中央区日本橋人形町1丁目3番6号(〒
103)自   発                
                ?“”−:、”:’
t・□11.・1□6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)  明細書中、第10頁、第15〜16行「エタ
ノールアミンJとろるを 「アミノアルコール」と訂正する。
(2)同、第11頁、第10行 「−一一一高めることができる。」とるる後に、次文を
挿入する。
「またとのミセル溶液の粘度は常温で低く、高温で高い
という特性を有するため、圧入プラントにおける操作は
容易であり、油層内では掃攻効率がよい。」 (3)  同、同、第17〜18行 「アルカリベンゼンスルホン酸塩」とあるを「アルキル
ベンゼンスルホン酸塩」と訂正する。
(4)同、第14頁、第10行 「−一一一で使用される。」とある後に行を換えて次文
を挿入する。
「さらに本発明のミセル溶液の応用例としては坑井近傍
の残留油の洗浄等への使用が挙げられる。」 (5)  同、第26頁、表−10甲、とめるを と訂正する。
 3−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、油層より原油を回収するために使用する炭化水素、
    かん水及び界面活性剤を主要成分とするミセル溶液にお
    いて、界面活性剤として、(a)酸化エチレン酸化プロ
    ピレンブロックポリマー、(b)アルキルベンゼンスル
    ホン酸塩、(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル
    硫酸塩又はポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
    テル硫酸塩及び(d) a以外のポリオキシエチレン系
    非イオン界面活性剤を配合することを特徴とする原油回
    収用ミセル溶液組成物。 2、a成分の酸化エチレン酸化プロピレンブロックポリ
    マーがポリオール、ポリアミン又はアミノアルコールの
    酸化プロピレン酸化エチレン付加物である特許請求の範
    囲第1項記載のミセル溶液組成物。 3、  b成分が炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル基fi[fるアルキルベンゼンスルホン酸のアル
    カリ土類金属塩である特許請求の範囲第1項記載のミセ
    ル溶液組成物。 4、  c成分が次式 %式% (式中Rは炭素数8〜22のアルキル基又は炭素数4〜
    18のアルキル基の置換したフェニル基を7J<シ、1
    1は平均2〜100の数を示し、Xはアルカリ金属、ア
    ンモニウム又はトリエタノールアンモニウム基を示ス)
    で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
    塩又はポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
    硫酸塩である特許請求の範囲第1項記載のミセル浴液組
    成物。 5、  d成分がポリオキシエチレンアルキルエーテル
    又はポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル系
    の非イオン界面活性剤である特許請求の範囲第1項記載
    のミセル溶液組成物。 6、界面活性剤がa成分1モルに対し、b成分2〜80
    モル、C成分5〜30モル、d成分40〜120モルか
    らなるものである特許請求の範囲第1〜5項の何れかの
    項記載のミセル溶液組成物。 る特許請求範囲第1項記載のミセル溶液組成物。 8 かん水が全溶解固形分0.01〜21重吐チの無機
    塩水溶液、海水、一般坑井水又はこれらの混合物である
    特許請求の範囲第1項記載のミセル溶液組成物。 9、炭化水素0.2〜30重量%、かん水50〜96重
    量%及び界面活性剤4〜50重量%を含有する特許請求
    の範囲第1〜8項の何れかの項記載のミセル溶液組成物
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