JPS61225490A - 石油回収用流体 - Google Patents
石油回収用流体Info
- Publication number
- JPS61225490A JPS61225490A JP60062132A JP6213285A JPS61225490A JP S61225490 A JPS61225490 A JP S61225490A JP 60062132 A JP60062132 A JP 60062132A JP 6213285 A JP6213285 A JP 6213285A JP S61225490 A JPS61225490 A JP S61225490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil recovery
- weight
- surfactant
- carbon atoms
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K8/00—Compositions for drilling of boreholes or wells; Compositions for treating boreholes or wells, e.g. for completion or for remedial operations
- C09K8/58—Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids
- C09K8/584—Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids characterised by the use of specific surfactants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S507/00—Earth boring, well treating, and oil field chemistry
- Y10S507/935—Enhanced oil recovery
- Y10S507/936—Flooding the formation
- Y10S507/937—Flooding the formation with emulsion
- Y10S507/938—Flooding the formation with emulsion with microemulsion
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
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- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は地下貯留層から石油を回収するミセラー攻法に
使用される石油回収用流体に関し、更に詳しくは生成し
たミクロエマルジョンへの油及びブライン水の取込み量
が大きく、ミクロエマルジョンの希釈安定性が良好で、
かつ石油回収率の高い、高塩濃度の地下貯留層に通用す
るのに好適な石油回収用流体に関する。
使用される石油回収用流体に関し、更に詳しくは生成し
たミクロエマルジョンへの油及びブライン水の取込み量
が大きく、ミクロエマルジョンの希釈安定性が良好で、
かつ石油回収率の高い、高塩濃度の地下貯留層に通用す
るのに好適な石油回収用流体に関する。
従来の技術
強制石油回収法(F、OR)の一種に水、油、界面活性
剤及びコサーファクタントからなるミクロエマルジョン
を地下の貯留層に注入するか、もしくは水、界面活性剤
及びコサーファクタントからなる界面活性剤溶液を注入
して地下貯留層内でミクロエマルジョンをつくり石油を
回収するミセラー攻法があることは周知の通りである。
剤及びコサーファクタントからなるミクロエマルジョン
を地下の貯留層に注入するか、もしくは水、界面活性剤
及びコサーファクタントからなる界面活性剤溶液を注入
して地下貯留層内でミクロエマルジョンをつくり石油を
回収するミセラー攻法があることは周知の通りである。
かかるミセラー攻法のプロセス及び使用薬剤については
多くの研究がなされており、例えば、米国特許第350
6070号、同第3990515号、同第401740
5号、同第4018278号、同第4059154号及
び同第4066124号などに開示されている。
多くの研究がなされており、例えば、米国特許第350
6070号、同第3990515号、同第401740
5号、同第4018278号、同第4059154号及
び同第4066124号などに開示されている。
これらの先行技術には、ミセラー攻法に使用できる界面
活性剤として、種々のアニオン、カチオン及び非イオン
界面活性剤が、またミセラー攻法に使用できるコサーフ
ァクタントとしては種々の低級アルコールが挙げられて
いる。
活性剤として、種々のアニオン、カチオン及び非イオン
界面活性剤が、またミセラー攻法に使用できるコサーフ
ァクタントとしては種々の低級アルコールが挙げられて
いる。
しかしながら、界面活性剤と低級アルコールを用いたミ
セラー攻法では、油と水に対するこれら両者の分配係数
が異なるため、油と水による希釈により地下貯留層内で
ミクロエマルジンに高い油回収能力を維持させることは
困難であり、また油及び水の取込み量の多いミクロエマ
ルジョンを作ることも困難であった。また、近年、低級
アルコールを除いた系についての提案もあるが、かかる
組成においても高温では油及び水の取込み量の多いミク
ロエマルジョンを作ることは困難であった。
セラー攻法では、油と水に対するこれら両者の分配係数
が異なるため、油と水による希釈により地下貯留層内で
ミクロエマルジンに高い油回収能力を維持させることは
困難であり、また油及び水の取込み量の多いミクロエマ
ルジョンを作ることも困難であった。また、近年、低級
アルコールを除いた系についての提案もあるが、かかる
組成においても高温では油及び水の取込み量の多いミク
ロエマルジョンを作ることは困難であった。
発明が解決しようとする問題点
従って、本発明が解決しようとする問題点は、前述の如
く、従来の石油回収用流体が、地下貯留層に注入して油
及びブライン水で希釈されると地下貯留層でミクロエマ
ルジョンに高い油回収能力を維持させることが困難な点
並びに油及び水の取込み量の多いミクロエマルジョンを
形成することが困難な点であり、本発明はかかる問題を
解決した、石油回収率の高い石油回収用流体を提供する
ことを目的とする。
く、従来の石油回収用流体が、地下貯留層に注入して油
及びブライン水で希釈されると地下貯留層でミクロエマ
ルジョンに高い油回収能力を維持させることが困難な点
並びに油及び水の取込み量の多いミクロエマルジョンを
形成することが困難な点であり、本発明はかかる問題を
解決した、石油回収率の高い石油回収用流体を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段及びその作用即ち、本発明
に従えば、前記問題点は、界面活性剤と無機塩を含んで
いてもよい水とから本質的になる石油回収用流体におい
て、界面活性剤として一般式(1) (式中、R1は炭素数1〜26のアルキル基、R2は炭
素数1〜24のアルキルもしくはアルケニル基、R3は
水素もしくは炭素数1〜24のアルキル基、nはO〜5
の数、Xはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
モニウム塩又は有機アミン塩をそれぞれ示す) で示されるアルコキシスルホネートと少なくとも一種の
他の界面活性剤とを併用して成る石油回収用流体が提供
される。
に従えば、前記問題点は、界面活性剤と無機塩を含んで
いてもよい水とから本質的になる石油回収用流体におい
て、界面活性剤として一般式(1) (式中、R1は炭素数1〜26のアルキル基、R2は炭
素数1〜24のアルキルもしくはアルケニル基、R3は
水素もしくは炭素数1〜24のアルキル基、nはO〜5
の数、Xはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
モニウム塩又は有機アミン塩をそれぞれ示す) で示されるアルコキシスルホネートと少なくとも一種の
他の界面活性剤とを併用して成る石油回収用流体が提供
される。
本発明の石油回収用流体は好ましくは界面活性剤的0.
1〜15重量%を含有する透明もしくは分散液体である
。
1〜15重量%を含有する透明もしくは分散液体である
。
本発明の石油回収用流体において界面活性剤の第一成分
として用いる前記構造式(1)で示されるアルコキシス
ルホネートは、炭素数8〜26のα−オレフィン又はイ
ンターナルオレフィン(もしくは内部オレフィン)を慣
用方法でスルホン化し、次いで炭素数1〜24のアルコ
ールと反応させた後、適当な塩基で中和して製造するこ
とができる界面活性剤である。この反応に用いるオレフ
ィンは直鎖状であっても分枝鎖状であってもよい、好ま
しいα−オレフィンは直鎖状のもの及びビニリデン型に
分枝したものである。
として用いる前記構造式(1)で示されるアルコキシス
ルホネートは、炭素数8〜26のα−オレフィン又はイ
ンターナルオレフィン(もしくは内部オレフィン)を慣
用方法でスルホン化し、次いで炭素数1〜24のアルコ
ールと反応させた後、適当な塩基で中和して製造するこ
とができる界面活性剤である。この反応に用いるオレフ
ィンは直鎖状であっても分枝鎖状であってもよい、好ま
しいα−オレフィンは直鎖状のもの及びビニリデン型に
分枝したものである。
なお、本発明において使用する前記一般式(I)のアル
コキシスルホネートは、一般に約45重量%以下(更に
具体的には5〜45重量%)のアルケニルスルホネート
と約20重量%以下(更に具体的には1〜20重量%)
のジスルホネートを含む。
コキシスルホネートは、一般に約45重量%以下(更に
具体的には5〜45重量%)のアルケニルスルホネート
と約20重量%以下(更に具体的には1〜20重量%)
のジスルホネートを含む。
本発明において使用する前記一般式(I)のアルコキシ
スルホネートは、アルカリ金属塩、アンモニウム塩及び
有機アミシ塩から選ばれる塩の型で用いられる。好まし
い対カチオンはNa5K、Ca5Mg、NH4及びアル
カノールアンモニウムである。
スルホネートは、アルカリ金属塩、アンモニウム塩及び
有機アミシ塩から選ばれる塩の型で用いられる。好まし
い対カチオンはNa5K、Ca5Mg、NH4及びアル
カノールアンモニウムである。
本発明において使用するのに通したアルコキシスルホネ
ートとしては、炭素数8.10.12.13.14.1
5.16.18.20.22.24.12〜16.13
〜14.14〜16.14〜18.15〜17.16〜
18.17〜2o及び20〜24のα−オレフィン又は
炭素数8.10.12.14.15.16.17.18
.19.20.21.22.23.24.26.8〜1
2.13〜14.14〜17.17〜20.20〜24
.17〜26のインターナルオレフィンから得られるア
ルコキシスルホネートを挙げることができる。
ートとしては、炭素数8.10.12.13.14.1
5.16.18.20.22.24.12〜16.13
〜14.14〜16.14〜18.15〜17.16〜
18.17〜2o及び20〜24のα−オレフィン又は
炭素数8.10.12.14.15.16.17.18
.19.20.21.22.23.24.26.8〜1
2.13〜14.14〜17.17〜20.20〜24
.17〜26のインターナルオレフィンから得られるア
ルコキシスルホネートを挙げることができる。
一方、本発明において使用する前記アルコキシスルホネ
ートを製造するに際し、α−オレフィン又はインターナ
ルオレフィンのスルホン化物と反応させるのに用いるア
ルコールとしては炭素数1〜24の天然及び合成アルコ
ールを単独又は任意の混合物を挙げることができる。よ
り好ましくは、炭素数1〜4の低級アルコールで、これ
らの具体例としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパツール、イソプロパツール、n−ブタノール、イソ
ブタノール、t−ブタノール等が挙げられる。
ートを製造するに際し、α−オレフィン又はインターナ
ルオレフィンのスルホン化物と反応させるのに用いるア
ルコールとしては炭素数1〜24の天然及び合成アルコ
ールを単独又は任意の混合物を挙げることができる。よ
り好ましくは、炭素数1〜4の低級アルコールで、これ
らの具体例としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパツール、イソプロパツール、n−ブタノール、イソ
ブタノール、t−ブタノール等が挙げられる。
本発明の石油回収用流体において第二の界面活性剤成分
として使用する少なくとも1種類の界面活性剤としては
、炭素数10〜26のIO3(インターナルオレフィン
スルホネート)、炭素数10〜26のパラフィンスルホ
ネート、平均分子量が300〜600の石油スルホネー
ト、炭素数6〜24のアルキルもしくはアルキルフェノ
ールエトキシレート(v−1〜10)、炭素数6〜24
のアルキルもしくはアルキルフェノールエトキシサルフ
ェー) (P=1〜1q)、炭素数6〜24のアルキル
もしくはアルキルフェノールエーテルスルホネート(エ
ーテル基1〜10/1分子)、炭素数15〜28のアル
キルキシレンもしくはアルキルトルエンスルホネートな
どが挙げられる。
として使用する少なくとも1種類の界面活性剤としては
、炭素数10〜26のIO3(インターナルオレフィン
スルホネート)、炭素数10〜26のパラフィンスルホ
ネート、平均分子量が300〜600の石油スルホネー
ト、炭素数6〜24のアルキルもしくはアルキルフェノ
ールエトキシレート(v−1〜10)、炭素数6〜24
のアルキルもしくはアルキルフェノールエトキシサルフ
ェー) (P=1〜1q)、炭素数6〜24のアルキル
もしくはアルキルフェノールエーテルスルホネート(エ
ーテル基1〜10/1分子)、炭素数15〜28のアル
キルキシレンもしくはアルキルトルエンスルホネートな
どが挙げられる。
本発明に係る石油回収用流体において使用する水は、本
発明に従った石油回収用流体中の界面活性剤の耐塩性及
び耐硬水性がよいため、無機塩濃度θ〜約30重量%の
水もしくはブライン水(即ち無機塩を含んでいてもよい
水)、好ましくは無機塩濃度約2〜約25重量%の無機
塩水を使用できる。
発明に従った石油回収用流体中の界面活性剤の耐塩性及
び耐硬水性がよいため、無機塩濃度θ〜約30重量%の
水もしくはブライン水(即ち無機塩を含んでいてもよい
水)、好ましくは無機塩濃度約2〜約25重量%の無機
塩水を使用できる。
水もしくはブライン水に含まれる無機塩としては、例え
ばNaCl、 Na2SO4、MgCl2 、CaCl
2などが代表的である。このうち、Mgイオン、Caイ
オンの2価金属イオンは約20000ppm+まで許容
できる。
ばNaCl、 Na2SO4、MgCl2 、CaCl
2などが代表的である。このうち、Mgイオン、Caイ
オンの2価金属イオンは約20000ppm+まで許容
できる。
本発明に係る石油回収用流体には、必要に応じて、粘度
調整のために、水溶性高分子などの公知の増粘剤、低級
アルコール及び油を使用することができる。
調整のために、水溶性高分子などの公知の増粘剤、低級
アルコール及び油を使用することができる。
このような増粘剤としては、例えば、微生物により製造
されるヘテロポリサンカライドや、ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮金物、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸塩、ヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメ
チルセルロースなどを使用することができる。
されるヘテロポリサンカライドや、ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮金物、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸塩、ヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメ
チルセルロースなどを使用することができる。
本発明において必要に応じて使用される前記低級アルコ
ールとしては、例えば01〜CBの直鎮及び分枝鎖アル
コールなどを挙げることができるが、かかる低級アルコ
ールを多量に使用すると石油回収率が悪くなるため、使
用する場合でも2重量%以下の量で使用するのが望まし
い。
ールとしては、例えば01〜CBの直鎮及び分枝鎖アル
コールなどを挙げることができるが、かかる低級アルコ
ールを多量に使用すると石油回収率が悪くなるため、使
用する場合でも2重量%以下の量で使用するのが望まし
い。
本発明において必要に応じて使用される前記油の例とし
ては、石油、液化石油ガス1.粗製ガソリン(ナフサ)
、灯油、軽油、重油などを挙げることができるが、価格
の安いこと、容易に入手できること及び地下貯留層中の
石油と組成の類似していることなどを考慮すれば、回収
した石油を使用するのが好ましい。
ては、石油、液化石油ガス1.粗製ガソリン(ナフサ)
、灯油、軽油、重油などを挙げることができるが、価格
の安いこと、容易に入手できること及び地下貯留層中の
石油と組成の類似していることなどを考慮すれば、回収
した石油を使用するのが好ましい。
発明の効果
本発明に従えば、従来の石油回収ミセラー攻法の欠陥で
ある、ミクロエマルジョンが油及び水の希釈により高い
石油回収能力は維持できない点が効果的に除かれる上に
、ミクロエマルジョンへの油及び水の取込み量を大巾に
増大させることができるために、地下貯留層から石油を
非常に高い収率で回収できるという実用上極めて価値の
高い効果を挙げることができる。
ある、ミクロエマルジョンが油及び水の希釈により高い
石油回収能力は維持できない点が効果的に除かれる上に
、ミクロエマルジョンへの油及び水の取込み量を大巾に
増大させることができるために、地下貯留層から石油を
非常に高い収率で回収できるという実用上極めて価値の
高い効果を挙げることができる。
本発明の石油回収用流体の製造方法には特に限定はなく
、各成分の添加順序、攪拌混合方式及び圧力などを任意
に選んで製造することができる。
、各成分の添加順序、攪拌混合方式及び圧力などを任意
に選んで製造することができる。
実施例
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
実施例1
界面活性剤としてC14〜Ctaα−オレフィンとメタ
ノールより製造されたアルコキシスルホネートNa (
以下、C14〜1Bメトキシスルホネートと略す)と界
面活性剤018〜2D I OS−N aの混合比率を
変えた混合物を使用し、この界面活性剤を界面活性剤の
濃度が4重量%になるように、種々の濃度の食塩水溶液
5n+lとn−オクタン5mlと一緒に試験管に加えた
。
ノールより製造されたアルコキシスルホネートNa (
以下、C14〜1Bメトキシスルホネートと略す)と界
面活性剤018〜2D I OS−N aの混合比率を
変えた混合物を使用し、この界面活性剤を界面活性剤の
濃度が4重量%になるように、種々の濃度の食塩水溶液
5n+lとn−オクタン5mlと一緒に試験管に加えた
。
試験管の内容物を100℃で混合、攪拌したのち静置し
てミクロエマルジョンを形成させた。形成した中和ミク
ロエマルジョンのうち、ミクロエマルジョン中へのn−
オクタンと食塩水の取込み量が等しくなる塩濃度を最適
塩濃度とし、その場合の界面活性剤1g当りのn−オク
タンもしくは食塩水の取込み量を界面活性剤組成の溶解
度パラメーターとした。このようにして求めた界面活性
剤の混合比率を変化させた場合の最適塩濃度及び溶解度
パラメーターの変化は第1図に示した通りであった。
てミクロエマルジョンを形成させた。形成した中和ミク
ロエマルジョンのうち、ミクロエマルジョン中へのn−
オクタンと食塩水の取込み量が等しくなる塩濃度を最適
塩濃度とし、その場合の界面活性剤1g当りのn−オク
タンもしくは食塩水の取込み量を界面活性剤組成の溶解
度パラメーターとした。このようにして求めた界面活性
剤の混合比率を変化させた場合の最適塩濃度及び溶解度
パラメーターの変化は第1図に示した通りであった。
なお、C14〜18メトキシスルホネート・Naは0〜
26重量%の食塩濃度で中和ミクロエマルジョンを形成
しなかった。
26重量%の食塩濃度で中和ミクロエマルジョンを形成
しなかった。
実施例2
C14〜18メトキシスルホネート1.8重量%、C,
4〜、IO3−Na2.7重量%、CI2〜14分技第
2級アルコールエトキシ(P−3)ヒドロキシプロパン
スルホネー)0.5重1%、n−デカン10重量%、並
びに食塩2.3重量%、塩化カルシウム0.44重量%
、塩化マグネシウム0.11重量%を含むプライン水8
5.5重量%を混合攪拌して半透明で均一な石油回収用
流体を得た。
4〜、IO3−Na2.7重量%、CI2〜14分技第
2級アルコールエトキシ(P−3)ヒドロキシプロパン
スルホネー)0.5重1%、n−デカン10重量%、並
びに食塩2.3重量%、塩化カルシウム0.44重量%
、塩化マグネシウム0.11重量%を含むプライン水8
5.5重量%を混合攪拌して半透明で均一な石油回収用
流体を得た。
この石油回収用流体を用いた油回収試験を、浸透率的2
00mD、孔隙率的20%で長さ60(J及び直径3、
8 coのベレア砂岩コアを用いて実施した。試験方法
は食塩3.75重量%、塩化カルシウム0.7重量%及
び塩化マグネシウム0.15重量%を含むブラインで十
分に飽和させたコアをコアホルダーに装填し、n−デカ
ンを6 cc/ Ilmの速度でブラインが流出しなく
なるまで圧入し、続いて同じ速度でブラインを圧入し、
水攻法を行ない、n−デカンを回収することによって実
施した。水攻法は流出液に含まれるn−デカン量が0.
1%以下になるまで続けた。ミセラー攻法は圧入する石
油回収用流体とコアホルダーを恒温槽に入れ、96℃を
保持して実施した。はじめに石油回収用流体を25%孔
隙容積、続いてキサンタンガム2500ppmを含む1
重量%食塩水溶液を100%孔隙容積、最後に1重量%
食塩水を100%孔隙容積圧入し、油を回収した。なお
、圧入速度はL feet/ dayで実施した。回収
した油の評価は、テスト後のコアの水分をトルエンを用
いた共沸法で回収し、コアの水分量を求め油回収量に換
算した。
00mD、孔隙率的20%で長さ60(J及び直径3、
8 coのベレア砂岩コアを用いて実施した。試験方法
は食塩3.75重量%、塩化カルシウム0.7重量%及
び塩化マグネシウム0.15重量%を含むブラインで十
分に飽和させたコアをコアホルダーに装填し、n−デカ
ンを6 cc/ Ilmの速度でブラインが流出しなく
なるまで圧入し、続いて同じ速度でブラインを圧入し、
水攻法を行ない、n−デカンを回収することによって実
施した。水攻法は流出液に含まれるn−デカン量が0.
1%以下になるまで続けた。ミセラー攻法は圧入する石
油回収用流体とコアホルダーを恒温槽に入れ、96℃を
保持して実施した。はじめに石油回収用流体を25%孔
隙容積、続いてキサンタンガム2500ppmを含む1
重量%食塩水溶液を100%孔隙容積、最後に1重量%
食塩水を100%孔隙容積圧入し、油を回収した。なお
、圧入速度はL feet/ dayで実施した。回収
した油の評価は、テスト後のコアの水分をトルエンを用
いた共沸法で回収し、コアの水分量を求め油回収量に換
算した。
この回収テストにおいては94%の油が回収できた。
実施例3
C14メトキシスルホネート2.9重量%、012〜1
4分技第2級アルコールエトキシ(P−3)ヒドロキシ
プロパンスルホネート0.7重量%、n−ドデカン10
重量%並びに食塩12.4重量%、塩化カルシウム4.
7重量%、塩化マグネシウム0.8重量%を含むブライ
ン水86.4重量%を混合攪拌して半透明で均一な石油
回収用流体を得た。
4分技第2級アルコールエトキシ(P−3)ヒドロキシ
プロパンスルホネート0.7重量%、n−ドデカン10
重量%並びに食塩12.4重量%、塩化カルシウム4.
7重量%、塩化マグネシウム0.8重量%を含むブライ
ン水86.4重量%を混合攪拌して半透明で均一な石油
回収用流体を得た。
この石油回収用流体を用いた油回収試験を、浸透率的2
00nD、孔隙率的20%で長さ28cm及び直径3、
8’ctaのベレア砂岩コアを用いて実施した。試験方
法は食塩15.3%、塩化カルシウム5.8%及び塩化
マグネシウム1.0%を含むブラインで十分に飽和させ
たコアをコアホルダーに装填し、n−ドデカンを6 c
c/ mmの速度でブラインが流出しなくなるまで圧入
し、続いて同じ速度でブラインを圧入し、水攻法を行な
い、n−ドデカンを回収することによって実施した。水
攻法は流出液に含まれるn−ドデカン量が0.1%以下
になるまで続けた。
00nD、孔隙率的20%で長さ28cm及び直径3、
8’ctaのベレア砂岩コアを用いて実施した。試験方
法は食塩15.3%、塩化カルシウム5.8%及び塩化
マグネシウム1.0%を含むブラインで十分に飽和させ
たコアをコアホルダーに装填し、n−ドデカンを6 c
c/ mmの速度でブラインが流出しなくなるまで圧入
し、続いて同じ速度でブラインを圧入し、水攻法を行な
い、n−ドデカンを回収することによって実施した。水
攻法は流出液に含まれるn−ドデカン量が0.1%以下
になるまで続けた。
ミセラー攻法は圧入する石油回収用流体とコアホルダー
を恒温槽に入れ、105℃を保持して実施した。はじめ
に石油回収用流体を25%孔隙容積、続いてヒドロキシ
エチルセルロース2500ppm ヲ含t;15重量%
食塩水溶液を100%孔隙容積、最後に10%食塩水を
100%孔隙容積圧入し、油を回収した。
を恒温槽に入れ、105℃を保持して実施した。はじめ
に石油回収用流体を25%孔隙容積、続いてヒドロキシ
エチルセルロース2500ppm ヲ含t;15重量%
食塩水溶液を100%孔隙容積、最後に10%食塩水を
100%孔隙容積圧入し、油を回収した。
なお、圧入速度は1 feet/dayで実施した。回
収した油の評価は、テスト後のコアの水分をトルエンを
用いた共沸法で回収し、コアの水分量を求め油回収量に
換算した。
収した油の評価は、テスト後のコアの水分をトルエンを
用いた共沸法で回収し、コアの水分量を求め油回収量に
換算した。
この回収テストにおい、では92%の油が回収できた。
第1図は実施例1において実施した014〜C18メト
キシスルホネートとc18〜c20 IO3−Naとの
混合比率を変化させた場合における、これらの比率とミ
クロエマルジョンの最適塩濃度及び溶解度パラメーター
の変化を示すグラフ図である。
キシスルホネートとc18〜c20 IO3−Naとの
混合比率を変化させた場合における、これらの比率とミ
クロエマルジョンの最適塩濃度及び溶解度パラメーター
の変化を示すグラフ図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、界面活性剤と無機塩を含んでいてもよい水とから本
質的になる石油回収用流体において、界面活性剤として
一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は炭素数1〜26のアルキル基、R^2
は炭素数1〜24のアルキルもしくはアルケニル基、R
^3は水素もしくは炭素数1〜24のアルキル基、nは
0〜5の数、Xはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩
、アンモニウム塩又は有機アミン塩をそれぞれ示す) で示される少なくとも一種のアルコキシスルホネートと
少なくとも一種の他の界面活性剤とを併用することを特
徴とする石油回収用流体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062132A JPS61225490A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 石油回収用流体 |
GB08606715A GB2174438B (en) | 1985-03-28 | 1986-03-19 | Micellar slug for oil recovery |
US06/844,438 US4765408A (en) | 1985-03-28 | 1986-03-26 | Micellar slug for oil recovery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062132A JPS61225490A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 石油回収用流体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61225490A true JPS61225490A (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=13191242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60062132A Pending JPS61225490A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 石油回収用流体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS61225490A (ja) |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014523951A (ja) * | 2011-07-18 | 2014-09-18 | サウジ アラビアン オイル カンパニー | 石油増進回収プロセスにおける界面活性剤の制御放出用アルミニウムスルホン酸塩 |
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BRPI0706619A2 (pt) | 2006-05-24 | 2011-07-19 | Marine 3 Technologies Holdings Pty Ltd | composição de ingrediente ativador de superfìcie |
US8403044B2 (en) * | 2009-05-05 | 2013-03-26 | Stepan Company | Sulfonated internal olefin surfactant for enhanced oil recovery |
CA2788840C (en) * | 2010-02-12 | 2018-06-19 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method and composition for enhanced hydrocarbons recovery |
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CA2835352C (en) * | 2011-05-16 | 2018-08-21 | Stepan Company | Surfactants for enhanced oil recovery |
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US2241421A (en) * | 1939-09-30 | 1941-05-13 | Nat Oil Prod Co | Ethers and their sulphonated derivatives |
DE1223831B (de) * | 1965-05-18 | 1966-09-01 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung der Alkali- und Erdalkalisalze von in beta-Stellung durch eine AEthergruppe substituierten Alkansulfonsaeuren |
US3506070A (en) * | 1967-12-26 | 1970-04-14 | Marathon Oil Co | Use of water-external micellar dispersions in oil recovery |
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US3990515A (en) * | 1974-12-24 | 1976-11-09 | Sun Oil Co | Waterflooding process with recovery of lost surfactant |
US4066124A (en) * | 1976-12-01 | 1978-01-03 | Texaco Inc. | Salinity tolerant surfactant oil recovery process |
JPS5862286A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-13 | ライオン株式会社 | 石油回収用ミセル溶液 |
JPS58131295A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-05 | ライオン株式会社 | 石油回収用ミセル溶液 |
JPS59184280A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | Lion Corp | 石油回収用ミセル溶液 |
JPS59185286A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-20 | ライオン株式会社 | 石油の回収方法 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP60062132A patent/JPS61225490A/ja active Pending
-
1986
- 1986-03-19 GB GB08606715A patent/GB2174438B/en not_active Expired
- 1986-03-26 US US06/844,438 patent/US4765408A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014523951A (ja) * | 2011-07-18 | 2014-09-18 | サウジ アラビアン オイル カンパニー | 石油増進回収プロセスにおける界面活性剤の制御放出用アルミニウムスルホン酸塩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2174438A (en) | 1986-11-05 |
GB2174438B (en) | 1988-04-27 |
US4765408A (en) | 1988-08-23 |
GB8606715D0 (en) | 1986-04-23 |
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