JPS5944484B2 - 動翼植込部冷却構造 - Google Patents

動翼植込部冷却構造

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Publication number
JPS5944484B2
JPS5944484B2 JP3165882A JP3165882A JPS5944484B2 JP S5944484 B2 JPS5944484 B2 JP S5944484B2 JP 3165882 A JP3165882 A JP 3165882A JP 3165882 A JP3165882 A JP 3165882A JP S5944484 B2 JPS5944484 B2 JP S5944484B2
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JP
Japan
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rotor blade
cooling air
disk
implant
rotor
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JP3165882A
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JPS58150004A (ja
Inventor
信博 沖園
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/005Sealing means between non relatively rotating elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は動翼植込部冷却構造に関する。
一般に、ガスタービン、蒸気タービン等においては、ロ
ータのディスクに多数の動翼をその動翼植込部を植込ん
で取付けている。
今日では、その動翼植込部はクリスマスツリー型に形成
されている。
そして、タービンの運転時にはその動翼植込部が加熱さ
れて大きな熱応力が生じるので、動翼植込部をそこに冷
却空気を送給して冷却することが行なわれている。
動翼植込部冷却構造はこの動翼植込部を効果的に冷却し
ようとするものである。
発明の技術的背景とその問題点 第1図に示すように、タービンのロータ1にはそのディ
スク2の外周部に多数の動翼3が取付けられている。
各動翼3はその根部にクリスマスツリー型動翼植込部4
を有しており、このクリスマスツリー型動翼植込部4を
ディスク2に刻設されたセレーション5に嵌装すること
により取付けられている。
そして、第2図の平面図に示すように、従来はセレーシ
ョン5をロータ1の軸線1aと平行に刻設し、クリスマ
スツリー型動翼植込部4を軸線1aと平行に嵌装してい
た。
ところが、近年の発電プラント等の大規模化に伴ない動
翼植込部にはタービン運転時に大きな遠心力が掛ったり
高温にさらされるため大応力が生じるようになって来た
そこでこの動翼植込部に生じる応力を軽減するために、
第4図に示すようにディスク2のセレーション5を軸線
1aから約15度位い傾斜させて刻設し、このセレーシ
ョン5に合致するように形成されたクリスマスツリー型
動翼植込部4を嵌装して動翼3を軸線1aと傾斜させて
取付けることが提案されている。
ところが、動翼3をロータの軸線1aと傾斜させた場合
には動翼植込部を冷却する動翼植込部冷却構造の製作、
組立が厄介であり、また冷却効率が悪くなる等の不都合
があった。
更に説明すると、第2図のように動翼3をロータ1の軸
線1aと平行にして取付ける場合には、第3図に示すよ
うに動翼植込部冷却構造の冷却空気漏洩防止用プレート
6をクリスマスツリー型動翼植込部4に軸線1aと平行
に貫通させた固定用ピン7により強固に固着することが
できる。
しかし、第4図のように動翼3をロータ1の軸線1aと
傾斜させた場合にも、第5図のようにクリスマスツリー
型動翼植込部4に固定用ピン7を貫通させるように形成
すると、そのクリスマスツリー型動翼植込部4への斜め
の貫通孔8を穿設しなければならないのでその穿設作業
が面倒であり、また冷却空気漏洩防止用プレート6を固
定用ピン7によりその固着面に対して傾斜した方向から
締付るものであるから第3図の場合に比べて締付力が小
さくなる。
この締付力が小さいとタービン運転停止時に固定用ピン
7に作用する動翼3の重量を支えることができなくなる
この動翼3の重量を十分に支えるためには固定用ピン7
の締付力を大きくしなければならないが、前記したよう
に固定用ピン7が傾斜して設けられているためその締付
力を十分に大きくすることはできない。
また、固定用ピン7による締付力が不十分な場合には空
気漏洩防止用プレート6が半径方向に移動してしまい、
動翼植込部に送給された冷却空気が外部に漏洩するおそ
れがある。
発明の目的 本発明は前記背景技術の問題に鑑みてなされたものであ
り、動翼植込部冷却構造の構成各部の製作、組立が容易
であり、動翼植込部がロータの軸線に平行であっても傾
斜していても冷却空気漏洩防止用プレートを常に適正な
位置に保持することができ、動翼植込部からの冷却空気
の漏洩量を低減させ、動翼植込部を効果的に冷却するこ
とのできる動翼植込部冷却構造を提供することを目的と
する。
発明の概要 本発明の動翼植込部冷却構造は、ロータのディスクと、
このディスクのセレーションへクリスマスツリー型動翼
植込部を嵌装して取付けられた動翼と、前記ディスクお
よびクリスマスツリー型動翼植込部のガス入口側、出口
側の一側面または両側面に当接された植込部冷却空気漏
洩防止用プレートと、この植込部冷却空気漏洩防止用プ
レートに貫通されるとともに前記ディスクのセレーショ
ンの下部に連続して形成された溝内にその溝とセレーシ
ョンとを塞ぐようにして設けられかつ前記植込部冷却空
気漏洩防止用プレートをディスクへ緊締固着する固定用
ピンと、前記溝内に設けられて固定用ピンを半径方向内
側に移動できないようにして支持する落下防止用キーと
、前記ディスク内から動翼植込部を通り植込部冷却空気
漏洩防止用プレートを通って外部に連通した冷却空気流
路とを有し、この冷却空気流路の上流側を形成する溝と
下流側を形成するセレーション部とを前記固定用ピンに
形成した切欠きにより相互に連通させて形成されている
本発明においては、固定用ピンを貫通させるためにディ
スクに溝を形成し、この溝をセレーションと分離して塞
ぐようにして固定用ピンを貫させているので、従来のク
リスマスツリー型動翼植込部に貫通孔を設けるものに比
べて加工が容易である。
特に、動翼をロータの軸線と傾斜させて取付ける場合に
有利である。
また、落下防止用キーにより固定用ピンがロータの回転
停止時ににも半径方向に移動するのを防止しているので
、植込部冷却空気漏洩防止用プレートを常に適正位置に
保つことができ、冷却空気の漏洩を極めて少量に低減で
き、冷却効率が高くなる。
また、固定用ピンに切欠を設けて溝とモレ−23フ部と
を連通したので、冷却空気の流れが円滑に行なわれ、冷
却効率も高くなる。
発明の実施例 第6〜7図は本発明の一実施例を示す。
第7図に示すように、ディスク2にはセレーション5の
下部にこのセレーション5と連通しかつセレーション5
に平行にして溝9が設けられている。
そしてセレーション5内にクリスマスツリー型動翼植込
部4を嵌装させて動翼3が取付けられている。
このディスク2と動翼植込部4とのガス入口側側面(第
6図左側−面)およびガス出口側側面(第6図右側面)
にそれぞれ植込部冷却空気漏洩防止用プレート10,1
0がそれぞれ当接されている。
そして、断面円形の固定用ピン11が前記植込部冷却空
気漏洩防止用プレート10およびディスク2の溝9を貫
通して設けられており、この固定用ピン11を緊締する
ことによりプレート10がディスク2および動翼植込部
に密着して固着されている。
この固定用ピン11は溝9の幅と外径を同一に形成され
ており、溝9とセレーション5とを分離して塞ぐように
して貫通させられている(第7図参照)。
そして固定用ピン11の中間部には溝9とセレーション
5とを相互に連通ずる複数の切欠き12が設けられてい
る。
また、固定用ピン11は溝9の両端部に設けた落下防止
用ピン13により支承され、ロータの停止時にも半径方
向内側に移動しないようにされている。
プレート10はそれぞれディスク2に設けたあご部14
と係合して回転中の遠心力を支えるようにされており、
また他のあご部15と係合して固定用ピン11の締付に
よる曲げ応力を受けるように形成されている。
また、ディスク2内には溝9に連通して冷却空気を送給
する流入路23が設けられている。
セレーション5とクリスマスツリー型動翼植込部4との
間には、第7図に示すように冷却空気が流通できる隙間
16が軸方向に形成されている。
また、ガス入口側のプレート10と動翼植込部4との間
には上流側空気室17が形成されており、ガス出口側の
プレート10と動翼植込部4との間には下流側空気室1
8が形成されている。
またガス出口側のプレート10にはガス出口19が設け
られている。
更に、各プレート10にはノズルダイヤフラム側のフィ
ン(図示せず)と相まって主ガス流側20と冷却空気流
側21との間に圧力差を生じさせるフィン22が軸方向
に突出形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
ロータ1を回転させ、冷却空気をディスク2の流入路2
3内に送給する。
この際、冷却空気は流入路23を通って溝9内に流入し
、切欠き12.12を通ってセレーション5内に流入し
、次に上流側空気室17内に流入し、次にセレーション
部の各隙間16を通って下流側空気室18内に流入し、
ガス出口19を通って外部に流出する。
このようにして、冷却空気がディスク2および動翼植込
部内の冷却空気流路を流れる間に動翼植込部が有効に冷
却される。
また、ガス出口19を通って冷却空気流側21に流出し
た冷却ガスはフィン22の回転により負圧側となってい
る主ガス流側20内にフィン間を通って流入し、主ガス
流と合流する。
プレート10が適正位置に保持されているので、フィン
22が一定位置で回転し、冷却空気流側21が常に主ガ
ス流側20に対して高圧にされている。
従って、冷却空気による冷却効果が増大する。
また、溝9からセレーション5部への冷却空気の流入も
切欠き12を通って大きな圧力損失を伴なうことなく円
滑に行なわれ、多量の冷却空気により動翼植込部が効果
的に冷却される。
また、ロータ2を停止させた場合には、固定用ピン11
は落下防止用キー13により半径方向内側へ移動するこ
ともなくなる。
よって、冷却空気の漏洩量も極少となり、冷却効果が増
大する。
また、固定用ピン11は第7図に示すように、ロータ停
止時には動翼植込部4の下面が当接され、これにより動
翼3を支承するようになる。
この場合にも、落下防止用キー13により固定用ピン1
1は不動的に支承されている。
これらの説明から、プレート10はロータの回転時、停
止時のいずれの場合にも不動状態にディスク2等に固着
されていることが判る。
よって、冷却空気の漏洩量も少なくなり、冷却効率が向
上する。
これらからまた、プレートを不動状態に固着するために
固定用ピンにより徒らに大きな緊締力で締付ける必要が
ないことが判る。
従って、動翼をロータの軸線に対して傾斜させて取付け
ても、プレートを不動状態にディスク等に取付けること
ができる。
なお、プレート10はガス入口側とガス出口側とのいず
れか一方にのみ設けることもできる。
また、前記構成により、動翼をロータの軸線に平行にし
て取付けることもできる。
発明の効果 このように、本発明の動翼植込部冷却構造は、構造が簡
単で製作が容易であり、植込部冷却空気漏洩防止用プレ
ートをロータの回転時および停止時においても不動にし
て支持することができ、冷却空気の漏洩量も極少となり
冷却効率が向上し、また固定用ピンに設けた切欠きによ
り冷却空気の流路内の流通を円滑にすることができ、こ
れによっても冷却効率が向上され、また動翼をロータに
対して軸線方向と傾斜および平行にして取付けても冷却
効率を高く維持でき、ひいてはタービンの運転能力を増
大させる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は動翼植込部を示す端面図、第2図は第3図の平
面図、第3図は第1図の■−■線に沿つた拡大断面図、
第4図はロータの軸線に対して傾斜した動翼を示す第2
図同様の平面図、第5図は動翼植込部の他の例を示す第
3図同様の断面図、第6〜7図は本発明一実施例を示し
、第6図は第4図のVJ−VJ線に沿った拡大断面図、
第7図は第6図の■−■線に沿った拡大断面図である。 1・・・・・・ロータ、2・・・・・・ディスク、3・
・・・・・動翼、4・・・・・・クリスマスツリー型動
翼植込部、5・・・・・・セレーション、9・・・・・
・溝、10・・・・・・植込部冷却空気漏洩防止用プレ
ート、11・・・・・・固定用ピン、12・・・・・・
切欠き、13・・・・・・落下防止用キー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータのディスクと、このディスクのセレーション
    へクリスマスツリー型動翼植込部を嵌装して取付けられ
    た動翼と、前記ディスクおよびクリスマスツリー型動翼
    植込部のガス入口側、出口側の一側面または両側面に当
    接された植込部冷却空気漏洩防止用プレートと、この植
    込部冷却空気漏洩防止用プレートに貫通されるとともに
    前記ディスクのセレーションの下部に連続して形成され
    た溝内にその溝とセレーションとを分離して塞ぐように
    して設けられかつ前記植込部冷却空気漏洩防止用プレー
    トをディスクへ緊締固着する固定用ピンと、前記溝内に
    設けられて固定用ピンを半径方向内側に移動できないよ
    うにして支持する落下防止用キーと、前記ディスク内か
    ら動翼植込部を通り植込部冷却空気漏洩防止用プレート
    を通って外部に連通した冷却空気流路とを有し、この冷
    却空気流路の上流側を形成する溝と下流側を形成するセ
    レーション部とを前記固定用ピンに形成した切欠きによ
    り相互に連通させたことを特徴とする動翼植込部冷却構
    造。
JP3165882A 1982-03-01 1982-03-01 動翼植込部冷却構造 Expired JPS5944484B2 (ja)

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JPS58150004A JPS58150004A (ja) 1983-09-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1944472A1 (de) * 2007-01-09 2008-07-16 Siemens Aktiengesellschaft Axialer Rotorabschnitt für einen Rotor einer Turbine, Dichtelement für einen mit Laufschaufeln bestückten Rotor einer Turbine und Rotor für eine Turbine
US8128371B2 (en) * 2007-02-15 2012-03-06 General Electric Company Method and apparatus to facilitate increasing turbine rotor efficiency

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JPS58150004A (ja) 1983-09-06

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