JPS5944436A - 溝掘削機 - Google Patents

溝掘削機

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JPS5944436A
JPS5944436A JP15506682A JP15506682A JPS5944436A JP S5944436 A JPS5944436 A JP S5944436A JP 15506682 A JP15506682 A JP 15506682A JP 15506682 A JP15506682 A JP 15506682A JP S5944436 A JPS5944436 A JP S5944436A
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JP
Japan
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vehicle body
cutters
excavation
cutter
trench
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JP15506682A
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Yoshiyo Shishido
宍戸 義世
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/08Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging elements on an endless chain
    • E02F3/086Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging elements on an endless chain vertically shiftable relative to the frame
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F5/00Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
    • E02F5/02Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches
    • E02F5/06Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches with digging elements mounted on an endless chain
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/02Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
    • E02F9/028Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with arrangements for levelling the machine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平地、斜面、山地、不斉地等の各種地形におい
て走行車体の安定性を保ちつつ直線#を曲線溝、ジグザ
グ溝等任意の溝を連続的にかつ自在に掘削し得るように
した溝掘削機に関する。
従来からこの種の溝掘削機においては子エンラダ一式、
ロータリーバケゝント式等の罰則装置を走行車体に搭載
しているが、いずれも掘削装置自体の構造上直線溝掘削
に止まシ、曲線溝等の掘削は困難であった。特に、鋭角
(又は鈍角)で折れ曲ったいわゆるジグザグ溝を掘削す
る場合などにおいては、折曲部での方向転換が困難とな
るため、一度掘削作業を中断して掘削装置を溝より引き
出し、溝掘削機を所定の方向に方向転換させた後あらた
めて掘削装置で地面を所定の深さに達するまで堀)下げ
、次いで溝掘削機を前進させるといった作業手順を繰返
す必要があった。このため、山地、丘陵等の斜面におい
て等高線に泊った溝、樹  。
木、岩石等を囲繞、迂回する曲線溝、建物の根切シエ事
等における直焚溝、その他桁シ返し溝等の掘削に対応し
きれず、汎用性に欠ける欠点を有している。
本発明は上述したような点に鑑みてなされたもので、そ
の第1の目的は掘削装置を走行車体の略中夫に昇降自在
に配置し、走行車体をその中心付近を旋回中心として方
向転換させることによ如、直線溝はもとより任意の曲線
溝、ジグザグ溝等を連続的かつ自在に掘削し得るように
した溝掘削機を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は掘削装置を走行車体の略中
心位置、換言すれば車体の重心位置付近に装着すること
によシ、急斜面での掘削時における走行車体の横滑シを
前記掘削装置によって防止し、作業の安全性を向上させ
るようにした溝掘削機を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は掘削装置を溝の前面を掘
削する前面掘削用カッタと、溝の側面を掘削する側面掘
削用カッタとからなる複数個のカッタで構成し、これら
のカッタをチェノ等の無端状回転走行体に配設し、掘削
部位置における後方側のカッタを前方側のカッタに近接
した軌跡をたどって走行させることによシ、曲線溝の掘
削時における溝側壁の掘削不能部分を最小限に留め、曲
線掘削を可能にした溝掘削機を提供することにある。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る溝掘削機の一実施例を示す側断面
図、第2図は第1図C−C線断面図、第3図は同掘削機
の要部を一部破断して示す平面図、第4図は第1図C−
C線断面図、第5図は第1図C−C線断面図である。第
1図において、全体を符号1で示す溝掘削機は、前後方
向に長く延在し、中央に開口3(第3図参照)が設けら
れた走行車体2を備え、この走行車体2にはエンジン4
、同エンジン4によって駆動されて油圧を発生させる油
圧動力装置5、同油圧動力装置5よりの油圧を制御して
後述する各種油圧装置を作動させる油圧制御装置6をは
じめ、各種装置が搭載されている。
そして、走行車体2の前端部上面には作業員7が搭乗し
て溝掘削機1自体の操縦並びに後述する各種装置、機構
等の操作を行う運転室8が設けられ、また該走行車体2
の両側には後述する一対の走行装置11A、IIB (
第3図参照)が走行車体2のほぼ全長に延在して配設さ
れている。そして、これらの走行装置11A、11Bは
走行車体2の両側にそれぞれ独立に昇降自在に配設され
た前後一対の可変懸架装置10A、IOBおよび1oc
、1oDによって共通に保持されている。
前記可変懸架装置10A、10B、10C,IODは左
右前後全て同一に構成されているため、その1つ、例え
ば車体前方から見て左側前方の懸架装置10Aを第3図
に基づいて詳述すると、走行車体2の側面に配設され上
下方向に延在するガイドブロック13と、断面形状が略
凹形をなして上下方向に延在し前記ガイドブロック13
に対して上下方向に摺動自在に嵌合するスライド脚14
と、このスライド脚14を上下動させるための油圧シリ
ンダ15とで構成されている。前記油圧シリンダ15の
シリンダ部は走行車体2に固定され、ロッド部は前記ス
ライド脚14に連結されている。したがって、油圧シリ
ンダ15の駆動によってロッド部が伸縮すると、スライ
ド脚14はガイドブロック13に泊って上下方向に摺動
し、これによって走行装置11Aの前端部高さを任意に
変化させる。
この高さ制御は油圧シリンダ15に供給される圧油の調
整によって行われ、走行地形成いは掘削の状態に応じて
各可変懸架装置10A、IOB、IOC。
10Dのスライド脚14.14b、14c、14dを油
圧シリンダ15.15b、15c、15dによって個々
独立に或いは左右または前後を同時に、或いはまた全て
のスライド脚14.14b、14C,14dを同時に作
動させることにより、左右の走行装置11A、11Bの
高さを変え、走行車体2をほぼ水平に保持する。なお、
この場合、各油圧シリンダ15゜15b、15C,15
dの伸縮制御は走行車体2に取付けられている傾斜検出
器(図示せず)の信号により前記油圧制御装置6を介し
て自動的にもしくは手動で行われる。
前記左右一対の走行装置11A、11Bは左右同一構造
をなすためその一方11Aのみを主として第3図および
第4図に基づいて詳述すると、走行車体2の側方に位置
して前後方向に長く延在するフレ−ム2oを備えている
。このフレーム2oは、該フレーム20と同一側の車体
側面に配設された前記前後一対の可変懸架装置10A、
IOBに連結保持されるもので、そのためフレーム20
の内側面には前後一対のアーム21A、21Bの外端が
連結されている。前方側のアーム21Aの内端は前方側
の可変懸架装置10Aを構成する前記ガイドブロック1
3の下端面に軸受31(第1図参照)を介して回動自在
に連結されている。また、このアーム21Aの中間部は
一端が前記可変懸架装置10Aのスライド脚14の高さ
方向中間部に回動自在に連結された油圧シリンダ24A
の他端に回動自在に連結されている。一方、後方側のア
ーム21Bの内端は後方側の可変懸架装置10Bを構成
するガイドブロック13bの下端面に軸受22を介して
回動自在に連結されている。また、このアーム21Bの
中間部は一端が前記ガイドブロック13bに摺動自在に
嵌合保持されているスライド脚14bの高さ方向中間部
に回動自在に連結された油圧シリンダ24Bの他端に連
結されている。
前記フレーム20の前端面には水平な軸27がブラケッ
ト26を介して回転自在に配設されており、この軸27
の各軸端にはそれぞれ誘導輪28A、28Bが固定され
ている。一方、フレーム20の後端面には減速機付油圧
モータ29がブラケット30を介して配設されている。
前記油圧モータ29の出力軸35にはスプロケットから
なる一対の起動輪36A、36Bが固定されている。そ
して、フレーム20の中央部、すなわち前記一対のアー
ム21A、21B間の両側面には複数個の下部転輪37
がブラケット38を介して回転自在に配設されている。
前記一対の誘導輪28A、28B間には履帯40が掛は
渡されて前記フレーム20の上下面を覆っている。この
履帯40の外周面には全周に亘ってグローサ41が一体
的に設けられる一方、内周面には前記各起動輪36A、
36Bに対応して2条の駆動チェノ44A、44Bが全
周に亘って設けられると共に履帯40の外れ(左右方向
の移動)を防止する2条の突条体46A、46Bが一体
的に突設されている。前記駆動チェノ44A、44Bは
履帯40の後端側屈曲部において前記一対の起動輪36
A、 36Bの歯とそれぞれ噛合し、これによって前記
油圧モータ28の駆動による出力軸35の回転が前記起
動輪36A、36Bおよび駆動チェノ44A、、44B
を介して履帯40に伝達され、該履帯40を回転走行さ
せるようにしている。したがって、左右一対の走行装置
11A、IIBの履帯40を同一方向に同一速度で回転
走行させると、走行車体2は直線的に前進もしくは後退
し、左右への旋回は左右の走行装置11A、11Bの油
圧モータ2Bの回転速度を変えてカーブ内側となる履帯
40を制動することによシ行われる。すなわち、左右の
走行装置11A、IIBは個々独立に駆動される油圧モ
ータ2Bを備え、独立にあるいは連動して駆動制御され
ることによ)、走行車体2の前後進および左右への旋回
を可能にするものである。
この場合、平地走行においては左右の走行装置11A、
IIBを同一高さとし、走行車体2のクランドクリアラ
ンスおよび水平を保持して走行する。
また、各走行装置11A、IIBは前述した通シ前後一
対の可変懸架装置10A、10Bおよび1oC。
10Dに連結保持されると共に一対の油圧シリンダ24
A、24Bおよび24C,24D(第3図参照)を備え
ているので、急斜面での安定した走行を可能にする。す
なわち、例えば第2図に示す如く右下シの斜面における
横行に際しては、山側となる前後一対の可変懸架装置1
0A、IOBを縮めて走行装置11Aを上昇させると同
時に前後一対の油圧シリンダ24A、24Bを縮めて同
走行装置11Aを第2図時計方向にアーム21A、21
Bの内端を回動中心として所定角度(ロ)動させると、
走行装置11Aの履帯40の下面全体を斜面に接地させ
ることができ、これと反対に谷側となる前後一対の可変
懸架装置10C,IODを伸長して走行装置11Bを下
げると同時に前後一対の油圧シリンダ24C,24Dを
伸長して同走行装置11Bを山側の走行装置11Aと同
一角度だけ谷側に回動させると、走行装置11Bの履帯
40下面も斜面に対して完全密接するため、充分な接地
圧を確保でき、走行性能を低下させることが々い。また
、地表面の崩壊、走行車体2自体の横滑シを防止する。
さらに、走行装置11A、IIBの上下動により、走行
車体2は急斜面においても水平に保持されるため、急斜
面を自在に横行することができる。
前記走行車体2の中央部、すなわち溝掘削機1の重心位
置にはチェンラダ一式掘削装置60が昇降自在に配設さ
れ、これによって直線溝1曲線溝、折り返し溝等種々の
溝掘削を可能にしている。
前記掘削装置60の構成を第1図〜第3図および第5図
に基づいて更に詳述すると、前記走行車体2の中央部両
側端にはそれぞれ前後に対向する一対の凸形ガイド64
Aと64B、84Cと64Dが上方に延在して設けられ
、これら凸形ガイド64Aと64Bおよび64Cと64
D間にそれぞれスライドブロック131A、61Bが上
下方向に摺動自在に嵌合されている。前記一対のスライ
ドブロック61N。
61B間には横フレーム62が支架され、この横フレー
ム62の前面側中央部には上下方向に延在す′る縦フレ
ーム63の上端部が強固に固定されている。前記縦フレ
ーム63は前記走行車体2の開口3を貫通する如く設け
られてその上下端にはそれぞれスプロケット68.67
がブラケット68゜6Bおよび軸70.71を回転自在
に配設されている。前記横フレーム62の背面中央部に
は後方に延在する水平なブラケット75が配設されてお
υ、このブラケット75の先端にはフリースプロケット
76が軸77を介して回転自在に配設されている。前記
スプロケット66.67およびフリースプロケット16
には無端状回転走行体としてのチェノ7Bが張架されて
おり、このチェ779の結合ピン部両側端には第1図に
示すように小ローラ80が設けられている。これらの小
ローラ8゜は前記縦フレーム63の略中央部背面に設け
られた彎曲ブラケット81の前面に沿って転動すること
によυ、掘削装置60の下端部、すなわち掘削部100
においては前記チェ779を縦フレーム63の前後面に
泊ってほぼ平行に走行させるようにしている。そして、
このチェン了9には多数のカッタ85が所定の間隔をお
いて配設されている。
前記各カッタ85は平面形状が略C字形で、断面形状が
略り字形を呈することによシ、補助用リプ86を一体に
有する。この場合カッタ85の左右方向に延在する前面
部は溝101の前面を掘削する前面掘削用カッタ85A
(第5図参照)を構成する一方、この前面掘削用カッタ
85Aの左右にそれぞれ位置して後方に延在する両側面
部は前記溝101の側面を掘削する側面掘削用カッタ8
5B、85Cを構成する。すなわち、本発明におけるカ
ッタ85は溝101の前面および両側面を同時に掘削す
る前面掘削用カッタ85Aと側面掘削用カッタ85B、
85Cとで構成されるもので、掘削部100においては
前述した通シチェン79が縦フレーム63の前後面に泊
ってほぼ平行に走行することによシ該縦フレーム63の
後方側に位置するカッタが前方側のカッタに近接した軌
跡をたどって走行する。このため、掘削部100におい
ては第5図に示すように前後のカッタ85の間隔りは狭
く設定される。コレは曲線溝、ジグザグ溝等の掘削時に
おける溝101の側面掘削およびカッタ85の上下動を
円滑かつ確実に行い得るようにするためのもので、カッ
タ85同士の干渉を起さない範囲で適宜な値に設定され
る。
々お、カッタ85は前面部1’ltI用カッタ85Aと
側面掘削用カッタ85B、85Cを一体に設けた場合を
示したが、これに限らず分割構造前面掘削用カッタ85
Aと側面掘削用カッタ85B 、85Cをチェ779の
走行方向にずらして配設してもよいものである。また、
カッタ85はかならずしも略C字状に限らず半円形、楕
円形等適宜な形状とすることができ、望ましくは掘削部
100における横断面形状を略々円形となし、直線溝と
ほぼ同一の溝巾を有する曲線溝の掘削を可能にするもの
であればよい。
前記チェ779の走行は前記スライドブロック61A上
に載置固定された油圧モータ90(第1図および第2図
参照)の駆動によって行われる。
すなわち、この油圧モータθ0の出力軸90Aにはスプ
ロケット91が固定されており、このスプロケット91
と前記スライドブロック61Aに回転自在に配設された
軸82の一端に固定されたスプロケラト93との間にチ
ェノ94が張架され、さらに前記軸92の他端に固定さ
れた別のスプロケット95と前記縦フレーム63の上端
にブラケット68を介して配設された軸70に固定され
ている駆動スプロケットf17との間にチェノ98が張
架されている。したがって、前記油圧モータ90が駆動
すると、その回転は出力軸90A−スプロケット81−
チェノ94−スプロケット83−軸82−スプロケット
96−チェノ98−駆動スプロケット97−スプロケッ
ト68を介してチェノ79に伝達され、カッタ85を第
1図矢印方向、すなわち縦フレーム63の前方側ではカ
ッタを下から上方に向って、背面側では上よシ下方に向
って走行作動させる。そして、掘削装置60を掘削機上
下装置110によって徐々に下降させていくと、掘削部
100による溝101の掘削が行われる。
前用掘削機上下装置110は第1図〜第3図に示すよう
に減速機付油圧モータ112を備えている。
この油圧モータ112は前記凸型ガイド64A、64B
、64C,64Dの上端面間に横架された取付板111
の上面中央部に固定配置されて、2本の同一回転速度で
逆回転される出力軸113A、 113Bを有し、その
夫々の軸端にはそれぞれ傘歯車114A、114Bが固
定されている。前記取付板111の上面には左右一対の
軸受け115A、 115Bが固定されており、これら
の軸受115A、115Bによって軸116.117を
それぞれ回転自在に軸支している。各軸116゜11了
は前記出力軸113A、113Bと直交する如く走行車
体2の前後方向に延在し、かつその両軸端にはそれぞれ
傘歯車118Aと118B 、 119Aと119Bが
固定されている。前記軸116に固定されている前方側
の傘歯車118Aは送りねじ120の上端に固定された
傘歯車121と螺合し、後方側の傘歯車118Bは前記
一方の出力軸113Aに固定されている前記傘歯車11
4Aと噛合している。前記送りねじ120は上下方向に
長く延在して上下端が前記取付板111と走行車体2に
よって回転自在に軸支され、その途中に第3図下方のス
ライドブロック61Aが螺合されている。換言すれば、
スライドブロック61Aにはねじ孔(図示せず)が貫通
して形成され、このねじ孔と前記送シねじ120とが螺
合している。
同様に、第3図上方側のスライドブロック61Bもねじ
孔(図示せず)を有し、このねじ孔に別の送りねじ12
4が螺入されている°。この送シねじ124の上下端は
前記取付板111と走行車体2によって回転自在に軸支
され、その上端には前記軸111の前端に固定されてい
る傘歯車119Aと噛合する傘歯車125(第2図参照
)が固定されている。一方前記軸117の後端に固定さ
れている傘歯車118Bは前記他方の出力軸113Bに
固定されている。前記傘歯車114Bと噛合している。
この場合、両送シねじ120,124は油圧モータ11
2の駆動によって同一方向に同一回転数で回転されるよ
うに構成されておシ、これによって前記一対のスライド
ブロック61A、61Bを同時に上昇もしくは降下させ
る。
したがって、これらのスライドブロックe1A、eIB
が降下すると、これと一体に前述した掘削装置80が降
下するため、溝101の掘削を可能にし、この時の掘削
深さは前記油圧モータ112によるスライドブロック6
1A、61Bの下降量を制御することによシ調整可能と
される。
前記走行車体2の中央部にはさらにベルトコンベア式排
土機130が配設されている。この排土機130は前記
掘削装置80の前方に位置して配置されるもので、上下
および左右方向に移動されるよりに構成されている。す
なわち、排土機130は走行車体2の上面中央に立設さ
れた縦フレーム140を有し、この縦フレーム140の
背面側に皿形の突条体141(第3図参照)が一体に突
設されている。
この突条体141にはアリ溝142を有するスライドブ
ロック144が上下動自在に嵌合され、このスライドブ
ロック144を前記縦フレーム140の一側に配設され
た油圧シリンダ145(第2図および第3図参照)によ
って上下動させるようにしている。
また、前記スライドブロック144の背面には横スライ
ドフレーム147(第1図参照)がアリ溝148と貝形
突条体14Bとの嵌合により左右方向に移動自在に配設
されている。この横スライドフレーム147は左右方向
に長く延在し、その背面側にコンベアフレーム150の
前面が固定されている。このコンベアフレーム150は
略コ字状に形成されて前記横スライドフレーム147と
ほぼ同一の長さを有し、その内部にベルト151が配設
されている。
このコンベア151は前記コンベアフレーム150の両
端にそれぞれ配設されたブーIJ152,153および
中間部に配設された一対のアイドラープーリ154a 
、 154b (第2図参照)間に張架されている。
前記横スライドフレーム148の一端部にはベルト駆動
用の油圧モータ155(第3図参照)が配設され、この
モータ155の出力軸と前記プーリ152とが直結され
ている。したがって、駆動モータ155が駆動すると、
ベルト151は鴎2図時計方向もしくは反時計方向に回
転走行される。したがって、前記掘削装置60によって
上方にはね上げられた掘削土砂がベルト151上に落下
すると、これを走行車体2の側方に運搬排土する。
前記スライドブロック144にはさらに油圧シリンダ1
60の一端が固定されており、この油圧シリンダ160
の他端は前記横スライドフレーム147の一端に固定さ
れている。前記油圧シリンダ160は横スライドフレー
ム147を掘削の地形に応じて選択的に左右に移動させ
るためのもので、伸長方向に作動した場合には、第2図
に示すようにベルト151を走行車体2の右側に突出さ
せることができ、短縮方向に作動した場合には第2図鎖
線165で示す如く車体左方に突出させることができ、
また掘削時以外は車体中央に格納する。なお、第2図鎖
線165で示すベルトは前述した油圧シリンダ145に
よって最上位置に押し上げられた状態を示す。
すなわちベルト151は掘削の地形や前述した可変懸架
装置10A、10B、10C,IODの状態に応じて前
記油圧シリンダ145 、160により最適位置に設定
保持され、排出を効果的に行うものである。
かくして、このような構成からなる溝掘削機1によれば
直線溝2曲線溝、ジグザグ溝等各種の溝を連続的にかつ
自在に掘削することが可能である。
すなわち、左右の走行装置11A、IIBの走行速度を
同一にすれば直進し、左右の走行装置11A。
11Bに速度差を与えれば、左方もしくは右方へに緩旋
回し、さらに一方の走行装置を停止させれば急旋回し、
また左右の走行装置11A、IIBを等速反転させれば
、その場で走行車体2の中心を旋回中心として旋回する
ため、所望の直線溝9曲線溝、ジグザグ溝等を掘削する
ことができる。この場合、走行車体2はその略中央、換
言すれば掘削装置60を中心として旋回するため、旋回
半径が最小で、しかも掘削部100における前面側のカ
ッタと後方側のカッタを近接させているので、溝掘削を
一時中断することなく連続的に行えるため、迅速かつ能
率的である。
すなわち、掘削部100における前面側のカッタと後方
側のカッタを離反させ第5図に示した間隔りを大きく設
定した場合には、折り返し溝、ジグザグ溝等の折曲部分
において走行車体2を旋回させた際、前記間隔りだけ掘
削部100が溝側壁を掘削できないことになるため、溝
から掘削装置60を引き出して走行車体2を旋回させ、
しかる後再度掘削装置60を溝に挿入する必要があるが
、本発明の如く前記間隔りを小さく設定すれば、これに
よる溝側壁の掘削不能部分をなくすことができるため、
溝掘削を一時中断することなく、折多返し溝、ジグザグ
溝等を連続的に行うことができるものである。また、掘
削装置60は単に上下動されるだけで、ブーム等で支持
され旋回される構造を採用していないため、全体構造が
簡単で安価に製作できる上、急斜面における走行車体2
の横滑シを防止する。すなわち、第2図に示すように急
斜面における溝掘削において、掘削装置60の溝101
内に挿入されている掘削部100は走行車体2の重心付
近にあってその谷側側面が溝101の谷側側面に圧接さ
れるため、車体自体の横滑)を防止する抵抗体として作
用する。
さらに、急斜面での溝掘削において、左右の走行装置1
1A、11Bはその取付は高さが変えられると共に斜面
に沿って傾けられるので、良好な接地圧力を確保して走
行車体2をほぼ水平に保持し得る。したがって、操縦性
、安全性および走行性に優れ、鉛直溝の掘削を可能にす
る。
加えて、走行車体2のほぼ中央に掘削装置60を設置し
ているので、走行車体2の前端部(または後端部)に第
1図鎖線で示す周知のバックホー110.ショベル、ド
ーザ等を並行して装着することも可能で、このように掘
削地の土質に応じて各種アタッチメントを付加すれば、
溝掘削機としての性能が向上し、作業自体を効果的に行
えると共に経済的である。
なお、上記実施例は可変懸架装置10A、、IOB。
10C,IODを介して走行装置11A、11Bを走行
車体2に上下動自在に配設した場合について説明したが
、本発明はこれに限らず平地走行用として使用されるも
のにあっては可変懸架装置を用いず、直接走行装置11
A、IIBを走行車体2に取付けてもよい。
以上説明したように本発明に係る溝掘削装置は、走行車
体のほぼ中央に掘削装置を搭載して構成したので、走行
車体をその場で旋回させることができ、直線溝はもとよ
り曲線溝、ジグザグ溝、折り返し溝環任意の溝掘削を迅
速かつ効果的に行うことができる。また、掘削装置のカ
ッタを溝の前面を掘削する前面掘削用カッタと、側面を
掘削する側面用カッタとで構成し、掘削部位置において
は側方側のカッタが前方側のカッタに近接した軌跡をた
どって走行し、溝側壁の掘削不能部分を極力少なくして
いるので、ジグザグ溝、折し返し溝の折曲部においても
掘削装置を溝から一時引き出すことなく連続的にかつ自
在に掘削でき、掘削性能を一段と向上させることができ
るなど、その効果は非常に犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る溝掘削機の一実施例を示す側断面
図、第2図は第1図C−C線断面図、第3図は同掘削機
の要部を一部破断して示す平面図、第4図は第1図C−
C線断面図、第5図は第1図C−C線断面図である。 1・・・・溝掘削機、2・・−・走行車体、11A、1
1B@φ0・走行装置、60・・・・掘削装置、85・
・・φカッタ、85A・・−e前面掘削用カッタ、85
B、85C・・・・側面掘削用カッタ、100・・・・
掘削部。 手続補正書輸発) 特許庁長官殿       “““+  、、fF57
・’+’o、25゜1、事件の表示 昭和57年 特 許 願第155066号2、発明の名
称 溝掘削機 3、補正をする者 事件との関係   特  許   出願人名称(氏名)
 (020)宇部興産株式会社□−の旧羽−−−−−昭
和−年   月    日−@絶理由通知− 一111正ニヨ−リー増加する発明の数・・・・−独立
に或いは左右または前後」を「左右の前後」と補正する
。 (2)同上同頁第11行目および第12行目の「走行車
体2をほぼ水平に保持する。」を「走行車体2の左右傾
斜をほぼ水平に保持し、あるいは作業地形に応じた車高
変換を行う。」と補正する。 (3)同上第10頁第19行目の[充分な接地圧を確保
でき、」を「良好な接地圧を確保できるので、」と補正
する。 (4)同上第12頁第3行目の「を回転自在に」をを介
して回転自在に」と補正する。 同上第15頁第10行目の「スブ日ケット68を「スプ
ロケット66」と補正する。 、−1同上第18頁第16行目および第17行目の「ア
リ溝14Bと」杉突条体149」を[アリ溝149と一
ロー形突条体148」と補正する。 同上第19頁第8行目の「スライドフレーム48」を[
スライドフレーム147」と補正する。 同上第23頁第16行目および第17行目の「ことがで
き、」を「ことによシ、」と補正する。 (9)第2図、第3図および第5図を別紙の通り補正す
る。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行車体と、この走行車体の両側に配設された走
    行装置と、前記走行車体の略中央部に昇降自在に配設さ
    れた掘削装置とからなる溝掘削機。
  2. (2)走行車体と、この走行車体の両側に配設された走
    行装置と、前記走行車体の略中央部に昇降自在に配設さ
    れた掘削装置とを具備してな)、前記掘削装置は溝の前
    面を掘削する前面掘削用カッタと、溝の側面を掘削する
    側面掘削用カッタとからなる複数のカッタを有し、これ
    ら複数のカッタは無端状回転走行体に配設されて回転走
    行し、掘削部位置において後方側のカッタが前方側のカ
    ッタに近接した軌跡をたどって走行することを特徴とす
    る溝掘削機。
JP15506682A 1982-09-06 1982-09-06 溝掘削機 Granted JPS5944436A (ja)

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JP15506682A JPS5944436A (ja) 1982-09-06 1982-09-06 溝掘削機

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JPS5944436A true JPS5944436A (ja) 1984-03-12
JPH025853B2 JPH025853B2 (ja) 1990-02-06

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ID=15597918

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1167636A1 (de) * 2000-06-21 2002-01-02 Georg Föckersperger GmbH Anordnung zum Einbringen einer Leitung

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128701U (ja) * 1977-03-22 1978-10-13
JPS5550204U (ja) * 1978-09-29 1980-04-02

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JPH025853B2 (ja) 1990-02-06

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