JPS594383Y2 - 自動販売機のコラムスペ−サ装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーペンタイン状等の傾斜コラムに沿い缶入り
飲料等を転勤落下させて、傾斜コラム最下端に配置した
ベンドメカにて販売を行なうタイプの自動販売機に関し
、特に大きさの異なる商品を同一のベンドメカにて販売
するために、コラム通路中を規制するために前記ベント
ンメカに対向して設けたコラムスペーサの改良に係わる
。

従来、このような目的のため、第４図に示すように、サ
ーペンタインコラムａの下端において、通路すの土壁に
はベンドメカＣが配置され、そして商品ｅのロック片ｄ
が設けられている。

ｆはベンドメカＣに対向するよう係通路すの下壁をなす
ベースｇに着脱自在に設けたコラムスペーサである。

このコラムスペーサｆは下端に向ってのびる係止りを形
成しベースｇの透孔ｉに係合しである。

従って商品ｅのない時には極めて容易にコラムスペーサ
ｆの交換ができる。

しかし、間違がって寸法の大きな商品をローディングし
てしまったときは商品ｅが載置されているので、コラム
スペーサｆを外して間違った商品を取り去る必要がある
が、スペーサはコラムの上方に向けて移動させることが
商品重量により不可能であり、面倒であった。

本考案はかかる場合にもコラムスペーサの取りはすしが
できるようにして、ミスローディング時にも容易に対処
できるようにすることを目的としている。

以下本考案の一実施例を示す図面を参照して詳細に説明
する。

１は自動販売機本体で、断熱壁２で区画された貯蔵室３
と、この貯蔵室３の下部に機械室４とを区画構成してい
る。

貯像室３の下方には冷却器５゜ファン６等を有する冷却
室３′を構成し、機械室４内には圧縮機７．凝縮機８．
ファン９等を配置している。

１０は商品（図示せず）を蛇行状に収容するサーペンタ
イン式のコラムであり、最下部にはベンドメカ１１が配
置されている。

１２はベンドメカ１１に対向した通路１３の下壁なすペ
ニスである。

１４はベンドメカ１１の商品転勤停止用のロック片であ
る。

１５は通路１３の巾（この場合は上下寸法）を減少する
ためにベース１２に取付けたコラムスペーサである。

このコラムスペーサ１５は上方端に傾斜部１６を形成し
てコラム１０との段差をなくしている。

また、コラムスペーサ１５から前記ベース１２の透孔１
９を貫通してベース１２の透孔１９の上端側周縁と係止
する係止片１７を一体に合成樹脂にて形成している。

前記係止片１７は上端側に自由端を形成しており、この
自由端から透孔１９の上端に挿入して係止するものであ
る。

また、前記コラムスペーサ１５には貫通孔が形成されて
、下端側に固定具支持部１８を一体に形成している。

そして、この固定具支持部１８には固定具２０がネジ２
２により取付けられている。

この固定具２０は前記貫通孔に位置させて前記コラムス
ペーサ１５の厚みより通路側へ突出するのを防止してい
る。

また、固定具２０には、前記ベース１２の透孔１９より
突出して、透孔１９の下端のベース１２と係合する係止
爪２１を下端側が自由端となるように形成している。

かかる構成によれば、コラムスペーサ１５を取りはずす
ときは、ネジ２２を外し、固定具２０を矢印Ｍ方向にス
ライドさせて、係止爪２１とベース１２の係合を解き、
次にコラムスペーサ１５を反矢印Ｍ方向にスライドさせ
て係止片１７とベース１２の係合を解きながらベースの
透（い９よりフラムスペーサ１５を外すことができる。

従って、コラムスペーサ１５は商品の収納されている方
向、すなわち反矢印Ｍ方向にスライドする必要がなく、
商品のミスローディング時にその処理を簡単にすること
ができ、ベンドメカ１１等を外す必要がない。

本考案は上記したように、コラムの下端部に連続して設
け、かつベンドメカに対向して商品通路を構成し、途中
に透孔を有するベースと、このベースの透孔へ着脱自在
に係合する係止片を上端側に、固定具支持部を下端側に
それぞれ有するコラムスペーサと、このコラムスペーサ
に取外し時、前記係止片側へ移動可能なように前記固定
具支持部にネジ等により取付けられ、かつベースの透孔
へ着脱自在に係合しベースとでコラムスペーサを挾持す
る係止爪を有する固定具とを備えたもので、コラムスペ
ーサを取り外したい場合には、固定具を係止片側へ接近
させることにより、コラムスペーサをコラム側、すなわ
ち商品側へ移動することなく、固定具の係止爪と、コラ
ムスペーサの係止片を透孔から抜きさって取り外せるの
で、小さい寸法の商品を入れるコラムに小さな商品にま
じって大きな商品をローディングした場合等においても
、容易にコラムスペーサを外して、対処でき、従来のよ
うにベンドメカを取り外す必要がなく、商品補充、商品
のコラム交換等を容易にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を採用した自動販売機の縦断
面図、第２図は第１図の矢印Ａ部の拡大断面図、第３図
は同第１図の要部の一部切欠斜視図、第４図は従来例に
おける第２図相当の断面図である。 １０・・・・・・コラム、１１・・・・・・ベンドメカ
、１２・・・・・・ベース、１３・・・・・・通路、１
５・・・・・・コラムスペーサ、１６・・・・・・傾斜
部、１７・・・係止爪、１８・・・・・・固定具支持部
、１９・・・・・・透孔、２ト・・・・固定具、２１・
・・・・・係止爪、２２・・・・・・ネジ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. コラムの下端部に連続して設け、かつベンドメカに対向
   して商品通路を構成し、途中に透孔を有するベースと、
   このベースの透孔へ着脱自在に係合する係止片を上端側
   に、固定具支持部を下端側にそれぞれ有するコラムスペ
   ーサと、このコラムスペーサに取外し時、前記係止片側
   へ移動可能なように前記固定具支持部にネジ等により取
   付けられ、かつベースの透孔へ着脱自在に係合しベース
   とでコラムスペーサを挟持する係止爪を有する固定具と
   を備えた自動販売機のコラムスペーサ装置。