JPS5943714A - 自走機能を有するベルトコンベヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンベヤスキッドに自走機能を持たせることに
よって、コンベヤシフトが簡単容易かつ迅速に行なわれ
るようＫしたベルトコンベヤの提供に関する。

土砂採取、埋立工事等に使用するベルトコンベヤにおい
ては、コンベヤ移設が自在であるシフタプルコンベヤ型
式のものを用いているのであるが既往のシフタプルコン
ベヤでは既知の様に、コンｏ　　２ ベヤベルトと並設されているトリッパスタッカ等の走行
用レールをブルドーザ等で把持し、中間フレームのユニ
ット毎にこれを順次横方向に移動させてその移設を行な
うのであり、このためそのシフトに当っては、ベルトコ
ンベヤの運転を休止するのは勿論、作業時間としても１
〜２日の日数を要するように、運転休止と多くの時間と
労力を消費するのであり、シフト回数が多くなれば、作
業効率の低下、延いては土取り、埋立コストの向上を招
来する不利がある。

この欠点を解消するものとして、クローラを具備したク
ローラコンベヤの連結方式によるベルトコンベヤも開発
さ肛るのであるが、この方式では機械設備全体の大型化
、大重量化を招来し、設備費が高くついてイニシャルコ
ストの増大に伴りう土砂の処理コストの上昇を生じ、土
砂採取、埋立工事等に用いるベルトコンベヤとしては経
済的に不利である。

本発明は上記のような各問題点を解決し、コンベヤスキ
ッドに自走機能を具備させる事によって移設作業を簡単
容易かつ迅速に処理でき、運転休止時間の減少もしくは
零を可能とし、しかも必要設備を簡単化して経済的なシ
フタプルコンベヤが容易に得られるようにしたものであ
り、従ってその特徴とする処は、コンベヤベルトを循環
回走自在に搭載するとともにトリッパスタッカ等の走行
用レールその他によって一体化され、かつ接地するコン
ベヤスキッド群の各スキッドに、コンベヤ幅員方向に進
退するシフト用走行手段がそれぞれ具備された点にある
。

以下図示の実施例に基いて本発明を詳述すると第１図、
第２図および第５図、第６図は従来のシフタプルコンベ
ヤ、特には土砂採取、埋立工事等に用いるトリッパスタ
ッカを具備したベルトコンベヤの１例をそれぞれ示した
ものであり、第１．２図および第６図において、コンベ
ヤベル）　［）　ハ走行手段を有しないヘッドスキット
責２）、テールスキッド（３）、更には両スキッド（２
＋　＋３＋間にそれぞれユニット型式に組立てられたス
トリンガタイプの各中間フレーム（６）間に亘って、図
示省略しであるがキャリヤローラ群、リターン口・−ラ
群を介して循環回走自在に設置され、各中間フレーム（
６）はそのスキッド上に亘って敷設した走行用レールｆ
５）　（５）によってトリッパスタッカｅ２８１が走行
されるのである。

従ってこのベルトコンベヤの移設に当っては、ブルドー
ザ等を使用し、そのアタッチメントによっテ前記１／　
−ｋ　ｆ５）　ｆ５）を把持し、中間フレーム（６）ノ
各ユニット毎にこれを順次ブルドーザによって横方向に
引張υ移動させ不ことにより、その移設を行なうのであ
り、その全長に亘る移設には長時間を要するとともに、
シフト完了まではコンベヤＶよ運転停止であわ、作業効
率の低下、シフト用重機の準備、シフト要員を必要とす
るのである。尚第６図において（７）は中間フレーム（
６）上に設置するキャリヤローラフレームを示している
。

この第１．２．６図型式の欠点を解決するためになされ
たものが、第５図に例示したクローラ走行装置の連結方
式によるシフタプルコンベヤテする。即ちこの型式では
、それぞれ大型クローラ走行装置？ηを備えたガーダフ
レーム（側群を相互に連棟Ｌ５ 結し、これらガーダフレーム＆６）群に亘ってコンベヤ
ベルト（１）やトリッパスタッカ瞥等の運搬設備を架装
りまたものであり、これによってコンベヤのシフトは各
大型クローラ走行装置間によって容易に得られることに
なるが、この型式ではトリッパスタッカレ（へ）の荷重
をガーダフレーム（２６）で支持し、このガーダフレー
ムｅ２８＋をクローラ走行装置（２力によって支持し、
走行装置にηより接地面に荷重を伝達することになるの
で、ガーダフレーム（財）およびクローラ走行装置にη
はきわめて大型、大重量のものが必要とされ、トリッパ
スタッカ翰籾が重くなればなる程、大型化、大重量化す
るので、機械設備全体の設置、製作コストが著しく高く
なシ、かかるイニシャルコストの増大は土砂の処理コス
トヲ当然アップさせることになシ、土砂の搬送を目的と
するかかるベルトコンベヤにとっては非経済的に失する
ことになる。

上記のような従来型式に代るものとして、本発明は第５
図、第４図、更には第７図以下第１７図に亘って例示す
るようなベルトコンベヤを提供するｈ６ ものであって、その全体形状を示した第５．４図および
要部概略を示した第７．８図において、コンベヤベルト
（１）を循環回走自在に支持するヘッドスキッド（２）
、テールスキッド（３）および中間フレーム（６）の各
スキッド（４）において、これらスキット責２）ｉａｌ
ｆ４１群の全てをそれぞれ第３図に示した矢印０方向並
びにＤ方向に進退自在な走行手段を具備した走行装置付
きスヤッ、ド（２）　ｆ３）　ｆ＋）とするのであわ、
従ってこれらスキッドｆ２１　＋３１　＋４＋を、例え
ばトリッパスタッカ（ハ）の走行用レール（５）（５）
等によって一体に連結することによって、各スキット責
２＋　＋３１　［４１の全てをそれぞれの走行装置駆動
によって一斉に移動させることにより、ベルトコンベヤ
を矢印Ｃ方向乃至り方向に一体に横移動させ、これによ
ってシフトを行なうようにしたものである。第７図およ
び第８図は走行装置付きスキッド（４）の一部を示した
ものであるが、各スキッド＋２１　＋３＋　［４）にお
ける走行装置の詳細を第９図以下において説示する。第
９図は前記第７図のＡ−Ａ線断面図であって、ストリン
ガタイプの各中間フレーム（６）を支持するスキッド抹
１７ 本体（７）の長手方向両端に、図示のように駆動用スプ
ロケット（ｌＯ）および従動用スプロケット（１１）を
可回動に設置し、両スプロケット（＋ｏ）　（ｎ１間に
走行チェノ（９）を循環回走自在に張架するとともに、
同チェンに第１３図乃至第１６図によって後述するよう
に、掻き板０９）またはシュー防）を定間隔に列設する
ことにより、走行チェノ（り）の循環回走を介し、前記
掻き板０９）またけシューρ１）により接地面を蹴り、
スキッド本体（８）を走行自在とするのであり、このス
キッド本体（８）上に中間フレーム（６）を搭載し、ま
だ図示のように中間フレーム１ｉｌｌ上にギヤリヤロー
ラフレーム（７）を設置することによって、走行装置付
きスキッド（４）を構成するのであシ、このことは走行
装置付きヘッドスキッド（２）、走行装置付きテールス
キッド（３）尋においても同様である。これら全走行装
置付きスキッドＦ２＋　＋３＋　＋４＋を、先に述べた
トリッパスタッカい→の走行用レール（５１（５１によ
って一体に連結するのである。従って、これら全スキッ
ド＋２１　（３１（４）をそれぞれの前記走行装置を介
して一斉にコンベヤ幅員方向に走行させることによって
、第３図示のような矢印Ｃ方向またはＤ方向への移動、
即ちベルトコンベヤの移設（シフト）が容易に得られる
ことになる。このさい走行チェノ（９）の循環回走に当
っては、第９図示のように駆動用スプロケット（ｌＯ）
を可逆モータ等の原動機０２）より駆動用チェノ等の伝
達部材ａ３）を介して正逆回動自在とするのテアリ、従
動用スブロケツ）　（＋＋ｆ側には走行チェノ（９）の
弛みを吸収するためのテークアツプ装置（１４）等を設
けることが適当である。

第１０図乃至第１２図は、前記駆動用スプロケット（１
０）側における駆動構造の実施例を示したものであって
、第１０図および第１１図に例示するように、駆動用ス
ブロケツ）　＋Ｉｎ＋と原動機０２）とを同軸に直結す
ることもできる１−１また第１２図に例示するように駆
動用スプロケット（１０）と伝動用大スプロケット（Ｉ
５）とを駆動軸０７）によって同軸に連結し、原動機（
Ｉ２）側に設けた伝動用小スプロケット０６）と前記伝
動用大スブロケツ）０５）とをチェ７０３）によって連
結することもでき、その駆動構造は自由に設計可能であ
る。

第１３図乃至第１６図に例示したものけ走行チェノＱ９ （９）における掻き板（１９）またはシュー偉１）の取
付構造であり、第１３図に示した実施例では、スキッド
本体（８）の長手方向における上下全周に亘る走行チェ
ノ（９）の両外側に、掻き板α９）α９）を定間隔下に
列設するのであり、また走行チェノ（９）の内側には走
行チェノローラ（２０１が同じく定間隔下に列設され、
とのローラ（２０）はスキッド本体（８）の上下両面に
敷設されたレールその他によるガイド吐土を転走するよ
うにされる。従って走行チェノ（９）の循環回走と共に
掻き板０９）は接地面において地面を蹴り、これによっ
てスキッド本体（８）を移動させるのである。この際ス
キッド本体（８）の上部にトリッパスタッカ伏８等の重
量機器が走行すれば、掻き板（Ｉ９）は地面内にめシ込
み、スキッド本体（８）の下面（２４）は地面に接し、
トリッパスタッカ等の荷重の大部分は直接接地面に伝達
されることになるので、走行チェノ（９）にはその大き
な荷重が作用しないのであシ、従ってチェ７の構造は小
型化できることになる。第１４図に示した実施例では、
掻き板（Ｉ９）の代シにクローラシュー等のシュー蓼ｌ
）を用いるもので示し、この場合は１１１ｈ　１．０ チェ７（９）に直接取付ける代りに、チェ７（９）の両
外側に定間隔に取付用アタッチメント＋２２１’ｎＪ　
１−列設しこれらアタッチメントｆ２２　（２７Ｊに図
示のようにシュー２１）をボルト・ナツト等の取付具匈
）によって固定して、シューに１）をチェノ（９）の全
長に亘って定間隔に列設することになり、ローラシ０）
ガイド０８）は同様である。以上第１３図、第１４図に
示しだ実施例では、何れもスキッド本体（８）の中央部
分に１Ｍの走行チェノ（９）を設置したものであるが、
これは第１５図および第１６図に示した実施例のように
、スキッド本体（８）の左右両側に２組の走行チェノ（
９１（９）を設置することもできる。即ち、第１５図に
おいては、スキッド本体（８）の上下両面における左右
両側に２組の走行チェノ（９１（９）を配設し、両チェ
ン（９１（９１の各内側に定間隔に列設したチェンロー
ラレ０）群を、スキッド本体（８）の上下両面における
左右隅角部分をガイドとして、これに転走自在に係合さ
せることにより、両走行チエンｆ９１　＋９１を循環回
走自在とするのであり、この相対する両チェン（９１ｆ
９）間に定間隔下に掻き板α角を列設し、掻き板０９）
の各両端を両チェン憾、１１ ｉｉｌｌ　（９）に固定するのである。第１６図に示し
た実施例ではスキッド本体（８）の左右両側に同様に２
組の走行チェノ＋９）　（９）を設け、両チェン（９１
＋９＋に定間隔下にそれぞれ取付用アタッチメント（２
２１１２２Ｊを列設し、相対するアタッチメン）（２２
１＋２Ｅ土にシュー（２］）を取付けたものを示し、こ
れら両図に例示するように、走行チェノ（８１の数は１
組以上自由に股引可能である。

以上第１５図乃至第１６図において、走行用のチェノ（
９）の内部にチェノローラｑＯ）を列設し、これをガイ
ド（１８）ｊたはスキッド本体（８）の隅角部等をガイ
ドとして転走させるようにしたのは、走行駆動力の軽減
を計るだめのものであシ、また掻き板（１ｉ＋）、シュ
ー叫）の形状自体についても自由な形状の設計が可能で
ある。

第１７図に示した実施例は、スキッド本体（８）の幅員
が広い場合、即ち広幅スキッド本体（８ａ）に対して、
走行装置を設ける場合の１例を示したものでこのような
広幅スキッド本体（８ａ）に対しては、その幅員に応じ
て本発明による前記走行チェノ（９）、掻き板令９）ま
たはシューイ】）、チェノローラ（２０）等による走行
装置の多数組を、図示のように列設しで用いるのであり
、この型式は第５．４図において示した走行装置付きへ
ラドスキッド（２）、テールスキッド（３）等に適用可
能であり、こうしてベルトコンベヤにおける全てのスキ
ッド（２）（３！　［４）　ｉｇそのコンベヤ幅員方向
に進退移動さぜることがｉ２ｒ能となるのである。

本発明によるベルトコンベヤは以上の通りであり、コン
ベヤにおけるベル）（ｌを始めとする全ての必要機構、
部材が搭載設置されるヘッドスキッド（２）テールスキ
ッド（３）および中間スキッド（４）の全スキッドにお
いて、それぞれの各スキッド本体（８）乃至（８ａ）に
、駆動用スブａケツ）　（１０１従動用スプロケツト（
１１）等によって循環回走自在な走行チェノ（９）、同
チェン（９）上に列設した掻き板０９）またはシュー防
）による走行装置を具備させることにより、これらの各
スキッド＋２１　＋３＋　＋４４を、−斉に同一速度で
駆動走行させることによって、ベルトコンベヤ全体ヲー
直線の状態に保持したまま、一度にかつきわめて短時間
にシフトすることができるのである。

１東邦 １だ本発明によれば、コンベヤベルト（１）を稼動させ
た運搬作業状態のままでのシフトも可能となるのであり
、従来のようにシフト作業のためにコンベヤ作業を休止
する必要なく、作業効率を大幅に向上させることが可能
である。しかも従来のクローラコンベヤ連結方式のもの
に比較すれば、過大な設備を具備する必要なく、その各
スキッド（２）（３Ｂ４１に対する簡単な走行装置の具
備のみで足シるのＴ、経済的なシフタプルコンベヤとし
ての特徴を持つ点において著しく優れるのであり、更に
旧来のブルドーザ使用手段に比し、大型ブルドーザの準
備やシフト要員を確保する必要なく、現場において搬送
作業に従事する作業員の少数名によってシフト作業を迅
速かつ容易に実施できることになり、従来の標準的な規
模のベルトコンベヤにおいて、１〜２時間でそのシフト
作業を完了する事が可能となるのである。しかも本発明
のベルトコンベヤによれば、第１・２図に例示した旧来
のベルトコンベヤ等に対して容易に実施可能であり、こ
のさい荷Ｍを合理的に直接接地面に伝達、転嫁１１４ できるので、機械重音も小型、軽量のもので足如その設
備費は安価に納めることが可能であり、止砂採取、埋立
等に用いるシフタプルコンベヤとしてコスト的にも有利
で、その土砂採取コストや、埋立コストを低減できるし
、シフト作業を随時簡単に行なえるので、クローラコン
ベヤ等の中継コンベヤもこれによって不用化され、トリ
ッパスタッカの有無を問わず、各種土取り、埋立等の土
木工事その他に用いる土砂その他の原料の運搬用ベルト
コンベヤとして、かつシフト機能を具備するベルトコン
ベヤとして利用価値大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシフタプルベルトコンベヤ１例の平面図
、第２図は同側面図、第５図は本発明ベルトコンベヤ実
施例の平面図、第４図は同側面図、第５図は従来のクロ
ーラコンベヤ連結型シフタプルベルトコンベヤ１例の側
面図、第６図は第１・２図示コンベヤにおける要部の横
断側面図、第７図は本発明コンベヤ実施例における中間
フレームユニット要部の平面図、第８図は同側面図、第
９Ｎｃｔ１５ 図は同第７図Ａ−Ａ線断面図、第１０図は同直結駆動方
式要部の平面図、第１１図は同側面図、第１２図は同直
結駆動方式要部の平面図、第１３・１４・１５・１６図
は何れも本発明スキッド走行要部を示す第９図Ｂ−Ｂ線
断面における各実施例の側断面図、第１７図は同広幅ス
キッド走行装置実施例の側断面図である。 ＋１＋・・・コンベヤベル）　、（２）・・・走行装置
付きヘッドスキッド、（３）・・・走行装置付きテール
スキッド、（４）・・・走行装置付きスキッド、（５）
・・・走行用レール、（６）・・・中間フレーム、（８
）・・・スキッド本体、（８ａ）・・・広幅スキッド本
体、（９）・・・走行チェノ、（１０）・・・駆動用ス
プロケット、（ＩＮ・・・従動用スプロケット、θ９）
・・・掻き板、（２１）・・・シュー〇 特　許　出　願　人　　株式会社神戸製鋼所８１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　コンベヤベルトを循環回走自在に搭載するととも
   にトリッパスタッカ等の走行用レールその他によって一
   体化され、かつ接地するコンベヤスキッド群の各スキッ
   ドに、コンベヤ幅員方向に進退するシフト用走行手段が
   それぞれ具備されたことを特徴とする自走機能を有する
   ベルトコンベヤ。