JPS5943006B2 - 自動車用アンテナ - Google Patents
自動車用アンテナInfo
- Publication number
- JPS5943006B2 JPS5943006B2 JP7563979A JP7563979A JPS5943006B2 JP S5943006 B2 JPS5943006 B2 JP S5943006B2 JP 7563979 A JP7563979 A JP 7563979A JP 7563979 A JP7563979 A JP 7563979A JP S5943006 B2 JPS5943006 B2 JP S5943006B2
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- JP
- Japan
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- antenna
- matching element
- conductor
- ground conductor
- dielectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
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- Waveguide Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、不平衡平面回路共振器の有する放射損失を積
極的に利用したマイクロストリップアンテナにおいて、
整合素子を設けることによって広帯域化を図る自動車用
アンテナに関するものである。
極的に利用したマイクロストリップアンテナにおいて、
整合素子を設けることによって広帯域化を図る自動車用
アンテナに関するものである。
不平衡平面回路共振器を利用したマイクロストリップア
ンテナは、一般に小型・軽量でかつ低姿勢であるという
利点を有している。
ンテナは、一般に小型・軽量でかつ低姿勢であるという
利点を有している。
第1図は放射素子1が円形状の従来の円形マイクロスト
リップアンテナの構造例を示したもので、波長に比べて
十分に薄い誘電体板2と接地導体3から構成され、放射
素子1の中心と外周の間の適当な位置で同軸給電線6か
ら直接給電することができる。
リップアンテナの構造例を示したもので、波長に比べて
十分に薄い誘電体板2と接地導体3から構成され、放射
素子1の中心と外周の間の適当な位置で同軸給電線6か
ら直接給電することができる。
この種のアンテナは、接地導体3の大きさが余り小さく
なると、不平衡電流が発生し、また入力端子4に同軸給
電線を接続すると、この同軸給電線の外導体に不平衡電
流が流れてアンテナの電気的特性を阻害するので、従来
はこれを阻止するために接地導体3の大きさを大きくす
る必要があるとされており、小形化の目的に相反すると
いう欠点があった。
なると、不平衡電流が発生し、また入力端子4に同軸給
電線を接続すると、この同軸給電線の外導体に不平衡電
流が流れてアンテナの電気的特性を阻害するので、従来
はこれを阻止するために接地導体3の大きさを大きくす
る必要があるとされており、小形化の目的に相反すると
いう欠点があった。
また、従来この種アンテナを広帯域化するには、放射素
子1と接地導体3との間に挿入する誘電体板2の比誘電
率を低くし、厚さを厚くすればよいとされていたが、こ
の場合には放射素子部の形状が大きくなり、やはり小形
化の目的に相反する欠点があった。
子1と接地導体3との間に挿入する誘電体板2の比誘電
率を低くし、厚さを厚くすればよいとされていたが、こ
の場合には放射素子部の形状が大きくなり、やはり小形
化の目的に相反する欠点があった。
さらに誘電体層の厚さを厚くする程、非常に高価なアン
テナとなりコスト的に望ましくないという欠点があった
。
テナとなりコスト的に望ましくないという欠点があった
。
また、同時送受話力式の移動通信では非常に広帯域な送
受共用アンテナが必要とされるが、上記方法ではこのよ
うな広帯域幅を実現できないきいう欠点があった。
受共用アンテナが必要とされるが、上記方法ではこのよ
うな広帯域幅を実現できないきいう欠点があった。
本発明は、上記従来例の欠点を解決するために、比較的
安価で、厚さの薄い誘電体板を2層重ねて誘電体層の厚
さを厚くするとともに、両誘電体の境界面にストリップ
ラインを設けることにより、接地導体と放射導体に挾ま
れたトリプレート形状の整合素子を構成し、これを給電
子に並列に挿入して厚さの薄い高誘電率の誘電体を使用
した場合でも、小型にして広帯域のマイクロストリツプ
アンテナで構成された自動車用アンテナを提供するもの
である。
安価で、厚さの薄い誘電体板を2層重ねて誘電体層の厚
さを厚くするとともに、両誘電体の境界面にストリップ
ラインを設けることにより、接地導体と放射導体に挾ま
れたトリプレート形状の整合素子を構成し、これを給電
子に並列に挿入して厚さの薄い高誘電率の誘電体を使用
した場合でも、小型にして広帯域のマイクロストリツプ
アンテナで構成された自動車用アンテナを提供するもの
である。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第2図は、本発明の1実施例を示したもので、1は放射
素子、3は接地導体、4は入力端子、5は給電子、6は
同軸給電線、7は給電点、8は上部誘電体、9は下部誘
電体、10は整合素子である。
素子、3は接地導体、4は入力端子、5は給電子、6は
同軸給電線、7は給電点、8は上部誘電体、9は下部誘
電体、10は整合素子である。
今、円形放射素子1の中心軸力向をZ軸とし、円形放射
素子1の中心と給電子5の給電点Tとを結ぶ方向を角度
原点とする円筒座標系ρψZでマイクロストリップアン
テナの内部電界を表わすと、EZ=A−Jl(kρ)の
Sψ A;定数、k=2π/λg Jl(x);1次第1種ベッセル関数 となる。
素子1の中心と給電子5の給電点Tとを結ぶ方向を角度
原点とする円筒座標系ρψZでマイクロストリップアン
テナの内部電界を表わすと、EZ=A−Jl(kρ)の
Sψ A;定数、k=2π/λg Jl(x);1次第1種ベッセル関数 となる。
但しλgは誘電体内の波長である。この式より明らかな
ように、円形放射素子1の中心(ρ−0)ではEz=0
であるため、円形放射素子1の中心に短絡ピン11が無
くても内部電界は変らず、従って共振条件も変らないの
で、第1図における短絡ピンは省略することができる。
ように、円形放射素子1の中心(ρ−0)ではEz=0
であるため、円形放射素子1の中心に短絡ピン11が無
くても内部電界は変らず、従って共振条件も変らないの
で、第1図における短絡ピンは省略することができる。
同様にして、上式から円形放射素子1の中心と給電子5
の給電点7とを結ぶ方向(ψ=0°)に直交する軸上(
ψ=±90°)には電界が生じないので、本発明はこの
点に着目し、電界の生じない軸上に整合素子10の主要
部分を挿入する構造としている。
の給電点7とを結ぶ方向(ψ=0°)に直交する軸上(
ψ=±90°)には電界が生じないので、本発明はこの
点に着目し、電界の生じない軸上に整合素子10の主要
部分を挿入する構造としている。
これにより、整合素子10がアンテナの内部電界に及ぼ
す影響は少なく、かつ整合素子6を放射素子1と接地導
体3によって挾んだトリプレート構造とすることにより
、高いQ値を持つ整合素子を得ることができる。
す影響は少なく、かつ整合素子6を放射素子1と接地導
体3によって挾んだトリプレート構造とすることにより
、高いQ値を持つ整合素子を得ることができる。
また本発明による整合素子10により、入力端子4に給
電された電流は、整合素子10、給電子5を通じて放射
素子1に流オー一部の電流は整合素子10と接地導体3
との電磁結合を通じて接地導体3に流入する。
電された電流は、整合素子10、給電子5を通じて放射
素子1に流オー一部の電流は整合素子10と接地導体3
との電磁結合を通じて接地導体3に流入する。
また、本来の接地電流は入力端子4より接地導体3に流
れ、上記電磁結合によって生じた電流と合流する。
れ、上記電磁結合によって生じた電流と合流する。
従って整合素子10を適当に選定すると、地板導体上の
不平衡電流を成る程度抑圧できるため、この接地導体3
の大きさを小さくすることができる。
不平衡電流を成る程度抑圧できるため、この接地導体3
の大きさを小さくすることができる。
なお、第1図における短絡ピン11は放射素子1の中心
で内部電界が零とらうない高次モードの励振を抑圧する
効果があり、本発明においても高次モードの発生を抑え
る必要がある場合には、短絡ピン11を放射素子1の中
心部に設け、かつ整合素子10にスルーホールを設けて
短絡ピン11が整合素子10に接触しないような構造と
することができることを付記するものである。
で内部電界が零とらうない高次モードの励振を抑圧する
効果があり、本発明においても高次モードの発生を抑え
る必要がある場合には、短絡ピン11を放射素子1の中
心部に設け、かつ整合素子10にスルーホールを設けて
短絡ピン11が整合素子10に接触しないような構造と
することができることを付記するものである。
以上説明したように、本発明によれば、Q値の高い整合
素子が得られるため、誘電体板が比較的厚い場合でも整
合がとり易く、なおかつ接地導体が小形化できるという
利点があり、また、従来のこの種アンテナの小型・軽量
・低姿勢といった利点を損なうことなく広帯域化できる
ため、移動体通信用のアンテナとしては極めて有効であ
る。
素子が得られるため、誘電体板が比較的厚い場合でも整
合がとり易く、なおかつ接地導体が小形化できるという
利点があり、また、従来のこの種アンテナの小型・軽量
・低姿勢といった利点を損なうことなく広帯域化できる
ため、移動体通信用のアンテナとしては極めて有効であ
る。
第1図は従来のマイクロストリップアンテナの構成図で
、第1図イは斜視図、第1図口は側面断面図、第2図は
本発明の実施例の構成図で、第2図イは斜視図、第2図
口は側面断面図である。 1・・・・・・放射素子、3・・・・・・接地導体、4
・・・・・・入力端子、5・・・・・・給電子、6・・
・・・伺軸給電線、7・・・・・・給電点、8・・・・
・・上部誘電体、9・・・・・・下部誘電体、10・・
・・・・整合素子、11・・・・・・短絡ピン。
、第1図イは斜視図、第1図口は側面断面図、第2図は
本発明の実施例の構成図で、第2図イは斜視図、第2図
口は側面断面図である。 1・・・・・・放射素子、3・・・・・・接地導体、4
・・・・・・入力端子、5・・・・・・給電子、6・・
・・・伺軸給電線、7・・・・・・給電点、8・・・・
・・上部誘電体、9・・・・・・下部誘電体、10・・
・・・・整合素子、11・・・・・・短絡ピン。
Claims (1)
- 1 波長に比べて薄い誘電体を挾み、互いに対向する放
射導体素子と接地導体板から構成さ札該接地導体板の背
面から同軸給電線より給電されるマイクロストリップア
ンテナにおいて、前記誘電体層を2層にし、この2つの
誘電体層の境界面に、前記放射導体と前記接地導体を地
板とするトリプレート構造のストリップラインによって
構成された整合素子を内蔵し、この整合素子の主要部を
前記放射導体素子の中心と給電点を結ぶ軸に直交し、か
つ前記放射導体素子の中心を通る軸上に挿入し、整合素
子の一端を前記同軸給電線より給電されるアンテナの給
電ピンに接続したことを特徴とする自動車用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7563979A JPS5943006B2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 自動車用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7563979A JPS5943006B2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 自動車用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56715A JPS56715A (en) | 1981-01-07 |
JPS5943006B2 true JPS5943006B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=13582014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7563979A Expired JPS5943006B2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 自動車用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943006B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181001A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-24 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ |
JPS62109404A (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPS6266703A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-26 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPS6281103A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPS6281102A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPH01175007U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-13 | ||
JP2507935Y2 (ja) * | 1990-11-27 | 1996-08-21 | ヒロセ電機株式会社 | 円偏波用ル―プアンテナ |
FR2683952A1 (fr) * | 1991-11-14 | 1993-05-21 | Dassault Electronique | Dispositif d'antenne microruban perfectionne, notamment pour transmissions telephoniques par satellite. |
DE602004023548D1 (de) | 2004-12-14 | 2009-11-19 | Fujitsu Ltd | Antenne |
-
1979
- 1979-06-18 JP JP7563979A patent/JPS5943006B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56715A (en) | 1981-01-07 |
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