JPS5942966A

JPS5942966A - インクジエツト記録機構

Info

Publication number: JPS5942966A
Application number: JP15257382A
Authority: JP
Inventors: Rikuo Takano; 陸男高野; Masato Kobayashi; 正人小林; Takao Takahashi; 高橋　岳雄
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1982-09-03
Filing date: 1982-09-03
Publication date: 1984-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、インクの流速が変化しても一定に保持し、
安定な記録を行う荷電量制御形のインクジェット記録機
構に関するものである。

第１図は従来のインクジェット記録装置の記録機構部の
構成概略図であり、１はノズル、２は前記ノズル１に密
に接続した圧電振動子、３は荷電電極、４は荷電された
インク滴、すなわち試験滴の電荷を検出する位相検出電
極、５ａ＋５ｂは偏向電極、６はガター、Ｔは記録用紙
、８はインク供給装置、９はインク滴列である。

上記の構成において、インク供給装置８から供給され、
ノズル１から噴射されたイン′りは、圧電振動子２の振
動により規則的なインク滴列９に分裂する。その分裂す
る位置に荷電電極３を置き、分裂するときＫ（Ｙ［電極
３に電圧を印加すると、静電誘導によりインク滴は電荷
を持ち、一定電圧を印加された偏向電極５ａ、５ｂの間
の電場を通過することによって偏向され、記録用紙７上
の所定の位置に記録される。また、位相検出電極４の検
出信号によりインク滴発生と荷電５との位相を同期させ
て、インク滴への荷電タイミングを正しく行う。

このよ５な装置りにおいては、インク供給装置８のイン
ク圧力の経時変化、あるいは周囲温度変化によるインク
粘度が変化する。すなわち、インク圧力変化あるいはイ
ンク粘度の変化に伴い、インクジェット流の流速も変わ
り、その結果、インク滴の大きさやインク滴の偏向量が
変化し、記録品質の低下をもたらす。％に、カラー記録
や図形記録の場合には色ずれあるいは図形歪の原因とな
るため、インクジェット流の速度を一定に保持すること
が必要条件となる。

このため、インク供給系のインク圧力を監視し、インク
圧力を一定に保持する方法が提示されているが、圧力セ
ンサを付加する必要があり、また、インク粘度変化には
ほとんど効果がないなどの欠点があった。

この発明は、このような欠点を解決するため、電源投入
後記録数量、列えば枚数等に応じて、また、非記録時間
が長い場合には一定時間間隔に、インク流速の変化を検
出し、インク流速が一定になるようにインク供給装置に
フィードバックしてインク圧力を制御すると同時に、荷
電タイミングをインク滴発生タイミングに同期させるよ
うにしたものである。以下、図面に基づいてこの発明の
詳細な説明する。

第２図はこの発明の一実施例であって、第３図（ａ）〜
（ｆ）ｆよその動作のタイムチャートである。

第２図において、１０は荷電パルス発生回路、１１は制
御パルス発生回路、１２は荷電回路、１３は荷電電極、
１４はタイマ回路、１５は時間差比較回路、１６は基準
時間発生回路、１７は電気的にポンプを制御してインク
圧力を変えることのできるインク供給装置、１８はノズ
ル、１９は圧電振動子、２０　ａ、　　２０　ｂは偏向
電極、２１はガター、２２は静電誘導によりインク滴の
電荷を検知する検出器、２３はピーク電圧検出回路、２
４は記録制御回路、２５はインクポンプ駆動回路、２６
はインク滴列である。

次に、インク流速の検出、制御動作について説明する。

電源が投入され、荷電パルス発生回路１０から第３図（
ａ）に示されるパルスが発生しているとき、制御パルス
発生回路１１から第３図（ｂ）Ｋ示されるパルスを出力
すると、荷電回路１２より荷電電俸１３に、第３図（ｃ
）に示される試験パルスが発生し、インク滴が荷電され
る。また、制御パルス発生回路１１からパルスの立上り
により、タイマ回路１４と基準時間発生回路１６が作動
される。

荷′１「、されたインク滴（試験筒）は、偏向電極２０
ａ。

２０ｂｌｌＪ］を通過することにより偏向され、荷電さ
れてから一定時間を経過した後、検出器２２で検出され
る。この検出器２２の出力（第３図（ｄ）参照）はピー
ク電圧検出回路２３でピーク値を検出し、第３図（Ｑ）
に示されるパルスをタイマ回路１４に出力し、このパル
スによりタイマ回路１４の作動を停止する。

したがつ゛Ｃ，タイマ回路１４はインク滴が荷電され始
めたときから検出器２２で検出されるまでの時間ｔ（第
３図（ｆ）参照）を示している。ここで、時間ｔはイン
ク流速が速くなると短がくなり、逆にインク流速が遅く
なると長くなる。そこで、基準インク流速での時間ｔｏ
　　（図示せずンを基準時間発生回路１６で発生し、タ
イマ回路１４がらの時間ｔと基準の時間１．を時間差比
較回路１５で比較し、その差をインクポンプ駆動回路２
５ヘフイードバツクし、インク供給装置１Ｔのインク圧
力を制御することによって流速を一定に保つことができ
る。ここで、インク圧力の制御は、回転モータ使用のポ
ンプでは回転数等により、プランジャモータ使用のポン
プでは、プランジ駆動電圧あるいは駆動パルス幅等によ
り行うことができる。

また、流速検出動作において、検出器２２の出力が正常
に得られるのは、インク滴発生タイミングと荷電タイミ
ングの位相が同期しているときであるが、この位相検出
も検出器２２の出方の有無ニヨり容易に行うことができ
る。

次に、流速検出を行うための制御パルス発生回路１１か
らのパルス発生周期Ｔ（第３図（ｂ）参照ンは、記録制
御回路２４の動作状態によって決められる。つまり、記
録が連続的に行われるときには、記録数量に応じて、例
えば記録枚数１．２．４．８゜１６枚目ごとのよ５Ｖｃ
、流速検出用パルスを制御パルス発生回路１１より発生
させる。

また、記録を行わない時間が長い場合には、一定時間間
隔に、例えば３分とと忙流速検出用パルスを制御パルス
発生回路１１より発生させる。

以上説明したように、この発明は、インク流速の変化を
時間幅の変化という電気的圧制御が容易で、かつ精度よ
く検出できる方法で制御し、これを記録状態に応じて行
っているので、インク圧力の経時変化あるいは温度変化
によるインク粘度変化等によるインク流速変動に影響さ
れず、宮に高品質のインクジェット記録ができる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のインクジェット記録装置の記録機構部の
構成概略図、第２図はこの発明の一実施例を示す図、第
３図（ａ）〜（ｆ）は第２図の実施例の動作タイムチャ
ートである。図中、１０は荷電パルス発生回路、１１は制御パルス発
生回路、１２は荷電回路、１３は荷電電極、１４はタイ
マ回路、１５は時間差比較回路、１６は基準時間発生回
路、１Ｔはインク供給装置、１８はノズル、１９は圧ｍ
振動子、２０ａ、２０ｂは偏向電極、２１はガター、２
２は検出器、２３はピーク電圧検出回路、２４は記録制
御回路、２５はインクポンプ駆動回路、２６はインク滴
列である。第１図第２図 ′ｉ４３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　インク滴を発生させる手段と、前記インク滴
を選択的に荷電する荷電手段と、前記荷電手段によって
荷電されたインク滴の荷電量を検出する検出手段とから
なるインクジェット記録装置において、試験滴が荷電さ
れてから前記検出手段で検出されるまでの時間測定によ
りインクの流速の変化を検知してインクの流速を基準値
に戻す流速制御手段を具備せしめたことを特徴とするイ
ンクジェット記録機構。
（２）　　流速制御手段は、電源投入後記録数量に応じ
て作動せしめられるものであることを特徴とする特許に
請求の範囲第（１）項記載のインクジェット記録機構。
（３）　　流速制御手段は、電源投入後の非記録時間に
は一定時間間隔で動作せしめられるものであることを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のインクジェッ
ト記録機構。