JPS5942897B2 - テキストデ−タ内容転送装置 - Google Patents

テキストデ−タ内容転送装置

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JPS5942897B2
JPS5942897B2 JP52152519A JP15251977A JPS5942897B2 JP S5942897 B2 JPS5942897 B2 JP S5942897B2 JP 52152519 A JP52152519 A JP 52152519A JP 15251977 A JP15251977 A JP 15251977A JP S5942897 B2 JPS5942897 B2 JP S5942897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 目次 発明の分野 従来技術 従来技術の問題点 発明の概要 実施例の概要 実施例の詳細な説明 まとめ 〔発明の分野〕 本発明は、逐次記憶装置のセグメントに記憶されている
テキストデータ内容を、該テキストデータに修正を行な
うことのできるテキスト処理システムとの間で転送する
装置に関する。
〔従来技術〕
米国特許第3753239号及び同第 3781813号明細書(特公昭51−37128)に
は、テキスト処理システムのオペレータにとつて負担と
なる仕事、即ち準備中の又は訂正中の文書の各ページに
対応する記憶ブロックの論理的な順序をオペレータが記
憶しておかなければならないという負担を取除く為逐次
式大容量記憶装置の記憶ブロックをログしておき、そし
て新しい訂正されたテキストのページを記憶するよう各
ブロツクを指定する技法が開示されている。
そのログは、各回の記憶動作又は削除動作の完了時にメ
モリの最初のプロツクに記録されたものである。上記特
許明細書の大容量逐次式記憶装置は複数個のプロツクに
セグメント化されている。
1つのプロツクには1つのページが対応する事が教示さ
れた。
もしも1つのページが1つのプロツクの大きさよりも大
きく拡張されたならば、その残りは他のプロツクに別の
ページとして記録され得る。従つて60ページのテキス
トに対応する60プロツクのテープが開示された。もし
もページが短かければ、もつと多くのテープ未使用記憶
領域が生じる事になる。大容量記憶装置をもつと高密度
に利用しようとして、各プロツク即ちセグメントを更に
細分化した部分即ち「区画]に補助的に分割してしまう
事が考えられている。
例えば、各プロツクが8つの区画に分割され、その任意
の境界部分で1つのページを開始できるとすると1プロ
ツクには短かいページなら最大8ページまで納められる
。しかし、この場合は上記特許明細書で教示されるより
もはるかに高度なログシステムが必要となつて来る。何
故ならば、上記の特許明細書のシステムのように各プロ
ツクが1つのページの最初のところを表わせれば済むと
いう訳にはいかないからである。各プロツクを分割(セ
グメント化)する場合に考えられた上記改良技法では、
幾つかの状況が考えられる。例えば、プロツクの最初の
区画はページの最初であつても真中であつても良い。実
際、プロツクのどの区画が1つのページを開始しても良
いが、この事を反映するようなデータはその区画には記
録されない。〔従来技術の問題点〕 上記特許明細書に関して、訂正の為1ページのテキスト
が1つのプロツクからりコール(呼戻)される場合を考
えてみよう。
テキストの他のページが、りコールされたページの末尾
と同じプロツクで開始するこのりコールされたページに
続くものと仮定しよう。りコールされたページが拡張さ
れれば、拡張部分を記録する為の余地をそのプロツクは
物理的に持たない。上記特許明細書で教示したように、
この拡張部分のみを収容するように新しいページを生み
出す事は全体的見地から好ましくないだろう。従つて、
記憶媒体にデータを実質的に詰め込み乍ら、ページを拡
張する構成は上記特許明細書には教示されない。従つて
、セグメント化された大容量記憶装置について、改良さ
れた制御技法により記憶装置の記憶能力をより効果的に
利用出来るよう且つ上述の従来技法の欠点をなくすとこ
ろのログ兼制御システムを提供する事が望ましい。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、セグメント式の逐次記憶装置の記憶ス
ペースを、1つのセグメントに複数のテキストデータ内
容を記憶できるようにして有効に利用するとともに、そ
の1つのテキストデータ内容をテキスト処理システムへ
引出し、該内容を拡張するように訂正して、元へ戻した
ときも上記逐次記憶装置の同じセグメント内にあるその
後のテキストデータ内容と「かち合い」(後述)が生じ
ないようにするためのテキストデータ内容転送装置を提
供することにある。
一般にデイスクやテープなどの逐次記憶装置では、夫々
トラツクやプロツクなどが複数個の記憶スペースたるセ
グメントを形成している。
本発明は、それらの記憶スペースを有効に利用するため
それらのセグメントの任意の位置で開始し且つ終了する
ようにテキストデータ内容(1ページのテキストデータ
など)を記憶している逐次記憶装置(第1図の9)と、
テキストデータ内容の開始位置や終了位置などセグメン
トに対する該テキストデータ内容の位置を記憶している
デイレクトリ(第1図の逐次記憶装置9に記憶され、又
テキスト処理システムのランダムアクセスメモリ21に
も転送され記憶されているシステムリスト及びシステム
ログから成るデイレクトリに対応)とを具備し、更にそ
れらのテキストデータ内容を拡張する様修正できるテキ
スト処理システム(プロセツサ1、ランダムアクセスメ
モリ21等第1図の構成全体)を具備しているシステム
に於る、任意に選択された第1のテキストデータ内容を
、同じセグメントに第2のテキストデータ内容があるに
も拘らず上記逐次記憶装置と上記テキスト処理システム
との間で効果的に転送するためのテキストデータ内容転
送装置である。1つのセグメントの中で第1のテキスト
データ内容(例えば第1ページ)が終了し、その後に第
1のテキストデータ内容とは独立の第2のテキストデー
タ内容(例えば第2ページ)が開始する上記システムで
は、第1のテキストデータ内容がテキスト処理システム
に転送され修正が行なわれた結果、第1のテキストデー
タ内容が拡張された場合、その拡張された第1のテキス
トデータ内容を逐次記憶装置の元のセグメントに戻そう
とすると、そのセグメントにある第2のテキストデータ
内容と重なる即ちかち合いが生じてしまう。
本発明は、上記第1のテキストデータ内容をテキスト処
理システムに転送し修正して戻す場合に、上記第1のテ
キストデータ内容の後に如上のような第2のテキストデ
ータ内容があるか上記デイレクトリに問合せる手段(第
4図の流れ図のブロツク47)と、問合せの結果、如上
のような第2のテキストデータ内容がある場合に、その
セグメントにあるだけの該第2のテキストデータ内容即
ち「かち合いデータ」を逐次記憶装置の他のセグメント
に書込む段階(上記プロツク47からイエスの経路に沿
い第5図のプロツク57及び60に与えられる。
この実施例では前者でそのかち合いデータをランダムア
クセスメモリ21に読出し、それから後者でそのかち合
いデータを他の空いているセグメントに書込んでいる)
と、上記第1のテキストデータ内容を上記テキスト処理
システムに転送して(第8図のプロツク79又は84で
、テキスト処理システム中のランダムアクセスメモリ2
1のバツフア「B」へ、内容N即ち第1のテキストデー
タ内容を転送している。
以上第4図乃至第9図の任意内容選択読出し動作)修正
を行ない(第9図の流れ図で利用システム即ちテキスト
処理システムへ戻した後、第1図の構成で周知の態様に
より適宜行なう)、該修正された第1のテキストデータ
内容を上記同じセグメントに戻すよう転送する手段(第
13図乃至第20図の逐次記憶装置9へのテキストデー
タ内容記録動作、特に第15図のプロツク128で示す
記録動作)と、を含むテキストデータ内容転送装置であ
る。
この本発明の方法により、記憶スペース効率の良い、複
数セグメントに股がる任意のセグメント位置でのテキス
トデータ内容記憶が得られ、同じセグメントにある2以
上のテキストデータ内容のうち先行するものが修正され
拡張されても後方のテキストデータ内容と[かち合い」
の生じる恐れがないという優れた効果を奏する。〔実施
例の概要〕 テキスト処理装置を支援する為のテキスト内容(云わゆ
るページであつても良いしそれに代る任意のものを[内
容」と定義する)を記憶し且つ検索する装置を提供する
通常は文書のページを表わすテキスト内容が、逐次式大
容量記憶装置の複数個のセグメントの一連の、ラベル(
名札)の無い可変量の大きさの構成単位として記憶され
る。ラベルを付けないという事は、ページ番号又は任意
の他のログデータがそのテキスト中には記憶されないと
いう事を意味する。このシステムはその内容を記憶セグ
メント上に詰込む(パツクする)事によつて未使用記憶
領域を最大にしようとする。この記憶装置は、記憶セグ
メントから記憶セグメントへ逐次、データが転送される
ものであるが、その記憶セグメントがランダム方式又は
擬似ランダム方式で「区画」レベルヘアクセスされても
良い。全てのセグメントは等しい一定の長さである。従
つて、各セグメントは、各々が等しい一定の長さである
ような複数個の区画を含む。データが逐次的なラベルの
ないフオーマツトで記憶されるので、任意の記憶された
テキストの内容(ページ)番号は、記憶されたテキスト
そのものをみただけでは判断し得ない。
その代り、このシステムはデイレクトリを維持し、これ
によつてこれらの内容の記憶装置上での内容番号及び内
容の位置の両方を探知出来るようにしてある。このログ
(デイレクトリ)は下記の2つの部分から成る。(1)
使用される記憶セグメントの論理的順序のリストである
システムリスト。(2)記憶装置中の全記憶セグメント
のデータ指標即ちデータ特性のログであるシステムログ
。このシステムは記憶装置の、必ずしも物理的に隣接し
ないセグメントに内容を読込もうとする。
内容は複数個の記憶セグメントに股がつても良く、又そ
のシステムリストに於ける記憶セグメントの組が1組の
内容(例えば複数ページの文書)を表わしても良い。シ
ステムリストは記憶セグメントの物理的というよりもむ
しろ論理的なリストである。記憶セグメントの仮のリス
ト、f/m/d/eを考えてみよう。セグメント「f」
は物理的にも論理的にもセグメント[m]の前に来る。
セグメント「m」は物理的にではなく論理的にセグメン
ト「d」の前に来る。2つのセグメント[d」及び[e
−]は物理的に隣接しているが、2つのセグメント「m
」、「d」及び他の2つのセグメント「f」、「m」は
そうではない。
このリストでは隣接、非隣接、物理的に前又は後の任意
の組合せが可能である。このリストはデータが記憶され
る際の論理的な順序を暗示する。実施例では、「m」が
セグメント「f」の[後続」セグメントと呼ばれ、セグ
メント[d」がセグメント「m」の後続セグメントと呼
ばれる。
セグメント[d」はセグメント「f」の後続セグメント
ではない。セグメント[e」の後続セグメントはない。
セグメント「m」はセグメント「d」の「先行]セグメ
ントと呼ばれ、セグメントI−f」はセグメント[m」
の先行セグメントと呼ばれる。セグメント「f」はセグ
メント[d」の先行セグメントではない。セグメント[
f」の先行セグメントはない。記憶セグメントのデータ
指標のシステムログは全セグメントの各区画がそのシス
テムでは現在どのように使用されているかという事を記
録している。
1つのセグメントの各区画はそのログの中にそれに寄与
する下記のデータの指標を1つだけ有する。
(1)未使用一使用可、(2)誤り−使用不可、(3)
データのみ、又は(4)データ及び内容開始。データ内
容(ページ)は1つ又は幾つかの記憶セグメントの幾つ
かの区画に股がつていても良い。データ内容が幾つかの
記憶セグメントに股がつている場合は、それらはシステ
ムリスト中で隣接している。内容が1つのセグメントの
複数の区画に股がつている場合、それらの区画はその記
憶セグメントで逐次、位置を捜索される。1つの内容は
システムログ中の内容開始指標によつて境界付けられ、
又システムリストの後続の内容開始指標又はシステムリ
ストの末尾によつて境界付けられる。
内容開始指標相互間の、テキストが何も記憶されない区
画(誤り一使用不可、未使用−使用可)は何の効果もも
たない。データ内容の番号(ページ番号)はシステムリ
スト及びシステムログから判断される如き内容開始指標
の相対位置から判断される。例えば、内容番号3はシス
テムリスト及び指標を表わすシステムログをみて3番目
の内容開始指標を見出す事により位置を捜索される。他
の実施例のように、[i]という番号を付された内容の
検索は、[i番目」の内容開始指標を含む記憶セグメン
トの位置を捜索しその「区画]を正しく読出し、又その
セグメントに或いはシステムリスト中の後続セグメント
に後続の[データのみ]区画があれば、(1)他の([
i+1」)内容開始区画の位置が捜索される迄又は(2
)そのリストが終了する迄それら、後続の「データのみ
」区画を読出すというようにして実行される。「未使用
」区画及び「誤り−使用不可」区画はスキツプされる。
テキスト処理システム(利用システム)が或る内容を適
当に(ランダムに)選択すると、その内容は利用システ
ムにより訂正を受ける事になる。
その結果、その内容はテキストを加える事により以前に
それが記憶装置上で占めたスペースに最早適合しなくな
るよう物理的に拡大されるかもしれない。この内容の論
理的な末尾が1つの記憶セグメントを次のより高次の内
容番号の記憶セグメントと共有するならば問題を生じる
可能性が存する。このような問題即ち「かちある」の生
じる可能性があるのでそのシステムは、もしもかちあう
データが存在するならば、そのセグメントを共有する選
択された内容の終了に続くデータがあればそのデータを
再配置する。このかちあうデータの再配置は、要求され
た内容を最初読出す前に、そして要求されるゼータを保
持するランダムアクセスメモリバツフアを介して行なわ
れる。このデータは、システムリスト又はシステムログ
中に最初は含まれない他のセグメントに再配置される。
再配置されたデータは下記の事項が生じる迄はログされ
ない。即ち(1)最初に要求され、訂正されたデータが
その記憶装置に一旦戻されて記憶された後に、実際の要
求がなければ或いは(2)要求されたゼータを元々引出
されたセグメントへ記憶しようとして誤りが生じれば、
或いは(3)もしも最初に要求された内容に続く内容も
選択されなければ、それらのときはいずれもログされな
い。もしもデータが再配置され得なければ、尚も取出し
が行なわれ利用システムには特別の状態が知らされる。
このログされないセグメントは「スクラツチパツド」と
呼ばれる。再配置中、読出され得ないデータがあればそ
のデータは独得の誤りコードによつて「スクラツチパツ
ド」の上で示される。
従つて、その再配置中内容は縮められず、全ての内容開
始指標が保全され得る。「後続内容選択」動作が、前に
選択された内容の後に続く内容を取出す。
この動作はある位置で上記の任意の内容選択動作が先に
生じていた場合にしか起らない。[再配置不能な」状態
を除けば上記任意内容選択のときと同じ出力を有する。
スクラツチパツドは後続内容選択の際には生じない。〔
実施例の詳細な説明〕第1図には、プロセツサ1を有す
るテキスト処理システムの一部が示される。
プロセツサ1にはアドレス母線2が接続され、これによ
つて制御記憶装置3中の命令がアドレスされ、命令母線
4に沿つて該プロセツサ1へ戻される。システムクロツ
ク発生器5はそのシステム中の各装置へ「C」で示す複
数本の線に沿つてクロツク信号を与える。プロセツサ1
はセグメント化(分割)された逐次式の記憶装置9へ線
6に沿つて制御信号を伝える。セグメント化された逐次
式の記憶装置9は例えばその種々のトラツクが複数個の
セグメントであるようなテイスクから成つていても、そ
の複数個のプロツクがセグメントであるようなテープか
ら成つていても良い。記憶装置9は線7及び8に沿つて
夫々割込情報又は状況情報をプロセツサ1へ帰還する。
テキストを発生し且つ訂正する目的からテキストデータ
を記憶する為、且つ記憶装置9にデータを再配置すると
きのバツフアとして働かせる為にランダムアクセスメモ
リ21が設けられる。
ランダムアクセスメモリ制御装置18は能動線17、デ
ータ母線19及びアドレス母線20を介してランダムア
クセスメモリ21をアクセスするのを制御する。記憶装
置9とランダムアクセスメモリ21との間でのデータの
直接の転送はプロセツサ1を呼び出す事なく直接メモリ
アクセス制御装置13を使用する事によつて行なわれる
。データの転送は直接メモリアクセス制御装置13とラ
ンダムアクセスメモリ制御装置18との間でデータ母線
15を介して又記憶装置9と直接メモリ制御装置13と
の間でデータ母線12を介して行なわれる。アドレス母
線14はランダムアクセスメモリ21中の適当なアドレ
スを指示し、線16上の能動信号に従つてそこへデータ
を書込み或いはそこからデータを読出す。直接メモリア
クセス制御装置13から記憶装置9への制御信号及び記
憶装置9から直接メモリアクセス制御装置13への状況
信号が夫々線11及び10に沿つて与えられる。プロセ
ツサ1はランダムアクセスメモリ制御装置18へアドレ
ス母線22を介して、読出し及び書込みの為の適当なア
ドレスを運ぶ。データは線24上の能動信号に従つてデ
ータ母線23を介しフロセツサ1とランダムアクセスメ
モリ制御装置21との間で転送される。制御記憶装置3
は普通は読取専用記憶装置中に組込まれ、従つてその命
令線もその中へ恒久的に配線される。
しかし、制御記憶装置3は電力がそのシステムに与えら
れる毎に命令をその中へロードする必要があるようなラ
ンダムアクセスメモリの形態で組込まれても良い。他の
実施例では、フロセツサ1及び制御記憶装置3は上記の
ようなプロセツサ又は「命令」を使用せず組合せ論理装
置と完全に置換され得る。以下で示す流れ図は論埋設計
に携る当業者が本発明の概念に従うハードウエアの論理
装置を特定出来るように書かれている。汎用目的デイジ
タルコンピユータをプログラムするコンピユータプログ
ラムの当業者は、これらの流れ図により本発明の概念に
従つてセグメント化された逐次記憶装置をアクセスし且
つその装置の利用状況をログする事が出来る。第2図に
は、その現時カウンタフイールドに於ける計数値に従つ
て最新のテイレクトリ(ログ)を見出すよう記憶装置9
に記憶された複数個のデイレクトリ(ログ)を調べるシ
ステム初期設定過程を示す。
開始プロツクの脇に破線で関連付けられたプロツクで示
すように、最初の仮定として記憶装置9にX個のデイレ
クトリ(登録簿)即ちログがあるものとする。プロツク
31で「計数値(COUNT)」レジスタ及び「読出し
(READ)0K)」レジスタがOにセツトされる事と
レジスタNが1にセツトされる事とを示す。プロツク3
2では、システムログの番号「N」を記憶装置9から読
出す。プロツク33では読出された番号について読出し
誤りがあつたかどうか検査する。もしも読出しが不成功
であれば、レジスタNはプロツク36で1だけ増加され
、プロツク37でNレジスタの中味が「X」と比較され
る。Nレジスタの中味が[X」を越えないとすると、他
のログの中昧が読出される事になり、プロツク32で示
すように、記憶装置9からシステムログの次の番号「N
」を読出すというように動作が反復される。プロツク3
3での読出しが成功であれば、プロツク34で「読出し
0K」レジスタを1にセツトし、プロツク35でログの
最初のところに記憶された現時カウンタの計数値が「計
数値]レジスタの中昧と比較される。現時カウンタの中
昧がOよりも大きいか又はOに等しければ、そのログは
プロツク38で示すようにランダムアクセスメモリ21
に引入れられる。
(この例では、現時カウンタの計数値を「計数f1レジ
スタの中味と比較する場合、「計数値」レジスタが最初
はOにセツトされているので現時カウンタは常に「計数
値」レジスタの中味に等しいか又はそれよりも大きくな
る。)プロツク39で、計数値レジスタには現時カウン
タの中味がロードされ、プロツク36でレジスタNの中
昧が1だけ増加される。現時カウンタの中昧が[計数値
」レジスタの中昧を越える毎にランダムアクセスメモリ
21の中にログが入れられる。プロツク37のところで
、全てのログが読出されてしまうと、ランダムアクセス
メモリ21中のログは現時カウンタの最大値が成功裡に
読出されたものとなる。第2図Aの部分から第3図Aの
部分へ続けて説明すると、全てのログが読出されてしま
うと、「読出し0K」レジスタの中味がOか1かを調べ
るようプロツク40で該「読出し0K」レジスタが検査
される。中味が1であれば、記憶装置9から良好なログ
が読出され、プロツク42でその動作は利用システムの
テキスト処理システムへ戻る。良好なログが読出されな
ければ、プロツク41のところで妥当なデイレクトリ(
ログ)がない事を利用システムに知らせ、尚も記憶装置
9をアクセスしないようにする。或る内容Nの読出し動
作及び書込み動作を詳細に説明する前に、或る内容Nが
複数のセグメントにまたがつている場合を例にとつて、
データの指定方法とそれに関連するデイレクトリの構成
を説明しよう。
先ずテキストデータを読出すには、最新のデイレクトリ
を逐一参照しながら、デイレクトリに記録されている順
序で逐次記憶装置9の各セグメント及びその中の各区画
のテキストデータを読出す。
一例として逐次記憶装置中の各セグメントが26個並ん
でいるのに対し最初の位置のセグメントから順番にa乃
至zと命名したと仮定する。また或る内容がそのセグメ
ントa乃至ZのうちF,m,d,eという複数のセグメ
ントの位置にまたがつてテキストデータを含んでいると
仮定するとデイレクトリのシステムリスト部分は[・・
・・・・・・・、内容N1セグメントf、セグメントm
1セグメントd、セグメントe、内容N+1、セグメン
トe、セグメントa、・・・・・・・・・」というよう
にその順序で記録されている。その内容Nが要求された
ときシステムリストを走査して内容Nを捜し出せば、そ
れに続くF,m,d,eを何時でも引出せる状態になる
。個々のセグメントは例えば8個の区画に細分されてい
るので、セグメントfに対しても8個のログがシステム
ログに記録されている。それらの8個のログは、[デー
タのみ」「未使用一使用可」[(データ及び)内容開始
」[誤り一使用不可」のいずれかでビツト表示されてい
る。実施例ではシステムログ内でのその8個のログの物
理的な順序は、セグメント内の区画のテキストデータの
順序と同様、論理的な順序でもある。従つて内容Nがセ
グメントfから開始することがシステムリストを走査す
ることで分ると、読出しのときはテキスト処理システム
のSPレジスタ即ちSPポインタ(書込みのときはRP
ポインタ)の第1のセグメントフイールドがセグメント
fにセツトされる(即ち最初から6番目の物理的位置に
あるセグメント位置を表わす)。次いでセグメントfに
対応する8個のシステムログをデイレクトリ中で最初か
ら順番に走査する。それが例えば「データのみ][デー
タのみ」「未使用一使用可」[データ及び内容開始][
データのみ」・・・・・・・・・というように2ビツト
表示で記憶されていたとすれば4番目に内容開始区画が
あるので第2の区画フイールドが4にセツトされ、この
位置から内容Nが開始されることが分り、読出しの際は
逐次記憶装置9中でセグメントf即ち最初から6番目の
セグメントで且つ該セグメント中の4番目の区画のデー
タが物理的にアクセスされ読出される。(このときRP
ポインタも第7図下段に示されるようにセツトされる)
そのセグメントfが終るまでは1区画読出す毎にSPポ
インタの区画フイールドが4から1つずつ漸増され、逐
一それに対応するシステムログが参照され、[データの
み」区画があればその区画のテキストデータを読出す。
l未使用一使用可」又は「誤り一使用不可」を読出した
ときは、スキツプする。即ちそれに対応する区画の中昧
は読出さない。セグメントfの終りまで行くと、システ
ムリスト中でセグメントfの後続セグメントであるセグ
メントmをアクセスし、SPポインタのセグメントフイ
ールドがセグメントmにセツトされ、そしてセグメント
mに対応する8個の区画中の最初の「データのみ」区画
に区画フイールドがセツトされてその読出しが続けられ
る。セグメントd、セグメントeについても同様の動作
が続けられる。SPポインタのセグメントフイールドが
セグメントeで、その区画フイールドが「データ及び内
容開始」区画を見出すとき、それは次の内容N+1の内
容開始区画と判断し、内容Nのデータは全て読出したこ
とが分る。そこでSPの区画が内容N+1の内容開始区
画にセツトされる。以上でSPポインタの動作を説明し
たが、RPポインタの動作も書込みと読出しの違いこそ
あれ、SPポインタと同様である。第4図乃至第9図は
任意内容選択動作を示す。
即ちこの動作はオペレータによつて特定され、次にテキ
スト処理システムによつてログし制御する装置へ特定さ
れる任意のページが、記憶装置9から取出され且つラン
ダムアクセスメモリ21の中へロードされる。動作は下
記の仮定に従つて第4図の開始プロツクで開始する。こ
の例では、必要な内容番号がNレジスタに含まれるがこ
れをNとする。記憶装置9からのデータがロードされる
であろうランダムアクセスメモリバツフアの初期アドレ
スがBと名付けられ、Bレジスタに記憶される。そして
、ランダムアクセスメモリ21の未使用容量区画はMと
名付けられ、Mレジスタに記憶される。容量Mはランダ
ムアクセスメモリ21即ちバツフアBの大きさを表わす
整数である。これは、バツフアBが所与の環境の下で含
み得る、記憶装置9の区画の総数である。任意内容選択
の場合、Mは少なくとも、1つのセグメントの区画の数
から1を差引いた数でなければならない。この例として
、記憶装置9の各セグメントが8個の区画を含むと仮定
しよう。この場合はMは少なくとも7でなければならな
い。動作が開始すると、先ずプロツク46で、内容Nが
存在するか否かについて、ディレクトリのシステムログ
区画を走査し且つそのデータ及び内容の開始区画を計数
するという検査が行なわれる。
データ内容Nが存在しなければ、記憶装置9からランダ
ムアクセスメモリ21の中へテキストデータが読出され
得ない事は云う迄もない。しかし、最近記憶された内容
に続く付加的なテキストがある場合にはこれを記憶する
為記憶制御装置をセツトする以下の動作が実行される。
この記憶制御装置に導入される概念を選択ポインタ/記
録ポインタ概念と定義する。
システムはセグメント化された逐次記憶装置9の各位置
にレジスタで記憶された2個の「ポインタ(指針)」を
含む。これらのポインタは夫々記憶装置9のセグメント
に対応するフイールドとそのセグメントの特定の区画に
対応する他のフイールドとを含む。SPと呼ばれる選択
ポインタはアクセスされ又は取出されるべきセグメント
の次の区画を表示(指示)するよう定義される。システ
ムが内容を部分的に読出す能力(以下の流れ図で詳細に
示す)を有し、この部分的な読出しを後で完了する能力
を有しているので、SPが常に内容の開始を指摘すると
は限らない。SPのセグメントフイールド及び区画フイ
ールドの両方がともにOの場合、全てのデータが選択さ
れる。SP全体がOの場合、内容は発生されるだけで訂
正されないかもしれない。RPと呼ばれる記録ポインタ
は記憶装置に記録された或るセグメントの最後の区画を
指摘する。記録ポインタがそれがOに等しくなる区画フ
イールドを有する場合、セグメントフイールドの中でそ
れが示すセグメントはどの区画にも記録されていない。
RPはシステムリスト及びシステムログによつて決まる
SPに等しくなるか又はそれよりも決して論理的には大
きくはなり得ない。(この定義の場合、選択ポインタレ
ジスタの中味が0に等しくなると、選択ポインタは存在
しないとみなされる)。ポインタは同じ記憶セグメント
を示しても良いが、同じセグメントの同じ区画を示して
はいけない。各内容記憶動作の終りにあたつて、RPと
SPとの間の「論理的な」領域はそのデータ特性即ちデ
ータ指揮をシステムログ中で未使用にセツトさせる(但
し誤り不使用部分を除く)。
選択ポインタがOであれば、RPとシステムリストの終
りとの間の領域はシステムログ中で未使用にセツトされ
る。そこにデータを有しない全てのセグメントがシステ
ムリストから除去される。これによつて、余分の記憶ス
ペースがその後の動作の為に利用可能となろう。内容が
存在しない場合について第4図に沿つて説明を続けると
、プロツク49で選択ポインタSPレジスタの両フイー
ルドがOにセツトされ、スクラツチパツドレジスタが空
にセツトされる。
プロツク50では、記録ポインタRPレジスタのセグメ
ントフイールドはデータを有するシステムリストの最終
論理セグメントにセツトされる。フロツク51ではRP
レジスタの区画フイールドはRPのセグメントフイール
ド区画により表わされるセグメント番号のテキストデー
タを有する最終区画にセツトされる。プロツク52では
、利用システムは内容が見出されなかつた事を知らされ
る。そこで、選択ポインタは選択されるよう記録された
テキストがもう存在しない事を表示するようセツトされ
てしまい、記録ポインタはランダムアクセスメモリ21
中のテキストが記憶装置9内に最後に記憶された内容の
直後に記憶され得るようセツトされてしまう。ブロツク
46に戻つて、ある内容Nが存在するというもつと可能
性の高い場合について考えてみよう。
内容Nが終る記憶装置の同じセグメントで次の内容N+
1が開始するならば、かちあいの生じる可能性がある。
この問題は即ちもしも内容Nのテキストがアクセスされ
拡張されるならば、それはそれが生じる同じ記憶領域に
最早適合しなくなるであろうという問題である。特定の
内容Nが終了するのと同じセグメントで次の内容が開始
しなければ、かちあいは起り得ない。何故ならば、セグ
メントの境界を越えるテキストの拡張はこれまでの未使
用セグメントに記憶され得るからである。第4図のプロ
ツク47に示すようにかちあいが起り得ない場合を考え
てみよう。プロツク48では、スクラツチパツドレジス
タが空にセツトされ、動作が第7図のCへ進められる。
第7図のプロツク70で、SPレジスタのセグメントフ
イールドは内容Nが記憶される最初のセグメントの番号
にセツトされる。この情報はデイレクトリから得られる
。プロツク71では、SPレジスタの区画フイールドが
デイレクトリのシステムログ区画から得られる情報から
内容Nの最初のゼータ区画の番号にセツトされる。プロ
ツク72では、アクセスされる内容が文書の最初の内容
であれば、プロツク73でRPレジスタのセグメントフ
イールドが記憶装置9の内容Nの最初のセグメントを含
むセグメント番号にセツトされ、プロツク74でRPレ
ジスタの区画フイールドはOにセツトされる。第8図へ
進む前に第7図で、所要の内容Nが最初の内容ではない
場合を考えてみよう。
この場合、動作はプロツク75のところへ続き、そこで
RPレジスタのセグメントフイールドは内容[N−1」
の最後のデータセグメントの番号にセツトされ、プロツ
ク76では、RPレジスタの区画フイールドは内容N−
1のデータが記憶された最後の区画の番号にセツトされ
る。第8図のDに進むと、プロツク78では下記のよう
にして部分的読出し状況が生じるか否かを判断する。
即ち、選択ポインタを通り過ぎたところで良いが、その
選択ポインタのセグメントフイールドが表わすのと同じ
セグメントの上に存在し得る内容の区画をも含む余地が
ランダムアクセスメモリ21にあるか否かを判断するこ
とにより、上記の判断が下される。プロツク78で、も
しもM(各部によるメモリの大きさ)が、SPレジスタ
のセグメントフイールドで特定されるセグメントに存在
する内容Nのいかなる区画をも含み得る程大きければ、
プロツク79で内容Nを含むSPセグメントのテキスト
区画がランダムアクセスメモリ21のアドレスBへ読出
される。プロツク80でもしも読出し誤りがなければ、
下記で述べるように動作はD1に進む。もしも読出し誤
りがあれば、プロツク81でバツフアBのうち読出し誤
りを有する各区画の中の各記憶位置へ誤りコードが入力
され、これによりオペレータにどこで読出し誤りが生じ
たかについて表示を与え、動作はD1に進む。第8図の
プロツク78に於て、Mが、SPセグメントに存在する
内容Nを含み得る程に大きくないと仮定する。
プロツク82では利用システムは既に説明した部分的読
出し状況について知らされる。プロツク83では、もし
もMがOであり、メモリが一杯である事を表示すれば、
動作は以下で説明するようにD1に進む。そしてMがO
に等しくなければ、プロツク84へ進んでランダムアク
セスメモリ21が保持し得るのと同じ数の内容Nを(S
Pセグメント上で示される内容)を読出す。ランダムア
クセスメモリ21へ読出されたデータは前述のプロツク
80及び81に従つて、もしも必要であれば、入力され
ている誤りコードで以つて誤りを試験される。第9図の
D1を参照して、バツフア容量が不十分なので部分的読
出しが必要であつたという場合を考えてみよう。
プロツク87で、選択ポインタレジスタが内容Nの次の
まだ読出されていないセグメント及び区画にセツトされ
、これによつてランダムアクセスメモリ21中のスペー
スが利用し得る場合、その位置から読出しが続行し得る
ようにする。プロツク88でランダムアクセスメモリ2
1の中へ書込まれたデータ中に誤りコードがあれば、利
用システムはブロツク89でその事を知らされる。もし
もそのデータ中に誤りコードがなければ、利用システム
に戻る。第9図のプロツク86でデータの部分的読出し
がなかつた場合を考えてみよう。
この場合、プロツク91でMレジスタは読出されたばか
りのデータの区画の数だけ減じられる。プロツク92で
、もしも内容N+1がSPセグメントに存在するならば
、内容Nは全て読出され、プロツク93でSPレジスタ
の区画フイールドが内容N+1の内容開始区画にセツト
される。従つて、選択ポインタは文書中の内容の論理的
順序で次の内容の開始点を指示する。この時点でランダ
ムアクセスメモリ21中の誤りコードの検査が為され、
もしも誤りコードがあれば利用システムに知らされる。
プロツク92で内容N+1がSPセグメントに存在しな
いならば、プロツク94でデイレクトリのシステムリス
ト区画が検査され、SPレジスタのセグメントフイール
ドにより特定されるセグメントに後続するセグメントが
あるか否かが調べられる。もしもそうでなければ、プロ
ツク98でSPレジスタはOにセツトされ、読出され得
る内容がこれ以上ない事を表わす。そこでメモリ21の
中へ予じめ読出された誤りコードがあればそれを知らせ
た後利用システムに動作が戻る。プロツク94で、もし
も選択ポインタセグメントに後続するセグメントがあれ
ば、プロツク95でSPレジスタのセグメントフイール
ドはその後続セグメントにセツトされ、SPレジスタの
区画フイールドはその後続セグメントの最初のデータ区
画にセツトされる。プロツク96で、もしもSPレジス
タの区画フイールドが内容開始の区画にセツトされるな
らば、要求された内容の読出しが完了され、メモリ21
に誤りコードがあればそれを利用システムに知らせた後
、その利用システムへ戻される。SPレジスタの区画フ
イールドが後続セグメントに内容開始を指示していなけ
れば、プロツク97では今読出されたばかりのデータの
量だけアドレスBが増加され、動作はDに進んで次のセ
グメントで読出しを続行する。第4図のプロツク47に
戻つて、かちあいの生じる可能性があると仮定しよう。
この場合、次の内容N+1が要求された内容と1つのセ
グメントを共有する事になる。又N+1内容を記憶して
いる区画にデータを書込まずとも、拡張されたN内容の
記録を完了できるだけの余地が、N灼容が終了するセグ
メントに残らない程に、要求された内容の大きさが拡張
されるならばかちあいが生じるであろう。第5図のBに
進んで、プロツク55では記憶装置9に空セグメントの
位置を捜し出し、それをESと名付ける。システムログ
中でデータや誤り使用不能な区画を有さず且つデイレク
トリのシステムリスト区画にないセグメントを識別する
為デイレクトリを参照する事によつて空セグメントが見
出される。プロツク56で、記憶装置9に利用可能な空
セグメントがあつたと仮定すれば、プロツク57では内
容Nを含む最後のセグメントからかちあいデータがラン
ダムアクセスメモリ21のアドレスBに読出される。こ
のかちあいデータとは内容Nが終るセグメントにあつて
内容Nの終りに続く全てのデータである。ランダムアク
セスメモリ21はこのデータの為の一時的バツフアとし
て作用し、このデータがESセグメントに複写されるの
を許可する。プロツク58でかちあいデータを読出す際
に何らかの誤りが生じると、プロツク59で示すように
誤りコードがランダムアクセスメモリ21中特に記憶装
置9から読出された、読出し誤りを有する区画全部に与
えられる。誤りコードが書込まれた後、又は誤りコード
がなかつた場合、プロツク60でかちあいデータがラン
ダムアクセスメモリ21から読み出されて戻され、プロ
ツク60で示すようにESセグメントに書込Jソまれる
プロツク61でその書込み動作は書込み誤りについて検
査され、もしも書込み誤りがある場合はプロツク62に
於て書込まれた許りのESセグメントのデータの状況が
その各区画に「データ」として一時的にセツトされ、そ
のデータを再配置しようとしてこのセグメントを再度利
用しないよう表示を与える。
そこで動作は、プロツク55へ戻り、上記かちあいデー
タを再配置する為に他の空セグメントの位置が捜索され
る。プロツク61でデータを再配置する際に生じる書込
み誤りがないと仮定すると、動作は第6図のB1に進む
プロツク65で[スクラツチパツト]レジスタはセグメ
ントESにセツトされる。プロツク66でセグメントE
Sについて必要な情報は保留され、それが将来、本当に
必要となつた場合にデイレクトリに導入され得る、(例
えば、呼び戻されたデータが拡張され、その結果スクラ
ツチパツドセグメントに記憶されていたかちあいデータ
に重ね書込みする事にもなりかねない場合にそのような
情報が必要となろう。)保留されるESセグメントにつ
いての情報は、データが再配置される前にあつたセグメ
ント番号(これはAレジスタに記憶されてAと名付けら
れる)そこに現に存在するESセグメントのデータ状況
(未使用一利用可能、誤り一不使用データ、又はデータ
及び内容開始)とである。プロツク67を参照すると、
データの再配置中書込み誤りに遭遇するセグメントがあ
ればそれがリリース(放棄)される。第5図のプロツク
62で、書込み誤りが生じたセグメントがその全ての部
分にゼータを表示するようシステムログにセツトされた
。従つてそのセグメントをリリースすれば、システムロ
グ中でこれらのデータ部分が不使用にりセツトされる事
を暗示する。そのセグメントはシステムリスト中には決
して置かれない。書込み誤りに遭遇する任意のセグメン
トがリリースされた後、動作は第7図のCへ続き、ラン
ダムアドレスメモリ21の中へ必要な内容が書込まれる
のを可能ならしめる。
第5図に戻つて、かちあいデータを再配置する試みを呼
び起こす可能性のあるかちあいがあれば、又もしも空セ
グメントの位置がプロツク56で捜し出されなければ、
フロツク63でスクラツチパツドは空にセツトされ、Z
U利用システムに再配置不可能状態を知らせる。
そこで動作は第6図のB2へ進む。書込み誤りに遭遇す
るセグメントがリリースされた後、動作は前述のとおり
Cへ進む。システムの動作の他のカテゴリは任意内容選
択動作が以前に生じた場合に想定される後続内容選択で
ある。
この時点で選択ポインタは、後続内容選択動作によりア
クセスされるであろう内容を指示するよう前の内容選択
動作の終了時に予じめセツトされており、後続内容選択
動作の最初のところでは選択ポインタの初期設定はない
。第10図に於て、容量Mのランダムアクセスメモリ2
1のバツフアアドレスBに内容Nが読出されるという動
作が利用システムからの要求によつて開始する。ブロツ
ク101で、デイレクトリのシステムログ区画に問合せ
られ、内容Nが実際に存在するか調べられる。もしもN
が存在しなければプロツク103で選択ポインタレジス
タがOにセツトされ、プロツク104で内容が記憶装置
9に見出されなかつた事を知らされる。プロツク105
で、記憶制御装置は利用システムに戻される。プロツク
101でデイレクトリのシステムログ区画に内容が存在
する事が判つたとする。
プロツク102でサブルーチンスクラツチパツドが呼ば
れる。第11図はスクラツチパツド動作を示す。
フロツク108には、もしもスクラツチパツドレジスタ
が空であれば、動作は第10図の呼出し点Dへ戻る。従
つて、第8図の点Dに動作が進み、ランダムアクセスメ
モリ21の中へその後選択された内容の中のデータを読
出す。しかし、もしもスクラツチパツドレジスタが空で
なければ、スクラツチパツドセグメントは下記の通りシ
ステムリスト中のセグメントのリストの中へ論理的に連
係される。プロツク109でデイレクトリのシステムリ
スト区画は、セグメントAの番号に続いてスクラツチパ
ツドセグメントを挿入するよう更新される。セグメント
Aは、前に選択された内容に続くデータがもとのセグメ
ントからスクラツチパツドに写された時のそのもとのセ
グメントである。プロツク110で、デイレクトリのシ
ステムログ区画はスクラツチパツドセグメントの実際の
データ状況を反映するよう更新される。プロツク111
で、デイレクトリのシステムログ区画はセグメントAの
Z1新しいデータ状況を反映するよう更新される。
スクラツチパツドセグメント上に写されたセグメントA
の区画は今やシステムログで未使用としてリストされる
であろう。プロツク112で、選択ポインタSPレジス
タのセグメントフイールドはスクラツチパツドセグメン
トにセツトされる。プロツク113で、スクラツチパツ
ドレジスタは空にセツトされ、動作は第10図の呼び出
し点Dへ戻る。この点Dから、ランダムアクセスメモリ
21の中への、要求された内容の読出しが続く。読出し
がスクラツチパツドセグメント上のデータからであり、
スクラツチパツドデータを写し出す元となつたセグメン
トAのデータからではない事に留意されたい。他のシス
テム動作は、部分読出し内容選択動作であり、その開始
が第12図に示される。
この場合、利用システムからの要求は前に部分的に読出
された内容の読出しが記憶装置9からランダムアクセス
メモリ21のバツフアアドレスBの中へ続行されるとい
う要求である。バツフア容量MがOよりも大きくなると
、内容又はその部分の読出しは第8図のDで開始し得る
。内容が記憶装置9に記録されなければならないとき記
憶装置ログ兼制御装置の主要な動作が行なわれる。
適当なセグメント及びその区画がその記録の為選択され
なければならず、この情報もログされなければならない
。第13図に於て、記録動作は、ランダムアクセスメモ
リ21のアドレスBの中味が記憶装置9の内容Nのとこ
ろへ記憶されるべき事を利用システムからの要求によつ
て開始する。内容の大きさはM区画である。プロツク1
16で、デイレクトリのシステムログ区画は記憶装置9
に何らかの内容が存在するか否かを調べるよう問合せさ
れる。
内容が存在しない場合、空セグメントが記録の為選択さ
れる必要がある。選択ポインタ(SP)スクラツチパツ
ド及び記録ポインタ(RP)の各レジスタがセツトされ
なければならない。プロツク117で、空セグメントが
見出され、デイレクトリの領域で以つてシステムリスト
に置かれる。プロツク118で、SPレジスタがOにセ
ツトされ、スクラツチパツドレジスタが空にセツトされ
る。そこでプロツク119で、RPレジスタのセグメン
ト区画がシステムリスト中のセグメントにセツトされ、
RPレZZジスタの区画フイールドがOにセツトされる
動作はプロツク120へと続く。プロツク116でもし
も内容が存在すれば、動作は直接120へ進む。もしも
内容が存在するならば、記録ポインタ及び選択ポインタ
が既にセツトされていると仮定する。というのも内容が
存在すれば、記録過程が行なわれ得る前にそれらの1つ
を選択する試みが為されていた筈だからである。プロツ
ク120で、SPレジスタは0状態について試験される
以前に1つも内容が存在しなければ或いは内容が実在し
ていて、記録ポインタが実在する内容の最後の区画を指
示しているならば、SPレジスタはOになる。他の状況
では、選択ポインタレジスタはOでなく、動作は第14
図のHに進む。選択ポインタがOに等しくない場合、選
択ポインタは1個又は複数個の内容の次の内容を指示し
、記録ポインタは選択ポインタに先行する。
記録は記録ポインタのところで開始するが、実際に選択
ポインタへ達す−る前に停止しなければならない。従つ
て、第14図のプロツク122で、スクラツチパツドレ
ジスタが試験されそれが空であるか否かを調べられる。
もしもそれが空であれば、かちあいが起る可能性はなく
、その場合記録ポインタが選択ポインタに達し、従つて
動作はGへ進み、記録動作を下記で説明するように続け
る。スクラツチパツドが空でないならば(プロツク12
3の「ノ一」の経路)、そのスクラツチパツドの中昧(
N)に元来先行していたテキストが、前述の選択された
中味(N−1)の後で始まる中昧(N)を含む記憶しよ
うとするセグメントに最早戻せないほど拡張されてしま
つたか否かについて判断ブロツク123で判断が下され
る。
従つて、スクラツチパツドが空でないと仮定すると、内
容Nを含むだけのスペースが記録ポインタと選択ポイン
タとの間にあるか調べる検査が行なわれる。もしも十分
なスペースがあれば、記録動作はGに進み得る。もしも
十分なスペースがなければ、第11図で以前に説明した
サブルーチンスクラツチパツドが動作の中へ呼び出され
る。このサブルーチンを呼び出すとスクラツチパツドが
システムリストとシステムログの中へ置かれ、その結果
、その時点の記録過程が記録ポインタ及び選択ポインタ
セグメントの未使用部分の中への書込みを行いZ3得る
ここで、動作は第15図のプロツクGに進むが、もしも
第13図のプロツク120で選択ポインタがOになつて
いたとすればその場合は直接Gへ進む事になろう。
プロツク126でRPレジスタの区画フイールドは、記
録ポインタがセグメントの終りを指示しているか否かを
判断するよう検査される。もしも指示しているならば、
動作はI(後述)へ進み、その時点で何かがあれば他の
セグメントが記録の為に見出されなければならない。も
しも記録ポインタがセグメントの終りを指示しなければ
、プロツク127でランダムアクセスメモリ21の中味
がそれらがOであるか調べる為検査される。これは記録
動作の一部である。何故ならば、データの区画及びセグ
メントを使用状態から未使用状態に戻す動作は、このデ
ータを記憶装置9からランダムアクセスメモリ21へ移
し該ランダムアクセスメモリ21からこのデータを削除
し、そしてデータ削除後に記録する事を要求する事だか
らである。記憶装置からデータを削除する事が望まれ、
その結果ランダムアクセスメモリ21の中昧が第15図
のブロツク127でOであると仮定すると動作は第16
図のJへ進む。
第16図のプロツク133で記録ポインタ位置と選択ポ
インタ位置との間の且つ両位置を含まないデイレクトリ
の1システムログ領域の区画フイールド全部が未使用状
態にセツトされる。記録ポインタと選択ポインタとの間
に、ログされた誤り区画があつたとすればその状態は変
らない。プロツク134で、システムリスト中に空セグ
メントがあるか調べる為にデイレクトリが検査される。
もしも空セグメントがあるならばプロツク135で、シ
ステムがそれらのセグメントを利用可能な空セグメント
であると考えるようシステムリストからそれらが除去さ
れる。そこで動作は第18図のLへ進む。もしもシステ
ムリストに空セグメントがなければ、動作はLへ直接進
む。第18図では、記録動作のこの削除区画にとどまる
もの全てがデイレクトリを更新し且つ記憶装置9に更新
済のデイレクトリを記録する。
プロツク148で、記憶装置9に記録されたデイレクト
リを計数するようカウンタYが1に初期設定される。プ
ロツク149で、ランダムアクセスメモリ21のデイレ
クトリの最初のところの現時カウンタは1だけ増加され
る。プロツク150で、デイレクトリは記憶装置9に関
連する読出し/書込み変換器の現時点での位置に物理的
にもつとも近い記憶装置9上の専用デイレクI・り記録
領域に記録される。プロツク151で、デイレクトリの
記録中記録誤りが生じなければ動作は利用システムに戻
される。もしもプロツク151に記録誤りがあれば、カ
ウンタYはプロツク152で計数1だけ増加され、プロ
ツク153でカウンタYの中昧がデイレクトリの数χを
超えるか調べる為検査が行なわれる。もしもYがχを超
えなければ、記憶装置9には未だ他のデイレクトリ記録
領域がある事を示し、プロツク154でそのデイレクト
リを次のもつとも近い専用デイレクトリ記録領域に記録
するべく他の試みが為される。もしもYがχを超えれば
、他のデイレクトリ記録領域がなく、利用システムはデ
イレクトリに誤りがある事、記憶装置9が最早使用不可
能である事を知らされる。第15図に戻つて、ブロツク
127でMi)′−0に等しい場合の記録動作の削除区
画について前記説明が為されたが、ここでMがOに等し
くないような記憶装置9へ戻つてそこへランダムアクセ
スメモリ21からのテキストが記憶される場合を考えて
みよう。そこで記録ポインタが記録の為に位置付けられ
、プロツク128で、記録ポインタに続く最初の区画で
始まり、且つ記録ポインタのセグメントフイールドによ
つて指示された、セグメントの非誤り区画にランダムア
クセスメモリ21から出来るだけ多くのデータが記録さ
れる。このセグメントで選択ポインタに遭遇するならば
選択ポインタの区画フイールドによつて指示される区画
の直前で記録が停止される。プロツク129で記憶装置
9に新しく記録されたデータに記録誤りがあるか検査さ
れる。記録誤りがなければ、「更新」サブルーチン動作
がプロツク130で呼出される。ここで第21図を参照
するとこれが[更新」動作を示す。そのプロツク176
では、M(ランダムアクセスメモリ21中のデータの区
画の数)が今、記録されたばかりのデータの量だけ減少
される。プロツク177で、メモリアドレスBが今、記
録されたばかりのデータの量だけ増加される。システム
ログは記録動作中使用された新しいデータ又はデータ及
び内容の開始区画を反映するよう更新される。最後に、
プロツク179でRPレジスタの区画フイールドが、記
録しようとする最後の区画にセツトされる。これはその
区画が誤り区画であるか否かには関係なく行なわれる。
この時点で、第15図のプロツク131に動作は戻され
る。第15図のプロツク129を考えると今、記録され
たばかりのデータに記録誤りがあつたとする。
動作は第17図のKに進む。先ずプロツク138で、第
11図に示すスクラツチパツドサブルーチンが呼出され
る。スクラツチパツドが空であれば、動作はプロツク1
39へ直ぐ戻り、そしてもしもスクラツチパツドが空で
なければスクラツチパツドセグメントはデイレクトリに
連係され、プロツク139へ動作が進められる。プロツ
ク139で、もしも記憶装置9に何か別の空セグメント
があれば、[誤り更新」サブルーチンがプロツク145
で呼出される。第22図に於て、誤り更新サブルーチン
はプロツク182で始まり、ここで誤り区画を表示する
為デイレクトリのシステムログ区画を更新する。
プロツク183で、システム誤り区画カウンタはログさ
れた各誤り区画毎に増加される。プロツク184で、誤
りカウンタの中昧が誤り限度値に等しいか調べるよう検
査される。誤り限度値は利用システムに注意を向けずと
も許容されるであろう誤り区画の数よりも1だけ大きい
所定の数にしてある。もしもこの限度値に達すると、プ
ロツク185で利用システムは誤り限度値について知ら
される。知らせた後、又は誤り計数値が限度値に達しな
い場合、その動作が第17図の呼出し点Gに戻る。そこ
で第15図で、もしも表示があればその後の記録が試み
られる。第17図で、プロツク139でこれ以上空セグ
メントが存在しなかつたものとする。
プロツク140で記録中の内容「N」について内容開始
がログされたか調べる為検査が為される。もしも内容が
ログされたならぱ、第22図の誤り更新サブルーチンが
呼出される。このサブルーチンの完了時に、これ以上の
データの記録は試みられず、利用システムはプロツク1
44で、記録されるべき全てのデータが記録されてはい
ない事を知らされる。そこで動作は前述のように第18
図のLに進み、その結果デイレクトリが更新され、記憶
装置9上に再記録され得る。プロツク140で、もしも
内容Nを表わす内容開始がログされてしまわなけれぱ、
プロツク142で記録ポインタの区画フイールドはこの
セグメントの次の逐次的区画にセツトされ、プロツク1
43で内容開始が強制される。これは内容開始の損失を
防ぎ、その後の内容の再番号付けを内包する。第15図
に戻つて、点1からの動作について説明しよう。
この際他のセグメントが記録の為アクセスされなければ
ならない。第19図のプロツク158でデイレクトリの
システムリスト区画は、RPレジスタのセグメントフイ
ールドにより指示されたセグメントがシステムリスト中
のセグメントに後続しているかを調べる為走査される。
もしもこのようなセグメントが後続しているならば、プ
ロツク159でそのような後続セグメントが記録に適す
るかについて判断が為される。後続セグメントは、下記
の各項、即ち(1)SPレジスタの中昧のセグメント区
画が後続セグメントを指示しないか、(2)後続セグメ
ントが内容開始指標を含まないか、について記録に適す
るか考慮される。もしも後続セグメントが適するのであ
れば、プロツク160でRPレジスタのセグメント区画
が後続セグメント番号にセツトされ、RPレジスタの区
画フイールドがOにセツトされる。これは第15図の点
Gでの動作開始に従つてこの後続セグメントの開始から
記録が続行するのを可能にする。後続セグメントが記録
に適さないのであれば、プロツク161でスクラツチパ
ツドレジスタの中昧が検査される。スクラツチパツドが
空でなければ、不適の後続セグメントに記録しないとい
うことに対する例外がプロツク160で呼起される。こ
の時点で、RPレジスタのセグメントフイールドは後続
セグメントにセツトされ、RPレジスタの区画フイール
ドはOにセツトされ記録が点Gに進む。このセグメント
は、それがこの後続セグメントに記録する際の誤りに必
要となつたならばスクラツチパツドが後に連係され得る
のでその上に記録される事になろう。プロツク161で
、もしもスクラツチパツドが空であれば、デイレクトリ
は空セグメントが存在するか調べるようプロツク162
で問合せされる。
もしも空セグメントが存在するならば、プロツク163
で、その時点のRPセグメントに後続する空セグメント
がシステムリストの中へ連係され、上記のようなプロツ
ク160での動作が続く。もしも空セグメントが存在し
なければ、動作は第20図の12に進む。第19図を離
れる前に、システムリスト中のRPセグメントに後続す
るセグメントがなければ、プロツク158で動作はプロ
ツク162へ飛越し、空セグメノトが存在するか否かに
ついて調べられる。これは記録ポインタがシステムリス
ト中の最後のセグメントを指示した場合である。第20
図の12に進むと、プロツク166のところで、記録ポ
インタと選択ポインタとの間の記憶スペース(両ポイン
タを含まない)が計算される。
もしも選択ポインタがOにセツトされるならば、スペー
スの量は定義によりOに等しくなる。プロツク167で
、もしもスペースの量がOに等しいならば第17図のK
1に動作は進む。ここでデータ全部は記録されない事を
利用システムに知らせ、動作はそのテイレクトリを更新
し且つ記憶装置9上に1つのデイレクトリを再記録する
ように進む。記録ポインタと選択ポインタとの間の記憶
装置9内のスペースの量がM(メモリ21の中昧)より
も大きければ動作は第19図の11に進む。そこから動
作は既に述べた通り第19図のプロツク160に進む。
第20図のプロツク168で、記録ポインタと選択ポイ
ンタとの間の記憶装置9上の利用可能なスペースがメモ
リ21の中味よりも小さければ、プロツク169で利用
システムには全てのデータは記録されなかつた事が知ら
され、動作はプロツク170へ進み、そこでMは計算済
みの記憶スペースに等しくセツトされる。そこで動作は
第19図の11に進む。第19図では、記録ポインタセ
グメントフイールドは後続セグメントにセツトされ、記
録ポインタ区画フイールドはOにセツトされる。そこで
記録ポインタから選択ポインタに向かつて記録が続行さ
れるよう第15図の点Gに動作が進む。システムは記録
ポインタが選択ポインタを通り過ぎる前に記録を止める
。〔ま と め〕 本実施例をまとめると、テキスト処理システムを支持す
る為テキスト内容及び区画を記憶し且つ取戻す方法が提
供される。
これらのテキストの内容は、通常は文書のページを表わ
すが、大容量逐Zσ次記憶装置の各セグメントに、大き
さの変化し得る一連のラベルなし構成単位として記憶さ
れる。
このシステムは内容を記憶セグメントに詰込む事により
システムの未使用記憶スペースを最大にしようとする。
システムリスト及びシステムログの両方を含むシステム
デイレクトリはそのシステムのランダムアクセスメモリ
の中に存在し、そしてセグメント化された逐次記憶装置
上に記録される。記憶装置にデータが記録される毎に、
該記憶装置にはログが記録される。記録中のアクセス時
間を短縮する為に且つ信頼性を向上させる為に、記憶装
置上の互いに物理的に離れた多数の箇所にログが記録さ
れる。物理的にもつとも近いログが各データ記憶動作時
に更新される。ログは「現時」カウンタを含み、該「現
時]カウンタはその時点で最新の、従つてその正確なロ
グがシステムの初期設定中、再配置され得るよう各更新
時に増加される。システムログはこれらの区画がこれ以
上使用されようと試みられる事のないようハードウエア
的な誤りを有する記憶部分の記録を維持する。
更に、これらの誤り区画の計数値が維持され、この計数
値が所定の値に達するときその事がテキスト処理システ
ムに知らされる。データのうちの選択された内容をアク
セスする際、システムは選択された内容が終るセグメン
トを共有するところの選択された内容の終りに続くデー
タを再配置する。
このかちあいデータは要求された内容の初期読出しの前
に再配置され、要求データを最終的には保持するであろ
うランダムアクセスメモリバツフアを介して再配置が行
なわれる。再配置されたデータは、(1)最初に要求さ
れ、訂正されたデータが記憶装置へ戻るようにして記憶
された後、実際に要求されなければ、又は(2)要求デ
ータをそれが元々引出されたセグメントに記憶しようと
して誤りが生じれば、又は(3)最初に要求された内容
に続く内容も選択されるならば、それらのときはいずれ
もログされない。もしもゼータが再配置され得なければ
、要求された内容のアクセス動作が尚も実行され、シス
テムはこの特別の条件に気付かされるであろう。このロ
グされないセグメントはスクラツチパツドと呼ばれる。
再配置中読出され得ない任意のデータが特別の誤りコー
ドによつてスクラツチパツドの上に表わされる。従つて
、再配置中、全ての内容開始指標が保全される。メモリ
が、要求された内容全部を保持しない場合、部分的内容
選択動作が使用される。
これは記憶装置からメモリへ、テキスト処理システムメ
モリ中の全整数区画に対応する数の内容の区画を転送し
、且つメモリが余分のテキストを受入れる余地が生じた
ときテキスト処理システムメモリへ内容の残りを取出し
続ける動作である。内容の読出しに続いて内容の記録を
行なうという交互動作で、しかも読出しと記録との間で
他の訂正が起らないという態様のセグメントの圧縮が行
なわれる。これはこれらの未使用セグメントがシステム
リストから削除され得るように未使用セグメント全体が
構成されるよう未使用区画を移す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によりアクセスされた、セグメント化さ
れた逐次記憶装置を有するテキスト処理システムの一部
のプロツク図、第2図及び第3図は記憶装置上の最近更
新されたログが記憶装置へのアクセスを制御する際に使
用できるよう選択されるシステム初期設定動作を示す図
、第4図乃至第9図は内容のランダム選択動作を示す図
、第10図は後続内容選択動作を示す図、第11図は後
続内容選択動作と内容記録動作との両方の間で実行され
るスクラツチパツド連係動作を示す図、第12図は一部
読出し内容選択動作を示す図、第13図乃至第20図は
内容記録動作を示す図、第21図は内容記録動作の一部
として使用される更新動作を示す図、そして第22図は
内容記録動作に於て使用される誤り更新動作を示す図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のテキストデータ内容を、複数個のセグメン
    トの任意の位置で開始し且つ終了するように記憶してい
    る逐次記憶装置と、上記セグメントに対する上記テキス
    トデータ内容の位置を記憶しているディレクトリと、上
    記テキストデータ内容を拡張するよう修正できるテキス
    ト処理システムとを具備するシステムで、任意に選択さ
    れた第1のテキストデータ内容を、上記逐次記憶装置と
    上記テキスト処理システムとの間で転送するためのテキ
    ストデータ内容転送装置にして、上記第1のテキストデ
    ータ内容が終了する上記逐次記憶装置の同じセグメント
    に、上記第1のテキストデータ内容とは独立の第2のテ
    キストデータ内容が上記第1のテキストデータ内容の後
    にあるか上記ディレクトリに問合せる手段と、上記問合
    せの結果、同じセグメントに上記第2のテキストデータ
    内容があれば該同じセグメントにあるだけの上記第2の
    テキストデータ内容を上記逐次記憶装置の他のセグメン
    トに書込む手段と、上記第1のテキストデータ内容を上
    記テキスト処理システムに転送して修正を行ない該修正
    された第1のテキストデータ内容を上記同じセグメント
    に戻すよう転送する手段とを含むテキストデータ内容転
    送装置。
JP52152519A 1977-01-25 1977-12-20 テキストデ−タ内容転送装置 Expired JPS5942897B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/762,375 US4197588A (en) 1977-01-25 1977-01-25 Segmented storage logging and controlling for random entity selection
US000000762375 1977-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5393731A JPS5393731A (en) 1978-08-17
JPS5942897B2 true JPS5942897B2 (ja) 1984-10-18

Family

ID=25064865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52152519A Expired JPS5942897B2 (ja) 1977-01-25 1977-12-20 テキストデ−タ内容転送装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4197588A (ja)
JP (1) JPS5942897B2 (ja)
AU (1) AU3083977A (ja)
BE (1) BE862295A (ja)
DE (1) DE2801982A1 (ja)

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BE862295A (fr) 1978-04-14
AU3083977A (en) 1979-05-31
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