JPS5942663B2 - 4−置換−2−インダノ−ル殺虫エステル誘導体 - Google Patents

4−置換−2−インダノ−ル殺虫エステル誘導体

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JPS5942663B2
JPS5942663B2 JP56030423A JP3042381A JPS5942663B2 JP S5942663 B2 JPS5942663 B2 JP S5942663B2 JP 56030423 A JP56030423 A JP 56030423A JP 3042381 A JP3042381 A JP 3042381A JP S5942663 B2 JPS5942663 B2 JP S5942663B2
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phenyl
compound
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ジヨン・フランシス・エンゲル
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシクロプロパンカルボキシレート及び関連殺虫
剤を製造するのに使用される新規なアルコールを使用し
て製造された殺虫剤、及び殺虫方法及び組成物に関する
より詳細には、本発明は4一置換−2−インタノール及
びその殺虫エステルに関する。菊の花の天然抽出物であ
るピレスリン類は殺虫剤として興昧が持たれてから長い
これらの化合物の構造の解明以来、合成の努力は殺虫活
性が強められたかつ空気及び光に対して安定性が改善さ
れた関連化合物の製造に向けられてきた。ピレスロイド
類の殺虫活性の前提条件は1分子中に適当な酸部分が存
在し、そして適当なアルコール部分が存在することであ
るから、この分野での研究は新規な酸基及び/又はアル
コール基に向けられてきた。アルコールの研究分野での
目ぼしい進展は5−ベンジル一3−フリルメチルアルコ
ールそして次により光に安定な3−フエノキシベンジル
アルコールの発見であつた。同様にピレスロイド類の酸
の研究に意義ある進展がなされた。3−フエノキシフエ
ニルメチル3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの一般名で
ある市販殺虫剤パーメトリンは単一化合物中により新し
い酸及びアルコール部分の両方を使用した例である。
本発明は高い殺虫活性を有する、新規なインダニルアル
コールのある種のエステル誘導体を提供する。
本発明に於て脂肪族炭化水素基に使われる「低級]とい
う用語は1乃至6個の炭素原子、好ましくは1乃至4個
の炭素原子を有することを意味する。
「ハロ」又は「ハロゲン」の用語は臭素、塩素又はフツ
素を意味する。「ハロアルキル」の用語は1又はそれ以
上のハロゲン原子で置換された1〜3個の炭素原子のア
ルキル基を意味する。最も広い意味で使用される[殺虫
剤」の用語は真の昆虫、ダニ及び他の節足動物閂の他の
家庭の、獣医学的な又は作物の害虫に対して活性を有す
る化合物を含む。これらの定義は定義とは違つた意味が
はつきり示されている場合を除き明細書及び特許請求の
範囲を通じて適用可能である。本発明の新規な化合物:
ま一般式 を有する。
式中R1はフエニルであり;R2は式〔式中Y及びZは
同じか又は異なり、ハロゲン、パーハロ(低級)アルキ
ルである。〕の基である。本発明の特に有用な殺虫剤又
は殺ダニ剤は、Y及びZの一方が塩素又は臭素の様なハ
ロゲンであり、他方が同じでも異なつていてもよいハロ
ゲン又はトリハロメチルなどのパーハロアルキル基であ
り、R1がフエニルであるシクロプロパンカルボキシレ
ートである。式の酸残基を有するシクロプロパンカルボ
キシレートはシス及びトランス異性体形を有する。
即ち、シクロプロパン環の1及び3位のカルボキシ及び
置換ビニル基は互いにシス又はトランスのいずれかであ
る。これらの化合物の製造は、ここでシス及びトランス
と命名された、シス及びトランス異性体の混合物を普通
は生成し、その場合シスのトランスに対する比は広い範
囲にわたつて変化し得る。YがZと異なる化合物類はま
たビニル基のβ一炭素上の置換基に対するビニル基のα
一炭素土の置換基の空間的関係に従いE,Zとして命名
される、E又はZ異性体のいずれか、又はE及びZ異性
体混合物として、存在し得る。シクロプロパンカルボキ
シレートの技術分野ではシス及びトランス異性体の殺虫
活性水準に於ける実質的な差異があり得ることが知られ
ている。
概して与えられたシクロプロパンカルボキシレートのシ
ス及びトランス異性体間ではシス異性体はトランスより
もまたシス・トランシ混合物よりも普通はより活性があ
る。同様な差異が活性に於てE及びZ異性体に関しても
起こり得る。そうでないという意図のことが特に述べら
れていなければ、本発明は、特許請求された化合物のシ
ス及びトランス異性体形の両方、並びにそれらの混合物
であつてシスのトランスに対する比がO:100ないし
100:0の範囲であるものを具体化しかつ包含するも
のである。
同様に個々のE及びZ異性体並びに混合物が本発明の範
囲内であると考えられる。特許請求された化合物の種々
のエナンシオマ一(鏡像体)及びそれらの混合物も本発
明の範囲に包含される。本発明の新規なアルコール部分
は多くの方法で製造できる。
4−フエニル一2−インタノールに対する下の図式はア
ルコールが製造される方法を例示する。
この製造方法(方法A)は実施例1により詳しく記載さ
れる。
他の方法は上の図式の化合物Hなどの適当なインデンの
ハイドロボレーシヨン/酸化(方法B)及びエポキシ化
/還元(方法C)を含む。これらの追加的な方法はそれ
ぞれ実施例2及び3に詳しく記載される。式の酸残基を
有する殺虫剤化合物は式 のアルカノエートから製造出来る。
式中Y及びZは上に定義した通りであり、Rはメトキシ
又はエトキシなどの低級アルコキシ、又は式1のアルコ
ールからの4一置換−2−インダニロキシ部分であり、
そしてXはクロロ又はブロモである。実施例4は低級ア
ルキル3,3−ジメチル−4−ペンテノエートが式H2
C(Y)(Z)(X,Y及びZは上に定義した通り)の
化合物と反応させられる式のアルカノエート中間体の製
造方法を例示する。式の化合物の脱塩化水素に続いて必
要ならばエステルを加水分解し、そしてまた必要ならば
生1N7工1,↓ゝキS7l、甘ナ一,\Nhj゛ノノ
レ1トス ↓の化合物を与える。式中Rは低級アルコキ
シ、ヒドロキシ、ハロゲン又は式1のアルコールからの
4一置換−2−インダニロキシ部分であり、そしてY及
びZは上に定義した通りである。脱ハロゲン化水素反応
は式の一つ又はそれ以上の中間体を経て進行し得、2当
量のハロゲン化水素HXを除去する単一段階で実施して
式の化合物を直接与えることが出来、又は別々の反応で
2当量のHXを順次除去させる条件下での複数段階で実
施出来る。
これらの中間体又はその混合物は所望により回収出来る
。式の化合物は次に技術で知られた方法によつて式1の
化合物に変換出来る。例えばRが低級アルコキシ、ヒド
ロキシ又はハロゲソのときは式1(R2は水素)の4一
置換−2−インタノールでエステル化又はエステル交換
する。次の参考例及び実施例は上記の一般的方法に従つ
た殺虫化合物の製造及びそのための新規なアルコール中
間体の製造を例示する。
実施例に於てすべての温度は摂氏であり、すべての圧力
はパスカルであり、液の濃縮のための減圧は他に特定が
してないときは水アスピレータ一(サツカ一)によりつ
くられたものであつた。参考例1−3はアルコール中間
体、即ちR2を水素でおきかえた式1の化合物の製造を
例示する。
参考例 14−フエニル一2−インタノールの合成(方
法A)2−(ブロモメチル)ビフエニルの製造 2−ビフエニルメタノール58,99(0,319モル
)と濃硫酸6m1の67m1の水性4870臭化水素酸
中の攪拌溶液を還流下5時間加熱した。
反応混合物を環境温度に冷やし、氷水中に注ぎ、そして
ジエチルエーテル各100m1で3回生じた混合物を抽
出した。一緒にした抽出物を重炭酸ナトリウム飽和水溶
液50m1で洗い、次に50m1の水で洗つた。有機層
を硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過してろ液を減圧で濃
縮して残留物油として76、8f!の2−(ブロモメチ
ル)ビフエニルを与えた。Nmr及びIrスペクトルは
提案構造と一致した。B.ジエチル(2−フエニルベン
ジル)マロネートの製造水素化ナトリウム12.5g(
0,54モル)(鉱油中の50%分散液259)の30
0m1のジメチルホルムアミド及び900m1のベンゼ
ン中の攪拌された混合物を窒素下に置きO℃に冷却した
この混合物に104.39(0.9モル)のジエチルマ
ロネートを5分間にわたり滴下し、混合物を水素発生が
止むまで攪拌した。2−(ブロモメチル)ビフエニル(
1179、0。
47モル)を次にO℃で加えた。
反応混合物を、完全に添加した後、0℃で30分撹拌し
、次に1時間攪拌して環境温度に温めた。反応混合物を
500m1の水に注ぎ層を分離し、水層を含250m1
のジエチルエーテルで2回洗つた。有機層をエーテル洗
液と一緒にし、全体を500m1の5%塩酸一部、50
0m1の水一部、300m1の重炭酸ナトリウム飽和溶
液一部、そして最後に500m1の水一部で洗つた。有
機層を硫酸マグネシウムで乾燥しろ過し、そしてろ液を
減圧で濃縮して油残留物にした。油を減圧で蒸留して1
49.09のジエチル(2−フエニルベンジル)マロネ
ート、沸点175−18『C/107一120Pa(パ
スカル)、を与えた。Nmrスベクトルは提案構造と一
致した。ト.2(2−フエニルベンジル)マロン酸の製
造ジエチル(2−フエニルベンジル)マロネート149
.09(0.456モノ(ハ)及び水酸化カリウム56
.19(1.0モル)の、50m1の水及び500m1
のエタノール中の撹拌された溶液を還流下に3時間加熱
した。
反応混合物を環境温度に冷却させ、60時間放置した。
エタノールを留去し残渣を400m1の水中でスラリー
にした。混合物を250m1のジエチルエーテル−部で
抽出した。水層を分離し、濃塩酸で酸性にし、次に各々
250TfL1のジエチルエーテルで2回抽出した。酸
性にした水層の2回の抽出を一緒にし、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、ろ過し、ろ液を減圧で濃縮し薄黄色油とし
て(2−フエニルベンジル)マロン酸を与えた。油はこ
の反応順序の次の段階に直接使用した。1). 3−(
2−ビフエニル)プロピオン酸の製造500m1の水中
のこの実施例の段階Cからの油124.29(046モ
ル)の溶液を還流下に16時間加熱した。
反応混合物を冷却し、生成物をろ過で集め、エタノール
一水から再結晶後92.99の3−(2−ビフエニル)
プロピオン酸を与えた。Nmrスペクトルは提案構造と
一致した。穴枳]月匹 %J6V市υI 工JU●vυ
E.4−フエニル一1−インダノンの製造100m1の
塩化チオニル中の92.9g(0,41モル)の3−(
2−ビフエニル)プロピオン酸の溶液を環境温度で16
時間攪拌した。
過剰の塩化チオニルを蒸留で除きベンゼン50m13部
と共蒸留した。残渣を150mlのべンゼンに溶解し1
0°Cで15分間かけて71.09(053モル)の塩
化アルミニウムの900mlのべンゼン中の攪拌された
混合物中に滴下して加えた。
完全に添加後、反応混合物10℃で110分攪拌し、次
に1000mlの氷水中に注いで氷が溶融するまで攪拌
した。
水層を分離して各100mlのジエチルエーテル2部(
2回分)で抽出した。エーテル抽出物及び有機相を一緒
にし、水酸化ナトリウム1070水溶液で洗い、次に水
2部分で洗つた。一緒にした抽出物を硫酸マグネシウム
で抽出し、ろ液を減圧で濃縮し、褐色の結晶固体として
85.49の4−フエニル−1−インダノン融点85−
9『Cを与えた。生成物は更に精製することなく使用し
た。試料を分析のために再結晶した。nmrスペクトル
は提案構造と一致した。F.4−フエニル−1−インダ
ノ一ルの製造150mlのエタノ一ル中の2089(0
10モル)の4−フエニル−1−インダノンの攪拌した
溶液に少量づつ2.09(006モル)の水素化ホウ素
ナトリウムを加えた。
添加の間に反応温度は33℃に上昇した。完全に添加後
、反応混合物を環境温度に冷却させ16時間攪拌した。
反応混合物を水中で混合し減圧下に濃縮した。水溶液の
濃縮の間に生じる沈殿を集めて乾燥し、次にトルエンー
ヘキサンから再結晶にし、17.39の4−フエニル−
1−インダノ一ル融点805〜81.5°Cを与えた。
nmrスペタトルは提案構造と一致した。G.7−フエ
ニル−1H−インデンの製造180mlのべンゼ゛ン中
の16.79(008モル)の4−フエニル−1−イン
ダノ一ル及び0,19のp−トルエンスルホン酸の攪拌
した溶液を還流下に1時間加熱し、副生物としてデイー
ンスタークトラツプ中に水を集めた。
反応混合物を重炭酸ナトリウムの570水溶液50ml
2部分で洗い、次に50mlの水1部分で洗つた。有機
相を硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過し、ろ液を減圧下
に濃縮し、温度を5『Cより下に保つて、14.89の
7−フエニル−1H−インデンを与えた。nmrスペク
トルは提案構造と一致した。H.4−フエニル−2−イ
ンダノンの製造53.2mlの蟻酸及び105mlの3
0%過酸化水素の攪拌した溶液を35°Cに加熱し、1
4.59(0.O75モル)の7−フエニル−1H−イ
ンデンを滴下して加え、反応混合物温度を41℃に上昇
させた。
完全に添加後、反応混合物を還境温度に冷却させ16時
間攪拌した。反応混合物を減圧下に濃縮させ残留半固体
を与え、これを希硫酸水溶液の存在下に水蒸気蒸留にか
ける。水蒸気蒸留されたものをろ過して1.849の4
−フエニル−2−インダノン、融点133−136℃を
与える。nmr及びlrスペクトルは提案構造と一致し
た。1. 4−フエニル−2−インダノ一ルの製造10
mlのエタノ一ル中の0309(0,0014モル)の
4−フエニル−2−インダノンの攪拌された混合物にO
039(0.OOO8モル)の水素化ホウ素ナトリウム
を少量づつ加える。
生じる黄色溶液を環境温度に1,5時間攪拌し、次に濃
縮し、50m.lの水を加える。混合物を各々50ml
のジエチルエーテルで2回抽出する。抽出物を一緒にし
、硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過してろ液を減圧下に濃
縮しヘキサンから再結晶の後にO13gの4−フエニル
−2−インダノ一ルを与える。nmr及びirスペクト
ルは提案構造と一致した。参考例 2 4−フエニル−2−インダノ一ルの合成(方法B)乾燥
アルゴン雰囲気下で250mlのテトラヒドロフラン中
の2,3−ジメチル−2−ブテン32.99(0,39
1モル)の攪拌した溶液を0°乃至−5℃に冷却した。
これに30分にわたりテトラヒドロフラン中のボラン(
0391モル)の1.05M溶液372,5mZを加え
、混合物を1時間45分攪拌した。250mlのテトラ
ヒドロフラン中の7−フエニル−1H−インデン(実施
例1Gの様にして製造出来る)168.29(0.35
5モル)の溶液を30分かけて連?憤こ冷却しながら加
え混合物を1.5時間攪拌した。
混合物を−15゜Cに冷やし71m1の水を30分かけ
て加えた。水酸化ナトリウムの3N水溶液(213m0
及び213m1の過酸化水素の30%水溶液を順次滴下
して加え、混合物をO′Cで30分撹拌し、次にケイソ
ウ土を詰めたものを通してろ過した。2相のろ液の水相
を分離してジエチルエーテルで抽出した。
抽出物をろ液の有機層と一緒にし、全体を塩化ナトリウ
ムの飽和水溶液で洗い、無水炭酸カリウムで乾燥し、そ
してろ過した。ろ液を減圧で濃縮し79.69の黄緑色
油を得、これはガスクロマトグラフイ一分析で9070
の4−フエニル一2−インタノール及び8.4%の4−
フエニル一1−インタノールを含むことを示した。35
0m1のトルエン中の79.69の油と0.19のp−
トルエンスルホン酸の溶液を還流で15〜20分加熱し
その間トルエン/水共沸物をデイーンスタークトラツプ
中に集めた。
混合物を冷却し、シリカゲルクロマトグラフイーカラム
に入れ、まずトルエン、次に1:1のトルエン/酢酸エ
チルで溶離した。適当なフラクシヨンを一緒にし、濃縮
してトルエンからの結晶化の後に44、5gの4−フエ
ニル一2−インタノール、融点71−73℃を与えた。
Nmrスペクトルは提案構造と一致した。参考例 3 4−フエニル一2−インタノールの合成(方法C)39
0m1のクロロホルム中の47.59(0234モル)
のm−クロル過安息香酸(85%純度)の攪拌した溶液
をO℃に冷却した。
これに110m1のタロロホルム中の7ーフエニル一1
H−インデン459(0.234モル)(参考例1Gの
様に製造出来る)の溶液を滴下添加した。完全に添加後
、混合物を2.5時間攪拌し次に21時間0℃に放置し
た。02−5℃の温度範囲で1070水酸化ナトリウム
水溶液100m11次に10%硫酸ナトリウム水溶液5
0m1を攪拌しながら滴下した。
完全に添加後二層混合物を30分攪拌した。有機層を分
離し、まず重炭酸ナトリウム希水溶液で、次に水で洗い
、無水硫酸ナトリウム土で乾燥しそしてろ過した。ろ液
を減圧で濃縮して薄黄色油として47.79の1,2−
エポキシ−4−フエニルインダンを与え、ガスクロマト
グラフイ一で97%純度であつた。B.4−フエニル一
2−インタノールの製造乾燥アルゴン雰囲気下で、22
5m1の無水ジエチルエーテル中の99(0067モル
)の塩化アルミニウムの攪拌した溶液をO℃に冷却した
これに水素化リチウムアルミニウム9.49(0,24
5モル)を少量づつ加えた。冷却浴を除き混合物を15
分攪拌した。温度を25℃に保つて、175m1の無水
ジエチルエーテル中の47,79(0,229モル)の
1,2−エポキシ−4−フエニルインダンの溶液を滴下
した。完全に添加後混合物を還流で18時間加熱し、次
にO℃に冷却した。水及び水酸化ナトリウムの水溶液を
加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、混
合物をろ過した。フイルターケーキをジエチルエーテル
で洗い、ろ液と洗液を一緒にして無水硫酸ナトリウム上
で乾燥した。混合物をろ過し、ろ液を減圧で濃縮し油を
与える。油をシリカゲル上でカラムクロマトグラフイ一
にかけ、98:2トルエン/酢酸エチルで溶離し続いて
90:10トルエン/酢酸エチルで溶離して62.19
の4−フエニル一2−インタノールを与えた。融点72
−76℃oスベクトルは提案構造と一致した。
参考例4は式の化合物の製造を例示する。
参考例 4 エチル3,3−ジメチル−4,6,6−トリタロロー7
,7,7−トリフルオロヘプタノエートの合成270m
1の第3級ブチルアルコール中の44.69(0、26
7モル)のエチル3,3−ジメチル−4−ペンテノエー
ト、1009(0533モル)の1,1,1−トリクロ
ロトリフルオロエタン、0.279(0.0027モル
)の塩化第1銅及び8.29(0.134モル)のエタ
ノールアミンの攪拌した溶液を窒素雰囲気下で還流で1
6時間加熱した。
反応混合物を環境温度に冷却し、各100m1のジエチ
ルエーテルで3回抽出した。抽出物中に沈澱が生じ、真
空ろ過で除いた。フイルターケーキを各25m1のジエ
チルエーテルで2回洗つた。工ーテル抽出物を洗液と一
緒にして全体を減圧濃縮して油状残留物とした。残りの
揮発性成分を真空ポンプを用いて更に減圧して残留物か
ら除いた。残渣を減圧蒸留して78.3gのエチル3,
3−ジメチル−4,6,6−トリクロロー7,7,7ー
トリフルオロヘプタノエートを与えた。沸点16一20
Paで85−87ーC0r1rnrスペクトルは指定構
造と一致した。参考例5及び6は式の低級アルキルエス
テルの製造を例示する。
参考例5は式の中間体を経由する2段階方法である。参
考例6は一段階方法である。以下の参考例及び実施例で
シス,トランスとはシス異性体及びトランス異性体の混
合物を意味する。特に記載がなければその様な混合物は
約50:50のシスリトランス比であるが、例えば40
:60と60:40の間の様な範囲で反応条件によつて
いくらか変わり得るが、生成物活性に重大な変化はない
。参考例 5 メチルシス,トランス−3−(2−クロロ−3,3,3
−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレートの合成A.メチルシス
,トランス−3−(2,2−ジクロロ−3,3,3−ト
リフルオロプロピル)一2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシレートの製造37,09(0112モル)
のメチル3,3−ジメチル−4,6,6−トリクロロー
7,7,7−トリフルオロヘプタノエート、50m1の
第3級ブチルアルコール、50m1のジメチルホルムア
ミド、及び50m1のヘキサンの撹拌した溶液をアルゴ
ン雰囲気下で−5℃に冷却した。
攪拌した溶液に200m1の第3級ブチルアルコール中
の16.49(0,14モル)のカリウム第3ブトキシ
ドの溶液を反応混合物温度−3〜−5゜Cに保つ速度で
滴下した。完全に添加後反応混合物を−3〜−5℃で4
時間攪拌して次に250m1の水中の8.09の塩化ア
ンモニウムの溶液に注いだ。混合物を各200m1のジ
エチルエーテルで2回抽出した。一緒にしたエーテル抽
出物を各200m.1の水で2回洗つた。エーテル層を
硫酸ナトリウムで乾燥しろ過した。ろ液を減圧で蒸発さ
せ、残留油とした。油を減圧蒸留して19.89のメチ
ルシス,トランス−3−(2,2−ジクロロ−3,3,
3−トリフルオロプロピル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートを与えた。沸点55〜57ン
C/12PairスペクトルとNmrスペクトルは提案
構造と一致した。3.メチルシス,トランス−3−(2
−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル
)一2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
の合成100m1のジメチルホルムアミド中の30、6
9(0105モル)のメチルシス,トランス一3−(2
,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロピル)
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート及
び17.69(0116モル)の1,5−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕ウンデカ一5エンの攪拌された溶液を
100℃で4時間加熱した。
反応混合物を冷却して300m1の水中の37.2m1
の濃塩酸溶液に注いだ。混合物を各200m1のジエチ
ルエーテルで3回抽出した。一緒にしたエーテル抽出物
を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗つた。エーテル層を硫
酸ナトリウムで乾燥させろ過した。ろ液を減圧で蒸発さ
せ、残留物油を与えた。油をヘキサン中に溶解し脱色炭
素で処理してろ過した。ろ液を減圧で蒸発させて残留物
油にした。油を減圧蒸留して3つのフラクシヨンに10
,09のメチルシス,トランス3−(2−クロロ−3,
3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレートを与えた。沸点
40−60ンC/6.67Pa,ir及びNmrスペク
トルは提案構造と一致した。mスベクトルはシスリトラ
ンス異性体の88:12の混合物であることを示した。
S考例 6 手チルシス,トランス−3−(2−クロロ−3,3,3
−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シタロプロパンカルボキシレートの合成200m1の蒸
留エタノール中の78.39(0.228モル)のエチ
ル3,3−ジメチル−4,6,6ートリクロロー7,7
,7−トリフルオロヘプタノエートの攪拌された溶液に
、環境温度で11.59の金属ナトリウム(0.50モ
ル)からつくつたナトリウムエトキシドのエタノール性
溶液500m1を滴下して加えた。
完全に添加後、反応混合物を1時間環境温度で攪拌し、
次に18時間放置させた。曇つた反応混合物をろ過し、
ろ液を減圧で蒸発させ残留物を与えた。残留物を200
m1の水中でスラリーにし、混合物を各50TfL1の
ジエチルエーテルで3回抽出した。一緒にした抽出物を
硫酸ナトリウムで乾燥してろ過した。ろ液を減圧で蒸発
させ、残留物油として58.59のエチルシス,トラン
ス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1
−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレートを与えた。NmrとIrスペクトルは与え
られた構造と一致し、生成物がおよそシス トランス異
性体のほぼ等しい量部の混合物であることを示した。実
施例7及び8は式の遊離酸の個々のシス及びトランス異
性体の製造を例示する。
参考例 7 トランス及びシス,トランス−3−(2−クロロ−3,
3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボン酸の合成3.349の水
酸化ナトリウム、94m1のエタノール及び6m1の水
を含む94m1(0,078モル)の原料溶液中の16
.29(0,06モル)のエチルシス,トランス−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ートの溶液を18時間還流下で加熱しながら攪拌した。
反応混合物を減圧で濃縮し、25m1の水を加え、混合
物を6N塩酸を使用してPHlに酸性にした。酸性にし
た混合物を各50m1のジエチルエーテルで2回抽出し
た。一緒にした抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥してろ
過した。ろ液を減圧で蒸発させ残留物を得た。残留物を
ヘキサン50m1で加熱した。熱いヘキサンをタール状
の残留物から傾斜させ、冷却して固体の沈殿を生成し、
これをろ過で集め、次に乾燥して3.39の固体を与え
た。融点97−103℃o母液を濃縮して0,89の重
さの固体の第2のフラタシヨンを得た。融点96−10
3体C02つのフラクシヨンのNmrスペクトルは固体
が各各トランス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリ
フルオロ一1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸であることを示した。母液を残留物
まで蒸発した。残留物を50m1のヘキサン中に取り上
げ溶液を冷凍庫で18時間冷却した。固体の沈澱をろ過
で集め、乾燥して4.39の固体、融点64−74℃を
与えた。Nmrスペクトルは固体が3−(2−クロロ−
3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボン酸のシス及びトラン
ス異性体の50/50混合物であることを示した。参考
例 8シス及びシス,トランス−3−(2−クロロ−3
,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)一2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボン酸の合成。
138m1の酢酸中の90.09(0,35モル)のメ
チルシス,トランス−3−(2−クロロ−3,3,3−
トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレート(およそ9070シス;
参考例5Bに従つて製造)、5。
4m1の濃硫酸、及び13.8m1の水の攪拌した溶液
を還流下に1時間加熱した。
反応混合物を冷却し各100m1のジエチルエーテルで
2回抽出した。一緒にした抽出物を硫酸ナトリウムによ
り乾燥し、ろ過し、ろ液を減圧で固体残留物に濃縮した
。残留物を300m1のヘキサンで消化し、ヘキサン溶
液を暗いタール状残留物から傾斜し環境温度に冷却させ
た。固体沈殿が生じろ過で集めて42.49のNMRス
ペクトルで決定されたシス一3−(2−クロロ−3,3
,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸を与えた。融点は決定さ
れなかつた。別の時に製造したシス酸の別の試料の融点
は108−110℃であつた。ろ液を濃縮し、冷やして
5.19の固体を得、NMRスペクトルでシス,トラン
ス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1
−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボン酸の50:50混合物であると同定された。ろ液は
ドライアイス中で冷却され更に8.1!lのシス,トラ
ンス異性体50:50混合物を得た。参考例9及び10
は式の酸ハロゲン化物の製造を示す。
参考例 9 トランス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオ
ロ−1−プロペニル一2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボニルクロライドの合成40m1のトルエン中の4
.19(0.0173.モル)のトランス−3−(2−
クロロ−3,3,3−トリフルオロ一1−プロペニル)
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の攪拌さ
れた溶液に環境温度で1.79(0.022モル)のピ
リジン、次に25m1のトルエン中の塩化チオニル2.
69(0,022モル)を加えた。
完全に添加後反応混合物を環境温度で17時間攪拌した
。反応混合物をケイソウ土を通してろ過し、ろ液を減圧
で蒸発させ3.89のトランス−3−(2−クロロ−3
,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボニルタロライドを得た。
Irスペクトルは与えられた構造と一致した。参考例
10 シス一3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−
1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボニルクロライドの合成100m1のトルエン中の1
0,09(0.04モノレ)のシス一3−(2−クロロ
−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の攪拌された溶
液を800Cに加熱した。
この溶液に80℃に10分かけて5m1のトルエン中の
10.59(0.08モル)の塩化オキザリルの溶液を
滴下して加え全体を8『Cで26時間加熱した。トルエ
ンと過剰の塩化オキザリルを蒸留で除き、残留物油を得
、それをクーゲルローア蒸留装置で減圧蒸留して8.2
9のシス一3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオ
ロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボニルクロライド沸点85ルC/12Paを得た
。Nmr及びIrスペクトルは提案構造と一致した。参
考例11及び12はR2が水素以外のものである式1の
化合物の製造を例示する。
実施例 1 4−フエニル一2−インダニルシス一3−(2−クロロ
−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの合成1
0m1のトルエン中の0,25g(0,0012モノの
の4−フエニル一2−インタノール及び0。
119(0,0014モル)のピリジンの攪拌された溶
液を5゜Cに冷却し、5m1のトルエン中の参考例10
に従ってっくった0.28f1(00011モル)のシ
ス一3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1
−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボニルクロライドの溶液を少量づつ加えた。
完全に添加後、反応混合物を還境温度で2時間攪拌した
。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧で濃縮し残留油にし
た。油をシリカゲルを詰めたものに人れ、生成物を50
m1の1:1ヘキサンリトルエンで溶出した。溶出物は
キーセルロール蒸留装置を使つて100〜115キC/
2.67Paで減圧下に濃縮し、0129の4−フエニ
ル一2一インダニルシス一3−(2−タロロ一3,3,
3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボキシレートを得た。n皿スペク
トルは提案構造と一致した。実施例 2 4−フエニル一2−インダニルシス,トランスー3−(
2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートの合成20m1のベンゼ゛ン
中の0.64g(0,003モノレ)の4−フエニル一
2−インタノール、0.709(0.003モノ(へ)
のシス,トランス3−(2,2−ジクロロエテニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボニルクロライド
及び0.249(0,003モノ(ハ)のピリジンの溶
液を環境温度で16時間攪拌し次に50m1の水と混合
した。
有機層は分離し、水層を50m1のジエチルエーテルで
洗つた。一緒にした有機層を100m1の希塩酸で洗い
、次に100m1の水酸化ナトリウム10%水溶液で洗
い、最後に水で洗つた。有機層は硫酸マグネシウムで乾
燥し、ろ過し、ろ液を減圧で濃縮して残留物油にした。
油をカラムクロマトグラフイ一にかけ、ベンゼンで溶離
した。適当なフラクシヨンを一緒にして1.19の4−
フエニル一2−インダニルシス,トランス−3−(2,
2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パンカルボキシレートを与えた。本発明の方法面では、
R2が水素以外のものである式1の化合物の殺虫有効量
が、昆虫を抑制したい場所、即ち昆虫自身又は農業植物
の葉又は種に適用される。
化合物は家庭の、獣医学的な、及び作物の昆虫を抑制す
るのに有用であり、工業物質又は処方製品として適用出
来る。典型的な処方剤には活性成分を農業上受け入れら
れる担体叉は増量剤と組合せた、好ましくは表面活性剤
、そして任意に他の活性成分を有する組成物が含まれる
。適当な処方剤には顆粒、粉剤、液剤、が含まれ、害虫
の種類及び侵食された特定場所に存在する環境因子によ
つて選択は変わる。従つて化合物は種種の寸法の顆粒と
して、散分剤として、水和剤として、乳化可能な濃縮物
として、溶液として、分散剤として、抑制放出組成物そ
の他として処方出来る。典型的な処方は使用された特定
の剤、使用の添加剤及び担体、他の活性成分、及び望む
適用方法などにより活性成分の濃度が大きく変わり得る
。これらの因子を十分考慮して典型的な処方剤の活性成
分は例えば処方剤の約0,01%から約99.5%まで
好ましくは0,1から90又は95%までの濃度で存在
するのが適当である。農業的に受け入れられる担体は約
99.5重量70から処方剤の約0.5重量70の低さ
までも含み得る。適合性の表面活性剤はもし処方剤中に
使用されるなら種々の濃度で存在出来、処方剤の1ない
し30重量70の範囲であるのが適当である。処方剤は
そのまま使用でき、又は活性成分の分散を早くするのに
適当な希釈剤又は担体で望む使用希釈度に希釈される。
活性成分の使用希釈度での濃度は0001%ないし約5
070の範囲でよく、好ましくは約10重量70までで
ある。技術で知られた形式の多くの種々のスプレー、散
布及び抑制又は遅延放出組成物を当技術で知られ又は明
白な組成物中で本発明殺虫化合物(一種又は多種)に置
きかえるか又はそれに加えるかして使用することが出来
る。
本発明の殺虫化合物は殺線虫剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺
菌剤、植物調整剤、除草剤、肥料その他を含む他の適合
可能な活性成分と共に処方され適用され得る。
単独であれ、他の農薬と一緒であれ、これらの化合物を
適用するにあたつては活性成分の殺虫有効量が適用され
ねばならない。
化合物、処方、適用方法、保護されるべき植物種、植物
密度及び他の同様の因子に依存して、適用率は広く変化
するが、農作物への適当な使用率は0,005ないし3
k9/Hal好ましくは0,01ないし約1kVhaの
範囲であり得る。本発明の殺虫化合物は下の実施例3及
び4に記載の様に殺虫活性を試験された。
実施例 3 初期接触活性 試験化合物を0.2570のアセチルフエノキシポリエ
トキシエタノールを含む5〜10m1のアセトン中に溶
解した。
溶液を90%の水、9.75%のアセトン、及び025
%のアセチルフエノキシポリエトキシエタノールの溶液
に分散して512ppm(w/w)の活性成分を有する
溶液を与える。この溶液を分けたものを適当量の水で希
釈して種種の濃度の活性成分を含有する溶液を与えた。
試験生物及び試験技術は次の通りである。メキシカンビ
ーンビートル(EpilachnaVarivesti
sMuls.)及びサザンアーミーウオーム(SpOd
O−PteraeridniallCram.〕)に対
する活性は試験溶液をピントビーン(ぶちのうずら豆)
植物に噴霧し、葉が枯れた後に第3令幼虫を侵食させる
ことにより評価した。ピ一 アフイツド(えんどうあり
まき)(AcyrthOsiphOnpisumCHa
一RrlSu)に対する活性は成虫ありまきの侵食前に
葉に噴霧をしたそらまめ植物上で評価した。試験場所か
ら昆虫が逃れるのを防ぐために完全な試験植物又は切り
込んだ葉をふた付紙コツプ中に入れた。試験は80℃で
相対湿度50%の保持室に移して少なくとも48時間の
間暴露した。この時間の終りに死亡及び生存昆虫を数え
て殺虫?を計算した。これらの試験の結果を下の表に要
約する。下表には比較のために市販の殺虫剤パーメトリ
ン、3−フエノキシベンジル(±)シス,トランス−3
−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレートについてのこれらの試験
の殺虫効果データも示してある。カツコ内の死亡率の数
字は再試験によるものである。実施例2の化合物はメキ
シカンビーンビートル及びピ一 アフイツドに対してパ
ーメトリンよりもより活性が強いがサザン アーミ一
ウオームに対してはパーメトリンより活性が弱い。実施
例11の化合物は活性に於てパーメトリンよりも3つの
すべての昆虫種に対してすべてより優れている。パーメ
トリンに比較して実施例1及び2の化合物はピ一 アフ
イツドに対して顕著な活性を示した。実施例 4局所適
用試験 本発明化合物を昆虫に、アセトン中の毒物5〜/mlを
含む適当量の毒物溶液を適用することによつて殺虫活性
について試験した。
試験は毒物溶液適用24時間後に読み取られ殺虫パーセ
ントを決定した。市販殺虫剤パーメトリン3−フエノキ
シベンジル(±)シス,トランス−3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
キシレートを比較用の基準に使用した。パーメトリンに
対する1,0の値に基づいた比較効力を試験化合物のL
D,Oを基準のものと比較することによつて決めた。使
用昆虫はサザン アーミウオーム(SpOdOpter
aeridaniaCCra−M.〕)、キヤベジ ル
ーパ一(TrlchOpluslaniCHubner
l、メキシカン ビーン ビートル(Epilachn
avarivestlsMuls.)ビートアーミ一
ウオーム(SpOdOpteraexigua山Ubn
erJ)、ミルク ウイード バツグ(0−NcOpe
ltusfaciatusCDallasJ))タバコ
バツド ウオーム(HellOthlsviresce
ns〔Fabrlcius〕)、及びコーン イヤ一
ウオーム(HeliOthlszeaCBOddie〕
)。これらの試験の結果は下表に示される。上の昆中種
は表にそれぞれSAW.CLlMB′BsBAwlMW
BlTBM及びCEWとして命名する。これらの試験で
実施例11の化合物は一般にパーメトリンより優れてい
る一方、実施例12の化合物は概してパーメトリンより
も劣つていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式▲数式、化学式、表等があります▼に於て、R^
    1がフェニル そしてR^2が ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Y及びZは同一であるか又は異なり、ハロゲン、
    炭素原子1又は2個のパーハロアルキルをあらわす。 〕の基であることを特徴とする化合物。2 Y及びZの
    うちの一個がハロゲンで他方がハロゲン又はパーハロア
    ルキルであることを特徴とする特許請求の範囲第1項の
    化合物。 3 Y及びZが各々ハロゲンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項の化合物。 4 Y及びZが各々塩素であることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項の化合物。 5 Y及びZのうちの一つがハロゲンで他方がトリフル
    オロメチルであることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項の化合物。 6 Y及びZのうちの一つが塩素であり、他方がトリフ
    ルオロメチルである特許請求の範囲第5項の化合物。 7 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1がフェニル、そしてR^2が式▲数式、
    化学式、表等があります▼(式中Y及びZは同一である
    か又は異なり、ハロゲン、炭素原子1又は2個のパーハ
    ロアルキルである)の基である)の化合物の殺虫又は殺
    ダニ有効量を、適合可能な助剤、希釈剤及び担体から選
    ばれる少なくとも一種の追加の成分と混合して含有する
    ことを特徴とする殺虫又は殺ダニ組成物。 8 化合物を0.01重量%〜99.5重量%含有し残
    りが上記その他の成分であることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項の組成物。 9 Y及びZのうちの一つがハロゲンで他方がハロゲン
    又はパーハロアルキルである特許請求の範囲第8項の組
    成物。 10 Y及びZが各々ハロゲンである特許請求の範囲第
    9項の組成物。 11 Y及びZが各々塩素である特許請求の範囲第10
    項の組成物。 12 Y及びZのうちの一つがハロゲンであり他方がト
    リフルオロメチルである特許請求の範囲第8項の組成物
    。 13 Y及びZのうちの一つが塩素であり他方がトリフ
    ルオロメチルである特許請求の範囲第12項の組成物。 14 活性成物がへクタール当り0.005ないし3k
    gに相当する割合で昆虫又はダニ又は抑制が望まれる場
    所に適用される特許請求の範囲第7、8、9、10、1
    1、12、又は13項のいずれかに記載の組成物。
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