JPS5942660Y2 - 液面計 - Google Patents
液面計Info
- Publication number
- JPS5942660Y2 JPS5942660Y2 JP16259080U JP16259080U JPS5942660Y2 JP S5942660 Y2 JPS5942660 Y2 JP S5942660Y2 JP 16259080 U JP16259080 U JP 16259080U JP 16259080 U JP16259080 U JP 16259080U JP S5942660 Y2 JPS5942660 Y2 JP S5942660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- thin film
- level gauge
- capacitor
- cylindrical member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液体ヘリウムなどの低温液体に貯蔵した容器
の液面を検知する液面計に関する。
の液面を検知する液面計に関する。
一般にこの種の容器は、第１図に示すように外槽１内に
断熱部２を介して内槽３を設け、ここに低温流体４を貯
蔵するものである。
断熱部２を介して内槽３を設け、ここに低温流体４を貯
蔵するものである。
この内槽３は、首部５かもの伝導熱および蓋部６かもの
輻射熱による蒸発ロスを小さくするために、首部５の径
をできるだけ小さく製作しである。
輻射熱による蒸発ロスを小さくするために、首部５の径
をできるだけ小さく製作しである。
この首部５の中には低温流体注液管Ｉ、蒸発ガス逃気管
８及び液面計９などが挿入されている。
８及び液面計９などが挿入されている。
従来の液面計９は、例えば第２図に示すように上下端を
開いた内径敷部程度の細い管１０の上端開口部に弾性の
ある薄膜１１をバンド１２等で取り付けて振動検知部１
３を形成したものである。
開いた内径敷部程度の細い管１０の上端開口部に弾性の
ある薄膜１１をバンド１２等で取り付けて振動検知部１
３を形成したものである。
この管１０を内槽３に差し込むと管内に浸入した低温液
体又は低温蒸気が急激に蒸発又は膨張して下端から排出
され、その後に再び低温流体が浸入して同様の作用を繰
返し、管内に気柱振動が発生する。
体又は低温蒸気が急激に蒸発又は膨張して下端から排出
され、その後に再び低温流体が浸入して同様の作用を繰
返し、管内に気柱振動が発生する。
そして低温部に挿入された管１０の下端が低温流体中に
浸漬している場合と低温のガスの中にきている場合とで
は振動の周波数と振幅が不連続的に変化するので、この
ことを利用して人の指で振動の周波数および振幅の変化
を検知するものである。
浸漬している場合と低温のガスの中にきている場合とで
は振動の周波数と振幅が不連続的に変化するので、この
ことを利用して人の指で振動の周波数および振幅の変化
を検知するものである。
しかしこの液面計のものは、熟練を要すのみならず個人
差があり、液面検出精度が悪く、高精度液面計としては
適当でない。
差があり、液面検出精度が悪く、高精度液面計としては
適当でない。
第３図に示す液面計は、第２図に示す薄膜１１の代りに
マイクロホン１４を直接密閉して取り付け、振動の周波
数および振幅の変化をブラウン管やオシロスコープ等で
検知するものである。
マイクロホン１４を直接密閉して取り付け、振動の周波
数および振幅の変化をブラウン管やオシロスコープ等で
検知するものである。
この液面計によれば精度を高めることができるが、この
振動検出部１３は、マイクロホン１４の大キサで制約を
受け、検出部１３を小さくすることが難かしい。
振動検出部１３は、マイクロホン１４の大キサで制約を
受け、検出部１３を小さくすることが難かしい。
検出部１３が大きくなるとこれが注液管Ｔ、逃気管８に
接触し、液面計９′を内槽３内に挿入することが困難に
なる。
接触し、液面計９′を内槽３内に挿入することが困難に
なる。
またマイクロホン１４を使用するための液面計９′が高
価になる。
価になる。
なお図中１５はシール用パツキン、１６はリード線であ
る。
る。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、高精度でかつ小型、低価格の液面計を
得んとするものである。
とするところは、高精度でかつ小型、低価格の液面計を
得んとするものである。
すなわち本考案は液体を収納する容器に挿入される筒状
部材の下端を開口し、該筒状部材や上端に電導性金属を
貼着した弾性薄膜を該電導性金属が上面となるように密
封して取付け、かつ上記弾性薄膜の上面に離間対向して
電極板を配設し、更に該電極板と上記弾性薄膜とで構成
されるコンデンサに直流電圧を印加する電源と、上記コ
ンデンサの両電極間の電圧を測定する電圧計とを接続し
、上記筒状部材の気柱の振動をコンデンサ両電極間の電
圧の変化から検知して容器内の液体の液位な検出するよ
うにした液面計である。
部材の下端を開口し、該筒状部材や上端に電導性金属を
貼着した弾性薄膜を該電導性金属が上面となるように密
封して取付け、かつ上記弾性薄膜の上面に離間対向して
電極板を配設し、更に該電極板と上記弾性薄膜とで構成
されるコンデンサに直流電圧を印加する電源と、上記コ
ンデンサの両電極間の電圧を測定する電圧計とを接続し
、上記筒状部材の気柱の振動をコンデンサ両電極間の電
圧の変化から検知して容器内の液体の液位な検出するよ
うにした液面計である。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第４図は液面計の断面図を示す。
この液面計刃は、上下両端を開口した筒状部材２１の上
端開口部にここを密封するように弾性薄膜２２を取付け
ている。
端開口部にここを密封するように弾性薄膜２２を取付け
ている。
この弾性薄膜２２は、ポリエステル等の絶縁薄膜の上側
片面に電気伝導の良い銅等の金属を蒸着したものである
。
片面に電気伝導の良い銅等の金属を蒸着したものである
。
この弾性薄膜２２の上面には、これと近隣対向して電極
板２３が配設されている。
板２３が配設されている。
この電極板２３は、絶縁物２４を介して電極固定部２５
で支持されている。
で支持されている。
これら弾性薄膜２２と電極板２３とでコンデンサ２６を
構成している。
構成している。
このコンデンサ２６は、第５図に示すように直流電源２
７に対し、抵抗２８と直列に接続され、ブラウン管オシ
ロスコープ等の電圧計２９と並列に接続している。
７に対し、抵抗２８と直列に接続され、ブラウン管オシ
ロスコープ等の電圧計２９と並列に接続している。
なお第４図中３０はバンド、３１はリード線である。
この構成の液面計２０を内槽３に挿入すると、第６図に
模式的に示すように筒状部材２１は気柱振動をおこすが
、下端が液中にある場合（符号Ａで示す範囲）と、気中
にある場合（符号Ｂで示す範囲）とでは、気柱振動の振
幅、周波数の変化が生じる。
模式的に示すように筒状部材２１は気柱振動をおこすが
、下端が液中にある場合（符号Ａで示す範囲）と、気中
にある場合（符号Ｂで示す範囲）とでは、気柱振動の振
幅、周波数の変化が生じる。
この液面計２０では、コンデンサ２６で振動の変化を静
電容量の変化として検知し、コンデンサ２６の両電極間
の電圧を電圧計２９で測定し、もって気柱振動の振幅、
周波数の変化を検知して液面位を測定する。
電容量の変化として検知し、コンデンサ２６の両電極間
の電圧を電圧計２９で測定し、もって気柱振動の振幅、
周波数の変化を検知して液面位を測定する。
この液面計２０によれば、筒状部材２１の上端開口部に
、弾性薄膜２２と、電極板２３のみを装着しているので
、装置を小型にでき、従って熱損失を少くするために首
部５を細くしても液面計刃の取付けが可能になる。
、弾性薄膜２２と、電極板２３のみを装着しているので
、装置を小型にでき、従って熱損失を少くするために首
部５を細くしても液面計刃の取付けが可能になる。
筐た電気的に検出するのでマイクロホンを使用した場合
と同様に高い検出精度が得られ、しかも安価であるなど
顕著な効果を奏する。
と同様に高い検出精度が得られ、しかも安価であるなど
顕著な効果を奏する。
第１図は液体を収納する容器の説明図、第２図及び第３
図は従来のそれぞれ異なる液面計の断面図、第４図は本
考案の一実施例を示す液面計の断面図、第５図は同液面
計の電気回路図、第６図は液面計の位置による電圧変化
を示す模式図である。 １・・・・・・外槽、２・・・・・・断熱部、３・・・
・・・内槽、４・・・・・・低温流体、５・・・・・・
首部、６・・・・・・蓋部、１・・・・・・流体注液管
、８・・・・・・蒸発ガス逃気管、９・・・・・・液面
計、１０・・・・・・管、１１・・・・・・薄膜、１２
・・・・・・バンド、１３・・・・・・振動検知部、１
４・・・・・・マイクロホン、１５・・・・・・シール
用パツキン、１６・・・・・・リード線、２０・・・・
・・液面計、２１・・・・・・筒状部材、２２・・・・
・・弾性薄膜、２３・・・・・・電極板、２４・・・・
・・絶縁物、２５・・・・・・電極固定部、２６・・・
・・・コンデンサ、２７・・・・・・直流電源、２８・
・・・・・抵抗、２９・・・・・・電圧計。
図は従来のそれぞれ異なる液面計の断面図、第４図は本
考案の一実施例を示す液面計の断面図、第５図は同液面
計の電気回路図、第６図は液面計の位置による電圧変化
を示す模式図である。 １・・・・・・外槽、２・・・・・・断熱部、３・・・
・・・内槽、４・・・・・・低温流体、５・・・・・・
首部、６・・・・・・蓋部、１・・・・・・流体注液管
、８・・・・・・蒸発ガス逃気管、９・・・・・・液面
計、１０・・・・・・管、１１・・・・・・薄膜、１２
・・・・・・バンド、１３・・・・・・振動検知部、１
４・・・・・・マイクロホン、１５・・・・・・シール
用パツキン、１６・・・・・・リード線、２０・・・・
・・液面計、２１・・・・・・筒状部材、２２・・・・
・・弾性薄膜、２３・・・・・・電極板、２４・・・・
・・絶縁物、２５・・・・・・電極固定部、２６・・・
・・・コンデンサ、２７・・・・・・直流電源、２８・
・・・・・抵抗、２９・・・・・・電圧計。
Claims (1)
- 液体を収納する容器に挿入される筒状部材の下端を開口
し、該筒状部材の上端に電導性金属を貼着した弾性薄膜
を該電導性金属が上面となるように密封して取付け、か
つ上記弾性薄膜の上面に離間対向して電極板を配設し、
更に該電極板と上記弾性薄膜とで構成されるコンデンサ
に直流電圧を印加する電源と、上記コンデンサの両電極
間の電圧を測定する電圧計とを接続し、上記筒状部材の
気柱の振動をコンデンサ両電極間の電圧の変化から検知
して容器内の液体の液位な検出するようにした液面計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16259080U JPS5942660Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 液面計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16259080U JPS5942660Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 液面計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5784429U JPS5784429U (ja) | 1982-05-25 |
| JPS5942660Y2 true JPS5942660Y2 (ja) | 1984-12-14 |
Family
ID=29521446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16259080U Expired JPS5942660Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 液面計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942660Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61120630A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-07 | Hajime Ishimaru | 冷却媒体保存容器 |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP16259080U patent/JPS5942660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5784429U (ja) | 1982-05-25 |
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