JPS5942651Y2 - 標識 - Google Patents

標識

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Publication number
JPS5942651Y2
JPS5942651Y2 JP1976088056U JP8805676U JPS5942651Y2 JP S5942651 Y2 JPS5942651 Y2 JP S5942651Y2 JP 1976088056 U JP1976088056 U JP 1976088056U JP 8805676 U JP8805676 U JP 8805676U JP S5942651 Y2 JPS5942651 Y2 JP S5942651Y2
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JP
Japan
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sign
support rod
fixed
structural part
marker
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Expired
Application number
JP1976088056U
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English (en)
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JPS536659U (ja
Inventor
孝寛 星野
Original Assignee
東洋物産株式会社
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Publication date
Application filed by 東洋物産株式会社 filed Critical 東洋物産株式会社
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Publication of JPS536659U publication Critical patent/JPS536659U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトンネルや軌道、ダムや諸コンビナートの貯蔵
タンクのように大型の建造物や構造物に於ける歪や変形
會容易に観測、検知することの出来る標識に関するもの
である。
トンネルやダム等の大型構築物は安全度や耐用年数等を
考慮し、厳密な計算設計に基いて正確に施工されるもの
であるが、地盤の沈下や地殻Q変動その他種々の原因に
より構造的歪(以下変状という)の生じることが知られ
ている。
このような変状は早期に発見され、即座に対応処置が施
されるべきのものであるが、初期には歪が微小で構築物
の表面に表われない為、前記変状を早期に容易に発見す
ることは殆んど不可能で、そのまま放置しておけば大事
故に繁るおそれがあるところから、このような変状を発
見し、その状態を調査するために多くの人員と多数の器
材を投入して定期的にその発見、調査をしているのが現
状である。
然し乍ら、例えば、トンネル内は頻繁に列車その他の車
輌が往来する上に照明も充分でない為、さして広くない
トンネル内に多くの作業員と器材を運び込んで行なわれ
る変状の検出作業は列車等の車輌運行の妨げになるばか
りでなく、作業者の安全性にも欠け、満足すべき作業を
なし得ないなど多くの難点があった。
本考案は上記のようなトンネル等の建造物或は構築物に
於ける変状を容易に発見出来ると共に変状の程度を検出
するのに極めて効果的な標識を提供することを目的とし
てなされたもので、その構成は、−側を建造物又は構造
物の構造部分に直接固定できるように形成した支持杆と
、該支持杆の長手方向に沿って移動固定自在に支持され
その先端に標識体装着部を設けた橋識体装着部材と、外
形が適宜筒形ないしは適宜錐形で、その外側面の全周に
わたって外光を受けて光を放つ材料により適宜の識別模
様を付すと共に、その底面に前記標識体装着部に回動固
定自在に支持される被装着部を形成した標識体とから戊
り、該標識体は、その被装着部において、前記標識体装
着部材に回動変角自在であると共に、前記標識体装着部
材によって支持杆に進退自在に装着されており、使用に
際して前記支持杆を構造部分に固定し、前記構造部分に
対する前記標識体の軸の角度及び前記側面外側に現われ
る外形線の水平、垂直両方向での位置を調整したらその
状態を回動変角不能に固定するようにしたことを特徴と
するものである。
次に本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
1は、−側を建造物又は構造物の構造部分Wに直接埋設
して固定できる固定部分2に形成し他側を螺杵3に形成
して収る支持杆、4に2.前記螺杵3に螺合する輝部5
の先端に球状の標識体装着部6を設けて成る標識体装着
部材で、輝部5の螺杵3へノ螺合により支持杆1にその
軸に沿って移動固定自在に支持されるようになっている
7.7’は合着すれば楕円形状をなす標識体構成部材で
、それぞれの平面部の一側に被装着部を形成するために
標識体装着部6の形状に即した半球状の凹部8.8′
を設けると共にそれらの凹部8嘗8′ に連通ずる細長
孔9I9′ を設は且つ一方の構成部材7に突子11を
他方のそれには凹孔10′ を設けてあり、標識体装
着部6に凹部8,8により形成される被装着部を嵌合さ
せて両者な突子10と凹孔10′ により合着し、その
側面の全周にわたって、帯状識別部11を設げて標識体
Aを構成する。
12は前記構成部材1.T′ に設けた取附角度調整用
の部材であり、前記細長孔9,9′ は前記のようにし
て標識体Aをその装着部6に取附けた後、必要に応じて
部材12を操作して標識体Aの軸の前記構造部分Wに対
する角度及び前記側面外側に現われる外形線の位置を調
整し、次いで細長孔9.9′ の一方又は双方から凹部
8,8′と装着部6間に樹脂13を流し込んで標識体A
を前記装着部6に固定するようになっている。
尚、識別部11は外光を受けて光を放つ材料により形成
する。
また、標識体Aの形状は図示のような楕円形状に限られ
ず、他の適宜な形状に形成してもよく、一方、支持杆1
の構造も前記例によらないで、例えば固定部分2をアン
カーボルト状以外の他の適宜の形状、構造とし螺杵3を
棒状にしてもよいし、更に、標識体装着部材4も輝部5
によらなくても支持杆1の軸に沿って移動固定自在に形
成されたものであればよい。
以上のように構成される本考案標識は、次のような態様
で使用する。
即ち、例えばトンネルに於いては、まず多数の支持杆1
をトンネル長手方向に適宜間隔で螺杵2が略−直線に並
ぶように固定部分2を構造部分Wに埋込んで固着し、次
いで螺杵3に標識体装着部材4の輝部5を螺合して前記
装着部材4を装着し、該装着部材4の先端の装着部6に
標識体Aを装着して、前記螺杵3と輝部5の螺嵌度合を
調整すると共に、角度調整用の部材12を操作して、各
標識体Aの識別部11のある点が一線に揃うように調整
した後、細長孔9,9′ に樹脂13を流し込んで標識
体Aを不動にする。
而して、本考案標識は螺杵3と輝部5との螺嵌状態を調
整することにより支持杆1の軸方向に又、角度調整用の
部材12を操作することにより装着部材4先端の装着部
を中心として、それぞれ標識体Aの構造部分Wに対する
位置を調整できるので、支持杆1を構造部分Wに均一な
深さに埋設固定できなかった場合のみならず、すでに変
化により構造部分W表面に凹凸が生じている場合でも設
置することができる。
このようにして本考案標識を設置し、各標識体Aの識別
部11のある点が一直線に揃っている時を当該構築物に
於ける構造部分の定常状態として、その後適宜の時期に
前記標識の状態を観測して基準点の位置に変化があるか
どうかを判別し、構造部分に変化が生じているか否か判
断するのである。
尚、上記に於ては、トンネルの変状を検出する場合につ
いて述べたが、本考案標識はこの他盛土して形成した軌
道の踏面や各種大型貯蔵タンクの設置地盤等の変状の検
出、観測などにも利用し得ること勿論である。
本考案は上述の通りであるから、トンネルやダムなどの
ような大型の建造物や構造物等の変状を容易且つ合理的
に検出するのに使用する標識として好適であり、またそ
の構造は極めて簡単で容易且つ低床に作製提供できるの
で、トンネル等の変状検出のためにはかなりの数量が必
要であるにしてもこれを使用すれば、多くの人員と、多
数の器材を要した従来方法に比べ甑めて経済的にトンネ
ル等の変状を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は標識の
取附状態を示す正面図、第2図はトンネルに設置した状
態の略図、第3図は第1図i11−III線断面図、第
4図は側面図である。 1・・・・・・支持杆、2・・・・・・固定部分、3・
・・・・・螺杵、4・・・・・・標識体装着部材、5・
・・・・・輝部、6・・・・・・標識体装着部、I・7
′・・・・・・標識体構成部材、A・・・・・・標識体
、8,8′・・・・・・凹部、9,9′・・・・・・細
長孔、10・・・・・・突子、10・・・・・・凹孔、
11・・・・・・識別部、12・・・・・・調整用部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側を建造物又は構造物の構造部分に直接固定できるよ
    うに形成した支持杆と、該支持杆の長手方向に沿って移
    動固定自在に支持されその先端に標識体装着部を設けた
    標識体装着部材と、外形が適宜筒形ないしは適宜錐形で
    、その外側面の全周にわたって外光を受けて光を放つ材
    料により適宜の識別模様を付すと共に、その底面に前記
    標識体装着部に回動固定自在に支持される被装着部を形
    成した標識体とから敗り、該標識体は、その被装着部に
    おいて、前記標識体装着部材に回動変角自在であると共
    に、前記標識体装着部材によって支持杆に進退自在に装
    着されており、使用に際して前記支持杆を構造部分に固
    定し、前記構造部分に対する前記標識体の軸の角度及び
    前記側面外側に現われる外形線の水平、垂直両方向での
    位置を調整したらその状態な回動変角不能に固定するよ
    うにしたことを特徴とする変状検出用標識。
JP1976088056U 1976-07-05 1976-07-05 標識 Expired JPS5942651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976088056U JPS5942651Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 標識

Applications Claiming Priority (1)

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JP1976088056U JPS5942651Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 標識

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Publication Number Publication Date
JPS536659U JPS536659U (ja) 1978-01-20
JPS5942651Y2 true JPS5942651Y2 (ja) 1984-12-14

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ID=28698812

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JP1976088056U Expired JPS5942651Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 標識

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838196U (ja) * 1971-09-09 1973-05-10

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