JPS5942620Y2 - アイスクラッシャ−付冷凍装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍室内に設けたアイスディスペンサー等によ
り搬送された角氷を、アイスクラッシャーへ受入れ、角
氷又は砕氷として冷凍室ドアーに設けた専用取出口を通
じ、外部へ取出す冷凍装置に関し、特に上記アイスクラ
ッシャーの適切な取付は位置とその方法に関するもので
ある。

従来のこの種アイスクラッシャーは、庫内本体側に設け
たアイスティスペンサー側へ固定されている場合が多く
、特に清掃時等の着脱操作で取扱いにくさがあった。

本考案は上記不具合に対処し、その欠点を除くことを目
的としたものである。

以下図面により本考案の一実施例について説明する。

１は冷凍冷蔵庫の本体で、庫内は隔壁により冷掃室２と
冷蔵室３に区分され、それぞれ冷凍室ドアー４及び冷蔵
室ドアー５により密閉されている。

冷凍室ドアー４は外側表面に、角氷又は砕氷の取出し用
凹陥部６を形成する取出枠６ａを備え、氷の取出ロア、
角氷又は砕氷の選別スイッチ８と取出しスイッチ９を擁
している。

冷凍室２の庫内本体側には、角氷をつくるアイスメーカ
ー１０かあり、その下方に角氷を収容し、かつ必要に応
じ排出モータ１２の駆動により角氷を排出するアイスデ
ィスペンサー１１が設けられている。

アイスクラッシュ−１４は、アイスディスペンサー１１
の排出口１３へその受入口１４ａを対向させて、冷凍室
ドアー４側に装置されており、砕氷モータ１５によシ作
動するカッター１６を内蔵している。

１８は冷凍室ドアー４の左右フランジ４ａ４ｂに架けた
補強板で、樹脂等の断熱性を有する取付はポール１９が
固定されている。

アイスクラッシャー１４はこの取付はボール１９に取付
けられ、庫内側は角氷入口１４ａを除いてカバー１７に
よう隠蔽されている。

前述の構成によシアイスメーカー１０で製氷された角氷
は、その下方に配備したアイスディスペンサー１１内へ
一定量を貯える。

この状態において、捷ず角氷又は砕氷の選別スイッチ８
を何れかにし、次に取出しスイッチ９を押す。

角氷取出し時はアイスディスペンサー１１内の角氷を搬
出モータ１２で駆動される搬出機構の作動によシ排出口
１３へと移動させ、角氷の受入口１４ａを介してアイス
クラッシャー１４内へ入り、停止中のカッター１５を回
避して通過し、取出しシュート７ａを通って取出ロアよ
り放出される。

又砕氷の場合は前記と同じくアイスディスペンサー１１
よりアイスクラッシャー１４内へ排出された角氷は、砕
氷モータ１５により砕氷となって、取出しシュー）７ａ
を通り外部へ取出される。

この砕氷時アイスクラッシャー１４は取付はポール１９
を介して、補強板１８へ強固に固定されているので振動
が減少し、動作も確実となる。

本考案は、前述の如く冷凍室内本体側に設けたアイスデ
ィスペンサー及びこれと対向して冷凍室内ドアー側にア
イスクラッシャーを配設し、補強板を前記冷凍室ドアー
パネルの両フランジにわたって設け、この補強板に前記
アイスクラッシャーを取付けることにより、アイスクラ
ッシャーを庫内本体側のアイスディスペンサー側に装着
した場合に比し、取付けが強固にできると共に冷凍室ド
アーの補強も兼ねる等の特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案を冷凍蔵庫に適用した一実施例を示すア
イスクラッシャー付冷凍装置の正面図、第２図は第１図
のＩ−Ｉ’ 線における縦断面図、又第３図は第１図の
ｎ−ｎ’線に訃ける横断面図である。 ２・・・・・・冷凍室、４・・・・・・冷凍室ドアー、
１１・・・・・・アイスディスペンサー、１４・・・・
・・アイスクラッシャー、１８・・・・・・取付ケヘー
ス。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 冷凍室開口を閉鎖する冷凍室ドアーの外面に、角氷又は
   砕氷の取出口を有する取出し用凹陥部を備え、前記凹陥
   部の上方庫内側に備けたアイスディスペンサーと対向し
   、かつ庫内側へ開口したアイスクラッシャー室を前記冷
   凍室ドアー側に形成し、角氷を処理するアイスクラッシ
   ャーを前記クラッシャー室内へ配備するとともに、この
   アイスクラッシャーを前記冷凍室ドアーを構成するドア
   ーパネルの７ランノ面を接続する補強板へ取付けたこと
   を特長とするアイスクラッシャー付冷凍装置。