JPS5942099Y2 - 多重濾材構造を備えた濾過機 - Google Patents
多重濾材構造を備えた濾過機Info
- Publication number
- JPS5942099Y2 JPS5942099Y2 JP15104081U JP15104081U JPS5942099Y2 JP S5942099 Y2 JPS5942099 Y2 JP S5942099Y2 JP 15104081 U JP15104081 U JP 15104081U JP 15104081 U JP15104081 U JP 15104081U JP S5942099 Y2 JPS5942099 Y2 JP S5942099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter media
- filtration
- pleated
- filter medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば放電加工機の切削油の濾過に好適な多
重濾材構造を備えた濾過機に関する。
重濾材構造を備えた濾過機に関する。
放電加工機の切削油には、一般に0.5〜10μmの切
削粉が含まれ、一般には濾過操作により切削粉を除去し
て清澄な油を放電加工機に返送して循環使用している。
削粉が含まれ、一般には濾過操作により切削粉を除去し
て清澄な油を放電加工機に返送して循環使用している。
第1図はこのような従来の濾過機に内装される濾材を示
し、大径のプリーツ濾材Aの内側に適宜間隔を存して小
径のプリーツ濾材Bを二重に配置している。
し、大径のプリーツ濾材Aの内側に適宜間隔を存して小
径のプリーツ濾材Bを二重に配置している。
濾材A、Bは濾紙製の濾材であり、外側の濾材Aの孔径
5μm1内側の濾材Bは2μmである。
5μm1内側の濾材Bは2μmである。
この濾材A、Bを型式FU20M濾過機(株式会社三進
製作所製)に内装し、1日8時間、30日間の濾過操作
により濾過圧力が1.8Kg/cdK違し濾過不能にな
ったので1転を中止し、濾材を取出し、そのケーク厚み
を測定した。
製作所製)に内装し、1日8時間、30日間の濾過操作
により濾過圧力が1.8Kg/cdK違し濾過不能にな
ったので1転を中止し、濾材を取出し、そのケーク厚み
を測定した。
その結果、濾材Aは3mm、濾材BはO5rtrmであ
り、また濾材A上の捕集ケークの粒度は2〜10μmで
あり、濾材B土では0.5〜2μmであった。
り、また濾材A上の捕集ケークの粒度は2〜10μmで
あり、濾材B土では0.5〜2μmであった。
一方、上記FU20M濾過機に第2図のように2個の圧
力計P1sP2を取付げ、濾過機Fにかかる濾過圧を調
べたところ、第3図のような結果が得られた。
力計P1sP2を取付げ、濾過機Fにかかる濾過圧を調
べたところ、第3図のような結果が得られた。
即ち、濾材A上のケーク圧損は濾材B上の圧損に比べて
小さく、圧力上昇の主因は濾材Aより孔径の小さい濾材
B上のケーク抵抗が支配的であることがわかる。
小さく、圧力上昇の主因は濾材Aより孔径の小さい濾材
B上のケーク抵抗が支配的であることがわかる。
本考案は上記のプリーツ濾材が一般に使(・捨てであり
、また外側より内側に向けて順次孔径の小なるプリーツ
濾材を」以上多重に濾過機に内装した場合、内側のプリ
ーツ濾材のケーク抵抗が支配的であるという知見に鑑み
、濾過機の圧力上昇を抑えて濾過サイクルを延長させ、
以って濾過機のメンテナンス工数の低減と省資源を図る
ようにしたものである。
、また外側より内側に向けて順次孔径の小なるプリーツ
濾材を」以上多重に濾過機に内装した場合、内側のプリ
ーツ濾材のケーク抵抗が支配的であるという知見に鑑み
、濾過機の圧力上昇を抑えて濾過サイクルを延長させ、
以って濾過機のメンテナンス工数の低減と省資源を図る
ようにしたものである。
即ち、第4図は本考案の一実施例を示し、濾紙製の内側
プリーツ濾材C(孔径1μm)の一部に所定の濾過圧で
破れる破壊部1を設けたものである。
プリーツ濾材C(孔径1μm)の一部に所定の濾過圧で
破れる破壊部1を設けたものである。
破壊部1は図示の場合、20rIarI×25閣の矩形
のミシン目2を入れたもので、9号針を用いダイヤル1
.0で作成した。
のミシン目2を入れたもので、9号針を用いダイヤル1
.0で作成した。
第5図はこの濾材Cを内側に、濾材Aを外側にした二重
濾材を前記FU20M濾過機(第2図参照)に内装した
ときの濾過時間と濾過圧との関係を示すグラフである。
濾材を前記FU20M濾過機(第2図参照)に内装した
ときの濾過時間と濾過圧との関係を示すグラフである。
即ち、濾過圧Plが約1.5Kg/cdに達した時点で
、急激な圧力降下があり、破壊部1が破れたことを示す
。
、急激な圧力降下があり、破壊部1が破れたことを示す
。
圧力降下30秒、濾液の懸濁物質濃度は1011II!
/lであり、2分後1.377v/ tとなり、濾過精
度は短時間に復帰する。
/lであり、2分後1.377v/ tとなり、濾過精
度は短時間に復帰する。
これは破壊部1が破れることにより、一時的にケークが
流失するが、破壊部10面積がプリーツ濾材A、Bの全
濾過面積に比べて小さいため、濾過精度に及ぼす影響が
少ないためである。
流失するが、破壊部10面積がプリーツ濾材A、Bの全
濾過面積に比べて小さいため、濾過精度に及ぼす影響が
少ないためである。
第6図イ1口は本考案の他の実施例を示しペイはフェル
ト製のプリーツ濾材りに孔3を開け、この孔3に薄地の
濾紙や濾布4を貼り付けたものであり、口は濾紙製のプ
リーツ濾材Eに適宜深さの傷5を矩形、円等の所望の形
状に付けたものである。
ト製のプリーツ濾材りに孔3を開け、この孔3に薄地の
濾紙や濾布4を貼り付けたものであり、口は濾紙製のプ
リーツ濾材Eに適宜深さの傷5を矩形、円等の所望の形
状に付けたものである。
これらの孔3、濾紙4、傷5の数、寸法等は、設定濾過
圧により実験的に定めることができる。
圧により実験的に定めることができる。
以上は、濾過機内に孔径の異なるプリーツ濾材を二重に
装着した例について説明したが、濾過すべぎ原液やケー
クの性状に応じて3.4層等多重構造にすることができ
、また、破壊部は最外層を除ぐ所望の内側プリーツ濾材
層に設けることができる。
装着した例について説明したが、濾過すべぎ原液やケー
クの性状に応じて3.4層等多重構造にすることができ
、また、破壊部は最外層を除ぐ所望の内側プリーツ濾材
層に設けることができる。
本考案は上記のように、外側より内側に向けて順次孔径
の小なるプリーツ濾材を適宜間隔を存して二層以上多重
に内装した濾過機において、最外層を除く所望の層のプ
リーツ濾材に所定の濾過圧で破れる破壊部を設けてなる
ものであるから、濾過機の圧力上昇を押えて濾過サイク
ルを延長し、以って濾過機のメンテナンス工数の低減と
少資源を図ることができる。
の小なるプリーツ濾材を適宜間隔を存して二層以上多重
に内装した濾過機において、最外層を除く所望の層のプ
リーツ濾材に所定の濾過圧で破れる破壊部を設けてなる
ものであるから、濾過機の圧力上昇を押えて濾過サイク
ルを延長し、以って濾過機のメンテナンス工数の低減と
少資源を図ることができる。
第1図はプリーツ濾材の従来例の説明図、第2図は本考
案の説明に供する濾過機Fの説明図、第3図は同上の濾
過機Fによる濾過時間と濾過圧力との関係を示すグラフ
、第4図は本考案の一実施例を示すプリーツ濾材の要部
の斜視図、第5図は同上のプリーツ濾材を使用したとき
の濾過時間と濾過圧力との関係を示すグラフ、第6図イ
、印マそれぞれ本考案の他の実施例を示す説明図である
。 B 、C、D 、E・・・・・・プリーツ濾材、1・・
・・・・破壊部。
案の説明に供する濾過機Fの説明図、第3図は同上の濾
過機Fによる濾過時間と濾過圧力との関係を示すグラフ
、第4図は本考案の一実施例を示すプリーツ濾材の要部
の斜視図、第5図は同上のプリーツ濾材を使用したとき
の濾過時間と濾過圧力との関係を示すグラフ、第6図イ
、印マそれぞれ本考案の他の実施例を示す説明図である
。 B 、C、D 、E・・・・・・プリーツ濾材、1・・
・・・・破壊部。
Claims (1)
- 外側より内側に向けて順次孔径の小なるプリーツ濾材を
適宜間隔を存して二層以上多重に内装した濾過機におい
て、最外層を除く所望の層のプリーツ濾材に所定の濾過
圧で破れる破壊部を設けたことを特徴とする多重濾材構
造を備えた濾過機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15104081U JPS5942099Y2 (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 多重濾材構造を備えた濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15104081U JPS5942099Y2 (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 多重濾材構造を備えた濾過機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5858813U JPS5858813U (ja) | 1983-04-21 |
JPS5942099Y2 true JPS5942099Y2 (ja) | 1984-12-07 |
Family
ID=29943744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15104081U Expired JPS5942099Y2 (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 多重濾材構造を備えた濾過機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942099Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013224U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-29 | 東京濾器株式会社 | エアクリ−ナ |
JP3308968B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2002-07-29 | 株式会社周越テクニカ | 内燃機関用エアフィルタ |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15104081U patent/JPS5942099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5858813U (ja) | 1983-04-21 |
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