JPS5940897A - 洗濯物の装入方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、洗濯機−の回転可能なドラム内に洗濯機を
装入する方法及びその装置に関するものである。

従来洗濯物をコンベアベルトで装入装置まで運び、この
装入装置により洗濯機の回転ドラムに装入し、これらの
装入、洗濯及びその後の取出しを自動的に行うようにし
た自動化洗濯装置が提案されている。そしてこの場合洗
濯物の装入を容易にするため、洗濯機を傾動型のものと
し、装入時には回転ドラムの開口を斜上方に向けさせて
、洗濯物をドラム内に落し込み、洗濯後は斜下方に向け
させて取出すという方法を採用していた。

しかしながらこの場合には、洗濯物を多くしかも容易に
装入できることにはなるが、洗濯機として普通の静置型
のものをそのまま採用することができずに、傾動型のも
のとし、それに応じて配管も可撓性のものを用いなけれ
ばならず、さらにその操作も傾動動作という特別な工程
が別に加わるため、自動化プログラムも複雑になるとい
う欠点があった。

特に放射性物質で汚染されている恐れのある衣服類の洗
濯に当っては、原子力施設にあっては、すべての機器類
の設置基準かげん密に規定されていて、傾動型のような
洗濯機を採用することができず、したがって前記のよう
な自動化洗濯装置をそのまま採用することができないと
いうような欠点もあった。

この発明は、前記従来の方法のもつ欠点を排除し、洗濯
機として普通の静置型のものを採用でき、その自動化も
容易にでき、しかも原子力施設における洗濯の分野にも
使用することのできる装入方法及びそのための装入装置
を提供することを目的とするものである。

前記のような目的は、この発明により０、洗濯機の側壁
の開口に対向して、この開口を経てドラム内に洗濯物を
装入する装置を設け、この装置を装入し、この先行洗濯
物がドラムの回転による遠心力により、ドラム内の外周
に偏倚させられて、その中心寄りに形成された空隙に後
行の洗濯物を逐次装入する方法によって達成される。

さらに前記方法を実施するに当っては、回転ドラムの側
壁に設けた開閉蓋を有する開口に向けた洗濯物装入用−
を有し、該装入側の上部には洗濯物供給ホッパが、また
その内部には洗濯物押出部材が設けられ、このような装
入側を前記開口に向い、又はそれより離れる方向に移動
可能に設置した装入装置が使用される〇 この発明の実施例を図面を参照して説明する。

１は洗濯機であって、２はそれに設置された回転ドラム
で１その側壁に図示しない開閉蓋を具えた開口３が設け
られている。４は洗濯物装入装置を示し、５はその洗濯
物装入用を示し、この装入側５の上部には供給ホラ／ぞ
６が設けられているとともに、装入側５内には洗濯物押
出部材が設けられている。この押出部材は装入側５内を
移動する押出板７、この押出板７の上部に設けられた遮
蔽板９及び押出板７を移動する例えばエアシリンダ等よ
りなる駆動部材８を具え、この駆動部材８は装入側５に
取付けられた支持板ｌＯで支持され、この支持板ｌＯは
押出板７に取付けた案内棒１１を摺動可能に支持してい
る。装入側５の先端内壁と押出板７の上部外周との間に
は空間１２が形成されていて、装入側５の内壁と押出板
７の上部との間で洗濯物をかみ込むのを防止しており、
さらにホッパで６の後方下縁（、は弾性のスィーパ１３
が設けられていて、洗濯物が装入側５の後方に進入する
のを抑止している。

装入側５はドラム２の開口３ＧＩ：対向して１その出口
が位置し、このような装入側５は架台１４上にレール１
５と車輪１６との係合により水平方向に移動可能に設置
され、この移動は例えばエアシリンダ等の駆動部材１７
によつ°〔行われるが、このような駆動部材１７を設け
る代りに架台１４を移動するようにしてもよ（、この場
合架台１４は第１図で左右方向又はそれと垂直方向に移
動してもよく、垂直方向の場合は、横方向に並設されて
いる複数の洗濯機に対しへその移動により１台の装入装
置ですむこととなる・ なお１８は洗濯物をホッパ６上まで搬送するベル）コン
ベアである〇 前記のものの作用を第３図に示す作動タイミング図を参
照して説明する。

この作用は、すべて図示しない制御回路を用いてゾルグ
ラム化した制御により自動的に遂行されるのであるが、
まず洗濯機ｌの開閉蓋が、それに付属する図示しない駆
動部材の作動によって開蓋される。

その後洗濯物の取出しの邪魔にならないように、又は他
の洗濯機に対する装入作業のために、洗濯機ｌから離れ
た位置にいた装入側５又は装入装置４が、駆動部材１７
又は図示しない駆動部材の作動によって、装入側５又は
装入装置４が移動して、装入側５の出口がドラム２０開
口３と対面する位置まで前進し、この前進位置に到達し
たところで停止する。

その後コンベア１８が図示しない駆動部材の作動によっ
て、洗濯物を搬送してホラＡ　６を介して装入側５内に
該洗濯物を供給する。

その後ドラム２が低速回転し、それと同時又はそれより
後に駆動部材８が作動して、押出板７を前進して装入側
５内の洗濯物をドラム２内に押出し、これを任意の設定
回数だけ繰返えす。

この場合、先にドラム２内に押出された洗濯物は、ドラ
ム２の回転に伴って発生する一Ｌカにより、その内部外
周に偏倚し、後に押出される洗濯物のために中心寄りに
絶えず空間が形成される。

このようにしてドラム２への洗濯物の装入が所定量だけ
行われると、押出部材による装入作業が停止するが、そ
れに先立ちコンベア１８による洗濯物の装入側５に対す
る供給が停止され、装入作業の停止後に、装入側５又は
装入装置４が洗濯機ｌの開口３から離れ、洗濯機ｌの蓋
は閉じられ、その後ドラム２は高速回転されて、正規の
洗濯を行うこととなる。

この発明は、前記のようであって、装入装置による装入
は、ドラムの回転中において行われ、したがって先行の
一部の洗清物はこの回転による遠心力によってドラム内
の外周に偏倚し、その中心寄りに空隙が形成されるのを
利用して、後行の洗濯物を装入するので、普通の静置型
洗濯機をそのまま使用できて、その設計製作及び自動化
が容易であるとともに、操作も簡単であり、それに加え
て充分の意の洗濯物を確実に装入できるという効果があ
り、しかもその装入装置は構造簡単で安価に提供できる
とともに、正確な装入作業を期待できるという効果もあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例の一部縦断正面図、第２図
は同上の平面図、第３図は作動タイミング図である。 ｌ・・町洗濯機　　　　　２・・・回転ドラム３・・・
開口　　　　　４・・・洗濯物装入装置５・・・洗濯物
装入側　６・・・供給ホッパ７・・・押出板　　　　８
・・・駆動部材９・・・遮蔽板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　洗濯機の回転可能なドラムの側壁に設けた開口に
   対向して、この開口を経て、該ドラム内に洗濯物を装入
   する装置を設け１この装入装置によりドラムの回転中に
   先行の一部洗濯物を装入し、この先行洗濯物がドラムの
   回転による遠心力により、ドラム内の外周に偏倚させら
   れ、それにより形成される中心寄り空隙に後行の洗濯物
   を逐次装入することを特徴とする洗濯物の装入方法。 ２、　水平軸を中心に回転可能に設置された洗濯機の回
   転ドラムの側壁Ｇこ設けた開閉蓋を有する開口に向けた
   洗潅物装入胴を有し、該装入胴の上部には洗濯物供給ホ
   ッパが設けられているとともに、該装入胴内には洗濯物
   の押出部材が設けられ、このような装入胴を前記開口に
   対して接近し、又は離間するように移動可能に設置した
   ことを特徴とする洗濯物装入装置。