JPS5940875B2 - 固液混合燃料製造装置 - Google Patents

固液混合燃料製造装置

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JPS5940875B2
JPS5940875B2 JP17204481A JP17204481A JPS5940875B2 JP S5940875 B2 JPS5940875 B2 JP S5940875B2 JP 17204481 A JP17204481 A JP 17204481A JP 17204481 A JP17204481 A JP 17204481A JP S5940875 B2 JPS5940875 B2 JP S5940875B2
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JP
Japan
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solid
fuel
crusher
duct
liquid mixed
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JP17204481A
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English (en)
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JPS5874791A (ja
Inventor
勲 小山
庄一 益子
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は固液混合燃料製造装置に係り、特に系内で発
生する炭化水素ガス等の可燃性ガスを固体燃料乾燥用の
熱源として利用する装置に関する。
最近の燃料事情に鑑み、石油等の燃料の使用を抑制し、
かつ同時に石炭等の固形燃料の使用を増加させる一手段
として粉砕した固形燃料と油とを混合した固液混合燃料
の開発が行なわれている。
この固液混合燃料はまた固形燃料を管路輸送し得るとい
う利点も有している。
第1図は従来の固液混合流体(燃料)の製造装置を示す
図において、ホッパ1内の原料炭等の固形物は供給機2
.輸送機3を経てハンマーミル等の破砕機4に供給され
、ここにおいて5〜15m7+!の粒径に破砕される。
破砕された固形物は次いで輸送機5.パケットエレベー
タ6からホッパ7に供給され定量供給機8から湿式ミル
10に定量供給される。
9はミル用供給機である。一方管路21からは弁23を
経て油等の液体の燃料(以下「原料液」と称する)Fが
湿式ミル10に対して供給される。
湿式ミル10に供給された原料液Fと固形物は同ミル内
で混合破砕される。
この場合、主として石炭等の固形物側に含まれる水分を
可能な限り除去し、燃料としての固液混合流体(以下「
混合流体」と略称する)の燃焼特性を高めておく必要が
ある。
このため湿式ミル10の外周にはヒーティングコイル1
3を配置し、同コイル13内に蒸気等の加熱媒体を通過
させることによりミル内の混合流体を加熱させ、水分を
蒸発除去するようにしている。
水分除去を終った混合流体は捕集タンク15.弁15a
を経てポンプ16により管路18を移送され、途中で管
路19により固形分沈降防止用の薬品を添加し、さらに
ラインミキサ等の調整器17により調整された後所定の
機器に供給される。
一方湿式ミル10を出た水蒸気は排気ダクト27を経て
ミストセパレータ24に至る。
ここにおいて水蒸気は凝縮してドレンWとして系外に排
出する。
この場合湿式ミル10に供給される原液が石油等の炭化
水素系燃料であるため混合流体の加熱により含有する水
分に加えて炭化水素分も一部気化し水蒸気との混合気体
となってミストセパレータ24に流入することになる。
ミストセパレータ24において水蒸気と分離された炭化
水素は排風機25を経て排風筒26から大気中に放出さ
れる。
つまり炭化水素系ガスの有する保有熱量を全く利用する
ことなく系外に排出することになり非常に不経済である
と共に、炭化水素系ガス排出に伴う環境汚染の問題も生
じる。
この発明は従来無駄に排出していた炭化水素系ガスを系
内の熱源として利用することにより経済性を向上させ、
かつ環境汚染を防止する固液混合燃料製造装置を提供す
ることにある。
要するにこの発明はミストセパレータ下流の排気ダクト
にダクトバーナを設置して炭化水素系ガスを燃焼し、発
生した高温のガスを固形物を破砕する破砕機側に導入し
て固形分を乾燥させ、かつ要すれば破砕機から湿式ミル
に至る固形物供給経路を気流輸送用経路としたものであ
る。
以下この発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図においてミストセパレータ24の下流の排気ダク
ト27には上流から排風機25.ダクトバーナ28が配
置しである。
ダクトバーナ28下流の排気ダクトには熱ガス供給ダク
ト29が接続しており、他端は乾燥用気体供給ダクト3
0に接続している。
乾燥用気体供給ダクト30は破砕機4に接続しており3
1は同ダクト30に設けた送風機、36はダンパ、37
は熱ガス供給ダクト29に設けたダンパである。
破砕機4と固液混合流体製造装置である湿式ミル10の
間は第1図に示した輸送方法の外、乾燥用気体を利用し
た気流輸送方式としてもよい。
図示のものは気流輸送方式を示し、32は気流輸送管路
、34はサイクロンセパレータ、35はバッグフィルタ
であり、これらサイクロンセパレータ34、バッグフィ
ルタ35の各粒子捕集器はホッパ7に管路接続している
以上の装置において定量供給装置8から供給された石炭
等の固形物と、原料液供給管路21.弁23を経て供給
された石油等の炭化水素系液体燃料である原料液Fは湿
式ミル10に各々所定量供給され、混合流体が形成され
る。
ヒーティングコイル13を通過する熱媒体により加熱さ
れ、水分を除去した混合流体は捕集タンク15.ポンプ
16、調整機17を経て所定の機器に供給される。
一方湿式ミル10における加熱により生じた炭化水素系
ガスを含有する水蒸気は排気ダクト27′を経てミスト
セパレータ24に流入し、水蒸気はドレンWとして除去
される。
水蒸気を除去した炭化水素系ガスおよび空気は送風機2
5を経てダクトバーナ28に至り、ここにおいて燃焼す
る。
燃焼により生じた高温ガスは熱ガス供給ダクト29を経
て乾燥用気体供給ダクト30に流入する。
この場合高温ガスの温度が高過ぎると破砕機4における
石炭等の固形物が発火する虞れがあるので、ダンパ37
により高温ガスの流量を調節すると共にダンパ36によ
り冷空気Aを混合して高温ガスの温度を調節する。
この場合、高温ガスが必要以上発生しているならはダン
パ37と共にダンパ33を調節して不用分を排風筒26
から系外に排出する。
この場合でも炭化水素系ガスは系外に排出されないので
環境汚染の虞れは殆んどない。
一方適切な温度に調節された高温ガスは乾燥用気体供給
ダクト30.送風機31を経て破砕機4に供給され、破
砕機内の固形物を乾燥する。
所定の粒径にまで破砕され、かつ乾燥された固形分は破
砕機4を出た高温ガスと共に気流輸送管路32によりサ
イクロンセパレータ34に供給される。
ここにおいて粉砕された固形分のうち約10〜20ミク
ロンの小径粒子までが除去される。
さらに小径の粒子及び排気は管路40を経てバッグフィ
ルタ35に流入し、残留した粒子を除去する。
これらサイクロンセパレータ34.バッグフィルタ35
から成る粒子捕集器で捕集された粒子は管路41.42
を経てホッパ7に至り、定量供給機8、ミル用供給機9
を経て湿式ミル10に至り、原液供給管路21から供給
される石油等の原料液Fと共に破砕、撹拌され混合流体
を製造する。
この発明を実施することにより、混合流体中から水分を
除去する際に発生する炭化水素系ガスを固形物乾燥用に
利用できるので装置を経済的に運転することができる。
また炭化水素系ガスを系外に排出することがないので環
境汚染の問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固液混合流体製造装置の系統図、第2図
はこの発明に係る固液混合流体製造装置の系統図である
。 4・・・・・・粉砕機、10・・・・・・湿式ミル、2
4・・・・・・ミストセパレータ、27・・・・・・排
気ダクト、28・・・・・・ダクトバーナ、29・・・
・・・熱ガス供給ダクト、30・・・・・・乾燥用気体
供給ダクト、32・・・・・・気流輸送管路、34・・
・・・・サイクロンセパレータ、35・・・・・・バッ
グフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石油等の液体燃料と石炭等の固体燃料の破砕物とを
    混合して固液混合燃料を製造するものにおいて、固体燃
    料を破砕しかつ液体燃料を混合する装置に接続した排気
    ダクトに対し、ミストセパレータ設置部下流にダクトバ
    ーナを配置し、ダクトバーナ配置部下流の排気ダクトと
    破砕機入口側を熱ガス供給ダクトで接続し、ダクトバー
    ナの高温ガスにより破砕機中の固体燃料を乾燥させるこ
    とを特徴とする固液混合燃料製造装置。 2 一端が冷空気流入部となった乾燥用気体供給ダクト
    を破砕機に対し接続し、この乾燥用気体供給ダクトに熱
    ガス供給ダクトを接続して破砕機に供給する高温ガスの
    温度調節を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の固液混合燃料製造装置。 3 破砕機と定量供給装置との間を粒子捕集器を有する
    気流輸送管路で接続したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の固液混合燃料製造装置。
JP17204481A 1981-10-29 1981-10-29 固液混合燃料製造装置 Expired JPS5940875B2 (ja)

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JP17204481A JPS5940875B2 (ja) 1981-10-29 1981-10-29 固液混合燃料製造装置

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JP17204481A JPS5940875B2 (ja) 1981-10-29 1981-10-29 固液混合燃料製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5874791A JPS5874791A (ja) 1983-05-06
JPS5940875B2 true JPS5940875B2 (ja) 1984-10-03

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ID=15934489

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